祝祭用ミネイア

目次

9月8日。聖母マリアの誕生....................3

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

9月14日。聖なる命を与える十字架の挙揚....................19

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

9月21日。聖十字架の掲揚の祝日の締めくくり。
聖ディミトリ・ロストフスキーの聖遺骨発見
....................35

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

10月1日。聖母マリアの御被覆の祝日....................51

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

11月21日。聖母マリアの聖堂入りの日....................62

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

聖なる先祖たちの週....................81

大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

キリスト降誕前の週、聖なる父たちの週....................91

大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

12月24日。キリスト降誕の前夜祭....................107

 晩課にて  晩の祈りにおいて  早課にて

12月25日。我らの主イエス・キリストの降誕....................119

 第一時  第三時 6 9  礼拝式

大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

12月26日。聖母マリア大聖堂....................155

大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

キリストの降誕後の週....................160

大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

1月1日。我らの主イエス・キリストの割礼
および聖バシレイオス大主教の記念日
....................172

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

1月5日。啓蒙の祝日前日、
ならびに聖殉教者テオペンプトスとテオナ、および聖シンクリティキアの祝日前日
....................189

 晩課にて  晩祷  早課にて

1月6日。我らの主イエス・キリストの洗礼....................202

1時間 3時間 6 9時限  美術

大晩課にて  聖水式にて  早課にて  聖体礼儀にて

2月2日。主イエス・キリストの奉献祭....................244

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

3月25日。聖母マリアの受胎告知....................258

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

6月24日。聖預言者、先駆者、洗礼者ヨハネの誕生....................274

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

6月29日。聖なる首席使徒ペトロとパウロの祝日....................290

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

8月1日。主の命を与える十字架の奉納....................305

 晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

8月6日。我らの主イエス・キリストの変容....................319

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

8月15日。聖母マリアの被昇天....................334

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

8月29日。洗礼者ヨハネの首斬り....................348

小晩課にて 大晩課にて  早課にて  聖体礼儀にて

 


9月8日

の御降誕
至聖なる我らの主の御母
聖母マリア

小晩課にて

「主よ、私は呼び求めました」において、第4調、第1声のスティヒラ。
「天の軍勢の如く」*

ヨアキムとアンナは喜び祝う、/わが救いの源、/唯一の聖母を産み出したゆえに。/彼らと共に、私たちもこの日祝いを捧げ、/栄光あるイェッセの根から生まれた/清き乙女を賛美する。

この日、アンナから、神によって与えられた「杖」、すなわち神の母が育ち、人々の救いとなった。その御子から、創造主は、想像を絶する御姿で生まれ、その慈しみをもって、アダムのすべての汚れを清めてくださる。*

誰がふさわしいほどに/その価値を称えて讃えることができようか/アンナから言葉に尽くせぬほどに生まれた幼子――聖母を?/さあ、山々よ、丘よ、/この日に甘美な滴を注ぎ出せ:/すべての命と清めは乳によって養われるから/――清き聖母よ。*

かつて不毛だった大地が/実り豊かな大地を生み出し、/不毛の胎から聖なる実を授け、/その乳で養う。/畏敬の念を抱かせる奇跡:/私たちの命の養い主/胎内に天のパンを受け入れた方が、/乳首から乳を飲んで養われている!

栄光、今、第4調

あなたの至聖なる御降誕を、/至聖なる清きおとめよ、/天の多くの天使たちと、/地上の私たち人類も共に賛美します。/あなたは、万王の王、キリスト・神の母となられたからです。 /どうか、私たちのために御子に祈り続けてください、と私たちは願います。/神に次いであなたに希望を託した者たち、/万人に讃えられ、結婚を知らぬ聖母よ!

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇唱壇でのスティヒラ、第2調。
類似の賛歌:エウフラフォスの家:*

喜びなさい、ヨアキムとアンナよ!/喜びなさい、喜びと救いの与え主である聖母が、/私たちにとって不妊であった者から生まれ出ることを!

詩篇:娘よ、聞き、見よ、/そして御耳を傾けてください。 詩編44:11a

あなたは地上の者の中でただ一人、/御自身の中に救いを示された方、/言葉と本質を超えた御言葉を産み出された方。/それゆえ、私たちはあなたを「至福なる方」と呼びます。

聖句:民の中の富める者たちは、あなたの御顔を仰ぎ求める。 詩編 44:13b

アダムとエバよ、/あらゆる悲しみを捨て去りなさい、/なぜなら、この日、不毛の母から/喜びの母が栄光のうちに生まれ出るからである。

栄光、今なお、その声はかつてと同じである

神の神殿/――唯一の聖母/は、不妊であり、かつて産んだことのない者から生まれ、/アダムは喜び、叫び声を上げる。

トロパリオ、第4調

聖母マリアよ、あなたの御降誕は、/全宇宙に喜びを告げ知らせた。/まことに、あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出でたからである。/そして、呪いを打ち消し、祝福を与え、/死を滅ぼし、私たちに永遠の命を与えてくださった。

また、エクテニアと送別祈祷。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」において、第8調、第6声のスティヒラ、
自唱、セルギイ・スヴィャトグラツキー作

この日知恵の御座に安息される神は/地の上に御自身の聖なる御座をあらかじめ備えられました;/知恵をもって天を確立され/人愛の御心により、生ける天を築き上げられました;/なぜなら、実を結ばぬ根から、御自身は私たちのために/命をもたらす植木――御母を育てられたからです。 /あなたは奇跡の神、絶望する者たちの希望、/主よ、あなたに栄光あれ!

これは主の日、人よ、喜びなさい。/光の婚礼の宮殿と/いのちの言葉の書が、胎内から現れたからである。/そして、生まれし方は、東を向いた扉として、/大いなる大祭司の到来を待ち望んでいる――/唯一無二の存在であり、唯一のキリストを宇宙へと導き入れ、/私たちの魂を救いへと至らせる方である。

もし神の御心によって/栄光ある不妊の妻たちが子を産んだとしても、/マリアは、生まれた者たちの中で最も神聖に輝いた。/なぜなら、彼女自身、子を持たない母から奇跡的に生まれた者として、/種なき胎内から、自然を超越した神を/肉においてすべて産み出したからである――/神の独り子への唯一の門である。 /その門を通り抜けて、御自身は彼女を閉ざされたままに保たれ、/御自身が知っておられるように、すべてを賢明に整え、/すべての人々のために救いをもたらされた。(2)

ステファノス・スヴィャトグラツキー

この日、不毛の門が開かれ、/処女なる神の門が現れる。/この日、恵みは最初の実を結び始め、/世界に神の母を現し、/その方を通して、地上のものと天上のものが結び合わされ、/私たちの魂の救いのために。(2)

この日こそ、全世界の喜びの始まりであり、/この日、救いの前兆となる風が吹き渡り、 /私たちの自然の不毛は終わりを告げ、/不妊であった者が、/創造主を産んだ後も処女であり続けるお方の母となるからである。/神は彼女を通して、本来ご自身とは異質なものを本質として受け入れ、/肉を通じて、惑わされた者たちに救いをもたらされる――/人愛に満ちたキリスト、私たちの魂の贖い主。

この日、不妊であったアンナは神の御子女を産み、/すべての民族の中からあらかじめ選ばれ、/万王の王であり創造主であるキリスト・神の御許へと、/神の御計画を果たすために送られた。/その御計画によって、地上で生まれた私たちは、/朽ちゆくものから再生され、/絶えることのない命へと刷新されるのである。

栄光、そして今:この日、知恵の玉座に安らぐ神:

入堂。本日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 創世記の朗読

ヤコブは「誓いの井戸」を出てハランへと向かい、ある場所にたどり着くと、日が沈んだのでそこで眠りについた。彼はその場所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で眠りについた。 すると、夢の中で次のような光景を見た。見よ、地上に梯子が立てられており、その頂は天にまで達していた。そして、神の御使いたちがその梯子を昇り降りしていた。主はその上に立っておられ、こう言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神であり、イサクの神である。恐れるな。 あなたが眠っているこの地を、わたしはあなたとあなたの子孫に与える。あなたの子孫は地の砂のように多くなり、海の方へ、 、南へ、北へ、東へと広がっていく。地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福を受ける。見よ、 わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ行くにせよ、あらゆる道であなたを守り、またあなたをこの地へ連れ戻す。わたしは、あなたに告げたことを成し遂げるまで、あなたを見捨てないからだ」。ヤコブは眠りから覚めて言った。「主はこの場所に臨在しておられるのに、私は知らなかった!」 そして恐れおののき、言った。「なんと恐ろしい場所だろう。ここはまさに神の家であり、天の門である。」

創世記 28:10–17

2. エゼキエルの預言の朗読

主はこう言われる。「第八日以降、祭司たちはあなたがたの全焼のいけにえと、あなたがたの贖いのいけにえを、犠牲の台にささげる。そして、わたし(アドナイ)主は、あなたがたを喜んで受け入れよう。」そして、主はわたしを、東を向いた聖所の外門へと導き戻されたが、その門は閉ざされていた。 主は私に言われた。「この門は閉ざされたままであり、開かれることはない。誰もそこを通ることはない。イスラエルの神、主がそこを通られるからであり、門は閉ざされたままである。それゆえ、統治者は、主の御前でパンを食べるために、この門の中に座し、この門の玄関を通って入り、同じ道を通って出て行く。」 そして、主は私を聖所の門へ通じる道、すなわち神殿の北側にある道へと導かれた。すると、見よ、主の宮は栄光に満ちていた。

エゼキエル43:27; 44:1–4

3. 箴言の朗読

知恵は自ら家を建て、七本の柱を据え、犠牲を屠り、杯にぶどう酒を注ぎ、食卓を整えた。そして、しもべたちを遣わし、高らかに宣べ伝えて杯に招いた。「愚かな者は、私の方へ向き直れ!」 そして、愚かな者たちにこう言った。「さあ、来て、私のパンを味わい、私があなたたちのために用意したぶどう酒を飲みなさい。愚かさを捨てれば、あなたは生き延びる。知恵を求めよ。そうすれば、生き延び、知識において分別を得ることができる。」 悪人を戒める者は自ら不名誉を招き、不義な者を非難する者は自らを辱める。悪人を非難してはならない。彼らがあなたを憎むことのないように。賢者を非難せよ。そうすれば彼はあなたを愛するだろう。賢者に機会を与えよ。そうすれば彼はさらに賢くなる。義人に伝えよ。そうすれば彼は耳を傾けるだろう。 知恵の始まりは主を畏れることであり、聖徒たちの助言は分別である。律法を知ることは、善き心の特質である。そうすれば、あなたは長く生き、命の年数が加わるからである。

箴言 9:1–11

礼拝のステフィラは自唱
ステファノス・スヴィャトグラツキー、第1声

この日、人々よ、/私たちの救いの最初の実が現れた。/見よ、古の代から定められていた母であり処女、/そして神の御座である方が、/不妊の母から生まれ出て現れる。 /イッサイから若枝が、その根から若木が育った。/先祖のアダムは喜び、/エバは歓喜して踊り狂う。/――見よ、アダムの肋骨から造られた彼女は、/自らの娘であり孫娘である方を、はっきりと賛美している / 「なんと、私のために」と彼女は言う、「救いが生まれたのだ、/そのおかげで私は地獄の束縛から解き放たれるのだ!」/ダビデよ、ハープを鳴らして喜び祝え、/そして神を賛美せよ、/――見よ、処女は不毛の岩から現れ、/私たちの魂を救うために!

第2の歌

おいでなさい、処女性を愛するすべての人よ、/清らかさを熱心に守る者たちよ。/おいでなさい、愛をもって処女の賛美を受け入れなさい。/堅い岩から湧き出る命の泉、/そして子を持たぬ者から――無形の火の茨の茂み、/私たちの魂を清め、照らすもの!

アナトリア総主教

この祝祭の歓声は何だろうか?/ヨアキムとアンナは神秘的に祝賀し、こう叫んでいる:/「この日、私たちと共に喜びなさい、アダムとエバよ、/古くして の罪により楽園を閉ざされたあなた方のために、/私たちには最も栄光ある実――/神の御子マリアが与えられ、/すべての人に楽園への入り口を開いてくださるのだ!」

すべての者の女王となるべく定められた、神の住まいは、/この日、栄光あるアンナの不妊の胎から生まれ、/永遠なる御方の神聖な御分となった。/彼女によって傲慢な地獄は踏み砕かれ、/すべての世代の母であるエバも、/揺るぎない命へと導かれる。 /彼女にふさわしく、私たちはこう唱えよう:/「あなたは女たちの中で幸いな方、/そしてあなたの胎の果実も祝福されています!」

栄光、今、第8声、セルギイ総主教

我らの祝祭の記念すべきこの日に/霊的な竪琴を轟かして奏でよう。/まことに、ダビデの血統より/この日、闇を追い払う「いのちの母」が生まれ、/――アダムの再生であり、エバの救いへの招き、/朽ちることなき源、朽ち果ての終焉である。 /彼女を通して、私たちは神化を得/死から救われた。/さあ、信者たちよ、ガブリエルと共に彼女に呼びかけよう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます。/主はあなたを通して、私たちに偉大な恵みを与えてくださるのです!」

詩篇集のスティヒラ、第4声、自唱
ゲルマン総主教

義人たちに由来する全世界の喜びが、私たちに輝き渡った――/ヨアキムとアンナから――万々に讃えられる聖母よ、/その清らかさの極みゆえに、/生ける神の宮となり、/まことに唯一の神の母となられる方。 /その祈りによって、キリストよ、神よ、/世に平和を授け、/私たちの魂に偉大な憐れみを注いでください。

詩句:娘よ、聞き、見よ、/そして御耳を傾けてください。 詩編44:11a

御使の予言により、至聖なる御子/義人ヨアキムとアンナの間に/この日、あなたは生まれ出でられました、おとめよ、/――天、神の御座、清らかさの器、/全世界に喜びをもたらす方;/私たちの命の守り手、呪いの解除、/祝福の代償としての賜物! /それゆえ、神に召された聖母よ、あなたの誕生日に、/世界に平和を、/そして私たちの魂に偉大な憐れみをお与えください。

詩句:民の中の富める者たちは、/あなたの御顔を仰ぎ、懇願するでしょう。 詩編44:13b

不妊で子を産めなかったアンナは、/この日、喜びのうちに手を打ち鳴らそう。/地上のすべてが輝き、王たちは歓喜し、/祭司たちは祝福の中で喜び、/全世界が祝宴を催そう。/見よ、女王であり、父なる神の汚れなき花嫁が、/イッサイの根から生じたのだ。 /もはや妻たちは苦しみの中で子を産むことはない、/喜びが花開き、/人々の命が世の中でその権利を確立するからである。/もはやヨアキムへの贈り物は返されることはない、/アンナの嘆きが喜びへと変わったからである。 / 「私と共に喜びなさい」と彼女は言う、「選ばれたイスラエルの民よ。 / 見よ、主は私に、御自身の神聖な栄光の / 生ける宮を、 / すべての人の喜びと楽しみ、 / そして私たちの魂の救いのために与えてくださったのだ!」

栄光、今、第8声部、セルギイ・スヴィャトグラツキー

さあ、すべての信徒よ、聖母のもとへ急ごう。/見よ、今や、/受胎の前から神によって定められていた私たちの母が/生まれようとしている――処女の宝、イェッセの根から芽吹いたアロンの杖、/預言者たちの告げ、/そして義人ヨアキムとアンナの枝である。 /見よ、御方が生まれ、世界は御方によって新たにされる。/御方が生まれ、教会はその栄光に身を包む。 /御方は聖なる神殿、神性の宿り、/処女の器、王の宮殿、/その中に、キリストにおいて結ばれた二つの本性の、/言葉に尽くせぬ結合という前代未聞の神秘が成し遂げられた。/御方に礼拝を捧げつつ、/汚れなき処女の御降誕を讃える。

トロパリオ、第4調

聖母マリアよ、あなたの御降誕は、/全宇宙に喜びを告げ知らせた。/なぜなら、あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出されたからである。/そして、呪いを打ち消し、祝福を与え、/死を滅ぼし、私たちに永遠の命をお与えになった。(3)

早課にて

「主なる神」の後に:
祝日のトロパールを三度、第4調

聖母マリアよ、あなたの御降誕は、/全宇宙に喜びを告げ知らせました。/なぜなら、あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出られたからです。/そして、呪いを打ち消し、祝福を与え、/死を滅ぼし、私たちに永遠の命をお与えになりました。(3)

第1節の調に従い、セダレン、第4声。
類似の詩:「ヨセフは驚いた:」

ダビデよ、神があなたに何を誓われたかを告げよ。 / 「主が私に誓われたことは、」と彼は言う、 / 「見よ、すでに成就した。 / 私の胎の実から処女を授け、 / その方から、創造主キリスト、新しいアダム、 / 私の王座に坐す王が生まれた。そして今、主は、 / 揺るぎない王国を治めておられる」。 / 不妊の女が、私たちの神の母であり、命の養い主を産んだのだ!

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

第2節のセダレン、第4声
同様のもの。

イッセイの根より、ダビデの腰より/神の御子マリアが/この日、我らのために生まれ、/すべてが刷新され、神性化された姿で現れる。/天と地よ、共に喜びなさい、/諸国民の部族よ、彼女を賛美せよ! /ヨアキムは喜び、アンナは歓喜し、こう叫ぶ:/「不妊の女が、神の母/そして私たちの命の養い主を産んだ!」

栄光、そして今:同じことを繰り返します。

賛美

至聖なるおとめよ、われらはあなたを讃え、/あなたの聖なる両親を敬い、/あなたの御降誕を大いなる栄光をもって讃えます。

選定された詩編

1 合唱 主よ、ダビデとそのすべての柔和さを思い出してください。2 彼は主に対して誓いを立て、ヤコブの神に誓約を捧げました。1 見よ、私たちはエフラタでそのことを聞き、森に覆われた平野で彼女を見つけました。2 神の都よ、あなたについて栄光あることが語られています。1 神がその中にいらっしゃるので、その都は揺らぐことはありません。 2 主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはない。1 あなたの胎から生まれる者を、あなたの王座に据えよう。2 主はシオンを選び、御自身の住まいとして定められたからである。1 至高者は御自身の住まいを聖別された。2 聖所には聖さと栄光がある。 1 あなたの神殿は聖く、真実において驚くべきものである。2 主よ、あなたの家には、永遠に聖所がふさわしい。1 私は、あらゆる世代、代々にわたり、あなたの御名を記念として残す。2 主は永遠に、そして世々限りなく祝福される。

栄光、そして今:ハレルヤ(3)

詩編 131:1; 131:2; 131:6; 86:3; 45:6a; 131:11a; 131:11b; 131:13; 45:5b; 95:6b; 64:5d; 92:5b; 44:18a; 88:53a

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「神秘なる御命令:」に倣って

天は喜び、地は喜び踊れ、/神の天が地上に現れたから、/この神の花嫁は約束どおり生まれた。 /不妊であったマリアムが幼子に乳を与え、/この誕生をヨアキムは喜び、こう宣言する:/「わが杖が生まれた。その花であるキリストは、/ダビデの根から生じた。/まことに、驚くべき奇跡である!」

栄光あれ、今なお、その声は同じである。「アダムよ、新たに生まれよ、エバよ、喜びなさい。/ダビデよ、喜び、アンナよ、心穏やかにしなさい。/あなたの創造主の母が、栄光のうちに生まれ出たからである。」 / 新たに生まれ変わり、全地は歓喜し、/ 祝祭の衣をまとい、喜びに満ちている。/ あらゆる民は、歓喜してマリアにこう叫べ:/ 「ダビデの家よ、幸いなり、/ わが命の養い主を育む者よ!」*

ステペナ:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ:/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ、/清めによって高められ、/聖なる秘儀において、/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

あなたの御名を、あらゆる世代、あらゆる子孫に語り継がせます。聖句:私の心は、善き言葉を注ぎ出しました。 詩編 44:18a, 2a

第二プロキメン:息のあるものはすべて、/主を賛美せよ。節:その聖なる御業において神を賛美せよ、その力ある御業において神を賛美せよ。 詩編 150:6, 1

ルカによる福音書、冒頭4節

そのころ、マリアは立ち上がり、急いで山間の地、ユダの町へ行き、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 すると、エリサベトがマリアの挨拶を聞いたとき、その胎内の赤子が跳ね上がった。エリサベトは聖霊に満たされ、大声で叫んで言った。「あなたは女のうちで祝福され、あなたの胎内の子も祝福されています。 どうして、私の主の母が私のところに来られるようなことが、私にあり得るのでしょうか。見よ、あなたの挨拶の声が私の耳に届いたとき、私の胎内の赤ん坊も喜びで跳ね回りました。主から告げられたことが成就すると信じた彼女は、幸いな人です。」 マリアは言った。「私の魂は主を賛美し、私の霊は私の救い主である神を喜び祝います。主は、御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださったからです。見よ、これから後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶでしょう。全能者が私に偉大なことを成し遂げてくださったからです。その御名は聖なるものです。」 マリアは彼女のもとで約三ヶ月間過ごした後、自分の家へ戻った。

ルカ 1:39–49, 56

詩編第50篇の後

栄光:御母マリアの祈りによって、憐れみ深い主よ、私たちの多くの罪を赦してください。

そして今:聖母の祈りによって:

神よ、あなたの大きな憐れみによって、私を憐れんでください/そして、あなたの数えきれない恵みによって/私の罪を消し去ってください。

スティヒラ、第6調

これは主の日、人よ、喜びなさい。/ 光の婚礼の宮殿/ そして命の言葉の書が、胎内から現れたからである。/ そして、生まれ出でた御方は、東を向いた扉であり、/ 大いなる大祭司の到来を待ち望んでいる――/ 唯一の御方であり、唯一のキリストを宇宙へと導き入れ、/ 私たちの魂の救いへと至らせる御方である。

カノン

第一は聖ヨハネ・ダマスコスによるもの、第2声、第二は聖アンドレイ・クリテスによるもの、第8声。両カノンのイルモスは2回ずつ歌われ、トロパリは12回歌われる。

歌1

カノン1。イルモス:さあ、人々よ、/キリスト・神に賛歌を歌おう。/海を分け、民を導き、/エジプトの奴隷状態から救い出した方へ。/まことに、その御名は栄光に満ちている。

さあ、信徒たちよ、/神の御霊に喜びつつ、/この日、不毛の地から現れ、/死すべき者たちの救いとなった永遠の処女・乙女を、/賛美の歌をもって称えよう。

喜びなさい、聖なる母よ、/キリスト・神のしもべよ、/人類に古来の至福をもたらされた方よ。/私たちは皆、その御威光にふさわしく、/賛美の歌をもってあなたを讃えます。

この日、命の架け橋が生まれ、/それによって、死すべき者たちは/自らの堕落から地獄へと堕ちる運命から立ち返る道を見出し/命の与え主であるキリストを/賛美の歌をもって讃える。

 

カノン第2。イルモス:戦いで御自身の力によって敵を打ち砕き、/イスラエルを紅海を越えさせてくださった方、/私たちの救い主なる神として、彼に歌いましょう。/彼は栄光に輝かれたからです。

すべての被造物が喜び躍り、/ダビデもまた喜び祝おう。/彼の部族と子孫の中から、/花を咲かせる杖――/主であり、万物の贖い主――が現れたからである。

至聖所において/聖なる神殿に幼子としてお迎えされ/御使いの手によって養われる/さあ、私たちは皆、信仰をもって/御誕生を共に祝おう。

不妊で子を産むことのできないアンナ、/しかし神の前では子なしではない;/なぜなら、彼女はすべての世代にわたり/清き処女の母としてあらかじめ定められていたからである;/そしてそこから、すべての被造物の創造主が/しもべの姿をとって現れたのである。

あなた、汚れなき小羊よ、/あなたの胎から/キリストに羊毛――すなわち私たちの性質――を捧げられた方、/アンナから生まれ出でたあなたを、/私たちは皆、賛美の歌をもって称えます。

三位一体の賛歌:三つの無始なる御方を賛美し、/三つの聖なる御方を讃え、/一つの実体において等しく永遠なる三つの御方を宣べ伝える。/なぜなら、父と子と聖霊において、/唯一の神が賛美されるからである。

聖母賛歌:誰が、父の種からではなく生まれた、/乳を飲まされている幼子を見たことがあろうか?/あるいは、処女の母がどこで見られたことがあろうか?/まことに、そのどちらも理性を超えている、/清き神の母よ!

カタヴァシア:十字架を描きながら、モーセは/杖で紅海を真っ二つに切り裂き/徒歩で進むイスラエルの民のために、/そしてその同じ海を横一撃で/ファラオの戦車の進路を塞ぐように再び結び合わせ、/それによって無敵の武器を示した; /それゆえ、我らの神キリストに歌おう:/まことに、御方は栄光を受けられた。

第3歌

カノン第1。イルモス:主よ、私たちを御自身に堅く立ててください。/罪を滅ぼした御木よ、/御自身を賛美する私たちの心に、/御自身の畏れを注いでください。

神のために汚れなく生き、/すべての者の救いの源となった/神に賢き両親は、/私たちの創造主であり神である御方を産み出された。

万物に命を与える主は、/不妊の処女から御子を産み出され、/御自身を宿すことをお選びになったその御方を、/出産後も汚れのないまま守られました。

アンナの果実であるマリア、/命の源となる実を結び、/この日、私たちは彼女を神の母として讃え、/すべての人々のための守りであり助けであると称えましょう。

 

カノン第2。イルモス:わが心は主において堅く立ち、/わが角はわが神において高められた。/わが口は敵たちに向かって大きく開かれ、/わたしはあなたの救いを喜び祝う。

至聖所において育まれた、/清きおとめ、神の母よ、/あなたは被造物の中で最も高きお方として現れ、/肉において創造主を産み出された。

あなたの胎は祝福されています、/貞潔なアンナよ。/それは、処女の果実を育んだからです――/種なしに、被造物の養い主であり、/贖い主イエスを産み出された方。

すべての被造物は/あなたを「至福なる方」、永遠の処女と呼びます。/この日、アンナから生まれたあなた、/イッサイの根から生えた汚れなき枝、/その枝から花を咲かせた――キリスト。

あなたの御子よ、至聖なる神の母よ、/あなたを全被造物の中で最も高き者として示し、/アンナから生まれたあなたの誕生を称え、/今日、すべての人を喜ばせておられます。

三位一体の賛歌:私たちはあなたを礼拝します、/父よ、始まりなきお方よ;/時を超えた御子を讃え、/同じく永遠なる御霊を崇めます:/三者は、本質において唯一の神です。

聖母賛歌:光の与え主/そして人間の命の源を産み出された/あなた、至聖なる聖母よ、/あなたは私たちの命の宝/そして近づきがたい光への門となられました。

カタヴァシア:杖は秘儀の象徴として用いられる:/それは、その成長によって司祭を示しているからである;/そして、かつては実を結ばなかった教会のために、今や/十字架の木が、その力と確立のために花開いた。

セダレン、第4声部* .
「ヨセフは驚いた:」に倣って

マリア、まことに処女にして神の母よ、/この日、明るい雲のように私たちに輝きを放ち、/義人たちの間から現れて、私たちの栄光となられる。 /アダムはもはや非難されることはなく、/エバは束縛から解放された。/それゆえ、私たちも、/唯一の清き御方に大胆に叫びながら、こう唱える:/「あなたの御降誕は、全宇宙に喜びを告げ知らせる!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

[ギリシャ典礼に従い――イパコイ、第2声調。)

通り抜けられない門、/私たちの唯一の神によって守られている、/と預言者は聖なる処女を称えた。/主はその門を通り抜け、/至高なる方は彼女から生まれ、/そして彼女を以前と変わらず封印されたままにしておき、/私たちの命を朽ち果てることから救ってくださった。

第4歌

カノン1。イルモス:主よ、私は/御計画の知らせを聞き/あなたを賛美しました、/唯一の人を愛する方よ。

主よ、私たちはあなたを賛美します。/すべての信徒に救いの港を授けてくださった方――/あなたを胎内に宿した方を。

神の花嫁であるあなたを、/キリストは、信仰をもってあなたの神秘を讃えるすべての人々のために、/賛美と力として現されました。

結婚を知らぬ御母よ!/あなたの祈りによって罪から救われ、/私たちは皆、感謝の念をもってあなたを賛美します。

 

カノン2*

イルモス:預言者ハバククは/心の目で/主よ、あなたの到来を予見し/それゆえこう叫んだ:/「テマンから神が来られる。/あなたの力に栄光あれ、/あなたの寛容に栄光あれ!」

ヤコブ総主教は、救い主よ、あなたの偉大な御業、すなわち神の家の建設を / はっきりと予見し、 / 聖霊に導かれて、ユダに神秘的にこう宣言しました: / 「わが枝から、あなたは現れた、わが子よ!」―― / 処女から生まれた神であるあなたを / 告げ知らせるために。

今や、ダビデの根から生えたアロンの杖、/今や、アンナから生まれた清き処女、/天と地が共に喜び、/すべての民族の部族が、/そしてアンナとヨアキムもまた、神秘的に喜び祝う。

今、天は喜び、/地も喜び、/ヨアキムとダビデも歓喜する。/一人は、まことに神を産み出されたあなたの父として、/もう一人は、あなたの先祖として/清き方よ、あなたの偉大さを讃える。

神に賢きアンナよ、/今日、全宇宙はあなたと共に喜びます。/あなたは、その救い主の母を産み出されたからです。/ダビデの根から生えた力の杖は、/私たちに花――キリスト――をもたらします。

三位一体の賛歌:私は、始まりなき神――/父、子、聖霊を賛美します。/同質にして、被造物ではない三位一体、/その御前にセラフィムたちが立ち、畏敬の念をもってこう叫びます:/「聖なる、聖なる、聖なる方よ、神よ!」

聖母賛歌:始原を超えた御始源は/あなた、神の母より/この地上の時の中にその始まりをなし/受肉して、御言葉として/父と同一の本質を持ち/御霊と同様に永遠であり/神聖な尊厳を保たれている。

カタヴァシア:主よ、私は/御計画の神秘を聞き、/御業を理解し、/御神性を賛美しました。

第5歌

カノン1。イルモス:影のように曖昧な謎の闇を払いのけ、/真理の到来によって/神の御子なる御母を通じ、信者の心を照らし出されたキリストよ、/御光をもって、私たちをも導き給え。

人よ、その原因を讃えよう、/万物の原因となられた方が、私たちにふさわしい姿となられたことを、/その御姿を仰ぐにふさわしい者とされ、預言者たちは喜び、/彼女から不変の救いという実を受け取った。

枯れた杖から生まれた御子/イスラエルの祭司に選ばれるよう示された方;/そして今、不妊の身から栄光のうちに受胎された方/彼女を産んだ者たちの輝きを、驚くべきほどに増し加えている。

 

カノン第2。イルモス:主、わが神よ、/私たちに平安をお与えください;/主、わが神よ、私たちを御自身のもとに迎え入れてください;/主よ、あなた以外に私たちは他を知りません、/あなたの御名を呼び求めます。

あなたの御降誕は至聖なるもの、汚れなきおとめよ。/受胎も、胎内での御育みも、言葉に尽くせぬもの。/あなたの御誕生もまた言い表せないもの、/結婚を知らぬ花嫁よ。/なぜなら、神ご自身が、/私の中に完全に身を包まれたからである。

この日、天使の軍勢は喜び祝うがよい、/アダムの子孫たちは歌を歌って歓喜せよ。/花を咲かせた杖――キリスト、/アダムの唯一の救い主が、生まれたからである。

今日、エバは裁きから解放され、/アダムもまた古の呪いから解放された。/あなたの誕生に際し、アダムはあなた、至聖なる方に向かってこう叫んだ。/「あなたによって、私たちは朽ち果てることから救われた!」

この日、不妊の女を栄光に包まれたあなたに栄光あれ。/彼女は約束に従い、/永遠に花咲く杖を産み、そこから/私たちの命の花であるキリストが育ったからである。

三位一体の賛歌:聖なる父よ、生まれざる神よ、あなたに栄光あれ!/時を超えた独り子よ、あなたに栄光あれ!/神聖なる御霊よ、御父から出で、御子に宿る御座を共にする御霊よ、あなたに栄光あれ!*

聖母賛歌:あなたの胎は聖なる食卓となりました;/あなたの清さは、かつてのように、揺るぎないまま保たれました、/なぜなら、太陽――キリスト――が、乙女よ、あなたから現れたからです、/まるで婚礼の殿堂から現れる花婿のように。

カタヴァシア:ああ、三度も祝福された木よ、/その上に、王であり主であるキリストが十字架につけられ、/その木によって、人を惑わした者は倒れ、/神ご自身に捕らえられ、/あなたの上に肉となって釘付けにされ、/私たちの魂に平安を授けてくださる方よ!

第6歌

カノン1。イルモス:ヨナは鯨の中から主に向かって叫んだ:/「どうか、私を地獄の深みから救い出してください。/賛美の声と真理の霊をもって、/救い主であるあなたに、私が犠牲を捧げることができますように!」

不妊の苦しみの中で主に向かって叫んだのは、/神の知恵に満ちた聖母の両親であり、/彼らは、すべての世代の人々の救いと賛美のために、/彼女をこの世に生み出したのである。

神にふさわしい天の賜物を授かったのは、/聖母の神に賢明な両親である。/ケルビムたちをも凌ぐ最も優れた御座、/御言葉と創造主の母である。

 

カノン第2。イルモス:人愛する主よ、まるで海の水のように、/人生の荒れ狂う波が私を翻弄します。/しかし、イオナを鯨の中から救い出したように、/私の命を滅びから救い出してください、/慈悲深き主よ!

聖なる者の中でも最も聖なるあなたを、/貞潔なご両親は、至聖なるお方よ、/主の御殿に安置し、/あなたが敬虔のうちに育ち、/主の母となる準備ができるようにされたのです。

不妊の女性たちよ、母たちよ、喜びなさい、/勇気を奮い起こし、祝賀しなさい、子なき者たちよ。/なぜなら子なき者不妊の者が神の母を産み出すからである。/エバを産みの苦しみの苦しみから、/そしてアダムの呪いから救い出す方である。

ダビデがあなたに歌っているのを聞く:/「乙女たちはあなたの後をついて来る、/王の宮殿へと導かれる!」/彼と共に、私もあなたを、王の御娘よ、讃える。

私たちはあなたの聖なる降誕を讃え、/神に選ばれた花嫁であり処女であるあなたから、/種なきキリストの受胎を崇めます。/そして、私たちと共に、天使の軍勢と/聖徒たちの魂が祝宴を繰り広げています。

三位一体の賛歌:清き御方よ、あなたの中に、三位一体の神秘が/讃えられ、栄光が称えられます。/父なる神が御心を傾けられたゆえに、御言葉があなたの中に宿り、/神の御霊があなたを覆われたからです。

聖母賛歌:あなたは黄金の香炉となられました、/神の母、清き方よ、/まことに、火があなたの胎内に宿り、/――聖霊による御言葉――/人の姿として現れたのです。

カタヴァシア:海の獣の腹の中で/ヨナは十字架のように両手を広げ、/救いの苦しみをはっきりと予表した。そして三日後にそこから出て、/肉体に釘付けにされた/キリスト・神の超自然的な復活を予示し、/三日目に復活して世界を照らした。

コンダク、第4調、
聖ロマノス・スラドコペヴツ

ヨアキムとアンナは、子なしであるという侮辱から、/またアダムとエバは、死の朽ち果てから解放された、/あなたの聖なる御降誕によって、至聖なる方よ。/あなたの民もまたこれを祝い、/罪の裁きから救われ、あなたにこう叫ぶ:/「不妊の女が、神の母、/そして私たちの命の養い主を産む!」

イコス:嘆きと共に捧げられた祈り/不妊と子なしの苦しみから/ヨアキムとアンナの祈りは実を結び/主の御耳に届き/世界に命をもたらす御子を育んだ。 / ある者は山で祈りを捧げ、/ もう一人は園で侮辱に耐えていた。/ しかし、不妊の女は喜びをもって聖母を産み、/ 私たちの命の養い主を産んだ。

第7歌

カノン1。イルモス:山上の茨の茂み、/火に焼かれぬもの、/そして露を滴らせたカルデアの炉は、/神の花嫁であるあなたを鮮やかに予表した。 / なぜなら、神聖で無形の火を/あなたは有形の胎内に、焼けずに受け入れたからである;/それゆえ、私たちはあなたから生まれた御子に向かって叫ぶ:/「祝福あれ、私たちの父たちの神よ!」

かつて、律法者は、非物質的な現象によって、/あなたの偉大なる神秘を理解することを許されなかった、至聖なる方よ、/象徴によって、地上の考え方で物事を捉えないよう戒められていたからである。/それゆえ、彼はその奇跡に打ちのめされ、こう叫んだ:/「私たちの父たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

山や天の門、/そして心の梯子として、/神聖な聖歌隊はあなたを予告した。/なぜなら、人間の道具を用いずして、/あなたから石が切り出されたからである。/そして、その門を通り抜けたのは、/奇跡の神、私たちの先祖の、主である。

 

カノン2。イルモス:火で燃え盛るカルデアの炉は、/神の御計画により聖霊に潤された。/少年たちは歌った:/「あなたは祝福された方、私たちの先祖の神よ!」

私たちは信仰をもって祝い、崇め奉ります、至聖なる方よ、/約束に従って成し遂げられたあなたの聖なる御降誕を、/その御降誕によって、私たちは/キリストの御降臨とともに、/原罪の呪いから解放されたのです。

今、アンナは喜び、誇りをもってこう叫びます:/「私は不妊の身でありながら、神の母を産みました。/その御方のおかげで、エバの裁きは取り消され、/苦しみの中での出産の悲しみも消え去りました!」

アダムは解放され、エバは喜び祝う、/そして聖母よ、彼らは御霊によってあなたにこう叫ぶ:/「あなたによって、私たちはキリストの御降誕により/原罪の呪いから解き放たれた!」

(ああ、神の御住まいを宿した胎よ!/ああ、広大なる天、聖なる御座、/無形の聖櫃を宿した胎よ!*

[子を授からず、産むことのない者たちよ、/子なき者たちよ、急いで来なさい、/今やアンナは多くの子を授かり、喜びに満ちているのだから。/母たちよ、神の母と共に喜び躍り、皆で共に喜び祝おう!]

三位一体の賛歌:父と子と聖霊を賛美しよう、/神性の統一の中にあり、/不可分であり、被造物ではなく、/永遠において等しく、同一の本質を持つ、至聖なる三位一体を。

聖母賛歌:あなただけが神を産み、/御子誕生後もなお処女であり続け、/マリアよ、あなたの御降誕によって自然を新たにし、/エバを原罪の呪いから解き放った、/清き神の母よ。

カタヴァシア:不義な暴君の狂気の命令は、/脅威と神を冒涜する悪口に満ち、/民を混乱に陥れた; /しかし、三人の少年たちは、/残忍な怒りも、轟く炎も恐れず、/炎の中にありながら、/その炎に露を運ぶ風が吹きつける中、彼らは歌った:/「父祖たちの、そして私たちの、称えられし神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:若者の炉の中で/かつてあなたは御母を予表された、主よ、/そしてその御姿が、火の中を歩みながらも焼け付くことなく、/彼らを火から救った。/この日、あなたを通して地の果てに現れた御母を、/私たちは永遠に讃え、称え上げる。

あらかじめ定められた幕屋/私たちと神との和解の/存在が今、始まり/私たちに御言葉を産み出すため/物質的な肉体に現れた御言葉を/私たちは賛美し/御方によって無から有を得た者として/永遠に称え讃える。

不毛の終焉は/この世の不毛をも善きものとして終わらせ、/また、死すべき者たちのところに来られたキリストという/奇跡を明らかに示しました。/私たちは、御方によって無から存在を得た者として、/御方を讃え、世々限りなく称え讃えます。

 

カノン第2。イルモス:水の中に御自身の天の宮殿を隠し、/海に砂の境界を定め、/万物を支えておられる方!/太陽はあなたを讃え、月はあなたを称え、/すべての被造物はあなたに歌を捧げます、/永遠の創造主、造り主として!

不毛の胎から驚くべき御業を成し遂げ、/アンナの産み得ぬ胎を開き、/彼女に実を結ばせた方!/あなたは聖なる神、あなたは処女の御子、/彼女から肉を受けられた方、/――永遠に花咲く処女、神の母より。

深淵を封じ、またそれを開かれ、/雲の中に水を上げ、雨を降らせられる方!/主よ、あなたこそが、/不毛の根から杖を繁茂させ、/聖なるアンナに、至聖なる御子――神の母――を産ませられたのです

私たちの思いを耕し、/私たちの魂を育む方、/不毛の地を実り豊かなものとして示されたあなた、/かつては乾いていた畑を/実り豊かで、穂を結び、果実あふれるものへと変え、/――聖アンナ、/至聖なる御子――聖母マリアを育ませるため。

皆、集まって、見てみましょう/まるで小さな宮殿から/今や神の都が生まれ出でるかのよう、/胎の扉から出てきたが、/夫婦の交わりの入り口を知らない方、/なぜなら、ただ一人の創造主が/この驚くべき道を歩まれたからです。*

[あなたは、解き難い不妊の絆を断ち切り、/不妊の者に産む力を与え、栄光ある実――/その御子となり、若芽のように芽吹いて、/御自身の肉による母とされた方、/慈悲深き御方よ、あなたが私たちのもとに来られた時に。]

三位一体の賛歌:あらゆる被造物を超えた至高の三位一体よ、/等しく始原なき一体性よ! /数多の天使たち、天と地が、/あなたを賛美し、あなたの御前で震えおののく。/深淵は戦慄し、人々は祝福し、/火は従順に仕え、/――被造物のすべてが、聖なる三位一体よ、畏れをもってあなたに従う。

聖母賛歌:おお、究極の知らせよ:神は、女性の御子!/そしてその誕生は、種なきもの:夫なき母/そして生まれた御子は、神!/おお、戦慄を誘う光景よ!/おお、処女の驚くべき受胎よ!/おお、言葉に尽くせぬ誕生よ!/まことに、これらすべては、理性を超え、観想をも超えている!

カタヴァシア:若者たちよ、祝福せよ、/三位一体と同等の、/神なる父、創造主を;/降りてこられ、/露を火に変えられた御言葉を讃えよ;/そして、すべてに命を与える/聖霊を、永遠に称えよ!

第9歌「ケルビムたちの至高の栄光」は歌わず、祝日のリフレインを歌う:わが魂よ、/神の母の栄光に満ちた降誕を讃えよ。

そしてイルモス:「神よ、太陽に先立って輝いた光よ」。その後、第二合唱団が同じ賛歌とイルモスを歌う。

第9歌

カノン1。イルモス:神よ、太陽に先立って輝いた光よ、/肉体を帯びて我らのところに来られた方、/処女の胎内から言葉に尽くせぬ御受肉を成し遂げられた、/祝福された、全き清き方よ!/我らはあなたを、神の母よ、賛美します。

岩山から反抗的な民へと水を注ぎ出し/御心に従う民には/不毛の地から実を授け、私たちに喜びをもたらしてくださる――/あなた、至聖なる神の母よ、/私たちがふさわしく称える方。

厳しい古代の判決から救い出された方/そして先祖の贖い、/私たちの族の罪を神と和解させ、/創造主へと導く架け橋――/私たちはあなたを、聖母マリアとして讃えます。

 

カノン2

リフレイン:わが魂よ、不妊の処女マリアから生まれた方を、賛美せよ。

イルモス:母たちにはあり得ない処女性/そして乙女にはふさわしくない出産――/その両方が、あなた、神の母の上に成し遂げられました。/それゆえ、私たち地上のすべての民は、/絶えずあなたを賛美します。

御身の清らかさにふさわしい御誕生を/御母よ、あなたは約束に従って受け継がれました;/かつて不妊であったあなた/神によって育まれた実が授けられたからです;/それゆえ、地上のすべての民は、/絶えずあなたを賛美します。

叫び求めた者の預言は成就した:/「私は」、と彼は言う、「倒れたダビデの聖所の幕屋を再建する」この予型は、あなた、至聖なる方において実現したからである、/あなたを通して、すべての人間の塵は/神の御体に再生された。

聖母よ、私たちはあなたの布にひれ伏します。/かつて不妊であった者に実を与え、/奇跡的に産んだことのない胎から御子を産み出された方を賛美します。/なぜなら、全能の神である御方は、/御心のままにすべてをなされるからです。

アンナから生まれた聖母よ、/私たちは、贈り物として、信仰をもって賛歌を捧げます。/母たる母を賛美し、/処女たる唯一の処女を賛美し、/あなたにひれ伏し、歌い、賛美します。*

[花嫁の母よ、神に賢きアンナよ、/あなたは、期待を超え、約束に従い、/処女の胎内に植えられた花、/神によって育まれた清らかな美しさを/生み出されました。/それゆえ、私たちは皆、あなたを至福なる方と呼び、/私たちの命の根源として崇めます。]

三位一体の賛歌:不義なる者たちには、/始まりなき三位一体、/父、子、そして聖霊を賛美することは馴染みがない。/それは被造物ではない全能であり、/その御力の御心によって/全世界が支えられている。

聖母賛歌:おとめなる母よ、あなたは御胎内に、/三位一体の一方であるキリスト王をお宿し、/その御名をすべての被造物が讃え、/天上の玉座さえも御前に震えおののく。/至聖なる方よ、/私たちの魂の救いのために、彼に祈り求めてください。

祝日のカタヴァシアと反復節

聖母よ、あなたは神秘の楽園、/キリストを自然に育んだ方、/その御方によって地上に/命をもたらす十字架の木が植えられました。/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/それにひれ伏しつつ、私たちはあなたを賛美します。

イナヤ

木の実を口にしたことによって/私たちの種族襲った死は、/この日、十字架によって打ち消されました。/なぜなら、原初の母の罪による普遍的な呪いは、/清き神の母の枝によって打ち砕かれたからです。/その御方を、天のすべての勢力が賛美しています。

スヴェティレン*

この日、不妊のアンナから/花が開きました――聖母マリア、/神の香りを世界の果てまで満たし、/すべての被造物を喜びで満たす方。/私たちは歌をもって、/この世に生まれた者たちを真に凌駕する彼女を、ふさわしく賛美します。(2)

[ギリシャの典礼に従い:

この日、宇宙の果てまでが喜びに満ちている/御子マリアの御誕生に際し、/御腹に神を宿し、/結婚を知らぬ花嫁よ:/あなたは、あなたを産んだ両親が不妊ゆえに受けた辛い侮辱を終わらせ、/そして、苦しみの中で産むという原母エバの呪いをも終わらせた。]

栄光、そして今:アダムよ、新たにされよ;エバよ、高められるがよい;/預言者たちよ、使徒たちや義人たちと共に喜び躍れ;/この世における天使たちと人々への共通の喜び:/義人ヨアキムとアンナの間に/この日、神の母が誕生される。

「賛美せよ」の際、第4調、第1声のスティヒラ。
類似の賛歌:「ああ、驚くべき奇跡よ:」

なんと驚くべき奇跡だろう!/不妊の者から命の源が生まれ/最初の果実をもたらす恵みが/輝かしく始まろうとしている。 /喜びなさい、ヨアキムよ、/聖母マリアの父となったことを。/神に霊感を受けたあなたのような者は、/この世に生まれた両親の間にはいない。/神を宿した処女、神の住まい、/至聖なる山が、あなたから私たちに授けられたのだから。(2)

なんと驚くべき奇跡であろう! / 不妊の身から輝き出た御子 / 万物の創造主であり全能者のお導きにより / 力強く、この世の不毛を善へと打ち破られた。 / 母たちよ、喜び躍れ / 聖母の母と共に、こう叫べ: / 「恵み深い方よ、喜びなさい。主はあなたと共におられ、 / あなたを通して / この世に偉大な慈しみを授けてくださる」。

栄光あるアンナよ、/貞潔の生ける柱として現れ、/恵みに輝く明るい住まいであり、/まことに貞潔の砦、/神聖な花、/すべての処女たちと貞潔を願う者たちへの賜物、/貞潔の美しさをもって明らかに報い、/すべての信徒に偉大な慈悲を授ける方を産み出しました。

栄光、今、第6調: これは主の日、人よ、喜びなさい。/まことに、光の婚礼の宮殿/およびいのちの言葉の書が、胎内より現れたからである。/そして、御子を生んだ方は、東に向いた門であり、/ 、大いなる大祭司の到来を待ち望んでいる――/唯一の方であり、唯一のキリストを宇宙へと導き入れ、/我らの魂の救いへと至らせる方である。

大賛美、祝日のトロパール、エクテニア、および送別祈祷。

閉会祈祷

キリスト、我らの真の神よ、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、聖なる義人である神の父ヨアキムとアンナ、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する御方として、我らを憐れみ、救い給え。

そして第一時。

聖体礼儀において

図像的;祝福された者たち:第1カノンの第3歌(4声)、および第2カノンの第6歌(4声)。修道院長が許されるならば、祝日のアンティフォンを歌う。

アンティフォン1、第2調

第1節:主よ、ダビデを、/その柔和さをすべて、思い出してください。 詩編131:1

聖母の祈りにより、救い主よ、/私たちを救ってください。

第2節:見よ、私たちはエフラファで彼女について聞き、/森に覆われた平野で彼女を見出した。 詩編131:6

聖母の祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第3節:あなたについて、栄光あることが語られている、/神の都よ。 詩編86:3

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第4節:神がその中におられるゆえ、/それは揺らぐことはない。 詩編45:6a

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2声

第1節:主はダビデに真実をもって誓われた/その誓いを破ることはない。 詩編 131:11a

神の子よ、私たちを救ってください、/聖徒たちの中で驚くべき方、あなたを賛美する者たちよ:ハレルヤ。

節2:あなたの胎から生まれた者を/あなたの王座に据えよう。 詩編131:11b

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で、あなたを賛美する者たちの中で、あなたは尊い方です。ハレルヤ。

第3節:そこで、わたしはダビデの角を再び高め、/わたしの油注がれた者に灯台を用意した。 詩編131:17

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で驚くべき方、あなたを賛美する者たちよ。ハレルヤ。

第4節:主はシオンを選ばれ、/御自身の住まいとして選ばれた。 詩編131:13

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で、あなたを賛美する者たちの中で、あなたは驚くべきお方です。ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第4調

第1節:ここに私は住む、/私がこの地を選んだからである。 詩編 131:14b

トロパリオ、第4調

聖母マリアよ、あなたの御降誕は、/全宇宙に喜びを告げ知らせた。/なぜなら、あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出されたからである。/そして、呪いを打ち消し、祝福を与え、/死を滅ぼし、私たちに永遠の命を与えてくださった。

第2節:至高なる御方は/御自身の住まいを聖別された。 詩編45:5b

トロパリオ:聖母マリアよ、あなたの御降誕:

第3節:あなたの聖所は聖なるものであり、/真理において驚くべきものである。 詩編64:5g

トロパリオ:聖母マリアの御降誕:

第4節:聖さと栄光は/御聖所にある。 詩編95:6b

トロパリオ:聖母マリアの御降誕:

入場

さあ、来て、キリストにひれ伏し、礼拝しよう。

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で、あなたを賛美する者たちの中で、あなたは驚くべきお方です。/ハレルヤ。

トロパリオ、第4調

聖母マリアよ、あなたの御降誕は、/全宇宙に喜びを告げ知らせた。/なぜなら、あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出されたからである。/そして、呪いを打ち消し、祝福を与え、/死を滅ぼし、私たちに永遠の命をお与えになった。

栄光、そして今、コンダク、第4調

ヨアキムとアンナは、子なしであるという侮辱から、/またアダムとエバは、死の朽ち果てから解放された、/あなたの聖なる御降誕によって、至聖なる方よ。/あなたの民もまたこれを祝い、/罪の裁きから救われ、あなたにこう叫ぶ:/「不妊の女が、神の母、/そして私たちの命の養い主を産んだ!」

三聖歌。

プロキメン、第3調、聖母の賛歌

わが魂は主を賛美し/わが霊はわが救い主なる神を喜び祝う。

節:主は御自分のしもべの謙遜に目を留めてくださった。今より後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶであろう。 ルカ 1:46 – 48

フィリピの信徒への手紙、240節

兄弟たちよ、キリスト・イエスにあるのと同じ心構えを、あなたがたの中にも持ちなさい。キリストは、神の御姿であられたにもかかわらず、神と等しい者であることを強奪すべきものとは見なさず、むしろ御自身を低くされ、しもべの姿をとり、人の姿になられ、外見も人のようになったのです。 ご自身を低くし、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順でありました。 それゆえ、神は彼を高く上げ、すべての名にまさる名を彼に与えられました。それは、イエスの名によって、天にある者、地にある者、地下にある者のすべてのひざが屈し、すべての舌が「イエス・キリストは主である」と告白し、父なる神の栄光となるためです。

フィリピ2:5–11

ハレルヤ、第8調

詩句:娘よ、聞き、見よ、そしてあなたの耳を傾けよ。

節:民の中の富める者たちが、あなたの御前に懇願するであろう。 詩編 44:11a, 13b

ルカによる福音書、54節の冒頭

そのころ、イエスはある村に入られた。マルタという名の女性が、イエスを自分の家に迎え入れた。彼女にはマリアという名の妹がいて、主の足もとに座って、その御言葉を聞いていた。一方、マルタは盛大なもてなしの準備に追われており、近づいてこう言った。 「主よ、私の姉が私一人に奉仕を任せてしまったことを、お気になさらないのですか。彼女に、私を手伝うようにおっしゃってください。」すると、 イエスは彼女に言われた。「マルタ、マルタ。あなたは多くのことで心配し、あちこちと奔走しているが、必要なことはただ一つだけだ。マリアは良い分け前を選んだ。それは彼女から奪われることはない。」 イエスがこうお話しになっているとき、群衆の中からある女性が声を上げて、イエスに言った。「あなたを身ごもった胎と、あなたを育てた乳房は、なんと幸いなことでしょう。」すると、イエスは言われた。「まことに、神の御言葉を聞いて、それを守る者たちは幸いである。」

ルカ 10:38–42; 11:27–28

「ふさわしい」の代わりに

わが魂よ、神の母の栄光に満ちた降誕を讃えよ。

イルモス、第8調:母たちにはあり得ない処女性/そして乙女にはふさわしくない出産――/その両方が、あなた、神の母の上に成し遂げられた。/それゆえ、私たち地上のすべての民は、/絶えずあなたを賛美する。

聖体拝領

救いの杯を受け、主の御名を呼び求めよう。ハレルヤ。(3) 詩編115: 4

 

 

目次へ。

 


9月14日

全世界における の復活
聖なる 命を与える
主の

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」において、第4調、第1声のスティヒラ。
「天の軍勢」に倣って*

十字架が掲げられ――悪魔たちは追い払われ、/一方、強盗はエデムの門を開く;/死は打ち倒され、今や無に等しいものとなり、/キリスト高く讃えられ給う。/それゆえ、地上で生まれたすべての者よ、喜びなさい:/呪いは取り消された!(2)

神を愛する者たちよ、皆、集まれ、/聖なる十字架が掲げられるのを見て、/共に賛美し、栄光を捧げよう、/唯一の贖い主であり神である方に、こう叫びながら:/「十字架の木に架けられた方よ、/あなたに祈る私たちを、見捨てないでください!」

苦を甘に変え、/モーセは古の時代にイスラエルを救い、/こうして十字架を予表した。/私たちすべての信徒は、神聖な畏敬の念をもって、/常に心の中で神秘的にそれを描き出し、/その力によって救われる。

栄光、今、第6声、独唱

この日命を与える植木は/手の届かぬ大地の深みから現れ、/その上に釘付けにされたキリストの復活を現し、/司祭たちの手によって掲げられ、/御方の天への昇天を告げ知らせる。/そのおかげで、地上に堕ちた私たちの群れは/天に市民権を持つのである。 /それゆえ、感謝をもってこう叫ぼう:/「主よ、その上に昇られ、/またそれを通して私たちをも昇らせてくださった方よ、/人を愛する御方として、/私たちを御自身の天の喜びに与えてください!」

「慰めの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調。
「エウフラフォスの家:」*

聖なる水と/御言葉よ、あなたの御血によって、/教会は花嫁のように/喜びに満ちて飾られ、/十字架の栄光を讃える。

詩篇:主、私たちの神を賛美し、その御足の御座にひれ伏せ、/それは聖なるものだからです。 詩編98:5

十字架を掲げた槍、/釘、そしてその他すべて、/命に満ちたキリストの御体が/釘付けにされたもの、/それらをもって、御方にひれ伏そう!

詩句:世の初めから私たちの王であられる神は、/地の真ん中で救いを成し遂げられた。 詩編73:12

モーセがアマレクを打ち破ったとき、/両手を十字架のように天へと広げ、/キリストの至聖なる受難を/予表した。

栄光、今、第6声

この日、木が現れ、/この日、ユダヤの民は滅び、/この日、忠実な王たちは信仰を示す。/そしてアダムは木のために堕落し、/その木によって悪魔たちは震え上がった。/全能の主よ、あなたに栄光あれ!

トロパリオ、第1声

主よ、御自分の民を救い、/御自分の御国を祝福し、/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け、/御自分の十字架によって御自分の民を守り給え。

また、エクテニアと送別祈祷。

大晩課にて

「主よ、私は叫びます」の箇所では、第8調の第6声のスティヒラ。
類似の詩:「すべてを捨てて:」

高く掲げられた十字架は/すべての被造物を促して/その上に昇天された方の至聖なる受難を讃美させる。 / なぜなら、その上で我らの殺し手を滅ぼされた方は/ 死んでいた者たちを生き返らせ、/ 彼らを美しくし、/ 慈悲深き方として、/ あふれるほどの慈愛により、天の市民権にふさわしい者とされたからである。/ それゆえ、喜びながら、御名を讃え、/ その限りない寛容を称えよう。(3)

モーセはあなたを予表し、/両手を天へと伸ばし、/苦しめる者アマレクを退散させ、/尊き十字架よ、信者たちの称賛、/苦難に耐える者たちの支え、/使徒たちの栄光、/義人の守り手、/すべての聖人たちの救い。 /それゆえ、すべての被造物は、/あなたが掲げられるのを見て、喜び/祝賀し、キリストを賛美する。/キリストは、あなたを通して、/限りない慈愛によって、分断されていたものを一つにされたのである。(3)

至聖なる十字架よ、/天使の軍勢が喜びをもって取り囲むものよ、/この日に掲げられるあなたは、/神の御手によって、/食糧を奪われて見捨てられ、/死へと倒れたすべての人々を、/高みへと引き上げられる。 /それゆえ、私たちは信仰をもって心と口であなたに口づけし、/聖化を汲み取りながら、こう叫びます。/「至福の神、キリストを高く掲げ、/その神聖な御足元にひれ伏せ!」(2)

栄光、そして今、第2声調:さあ、すべての民よ、/祝福された木にひれ伏そう、/それによって永遠の正義がもたらされたのだ。 / なぜなら、先祖アダムを木によって惑わした者は、/ 十字架によって捕らえられ、/ 堕落し、抑えきれない堕落のうちに倒れ、/ 王たる被造物を強引に支配していた者だからである。/ 神の御血によって蛇の毒は洗い流され、/ 義なる者が不義な裁きによって裁かれたとき、/ 義なる裁きの呪いは滅ぼされた。 / なぜなら、木によって木を癒やすべきであり、 / 木の上での無情なる方の苦しみによって、 / 裁かれた者の情欲を滅ぼすべきだからである。 / しかし、栄光は、キリストよ、王よ、 / 私たちに対する、畏敬の念を抱かせる御計画に、 / それによって、あなたはすべての人を救われた、 / 慈愛に満ち、人を愛する方として。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 出エジプト記の朗読

モーセはイスラエルの子らを紅海から引き上げ、スールの荒野へと導いた。彼らは荒野を三日間歩いたが、飲む水を見つけることができなかった。やがてメルラに着いたが、メルラの水を飲むことはできなかった。その水は苦かったからである。それゆえ、その場所は「苦味」と名付けられた。 民はモーセに不平を言い、「何を飲めばよいのか」と言った。モーセは主に向かって叫び求めた。すると主は彼に一本の木を示された。モーセがそれを水の中に投げ込むと、水は甘くなった。

そこで(神は)彼に掟と裁きを定め、そこで彼を試み、こう言われた。 『もしあなたが、まことに主、あなたの神の御声に聞き従い、主の御目にかなうことを行い、主の戒めに耳を傾け、主のすべての命令を守るなら、わたしがエジプト人に下したような病気は、あなたには下さない。わたしは、あなたを癒やす主だからである。』

彼らはエリムに着いた。そこには十二の泉と七十本のナツメヤシがあり、彼らは水のほとりに宿営した。そしてエリムを出発し、イスラエルの子らの全会衆は、エリムとシナイの間にあるシンの荒野へと向かった。

出エジプト記 15:22–27; 16:1

2. 箴言の朗読

わが子よ、主の懲らしめを軽んじてはならない。主から戒められても、気落ちしてはならない。主は愛する者を懲らしめ、受け入れてくださるすべての子を鞭打たれるからである。 知恵を得た人は幸いであり、分別を悟った人は幸いである。銀や金の宝を得るよりも、知恵を得るほうがよいからである。知恵は宝石よりも尊く、いかなる悪もそれに立ち向かうことはできない。知恵を愛する者すべてに、それはよく知られており、あらゆる貴重なものは、それに及ばない。 なぜなら、長寿と生涯の年月は彼女の右手にあり、左手には富と栄光があるからだ。彼女の口からは真実が語られ、律法と慈しみを舌に宿している。彼女の道は美しい道であり、そのすべての道筋は平和に満ちている。 彼女は、彼女にすがりつくすべての人にとっていのちの木であり、主のように彼女に依り頼む者にとっては、確かな支えである。

箴言 3:11–18

3. イザヤ書の預言の朗読

主はこう言われる。「エルサレムよ、あなたの門は昼も夜も常に開かれ、決して閉ざされることはない。それは、諸国民とその王たちをあなたのもとに導き入れるためである。あなたに仕えない諸国民や王たちは滅び、そのような国々は完全に荒れ果てるからである。 また、レバノンの栄光が、ヒノキ、マツ、ケデルの木とともに、わたしの聖なる場所を栄光に輝かせるために、あなたのもとに来る。わたしはわたしの足元の場所を栄光に輝かせる。 そして、あなたを屈服させ、あなたを怒らせた者たちの息子たちは、恐れおののきながらあなたのところに来る。あなたを怒らせた者たちは皆、あなたの足跡にひれ伏す。あなたは『主の都』、イスラエルの聖なるシオンと呼ばれるようになる。 あなたが捨てられ、憎まれ、助け手もいなかったがゆえに、わたしはあなたを永遠の喜びとし、代々の喜びとする。あなたは諸国民の乳を飲み、王たちの富を味わう。そして、わたしがあなたを救い、あなたを贖う者、イスラエルの神であることを知るようになる。

イザヤ書 60:11–16

リチアにおける自唱のスティヒラ
エルサレムのアンドレイ、第1声

ダビデの聖なる言葉は/今日、まことに成就した!/見よ、我らは明らかに/あなたの至聖なる御足の御座にひれ伏し/あなたの翼の陰に希望を置き/全き憐れみ深き方よ、あなたに叫び求める:/ 「御顔の光が私たちを照らし、/御十字架の掲揚によって、/御自身の正教徒たちの角を高めてください、/あまねく慈悲深きキリストよ!」

「ロブノエ・メスト」に植えられた/真の命の木、/その木の上で、/地上の真ん中で、/永遠の王が救いを成し遂げられた。/この日、その木が立てられ、/世界の果てまで聖別され、/復活の聖堂が新たにされる。 /天の天使たちは喜び、/地の人々は歓喜し、/ダビデのように叫び、こう宣言する:/「わが主なる神を賛美し、/その御足の元にひれ伏せ。/世に大いなる憐れみを施される方は聖なる方だから!」

キリストよ、あなたの十字架を予表して、/ヤコブ総主教は、/孫たちに祝福を与える際、/彼らの頭の上に両手を重ねた。/私たちも今日、この十字架を掲げながら、こう叫ぶ:/「キリストを愛する王に勝利を授け給え、/コンスタンティヌスにの打ち破りを与えたように!」

テオファン・ナチェルタンヌス、
ニカイアの司教、第2声

地中に隠されていた神聖な宝――/いのちの与え主の十字架――/天に現れ、敬虔な王に示され、/敵に対する勝利を、理性に明瞭な銘文として示している。 /その王は喜び、信仰と愛をもって/神の助けにより高き瞑想へと急ぎ/この世を救い、我らの魂を救うために/地底からそれを最大の熱意をもって掘り出した。

キプリアン・ストゥディトス

ヤコブ総主教による手の配置は、/子供たちの祝福のもとで、/あなたの十字架の力強いしるしを予示していた。 /そして私たちも、この揺るぎない守護者である御十字架を手にし、/全能の力で悪魔の軍勢を追い払い、/ゲリアールの高慢を打ち砕き、/最も敵対的なアマリクの全滅をもたらす力を、/逃亡へと追い返します。 /今、畏敬の念をもって掲げられるこの十字架を、/私たち信徒は、罪の贖いとして御慈悲に捧げ、/「主よ、憐れみたまえ!」と幾度も叫びます。/聖母より受肉された御方よ、善き御方よ、/御手の御業である賢き者たちを憐れんでください!

レオ6世「賢者」

あなたは私の力強い守り、/三つの部分からなるキリストの十字架よ、/あなたの力によって私を聖別してください、/そうして私が信仰と愛をもって、/あなたを礼拝し、賛美することができますように!

第4声部

今日、この歌の祝宴に拍手を送り始めよう/喜びに満ちた顔と口調で、はっきりと叫ぼう:/ 「キリストよ、私たちのために裁きを受け、/唾を浴び、傷を負い、/緋色の衣をまとい、十字架に上られた方。/その御姿を見たとき、太陽と月は光を隠し、/大地は恐怖のあまり揺れ動き、/神殿の幕は真っ二つに裂けました! / 今なお、御自身の聖なる十字架を、私たちのために守護者、/守り手、そして悪魔を追い払う者としてください。/そうして私たち皆が、それを口づけながら、こう叫ぶことができますように:/「十字架よ、その力によって私たちを救ってください! /聖なる十字架よ、その輝きをもって私たちを聖別してください!/そして、その掲げられた姿によって私たちを強めてください、/あなたは光として、/また私たちの魂の救いとして、私たちに与えられたのですから!」

アナトリア

星々を散りばめたあなたの御姿、十字架よ、/栄光に満ちた敬虔な王に/勝利の成功を予告しました;/そして、その母ヘレナがあなたを発見し、/全世界にその存在を知らしめました; /そして今日、あなたを掲げながら、/私たち、信徒の合唱団はこう叫びます:/「あなたの輝きで私たちを照らしてください、命を与える十字架よ!/あなたの力強さで私たちを聖別してください、至聖なる十字架よ!/あなたの掲げられる姿によって私たちを強めてください、/敵の軍勢に立ち向かって掲げられる十字架よ!」

栄光、そして今、同じ声、アナトリア

モーセは、聖なる十字架の御業を予見して、キリストよ、/シナイの荒野で敵対するアマレクを退散させた。/彼が両手を広げて十字架の姿を現したとき、/民は力づけられた。/今や、これらの出来事の結末が私たちの上に成就した。/今日、十字架が掲げられ――悪魔たちは逃げ去る。 /今日、すべての被造物は朽ち果てから解放された;/十字架のおかげで、すべての恵みの賜物が私たちに輝いたからである;/それゆえ、私たち皆は喜びながら、/あなたにひれ伏しこう叫ぶ:/「主よ、あなたの御業はなんと偉大であるか! あなたに栄光あれ!」

詩篇台でのステヒラ、同調、第5声

喜びよ、命を与える十字架よ、/敬虔の勝利を示す打ち破れぬしるしよ、/楽園の門、信者たちの支えよ、/教会の守りよ、/それによって呪いは滅ぼされ、取り除かれ、/死の力は飲み込まれ、/私たちは地から天へと引き上げられた; /無敵の武器、悪魔の敵、/殉教者たちの栄光、/聖人たちの真の装飾、/救いの避難所、/世界に大いなる慈悲を授ける方よ!

聖句:主、私たちの神を賛美し、その御足の御前にひれ伏せ、/それは聖なるものだから。 詩編98:5

喜びよ、主の十字架よ、/それによって人類は呪いから解放され、/真の喜びのしるし、/その掲げられる際に敵を打ち倒し、深く崇敬されるものよ; /わが助け、王たちの力、/義人の力、司祭たちの栄光よ;/その姿は、災いから救い出すもの;/力の杖、それによって我らは 牧される;/平和の武器、天使たちが畏れをもって取り囲むもの;/キリストの神聖な栄光、/世界に大いなる憐れみを与える方。

聖句:神、すなわち世の初めから私たちの王は、/この地の上に救いを成し遂げられた。 詩編73:12

喜びなさい、盲人の導き手よ、/病人の医者よ、/すべての死者の復活よ、/滅びに陥った私たちを高めてくださった方よ、/尊き十字架よ、/それによって朽ちるものが打ち砕かれ、朽ちないものが花開いた、/そして私たち、死すべき者も神に似た者となり、/悪魔はついに打ち倒された! /この日、あなたが司教の手によって高められるのを見て、/私たちはあなたの上に昇天された方を賛美し、あなたに礼拝を捧げ、/豊かな大いなる恵みをたっぷりと受け取ります。

栄光、今、第8調、
聖ヨハネ・ダマスコス

かつてモーセが自らの姿をもってその型を示し/アマレクを打ち倒して逃亡させたもの、/また、詩人ダビデが、それを御足の台と呼び、ひれ伏すよう命じたもの、/――あなたの尊い十字架よ、キリストなる神よ、 /今日、私たち罪人はこれにひれ伏し/不遜な口であなたを讃え、/その上に釘付けになることをお許しくださったあなたに、こう呼びかけます:/「主よ、私たちを、あの強盗と共にあなたの御国に受け入れてください!」

トロパリオ、第1声

主よ、御民を救い、/御自分の嗣業を祝福し、/正教のキリスト教徒*に異民族に対する勝利を授け、/御自分の十字架によって御民を守り給え。(3)

* ギリシャ語:王たち

早課にて

「神は主なり」:祝日のトロパールを三度、第1声

主よ、御民を救い給え/御自分の嗣業を祝福し給え/正教のキリスト者たち*に異民族に対する勝利を授け/御自分の十字架をもって御民を守り給え。(3)

* ギリシャ語:王たち

第1節のセダレン、第6調

ただ、あなたの十字架の木が立てられただけで、キリストよ/死の基盤は揺らぎました、主よ:/なぜなら、地獄が貪欲に飲み込んだ御方を、/それは戦慄して放したからです。/あなたは私たちにあなたの救いをお示しになりました、聖なる方よ、/そして私たちはあなたを賛美します:/「神の子よ、私たちを憐れんでください!」

栄光、そして今、第1調。
同様の賛歌:「石は封印されていたが:」

人愛する御方よ、私たちはあなたの十字架の木に礼拝を捧げます、/ なぜなら、すべての者の命であるあなたが、その上に釘付けにされたからです;/ 救い主よ、あなたは、信仰をもってあなたに近づいた強盗に、/ 天国を開き、/ 彼はあなたを告白して至福に与かりました:/ 「主よ、私を思い出してください!」 /彼のように、こう叫ぶ私たちをも、お受け入れください:/「私たちは皆罪を犯しました、/あなたの憐れみによって、私たちを見捨てないでください!」

セダレンの第2節に従い、第6調

この日、預言の言葉が成就しました。/見よ、私たちは、/主よ、あなたの御足が立たれた場所にひれ伏しています。/そして、救いの木の実を味わい、/罪の情欲からの解放を得ました。/唯一の人を愛する方よ、聖母マリアの祈りによって。

栄光、今や、第8声。
「神秘なる御命令」に倣って:

古の時代、ヨシュアは/十字架の姿を神秘的に予表し、/両手を十字のように広げたとき、/太陽は止まり、/彼が、あなた、神に抵抗した敵を/滅ぼし尽くすまで。 /今や、それは暗くなり、/十字架の上で、私の救い主であるあなたを仰ぎ見て、/死の権威を打ち砕き、/地獄を滅ぼすあなたを。

賛美

われらはあなたを賛美します、/命の与え主キリストよ、/そしてあなたの聖なる十字架を崇めます、/それによってあなたは私たちを/敵の奴隷状態から救い出してくださいました。

選定された詩編

1 合唱 主よ、私の敵を裁き、私と戦う者たちと戦ってください。2 武器と盾を手に取り、私の助けとして立ち上がってください。1 主よ、御顔の光が私たちを照らしました。2 あなたは恵みの武器をもって、私たちを守ってくださいました。 1 主よ、あなたは御自分を畏れる者たちに、悪意ある者の顔から逃れるためのしるしを与えられました。2 地上のすべての民が、あなたの道を、すべての部族があなたの救いを知るためです。1 地の果てに至るまで、すべての人々が私たちの神の救いを見ました。2 御足の踏みしめられた場所に、ひれ伏しましょう。1 そうすれば、森のすべての木々が喜び踊るでしょう。 2 世の初めから私たちの王であられる神は、地の真ん中で救いを成し遂げられた。1 主、私たちの神を賛美し、その御足の台にひれ伏せ。それは聖なるものだから。2 神よ、私たちの神よ、私たちを祝福してください。神が私たちを祝福してくださいますように。 1 あなたの民を救い、あなたの嗣業を祝福してください。2 彼らを永遠に守り、高めてください。

栄光、今こそ:ハレルヤ(3)

詩編 34:1; 34:2; 4:7b; 5:13b; 59:6; 66:3; 97:3c; 131:7b; 95:12b; 73:12; 98:5; 66:7b – 8a; 27:9a; 27:9b

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「神秘なる御命令:」に倣う

かつて楽園、ある木が私を裸にした。/その実を食らうことで、敵は死をもたらす。/しかし、人々に命の衣をもたらす十字架の木は、/地上に立てられ、/全世界があらゆる喜びで満たされた。 /その木が掲げられるのを見て、人々は、/信仰をもって神にこう呼びかけよう:/「あなたの御家は栄光に満ちています!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ:/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清めによって高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

地の果てに至るまで、/わが神の救いを見た。節:主に向かって新しい歌を歌え。主は驚くべき御業をなされたからである。 詩編97:3, 1a

第二プロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ヨハネによる福音書、冒頭42b

主は言われた。「父よ、あなたの御名をあがめてください。」すると、天から声が聞こえてきた。「すでにあがめた。またあがめる。」そこに立っていた群衆は、それを聞いて、「雷が鳴った」と言った。また、ある人々は、「天使が彼に話しかけた」と言った。 イエスは答えて言われた。「この声は、わたしのためではなく、あなたがたのためであった。今こそ、この世の裁きが行われる。今こそ、この世の支配者は追い出される。そして、わたしが地から上げられるとき、すべての人をわたしのところへ引き寄せる。」イエスはこう言われたのは、ご自身がどのような死を遂げられるかを示そうとされたからである。 群衆はイエスに答えて言った。「私たちは律法から、キリストは永遠に存続すると聞いています。それなのに、どうして『人の子は上げられなければならない』とおっしゃるのですか。その『人の子』とは、いったい誰のことですか。」イエスは彼らに言われた。「あなたがたに光があるのは、もうしばらくの間だけです。 光があるうちに歩みなさい。そうすれば、闇に飲み込まれることはない。闇の中を歩く者は、どこへ行くのか分からない。光があるうちに、その光を信じなさい。そうすれば、あなたがたは光の子となるのだ!」

ヨハネ12:28–36a

また、次のように歌います。「キリストの復活を見て:」

詩編50篇の後

[栄光:あなたは私の力強い守り、/三つの部分からなるキリストの十字架、/あなたの力によって私を聖別してください、/私が信仰と愛をもって、/あなたを礼拝し、賛美することができますように!

そして今:同じ言葉を繰り返します。]

神よ、私を憐れんでください:

スティヒラ、第6調

キリストの十字架よ、キリスト教徒の希望、/迷える者の道しるべ、/嵐に翻弄される者の避難所、/戦いの勝利、宇宙の安全、/病める者の医者、/死者の復活、/私たちを憐れんでください!

聖コスマ・マイウムスのカノン、第8調;
カノンのイルモスは2回歌われ、トロパリは12回歌われる。
第1歌

イルモス:十字架を描きながら、モーセは/杖で紅海を真っ二つに切り裂き/徒歩で進むイスラエルの民のために、/そしてその同じ海を横一撃で/ファラオの戦車のために再び結び合わせ、/それによって無敵の武器を示した;/それゆえ、我らの神キリストに歌おう:/まことに、御方は栄光を受けられた。

モーセは、古の時代に、聖別された者たちの間に立ち、/清き受難の姿を自ら示した。/十字架の姿をとり、両手を広げて/勝利のしるしを掲げ、/万物を滅ぼすアマリクの力を打ち砕いた。/それゆえ、我らの神キリストに歌おう。/主は栄光を受けられたからである。

モーセは柱の上に、/致命的で毒のある傷から救う薬を掲げ、/十字架を象徴する木に、/地を這う蛇を縛り付け、/それによって災いを打ち破った。/それゆえ、我らの神キリストに歌おう、/主は栄光を受けられたからである。

天は敬虔な統治者、/神の知恵に満ちた王に、/十字架の勝利のしるしを示した。/それによって、悪意ある敵の傲慢は打ち砕かれ、/欺瞞は打ち破られ、神聖な信仰は/地の果てまで広まった。/それゆえ、我らの神キリストを讃えよう、/主は栄光を受けられたからである。

第3歌

イルモス:杖は秘儀の象徴として用いられる。/その成長は司祭を象徴するからである。/かつて実を結ばなかった教会のために、今や/十字架の木が、その力と確固たる基盤として花開いた。

岩が打たれて水を湧き出させたとき/不従順で冷酷な民のために、/神に召された教会に秘跡を現した。その教会にとって、十字架こそが力であり、確固たる支えである。

至聖なる肋骨が/槍に貫かれたとき、/水と血が流れ出し、/契約を新たにし、罪を清めた。/まことに、十字架は信者たちの賛美であり、/王たちの力と確固たる支えである。

セダレン、第4声部* .
類似:「まもなく御前に進み出よ:」

三度も祝福された、/命の与え主である十字架よ、/人々は、/霊的な聖歌隊と共に祝宴を催し、/司教たちの群れは畏敬の念をもってあなたを讃え、/多くの修道者や断食者たちはあなたを礼拝し、/そして、私たち皆は、十字架につけられたキリストを賛美する。

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

第4歌

イルモス:主よ、私は/御計画の神秘を聞き、/御業を理解し、/御神性を賛美しました。

古き時代モーセは一本の木によって/砂漠の本来苦い泉を変え、/異教徒たちが十字架によって/敬虔へと回心することを予示した。

ヨルダンは、斧を水底に隠し、/木を用いてそれを取り戻し、/十字架と洗礼によって/迷いを断ち切ったことを示した。

四つの部族からなる民は/聖なる軍勢を成し、/先駆的な証しの幕屋の前を進み、/十字形の陣形を誇った。

奇跡的に掲げられた十字架は/太陽の光を放ち、/天は/我らの神の栄光を告げ知らせた。

第5歌

イルモス:ああ、三度も祝福された木よ、/その上に、王にして主であるキリストが十字架につけられ、/その木によって、人を惑わした者は倒れ、/神ご自身に捕らえられ、/あなたの上に肉体を釘付けにされた方、/私たちの魂に平安を授ける方よ!

あなた、栄光に満ちた木よ、/キリストが横たえられた十字架よ、/エデムを守っていた回転する剣は恐れおののき、/威厳あるケルビムも後退した、/あなたに釘付けにされたキリストの前で、/私たちの魂に平安をもたらす方よ。

冥界の敵対する勢力は、/彼らが漂う空中に/描かれる十字架の印に戦慄し、/天の住人と地上で生まれた者たちは、/私たちの魂に平安を授けるキリストの前に/ひざまずく。

神聖なる十字架は、/清らかな光線の中に現れ、/神の光で照らし出し、/欺瞞的な迷いによって覆われた諸民族、/その上に釘付けにされたキリストへと導き、/私たちの魂に平安をもたらしてくださる。

第6歌

イルモス:海の獣の腹の中で/ヨナは十字架のように両手を広げ、/救いの苦しみをはっきりと予表した。そして三日後にそこから出て、/ 肉体に釘付けにされた/キリスト・神の超自然的な復活を予示し、/三日目に復活して世界に平安をもたらした。

老いによって腰が曲がり、病に苛まれていた/ヤコブは、ヨセフの息子たちに手を置いたとき、背筋を伸ばし、/それによって命を与える十字架の働きを示した。/なぜなら、その十字架に肉において釘付けにされた神は、/旧約の律法という影のような古きものを刷新し、/魂を滅ぼす迷いの病を追い払われたからである。

十字の形に両手を若き者たちの頭の上に置いたとき、/神のイスラエルは、/長老たちに尊ばれているのは律法の下で仕える民であることを示した。 /それゆえ、その点で誤ったと疑われたにもかかわらず、/彼は命を与えるしるしを変えなかった。/「何しろ、」と彼は宣言した、「/キリスト・神によって新たに確立され、/十字架によって守られている民こそが、/優位に立つのだ!」

コンダク、神に倣うもの、第4調

自ら進んで十字架に昇られた方よ、/御名と同じ新しい民に/御慈悲を授け給え、キリストなる神よ;/御力によって御自身の忠実な民(*)を喜ばせ給え、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御前から助けを得、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを得んことを。

イコス:第三の天の楽園へと昇られ、/人間の言葉では語り尽くすことのできない、/言い表しがたい神聖な御言葉を聞かれた方――/彼がガラテヤ人への手紙に何を書かれたか、/聖書を愛するあなたがたは、読んで知ったでしょうか? / 「私が誇るべきことは、と彼は言う、/ただ主の十字架のみである。/その十字架上で苦しみを受け、主は情欲を打ち砕かれた」。/そうして私たちも皆、/主の十字架を誇りとしてしっかりと掲げよう。/なぜなら、私たちにとってこの救いの木は、/平和の武器であり、無敵の勝利のしるしだからである。

* ギリシャ語:我らの王たち

第7歌

イルモス:不義な暴君の狂気の命令は、/脅威と神を冒涜する悪口に満ち、/民を混乱に陥れた; /しかし、三人の少年たちは、/残忍な怒りも、轟く炎も恐れず、/むしろ、露を運ぶ風が吹き抜ける炎の中にあって、彼らは歌った:/「父祖たちの、そして私たちの、最も称賛すべき神よ、あなたは祝福された方です!」

人間の中で最初に、/木の実を口にした者は滅びに陥った。/なぜなら、最も不名誉な死を宣告された彼は、/まるで肉体を蝕む病のように、/その病を自らの全一族に受け継がせたからである; /しかし、地上で生まれた私たちは、/十字架の木によって回復を得て、こう叫びます:/「父祖たちの、そして私たちの、最も称賛すべき神よ、あなたは祝福された方です!」

不従順は神の命令に背き/その木は、時期尚早に実を口にしたことによって/人々に死をもたらした;/それゆえ、尊い命の木は/安全のため閉ざされていた;/しかし、それは、悪しき死によって亡くなった/強盗に開かれた。彼は賢明にもこう叫んだ:/「父たちの、そして私たちの神よ、あなたはほめたたえられるべき方です!」

未来を仰ぎ見るイスラエルは/ヨセフの杖の先端を抱きしめ、/栄光に満ちた十字架が/王の力を帯びることを予言する。/なぜなら、それは王たちの勝利の賛美であり、/信仰をもって呼び求める者たちの光だからである。/「父祖たちの、そして私たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

イルモス:若者たちよ、賛美せよ、/三位一体と同等の、/創造主なる父なる神を;/降りてきて、/露を火に変えた御言葉を讃えよ;/そして、すべてに命を与える/聖霊を、永遠に称えよ!

受肉された神の御言葉の血で染められた木が掲げられる際、/天の御力よ、/死すべき者たちの再生を祝って歌え;/人々よ、キリストの十字架を礼拝せよ、/それによって世界の復活が永遠に成し遂げられる。

地上の恵みの支配者たちよ!/聖なる畏敬の念をもって、/キリスト・神が立たれた十字架と、/神の御言葉の御体を貫いた槍とを、/両手で掲げよ。/すべての民が神の救いを見、/永遠に神を賛美するように。

喜びなさい、神の御心によって選ばれた/忠実なキリスト教の王たちよ:/神から聖なる十字架を受け取り、/この勝利の武器を誇りなさい:/それによって、戦いを好む部族たちは、/永遠に散らされるからである。

第9歌「ケルビムたちの至高の栄光」は、たとえ日曜日であっても歌わず、代わりに祝日のリフレインを歌う:

わが魂よ、 / 主の至聖なる十字架を讃えよ。

そしてイルモス:「聖母よ、あなたは神秘の楽園です」。その後、第二の聖歌隊が同じ賛歌とイルモスを歌う。そして、残りの六つの詩節に対しても、同じ賛歌を歌う。

第9歌

イルモス:聖母よ、あなたは神秘の楽園、/キリストを自然に育んだ方、/その御方によって地上に植えられた/命をもたらす十字架の木;/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/御方にひれ伏しつつ、私たちはあなたを讃える。

すべての樫の森の木々が喜び躍らん;/その本質は、/初めからそれらを植えた方――/木に架けられたキリスト――によって聖別されたからである;/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/私たちは御方にひれ伏し、賛美を捧げる。

神に賢き者たちのために/万物の頭なる聖なる角が掲げられた――/それは、目に見えぬ罪人たちのすべての角が/打ち砕かれる十字架である;/それゆえ今、その掲げられるに際し、/私たちは御方にひれ伏し、賛美を捧げる。

この祝日のもう一つの賛歌:

わが魂よ、 / 命を与える主の十字架の掲揚を讃えよ。

そしてイルモス:「我らの種族を襲った死」。その後、第二の聖歌隊が同じ賛歌とイルモスを歌う。そして、残りの六つの詩節に対しても、この同じ賛歌を歌う。

また別の

イルモス:木の実を口にしたことによって我らの種族を襲った死は、/この日、十字架によって打ち消された。/なぜなら、原初の母の罪による普遍的な呪いは、/清き神の母の枝によって打ち砕かれたからである。/その御母を、天のすべての勢力が賛美する。

主よ、木による致命的な苦味を許さず、/あなたは十字架によってそれを完全に滅ぼされました。/それゆえ、かつて木は/メラの水の苦味を止め、/十字架の働きを予表し、/その働きをすべての天の勢力が称え奉るのです。

絶えず闇に沈んでいた先祖を/主よ、あなたは今日、十字架によって高められました。/かつて私たちの性質が/迷いによって極めて抑えがたく堕落したように、/今また、あなたの十字架の光が私たちを完全に正してくださいました。/私たち信徒は、その光を称えます。

世に崇められる十字架の姿をその栄光のすべてをもって示すため、主よ、/あなたはそれを天に/計り知れない光の中で輝かしく描き出されました。/それは王にとって無敵の武具であり、/天のすべての勢力が称えるものです。

スヴェティレン、第2声。
「弟子たちがあなたを見つめていたとき:」に倣って

十字架は全宇宙の守護者、/十字架は教会の美、/十字架は王たちの力、/十字架は信者たちの確かな支え、/十字架は天使たちの栄光、/そして悪魔たちの破滅。(2)

栄光、そして今:。
類似の賛歌:「妻たちよ、聞きなさい:」

今日、十字架が掲げられ/世界は聖別される。/なぜなら、父と聖霊と共に座しておられるキリストよ、/その上に両手を広げ、/全世界を御自身を知るよう導かれたからである。/どうか、御あなたに希望を置く者たちに/神聖な栄光を授けてください。

「賛美せよ」の際、第4調のステヒラ
同調の詩篇、第8調

なんと驚くべき奇跡でしょう!/命を与える木、至聖なる十字架が、/この日、高みへと掲げられています。/地の果てまでが賛美し、/すべての悪魔は恐れおののきます。/ああ、なんと素晴らしい賜物が、死すべき者たちに与えられたことでしょう!/唯一の慈悲深き方よ、キリストよ、/それによって私たちの魂を救ってください!(2)

なんと驚くべき奇跡であろうか!/全能者の、命に満ちたぶどうの房を/自ら背負い、/この日、地から掲げられる十字架が見える:/それによって、私たちは皆、神へと引き寄せられ、/死は完全に滅ぼされた。 /おお、汚れなき木よ、/そのおかげで私たちは、/エデムにおける不死の糧を味わい、/キリストを賛美する!

おお、驚くべき奇跡よ!/十字架の幅と長さは天に等しい、/神の恵みによって、それは万物を聖別するからである。/それによって野蛮な民は打ち負かされ、/それによって王たちの笏は強められる。/おお、神聖な梯子よ、/それによって我らは天へと昇り、/歌の中で主キリストを賛美する!

栄光、今、第6調:この日、主の十字架の出現が祝われ、/信徒たちは愛をもってそれを受け入れ、/魂と肉体、そしてあらゆる病の/癒やしを受ける。 /私たちは喜びと畏れをもって、それを迎えよう。/畏れをもって――罪ゆえに、ふさわしくない者として;/喜びをもって――この世に与えられる救いのゆえに、/その上に釘付けにされた主キリストが、/大いなる憐れみをお持ちだからである。

そして、静かに、調和して「大賛美」を歌う。この間、聖なる十字架が置かれた聖座への香を焚く儀式が行われる。賛美の終わりに、修道院長は聖座の前で三度深く頭を地面につけて礼拝した後、聖なる十字架を北の門から運び出す。 そして、王の門に到ると、賛美の終わりに、彼はこう宣言する。「至智よ! 畏敬の念をもって立ちましょう!」 そして、聖堂の中央にある用意された机へと向かう。その机には聖十字架を載せた皿が置かれており、その後、聖十字架への三度の香を焚く儀式が行われる。

その間、聖歌隊は第1調のトロパールを歌う。

主よ、御自分の民を救い給え/御自分の御業を祝福し給え/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け/御自分の十字架をもって御自分の民を守り給え。(三度。)

[続いて、十字架の挙揚の儀式が行われる場合、修道院長は三度地面にひれ伏した後、香りのよいバジリカの小枝を添えた聖十字架を取り、東を向いて立ち、一方、助祭は次のように宣言する:

神よ、御大いなる憐れみにより、私たちを憐れんでください。主よ、私たちの祈りを聞き入れ、憐れんでください。皆で唱える:

聖歌隊は「主よ、憐れみたまえ」の最初の百節を歌い始める 一方、修道院長は最初に聖十字架を三度振り、その後、百節の前半が歌われている間に聖十字架を手に地面に向かって身をかがめ、地面に届くまであと一指幅のところで止まり、後半が歌われている間に立ち上がり、聖十字架を掲げ、歌の終わりにも同様に聖十字架を三度振る。

同様の順序で、四方に向けてさらに四回、聖十字架を掲げる儀式が行われる。

西の方角:さらに、我らの至聖なる総主教(名前)、我らの至尊なる大主教(あるいは:大司教、あるいは:司教)(名前)、そしてキリストにある我らのすべての兄弟姉妹の健康と救いのために祈ります。皆で声を合わせて唱えましょう:

南の方角:さらに、神に守られたわがロシアの国、そのすべての民と権力者たちのために祈り、あらゆる敬虔さと清らかさの中で、平穏で安らかな生活を送ることができますように。皆で唱えましょう:

北の方角:さらに、悲しみや苦難の中にあり、健康と救い、そして罪の赦しを求めるすべてのキリスト者の魂のために祈ります。皆で声を合わせて唱えましょう:

東に向かって:さらに、この聖なる修道院(あるいは:この至聖なる聖堂において奉仕している、またかつて奉仕したすべての父たちおよび兄弟たちのために、彼らの健康と救い、そして罪の赦しを祈ります。皆で声を合わせて唱えましょう:

第五百節の終了後、十字架のコンダクを歌う:

「栄光、今や、コンダク、御自身に倣うもの、第4声部」

自ら進んで十字架に掲げられた方よ、/御名と同じ新しい民に/御慈悲を授け給え、キリストなる神よ;/御力によって御自身の忠実な民を喜ばせ、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御前から助けを得、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを得んことを。]

そして、第6調でトロパールを歌い、三度地面にひれ伏します:

主よ、あなたの十字架に拝礼し、/あなたの聖なる復活を賛美します。

慣例により、トロパリオは修道院長と聖職者、そして聖歌隊が交互に三度歌います。そして、教会に参列する全員による聖十字架への接吻が行われます。

聖十字架に口づけをする際には、
聖十字架の自唱式スティヒラ(第2調)を歌います

来たりて、信徒たちよ、/命を与える木に礼拝を捧げよう、/その木の上で、栄光の王キリストは、/自ら進んで両手を広げ/かつての至福へと、/敵が快楽によって誘い出し、/神から追放された私たちを、/高めてくださった。 / 信者たちよ、来たりて、この木に礼拝を捧げよう、/ そのおかげで我らは、/ 目に見えぬ敵の頭を打ち砕くにふさわしい者とされたのだ。/ 諸国民のすべての部族よ、来たりて、/ 主の十字架を賛美の歌をもって称えよう。/ 喜びよ、十字架よ、堕ちたアダムの完全なる贖いよ! / あなたによって、我らの最も忠実な王たちは誇りとする、/ 彼らはあなたの力によって、/ イシュマエル人の民を力強く征服するからである。 /今、畏敬の念をもってあなたに口づけしながら、/私たちキリスト教徒は、/あなたに釘付けにされた神を賛美し、こう叫びます。/「この十字架に釘付けにされた主よ、私たちを憐れんでください、/慈愛に満ち、人を愛する方として!」

第5の歌

さあ、人々よ、/この並外れた奇跡を仰ぎ見て、/十字架の力にひれ伏そう。/なぜなら、楽園の木は死をもたらしたが、/この木は命に満ちて花開いた。/罪なき主が、その上に釘付けにされたからである。 /そこから朽ちることなき実を摘み取り、/私たち、すべての民は叫びます:/「十字架によって死を打ち破り、/私たちを解放してくださった方よ、あなたに栄光あれ!」

同じ声

神よ、あなたの預言者たち、イザヤとダビデの声が成就しました。彼らはこう告げていました。「主よ、すべての民が来て、/あなたの御前にひれ伏すでしょう」。 /見よ、御恵みに満ちた民が、/御恵み深い御方のエルサレムの宮殿に集まっている。/私たちのために十字架を耐え忍び、/御復活によって私たちに命を与えてくださる方よ、/私たちを守り、救ってください!

第6の歌

今日、四方の世界は聖別される/私たちの神キリストよ、あなたの四つの枝を持つ十字架が掲げられるにあたり、/同時に、私たちの忠実な王たちの角も高められる、/彼らはそれによって敵の角を打ち砕く。/主よ、あなたは偉大であり、/その御業は驚くべきものである。あなたに栄光あれ!

預言者たちの声は、聖なる木を予告しました。/その木によって、アダムは/古くからの死の呪いから解放されました。/そして、この日、その木が掲げられるにあたり、/被造物もまた声を上げ、/神に豊かな憐れみを求めています。 /しかし、慈しみに限りなき唯一の主よ、/私たちのために贖いとなられ、/私たちの魂を救い給え!

第8の歌

神よ、あなたの預言者モーセの預言が成就しました。彼はこう告げました:/「あなたがたの命が、あなたがたの目の前でぶら下がっているのを見るであろう」。 /この日、十字架が掲げられ――/世界は迷いから解放され;/この日、キリストの復活が新たになり/地の果てまでも喜び、/ダビデの歌に倣い、シンバルを鳴らしてあなたに賛美を捧げ、こう叫びます:/ 「神よ、あなたは地の の真ん中で救いを成し遂げられた――/十字架と復活によって、/私たちを救ってくださった、慈愛に満ちた、人を愛する方よ。/全能の主よ、あなたに栄光あれ!」

同じ声

この日被造物の主であり栄光の主は/十字架に釘付けられ/肋骨を貫かれ; /教会の喜びは、胆汁と酢を味わう;/いばらの冠が/雲で天を覆う御方に戴かされる;/嘲りの衣をまとわされ/地から造られた手で/御自身の御手によって人を造られた方の顔を打たれる;/背を鞭打たれる/雲で天を覆う御方; /唾を吐きかけられ、傷を負い、/侮辱と打撃を受け、/そして、私という罪人のためにすべてに耐え忍ばれる、/私の贖い主であり神よ、/御自身の憐れみによって、/世界を迷いから救うために!

栄光あれ、今なお、その声は同じである。この日、本質において近づきがたいお方が/私にとって近づきやすいお方となり/苦しみを受けられる。/私を情欲から解放してくださるお方。/盲人に光を与えられるお方が/不法な口によって侮られ/捕らわれ人のために、御自身の背中を傷つけられる。 /十字架上の御子を見て、/清き処女であり母である方は、痛切にこう叫ばれた:/「ああ、わが子よ、なぜこのようなことをなさったのか?/すべての人々の中で最も美しさに満ちていた御方が、/今や息も絶え、見すぼらしく、/姿も美しさも失われておられる。 /ああ、私の光よ、/眠っているあなたを見ることもできず、/私は内から苛まれ、恐ろしい剣が私の心を貫く。/あなたの苦しみを讃え、/あなたの慈悲にひれ伏す。/忍耐深い主よ、あなたに栄光あれ!」

閉会の祈り

キリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母の祈りにより、聖なる命を与える十字架の力、聖なる栄光に満ちた、万人に称えられる使徒たち、そしてすべての聖人たちの力によって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

聖体礼儀にて

アンティフォン1、第2調

節1:神よ、わが神よ、わが声に耳を傾けてください、/なぜあなたはわたしを見捨てられたのですか? 詩編21:2a

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、/私たちを救ってください。

節2:私の罪の堕落のゆえに、/私は救いから遠ざけられました。 詩編21:2b

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第3節:わが神よ、私は昼に叫んでも、あなたは聞き入れず、/夜に叫んでも、それは私にとって無意味なことではありません。 詩編21:3

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第4節:しかし、あなたは聖所におられ、/イスラエルの賛美よ! 詩編21:4

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2声

第1節:神よ、なぜあなたは、/最後まで見捨てられたのですか。 詩編73:1a

神の子よ、/肉において十字架につけられた方よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

節2:御自身の民を思い出してください、/あなたが初めから贖われた御民を。 詩編73:2a

神の子よ、私たちを救ってください、/肉において十字架につけられた方よ、あなたを賛美する私たちを。ハレルヤ。

第3節:このシオンの山、/あなたが住まわれたその山を。 詩編73:2b

神の子よ、私たちを救ってください、/肉において十字架につけられた方よ、あなたを賛美する私たちを:ハレルヤ。

第4節:世の初めから私たちの王であられる神は、/この地の上に救いを成し遂げられた。 詩編73:12

神の子よ、私たちを救ってください、/肉において十字架につけられた方よ、あなたを賛美する者たちよ:ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第1声

第1節:主は王となられた。/諸国民が怒ろうとも。 詩編 98:1a

トロパリオ、第1調

主よ、御自分の民を救い、/御自分の御国を祝福し、/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け、/御自分の十字架によって御自分の民を守り給え。

第2節:主は王となられた。諸国民は怒れ!/ケルビムの上に座す方よ。地よ、震えよ! 詩編98:1

トロパリオ:主よ、あなたの民を救い給え:

第3節:主はシオンにおいて偉大であり/すべての民の上に高くおられます。 詩編98:2

トロパリオ:主よ、あなたの民を救いたまえ:

第4節:主を礼拝せよ/その聖なる宮の庭にて。 詩編95:9a

トロパリオ:主よ、あなたの民を救いたまえ:

入祭の詩句

主、私たちの神を賛美し、その御足の御座にひれ伏せ。それは聖なるものだからである。 詩編98:5

トロパリオ、第1声

主よ、あなたの民を救い給え/あなたの嗣業を祝福し給え/正教のキリスト教徒に異邦人に対する勝利を授け/あなたの十字架によってあなたの民を守り給え。

栄光、そして今、コンダク、第4調

自ら進んで十字架に上げられた方よ、/御名と同じ新しい民に/御慈悲を授け給え、キリストなる神よ。/御力によって御自身の忠実な民を喜ばせ、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御身からの助け、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを得んことを。

「三聖」の代わりに

主よ、私たちはあなたの十字架を礼拝し、/あなたの聖なる復活を賛美します。

プロキメン、第7調

主、私たちの神を賛美し、その御足の御前にひれ伏せ、/それは聖なるものだからです。

詩句:主は王となられた。諸国民は怒れ!  詩編98:5, 1a

コリントの信徒への第一の手紙、125a

兄弟たちよ、十字架の御言葉は、滅びゆく者たちにとっては愚かさに過ぎませんが、救われる私たちにとっては、神の力です。なぜなら、「私は知恵ある者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さを無に帰す」と書いてあるからです。知恵ある者はどこにいるのか。 どこに律法学者がいるのか。どこにこの世の論客がいるのか。神は、この世の知恵を愚かさに変えてしまわれたのではないか。なぜなら、この世は、その知恵によって、神の深遠な知恵の中に神を知ることができなかったからである。それゆえ、神は、福音を宣べ伝えるという愚かさによって、信じる者たちを救うことを喜ばれたのである。 なぜなら、ユダヤ人はしるしを求め、ギリシャ人は知恵を追い求めるが、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるからである。ユダヤ人にとってはつまずき、ギリシャ人にとっては 愚かさに過ぎないが、召された者たち、すなわちユダヤ人もギリシャ人も、キリストこそが神の力であり、神の知恵であることを知るのだ。

1コリント1:18–24

ハレルヤ、第1声

詩句:あなたが初めからご自身のものとしておられた御民を思い出してください。

詩句:世の初めから私たちの王であられる神は、地のただ中で救いを成し遂げられた。 詩編 73:2a, 12

ヨハネによる福音書、第60章の冒頭

その頃、大祭司たちと長老たちは、イエスを滅ぼそうとして、イエスに対する評議会を開いた。そして、ピラトのもとへやって来て、「十字架につけよ、十字架につけよ!」と叫んだ。ピラトは彼らに言った。「あなたがたが彼を連れて行って、十字架につけなさい。私は、この人に罪を見いださない。」すると、ユダヤ人たちは彼に答えて言った。 「私たちには律法があり、その律法によれば、彼は死ななければならない。なぜなら、彼は自分を神の子だと名乗ったからだ」。ピラトはこの言葉を聞くと、さらに恐れを覚え、再び総督官邸に入り、イエスに言った。「あなたはどこの出身か」。しかし、イエスは彼に答えなかった。 そこでピラトはイエスに言った。「わたしに答えないのか。わたしには、あなたを十字架につける権威も、釈放する権威もあることを知らないのか。」イエスは答えて言われた。「もし上から与えられていなければ、あなたはわたしに対して何の権威も持たなかっただろう。」 そこで、ピラトはこの言葉を聞くと、イエスを外へ連れ出し、「石の敷き場」、ヘブライ語でガヴァファと呼ばれる場所にある裁判の座に着いた。その日は過越の祭りの前の金曜日で、時刻は六時頃であった。ピラトはユダヤ人たちに言った。「見よ、あなたがたの王だ。」 すると、彼らは叫んで言った。「引き渡せ、引き渡せ、この者を十字架につけよ!」ピラトは彼らに言った。「あなたがたの王を十字架につけるのか。」大祭司たちは答えた。「私たちには、カエサル以外の王はいない。」そこで、ピラトはイエスを彼らに引き渡し、十字架につけるようにした。人々はイエスを捕らえて連れ去った。 イエスはご自身の十字架を背負って、ヘブライ語でゴルゴタと呼ばれる「顎の丘」という場所へ出られた。そこでイエスは、左右に二人の犯罪人とともに十字架につけられた。イエスは真ん中にいた。ピラトはまた、銘板を書いて十字架の上に掲げた。 そこには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書かれていた。さて、イエスが十字架につけられた場所は町から近かったため、多くのユダヤ人がこの銘を読み、それはヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語で書かれていた。 イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹であるマリア・クレオパ、そしてマリア・マグダレナが立っていた。イエスは、母と、そばに立っていた、ご自身が愛しておられた弟子を見て、母に言われた。「婦人よ、見なさい。あなたの息子です。」 それから、その弟子に、「見よ、あなたの母です」と言われた。その時から、その弟子は彼女を自分の家に引き取った。その後、イエスは、すべてがすでに成し遂げられたことを知られ、頭を垂れて息を引き取られた。 その日は金曜日であったので、ユダヤ人たちは、安息日に死体が十字架に残らないように――その安息日は大安息日であったから――ピラトに、彼らのすねの骨を砕いて、遺体を降ろすよう求めた。そこで兵士たちが来て、最初に十字架にかけられていた人のすねの骨を砕き、次にイエスと共に十字架にかけられていたもう一人の人のすねの骨も砕いた。 しかし、イエスのところに来て、すでに死んでいるのを見ると、彼らはイエスのすねの骨を打ち砕かなかった。その代わりに、兵士の一人が槍でイエスの脇腹を刺すと、たちまち血と水が出てきた。これを見た者が証言しており、その証言は真実である。

マタイ27:1–2;ヨハネ19:6b-11a, 13–20, 25–28a, 30b-35a

「ふさわしい」の代わりに

わが魂よ、主の至聖なる十字架を賛美せよ。

イルモス、第8調: 御母よ、あなたは神秘の楽園、/キリストを自然に育んだ方、/その御方によって地上に植えられた/命をもたらす十字架の木。/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/御方にひれ伏しつつ、私たちはあなたを讃える。

聖体拝領

主よ、御顔の光が私たちを照らしてくださいました。ハレルヤ。(3) 詩編4:7b

 

 

目次へ。

 


9月21日

「全世界のキリストの昇架」の祝日の
全世界の
聖なる命を与える十字架の
聖ディミトリウス、ロストフ都主教の聖遺骨発見

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」のステヒラ、第1声。
「天の軍勢に倣い:」

「ディミトリイよ、あなたは小さなことに忠実であった。/主はあなたを多くの者の上に立てられた。/そしてあなたはあなたの主の喜びの中に入り、/御前に立ち、/私たちの魂のために祈っておられる。」

11時間働いたとしても、/最初の者たちと同じくディナールを受け取るのだ。/なぜなら、聖人伝を私たちのために書き記したことで、/あなた自身もまた、永遠の命の書に、/彼らと共に記されたからである。

少年時代を学問に、/青年時代を修道者の功績に、/そして壮年期をすべての人々の益のために捧げた;/その功績ゆえに、我らは今、/あなたを聖人として崇める。

この世と、この世のあらゆる美しさと同様に、/兄弟たちの指導者の地位も捨てて、/あなたは再びキエフの洞窟の近くに定住し、/そこから聖人伝という真珠を、/あなたの労苦によって私たちのために掘り起こしてくださった。

栄光、同じ声で:大いなる栄光あれ、/三位一体の我らの神よ、/まことに、あなたは終わりの時に、/ロシアに新たな奇跡行者ディミトリを/授けてくださった。

そして今、祝祭の日。

もし「奉献」がない場合は、聖母賛歌、同じ調で:天の軍勢の喜び:

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調、自唱

喜びなさい、ロストフの都よ、/あなたはキエフから/この牧者ディミトリを受け入れたのだから、/今や、かつてあなたの中で眠った聖人たちと共に/聖人として崇められている。

詩:あなたの祭司たちは正義をまとい、/あなたの聖徒たちは喜びに満ちる。

詩編131:9

喜びなさい、聖職者たちよ、/あなた方のうちで、聖職の長ディミトリが輝きを放ったからである。/彼には、アロンの顎鬚に降り注いだミロのように、/朽ちることなきものが注がれた。

聖句:主の御前において尊いのは、/その聖徒たちの死である。 詩編115:6

喜びなさい、ディミトリイよ、/聖人たちの称賛、司祭たちの栄光、/修道士たちの規範、/教会の確固たる支え。

栄光、同じ声:ロシアよ、あなたの神に栄光を帰せよ、/かつて聖人たちによってあなたを栄光に輝かせた方は、/今もなおあなたを栄光に輝かせ続けているからである。

そして今、祝祭の日。

もし「聖母への賛歌」がない場合は、同じ調で:わがすべての希望:

今、これを解き放たれる:聖人のトロパリオ。栄光、そして今、祝日のもの。もし「奉献」がない場合は、聖母賛歌、第8調:私たちのために処女から生まれた方:

大晩課にて

幸いな人よ:第1アンティフォン。

「主よ、私は叫びました」の後に祝日のステヒラ(第6調)と聖人のステヒラ(第4調)。

奉納がない場合は、聖人のスティヒラ第8調。第8調。
「似たり」:おお、栄光に満ちた奇跡よ:

この日、雷の御子の証しは/聖ディミトリイよ、あなたにも実現した。/まことに、あなたはすべての人々から、/そして「真理そのもの」からも証しを受けたのだ。/あなたの祈りによって、病人は癒やされ、/盲人は目が見え、足の不自由な者は歩けるようになり、/悪霊は追い払われ、あらゆる苦しみは消え去るからである。 /それゆえ、我らは皆、あなたを崇敬する、/我らの新たなロシアの奇跡行者よ。

新たに現れた聖ディミトリよ!/死の刻に、そしてなおさらあなたの人生において、/あなたは愛をもって腰を締め、/キリストへの希望を足に履き、/信仰の灯を善行の油で飾りました。 /それゆえ、賢き乙女たちと共に天の宮殿に入り、/そこで、主キリストの御前に立ち、祈ってください。/真夜中に叫び声が響き渡った時、/私たちも準備を整えて、主を迎えに出られるように。

ああ、神の御心の深さよ!/ああ、尽きることなき神の恵みの深淵よ!/あなたは義のゆえに義人の報いを受け、/あなたの子供たちのために大胆さを得た。/主はあなたのために彼らを守っておられる。/神の義人ディミトリよ! /第七の月から、あなたは聖人伝の執筆に取り組み始め、/第七の月に、あなたの聖遺物の顕現という報いを受けられた。/新たに現れたディミトリよ、あなたを崇めるすべての者の救いのために祈ってください!

第6声:聖ディミトリよ、あなたの生涯において、/あなたは愛をもって腰を締め、/キリストへの希望を足に履き、/信仰の灯を善行の油で飾りました。 /それゆえ、賢い乙女たちと共に天の宮殿に入り、/そこで、主キリストの御前に立ち、祈ってください。/真夜中に叫び声が響き渡った時、/私たちも準備を整えて、主を迎えに出られるように。

スラヴァ、第8調: 平和を宣べ伝える者たちの足は美しい、/善を宣べ伝える者たちの足は美しい、/ディミトリよ、まことにあなたの足も美しい、/いや、むしろ、あなたそのものがすべて美しいと言うべきだ、/あなたが御座に着かれたとき、/たちまちすべての人に平和が宣べ伝えられたからである:/教会と都市に平和を、/家々とあらゆる家族に平和を。 /「神の平和が――パウロのようにあなたが宣べ伝えたように――/あなたがたの心に宿りますように、/そして、兄弟たちよ、すべての人との交わりにおいて、平和と聖さを保ちなさい!」/今こうして、あなたの聖遺物の顕現をもって私たちを訪れてくださったように、/世界に大いなる憐れみを宣べ伝えてください。

そして今、祝祭の日、第2声調:さあ、すべての民よ、/祝福された木にひれ伏そう、/それによって永遠の正義がもたらされたのだ。 / なぜなら、先祖アダムを木によって惑わした者は、/ 十字架によって捕らえられ、/ 堕落し、抑えがたい堕落のうちに倒れ、/ 王たる被造物を強引に支配していた者だからです。/ 神の御血によって蛇の毒は洗い流され、/ 義なる者が不義な裁きによって裁かれたとき、/ 義なる裁きの呪いは滅ぼされました。 / なぜなら、木は木によって癒されるべきであり、 / 木の上での無情なる御方の苦しみによって、 / 裁かれた者の情欲は滅ぼされるからである。 / しかし、栄光は、キリストよ、王よ、 / 私たちに対する、畏敬の念を抱かせる御計画に、 / それによって、あなたはすべての人を救われた、 / 慈愛に満ち、人を愛する方として。

献げ物がないならば、神の母よ、第8調

天の王は/人愛ゆえに地上に現れ/人々の間に住まわれた。/なぜなら、清き処女から肉を受け/彼女からこの肉をもって生まれ出でられたが、/御子は唯一であり、/本質においては二性を持つが、位格においてはそうではないからである。 /それゆえ、御子を真に/ 完全なる神であり完全なる人であると宣言し、/私たちはキリストを私たちの神として告白する。/結婚を知らぬ母よ、/私たちの魂の赦しを御子に祈り求めてください。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 箴言の朗読

義人の記憶は称賛に満ち、主の祝福はその頭の上にある。知恵を得た人は幸いであり、分別を悟った人は幸いである。なぜなら、銀や金の宝を得るよりも、知恵を得る方が優れているからである。 それは宝石よりも尊い。いかなる悪もそれに立ち向かうことはできない。それを愛する者すべてに、それはよく知られており、あらゆる貴重なものもそれに及ばない。なぜなら、長寿と生涯の年月は、その右の手にあるからであり、その左手には富と栄光がある。その口からは真実が語られ、その舌には律法と慈愛が宿っている。 さあ、わが子らよ、私の言葉に耳を傾けなさい。私は重要なことを語るからである。私の道を歩む者は幸いである。私の道は命の道であり、主からの望みがそこに備えられているからだ。それゆえ、私はあなたがたを説得し、人の子らに私の声を届ける。私は、知恵として、会議を開き、知識と分別を呼び集めたからである。 私のもの――それは知恵と安全であり、私のもの――それは分別であり、私のもの――それは力である。私を愛する者を私は愛し、私を求める者は恵みを見出す。だから、悪意のない者たちよ、知恵を働かせよ。教えられていない者たちよ、心を傾けよ。さらに私の言葉に耳を傾けてほしい。私は重要なことを語るからである。私の口は正義を明らかにする。 私の喉は真理を教えるものであり、偽りの唇は私の前に忌まわしいからである。私の口のすべての言葉は真実であり、そこには曲がったものも、歪んだものもない。それらはすべて、考える者にとってはまっすぐであり、知識を見出す者にとっては正しい。私はあなたがたに真理を教える。それは、あなたがたの希望が主にあるように、またあなたがたが御霊に満たされるためである。

参照:箴言 10:7A – 5A;3:13 – 16;8:34A、35A – 36A;8:12、14、17;8:5 – 10;22、19A 1、23B (?)

2. 箴言の朗読

義人の口からは知恵が流れ出るが、不義の者の舌は滅びる。義人の唇からは恵みが流れ出るが、不義の者の口は堕落する。不正な天秤は主の御前に忌まわしいが、正しい天秤は主の御心に適う。 傲慢が入り込むところには不名誉があり、謙遜な者の口は知恵を学ぶ。正直な者の完全さは彼らを導くが、約束を破る者の狡猾さは彼らを滅ぼす。怒りの日には財産は役に立たないが、義は死から救い出す。 義人が死ぬと、人々は彼を悼むが、不義な者の滅びは間近に迫り、喜びとなる。清い者の義は道を確かに定め、不義は偽りに陥る。正直な人々の義は彼らを救い出すが、不義な者はその無分別によって捕らえられる。 義人の死後も希望は失われないが、不義な者の誇りは滅びる。義人は罠から逃れるが、その代わりに不義な者が陥る。不義な者の口には市民に対する罠があるが、義人の心は幸いに満ちている。 義人の美徳によって町は元気づけられ、不義な者の滅びには喜びがある。義人の祝福によって町は高められるが、不義な者の口によって町は滅ぼされる。知恵に乏しい者は同胞を嘲笑するが、賢い人は平穏をもたらす。

箴言 10:31–32; 11:1–2, 4, 3, 5–12

3. ソロモンの知恵の朗読

義人は、たとえ早世したとしても、安らぎを得る。なぜなら、尊ばれる老いは長寿や年数によって測られるものではなく、分別こそが人にとっての白髪であり、老いの歳月とは、汚れなき人生だからである。 神に喜ばれる者となった彼は、愛され、罪人たちの間に住んでいたにもかかわらず、そこから連れ出された。悪意が彼の理性を変えさせたり、狡猾さが彼の魂を欺いたりしないよう、彼は天に迎え入れられたのである。なぜなら、悪徳の誘惑は善を曇らせ、情欲の妄想は悪意のない心を損なうからである。 彼は早くに完全となり、長い生涯を全うした。彼の魂は主の御心に適っていたからであり、それゆえ、彼は悪意の只中から急いで立ち去ったのである。しかし、人々はそれを見て理解せず、聖徒たちへの神の恵みと憐れみ、そして選ばれた者たちへの神の御配慮などとは、思いもよらなかった。

箴言 4:7–15

 

礼拝では、祝日のステヒラと聖人のステヒラを唱える。
奉納がない場合は、聖人のスティヒラを唱える。第7調

主よ、あなたは偉大であり、/御自身の聖徒たちにおいて驚くべきお方です。/なぜなら、死後、墓の中のサムエルの骨さえも預言し、/エリシャの死体は死者をもよみがえらせ、/エリヤの憐れみは、あちこちで水を分け隔てるからです。 /これはまことに不思議で驚くべきことですが、/ペトロの影とパウロの布はさらに驚くべきもので、/それらは不浄な霊を追い払い、あらゆる病気や傷を癒やしました。/これらすべての奇跡に驚嘆しつつ、/聖なる奇跡行者ディミトリウスにおいて、/今なお奇跡を行われる神を賛美しましょう。

第6歌:天において御自身の聖徒たちの祈りを受け入れ、/地上の罪人を義人のために滅ぼさないと約束された主よ、/あなたは、祈りの中で彼らを御前に呼び求めるよう命じられました。/あなたはこう言われます。「わたしのしもべヨブのもとへ行きなさい。/そうすれば、彼はあなたがたのためにいけにえをささげ、祈りを捧げてくれるだろう」。 /また、御自分のしもべモーセも、/また炉の中の三人の若者も、/罪を犯した人々のために御前に懇願したとき、/まず第一に、すでに眠りについた聖なる先祖たちを御前に差し出しました。 /今こうして、私たちの神キリストよ、あなたに祈りを捧げつつ、/聖なる生涯を送ったあなたのしもべディミトリオスを祈りの中に呼び求めます。/この義人ディミトリオスのゆえに、私たち罪人を憐れみ、/私たちの魂を救ってください。

第5声: さあ、正教徒の群れよ、/その教えによって私たちを神の認識へと導いてくださった聖人を讃えよう。/驚くべき奇跡の源、/教会の最も輝かしい光、/ロストフの至賢なる師、/そして全ロシアの美しい装飾である。/彼は私たちをあらゆる邪悪な誘惑や災いから救い出し、/私たちの魂のために祈ってくださるからである。

キリストの群れである言葉の羊たちを、/敬虔という肥沃な牧草地で、あなたは見事に牧した、主教よ、/それゆえ、あなたの逝去後も、/教会の子らを見捨てず、訪れてください、/そして、 聖三位一体の御前に司教たちと共に立ち、/すべての者の救いのために祈り、/あなたの聖遺物を愛をもって崇める者たちのために、/称賛に値するディミトリよ。

主はしるしと奇跡をもってあなたを栄光に輝かせられました、/聖ディミトリよ、/あなたは悪霊を追い払い、情欲を癒やし、/あなたのもとに訪れる信徒たちの魂を啓発されるからです、/天使に等しい方、/司教たちと並んで祭壇に立つ方、/使徒たちと同じ気質を持つ方、/正教の擁護者よ。

賛歌、第6調:都は聖別され、民は祝福を受けた。/長子たちの教会は、/尊きあなたの聖遺物が発見されたことを喜び、/ディミトリイ大主教よ、/すべての人々と共にこう叫ぶ:/「あなたは私の要塞であり、支え、/あなたは私の美しさであり、私はあなたを誇りとする!」 /すべての者の救いのために祈り給え、/あなたの聖遺物が発見されたことを、/常に愛をもって全世界で賛美する者たちのために。

そして今、祝日、第4声調。アナトリア

モーセは、聖なる十字架の御業を予見し、キリストよ、/シナイの荒野で敵対するアマレクを退散させました。/彼が両手を広げて十字架の御姿を現すとき、/民は力づけられたのです。/今や、これらの出来事の結末が私たちの上に成就しました。/今日、十字架が掲げられ――悪魔たちは逃げ去り、 /今日、すべての被造物は朽ち果てから解放された。/十字架のおかげで、すべての恵みの賜物が私たちの上に輝いたからである。/それゆえ、私たち皆は喜びながら、/あなたにひれ伏し、こう叫ぶ。/「主よ、あなたの御業はなんと偉大であるか! あなたに栄光あれ!」

献身がなければ、
そして今、神の母よ、第6調

わが創造主であり贖い主である、全き清き方、/主キリストは、/あなたの胎から生まれ、/私という人間に身を包み、/アダムを古の呪いから解き放たれた。 /それゆえ、全き清き方よ、/神の母であり真の処女であるあなたに、/天使と共に絶えることなく「喜びなさい」と叫びます:/「喜びなさい、主よ、私たちの守り、覆い、/そして魂の救いよ!」

 

詩篇の朗読に続いて、祝日のステヒラと反復句を唱える。
奉納がない場合は、聖人のスティヒラ、第3調

主があなたを御許へと呼び寄せられる声を聞き、/ディミトリイよ、あなたはこの世からの旅立ちに備えていた。 /夕べも、真夜中も、/鶏の鳴き声の響く朝も、あなたは眠ることなく、/主の御来臨を待ち望み、/ついに主と出会い、永遠の喜びの御許へと入るまで、/今、主の御前に立ち、祈りを捧げている。/どうか主が、私たちにも聖なる生涯と、/キリスト教徒としての最期を授けてくださいますように。

聖句:あなたの祭司たちは正義をまとい、/あなたの聖徒たちは喜びに満ちる。

詩編131:9

今や、その功績により聖人の衣をまとい、/悪意なき心ゆえに聖なる衣をも身にまとった。/貞潔な花婿として、主はあなたに奇跡の冠を授け、/花嫁として、朽ちることなき清らかさをもってあなたを飾られた。 /主は天に朽ちることのない宝をあなたに授けられた。/あなたは地上で死ぬまで修道者の貧しさを守り通したからである。/もし誰かが、あなたがこの世に何も残さなかったことを思い出すならば、/それが神にとってより喜ばしいことだと信じていたからである。 / それゆえ、永遠に記憶されるディミトリよ、/ 多くの罪を犯しながら、/ 善行を何一つ行わない私たちを、どうか覚えていてください。

聖句:主の御前において尊いのは、/その聖徒たちの死である。 詩編115:6

好奇心に駆られた者があなたの財産を探し出そうとするのを防ぐため、/貧しい者を愛するディミトリイよ、あなたは遺言書にこう記して予告しておいた。/たとえ誰かがそのために多大な労力を費やしたとしても、何も得られない、と。 /兄弟たちよ、彼から我々は学ぶのだ、/蓄えたり自分のために残したりするよりも、/持たないか、あるいは貧しい人々に施すほうがよいということを。/そうしてこそ、我々はキリストから天の御国を買うことができるのだ。

栄光、第4声: われら、ロシアの聖徒の群れよ、/ロストフの誉れ高き、/奇跡を行うディミトリを称え、/喜び祝おう。/彼は、われらのために魂に益となる書物を多く著し、/それによって、正しい敬虔の道から迷い出た者たちが/真理へと導かれ、/正教徒の心は正統信仰に確固たるものとなるからである。 / 私たちも彼に向かってこう叫ぼう:/「おお、至賢き師よ、キリストに祈り給え、/ 私たちがあなたの教えに導かれて、/ 永遠の命を得ることができますように!」

そして今、第8調、
聖ヨハネ・ダマスコス

かつてモーセが自らの姿をもってその先駆けを示し、/アマレクを打ち破って逃亡に追いやり、/また詩人ダビデが、それを御足の台と呼んで礼拝するよう命じたもの、/――キリストなる神よ、あなたの尊き十字架に、 /今日、私たち罪人はこれにひれ伏し、/不遜な口であなたを賛美しつつ、/その十字架に釘付けになることをお許しくださったあなたに、こう呼びかけます:/「主よ、私たちを、あの強盗と共にあなたの御国に迎え入れてください!」

もし献身がなければ、
そして今、神の母よ、第4調

御身のしもべたちの嘆願に耳を傾けてください、全き無原罪の御方よ、/私たちに降りかかる災いを断ち切り、/あらゆる苦しみから私たちを救い出してください。/なぜなら、私たちにはあなただけが堅固で信頼できる支えであり、/あなたの中に守りを見出したからです。/御母よ、あなたを呼び求める私たちを恥じさせないでください! /信仰をもってあなたに呼び求める者たちの祈りを、速やかに聞き届けてください:/「喜びなさい、主の御母よ、すべての者の助け、/喜び、守り、そして私たちの魂の救いよ!」

 

聖人のトロパリオ、第8調

正教の擁護者、分裂の根絶者、/ロシアの癒し手、神への新たな祈り手、/あなたの著述によって、無知な者たちを賢明な者へと変え、/霊の竪琴よ、至福のディミトリイよ、/キリスト・神に、私たちの魂の救いを祈り求めてください。(2)

そして祝日のトロパリオ、第1調

主よ、御自分の民を救い、/御自分の御業を祝福し、/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け、/御自分の十字架をもって御自分の民を守り給え。(1)

奉納がない場合は、聖人のトロパールを二度、聖母マリアへのトロパールを一度唱える。

 

早課にて

「神、主よ」の後に:祝日のトロパリオ、第1声

主よ、あなたの民を救い、/あなたの御国を祝福し、/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け、/あなたの十字架によってあなたの民を守り給え。(2)

栄光、聖人のトロパリオ、第8調

正教の擁護者、分裂の根絶者、/ロシアの癒し手、神への新たな祈り手、/あなたの著述によって、無知な者を賢明な者へと変え、/霊の竪琴、至福のディミトリイよ、/キリスト・神に、我らの魂の救いを祈り求めてください。(1)

そして今、祝日の歌。

奉納がない場合は、聖人のトロパールを二度唱える。
栄光、そして今、聖母賛歌、第8調

私たちのために聖母より生まれ、/十字架の苦難を耐え忍び、/死をもって死を打ち破り、/神として復活を示された方よ、/御手によって創造された者たちを、御慈悲深い方よ、見捨てないでください; /汝の愛を現せ、慈悲深き御方よ、/汝を産み、我らのために執り成す聖母を受け入れ、/我らの救い主よ、絶望した人々を救いたまえ。

第1節のセダレンに従い、第3調

ラザロの姉妹であるマルタとマリアは、/一人はイエスの足元に座ってその御言葉を聞き、/もう一人はキリストの食事の支度に従事していた。/あなたは、この二人の模範に倣い、/様々な奉仕においてキリストの甘き軛を負い、/神の御言葉を聞き、自らそれを実践しつつ、/他の人々にもそれを教えた。 / 地上で王や支配者たちから様々な栄誉を受けたように、/ 天においても、その報いとしてキリストから取り去ることのできない報奨を授かった。/ キリストに祈り求めよ、私たちの魂にはマリアの神への思いやりを、/ 肉体にはマルタの勤勉さを与えてくださるよう。

栄光、そして今、祝日の第1声。
類似:「石は封印されていたが:」

人愛する御方よ、私たちはあなたの十字架の木に礼拝を捧げます。/ なぜなら、すべての者の命であるあなたが、その上に釘付けにされたからです。/ 救い主よ、あなたは、信仰をもってあなたに近づいた強盗に、/ 天国を開き、/ 彼はあなたを告白して至福に与かりました。/ 「主よ、私を思い出してください!」 /彼のように、こう叫ぶ私たちをも、お受け入れください:/「私たちは皆罪を犯しました、/あなたの憐れみによって、私たちを見捨てないでください!」

もし献身がなければ、神の母よ、第3調

偽りのない裁き主が御自身の栄光の玉座に着かれる時、/その時には、おお、神の花嫁、主の御母マリアよ、/あなたの全能の執り成しによって、私を護り給え、/私はラザロの姉妹たちのような注意深さも勤勉さも身につけなかったが、/生涯を、自己愛と世俗の虚栄に奉仕して過ごしてきたのだから。 /それゆえ、時より早くあなたの御庇護の下に逃げ込み、こう叫びます。/「おお、私の至福の守護者よ、あの審判の日に、私を守ってください!」

 

第2のセダレンの詩調、第8声

私たちの間にも、迷信深いパリサイ人たちが座に就き、/無知な者たちの前で律法の教師を装いながら、/自分たちが主張することにも、他人の前で語る言葉にも、何の意味も理解していなかった。 /あなたが御自身の羊の群れのもとに来られた際、彼らの厚かましい狂乱を目の当たりにして、/あなたは直ちに、敬虔さを守ろうとして憤り、/エリヤのように、分裂主義者たちのあらゆる秘密の教えを明るみに出し、/彼らを恥じ入らせ、彼らの偽りを我々に知らしめるために、その告発的な訓示を残してくださった。 / それゆえ、私たちは今、あなたを真の導き手であり師として、 / 神に賢明なディミトリイよ、皆が敬っているのです。

栄光あれ、今この祝日の際、第8調。
類似:「神秘なる御命令:」

古の時代、ヨシュアは/十字架の姿を神秘的に予表し、/両手を十字のように広げたとき、/太陽は止まり、/あなたが、神よ、に抵抗した敵を/滅ぼし尽くすまで。 /今や、それは暗くなり、/十字架の上で、私の救い主であるあなたを仰ぎ見て、/死の権威を打ち砕き、/地獄を滅ぼすあなたを。

献身がなければ、聖母よ、第8調

毎日、毎時、モーセや預言者たちを通して、/御子様は私に悔い改めを呼びかけておられます、おお、主の御母よ。/しかし私は、彼らだけでなく、たとえ死者の中から誰かがよみがえったとしても、急いで耳を傾けることはありません。/では、この不幸な私は、どうなるのでしょうか。何に希望を置けばよいのでしょうか。 /ただあなたに涙ながらに叫びます:/「私を呼びかけるあなたの御子に、私の耳と心を向けさせてください。/そうして、御子がお知りになる道によって、私を悔い改めの道へと導いてくださいますように!」

賛美

私たちはあなたを賛美します、/聖ディミトリイよ、/そしてあなたの聖なる御名を崇めます。/あなたは私たちのために、/私たちの神、キリストに祈ってくださるからです。

選定された詩編

1 合唱 すべての民よ、これを聞きなさい。宇宙に住むすべての者よ、耳を傾けなさい。 2 わが口は知恵を語り、わが心の思いは理性を語る。1 来てください、主よ。夜明けから目を覚まして、/私たちはあなたに呼びかけます。「私たちを救ってください。あなたは私たちの神です。/あなた以外に、私たちは他の神を知りません!」聞いてください、私に従ってください。私はあなたがたに主を畏れることを教えます。 2 わたしは大いなる集会で真理を宣べ伝えた。1 あなたの真実とあなたの救いを語った。2 わたしの兄弟たちにあなたの御名を告げ、集会のただ中であなたを賛美する。1 あなたの賛美の声を聞き、あなたのすべての奇蹟を語り伝えるためである。 2 主よ、わたしはあなたの宮の美しさと、あなたの栄光の住まいを愛しています。1 わたしは悪を行う者たちの集まりを憎み、不義な者たちとは共に座しません。2 わたしは主の道を保ち、わたしの神から不義へと離れることはなかったからです。 1 義人の口は知恵を語り、その舌は裁きを告げ知らせる。2 その義は、世々限りなく続く。1 あなたの祭司たちは義をまとう。あなたの聖徒たちは喜びに満ちあふれる。2 あなたの家に住む者たちは幸いである。彼らは世々限りなく、あなたを賛美する。

栄光、そして今:ハレルヤ(3)

詩編 48:2; 48:4; 33:12; 39:10a; 39:11b; 21:23; 25:7; 25:8; 25:5; 17:22; 36:30; 110:3b; 131:9; 83:5

ポリエレイの後、セダレン、第7調

あなたは、地から朽ちることなくヤシの木のように栄え、/レバノンの杉のように、奇跡によって増し加わり、/その姿は、高き所に立つ都のように高揚し、/あなたの記憶は、覆いの下から光へと現れる灯火のように輝いた。 /これらすべてがあなたの上に実現しているのを見て、/御自身の聖徒たちの中であなたを高く掲げられた方を、このように賛美します。/そして、キリスト・主のもとへ大胆に 近づくことができるあなた、/聖なる輝きを放つディミトリよ、/どうか祈ってください。主が私たちの魂を救い、照らしてくださいますように。

別のセダレン、第7調

聖ディミトリよ、あなたは徳高い生涯によって輝き、/品性の美しさ、節制、そして慈悲に身を飾り、/また、あなたの金言のような教えによってキリストの教会を飾りました。 /それゆえ、永遠に記憶される御方よ、全能者の御座の前に立ち、/キリスト・神が、愛をもってあなたの至聖なる記念を祝う者たちに、/罪の赦しを授けてくださるよう、祈り求めてください。

栄光、そして今、祝日の第8調。
類似:「神秘なる命令:」

かつて楽園において、ある木が私を裸にしたが、/その実を食らうことで敵は死をもたらす。/しかし、人々に命の衣をもたらす十字架の木は、/地上に立てられ、/全世界があらゆる喜びで満たされた。 /その木が掲げられるのを見て、人々は、/信仰をもって神に共に呼びかけよう:/「あなたの御家は栄光に満ちています!」

献身がなければ、聖母よ、第7声

預言者たちはあなたを予告し、使徒たちはあなたを宣べ伝え、/殉教者たちはあなたを賛美し、聖人たちはあなたを「至福なる方」と称えました。/それゆえ、私たちも彼らと共に、神の母としてあなたを告白し、畏敬の念をもってあなたを称えます。

ステペンナ、第4声調の第1アンティフォン。

プロキメン、第4声

わが口は知恵を語り、/わが心の思いは分別を語る。

節:すべての民よ、これを聞きなさい。宇宙に住むすべての者よ、耳を傾けなさい。  詩編48:4, 2

第二プロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:その聖なる御業において神を賛美せよ、その力ある御業において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ヨハネによる福音書、冒頭35b

主は、御自身のもとにやって来たユダヤ人たちに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。羊の囲いへ、門から入らず、別の道からよじ登って入る者は、盗人であり、強盗です。しかし、門から入る者は、羊の牧者です。 門番が彼のために門を開き、羊たちはその声に聞き従う。彼は自分の羊を名指しで呼び、彼らを連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、彼は先頭に立ち、羊たちは彼の声を知っているので、彼の後について行く。 見知らぬ者の後については行かず、むしろそこから逃げ去る。見知らぬ者の声を認識しないからである。イエスはこのたとえを彼らに語られたが、彼らはイエスが何を言おうとしておられるのか理解できなかった。そこで、イエスは再び彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げる。わたしは羊の門である。 わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊たちは彼らに耳を傾けなかった。わたしは門である。わたしを通って入る者は救われ、出入りし、牧草地を見いだす。

ヨハネ10:1–9

第50篇のスティヒラ、第6調

あなたの口から恵みが注がれた、/聖ディミトリよ、/あなたは教えによって教会を飾り、/正教の真理を明らかにし、/破滅的な分裂主義の思惑を恥じ入らせた。 /それゆえ、生前と同様に、/あなたの御去り後も、/私たちから離れていった者たち、すなわち私たちに属さない者たちが、/せめてあなたの奇跡によって説得され、/正気に戻り、私たちと共に/三位一体の神を賛美するよう、/尽力してください。

祝日のカノン(イルモス第8調)と聖人のカノン(イルモス第6調)。もし奉納がない場合は、聖母マリアのカノン(イルモス第6調)と聖人のカノン(イルモス第8調)。

聖人のカノン、第6調。
第1歌

イルモス:イスラエルが陸地を歩んだように/深淵の上を足跡で進み、/追手であるファラオが溺れ死ぬのを見て叫んだ:/「神に勝利の歌を歌おう!」

高慢なファラオに、私はその激怒に似てしまい/悔い改めなかったために溺れ死んだが、/しかし、聖ディミトリよ、どうか私を悔い改めへと導いてください。/そうすれば、私もキリストから/約束の地への入り口を授かることができますように。

私は自分自身をも惜しまず、隣人をも憐れまず、/ただ常に腹の欲に従いまるでエジプトのために働いているかのように、/自らも飢えと渇きに衰え果て、/他の人々が落ちている穀粒で満腹になるのを禁じている。 /それゆえ、すべての人に見捨てられた私は、慈愛に満ちた羊飼いディミトリイよ、あなたのもとに駆け寄った。/どうか、あなたの言葉をもって、マナのように私を養い、/感動の涙で私を潤してください。

私は太り、肥え太り、私を救ってくださる神であるあなたを忘れてしまいました。なぜなら、あなたが律法と預言者たちを通して私を御自身のもとに招いておられるにもかかわらず、 / 私の耳はそれを聞き取りにくく、心はそれを理解しにくいからです。 / それゆえ、おお、私の創造主であり贖い主よ、 / あなたの僕ディミトリイの生涯と教えによって、私を正し、救ってください。

聖母への賛歌:私が滅びへと向かうとき、私の血に何の益があるというのか、/あるいは、たとえ私が全世界を手に入れたとしても、魂を滅ぼしてしまうなら、/私に何の益があるというのか。/しかし、御母よ、私をお助けください、/私が、あなたの御である救い主キリストから、罪の赦しと永遠の命を受けられますように。

カタヴァシア:十字架を描きながら、モーセは/杖で紅海を真っ二つに切り分け/徒歩で進むイスラエルの民のために、/そしてその同じ海を横一撃で/ファラオの戦車の進路を塞ぐように再び結び合わせ、/それによって無敵の武器を示した; /それゆえ、我らの神キリストに歌おう:/まことに、御方は栄光を受けられた。

第3歌

イルモス:聖なる方は、/あなたほどにはいません、わが主なる神よ、/あなたに忠実な者たちの尊厳を高め、善き方よ、/そして私たちを、/あなたの信仰告白という岩の上に確固たるものとしてくださいました。

わが心は悪意に固まり、/わが口は嘲笑と非難のために大きく開かれ、/私は隣人の転落を喜び、/聖なる方よ、あなたの神に喜ばれる教えには、少しも耳を傾けない。/しかし、せめてあなたの奇跡によって、今から私を変えてください、/そして、あなたの生き方を模範とする者にしてください。

ある国々は自らの英知を誇り、/他の国々は力と富を誇ります。/しかし私たち、奇跡行者ディミトリよ、誇るのは/神の聖人たちと、あなたの多くの病を癒す聖遺骨であり、/そこから私たちは肉体の健康を授かり、/私たちの魂には救いをもたらす癒やしを受けます。

祈る者たちに祈りを与え、/この時代に御あなたの義人ディミトリオスの記念を祝福してくださる方よ、/その祈りによって、目に見える敵も目に見えない敵からも、/私たちを守り導いてください。

聖母マリアよ:私たちを守り抜く勝利者よ/そして、私たちの誘惑において力強い守護者よ!/私たちの罪のゆえに、助けに駆けつけることを拒まず/苦難から私たちを救い出してください、唯一の清き方、唯一の祝福された方よ。

カタヴァシア:杖は秘儀の象徴として用いられる:/それは、その成長によって司祭を示しているからである;/そして、かつては実を結ばなかった教会のために、今や/十字架の木が、その力と確立のために花開いた。

聖人の奉献、コンダク、イコスがある場合。
聖人のセダレン、第8調

古の敬虔な者たちに倣い、/あなたは十八歳の時に、神への奉仕に生涯を捧げました。/それゆえ、あなたは偉大な修道士、/司祭、教師、聖職者となり、/今や、私たちの魂のために奇跡を行い、祈りを捧げる者となりました。

栄光、そして今、祝日の歌、第4調。
「まもなく御前に進み出よ」に倣って

あなたを称えて、三度も祝福された/命の与え主、十字架よ、/人々は祝宴のように祝う/無形の聖歌隊と共に;/大司教たちの群れはあなたを畏敬の念をもって讃え、/多くの修道者や断食者たちはあなたを礼拝し、/そして我ら皆、十字架につけられたキリストを賛美する。

献げ物がない場合、聖母マリア、同じ声調

金で飾られた聖櫃は/古の時代、その中に/神によって記された律法と天のマナを納めていた。/しかし、神の母よ、あなたは身ごもり、/私たちの魂の刷新と救いのために、/神の御子を肉において産み出された。

第4歌

イルモス:「キリストはわが力、/神であり主である」、/――聖なる教会は畏敬の念をもって歌い、/清らかな知性から声を上げ、/主において喜び祝う。

牛は主人の飼い葉桶を知り、ろばは主人の所有者を知る。/しかし私は、無分別な情欲によって、私の創造主から遠ざかってしまった。/だが、善き羊飼いであるディミトリよ、迷い出た羊のように私を探し出し、/キリストの群れに加えよ。

茨の茂みから葡萄の房を、低木からイチジクを摘み取る方が、/私の冷酷な心から慈悲の油を絞り出すよりも容易である。/それゆえ、キリストのぶどう園を耕す者ディミトリよ、/主への畏れをもって私を守り、悔い改めの水で私を潤してください。

善き者たちの頭上に御自身の太陽を輝かせ、/義人たちに雨を降らせ、/私の頭の毛一本さえも失わぬよう、罪深い私を守ってくださる。 /すべての自然の力は、私という悪人のために、その秩序を保っているのに、/私一人だけが無感覚のままでいる。/しかし主よ、あなたの僕ディミトリイのために、/あなたの御業を理解し、あなたの御言葉を聞いて、あなたを畏れることができるよう、私をお導きください。

聖母よ:受肉の時が訪れたとき、/二匹の獣の間に、あなたの御子が現れました。/私たちの救いの時が近づいたとき、/二人の強盗の間に、御子は現れました、聖母よ。 /これら二つの驚くべき御業において、御言葉は測り知れず、/私たちが、受肉され、私たちのために苦難を受けられた御方に礼拝を捧げつつ、/あなた、神の母を、賛美の歌をもって称え讃えるためです。

カタヴァシア:主よ、私は、/御計画の神秘を聞き、/御業を理解し、/御神性を賛美しました。

第5歌

イルモス:御自身の神聖な光をもって、慈愛に満ちた方よ、/夜明けからあなたへと向かう魂たちを/愛の光で照らしてください――私は祈ります――/あなた、神の御言葉、まことの神を知ることができるように、/罪の闇から/御自身へと招いてくださる方よ。

私の足の灯は主の律法、/私の道の光は主の戒め。/しかし私は、無知の闇の中を這いずり回り、手探りしながら、/賢い乙女たちと共に灯を手に入れようとはしない。 /しかし、光に満ちたディミトリよ、私の花婿の案内人として現れ、/私もまた、夜から夜明けへと、霊をもって神へと駆け上れるように。

私の体は病み、魂もまた病んでいる。/なぜなら、一方を過食と酩酊によって傷つけ、/もう一方を罪によって堕落へと陥れたからだ。/私の病はとりわけ深刻で、重苦しい!/しかし、新たな奇跡の行者よ、すべての医者であるキリストに懇願し、/彼がその両方ともを癒やしてくださるよう、お祈りください。

主よ、わが神よ、私たちの時代に平安をお与えください;/主よ、わが神よ、私たちの中に愛を育んでください、/そうして私たち全員が、一つの口と一つの心をもって、/三位一体において唯一の神として賛美されるあなたを告白できますように。

聖母賛歌:私は胎内に主への畏れを受け入れず、/心の中で自らの怠慢を悔い改めもしなかった。/しかし、常に罪を重ね、罪を産み続け、/その増大によって良心に苛まれている。 /それゆえ、この数多の不法の中、御母よ、あなたに呼びかけます。/悔い改めによって、私が永遠の命に生まれ変わるよう、助けてください。

カタヴァシア:ああ、三度も祝福された木よ、/その上に、王であり主であるキリストが十字架につけられ、/その木によって、人を惑わした者は倒れ、/神ご自身に捕らえられ、/あなたの上に肉体を釘付けにされ、/私たちの魂に平安を授けてくださる方よ!

第6歌

イルモス:この世の海が/誘惑の波に揺れ動くのを見て、/私はあなたの静かな港に逃げ込み、あなたにこう叫びます:/「私の命を滅びから救い出してください、/あまねく慈しみ深い方よ!」

主は、クジラの中からイオヌを、また湖畔の湿地帯から、聖ディミトリオスをこの世へと導き出された。/彼は三日間、クジラの腹の中で害を受けることなく過ごしたが、/あなたは四十年間、地の奥底で朽ちることなく留まっていた。/なんと偉大な奇跡であろう! しかしそれ以上に、神の賜物である。/ なぜなら、神は奇跡によって、あなたを預言者として栄光に輝かせられたからである。

かつて不信仰な異教徒であったニネベの古の人々は、/ただ一人の預言者の説教によって悔い改めた。/しかし、私はこれほど多くの神聖な教えを持ち、/毎日その朗読に耳を傾けながら、なおも改められないままである。/どうか聖者よ、あなたの祈りによって、/私がそれらを実践できるよう導いてください。

罪の底知れぬ深淵が私を包み込み、/情欲の波が私を飲み込もうとしている。/それゆえ、私の魂が地獄に沈む前に、/主なる神よ、私は悲しみの中からあなたに叫び求める。/あなたの義人ディミトリオスのために、私の声を聞き、私を救ってください。

聖母賛歌:苦難の際の速やかな助け手よ、/嵐に翻弄される者たちの確かな避難所よ!/神の母よ、私をこの世の溺れから守り、/魂の破滅をもたらす岩に打ち砕かれることのないようお守りください。

カタヴァシア:海の獣の腹の中で/ヨナは十字架のように両手を広げ、/救いの苦しみをはっきりと予表した。そして三日後にそこから出て、/肉体に釘付けにされ、/三日目に復活して世界を照らした/キリスト・神の超自然的な復活を/あらかじめ示した。

奉献の際、
祝日のコンダクとイコスを歌い、第4調
御自身に似た

自ら進んで十字架に昇られた方よ、/御名と同じ新しい民に/御慈悲を授け給え、キリスト神よ;/御力によって御自身の忠実な民を喜ばせ給え*、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御身からの助けを得、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを得んことを。

イコス:第三の天の楽園へと昇られ、/人間の言葉では語り尽くすことのできない、/言い表しがたい神聖な御言葉を聞かれた方――/彼がガラテヤ人への手紙に何を書かれたか、/聖書を愛するあなたがたは、読んで知ったでしょうか? / 「私が誇るべきことは、と彼は言う、/ただ主の十字架のみである。/その十字架上で苦しみを受け、主は情欲を打ち砕かれた」。/そうして私たちも皆、/主の十字架を誇りとしてしっかりと掲げよう。/なぜなら、私たちにとってこの救いの木は、/平和の武器であり、無敵の勝利のしるしだからである。

* ギリシャ語:我らの王たち

献身がなければ、
聖人のコンダク、第8調

キエフから輝き出で、/ノヴゴロド・セヴェルスキーを経てロストフに至り、/この国全体を教えと奇跡で照らし出した、/ロシアの星、雄弁な教師ディミトリを賛美しよう。 / 彼はすべての人々のために、教訓となるあらゆることを記し、/ パウロのようにすべての人をキリストのもとに導き、/ 正しい信仰によって我らの魂を救うためである。

イコス:天の義人――悔い改める者たちについて、/地上の罪人である私たち――義人ディミトリイよ、あなたについて、/喜びを捧げるにふさわしい。/なぜなら、あなたの中に、私たちのために神に祈ってくれる新たな祈り手を見出したからである。 /あなたを称えるにふさわしい賛美をもって喜びを捧げ、/私たちは喜びのあまり、こう叫びます。/「喜びなさい、ロストフの誉れ、全ロシアの栄光よ!」

第7歌

イルモス:天使は敬虔な少年たちのために、 / 露に満ちた炉を造り、 / カルデア人を焼き尽くした神の御命令は、 / 拷問者をこう叫ばせた: / 「祝福あれ、我らの先祖の神よ!」

バビロンの炉の中で三人の少年が/祈りによって火の力を消し去ったように、/神によって現されたディミトリよ、/修道院で燃え上がった自己犠牲の炎を、/あなたの教えによって消し去った。 /それゆえ、滅びゆく魂の救いのために/主はあなたを奇跡と朽ちることなき御体をもって栄光に輝かせ、/我らは聖人にふさわしい賛美の歌をもってあなたを称える。

哀れな分裂者たちよ、あなたがたはどれほどの恵みを失ったことか。/あなたがたには、聖職の指導者も、救いへの真の導き手もいない。/無血の犠牲も、その他の秘跡も受ける資格がないのだ! /しかし、せめて今こそ、あなたがたの破滅的な迷いを悟りなさい。/もし天使のようなディミトリイの行いや教えを信じないとしても、/彼によって現される奇跡には、カルデア人たちのようには信じなさい。/そうして、私たちと共に、一つの口となって、私たちの先祖の神に祈ることができるように。

まことに、わが神よ、/あなたこそが唯一の神、神々の神、支配者たちの主であり、/あなた以外に、またあなたの聖なる公会議の教会以外に、/天にも地にも、救いを得るにふさわしいものは他にありません。 /それゆえ、私たちに一つの口と一つの心をもって、/聖なる者たちの中に御自身のすべての御心を驚くべき形で現わされるあなたを賛美させてください。

聖母賛歌:預言者ダニエルは、あなたを/男を知らぬ乙女として、山のように見出した。/聖人の中で永遠に記憶される我らのディミトリは、/ゲデオンのように、あなたを「羊毛に潤された方」と呼んだ。 /私たちも、その両方を告白しつつ、/教会が、あなたから離れてしまった岩――キリスト――の上に確固たるものとなり、/信者たちの正しい心が、/あなたの恵みの露に潤されますようにと願います。

カタヴァシア:不義な暴君の狂気の命令は、/脅威と神を冒涜する悪口に満ち、/民を混乱に陥れた。 /しかし、三人の少年たちは、/残忍な怒りも、轟く炎も恐れず、/炎の中にありながら、/その炎に露を運ぶ風が吹きつける中、彼らは歌った:/「父祖たちの、そして私たちの、最も称賛すべき神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

イルモス:炎の中から、あなたは敬虔な者たちのために露を注ぎ出し、/義人の捧げ物を水で焼き尽くされた。/なぜなら、キリストよ、あなたはすべてを、ただ御自身の御心によって成し遂げられるからである。/私たちは、世々限りなくあなたを賛美します。

聖なる方よ、あなたは迷える者たちを正すためにあらゆる手段を用い、 /修道院に燃え広がる炎を悔い改めの水で消し、/飢えで自らを苦しめていた者たち不死の食卓へと招き、/啓蒙された者や背教した者たちには、二度目の洗礼を受けることで、再びキリストを磔にしないよう、/唯一の洗礼に固執するよう説得された。 / あなたは至る所で、すべての人々に正統な信仰を教え、 / 今なお、あなたの著作を通じて同じことを教えている。 / それゆえ、私たちはあなたを真の師として、聖人たちと共に崇敬する。

バビロンの塔を築いたあの古代の建築者たちのように/私たちの敬虔さの敵たちは、/その愚かさの論を、迷信という砂の上に築こうと大胆にも企てた。/しかし、聖なる方よ、あなたの教えの な水が彼ら押し寄せたとき、/彼らはたちまち土台から揺らぎ、大いなる崩壊を遂げた。/それに対し、私たち敬虔な者たちにとっては、それは強められ、正されることとなった。

初めなき父よ、同等の御子よ、/善き慰め主よ、正しい御霊よ;/神の御言葉の御父よ、/父の初めなき御言葉よ、/生ける創造の御霊よ、/三位一体の唯一なる御方よ、私を憐れんでください。

聖母賛歌:いばらの茂みのように、炎に包まれながらも自ら燃え尽きることはなく、/神を見出した者を畏怖させ、畏敬の念を抱かせたように、/そう、結婚を知らぬ花嫁よ、/御腹に神性の炎を受け入れ、/出産の時もなお汚れなきままおられた。/なんと驚くべき神秘であろう! /敬虔さに背く者たちを恥で焼き尽くし、/正統な信者たちには奇跡を豊かに注がれる。

カタヴァシア:若者たちよ、祝福せよ、/三位一体と同等の、/創造主である父なる神を;/降りてきて、/露を火に変えた御言葉を讃えよ;/そして、すべてに命を与える/聖霊を、永遠に称えよ!

第9歌

イルモス:人々が神を見ることは不可能である、/天使の軍勢でさえその御顔を見ることを敢えてしない御方を;/しかし、あなたを通して、全き清き方よ、/受肉された御言葉は、死すべき者たちにも見えるようになった。/御言葉を称えつつ、/私たちは天の軍勢と共に、/あなたを賛美する。

主よ、この数年間、私たちを顧みてくださり、/ロシア正教会に新たな奇跡行者ディミトリを立ててくださいましたことを、/心から感謝いたします。/彼は生前、聖さと正義をもって奉仕を全うしたように、/死後もまた、迷える者たちに知恵を与え、/救いの道を見出すよう導いてくださるからです。

主よ、牧者たちの長よ、あなたに栄光あれ。/あなたが、私たちの時代にも、倹約な牧者ディミトリを番人として立ててくださいました。/彼は、あなたの汚れなき群れから、/悪臭を放つ山羊たちを追い払ってくださるのです。

キリストなる神よ、あなたに栄光あれ。/敬虔な者たちの称賛、正信者たちの喜びよ。/あなたは、あなたの聖ディミトリの説教を、/確かな奇跡によって確証してくださるからです。

聖母賛歌:御使いから喜びを受けられたあなたへ、/私たちも、あなたの預言に従い、/すべての世代と共にあなたを「祝福された方」と呼び、福音の言葉を唱えます:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

カタヴァシア:聖母よ、あなたは神秘の楽園、/キリストを自然に育んだ方、/その御方によって地上に/命をもたらす十字架の木が植えられました。/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/御方にひれ伏しつつ、私たちはあなたを賛美します。

祝日のスヴェティレン、第2調。
「弟子たちがあなたを見つめたとき:」に倣って

十字架は全宇宙の守護者、/十字架は教会の美、/十字架は王たちの力、/十字架は信者たちの確かな支え、/十字架は天使たちの栄光、/そして悪魔たちの破滅。(2)

栄光、聖なる方、第8調

御自身の御使いたちの数に応じて諸国民の境界を定め、/散らされたアダムの子らから御自身の教会を集め、/その中に、天の星のように御自身の聖徒たちを増やしてくださる、わが神よ。/その中において、御自身の聖ディミトリオスの記憶もまた輝きを放っています。 /彼のために、不和な迷信によって曇らされた魂を照らし、/私たちが共にあなたに三度繰り返す賛美の歌を唱えられますように:「ハレルヤ」。

そして今、祝日の。
「妻たちよ、聞きなさい」に倣って

今日、十字架が掲げられ、/世界は聖別される。/なぜなら、父と聖霊と共に座しておられるキリストよ、/その上に御手を広げ、/全世界を御自身を知るよう導かれたからである。/どうか、御あなたに希望を置く者たちに、/神聖な栄光を授けてください。

もし賛美がなければ
栄光、今なお、神の母よ、その声は変わらず

私たちのもとを去り、天上の住まいへと向かう聖ディミトリオスの足跡に従い、/希望をもって、主よ、あなたに呼びかけます: /御自身の至聖なるイコンに、永遠の御子と共に/描かれた御姿を地上で拝見するように、/御子であり神である御方の右手に立ち、/天の近づきがたい光の中にいらっしゃる御姿を、私たちにも見させてください。

 

「賛美せよ」の後に、祝日の第3ステヒラと聖人の第3ステヒラを唱える。
奉納がない場合は、聖人のスティヒラ。第6調。
類似:「すべてを捨てて:」

あなたは若き日から、その生涯をすべて/知恵と神への畏れを追求することに捧げ、/それらを得てからは、怠惰な奴隷のように地中に隠すことなく、/むしろ、あなたに才能を授けた方の御心に従って教え、実践し、/その労苦によって百倍に増やし、 /そして偉大な商人となり、/古きものと新しきものを世に広め、/神が記された書物の深遠な意味を解き明かし、/同時に美徳をも教えた。/それゆえ、善良で忠実な神の僕ディミトリよ、/私たちにこれほど多くの宝を現してくれたお陰で、/あなたは主の喜びの中に入ったのである。

あなたは自らの知性をすべて信仰への従順に捧げ、/善行をもって信仰を飾り立てようとした。/それゆえ、あなたはキリストのぶどう園において熟練した働き手となった。/実を結ばない枝をすべて、/主への畏れをもって切り落とし、/そこに敬虔さのみを保ったからである。 /外からは教会の教義でそれを守り、/内側には正信の塔を築き、/至る所で、あなたの教えの根を掘り起こした。/今この時も、勤勉な聖ディミトリよ、/至高者の右の手が植えられたあなたのぶどう園を訪れ、/救いの房という実を結ばせてください。

あなたは最後まで、すべての希望を神に託した。/この世の深淵を渡り渡りながら、祝福された者よ、/人生の波乱に飲み込まれることはなく、/誘惑の嵐に耐えつつも、誘惑の岩礁に打ち砕かれることもなく、/常に静かに導かれ、/安らかな港にたどり着いた。 /そして、キリストの教会の船の舵取りを始め、/再びその船を安らかな航海へと導き、/異端の息吹を帯びた風を再び無に帰し、/あなたの教えという錨でその船を確固たるものとした。/それゆえ、私たちは驚き、神にこう願う。 /あなたがこれからも、異端という逆風を/あなたの祈りによって静寂へと導いてくださるよう。

あなたは愛をもって神と隣人に深く結びついていた。/なぜなら、羊飼いとして自らの群れを慈しみ、/魂をもって神への思索と教えに励み、/肉体をもって、あなたの助けを求める人々の奉仕に尽くしたからである: /信仰に弱り果てた者を強め、/魂に病む者を悔い改めによって癒やし、/良心に打ちひしがれた者を確かな希望で包み込み、/真理から迷い出た者を正しい道へと導き、/異端に溺れた者を敬虔さへと救い出しました。 /それゆえ、わが至善なる牧者、聖ディミトリよ、/あなたの羊の群れのために、牧者の長であるキリスト・神に祈り、/御自身が、彼らを一致、愛、そして正統な信仰のうちに牧してくださるよう願ってください。

栄光、第6調:歌え、ロシアよ、主への新しい歌を、/あなたの神を賛美せよ、ロストフの都よ、/まことに、至高なる御方は、私たちに新たな奇跡行者ディミトリを授けることを御心に留められたからである、/彼はすべての人々から、そして真理そのものから証しを受けたのである。 /聖人たちの列に名を連ねる彼を称え、/私たちも、老いも若きも共に賛美し、/私たちの神を讃えよう。/神は、この偉大な御使いを私たちの間に輝かせ、/聖人にふさわしい朽ちることなき御姿と奇跡をもって、/私たちに示してくださったのだ。

そして今、祝日の第6調:この日、主の十字架の降臨が執り行われ、/信徒たちは愛をもってそれを受け入れ、/魂と肉体、そしてあらゆる病の癒やしを受ける。 /私たちは喜びと畏れをもってこれを迎えよう。/畏れをもって――罪ゆえに、ふさわしくない者として。/喜びをもって――この世に救いをもたらしてくださる、/十字架に釘付けにされた主キリスト、/大いなる憐れみをお持ちの方ゆえに。

もし献身がなければ、聖母よ、その声は同じである

あなたの処女の美しさは言葉では言い表せない、/聖母よ、あなたの輝きは計り知れない、/あなたは太陽のように選ばれ、/月や虹が現れる時のようにはじけており、/山々での収穫の時期のレバノンの大木のように、/そして谷から天へと伸びるキパロスのように。 / 永遠の処女よ、あなたには多くの美しさと威光がありますが、/ 何よりも、あなたが万物を支える御方を宿しておられることです。/ 聖ディミトリオスと共に御方に祈り、/ 御方が私たちの魂を救い、正信仰によって照らしてくださいますように。

大賛美。聖人のトロパリオ。栄光、そして今、祝祭日または聖母マリアの賛美。そして、閉会祈祷。

 

聖体礼儀にて

祝日の「祝福された者たち」、第9歌(4拍子)、および聖人の第6歌(4拍子)。

奉納がない場合は、聖人のカノンからの「祝福」第3歌および第6歌(8声)。

祝日のトロパリオ、第1声

主よ、御自分の民を救い給え/御自分の嗣業を祝福し給え/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け/御自分の十字架をもって御自分の民を守り給え。

また、聖人のトロパリオ、第8調

正教の擁護者、分裂の根絶者、/ロシアの癒し手、神への新たな祈りの人、/あなたの著作によって、無知な者たちを賢明な者へと変えた、/霊的な竪琴よ、至福のディミトリイよ、/キリスト・神に、我らの魂の救いを祈り求めてください。

栄光、聖人のコンダク、第8調

キエフから輝きを放ち、/ノヴゴロド・セヴェルスキーを経てロストフに至り、/この国全体を教えと奇跡で照らし出した、/雄弁な教師ディミトリを讃えよう。 / 彼はすべての人々のために、教訓となるあらゆることを記し、/ パウロのようにすべての人をキリストのもとに導き、/ 正しい信仰によって私たちの魂を救うためであった。

そして今、祝日のコンダク、第4声。神に等しい

自ら進んで十字架に上げられた方よ、/御名と同じ新しい民に、/御慈悲を授け給え、キリストなる神よ。/御力によって御自身の忠実な民を喜ばせ、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御前から助けを得、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを授かるように。

プロキメン、アリルヤ、祝日および聖人の聖体拝領歌。

祝日のプロキメン、第7調

主、私たちの神を賛美し、その御足の御前にひれ伏せ、/それは聖なるものだからです。

聖句:主は王となられた。諸国民は怒れ!  詩編98:5, 1a

そして、聖人のプロキメン、第1声

わが口は知恵を語り、/わが心の思いは分別である。詩句:すべての民よ、これを聞きなさい。宇宙に住むすべての者よ、耳を傾けなさい。  詩編48:4, 2

ヘブライ人への手紙、冒頭318a

兄弟たちよ、私たちにはまさにこのような方がふさわしいのです 大祭司: 聖なる方、悪とは無縁で、汚れなく、罪人たちから隔てられ、天よりも高く上げられた方であり、あの大祭司たちのように、まず自分の罪のために、次に民の罪のために、毎日犠牲を捧げる必要などない。なぜなら、御自身を犠牲として捧げることで、これを一度きりで永遠に成し遂げられたからである。 なぜなら、律法は 、弱さを持つ人々を大祭司として任命するが、律法の後にあった誓いによる御言葉は、永遠に完全な御子を大祭司として任命したからである。 このことについて述べられている要点は、次のとおりである。すなわち、私たちには、天にある栄光の御座の右に座しておられる大祭司がおられる。その方は主ご自身が、人の手ではなく、御自身によって設けられた聖所と真の幕屋に仕える者である。  ヘブライ人への手紙 7:26–8:2

祝日のハレルヤ、第1声

節:あなたが初めからご自身のものとしておられた御民を思い出してください。節:世の初めから私たちの王であられる神は、地の上で救いを成し遂げられました。 詩編 73:2a, 12

聖なる者のハレルヤ、第2調

節:義人の口は知恵を語り、その舌は裁きを告げ知らせる。節:神の律法は彼の心にあり、その足はつまずくことがない。 詩編36:30-31

ヨハネによる福音書、36節の冒頭

主は、御自身のもとにやって来たユダヤ人たちに言われた。「わたしは門である。わたしを通って入る者は救われ、また、出入りし、牧場を見いだす。盗人は、ただ盗み、殺し、滅ぼすために来る。わたしは、彼らがいのちを持ち、しかも豊かに持つために来た。 わたしは善き羊飼いである。善き羊飼いは、羊のために自分の命を捨てる。しかし、雇い人は、羊の飼い主ではなく、羊が自分のものではないので、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げ去る。すると、狼は羊をさらい去り、群れを散らしてしまう。 雇い人は、雇い人であるから逃げるのである。彼は羊のことを気にかけていない。わたしは善き羊飼いであり、わたしの羊を知っており、わたしの羊もわたしを知っている。父がわたしを知っておられるように、わたしも父を知っている。そして、わたしは羊のために自分の命を捨てる。 また、わたしには、この囲いにはいない他の羊たちがいる。それらをわたしが導き入れなければならない。彼らはわたしの声を聞き、一つの群れ、一人の羊飼いとなるであろう。  ヨハネ10:9–16

関与

主よ、御顔の光が私たちを照らしてくださいました!

義人は永遠に記憶され、悪しき噂を恐れることはない。ハレルヤ。(3) 詩編 4:7b; 111:6b–7a

 

聖体礼儀の閉会後、司祭は香炉を携え、蝋燭を掲げた助祭に先導されて王の門から出て、祭壇上の聖十字架に三度香を焚く。伝統により、この間、聖歌隊は祝日のトロパールを歌い、その後「栄光、今や」と祝日のコンダクを歌う。 その後、司祭は聖十字架を頭上に掲げ、ろうそくと香炉を持った助祭に先導されて王の門を通って聖十字架を聖堂内に運び入れ、祭壇に安置し、祭壇の周囲に香を焚く。王の門と幕が閉じられた後、聖十字架は敬虔に保管場所へと運ばれる。

 

 

目次へ。

 


10月1日

聖母マリアの御被覆の祝日

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」の箇所では、自唱のスティヒラ(第1声調、4節)が唱えられる

至高の御座に安らぐ唯一の神は、/この世の至高なるものを御自身の僕に示された。/――祈りを込めて神聖なる御手を差し伸べ、/都と民のために祈りを捧げるあなた、女王よ。/今この時も、私たちを、/あなたの慈しみのオモフォロンで覆ってください、女王よ。(2)

あなたを崇め、ふさわしく賛美するこの都を、/主よ、あなたは御自身の聖なるオモフォロンで覆い、/敵の侵攻、飢饉、地震、そして内戦から守ってくださいます。/処女であり、結婚を知らぬ、神の花嫁よ、/人々の覆いであり、守り手です。

キリストの生ける宮殿、/信者たちにとっては、城壁であり、覆いであり、力です!/聖母よ、あなたによって、あなたの都は救われます;/常にあなたを称える者たちは、/異教徒たちに対して勝利を収めます、/なぜなら、あなたは彼らをあなたの慈しみのオモフォロで覆ってくださるからです。

栄光、今、第6調

さあ、祝祭を愛するすべての者たちよ、集まって、/至聖なる乙女を讃え歌おう。/この日、天使たちは聖人たちと共に、/神の母の聖なる庇護を祝う。/そして、私たち地上の者たちを称賛へと招き集め、/絶え間ない声でこう叫ぶようにと。/ 「喜びなさい、教会の驚くべき装飾よ、/全世界の素晴らしい覆いよ!/喜びなさい、戦いの信者たちの助け、戦士たちの守りよ!/喜びなさい、私たちの覆い、私たちの守りよ、/キリスト教徒たちは/絶えずあなたを至福なる方と呼んでいるのだから!

「喜びの光よ:」そしてその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調。
類似:エウフラフォスの家:*

天に栄光、地に喜び、/――女王がすべての聖人たちと共に、/私たちのために聖堂で祈っておられるから!

詩篇:娘よ、聞き、見よ、/そして御耳を傾けてください。 詩編44:11a

信者たちよ、聖なる教会へ来なさい、/ そこには聖母がオモフォロンで民を覆い、/ あらゆる敵の災いから守ってくださるから。

節:民の中の富める者たちが/あなたの御顔を仰ぎ、懇願するでしょう。 詩編44:13b

至聖なる聖母よ、/私たち、あなたのしもべたちを忘れないでください、/しかし、信仰をもってあなたを賛美する私たちのために祈ってください。

栄光、今、第3声

祝祭を愛する者たちよ、皆、集まって、/聖なる神の母の庇護を賛美しよう。/彼女は御子に向かって慈愛に満ちた手を差し伸べ、/その聖なる庇護によって世界は守られた。/それゆえ、口と心をもって、/賛美歌と霊的な歌をもって、/彼女に身を寄せるすべての人々と共に、/厳かに祝おう。

トロパリオ、第4調

この日、私たち正信の民は、聖母よ、あなたの到来に守られながら、厳かに祝います; /そして、御身の至聖なる御姿を仰ぎ見ながら、感極まってこう呼びかけます:/「御身の聖なる御庇護で私たちを覆い/あらゆる悪から私たちを救い出してください。/御子、私たちの神キリストに懇願し/私たちの魂を救ってくださいますように」。

また、エクテニアと送別祈祷。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」において、第8調、第1声のスティヒラ。
「ああ、驚くべき奇跡よ」に倣って:

おお、清き神の母よ!/あなたは、悲しむ者たちの偉大なる守護者、/速やかに助けを差し伸べる方、/世界の救いであり支え、/慈しみの深淵、神の知恵の泉、世界の庇護者。 /さあ、信徒たちよ、その輝かしいオモフォルを讃え、/言い尽くせぬ賛美を唱えよう:/「喜びに満ちた方よ、喜びなさい。主はあなたと共におられ、/あなたを通して世界に大いなる憐れみを授けてくださる!」(2)

尊きイザヤは預言し、こう宣言した:/「終わりの日には――/主の山が現れ、/その山の頂上に主の宮が建つ」。/そして今、私たちはあなた、女王様の上に、/その預言の真の成就を目にした:/山々や丘は、/あなたの祝祭に捧げられた数多くの教会によって飾られているからである。 /それゆえ、私たちは喜びをもってあなたに呼びかけます:/「喜びに満ちた方よ、喜びなさい。主はあなたと共におられ、/あなたを通して世界に大いなる恵みをお与えになるのです!」

おお、すべての信徒の驚くべき美しさよ!/預言の真の成就、/使徒たちの栄光、殉教者たちの飾り、/処女の称賛、そして全世界の驚くべき覆い。 /どうか、女王よ、あなたの慈しみのオモフォロンをもって、/こう呼び求めるすべての人々を覆ってください:/「喜びに満ちた方よ、喜びなさい。主はあなたと共におられ、/あなたを通して世界に大いなる慈しみを授けておられます!」

その他のスティヒラ、第4調。
「勇猛なる者のように」に倣って:

まるで神によって植えられた楽園のようであり、/命の木が育つ場所であり、/聖霊によって潤されている――/私たちは、あなたをそのように知っています、聖母よ、/すべての創造主を産み、/信者たちを命のパンで養ってくださる方。 /御子に、洗礼者ヨハネと共に私たちのために祈り、/聖なるオモフォロンで正教徒たちを/あらゆる災いから守ってください。

天と地は聖別され、/教会は輝き、/すべての人々は喜び祝う。/まことに、 神の母が天使の軍勢と共に、/洗礼者ヨハネと神学者ヨハネ、/預言者たちや使徒たちと共に、目に見えぬまま入り込み、/キリストに信徒たちのために祈り、/彼女の「庇護」の祭日を称える/都市と人々の赦しを願っておられる。

あなたはヤコブの美、/そして天の梯子、/その梯子によって主は地上に降りてこられた:/これらの象徴はかつて、/あなたの栄光と誉れを現していた、神の母よ。 /すべての神を産み出されたあなたを、/天の天使たちも/地上の者たちも/「至福なる方」と呼びます。/なぜなら、あなたは全世界のために祈り、/あなたの聖なる祝祭を祝う者たちを/慈しみで包んでくださるからです。

今日、喜びに満ちた祝日、/至聖なる神の母の庇護の祭りが輝きを放ちました。/この日、万物の女王にして支配者である御方は、/御子を仰ぎ見て両手を差し伸べ、熱心に祈りを捧げ、/世界に平和を願い、/異民族の侵攻から人々を、御自身の慈愛のオモフォロンで覆ってくださるのです。 /そして、あなたを誇りとする者たちは、敵に対する勝利を願い、/あなたの慈愛のオモフォルの下に身を隠しています。

栄光、今、第8調:すべての非物質的な軍勢が私たちと共に喜び、/霊的に私たちの肉体の聖歌隊を集め、/万物の女王にして支配者、/信者たちによって多様に賛美される御方を仰ぎ見て; /また、義人の魂たちも喜び、/驚くべき幻を仰ぎ見ている。/神の母 が、空中で/祈りを込めてその至聖なる御手を広げ、/世界に平和を、/正教のキリスト教徒に確固たる信仰を、/そして私たちの魂に救いを求めておられる。

入堂。その日のプロキメンと、聖母マリアに関する共通の朗読。

リチアにおけるスティヒラ
第3声

この日、至聖なるおとめよ、あなたの聖なる庇護の輝かしい祝日が訪れました。/あなたは太陽よりも明るく人々を照らし、/清らかな心から信仰をもって、/ あなたを真の神の母として告白し/御子に呼び求める者たちを:/「キリストよ、神よ、永遠の処女の祈りによって/清く汚れなくあなたを産み出された方の祈りによって、/あなたの御国に敵対する者たちに私たちを委ねず、/憐れみ深い方として、この世において私たちの魂を救い給え!」

第4声

あなたにふさわしい賛美を、/あなたの御子の民は、至聖なる御母よ、/歌いたいと願うが、歌い尽くすことはできません。/なぜなら、あなたは常にすべての信徒を守り、/あなたの聖なる御衣で覆い、/あなたを、清き、/真の神の母として信仰をもって崇めるすべての者の救いのために、/祈っておられるからです。

第2調

すべての女王である無原罪の御方、/至聖なる処女、神であるキリストの母を、/この日、集まった信徒たちは賛美しましょう。/彼女は常に御子に向かって、慈愛に満ちた御手を差し伸べておられるからです。/偉大なるアンドレイもまた、空中で、/聖なる御衣で人々を覆っておられる彼女を目撃しました。 /私たちもまた、心を打たれて彼女にこう呼びかけよう:/「喜びなさい、私たちの覆いであり、守り手であり、/私たちの魂の救いよ!」

栄光、今、第2声: 思いと心を清め、/私たちも天使たちと共に祝宴を催し、/ダビデの歌を喜びをもって歌い始めよう、/すべての王の花嫁、私たちの神キリストへ:/「立ち上がれ、主よ」と叫びながら、「あなたの安息の場所へ、/あなたはあなたの聖なる箱である!」 / 主よ、あなたは彼女を美しい宮殿として飾り、/ あなたの都の上に据え、/ 彼女の祈りによって、/ あなたの強き力をもって、その都を整え、敵対する異教徒たちから守られるようにされたのです。

聖歌台でのスティヒラ
第2調

天と地において最も高き御方、/ケルビムよりも栄え、すべての被造物の中で最も尊き御方、/キリストは、あなたを執り成し手であり力強い庇護者として、/キリスト教徒の民に授けられました。/それは、罪を犯した人々があなたに逃げ込み、救われるためです。 /それゆえ、すべての者の避難所として、私たちはあなたを賛美します、主よ、/そしてあなたの「ポクロヴァ」の聖なる祝日を喜びをもって祝い、/キリストが私たちに偉大な恵みをお与えくださるよう祈ります。

第5声

詩句:娘よ、聞き、見よ、/そして御耳を傾けてください。  詩編44:11

さあ、人々よ、ダビデの歌を喜びをもって歌おう/神の花嫁である聖母、/すべての王であるキリストの母について:/「女王はあなたの右に立っておられます、主よ、/金の縁取りの衣をまとい、/神聖な美しさに身を飾って。 / あなたは、妻たちの中から選ばれた彼女を、/この世の何よりも美しく飾り立て、/あなたの偉大な憐れみによって、/彼女から御子を産ませることをお許しになり、/この唯一の祝福された彼女を、/あなたの民の助け手として与え、/あなたのしもべたちをあらゆる災いから守り、覆ってくださるためです。

第7声

節:民の中の富める者たちは、/あなたの御顔を懇願するでしょう。 詩編44:13

あなたは偉大にして最も栄光に満ちた山、/シナイ山よりも尊き、神の母よ。/なぜなら、シナイ山は、形や影として現れた神の栄光の降臨に耐えきれず、/炎に包まれ、そこに雷と稲妻が現れたからである。 /しかし、あなたは、御自身こそが完全に「神聖なる火」であられる方を、/焼かれることなく胎内に宿されました。/――万物を御自身の御手によって支えておられる、神の御言葉よ! /そして、御子に対する母としての大胆さを持ち、/主よ、信仰をもってあなたの聖なる祝祭を祝う者たちを助けてください、/そして、彼らを慈しみをもって訪れてくださることをお忘れにならないでください。/なぜなら、あなたは神から、キリストの御名を持つあなたの群れ――あなたのしもべたち――を導き、守り抜くという賜物を受けられたからです。

栄光、今、第2声調:まばゆい冠のごとく、全き清き神の母よ、/あなたの聖なる覆いによって神の教会は覆われ、/この日、喜びに輝き、/神秘的に歓喜し、主よ、あなたにこう叫びます:/「喜びなさい、尊き衣よ、神の栄光の冠よ; /喜びなさい、栄光の唯一の完全さ、永遠の喜びよ;/喜びなさい、あなたに逃げ込む者たちの避難所、/そして私たちの救い、そして救い主よ!」

トロパリオ、第4調

この日、私たち正信の民は、 / 聖母よ、あなたの到来に守られながら、厳かに祝います; /そして、あなたの至聖なる御姿を見つめ、感極まってこう呼びかけます:/「あなたの聖なる御覆いで私たちを包み、/あらゆる悪から私たちを救い、/あなたの御子、私たちの神キリストに懇願して、/私たちの魂を救ってください」。

早課にて

「主なる神」の後に、祝日のトロパールを三度、第4調

この日、私たち正信の民は、/聖母よ、あなたの降臨に守られながら、厳かに祝います; /そして、御身の至聖なる御姿を仰ぎ見ながら、感極まってこう呼びかけます:/「御身の聖なる御覆いで私たちを包み/あらゆる悪から私たちを救い出してください/御子、私たちの神キリストに懇願して/私たちの魂を救ってください」。 (3)

第1節のセダレン、第3調

天使の軍勢の神聖な輝きに包まれ、/預言者や使徒たちと共に、/神の母としてこの奉仕をふさわしく受け入れておられる方よ、/私たち、あなたのしもべたちを訪ねてください、/私たちの神キリストに、/私たちに偉大な恵みをお与えくださるようお祈りください。

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

第2のセダレンの詩篇、第6声

あなたはまことに、無力な者たちの支え、/至聖なる神の母よ。/それゆえ、私たちはあなたに感謝し、謙虚になりつつ高められる。/あなたの助けにより、敬虔な生活の頂点に留まる。/――あなたはすべての人にとっての庇護者、/そして神への執り成し手だからである

栄光、そして今:同じものを繰り返す。

ポリエレイと賛美

私たちはあなたを賛美します、/至聖なるおとめよ、/そしてあなたの聖なる庇護を崇めます、/なぜなら、聖アンドレイは空中で、/私たちのためにキリストに祈るあなたを目撃したからです。

選り抜きの詩編

1 合唱 主よ、ダビデとそのすべての柔和さを思い出してください。2 彼は主に対して誓いを立て、ヤコブの神に誓約を捧げました。1 見よ、私たちはエフラファでそのことを聞き、森に覆われた平野でそれを見つけました。2 神の都よ、あなたについて栄光あることが語られています。1 神がその中にいらっしゃるので、それは揺らぐことはありません。 2 主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはない。1 あなたの胎から生まれる者を、あなたの王座に据えよう。2 主はシオンを選び、御自身の住まいとして定められたからである。1 至高者は御自身の住まいを聖別された。2 聖所には聖さと栄光がある。 1 あなたの神殿は聖く、真実において驚くべきものである。2 主よ、あなたの家には、永遠に聖所がふさわしい。1 私は、代々、あなたの御名を記念として残す。2 主は永遠に、そして世々限りなく祝福される。

栄光、そして今:ハレルヤ(3)

詩編 131:1; 131:2; 131:6; 86:3; 45:6a; 131:11a; 131:11b; 131:13; 45:5b; 95:6b; 64:5d; 92:5b; 44:18a; 88:53a

ポリエレイの後、セダレン、第4声

まことに、古の聖櫃よりも尊きは/あなたの聖なるオモフォロス、/金や銀よりも輝かしく輝くもの! /物質的にはなくとも、霊的には朽ちることなく清らかな御手によって広げられ、/それは、御庇護の美しく飾られた祭りを祝う者たちを慈しみをもって守り給う、御母よ;/今、その祭りのために集い、/私たちは熱心にこれを祝う。

栄光、そして今:御母よ、あなたの庇護の下に信仰をもって駆け寄る者たちを受け入れてください/そして私を拒まないでください、/慈愛に満ちた御母よ、苦しむ者の悔い改めを軽んじないでください; /多くの不適格な者たちの口からの嘆願をお受け取りください/そして御取り次ぎによって、私を罠から救い出してください/そうして私が大胆にあなたに呼びかけられますように:/「喜びなさい、恵み深い方よ!」

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、あなたご自身が/私を守り、救ってください、わが救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ、/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

あなたの御名を/あらゆる世代、代々にわたって記憶に残す。節:民の中の富める者たちは、あなたの御顔を懇願するであろう。 詩編44:18a, 2a

第二プロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御業において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編 150:6, 1

ルカによる福音書、冒頭4節

その頃、マリアは立ち上がって、急いで山間の地、ユダの町へと向かい、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 すると、エリサベトがマリアの挨拶を聞いたとき、その胎内の赤子が跳ね上がった。エリサベトは聖霊に満たされ、大声で叫んで言った。「あなたは女のうちで祝福され、あなたの胎内の子も祝福されています。 どうして、私の主の母が私のところに来られるようなことが、私にあり得るのでしょうか。見よ、あなたの挨拶の声が私の耳に届いたとき、私の胎内の赤ん坊も喜びで跳ね回りました。主から告げられたことが成就すると信じた人は、幸いである。」 マリアは言った。「私の魂は主を賛美し、私の霊は私の救い主である神を喜び祝います。主は、御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださったからです。見よ、これから後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶでしょう。全能者が私に偉大なことを成し遂げてくださったからです。その御名は聖なるものです。」 マリアは彼女のもとで約三ヶ月間過ごした後、自分の家へ戻った。

ルカ 1:39–49, 56

詩篇50篇の後、ステヒラ、第8調

すべての霊的な軍勢が私たちと共に喜び、/霊的に私たちの肉体の聖歌隊を集め、/万物の女王であり主である方を見、/信者たちによって多様に賛美される方を見て、 /また、義人の魂たちも喜び、/驚くべき御姿を仰ぎ見る者となった:/神の母が、空中で/祈りを込めてその至聖なる御手を広げ、/世界に平和を、/正教のキリスト教徒に確固たる信仰を、/そして私たちの魂に救いを求めておられる。

聖母マリアへのカノン、第4声。
第1歌

イルモス:わが口を開けば、/それは御霊に満たされ、/女王にして母なる御方に言葉を捧げ、/輝かしく祝賀する姿で現れ、/その御奇跡を喜び歌おう。

聖なる天使の軍勢と共に/預言者や使徒の群れと共に、/神の母として大いなる栄光のうちに、/この日、聖堂に入られ、キリスト教徒のために祈り、/すべての者を災いと悲しみから救い出し、/御慈悲をもって覆ってくださる。

モーセはあなたを「幕屋」と、/アロンの杖と称しました。/あなたは命の木――キリスト――を育まれたからです。/キリストへの大胆な信頼をもって、/あなたを称える私たちのために、女王よ、祈ってください。/あらゆる悪から私たちを救い出し、/私たちがあなたの「庇護」の祭りを賛美できるように。

今や、昔のような祝祭ではなく、/より偉大な祝典です。/ダビデが契約の箱の前で、踊りの輪を組んで祝うのではなく、/聖徒の群れと共に、/あなたの御前に神殿へと急ぐ信者たちが、/あなたにひれ伏し、こう叫びます。/ 「あなたを称える人々のために祈ってください、/あなたの『ポクロフ』を賛美し、/私たちがふさわしくこの祝日を祝えるように!」

聖母よ、あなたを讃えるのは、/天使の軍勢であり、/また、あなたの御前に急いで神殿へと向かう/総主教たちと聖人たちが、あなたを称えています。/かつて聖アンドレイは、彼らと共に、/私たち罪人のために神に祈るあなたを/――あなたの「庇護」の祝日を讃える人々の/赦しを願って――見ました。

第3歌

イルモス:聖母よ、/生ける豊かな泉であるあなたを讃える者たち、/霊的な祝宴を催した者たちを、/確固たるものとし、/あなたの神聖な栄光のうちに、/栄光の冠にふさわしい者とさせてください。

神聖な穀物を明らかに実らせた方よ、/耕されざる畑のように!/喜びなさい、命ある食卓よ、/命のパンを宿した者よ;/喜びなさい、尽きることなき生ける水の泉よ、/主よ!

御支配者よ、私たちあなたのしもべたちは、/今、あなたの聖堂に信仰をもって立ち、/あなたの憐れみを待ち望んでおります。/私たちの謙虚さに御目を留め、/あなたの聖なる御加護をもって、/人々をあらゆる悪から守ってください。

多くの名によって呼ばれるおとめよ、/預言者たちによって畏敬の念をもって予表された方よ、/彼らは今、天使たちと共にあなたに仕えています!/彼らと共に私たちのために神に祈ってください、/あなたの聖なる庇護の日を/私たち皆が喜びと光の中で祝うことができますように。

ゲデオンは羊毛をもってあなたを予表しました。/ なぜなら、キリスト・神は露のようにあなたの上に降りられたからです。/ 聖母よ、彼に祈り、/ 私たちの軍勢に敵に対する勝利を授けてください。/ かつてマディアン人を打ち倒したように、/ 私たちがあなたの聖なる祝祭を賛美できるよう。

太陽の光よりも明るく輝く/御自身のオモフォロンをもって、/あなたは教会と人々を照らし、/私たちの罪の闇を/御来臨によって追い払い、/聖母よ、私たちのために御子であり神である方へ祈り求めてください。

第3の歌の後、セダレン、第5声

熱き守護者、無敵なる方、/揺るぎなく恥じることなき希望、/あなたに身を寄せる者たちのための防壁、覆い、そして避難所、/清き永遠の処女よ!/御子であり神である御方に、天使たちと共に祈り、/世界に平和と、/救いと、そして偉大なる憐れみをお与えくださいますように。

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

第4歌

イルモス:栄光のうちに/神性の御座に坐し、/軽やかな雲の上、/至聖なるイエスが来られ、/汚れなき御手に抱かれて、/呼び求める者たちを救われた:/「栄光あれ、キリストよ、御力に!」

響き渡る賛歌をもって、信仰をもって/あなたに呼びかけます、万々に讃えられしおとめよ:/「喜びなさい、実り豊かで御霊に満たされた山よ;/喜びなさい、灯台であり、マナを納める器よ、/すべての敬虔な者たちの心を喜ばせるものよ!」

アロンの契約の箱以上に、/神は聖霊によってあなたを聖別されました、神の母よ、/そして天使たちにあなたに仕えるよう命じられました。/彼らと共に、あなたの聖なる祝祭を称える/都と人々のために祈ってください。

今、栄光のうちに、/聖母よ、あなたの聖堂へ、/すべての聖人たちの群れと共に、/かつて聖アンドレイが空中で、/キリスト教徒のために祈るあなたの輝きを見たように、/来て、私たちにあなたの憐れみを授けてください!

主よ、あなたを賛美する/私たちの軍勢を強め、敵を撃退させてください。/ダビデがゴリアテに立ち向かったように、/私たちが喜びのうちにあなたにこう呼びかけられますように:/「聖なる庇護者よ、わが都の守護者よ、喜びなさい!」

私たちは信仰をもってあなたにすがり、/感謝の念を込めてひれ伏し、こう呼びかけます:/「喜びなさい、神に恵まれたおとめよ、/私たちの庇護者であり守り手、/そして苦難にある者たちの助け手よ!/あなたに逃げ込む私たちを救ってください、/私たちはあなたに希望を置いているのですから!」

第5歌

イルモス:全世界は/あなたの神聖な栄光に驚嘆しました。/なぜなら、あなたは、結婚を知らぬ処女でありながら、/あなたの胎内に至高の神を宿し、/永遠の御子を産み、/あなたを賛美するすべての人々に平和をもたらされたからです。

ソロモンは古くから、あなたを寝台として描き、/天の王の内なる安らぎとして、/セラフィムに囲まれた姿として表現しました。/それはあなたについて告げられていることなのです、神の母よ。/それゆえ今、私たちはあなたに祈ります、/至聖なる神の母よ:/「あらゆる災いから私たちを守ってください!」

天使の長たちも、/聖なる預言者たちも使徒たちも、/平和のために祈りを捧げるあなたを見て、/神の母として畏敬の念をもって仕えています。/そして、あなたの願いに耳を傾ける主は、/あなたに希望を置く都と民を/救ってくださいます。

預言者たちのうちで偉大なるイザヤは、/あなたについて予言し、/あなたが結婚を知ることなく神を産むと宣言しました。/そしてまことに、清きマリアよ、/あなたはすべての者の中で最も聖なる方として現れました。/なぜなら、あなたは胎内に、そして腕に神を抱いていたからです。 /御自身の御庇護をもって、/信仰をもってあなたを賛美する者たちを覆い、/私たちのために御子に祈ってください。

霊的な翼を広げて、/聖徒の群れは神秘的にやって来て、/御母マリアよ、あなたに仕えようとしました。/彼らは、あなたが栄光の軽やかな雲の上に立ち、/救い主キリストに、/私たちの軍勢に勝利を授け、/私たちに戦いを仕掛けてくる者たちを打ち倒してくださるよう、/祈っておられるのを見たからです。

第6歌

イルモス:この神聖にして万人に崇められる/聖母の祭りを祝うにあたり、/神に賢き者たちよ、来てください、/拍手を始めましょう、/彼女から生まれた神を賛美しつつ。

神に賢き司祭たちと敬虔な民は/あなたの聖堂に立ち/あなたの慈悲を待ち望んでおります、聖母よ。/どうか私たちの悲しみを喜びへと変えてください。/あなたは喜びそのものを産み出されたのです――/すべての人々の罪を赦された方を。

全地は、神の母である女王として、あなたに贈り物を捧げます。王や諸侯はひれ伏し、人々は皆喜びに満ちています。聖母マリアよ、あなたの祈りによって、私たちはあらゆる悪から守られているのです。

ダニエルはあなた大いなる山として/預言的に描写しました。/なぜなら、あなたから種なしにキリストが生まれ、/悪魔のあらゆる惑わしを打ち砕き、/全地を御自身への信仰で満たされたからです。/神の母よ、あなたの「庇護」の祭りを称える私たちのために、/御子に祈ってください!

天使たちの叫びを/あなたに向けましょう、至聖なる方よ:/「喜びなさい、神の御座よ、/エゼキエルが主を、/人の姿でケルビムに運ばれるのを見たその御座よ!」彼らと共に、私たちのために祈ってください、聖母よ、/主が私たちの魂を救ってくださいますように。

コンダク、第3調。
類似の詩:この日の聖母:

今日、聖母は聖堂に御臨在され、/聖徒の群れと共に、目に見えぬ形で私たちのために神に祈っておられます。/天使たちは司教たちと共に礼拝し、/使徒たちは預言者たちと共に喜び祝います。/なぜなら、聖母マリアが私たちのために、/永遠の神に祈ってくださるからです。

イコス:さあ、人々よ、集まって/彼女の栄光に満ちた奇跡を喜びましょう。/なぜなら、彼女を通してアダムは朽ち果てることから救われたからです。/彼女は、ノアではなく、神によって造られた箱舟だからです。 / 昔、モーセは燃える茨の茂みの中で/神を仰ぎ見ることはできなかったが、/今や全地は、神の御子/が彼女から生まれたことを知っている。/彼女は私たちのために、その御子に祈ってくださる。/それゆえ、私たちは彼女を神の母として賛美する。/なぜなら、聖母マリアは私たちのために/永遠の神に祈ってくださるからである。

第7歌

イルモス:神に賢き者たちは、/被造物を創造主よりも尊ぶことはなかったが、/彼らを脅かした炎を勇敢に打ち破り、/喜びをもってこう歌った:/「称えられよ、主よ、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方!」

多くの預言者たちによっても完全には語られず、/あなたは、おとめよ、/天において神に仕える天使たちにも知られませんでした。/しかし今や、私たちは皆、あなたを神の母として知っており、/祝福された方よ、あなたの助けと執り成しを願います!

御霊に満たされた山、/アバクムが見たその山は、/信者たちに癒やしの甘美を注ぎ出しています!/聖母マリアよ、私たちを癒してください、/御子に「私たちの先祖の神は祝福された方です!」と叫ぶ私たちを。

天はあなたにひれ伏し、おとめよ、そこに宿り/今やあなたの祈りに目を留め、清き聖母よ、/女王よ、あなたの願いを叶えておられます。/私たちのために熱心に彼に祈ってください、/私たちはあなたに希望を置いているからです、祝福された方よ!

私たちの創造主であり救い主である、キリストなる神よ!/御母が、私たち罪人のためにあなたに捧げる祈りを受け入れてください。/そうして、私たちが喜びをもってあなたにこう讃えることができますように:/「私たちの先祖の神よ、あなたはまことに称賛に値する方、あなたは祝福された方です!」

第8歌

イルモス:炉の中にいた敬虔な少年たちを/神の母の御子が救われた:/当時は予型として、今や現実として;/御子は全宇宙を招き、あなたに賛美を捧げさせる。/被造物よ、主を賛美せよ、/そして永遠に主を称えよ!

御母よ、天使の群れと共に、/聖なる栄光ある預言者たちと共に、/至高の使徒たちや聖殉教者たち、/そして私たち罪人のために神に祈ってくださる司教たちと共に、/ロシアの地で御保護の祭日を/称えた者たちのために、神に祈ってください。

高慢と混乱を打ち砕き、/不義な支配者たちの企みを打ち砕き、/戦争を始める者たちを滅ぼし、/神の母、尊き女王よ; /正教徒の力を高め、/私たちがあなたの祝祭を賛美できるよう、/至聖なる聖母マリアよ、こう呼びかけながら:/「被造物よ、主を賛美せよ、/そして、世々限りなく主を称えよ!」

口をもってあなたに賛美を捧げつつ、/私たちは魂をも信仰をもって礼拝いたします。/なぜなら、私たちの心は熱く燃えているからです。/神の母、至聖なる方よ、私たちを憐れんでください。/あなたに祈りを捧げ、主を賛美し、/永遠に主を称え続ける私たちを!

多くの罪に重くのしかかられ、/私は、聖母マリアよ、あなたの「庇護」にふさわしい賛美を/書き記すことはできません。/しかし、神の母として、御奇跡をもってあなたの祝祭を飾り立ててください。/そうすれば、私たち皆が喜びをもって主を賛美し、/世々限りなく主を称え上げることができますように!

第9歌

イルモス:地上で生まれたすべての者は、/聖霊に照らされて喜び躍れ。/無形の知性の本性もまた、/聖母の神聖な祝祭を称え、/喜び祝うがよい。そしてこう叫べ:/「喜びなさい、至福なる方よ、/清き神の母、永遠の処女よ!」

天の王よ、御父と共に御座に就かれ、/セラフィムたちに賛美される方よ! /御母の祈りに御目を留め給え、/御母が私たち罪人のためにあなたに捧げるその祈りを、/そして私たちの罪を清め、/私たちの都を救い、その中に人々を増やし、/御母の祈りによって、私たちに肉体の健康と異教徒に対する勝利を授け給え!

天使たちの叫びをあなたに捧げます、/神に選ばれたおとめよ:/「喜びなさい、アダムを再び楽園へ帰した方よ;/喜びなさい、あなたの御名が悪魔を追い払うからです;/喜びなさい、キリスト教徒の希望よ;/喜びなさい、魂の聖化よ;/喜びなさい、私たちの都の守護者よ!」

御祈りの中で私たちを覚えてください、/御母、神の母であるおとめよ、/私たちの罪が積み重なるために滅びることのないように!/あらゆる悪と激しい災いから私たちを守ってください、/私たちはあなたに信頼を置いているからです、/そして、あなたの庇護の祝日を祝うにあたり、/あなたを賛美します。

あなたは神の母として、神からの賜物を受け、/すべてのキリスト教徒の病を癒やし、/苦難から救い出し、罪を赦し、/捕囚やあらゆる暴虐から救い出してくださいました。/しかし、私たちをも軽んじないでください、御母よ、/あなたが、私たちが何を必要としているかをご存知だからです:/肉体の健康と魂の救いを!

聖歌。
「妻たちよ、聞きなさい」に倣って

おお、至聖なる御母、神の母マリアよ!/御自身の奇跡的なオモフォロンで私たちを覆い、/かつて驚くべきアンドレイが/ヴラヘルナ教会で祈っておられる御姿を目撃したように、/この街と人々をあらゆる悪から守ってください。/そして今、御母よ、/御自身の偉大な慈悲を私たちに授けてください。(3)

「賛美せよ」のステヒラ、第4調、第8声。
類似の詩:「ああ、栄光に満ちた奇跡よ:」

御母よ、私たちはあなたに駆け寄り/心を込めて礼拝しつつ、こう祈ります:/「喜びなさい、神に祝福された御母よ、/多くの御名によって称えられるおとめよ、/預言者たちによって畏敬の念をもって予表された方よ! / まことに、キリスト・神は露のように御身に降りてこられ、/ 結婚を知らぬ清き御身は御子を産み、/ 万物の創造主であり主である御方を御腕に抱き、/ 今、御身の庇護の祭日を信仰をもって称える私たちのために、/ その御方に私たちのために祈ってください!」(2)

天使の軍勢は、聖母マリアを讃え、/総主教や司教たち、/そして聖なる使徒たちもあなたを称えます。/彼らは、あなたが全世界のために/すべての救い主であるキリスト・神に祈りを捧げているのを見て、/神の母であるあなたに忠実に仕えています。 /彼に、あなたを信仰をもって賛美し、/あなたの「庇護」の祝日を祝う/この都と人々を救うよう、祈ってください。

アロンの契約の箱以上に、/神は聖霊によって/あなた全体を聖別されました、神の母よ、/そして太陽の光よりも明るく、/あなたの輝くオモフォリオンによって/ あなたは教会と人々を照らし、/私たちの罪の闇を追い払い、/あなたの聖なる庇護の祝日を/信仰をもって祝う者たちを、災いと悲しみから救い出されます。

栄光、今、第6調:かつて、驚くべきアンドレイが空中であなたを目撃したように、/多くの大天使たちと共に、/使徒たちや預言者たち、/そして殉教者たちの群れと共に、/ 御子 、そして私たちの神に、都と民のために祈り、主よ、/御自身の聖なる庇護で彼らを覆ってくださる方、/今この時も、御祈りを惜しまず、至聖なる方よ、/御子の選ばれた民の救いのために、/――御自身の至聖なる祝祭を祝う者たちのために、 尊き御方よ!

聖体礼儀において

象徴的な賛美を歌います。祝福されたもの:カノンの第3歌と第6歌。

入場

さあ、キリストにひれ伏し、礼拝しましょう。

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で驚くべき方、あなたを賛美する者たちよ。/ハレルヤ。

トロパリオ、第4調

この日、私たち正信の民は、聖母マリアよ、あなたの到来に守られながら、厳かに祝います。 /そして、あなたの至聖なる御姿を見つめ、感極まってこう呼びかけます:/「あなたの聖なる御覆いで私たちを包み/あらゆる悪から私たちを救い出し、/あなたの御子、私たちの神キリストに懇願して/私たちの魂を救ってください」。

栄光、そして今、コンダク、第3調。
類似の賛歌:この日の聖母:

今日、聖母は聖堂に御臨在され、/聖徒の群れと共に、目に見えぬ形で私たちのために神に祈っておられます。/天使たちは司教たちと共に礼拝し、/使徒たちは預言者たちと共に喜び祝います。/なぜなら、聖母マリアが私たちのために、/永遠の神に祈っておられるからです。

三聖歌。

プロキメン、第3調、聖母の賛歌

わが魂は主を賛美し/わが霊はわが救い主なる神を喜び祝う。

節:主は御自分のしもべの謙遜に目を留めてくださった。今より後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶであろう。 ルカによる福音書 1:46 – 48

ヘブライ人への手紙、冒頭320

兄弟たちよ、最初の契約にも、この世に属する奉仕と聖所に関する規定がありました。なぜなら、最初の幕屋が設けられ、そこには燭台、供え物の机、そして供え物のパンがあり、それは「聖所」と呼ばれていたからです。 また、第二の垂れ幕の向こう側には、「至聖所」と呼ばれる幕屋があり、そこには金の香炉と、四方が金で覆われた契約の箱があり、その中には、マナを入れた金の壺、花開いたアロンの杖、そして契約の石板が収められていた。 その上には、清めの所を覆う栄光のケルビムがいるが、これについては今ここで詳しく述べる必要はない。このような構造のため、第一の幕屋には祭司たちが常に立ち入り、奉仕を行っているが、第二の幕屋には、年に一度、大祭司ただ一人だけが、自分自身と民の無知によるのために捧げる血を携えて入る。

ヘブライ人への手紙 9:1–7

ハレルヤ、第8調

詩句:娘よ、聞き、見よ、そしてあなたの耳を傾けよ。

詩句:民の中の富める者たちは、あなたの御前に懇願するであろう。 詩編 44:11a, 13b

ルカによる福音書、54節の冒頭

その頃、イエスはある村に入られた。マルタという名の女性が、イエスを自分の家に迎え入れた。彼女にはマリアという名の妹がいて、主の足もとに座って、その御言葉を聞いていた。一方、マルタは盛大なもてなしの準備に追われており、近づいてこう言った。 「主よ、私の姉が私一人に奉仕を任せてしまったことを、お気になさらないのですか。彼女に、私を手伝うようにおっしゃってください。」すると、イエスは彼女にこう言われた。「マルタ、マルタ。あなたは多くのことで心配し、あちこちと奔走しているが、必要なことはただ一つだけだ。マリアは良い分け前を選んだ。それは彼女から奪われることはない。」 イエスがこうおっしゃっているとき、群衆の中からある女性が声を上げて、イエスに言った。「あなたを身ごもった胎と、あなたを育てた乳房は、なんと幸いなことでしょう!」すると、イエスは言われた。「まことに、神の御言葉を聞いて、それを守る者たちは幸いである!」

ルカ 10:38–42; 11:27–28

聖餐

救いの杯を受け、主の御名を呼び求めよう。ハレルヤ。(3) 詩編 115:4

 

 

目次へ。

 


10月10日

聖堂への奉献
至聖なる御母
聖母マリア

小晩課にて

「主よ、私は呼び求めました」の箇所で、第4調、第1声のスティヒラ。
類似の賛歌:天の軍勢の:*

ヨアキムとアンナは、主から/約束の御子――神の母――を受け取り、/この日、彼女を神殿へ、喜ばれる捧げ物として導き入れ、/大祭司ザカリアは、/祝福して彼女を受け入れた。

聖なる者の中の聖なる者は、その尊厳にふさわしく、/神に喜ばれる捧げ物として、/聖所に住まわれるために捧げられた。/そして、美徳に彩られた乙女たちは、/彼女の前に灯火を掲げ、/最も神聖な器として、彼女を神のもとへ導いた。

神を受け入れた神殿の扉が開かれますように:/なぜなら、万王の神殿と御座を受け取り、/ヨアキムはこの日、栄光のうちに彼女を聖所の中に安置し、/主が御自身の母として選ばれた方を主に奉献したからです。

栄光、今、第8声

ダビデは、あなたについて宣言しました、至聖なる方よ、/あなたが神殿に入られるという聖なる祝典を予見して、/今日、地の果てまでがこれを祝って、/あなたを賛美します、万に讃えられる方よ、/――まことに、産みの前から処女であり、/産み終えた後も傷一つないままおられ、/ 命の御言葉の母よ、この日、神殿に入られる方。 /ザカリアは、あなたを受け入れて喜び、主よ、/至聖所もまた、/私たちの命の養い主であるあなたを宿して喜んでいる。/それゆえ、私たちも歌をもってあなたに呼びかける:/「私たちのために、あなたの御子であり、私たちの神である方に、/私たちに偉大な恵みをお与えくださるよう、お祈りください!」

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調。
「エウフラフォスの家」に倣って:

聖所の扉よ、至聖所へ/全能の神の、汚れなき幕屋である/乙女を招き入れよ。

詩篇:処女たちは彼女の後に続いて王のもとに連れて行かれ、/彼女の友たちはあなたの御前に連れて行かれる。 詩編44:15

乙女たちよ、聖なる乙女を先導し、/喜びをもって灯火を掲げ、至聖所へと導き入れよ、/すべての王の花嫁として。

聖句:喜びと歓びのうちに、/王の宮殿へと導き入れられる。 詩編44:16

神の御使の手から与えられる霊的な糧を、/神の御言葉の宮は受け入れ、/至聖所にお住まいになる。

栄光、今なお、その声はかつてと同じ

三一の光は、/栄光の神殿において、聖母マリアを照らし、/天の糧をあなたに送り、あなたを称え讃える。

トロパリオ、第4声

この日こそ、神の御好意の前兆/そして人々の救いの前触れである。/神の聖殿において、聖母は公然と現れ/すべての人にキリストを告げ知らせる。/彼女に向かって、私たちも声を高らかに叫ぼう。/「喜びなさい、/創造主によって定められた御計画の成就よ!」

また、エクテニアと送別。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」において、第8調、第1声のスティヒラ。
類似の詩:ああ、なんと驚くべき奇跡:

この日、信徒たちよ、喜び躍り、/詩篇と賛美歌をもって主に歌い、/その聖なる幕屋、/生ける契約の箱、計り知れない御言葉を宿した御方を崇め、 / なぜなら、彼女は主のもとに導かれるからである /――肉において並外れた御子、/ そして偉大なる大祭司ザカリアは、/ 神の住まいとして、喜びをもって彼女を受け入れる。(2)

この日生ける神殿/私たちの神キリストの聖なる栄光、/――女たちの中で唯一祝福され、清らかな方、/律法に則った神殿へと導かれ、/聖所に住まわれるため; /そして、ヨアキムとアンナは霊において彼女と共に喜び、/処女たちの合唱団は主に歌を捧げ、/詩篇を詠み、その母を崇め称える。

あなたは預言者たちの宣教、/使徒たちの栄光、殉教者たちの称賛、/そして地上で生まれたすべての人々の刷新、/神の母であるおとめよ。/なぜなら、あなたを通して、私たちは神と和解したからです。 /それゆえ、私たちは皆、あなたの執り成しによって救われ、/主の神殿へのあなたの入殿を称え、/天使と共に歌ってこう叫びます。「喜びなさい!」/あなたへ、至聖なる方よ。

その他のスティヒラ、第4声。
次のように詠われる:いかに尊きことか:

至聖所において、聖なる無原罪の御方/聖霊によって宿り/天使によって養われ、/まことに/私たちの聖なる神の最も聖なる神殿であり、/御自身の御入りによって万物を聖別し/堕落した人間の性質を再生させた御方。(2)

乙女たちは、喜びながら灯火を掲げ、/この日、心の中の「ろうそく」に先立ち、/聖所の至聖所へ彼女を厳かに導き入れ、/あらかじめ言い表せない輝きを現す。/その輝きは、やがて彼女から燃え上がり、/御霊によって、無知の闇に座する者たちを照らすであろう。

喜びのうちに、万人に称えられるアンナは叫んだ:/「ザカリアよ、 この方を、/御霊によって神の預言者たちが告げ知らせたその方を、/聖なる神殿に導き入れ、神聖な教育を受けさせてください。/そうして、彼女が万物の主にとって、/神聖な玉座となり、宮殿となり、御座となり、/そして光り輝く住まいとなるように!」

栄光、今、第8声:御降誕の後、神の花嫁にして主の御母よ、/あなたは主の神殿に御来臨になり、/聖なる 聖徒たちの間で、聖別された者として聖なる教育を受けるためでした。/その時、ガブリエルは、無原罪の御方であるあなたのもとへ遣わされ、/あなたに食物を捧げるためでした。 /天のすべてのものは、/聖霊があなたの中に宿られたのを見て、驚嘆した。/それゆえ、至聖なる、汚れなき、/天と地において賛美される/神の母よ、私たちの民を救い給え!

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 出エジプト記の朗読

主はモーセにこう言われた。「第一の月の第一日に、証しの幕屋を建て、[証しの]箱をその中に置き、垂れ幕でそれを覆わなければならない。また、食卓と燭台を運び入れ、証しの箱の前に、香を焚くための金の香炉を置き、証しの幕屋の入口には垂れ幕を張らなければならない。 また、油注ぎの油を取り、 幕屋とその中にあるすべてのものを油注ぎ、それを聖別し、そのすべての器具を聖別せよ。そうすれば、それは聖なるものとなる。また、祭壇を聖別せよ。そうすれば、その祭壇は至聖所となる。

モーセは、主(イスラエルの神、聖なる方)が彼に命じられたすべてのことを行った。[彼はそのとおりにした]。すると、雲が証しの幕屋を覆い、主の栄光が幕屋を満たした。モーセは、雲が幕屋を覆い、主の栄光が幕屋を満たしていたため、証しの幕屋に入ることができなかった。

出エジプト記 40:1–5, 9–10, 16, 34–35

2. 列王記第三の朗読

ソロモンが主の宮の建設を終えたとき、彼はイスラエルの長老たちをすべてシオンに召集し、ダビデの町、すなわちシオンから主の契約の箱を移すように命じた。 そこで、祭司たちは(主の)契約の箱と、証しの幕屋、そして証しの幕屋にあるすべての聖なる器を運び出した。王とイスラエルの民全体が、契約の箱の前を歩いた。 祭司たちは、主の契約の箱をその定めの場所、すなわち神殿の至聖所、ケルビムの翼の下に運び入れた。ケルビムは箱の置かれた場所の上に翼を広げ、ケルビムが箱とその中の聖なるものを上から覆っていたからである。

契約の箱の中には、モーセがホリブで主の命じられたとおりにそこに納めた、二つの[石の板、]すなわち契約の板以外には何もなかった。 そして、祭司たちが聖所から出てくると、雲が[主の]宮を満たした。祭司たちは、その雲のゆえに奉仕を続けることができなかったのである。なぜなら、[主の]栄光が主(全能の神)の宮を満たしていたからである。

列王記下 7:51; 8:1, 3–7, 9–11

3. エゼキエルの預言の朗読

主はこう言われる。「第八日以降、祭司たちはあなたがたの全焼のいけにえと、あなたがたの救いのためのいけにえを、祭壇の上でささげる。そして、わたしはあなたがたを好意をもって受け入れる、と(アドナイ)主は言われる。」そして、主はわたしを、東を向いた聖所の外門への道へと連れ戻されたが、その門は閉ざされていた。 主は私に言われた。「この門は閉ざされたままであり、開かれることはない。誰もそこを通ることはない。イスラエルの神、主がそこを通られるからであり、門は閉ざされたままである。それゆえ、統治者は、主の御前でパンを食べるために、この門の中に座し、この門の玄関を通って入り、同じ道を通って出て行く。」 そして、主は私を聖所の門へ通じる道、すなわち神殿の北側にある道へと導かれた。すると、見よ、主の宮は栄光に満ちていた。

エゼキエル書 43:27; 44:1–4

自唱の礼拝式におけるスティヒラ
ニコミディアのゲオルギオス、第1声

今日、天は上より喜び、/雲は歓喜の雨を降らせよ、/わが神の極めて並外れた/偉大な御業のゆえに。/見よ、東に向いた門は、/約束により、産むことのできない不妊の母から生まれ、/神の住まいとして奉献され、/今日、清らかな供え物として神殿に捧げられる。 /ダビデよ、ハープを鳴らして喜び祝え:/ 「処女たちが王の御許へ、彼女の後に連れて行かれる」と彼は言う、/「彼女の近しい者たちは、神の幕屋の中へ、/神の聖所の中へと導かれる」/――それは、世の初めから地上の法に縛られず、父より生まれ出でた御方に、/彼女の住まいにおいて育てられるためであり、/――私たちの魂の救いのためである。

第4の歌

この日、神を宿した聖堂――聖母マリアは、/主の聖堂へと導かれ、/ザカリアが彼女を迎え入れる。/この日、至聖所は喜びに満ち、/天使たちの合唱団は神秘的に祝賀する。 /彼らと共に、私たちも今日、祝宴を催し、/ガブリエルと共にこう叫ぼう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます、/大いなる憐れみをお持ちの方!」

さあ、すべての民よ、/唯一の無原罪の御方を賛美しよう、/――預言者たちによって予告され、/神殿へと導かれた御方を:/世の初めから定められていた母、/そして終わりの時に現れた聖母マリア。/主よ、彼女の取り成しによって、/私たちに御平和と大いなる憐れみをお与えください!

栄光、今、第5声、レヴァ・マギストル

喜びに満ちた日/そして至聖なる祝日が輝きを放つ。/この日、産みの前から処女であり/産み終えた後も処女であり続けた方が、神殿へと導かれるからである。/そして、洗礼者ヨハネの父である長老ザカリアは喜び、/喜びの声を上げて叫ぶ: /「すべての嘆き悲しむ者たちの希望が/聖なる神殿に、聖なる者として近づき、/聖別され万王の住まいとなるためである!」/先祖ヨアキムは喜び、アンナも喜び祝う。/彼らは、三歳の雌牛のように、/汚れなき御母を神に捧げたからである。 / 母たちよ、彼らと共に喜びなさい。処女たちよ、祝賀しなさい。/ 不妊の者たちよ、共に歓喜しなさい。/ なぜなら、すべての王の女王として定められた方が、 / 私たちに天の御国を開いてくださったからである。/ 人々よ、喜び、楽しみなさい!

 

詩篇台でのスティヒラ、第5調。
「喜びなさい」に倣って

天と地は喜び、/神の御殿へと向かう霊的な天を仰ぎ見て、/敬虔のうちに育てられるために――/唯一にして汚れなき乙女を、/ザカリアが驚嘆のうちに呼びかけたその方へ:/「主の門よ! 私はあなたに神殿の扉を開きます;/その中で喜び躍りなさい、/――私は知り、また信じたからです、/イスラエルの救いがすでに明らかに訪れること、/そしてあなたから神の御言葉が生まれ、/世界に大いなる恵みをもたらすことを!」

聖句:処女たちが彼女の後に続いて王のもとに連れて来られ、/彼女の友たちがあなたの元へ連れて来られる。 詩編44:15

アンナ――神聖な恵み――/喜びに満ちて、神の神殿へと/恵みによって与えられた清き永遠の処女を導き入れ、/彼女の前に進むよう/灯火を携えた乙女たちを呼び集め、こう叫びながら:/「行け、幼子よ、あなたを授けてくださった方のために、捧げ物となり、/芳しい香となりなさい。 / 近づきがたい御座に入り、奥義を知り、/ 世界に大いなる憐れみを授けるイエスのために、/ 心地よく美しい住まいとなるよう備えよ!」

聖句:喜びと歓びのうちに導かれ、/王の宮殿へと入る。 詩編44:16

神の神殿の内部に/神を宿した神殿――至聖なるおとめ――が安置され、/乙女たちが燭台を手に、今、彼女の先頭に立っている。 / 最も高貴なご両親――/ ヨアキムとアンナ――は歓喜し、/ 創造主を宿した御子を産んだことを祝っている。/ 彼女は神聖な住まいで喜び、/ 天使の手によって養われ、/ 世界に大いなる憐れみをもたらすキリストの、/ 全く汚れなき母として現れたのである。

栄光あれ、今なお、第6声、セルギオス・アギオポリテス

この日、集まった我ら、信仰深い者たちは、/霊的に祝賀し、/神の御子のお母様であり、処女にして聖母である御方を、/主の神殿へと導かれるのを、畏敬の念をもって賛美しよう――/すべての民族の中から選ばれ、/万王の王であり万物の神であるキリストの住まいとなられた御方を。 /処女たちよ、灯火を掲げて先導し、/永遠の処女の聖なる御出立ちを崇めよ。 / 母たちよ、あらゆる悲しみを捨てて、 / 皆で喜びながら共に付き添い、 / 神の母となられた方、 / そして世界に喜びをもたらす方を讃え歌おう。 / さあ、皆で天使と共に喜びの声を上げよう。「喜びなさい!」恵まれた方よ、 / 常に私たちの魂のために執り成してくださる方よ。

トロパリオ、第4調

この日こそ、神の御好意の前兆/そして人々の救いの前触れである。/神の聖堂において、聖母は公に現れ/すべての人にキリストを告げ知らせる。/私たちも彼女に向かって大声で叫ぼう。/「喜びなさい、/創造主によって定められた御計画の成就よ!」(3)

 

早課にて

「主なる神」の賛歌:祝日のトロパールを三度、第4調

この日こそ、神の御好意のしるし/そして人々の救いの前触れである。/神の聖堂において、聖母は公然と現れ/すべての人々にキリストを告げ知らせる。/彼女に向かって、私たちも声を高らかに叫ぼう。/「喜びなさい、/創造主によって定められた御計画の成就よ!」(3)

第1節のセダレン、第1声。
「天使の御姿:」に倣う

義人ヨアキムとアンナの御子/神の聖なる聖所へ捧げられる/――肉において幼子となられた、我らの命の養い主、/聖なるザカリアが祝福した御方。/我ら皆、彼女を神の母として/信仰をもって賛美しよう。

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

第2節のセダレンに従い、第4声調。
「ヨセフは驚いた」に倣って:

受胎の前から、清らかな御身は、/神に奉献され、/地上で生まれ、/今や父の約束を果たすため、/神への捧げ物として捧げられました。 /そして神聖な神殿に捧げられ、/まことに神聖な神殿として、/幼少の頃から清らかで、輝く灯火と共に、/あなたは近づきがたく神聖なる光の宿り所として現れました。/まことに、あなたの歩みは偉大です、/唯一の神の花嫁、永遠の処女よ。

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

賛美

われらはあなたを讃えます、/至聖なる処女よ、/神に選ばれた乙女よ、/そして主の神殿への/あなたの入殿を崇めます。

選定された詩編

1 合唱 主は偉大であり、わが神の都、その聖なる山において、まことに称賛に値する。2 堅く築かれ、全地の喜びである。1 神の都よ、あなたについて栄光あることが語られている。2 大いなる王の都。1 私たちが聞いたとおり、また見たとおりである。 2 主の力の都、私たちの神の都において。1 神はそれを永遠に築き上げられた。2 至高者は御自身の住まいを聖別された。1 御聖所には聖さと栄光がある。2 あなたの神殿は聖く、真実において驚くべきものである。1 これこそ主の門であり、義人はそこを通る。 2 王妃はあなたの右に立っておられる。1 金糸で織られた衣をまとい、飾り立てられている。2 民の中の富める者たちは、あなたの御顔を仰ぎ見て懇願する。1 王たちの娘たちは、あなたの御前で尊ばれている。2 王の娘のすべての栄光は、その内にある。1 彼女は金の房飾りを身にまとい、飾り立てられている。 2 彼女に続いて、乙女たちが王のもとに連れて来られる。1 彼女の友たちが、あなたの御前に連れて来られる。2 喜びと歓びのうちに連れて来られ、王の宮殿へと導かれる。1 娘よ、耳を傾け、見よ、そしてあなたの耳を傾けてください。2 そして、あなたの民と、あなたの父の家を忘れてください。 1 王はあなたの美しさを慕われたからである。2 わたしはあなたの名を、代々、永遠に記憶されるものとする。1 神よ、私たちはあなたの民のただ中で、あなたの恵みを受けました。2 それゆえ、諸国民は、永遠に、そして世々限りなく、あなたを賛美するでしょう。

栄光は、今にも:ハレルヤ(3)

詩篇 47:2; 47:3a; 86:3; 47:3c; 47:9a; 47:9b; 47:9c; 45:5b; 95:6b; 64:5d; 117:20; 44:10b; 44:10c; 44:13b; 44:10a; 44:14a; 44:14b; 44:15a; 44:15b; 44:16;44:11ア;44:11ブ;44:12ア;44:18ア;47:10;44:18ブ

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「神秘なる御命令:」

賛美歌作者ダビデは喜び躍り、/ヨアキムとアンナは祝賀せよ、/彼らから聖なる御子が生まれたからである――/マリア、光を放つ神聖な灯火; /今、彼女は神殿に入り、喜びに満ちている;/彼女を見て、バラキヤの息子は祝福し、/喜びの声を上げた:/「喜びなさい、全世界の奇跡よ!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

若き日から / 多くの情欲が私と戦っている; / しかし、主よ、あなたご自身が / 私を守り、救ってください、わが救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清めによって高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

娘よ、聞き、見よ、/そして御耳を傾けてください。節:わが心は善き言葉を注ぎ出し、わが行いを王に告げます。 詩編44:11a, 2a

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ルカによる福音書、冒頭4節

そのころ、マリアは立ち上がって、急いで山間の地、ユダの町へ行き、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 すると、エリサベトがマリアの挨拶を聞いたとき、その胎内の赤子が跳ね上がった。エリサベトは聖霊に満たされ、大声で叫んで言った。「あなたは女のうちで祝福され、あなたの胎内の子も祝福されています。 どうして、私の主の母が私のところに来られるようなことが、私にあり得るのでしょうか。見よ、あなたの挨拶の声が私の耳に届いたとき、私の胎内の赤ん坊も喜びで跳ね回りました。主から告げられたことが成就すると信じた彼女は、幸いな人です。」 マリアは言った。「私の魂は主を賛美し、私の霊は私の救い主である神を喜び祝います。主は、御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださったからです。見よ、これから先、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶでしょう。全能者が私に偉大なことを成し遂げてくださったからです。その御名は聖なるものです。」 マリアは彼女のもとで約三ヶ月間過ごした後、自分の家へ戻った。

ルカ 1:39–49, 56

詩篇50篇の後、「聖母マリアの祈りにより:」の代わりに
第2調のスティヒラ

栄光:この日、偉大なる王の生ける神殿が/神殿に入り、/神聖な住まいとして彼のために整えられる。/人々よ、喜びなさい!

そして今:同じ言葉を繰り返す。

福音朗読後の自唱式スティヒラ、第4調

この日、神を宿した聖堂――聖母マリアが、/主の聖堂へと導かれ、/ザカリアが彼女を迎え入れる。/この日、至聖所は喜びに満ち、/天使たちの合唱団は神秘的に祝賀する。 /彼らと共に、私たちも今日この祝日を祝い、/ガブリエルと共にこう叫びましょう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます、/大いなる憐れみをお持ちの方!」

カノン

第一は、ニコミディアの総主教ゲオルギオスによるもの、第4声調、第二は、ケサリアの大司教ヴァシレイオス・パガリオスによるもの、第1声調。両カノンのイルモスは2回ずつ唱えられ、各カノンのトロパリは第6声調で歌われる。

歌1

カノン1。イルモス:わが口を開けば、/それは御霊に満たされ、/王妃なる母に言葉を捧げ、/輝かしく祝賀する者として現れ、/その御入りを喜び歌おう。

私たちはあなたを知っています、全き無垢なる方よ、/知恵の宝として、/また恵みを注ぎ出す/尽きることのない泉として;/どうか私たちを潤してくださいお願いいたします、主よ、/知識の滴をもって、私たちが常にあなたを讃えることができますように。

至高の天の聖殿/そして宮殿と称される/あなた、全き清き方よ、/神の聖殿に奉献され、/御降臨の、/神聖な住まいとして/御身に備えられますように。

恵みの光に輝き、/聖母はすべての人を照らし、呼び集め、/歌をもって/その至聖なる祝宴を飾るよう招かれました。/さあ、彼女のもとへ集まりましょう!

栄光の門、/思考では越えがたいその門が、/神の神殿の扉を開き、/今、私たちを招き、/彼女と共に中に入り、/彼女の神聖な奇跡を味わうよう招いておられます。

 

カノン第2。イルモス:勝利の歌を/皆で神に歌おう、/その御力によって/驚くべき奇跡をなされ、/イスラエルを救われた神に:/まことに、神は栄光をお受けになった。

この日、私たちは集い、/歌をもって聖母を称え、/厳かに霊的な祝祭を祝おう。/なぜなら、彼女は神の神殿へ、/捧げ物として捧げられるからである。

歌をもって/聖母の栄光に満ちた行列を讃えよう。/この日、御自身こそが神の神殿である御方は、/預言の通り、尊い捧げ物として/神殿に捧げられるからである。

汚れなきアンナは/母としての喜びに満ち/神殿で神に尊い捧げ物を捧げ/ヨアキムも彼女と共に輝かしく祝っている。

あなたの先祖ダビデは/古の昔、あなたを讃え歌い/処女よ、神の花嫁よ、/あなたをキリスト王の娘と呼び/その御子を産み/幼子に乳を与える母のように/その御子を胸で育てました。

三歳の幼き聖母は/主のもとへ連れて行かれ、/神の祭司ザカリアは、/彼女を喜びをもって迎え入れ、/神殿に安置した。

喜び歌え、灯火を掲げる乙女たちよ、/今日、賛歌を捧げよ/そして、母たちよ、キリスト王の神殿に来られる/母なる女王に賛美を歌え。

三位一体の賛歌:同質なる三位一体――/父、御言葉、聖霊!/私たちは、万物の創造主であるあなたを信仰をもって賛美し、/畏敬の念をもってあなたに呼びかけます:/「神よ、私たちを救ってください!」

聖母賛歌:御自身の血の色である紫をまとい、/至聖なる方よ、/あなたを通して来られた王であり神は、/御自身の憐れみによって/全人類を新たになさった。

カタヴァシア:キリストが誕生された――賛美せよ!/天よりキリストがお降りになった――迎えよ!/地上のキリスト――喜び躍れ!/全地よ、主に歌え/人よ、喜びの歌を歌え、/主は栄光をお受けになったから!

今日から1月1日まで、このカタヴァシアが歌われる。

第3の歌

カノン1。イルモス:聖母よ、あなたの賛美者たち――/生ける豊かな泉――/霊的な祝宴を催した者たちを、確固たるものとし、/あなたの聖なる入堂のために、/栄光の冠にふさわしい者とせよ。

この日、神殿は/花嫁を美しく飾る者/そして婚礼の安らぎとして現れ、/神の息吹を受けた宮殿は、/清く、汚れなく、/すべての被造物の中で最も輝かしいお方を迎え入れました。

ダビデは、歓喜の歌を先導し、/私たちと共に喜び祝う。/そして、汚れなき御方よ、/装い飾られた女王として、聖堂に立ち、/王であり神である御方の御前に立つ、/全き清き御方を、高らかに讃える。

古の昔、人類に罪をもたらしたのは彼女であり、/その同じ彼女によって、救いと朽ちることなき命が栄えた。/それは、今日、神の御殿へと迎え入れられる/聖母マリアである。

天使の軍勢と/数多の人々が喜び祝う。/全き清き御方よ、/この日、御前の御前に/灯火を手に急ぎ集い、/神の御殿において/御方の偉大さを讃える。

 

カノン第2。イルモス:わが心を御心の中に堅く定めてください、キリストなる神よ、/水の上に第二の天を確立し、/水の上に地を築かれた、全能なる方よ。

祝うことを愛する者たちよ、喜び祝おう、/そして共に霊をもって喜び躍ろう、/今日、この聖なる祝日に、/王の娘であり、我らの神の母である御方を称えよう。

ヨアキムよ、この日を喜びなさい、/そしてアンナよ、心躍らせて喜びなさい、/あなたがたから生まれた三歳の娘を、/聖なる、汚れなき雌牛のように、主のもとに連れて行くのです。

聖なる神殿へと導かれるのは/神の住まい――/肉体において三歳の聖母マリアであり、/乙女たちはろうそくを手に、彼女の前に急いで集う。

汚れなき神の小羊、/汚れなき鳩、/神を宿す幕屋、栄光の聖所、/聖なる幕屋を/自らの住まいとして選ばれた。

肉体は三歳にして/霊においては長き歳月を経た方、/天の広大なる者、天上の力の中で最も高き方、/神の花嫁が賛美の歌の中で称えられますように。

聖母マリアが/立ち入ることのできない聖所に入られたことを祝い、/私たちもこの日、無形の灯火を手に、/喜びのうちに乙女たちと共に神殿へと近づこう。

神の司祭たちよ!/恵みによる真理を身にまとい、/王であり神である御子の娘を喜びをもって迎え、/聖所への入り口を彼女に開いてください。

三位一体の賛歌:光なる父、光なる御子、/光にして慰めの御霊:/まことに、唯一の太陽から輝き出るように、/三位一体は神聖に照らし、/我らの魂を守り給う。

聖母賛歌:聖なる御方よ、/預言者たちはあなたを、/聖なる箱、黄金の香炉、/灯台、そして食卓として/あらかじめ告げ知らせていました。/そして私たちは、/神を宿した幕屋として、/あなたを賛美します。

カタヴァシア:世の初めより父より生まれ、/地上の法則に縛られない御子、/そして終わりの時に処女より、/種なしに受肉された、/キリスト・神に、私たちはこう呼びかけます:/「私たちの尊厳を高めてくださった方、/あなたは聖なる方です、主よ!」

セダレン、第4声。
「ヨセフは驚いた」に倣って:

ダビデよ、今やどのような祝日であるかを告げよ/かつてあなたが詩篇の中で謳った、/神の御娘、処女である御方を称えて/「『彼女に続いて、処女たちと彼女の友たちが/神秘的に王のもとに導かれる』と語った」。 /「救いの与え主である聖母が/私たちに近づかれた!」と叫ぶ者たちのために、/この祝祭を素晴らしく、全世界に響き渡るものにしてください。

栄光、そして今、その声はかつてと同じである:汚れなき小羊、汚れとは無縁の宮殿――/聖母マリアは、驚くべきことに/喜びをもって神の家に迎え入れられる。 / 彼女を献身的に付き添うのは / 槍を携えた神の天使たち、 / そしてすべての信徒たちは絶えず彼女を賛美し、 / 感謝の念を込めて絶え間なく彼女に向かって大声で歌う: / 「あなたは私たちの栄光であり救い、全き無原罪なる方!」*

第4歌

カノン1。イルモス:至高なる御方よ、処女からの御受肉に関する/測り知れない神の御計画を仰ぎ見ながら、/預言者アバクムは叫んだ:/「主よ、御力に栄光あれ!」

神の家よ、今日、通り抜けがたい門を受け入れ、/あらゆる律法に縛られた奉仕と影を終わらせた。/なぜなら、地に住む者たちに真理が/真に現れたと、彼は告げ知らせるからである。

古くしてアバクムが予見した木陰の山は、/神殿の立ち入ることのできない聖所の中に御身を宿された方を/あらかじめ告げていた。/いかにして御方が美徳をもって栄え、/世界の果てまでその御影を広げていることか。

全地よ! 信じがたい、/奇妙で並外れた出来事を目撃しよう:/処女が天使から食物を受け取り、/神の家庭建設のしるしを受ける様子を。

神殿となり、宮殿となり、/そして生きた天となり、/神と王の花嫁よ、/この日、あなたは律法に則った神殿に奉献され、/御自身のために守られる、全き清きお方よ。

 

カノン第2。イルモス:御霊によって御言葉の受肉を予見し、/預言者アバクムよ、あなたは叫びながら宣べ伝えた:/「年が近づくとき、あなたは知られるであろう。/時が来れば、あなたは現れるであろう」。/主よ、あなたの御力に栄光あれ!

預言者イザヤよ、私たちに告げよ、/この胎内に子を宿す処女とは誰か?/――「これはユダの根から生え、/ダビデ王の血統に生まれ、/聖なる種の実りである」。

乙女たちよ、歌い始めよ、/手に灯火を掲げ、/私たちと共に賛美し、祝って、/今、主の神殿へと向かう/清き神の母の行列を。

ヨアキムとアンナよ、今こそ喜びなさい、/主のもとへ神殿へと導く、/清き、将来のキリスト・神、万王の母を、/あなたがたから生まれたその方を、/――まるで三歳の雌子牛のように。

聖なる者の中でも最も聖なる方、尊き御方よ、/あなたは聖なる神殿に住まうことを望まれ、/処女よ、天使たちと語り合いながら、/天から奇跡的にパンを受け取り、/命の養い主としておられます。

期待を超えて汚れなき清らかな御子を産み、/ヨアキムとアンナは敬虔に/神に彼女を捧げることを誓い、/そして今日、その誓いを果たし、/神の家に捧げ物として/彼らから生まれた御子を差し出しています。

かつてアロンの杖は芽を出し、/清きお方よ、神の御降誕を予表した――/あなたが種なしに身ごもり、汚れなきままにとどまり、/出産後も処女のままで現れ、/すべての神である御子に乳房で乳を与えることを。

私たちと共に集い、畏敬の念をもって/処女たる処女を、母たる母を、/汚れなき供え物として生まれ、/出産後も神への実として捧げられる御方を崇めましょう。/さあ、皆で明るく祝おうではありませんか!

三位一体の賛歌:三位一体を三つの位格として、また唯一の御姿として、/私たちは畏敬の念をもって賛美します。/真の神、すなわち被造物の主として、/天使と大天使の軍団の長たちが賛美し、/皆が常に信仰をもって御方にひれ伏す方。

聖母賛歌:絶えず懇願してください、全き無原罪の、清き方よ、/あなたの御子であり神である方、/あなたが肉において産み出された方を、/あなたのすべてのしもべたちを、/悪魔の様々な罠から、/そしてあらゆる襲いかかる誘惑から救い出してください。

カタヴァシア:イェッセの根からの枝、/その花よ、/あなたは処女から生まれ出でた、キリストよ。/あなたは、称賛に値する方として、/茂みに覆われた山から来られ、/夫を知らぬ者から受肉された、/非物質なる神よ。/主よ、あなたの力に栄光あれ!

第5歌

カノン1。イルモス:全世界は驚嘆した/あなたの聖なる入堂の際;/まことに、あなたは、夫を知らぬ処女として、/神の神殿の中に入り、/最も清らかな神殿として、/あなたを賛美するすべての人々に、/平安をもたらした。

栄光に満ちた聖所、そして神聖な捧げ物、/全き清きおとめよ、/この日、神の神殿へ捧げ物として運ばれ、/万王の御住まい、/私たちの唯一の神の御許に、/御自身が御存知の通り、守られている。

かつて/あなたの魂の美しさを仰ぎ見て、至聖なるお方よ、/ザカリアは信仰をもってこう叫びました:/「あなたは贖いであり、すべての者の喜びであり、/あなたは私たちを命へと招くお方です。/あなたを通して、計り知れないお方が/私にとって計り知れるお方となるでしょう!」

ああ、思いを超えた/御奇跡よ、全き清き方よ!/御誕生は並外れており、/御成長様相もまた並外れている。/並外れており、理解しがたく、また人間には説明のつかない/すべてが、あなたの中にあります、神の花嫁よ!

あなた、多き光を放つ灯台、神の花嫁よ、/この日、主の御殿において輝きを放ち、/私たちをも照らしてくださる、清き方よ、/あなたの奇跡という聖なる賜物をもって、/万人に称えられる神の母よ。

 

カノン第2。イルモス:輝かしい永遠の光をもって、私たちを照らしてください、/御自身の戒めの裁きを見守る私たちを、/人を愛する主キリスト、私たちの神よ。

正教徒よ、私たちは明るい衣をまとい、/皆で集い、聖母を賛美しましょう。/なぜなら、この日、聖母は主のもとに、/喜ばれるいけにえとして捧げられるからです。

今日、先祖たちが喜び、主の御母よ、/そして、御父と共にあなたを産んだ方が喜びますように、/彼らの実りが主に捧げられることを。

多くの御名を持ち、最も栄光に満ちた汚れなき雌牛よ、/神の御子をお肉において産み出された者として、/私たちは皆、信仰をもって祝うとともに、賛美を歌いましょう。

あなたが花嫁であり、清き処女であるという事実が、/この日、神の御殿に、/聖霊によるあなたの受胎という、/人間の知恵を超えた神聖なしるしとして記されるのです。

わが神の栄光の門が開かれ、/結婚を知らぬ神の母を、/汚れを知らぬ三歳の雌牛として迎え入れんことを。

尊ばれ、木陰に覆われた山を讃え歌おう――/神の母となられた永遠の処女を、/彼女は光をもって/世界の果てを照らしたからである。

三位一体の賛歌:あらゆる始まりの至高なるもの/そして永遠の唯一の神性を賛美し、/本質において不可分であり、/栄光において等しく崇められる三つの御姿において、御方に礼拝を捧げましょう。

聖母賛歌: 苦難の中、私たちは/静かな避難所であり、揺るぎない防壁である/あなたの執り成しを授かりました、神の母よ、/常にあなたによって災いと悲しみから救われているのです。

カタヴァシア:平和の神、慈悲の父よ、/あなたは、平和をもたらす/あなたの偉大なる御計画の使者を/私たちに遣わしてくださいました。/それゆえ、神を知る光へと導かれ、/夜の後に夜明けを迎える私たちは、/人を愛する御方よ、あなたを賛美いたします。

第6歌

カノン1。イルモス:この神聖にして万人に崇められる/聖母の祭りを祝うにあたり、/神に賢き者たちよ、来てください、/手を打ち鳴らしましょう、/彼女から生まれた神を賛美して。

万物を御言葉によって支える御方は/義人たちの祈りを聞き入れられました。/それゆえ、不妊の病を癒やし、慈悲深き御方として、/彼らに喜びの源を授けられました。

諸国民に御自身の救いを示そうと望まれ、/主は今、人々から/結婚を知らぬ彼女を、/和解と刷新のしるしとして受け入れられました。

あたかも恵みの家として現れ、/その中に、/言葉に尽くせぬ神の家造りの宝が納められている、/あなた、全き清き方は、聖堂において、/朽ちることなき喜びに与った。

神殿は、王の冠として/あなた、神の花嫁を受け入れ、/輝きを増し、より良いものへと進み、/預言されたことの成就を/あなたの中に見て取った。

 

カノン第2。イルモス:預言者ヨナに倣い、私は叫びます:/「わが命を、慈愛深き方よ、滅びから救い出してください/そして、世界の救い主よ、/『あなたに栄光あれ!』と叫ぶ私を救ってください!」

信徒たちよ、霊的な祝祭を祝おう、/神の母を畏敬の念をもって讃え歌おう、/彼女は天の知性たちよりも聖なる方だから。

霊的な歌をもって、/信徒たちよ、光の母を賛美しよう、/なぜなら、この日、御母は/神の御殿へと歩み入る姿で、私たちの前に現れたからである。

汚れを知らぬ小羊、/清らかな鳩、/神の家に住まわれるために導かれ、/汚れなき者として、/神の母となる定めを帯びた方。

律法に則った聖所へと入られるのは/神の聖所、天の幕屋であり、/そこから、闇の中にいる私たちに/光が輝き出ました。

肉体は幼子のごとく、/魂は完全なる、/聖なる箱舟が神の御殿に入り、/神の恵みを享受する。

あらゆる誘惑/および魂の危険から/あなたにすがり求める私たちを/あなたの執り成しによって、讃えられし/神であるキリストの母よ、救い出してください。

三位一体の賛歌:父、子、そして聖霊よ/――三つの御姿における一致、分割不能なる三位一体よ!/御あなたの神聖なる権威を崇める者たちを/憐れみ給え。

聖母賛歌:全世界にも収まりきらない御方が、/御母の胎に収まるようになられ、/全き無原罪の御母よ、/御身から、神であり人である、/二つの本性を併せ持つ御方が生まれ出でられました。

カタヴァシア:海の獣は、ヨナを胎内から赤子として吐き出した/受け入れた時と全く同じ姿で;/しかし、御言葉は処女に宿り、肉体をまとわれ、/彼女を通過されながらも、彼女を朽ちることのないまま保たれた;/なぜなら、御自身が通常の受胎を経られなかったように、/御子を産んだ彼女をも無傷のまま守られたからである。

コンダク、第4調。
「十字架に掲げられた方」に倣って:

最も清き救い主の神殿、/尊き宮殿にして聖母、/神の栄光の聖なる宝、/この日、主の家に導かれ、/御自身と共に、/神の御霊にある恵みを携えて入られる。/神の御使いたちは彼女を賛美し、/彼女は天の幕屋である。

イコス:言葉に尽くせぬ神聖なる神の秘儀の恵みを、/聖母において顕現され、明らかに成就されているのを見て、/私は喜びつつも戸惑い、/この不思議で言い表せない姿――/いかにして選ばれし唯一の清き方が、/目に見えるもの、また知性で把握しうるすべての被造物よりも、/はるかに高き存在となられたのか――/を理解しようと努める。 /それゆえ、彼女を賛美したいと願うものの、/自分の知性と言葉の乏しさに深く戸惑う。/しかしそれでも、あえて彼女を称え、こう宣言する:/「彼女は天の幕屋である!」

第7歌

カノン1。イルモス:神に賢き者たちは、/被造物を創造主よりも尊ぶことはなかったが、/彼らを脅かした火を勇敢に打ち破り、/喜びをもってこう歌った:/「称えられよ、主よ、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方!」

見よ、今日、宇宙の果てに至るまで/喜びに満ちた春が輝き、/私たちの魂と思いを、そして知性を/恵み――聖母マリアの祝祭――によって照らし出している。/さあ、この日、神秘に満ちて祝おう!

今日、すべてが/母なる女王に栄光を捧げよ:/天と地、天使の軍勢/そして数多の死すべき者たちよ――そしてこう叫べ:/「喜びと救いが神殿に導き入れられる!」

書かれた律法は過ぎ去り、影のように消え去り、/神の聖殿には、あなたがそこに入られたことで、/恵みの光が輝き出しました、/清き聖母よ、/永遠に祝福された方よ。

全き清き方よ、あなたから生まれた御子に、/天、地、そして黄泉は、/創造主であり神である御子に服従した。/そして、すべての人の口は、/主、/私たちの魂の救い主が現れたことを、/告白する。

 

カノン第2。イルモス:炉は水で濡らされ、救い主よ、/少年たちは喜び勇んで歌った:/「父祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

祝うことを愛する者たちよ、この日に喜び躍り、/全き清き御母を讃え歌い、/ヨアキムとアンナをふさわしく崇めよう。

御霊によって語る者よ、預言せよ:/「乙女たちはあなたの後を追い、/あなた、女王にして母なる方のもとへ、神殿へと導かれるであろう」。

天使の軍勢は喜び、/義人の霊たちは歓喜した、/神の母が聖所へと導かれることを。

天の糧を受け取り、/知恵と恵みに満ち溢れていたのは、/救い主キリストの/肉による母となられた方である。

無原罪のマリアは、肉体も霊も喜びに満ち、/神の神殿で時を過ごし、/最も神聖な器として過ごした。

あなたの貞潔な両親は、至聖なる方よ、/あなたを神殿の最も内なる場所へと導き入れました――/キリスト・神の住まいにおいて、/並外れた御子を育てるために。

三位一体の賛歌:分割することのない三位一体を賛美し、/唯一の神性を讃え歌おう:/父と御子、そして聖霊と共に。

聖母賛歌:神の母よ、あなたが産み出された主を/その御性質のゆえに慈悲深き方として/あなたを賛美する者たちの魂を救ってくださるよう/懇願してください。

カタヴァシア:敬虔に育てられた若者たちは、/不義な命令を無視し、/脅かす炎を恐れず、/炎の中に立ちながら歌った:/「父たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:聞き入れよ、清き処女よ、――/ガブリエルが、/至高者の初めからの真の御計画を告げよう:/「神を受け入れる準備をせよ。/あなたを通して、計り知れない御方が、死すべき者たちと共に住まわれるからである。 /それゆえ、私は喜びのうちにこう叫びます:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

かつて至聖なる神殿を神の家へと導き、/アンナは信仰をもって叫び、祭司に言った:/「今、神から私に与えられた/この幼子を受け入れ、/あなたの創造主の神殿へと導き入れ、/喜びをもって彼に歌え:/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

かつてザカリアは、/御霊の中で深く思索しつつ、アンナにこう言った。/「あなたは、真の『いのちの母』を導き入れている。/神の預言者たちは、彼女を『神の母』であると明確に宣言した。/しかし、聖堂は彼女をどのように受け入れることができるだろうか。/それゆえ、私は驚きをもってこう叫ぶ。/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

「私は神に願い求めたのです」――/アンナは彼に答えた――/「信仰と祈りを込めて神を呼び求め、/私の苦しみの実を受け、/誕生の際、彼女を授けてくださった方のもとへ、その御子を連れて行くことができるようにと。/それゆえ、私は喜びに満ちて叫びます。/主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

「まことに、それは正当な行いです」――/司祭は彼女に言った――/「しかし、神の家に導かれる方が、/その恵みにおいて聖所を並外れて凌駕しているのを見ると私には非常に不思議なことに思えます。/それゆえ、私は喜びをもってこう叫びます。/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

私は勇気づけられます」とアンナは彼に言った。「/あなたの言葉に深く耳を傾けるにつれ、/あなたは神の御霊によって、/私が聖母について明確に宣言したことを悟られたのです。 /さあ、その聖なるお方を、あなたの創造主の神殿に迎え入れ、/喜びをもって主に向かって歌いなさい。/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

「光を放つ燭台」――司祭はこう宣言した――/「私たちのために、神殿に輝くこの至上の喜びを灯した。 /預言者たちの魂よ、私と共に喜び、/神の御殿において/いかに驚くべき御業が/なされているかを仰ぎ見よ、/そして今、こう叫べ:/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

 

カノン第2。イルモス:天使たちとすべての軍勢が、/創造主であり主である御方を畏れおののく、/司祭たちよ、歌え、若者たちよ、賛美せよ、/民よ、祝福せよ、/そして、世々限りなく称えよ!

今日、ヨアキムは喜びに満ち、/清きアンナは、約束に従って与えられた/聖なる娘を、主なる神に捧げている。

聖なるダビデとイッサイは誇り、/ユダ称えられている。/彼らの根から実が育ったからである――/清き乙女、その御身から永遠の神が生まれた。

マリア、至聖にして生ける幕屋は、/この日、神の御殿へと導かれ、/ザカリアは、/主の聖なる宝物として、その御手を差し伸べて彼女を受け入れる。

救いの門として、また心の山として、/生きた梯子として、/私たち信徒は、まことに神の御母である聖母を、/司祭たちの手によって祝福された方として、崇め奉ります。

預言者たち、使徒たち、そしてキリストの殉教者たち、/天使の軍勢、そして地上で生まれたすべての者たちよ、/私たちは歌をもって、清き乙女を、/至高者の祝福された母として崇めよう。

聖なる神殿、あなたは運ばれた、全き無垢なる方、清き方よ、/神があなたを神聖に産み、清き供え物として、/そしてあなたは、神の御許の至高の場所に、並外れて鎮座なさる――/御言葉の住まいとなるよう、あらかじめ備えられている。

三位一体の賛歌:三聖なる御名を讃えよう:/父、子、聖霊、/分割不能な一致、唯一の神性、/その御手によってすべての被造物を永遠に支えておられる。

聖母賛歌: 始まりなき御言葉は、肉においてその始まりを迎え、/御自身の御心により、/神であり、かつ人である御方として、処女マリアから生まれ、/かつて堕ちた私たちを、/限りない憐れみによって、新たに創造してくださった。

カタヴァシア:露を振りかける炉は/超自然的な奇跡の姿を示した。/なぜなら、それは自分の中に受け入れた若者たちを焦がさないからである。/それは、聖母の胎内に降りてこられた/神性の火が、その胎内を焦がさないのと同じである。/それゆえ、私たちは歌おう:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/永遠に主を賛美しますように!」

第9の歌「ケルビムたちの至高の栄光」は、たとえ日曜日であっても歌わないが、祝日のリフレインを歌う:

天使たちは、全き清き御方の御降臨を目撃し、/聖母が至聖所に入られたことに驚嘆した。

そしてイルモス:「神の生ける聖櫃が:」その後、第二の聖歌隊が同じ祝日の副歌とイルモスを歌う。そして各トロパリオごとに、各聖歌隊が順番に祝日の副歌を歌う。

第9歌

カノン1。イルモス:「神の生ける聖櫃に/決して未聖別者の手が触れることのないように、/しかし、信者たちの口は絶えることなく、/天使の叫びを謳い上げ、/喜びのうちに聖母にこう呼びかけよ:/『まことに、あなたはすべての人よりも高き方、清きおとめよ!』」

天使たちは、至聖なる御方の入室を目撃し、/彼女が栄光のうちに至聖所に入られた様子に驚嘆した。

魂の清らかさという/まばゆい美しさを備え、/天より神の恵みに満たされた/清き聖母よ、あなたは絶えず/喜びのうちに叫ぶ者たちを/永遠の光で照らし出しておられる:/「まことに、あなたはすべての人よりも高き、清きおとめよ!」

天使たちは、聖母の御入りを目撃し、/彼女が如何に奇跡的に至聖所に入られたかに驚嘆した。

清き聖母よ、あなたの奇跡は、/言葉の力を超えて高みへと舞い上がる。/私はあなたの中に、理性を超えた、/罪の流れには決して侵されない御体を認めるゆえ、/感謝を込めてあなたにこう叫ぶ:/「まことに、あなたはすべての人よりも高き、清き聖母よ!」

天使たちよ、人々よ!聖母の御入りを称えよう、/彼女は栄光のうちに至聖所に入られたからである。

律法は、まことに驚くべき形で/あなたを、清き方よ、幕屋として、/またマナを納める神聖な器として、/驚くべき契約の箱、垂れ幕、杖として、/滅びることのない神殿、そして神の門として、/形作りました。/それゆえ、律法は人々にこう叫ぶよう教えます。「まことに、あなたはすべての人よりも高きお方、清きおとめよ!」

天使たちは、聖母の入場を見て、/彼女が神に喜ばれるように至聖所に入った様子に、深く感嘆した。

古来より、ダビデは歌の中であなたを讃え、/美徳の美しさゆえにあなたを「王の娘」と呼び、/神の右手に立ち、装飾を身にまとったあなたを目にしたとき、/彼は預言的にこう叫んだ:/「まことに、あなたはすべての人よりも高きお方、清きおとめよ!」

天使たちよ、聖徒たちと共に喜び祝え。処女たちよ、共に歓喜せよ。/まことに、神の御子なるお方が至聖所に入られたからである。

ソロモンは、あなたが神を御自身の中に迎え入れることを予見し、/あなたを王の御座に例え、神の母よ、/また、生ける封印された泉に例え、/そこから濁りのない水が湧き出し、/信仰をもって叫ぶ私たちのために、/「まことに、あなたはすべての人よりも高き、清きおとめよ!」

天使たちと人々は、歌をもって聖母を賛美しましょう。/彼女は神にふさわしく至聖所に入られたからです。

御母よ、私の魂への賜物の中に/御自身の静寂をお与えください。/御自身を正しく崇める者たちに命を注ぎ出し、/御自身で彼らを慈しみ、覆い、守り、/彼らがあなたにこう叫ぶことができるように:/「まことに、あなたはすべての人よりも高く、清きおとめよ!」

その後、第一聖歌隊が第二カノンの祝祭的なリフレインを歌う:

わが魂よ、主の神殿に導かれ、/司祭たちの御手によって祝福された者を、賛美せよ。

そしてイルモス:「光を放つ雲:」 続いて第二の聖歌隊が同じ賛歌とイルモスを歌う。そして各トロパリオごとに、同じ祝祭の賛歌を歌う。

 

カノン2。イルモス:「光を放つ雲よ、その中に主ご自身が/天から羊毛の上に降り注ぐ雨のように降りて来られ/、初めなき御方が受肉され、/私たちのために人となられた。/私たちは皆、/私たちの神の清き母を賛美する。」

義人ヨアキムとアンナの/約束の果実として生まれた/神の御子マリア。/そして、心地よい香のように、/彼女は、まだ肉体の幼子でありながら、/聖なる神殿に導かれ、/聖なる者として聖所に住まわれるためである。

その性質上は幼子でありながら/超自然的に神の母として現れた/御方を歌で賛美しよう。なぜなら、この日/御方は律法に則り、主の神殿へと導かれ/心地よい香りのように/義人たちの霊的な実として捧げられるからである。

信徒たちよ、天使と共に「喜びなさい」と叫ぼう、/神の母よ、ふさわしいように:/「喜びなさい、美しい花嫁よ;/喜びなさい、明るい雲よ、/そこから主は輝きを放たれた、/無知の闇の中にいる私たちに;/喜びなさい、すべての者の希望よ!」

聖なる者の中の聖なる者、神の母、清きマリアよ、/あなたの祈りによって、敵の罠や、/あらゆる異端、そして悲しみから、/あなたの聖なる御顔の像を信仰をもって礼拝する/私たちを解き放ってください。

すべての被造物は、大天使ガブリエルと共に、/聖母マリアにふさわしい賛歌を唱え、/こう呼びかけます。「喜びなさい、全き無原罪の神の母よ、/あなたのおかげで、私たちは古の呪いから解放され、/朽ちることのない命の交わりに与る者となったのです!」

ケルビムをも凌ぎ、/セラフィムよりも高く、広大な天の彼方に/現れたのは、おとめよ、/――全世界をも包みきれない我らの神を、/その胎内に宿し、言葉に尽くせぬ御子を産み出された方として:/どうか、私たちのために熱心に神に祈ってください。

わが魂よ、/三つの御姿にあって分かたれぬ神性の威光を、最も高く讃えよ。

三位一体よ:三つの御姿における本質/そして分割されざる栄光、/天と地において神性の統一の中で絶えず讃えられている/分離することのない三位一体よ:/御父と御子と聖霊と共に、/畏敬の念をもって礼拝し、賛美しましょう。

わが魂よ、天の軍勢の最も高き栄光と誉れを、/(清きおとめ、神の母を)讃えよ。

聖母賛歌:神の母なるおとめよ、/滅びや災い、/あらゆる誘惑から救われるよう、/あなたの慈悲に信仰をもって頼り、/あなたの御子を、/全世界の神であり主であるとして、畏敬の念をもって礼拝する者たちのために、/お祈りください。

その後、両聖歌隊が共に集まり、第一カノンのリフレインを歌う:

天使たちは、全き清き御方の入室を目撃し、/聖なる聖所へ処女が入り込まれたことに驚嘆した。

カタヴァシア:私は、この並外れて驚くべき秘儀を見る。/洞窟は天、ケルビムの玉座は聖母、/飼い葉桶は、/計り知れないキリスト・神が横たわられた場所であり、/私たちは歌をもってその御名を讃える。

スヴェティレン。
「妻たちよ、聞きなさい」に倣って

信仰をもって、神の御子なるマリアを賛美しよう。/彼女は古くから、預言者たちの群れによって、/マナを盛る器、杖、/十戒の石板、そして切り裂くことのできない山として、/あらかじめ告げられていた。/なぜなら、この日、彼女は主を育てるために、/至聖所へと導かれるからである。(3)

「賛美せよ」のステイヒラ、第4節、第1声。
類似:「天の軍勢:」

灯火を携えた乙女たちは、/永遠の処女に道を明るく照らし、/まことに御霊によって来るべきことを預言する。/なぜなら、神の母は神の神殿であり、/処女の栄光をもって、/幼少の頃から神殿に導き入れられるからである。

聖なる約束の、しかも最も栄光に満ちた実として、/聖母は世に現れ、/まことに万物の中で最も高きお方として。/彼女は、畏敬の念をもって神の家に導かれ、/彼女を産んだ者たちの祈りの誓いを果たし、/神の御霊によって守られている。

おとめよ、まことに/主の神殿において天のパンで養われた方よ!/あなたは世に命のパン――御言葉――を産み出された。/その御言葉のために、選ばれ、全く汚れなき神殿として、/御霊によって神秘的に定められ、/神であり父である方と婚約されたのである。

神を受け入れた神殿の扉が開かれますように:/この日、万王の神殿と御座を受け取り、/ヨアキムは栄光のうちに、/聖所の中に、主が御自身の母として選ばれた方を、/主への捧げ物として安置したのです。

栄光、今、第2声、レヴァ・マギストルの歌

この日、全き無垢の聖母が、万物の王なる神、そして私たちの生涯の養い主がお住まいになるために、神殿へと導かれる。この日、三歳の雌牛のように清らかな聖なる御方が、至聖所へと導かれる。天使のように、彼女に向かってこう叫ぼう。「喜びなさい、女のうちで唯一祝福された方よ!」

大賛美。

閉会祈祷

キリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、聖なる義人である神の父母ヨアキムとアンナ、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

典礼において

図像的;祝福された者たち:第1カノンの第3歌(4声)、および第2カノンの第6歌(4声)。修道院長が許せば、祝日のアンティフォンを歌う。

アンティフォン1、第2調

第1節:主は偉大であり、まことに称賛に値する/わが神の都において、その聖なる山において。
 詩編47:2

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、/私たちを救ってください。

節2:あなたについて、栄光に満ちたことが語られています、/神の都よ。 詩編86:3

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第3節:神は御宮において、/御自身を助ける時に、その御名を現される。 詩編47:4

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第4節:私たちが聞いたとおり、また見たとおり、/主の力の都、私たちの神の都において。 詩編47:9a

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2声

第1節:至高なる御方は/御自身の住まいを聖別された。 詩編 45:5b

神の子よ、私たちを救い給え、/聖徒たちの中で驚くべき方よ、あなたを賛美する者たちよ:ハレルヤ。

節2:聖さと栄光は/御聖所にある。 詩編95:6b

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で驚くべき方、あなたを賛美する者たちよ。ハレルヤ。

第3節:これは主の門、/義人はそこを通る。 詩編117:20

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で、あなたを賛美する者たちの中で、あなたは驚くべきお方です。ハレルヤ。

第4節:あなたの神殿は聖なるものであり、/真実において尊い。 詩編64:5g

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で、あなたを賛美する者たちの中で、あなたは驚くべきお方です。ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第4声

第1節:民の中の富める者たちは、/あなたの御顔を懇願するであろう。 詩編 44:13b

トロパリオ、第4調

この日こそ、神の御好意のしるし/そして人々の救いの前触れ:/神の神殿において、聖母が公に現れ/すべての人にキリストを告げ知らせる。/彼女に向かって、私たちも声を高らかに叫ぼう:/「喜びなさい、/創造主によって定められた御計画の成就よ!」

第2節:王の御娘のすべての栄光は内にある。/彼女は金色のフリンジを身にまとい、美しく飾られている。 詩編44:14

トロパリオ:この日こそ、神の御好意の前兆である:

第3節:処女たちは彼女に続いて王のもとへ導かれ、/彼女の友たちはあなたの御許へ連れて行かれる。  詩編44:15

トロパリオ:この日こそ、神の御好意の前兆である:

第4節:喜びと歓びのうちに、/王の宮殿へと導かれる。  詩編44:16

トロパリオ:この日こそ、神の御好意の前兆である:

入場

さあ、来て、キリストにひれ伏し、礼拝しよう。/神の子よ、聖徒たちの中で驚くべき方よ、/あなたを賛美する者たちよ、私たちを救ってください。ハレルヤ。

トロパリオ、第4調

この日こそ、神の御好意の前兆/そして人々の救いの前触れである:/神の聖堂において、聖母は公然と現れ/すべての人にキリストを告げ知らせる。/彼女と共に、私たちも声を高らかに叫ぼう:/「喜びなさい、/創造主によって定められた御計画の成就よ!」

栄光、そして今、コンダク、第4調

救い主の最も清き神殿、/尊き宮殿にして聖母、/神の栄光の聖なる宝、/この日、主の家に導かれ、/御自身と共に、/神の御霊にある恵みを携えて入られる。/神の御使いたちは彼女を賛美し、/彼女は天の幕屋である。

三聖歌。

プロキメン、第3調、聖母の賛歌

わが魂は主を賛美し、/わが霊はわが救い主なる神を喜び祝う。

節:主は御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださった。今より後、すべての世代が、わたしを幸いな者と呼ぶであろう。 ルカによる福音書 1:46 – 48

ヘブライ人への手紙、冒頭320

兄弟たちよ、最初の契約にも、この世に属する奉仕と聖所に関する規定がありました。なぜなら、最初の幕屋が設けられ、そこには燭台、供え物の机、そして供え物のパンがあり、それは「聖所」と呼ばれていたからです。 また、第二の垂れ幕の向こう側には、「至聖所」と呼ばれる幕屋があり、そこには金の香炉と、四方が金で覆われた契約の箱があり、その中には、マナを入れた金の壺、花開いたアロンの杖、そして契約の石板が収められていた。 その上には、清めの所を覆う栄光のケルビムがいるが、これについては今ここで詳しく述べる必要はない。このような構造のため、第一の幕屋には祭司たちが常に立ち入り、奉仕を行っているが、第二の幕屋には、年に一度、大祭司ただ一人だけが、自分自身と民の無知によるのために捧げる血を携えて入る。

ヘブライ人への手紙 9:1–7

ハレルヤ、第8調

詩句:娘よ、聞き、見よ、そしてあなたの耳を傾けよ。

詩句:民の中の富める者たちは、あなたの御前に懇願するであろう。 詩編 44:11a, 13b

ルカによる福音書、54節の冒頭

その頃、イエスはある村に入られた。マルタという名の女性が、イエスを自分の家に迎え入れた。彼女にはマリアという名の妹がいて、主の足もとに座って、その御言葉を聞いていた。一方、マルタは盛大なもてなしの準備に追われており、近づいてこう言った。 「主よ、私の姉が私一人に奉仕を任せてしまったことを、お気になさらないのですか。彼女に、私を手伝うようにおっしゃってください。」すると、イエスは彼女にこう言われた。「マルタ、マルタ。あなたは多くのことで心配し、あちこちと奔走しているが、必要なことはただ一つだけだ。マリアは良い分け前を選んだ。それは彼女から奪われることはない。」 イエスがこうおっしゃっているとき、群衆の中からある女性が声を上げて、イエスに言った。「あなたを身ごもった胎と、あなたを育てた乳房は、なんと幸いなことでしょう!」すると、イエスは言われた。「まことに、神の御言葉を聞いて、それを守る者たちは幸いである!」

ルカ 10:38–42; 11:27–28

「ふさわしい」の代わりに

天使たちは、全き清き御方の入室を見て、 / 処女が至聖所に入った様子に驚嘆した。

イルモス、第4声調:神の生ける聖櫃に/決して未聖別者の手が触れることのないように、/しかし、信者たちの口は絶えることなく、/天使の叫びを歌い上げ、/喜びのうちに聖母にこう呼びかけよ:/「まことに、あなたはすべての人よりも高き、清きおとめよ!」

そして、奉納まで。

聖体拝領

私は救いの杯を受け、主の御名を呼び求めよう。ハレルヤ。(3) 詩編115: 4

 

 

目次へ。

 


12月6日

聖なる先祖たちの主日 エフ

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めました」において
復活節のスティヒラ3番、東方節のスティヒラ3番、
および先祖の4番、第8調

この日、忠実な先祖たちを記念しつつ、/贖い主キリストを讃え歌おう、/すべての民の中で彼らを高く掲げ、/栄光に満ちた奇跡を確かに成し遂げられた主を、/力強く、強大な方として、/そして彼らを通して、私たちに力の杖を示された方――/夫を知らず、神の御子を抱いた聖母マリア、 清きマリアを、/その御身から花――キリストが生まれ、/すべての人に命と、/尽きることのない至福、そして永遠の救いをもたらされた方。

火の中から聖なる少年たちを救い出された主よ、/またダニエルを獅子の口から救い出された方よ、/アブラハムと、あなたのしもべイサク、/そしてその子ヤコブを祝福された方よ、 /その子孫の中から、私たちと同じような姿をとられることをお許しになり、/かつてつまずいた私たちの先祖たちを救うために、/(御自身の)十字架と復活によって、/そして死の束縛を断ち切り、御自身と共に、/世の初めから死者の間にいたすべての人々をよみがえらせ、/彼らがあなた、キリスト、世々の王を礼拝するように。

まるで雨の中のように、御霊の露に潤され、/炎のただ中で喜びながら、神の若者たちは歩み、/その中に三位一体と/キリストの受肉を神秘的に予表し、/また、賢者たちのように、彼らは信仰によって火の力を消し去りました; /また、義人ダニエルは、獅子たちを制する者として現れた。/彼らの祈りに耳を傾けてくださる、人を愛する救い主よ、/私たちをも消えぬ永遠の火から救い出し、/御自身の天の御国に至るにふさわしい者とさせてください。

あたかも露の中にいるかのように、/御身の忠実で聖なる若者たちは、/燃え盛る炉の炎の中で、神秘的に/御身の処女からの到来を予表し、/それは私たちに焼けずに輝きを放った; /そして、義人ダニエル、預言者たちの中でも驚くべき者は、/あなたの神聖な再臨を明らかに示し、こう叫びます:/「私は見守っていた――と彼は言う――玉座が設けられ、/裁き主が着座し、火の川が流れ出るまで!」 / キリストよ、彼らの祈りによって、私たちをその川から救い出してください、主よ!

栄光、第6調、アナトリア:律法以前に生きたすべての先祖たちを、/この日、私たちは賛美しましょう、信仰深い者たちよ:/神を愛するアブラハム、/約束によって生まれたイサク、/ヤコブそして十二人の族長たち; /最も柔和なダビデ、/そして預言者ダニエル、/彼らと共に、三人の少年たちを賛美し、/炉を露に変えた者たちを、/御自身の聖徒たちの中で賛美されるキリスト・神に、/赦しを請い求めます。

そして今、神の母への第一の賛歌。

礼拝式における聖堂のスティヒラ

栄光、第1声調:神の啓示の光に照らされ、/その名によって栄光ある預言者たちは、/常に至福なる者と称えられている。/そして、御霊の言葉の実を豊かに実らせ、/彼らはキリスト・神の言い表せない降誕をすべての人に宣べ伝えた。/そして、驚くべき生涯を送り、/その生涯を正当な死をもって締めくくった。*

そして今、神の母よ:見よ、イザヤの預言は成就した、/ なぜなら、おとめよ、あなたは産み、出産後も出産前と変わらぬままだったからである:/ 生まれた方は神であったから、/ それゆえ、彼は自然の法則さえも変えたのである。 /しかし、おお神の母よ、あなたの聖所において、/あなたのしもべたちが捧げる祈りを、見捨てないでください。/憐れみ深い方をその腕に抱かれたあなたとして、/あなたのしもべたちに憐れみを示し、/私たちの魂の救いのために執り成してください。

復活祭の聖歌台におけるスティヒラ

栄光、第3声、ヘルマン:祝宴を愛する者たちよ、来てください、/先祖たちの群れを詩篇をもって賛美しましょう:/先祖アダム、エノク、ノア、メルキゼデク、/アブラハム、イサク、ヤコブ;/律法に従って生きた者たち: モーセとアロン、/イエス、サムエル、ダビデ、/彼らと共にイザヤ、エレミヤ、エゼキエル、/そしてダニエル、十二人の預言者たち; /エリヤ、エリシャ、そして彼ら全員と共に:/ザカリヤ、洗礼者ヨハネ、そしてキリストを宣べ伝えた他の者たち/――わが民の命であり、復活である!

そして今、神の母よ:神の御霊により、種なしに/父の御心により、あなたは神の御子を宿されました。/父から、母なしに、世の初めから存在される方、/しかし私たちのために、あなたから父なしに生まれ出でられた方を、/あなたは肉において胎内に宿し、/幼子として乳で育てられました。 /それゆえ、私たちの魂を災いから救うよう、/絶えず執り成し続けてください。

トロパリオ(主日用)
栄光、今や、先祖たちへ、第2調

あなたは先祖たちの信仰によって彼らを義と認め、/彼らの姿を通して、あらゆる民族からなる教会を御自身とあらかじめ結びつけられました。/聖徒たちは栄光のうちに誇り、/彼らの種から生まれた栄光ある実、/すなわち、種なしにあなたを産み出された方ゆえに。/彼らの祈りによって、キリストなる神よ、私たちの魂を救ってください。

 

早課にて

「主なる神」:復活日のトロパールを二度。
栄光、そして今、先祖たちに、第2調

あなたは先祖たちの信仰によって彼らを義と認め、/彼らの姿を通して、すべての民族からなる教会を御自身と結びつけられました。/聖人たちは栄光のうちに賛美を捧げます。/彼らの種から生まれた栄光ある実、/すなわち、種なしにあなたを産み出された方。/キリストなる神よ、彼らの祈りによって、私たちの魂を救ってください。

その後、復活日のセダリオン・カフィズムと、それに付随する聖母賛歌を唱える。

ポリエレイの後、イパコイの調の歌、
そして先祖たちのセダレン(第8調、*
同様のもの:知恵について:

アブラハムとイサク、そしてヤコブを、皆、歌をもって賛美しよう、/柔和なダビデ、イエス、そして十二人の族長たち、/霊の力によって炎を消し去った三人の若者たちと共に、/ 「喜びなさい」と彼らに呼びかけ、/「狂気の王の迷いを勇敢に糾した者たちよ、/キリストに、愛をもってあなたの聖なる記念を祝う者たちの罪の赦しを授けてくださるよう祈ってください!」(2)

栄光あれ、今この時も、神の母よ:感謝の賛美をふさわしい形で、/あの有名な未亡人が二レプタを捧げたように、/あなたのすべての賜物に対して、主よ、あなたに捧げます。/あなたは守りであり、同時に助けとなって、/常に私を災いと悲しみから解放してくださるからです。 /それゆえ、燃え盛る炉の中から、/私を追う者たちから救い出され、/私は心からあなたに呼びかけます:/「聖母よ、私を助けてください。キリスト・神に願い、/私の罪の赦しを授けてくださいますように。/私はあなたを唯一の希望としている、あなたのしもべです!」

カノン三つ:復活祭の4声、三人の聖少年たちの4声、そして先祖たちの6声。三人の聖少年たちのカノン(第8声)には、頭字詩がある:「三人の少年たちと、偉大なるダニエルを讃える」。聖テオファン作。

第1歌

カノン第1。イルモス:水の上を陸地のように渡り、/エジプトの堕落を免れて、/イスラエルの民は叫んだ:/「私たちの救い主であり神である方に、賛美を捧げよう!」

初めなき御言葉、/すべての世の初めより父より/神にふさわしく生まれ、/炉の中で若者たちに象徴的に現れた御方を、われらは賛美しよう。

不義な暴君の命令を/高潔な若者たちは勇敢に軽蔑し、/カルデアの慣習に従って/不法な者たちの食物によって汚されることを拒んだ。

あなたがたは御言葉をもって魂を養い、/肉体には野生の食物で満足しつつ、/しかし、安逸に暮らす者たちよりも美しい姿で、/王の前に現れた。

聖母賛歌:蛇の毒、エバの耳に苦味をもって入り込んだものを、/ダビデの系譜に連なる乙女が、/救い主を胎内に宿して癒やす。

もう一つのカノン、聖なる先祖たちのもの、第1声、頭字詩を持つ:「今、ふさわしい称賛を先祖たちに捧げる」。聖ヨセフの作。

第1歌

イルモス:キリストが誕生される――賛美せよ:

先祖たちに賛美を捧げよう、/律法以前にも、また律法の下でも輝きを放った者たち、/そして処女から輝きを放たれた主であり君主に、/正しい思いをもって仕え、/今や、色あせることのない光に/浴している者たち。

最初のアダムを称えよう、/創造主の御手によって尊ばれ、/今や私たちすべての先祖となり、/天の幕屋において、/選ばれた者たちすべてと共に安らぐ者を。

アベルは、最も高潔な魂をもって供え物を捧げ、/神であり主である方によってすべて受け入れられた。/しかし、古の時代に悪人の手によって殺された彼を、/神は神聖な殉教者として、/光の世界へと移された。

聖母賛歌:神に霊感を受けた言葉を聞こう、/キリストの御降誕を告げる言葉を。/見よ、主は洞窟にて、/夫を知らぬ処女より生まれ、/その畏敬の念を抱かせる御降誕を、/現れた星が占星術師たちに告げ知らせる。

カタヴァシア:キリストが誕生された――賛美せよ!/天よりキリストが――迎えよ!/地上のキリスト――喜び躍れ!/全地よ、主を讃えよ/人よ、喜びの歌を歌え、/主は栄光を受けられたから!

第3歌

カノン1。イルモス:主よ、あなたは/あなたに逃げ込む者たちの支え、/あなたは暗闇に包まれた者たちの光、/そして私の霊はあなたを讃える。

知恵を授かり、/神に教えられた主よ、/ダビデの子らよ、/先祖の律法を神の知恵をもって守り抜いた。

火は/敬虔なる者たちの最も清らかな体を焼き尽くすことはなかった。/彼らは、魂を養う断食によって/潤されていたからである。

全世界に響き渡る、幾重もの賛美を/炉の真ん中で三人の少年たちが歌い、奇跡的に露に潤されている。

聖母賛歌:処女の御身からの御降誕を/私たちに示すため、主よ、/あなたは炉の中で、処女の身を持つ若者たちを救われます。

 

別のカノン。イルモス:世の初めより父より生まれし方へ:

世の中で謳われる/シファの創造主への燃えるような憧れ、/彼は汚れなき生涯と魂の在り方によって/真に御方に仕え、/今や生ける者の国でこう叫ぶ:/「聖なる方よ、主よ!」

口と舌と心をもって/希望をもって全能の神を呼び求めること/エノクは、驚くべき神の知恵をもって御霊に身を委ね/地上で神に喜ばれる生き方をし/栄光を得た。

最も神聖な賛美をもって/祝福されたエノクを称えよう。/彼は主に喜ばれ、/栄光のうちに移され、/書かれている通り、死に打ち勝ったからである。/彼は最も誠実な神の僕となったのだ。

聖母賛歌:今や、諸国民が待ち望む方が処女から生まれ、/ベツレヘムにおいて、かつて閉ざされていたエデムを/ふさわしい形で開かれ、/受肉される御言葉を受け入れ、/飼い葉桶に肉体を横たわろうと望まれた

カタヴァシア:世の初めより父より生まれ、/地上の法則によらない御子、/そして終わりの時に処女より、/種なしに受肉された、/キリスト・神に、われらは呼びかけよう:/「われらの尊厳を高められた方、/聖なる方、主よ!」

イパコイ、第2声

若者たちにとっては露が火へと変わり、/女性たちにとっては嘆きが喜びへと変わった。/そして天使は、この二つの奇跡の奉仕者であった。/一方には炉を安息のへと変え、/他方には三日目の復活を告げた。/私たちの命の主よ、主よ、あなたに栄光あれ!

第4歌

カノン1。イルモス:主よ、私は/御計画の神秘を聞き、/御業を理解し、/御神性を賛美しました。

最も賢明なダニエルは、/神聖な知恵に照らされ、/神の恵みによって、/専制君主たちの夢の解釈を解き明かした。

炉の中での少年たちの偉業は/奇跡によって輝いている。/彼らは暴君を捕らえ、/全能なるあなたを知るよう導いたからである。

調和のとれた楽器や/音楽の整った旋律も/勇敢な若者たちを魅了することはなく/黄金の像の前で彼らを屈服させることもなかった。

聖母賛歌バビロンにいた若者たちは/賛美の歌をもって、万に称えられる御方よ、/炉の中で知ることとなった/あなたの至聖なる御子を称えています。

 

別のカノン。イルモス:イェッセの根から生じた枝:

神に賛美を捧げよう、/真に義人であったノアを/賛美の歌をもって称えつつ:/なぜなら、神のすべての戒めを全うしたことを誇りとして、/彼はキリストに喜ばれる者となったからである。/私たちは信仰をもって、キリストにこう歌う:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

神は、あなたの高潔さ、/品性の清らかさ、そしてあらゆる面における完全さをご覧になり、/ノアよ、あなたを明らかに第二の世界の始祖として示しておられます。/神ご自身が命じられたとおり、/感覚的な大洪水から、/あらゆる種族の種を救い出したのです。

神の律法を損なうことなく守り、/かつてその一族の中で義と認められ、/太古の昔、木造の箱舟において、/全能の御命令により、言葉を持たない生き物の種を救った/ノアを、賛美の歌をもって畏敬の念をもって称えましょう。

あなたを崇める私たちに、ノアよ、祝福された者よ、あなたの記憶は、 / あなたの敬虔な品性と、神の霊に導かれた生き方を、 / 常に心から称え、 / 魂と心を常に喜ばせる、 / 感動のぶどう酒を注ぎ出してくれる。

聖母賛歌:今、私たちの贖い主は飼い葉桶に横たわり/赤ん坊のようにおくるみに包まれている。/そして、東方の三賢者たちは、/地上で生まれた神であり王である御方を拝むため、/忠実に贈り物を捧げて参上する。

カタヴァシア:イェッセの根から生じた枝、/その花よ、/おとめから生まれ出でたキリストよ。/称賛に値する御方よ、/茂みに覆われた山から来られ、/夫を知らぬおとめから受肉された、/非物質なる神よ。/主よ、御力に栄光あれ!

第5歌

カノン1。イルモス:なぜあなたは、消えることのない光よ、/御顔から私を拒み、/見知らぬ闇が、この不幸な私を覆ったのですか?/しかし、私を御言葉の光へと立ち返らせ、/私の道を御戒めへと導いてください、お願いいたします。

御律法を学んだ御使いたちは/それを捨て去らなかった、救い主よ、/――偉大なるダニエルと、三人の神に賢き若者たち;/しかし、御恵みの主である御前から力を授かり、その勇気をもって暴君たちの気風を変えた。

ダニエルは心の中で/あなたの奥義を学んだ、人を愛する方よ:/なぜなら、彼はあなたを、人の子として、/すべての民の王であり裁き主として、/清らかな心で、/雲に乗って来られる姿を仰ぎ見たからである。

サファイアの石よりも美しく/あなた方の体は輝きました、おお、子供たちよ:/黄金の輝きのように、あなた方は敬虔な熱意に燃え上がり、/炉の中を喜びながら歩み、/全世界の歓喜を集めました。

聖母賛歌:神に霊感を受けたダニエルは/処女よ、あなたを山として明確に予言した。/三人の少年たちは、潤す炎を見て、/あなたの神聖な御子を賛美の歌で讃え/救い主、創造主、そして主として称える。

 

別のカノン。イルモス:世の神よ:

神の霊に導かれた賛美をもって、この方を崇めましょう。/父の祝福という実を受け、/神の御前に喜ばれる者として現れ、/先祖たちの群れに加えられ、/生ける者の地で喜びのうちに安らぐこの方を。

神の友として、/アブラハムは自らの創造主の御顔を仰ぐ栄誉に浴し、/霊的な喜びに満たされた。/さあ、正しい思いをもって彼を尊び、/神の忠実な僕として、皆で共に彼を賛美しよう。

あなたは、人間が見ることのできる限りにおいて、三位一体を仰ぎ見、/最も親しい友として、至福のアブラハムよ、/温かく迎え入れた。/それゆえ、あなたは、/その並外れたもてなしの報いとして/信仰によって数えきれない民の父となる栄誉に浴した

聖母賛歌:完全さを備え給う御方は/私たちのために肉において自らを低くされ、/無始なる御方が始まりを受けられ、/富める御方は貧しくなり、/御自身が神の御言葉であられる御方は、/無言の生き物たちの飼い葉桶に赤子として横たわり、/世の初めから生きてきたすべての者の再生を成し遂げ給う。

カタヴァシア:平和の神、憐れみの父よ、/あなたは、平和をもたらす、/あなたの偉大な御計画の使者を私たちに遣わしてくださいました。/それゆえ、神を知る光へと導かれ、/夜の後に夜明けを迎え、/私たちはあなたを賛美します、人を愛する方よ。

第6歌

カノン1。イルモス:罪と過ちの深淵の嵐が私を惑わせ、/力強く私を絶望の深みへと追い立てる。/しかし、ペトロにされたように、御自身で力強い御手を私に差し伸べ、/滅びの深みから私を引き上げてください。

御言葉の力によって心の情欲を制し、/あなたがたはカルデアの諸部族の地で統治者となられました。/なぜなら、美徳とは、それを獲得した者たちに栄誉を授けることを知っているからです、/おお、ダビデの賢き子孫たちよ!

死の衣を身にまとい、命をもたらす者となり、/ダニエルは古の時代、/カルデア人たちが神として不敬に崇める最悪の蛇を、/食物をもって滅ぼし、/敵対する祭司たちを賢明に殲滅した。

聖母賛歌:母よ、あなたの祈りによって、/裁きの日に、/あなたの御子である裁き主が、/私に憐れみを示し、/重い苦しみから私を救い出されますように、/聖母マリアよ;/私はあなただけに希望を託しているのですから。

 

別のカノン。イルモス:イオンの胎内より:

キリストの死の象徴として/あなたは明らかに現れた、至福のイサクよ、/従順によって犠牲へと導かれた父。/それゆえ、あなたは至福を得、/まことに神の最も親しい友となり、/すべての義人と共に住まわれた。

ヤコブは、すべての者の中で最も忠実な神の僕として現れた。/それゆえ、彼は天使と戦い、/神を見る知恵を持つ者と称され、/夢の中で神の梯子を見た。/その梯子の上には、/御自身の慈しみによって肉体に結ばれた神が、/お立ちになっていた。

ヨセフは、父への従順を愛し、/穴に投げ込まれ売られた。/これは、犠牲にされ、穴に投げ込まれたキリストの模倣であった。/そして、貞潔で義人であり、/情欲に対する真の王として、/エジプト全土にパンを配る者となった。

聖母賛歌:地上で幼子として現れた方――/父と聖霊と共に永遠に存在される方;/おくるみに包まれて、/まことに地を闇で覆われた方、/そして無言の動物たちの飼い葉桶に横たわっておられる。/今、私たちは喜びをもって、/その無原罪の御降誕を前祝おう。

カタヴァシア:海の獣は、胎内からイオヌを赤子として吐き出した/受け入れた時と全く同じ姿で;/しかし、御言葉は聖母に宿り、肉体をまとわれ、/彼女を通過されながらも、彼女を朽ちることのないまま保たれた;/なぜなら、御自身が通常の受胎を経られなかったように、/産み出した彼女をも無傷のまま守られたからである。

コンダク、第6調

人の手による像には拝礼せず、/言葉に尽くせぬ御本質に守られて、三つの祝福を受けた者たちよ、/火の中での偉業によってあなたがたは栄光を得、/耐え難い炎の中に立ちながら、神を呼び求めた:/ 「急いでください、ああ、憐れみ深い方よ、/そして慈悲深い者として、私たちを助けてください、/あなたが望むことは何でも成し遂げられるのですから!」

イコス:御手を差し伸べてください、/その力を古の時代に/迫害するエジプト人と、迫害されるユダヤ人たちが体験したその御手を。 /私たちを見捨てないでください。私たちを渇望する死や、/私たちを憎むサタンに飲み込まれないように。/どうか私たちに近づき、私たちの魂を憐れんでください。/かつてバビロンにいた御自分の若者たちを憐れまれたように、 /絶えずあなたを賛美し、あなたのために炉に投げ込まれ、/そこからあなたに叫んだ者たちを憐れんでくださったように:/「急いでください、ああ、憐れみ深い方よ、/そして慈愛に満ちた方として、私たちを助けてください。/あなたが望むことは、何でも成し遂げられるのですから!」

第7歌

カノン1。イルモス:バビロンにいた神を畏れる若者たちは、/金の像にひれ伏すことはせず、/燃え盛る炉のただ中で炎に包まれながらも、/歌を歌い、こう叫んだ:/「私たちの先祖の神は祝福された方です!」

敬虔な声が/炎の中から全能者へと響き渡った。/なぜなら、アザリヤは神聖な合唱団を組み、/歌を歌い、こう叫んだからだ。/「私たちの先祖の神は祝福された方である!」

若者たちの竪琴は、/万物の神であり全能者である神を讃え、/炉の中にはっきりと現れた神を称え、/彼らは歌を歌い、こう叫んだ。/「私たちの先祖の神は祝福された方です!」

支配者は、三人が炉に投げ込まれたことを知っていたが、/第四の者の姿を見たとき、/彼を神の子と呼び、すべての人にこう宣言した:/「私たちの先祖の神は祝福された方である!」

聖母賛歌:神聖な輝きに満ちた知恵を持つ、/神に祝福されたダニエルよ、/あなたは処女からの御降誕を、/神秘的な象徴によって示されたその姿をはっきりと予見し/「私たちの先祖の神は祝福された方です!」と叫んだ。

 

別のカノン。イルモス:敬虔に育てられた若者たちよ:

アナニア、アザリヤミサイエルが、 / ダニエルと共に讃えられんことを。彼らは火の炉を鎮め、 / 獅子の猛威を制し、 / キリストに調和してこう歌う者たちである: / 「父祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

ヨブは、試練と絶え間ない苦難の中で/正当に苦難に耐え、/柔和で、悪意がなく、正直で、/完全で、汚れなく、/最も真の神の僕と/呼ばれこう叫ぶ:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

モーセとアロンの信仰を熱心に称え、/イエスと至聖なるレビを賛美し、/ゲデオンとサムソンを呼び求め、/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」と叫びます。

聖母賛歌:見よ、預言者が予告した通り、/結婚を知らぬまま胎内に神を宿し、/ベツレヘムの洞窟で、まことにその御子を産み出そうとしている。/私たち皆がこう歌う方、/「先祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

カタヴァシア:敬虔に育てられた若者たちは、/不義な命令を無視し、/脅かす炎をも恐れず、/炎の中に立ちながら歌った:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:カルデアの支配者は、/神を崇める者たちのために、狂乱のうちに七度も炉を燃え上がらせた。/しかし、彼らが高き力によって救われたのを見て、/創造主であり救い主である方に向かって叫んだ:/「若者たちよ、祝福せよ。祭司たちよ、賛美せよ。/民よ、永遠に讃えよ!」

アブラハムの気高さを守ろうと努め、/それに最もふさわしい基盤を築いた、/信仰と希望、敬虔なる者たちよ、/そして試練における忍耐と不屈の精神をもって、/揺るぎなくこう叫んだ。「祭司たちよ、祝福せよ、/民よ、キリストを永遠に賛美せよ!」

まるで輝きを放つ天体のように/地を天の如く変え、/敬虔の光に燃え上がり、/全世界の輪舞を成して、/誘惑から彼らを救われた主に向かって歌う:/「若者たちよ、祝福せよ、司祭たちよ、賛美せよ、/人々よ、キリストを永遠に讃えよ!」

若き日に燃え盛る炉の炎を消し/獅子の牙を縛り上げたダビデの子孫たちは、/今や喜びのうちに/彼らを誘惑から救い出された主を讃えて歌う:/「少年たちよ、祝福せよ、司祭たちよ、歌え、/民よ、永遠に主を賛美せよ!」

聖母賛歌:最も賢きダニエルは神秘に導かれ、/三人の神に賢き少年たちは、/あなた、至聖なる方からの御降誕を予表し、/あなたの胎内から現れた、言葉では言い表せない御方を像の中に見て、/その御方を少年たちは祝福し、司祭たちは賛美し、/民は世々限りなく称え讃える。

 

別のカノン。イルモス:露で潤す炉:

この日我らは神聖な記念を執り行う/太古より生きた尊き先祖たちを:/アダムとアベル、セフとノア、/エノス、エノク、アブラハム、/メルキゼデクとヨブ、イサクと忠実なヤコブを、こう呼び求めて:/ 「主のすべての被造物が祝福され、/世々限りなく賛美されますように!」

神に愛された聖なる父たちの群れを賛美しよう:/ヴァラカ、ナファナ、エレアザル、/ヨシヤ、ダビデ、エフファイ、そしてサムエル、/来るべき未来を畏敬の念をもって見つめ、こう叫ぶ者たち:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/世々限りなく主を賛美しますように!」

賛美の歌をもって / 神の預言者たちを称え、 / ホセアとミカ、ソフォニアとアバクム、/ザカリヤとヨナ、アグテヤとアモス、/そしてオバデヤと共にマラキとナウム、/イザヤ、エレミヤ、エゼキエル、/そして彼らと共にダニエル、エリヤ、エリシャを。

三つの言葉をもって、信者たちよ、/至聖なる三位一体を讃え歌おう:/初めなき父と御子、/そして正義なる聖霊――/三つの位格における唯一なる御方、/すべての息づくものがこれを賛美し、こう叫ぶ:/ 「主のすべての被造物が、/主を祝福し、世々限りなく賛美しますように!」

聖母賛歌:キリストよ、あなたは処女の血より現れ、/言い表し難き御言葉として受肉し、/完全なる幼子として、/あふれるほどの憐れみにより洞窟で生まれ給うた、イエスよ。 / そして星は、遠くからあなたを / 信仰をもって叫び求めた占星術師たちに示し、 / 「歌い、キリストを永遠に賛美せよ!」と告げた。

カタヴァシア:露を振りかける炉は/超自然的な奇跡の姿を現した:/なぜなら、それは自分の中に受け入れた若者たちを焦がさないからである、/まさに、聖母の胎内に降りてこられた/神性の火がそうであったように。/それゆえ、我らは歌おう:/「主のすべての被造物が/主を祝福し、永遠に賛美しますように!」

歌第9

カノン1。イルモス:まことに、私たちはあなたを神の母として告白します/あなたによって救われた私たちは、清き乙女よ、/無形の者たちの群れと共に、あなたを賛美します。

汝らは切望した終焉に至り、/天の宮殿において、あらゆる願いの極みに、/至福の若者たちよ、立ち至った。

喜びをもって、あなたがたは穀物の束を刈り集める――/それは、涙を伴いながら行われた/あなたがたの美しい農耕の果実であり、/朽ちることのない穂をもたらしたものである。

今や、あなた方のためにふさわしい輝きが昇り/心の喜びが花開きました。/なぜなら、悲しみが去ったその場所に/あなた方は住まわれたからです。

聖母賛歌:死の広がりを、あなたは食い止めた、おとめよ、/命の与え主であり主を産み、/信仰をもってあなたを賛美する者たちに命を与える方。

 

別のカノン。イルモス:私は神秘を見る:

古の時代、あなたの力によって/あなたのたちは、主よ、偉大な業を成し遂げました:/アンナ、ユディト、デボラ、/オルダ、ヤイル、エステル、サラ、/マリアム、モーセの姉妹、ラケル、/そしてリベカ、ルツ、霊に満ちた者たち。

聖なる少年たち、まるで炉の炎を消したかのように、/ダニエル預言者やすべての義人とともに、/律法以前に美しく輝き、/律法において主にお仕えした者たちと共に、/畏敬の念をもって公に敬意を表しましょう。

神に霊感を受けた最も賢明な預言者たちとなり、/アブラハムの子孫たちは、/アブラハムとユダから生まれ出る神の御言葉を、/熱意をもって御霊によって予告しました。/彼らの祈りに応えて、イエスよ、すべての人々に憐れみをお与えください。

すべての被造物は、あなたがたの記憶によって聖別され、/喜び祝って叫び、懇願してこう告げます。/「主への祈りを常に捧げなさい、祝福された者たちよ、/そうすれば、あなたがたを賛美する者たちが/永遠の恵みに達することができるように!」

聖母賛歌:処女から私を身にまとって現れ、/洞窟において、父なる神の御言葉が、混じりけなく生まれ出でた。/被造物よ、喜び躍れ、感謝の声を上げて、/その慈悲による、かつての至聖なる御降臨を讃えよ。

カタヴァシア:私は、/並外れて驚くべき神秘を見る。/洞窟は天、ケルビムの玉座は聖母、/飼い葉桶は受け皿、/そこに収まりきらないキリスト・神が横たわられた。/私たちは歌をもって、その御方を讃える。

復活の賛歌、
栄光、先祖たちよ。
「同様の者」:妻たちよ、聞きなさい:

アダムを讃えよう、/アベル、セフ、エノス、/エノク、ノア、アブラハム、イサク、ヤコブ、/モーセ、ヨブ、アロン、/エレアザル、イエス、/バラク、サムソン、エフファイ、/ダビデ、ソロモン。*

そして今、偉大なる太陽――創造主――/夫を知らぬ処女から昇り、/アダムの子孫たちを照らすために、ベツレヘムへと急ぎゆく。/そして今、この奇跡を告げ知らせるのは、/先祖たちの最も輝かしい記憶である。*

「賛美せよ」の箇所における、復活祭第4ステヒラ、
および聖なる先祖たちの4つ、第2調。
類似:エウフラフォスの家:

今、尊ばれるすべての先祖たちを偲び、/彼らが神に喜ばれる生涯を送ったことを讃え、/その生涯によって彼らが栄光を得たことを称えよう。(2)

聖句:主よ、私たちの先祖の神よ、あなたは祝福され、/あなたの御名は永遠に称えられ、栄光に輝きます。  ダニエル書 3:26

若者たちは火の勢いを鎮め、/炉の中で喜び踊り、/全能の神を賛美した。

詩句:主よ、あなたが私たちになさったすべてのことは、/まことに正しいからです。  ダニエル書 3:27

堀に閉じ込められ、/獣たちと同居していた預言者ダニエルは、/彼らによる害を全く受けなかった。

栄光、第7声部、ヘルマン:皆、集まって、信仰をもって厳かに祝おう/律法以前に生きた先祖たち――/アブラハムと彼と共にいた者たち――の毎年の記念を。 /ユダの部族をふさわしく称えよう――/バビロンで炉の炎を消し去った若者たちを、/ダニエルと共に三位一体の象徴として讃えよう。 /預言者の予言を堅く守り、/イザヤと共に声を高らかに叫ぼう:/「見よ、処女が胎内に宿し、/御子エマヌエルを産む。/その名は『神は我らと共におられる』を意味する!」

そして今、神の母よ: あなたはまことに祝福された方、神の母である処女よ:

大賛美。エクテニア、送別、福音のスティヒラ。第1時課および最終送別。

聖体礼儀において

オクトイヒの第6調の祝福の歌、および先祖たちの第3歌(第4調)。

入場時には、復活のトロパールと先祖たちのトロパール(第2調)

あなたは先祖たちの信仰によって彼らを義と認め、/彼らの代表としてあらゆる民族からなる教会を御自身とあらかじめ結びつけられました。/聖人たちは栄光のうちに誇り高ぶります。/なぜなら、彼らの種から生まれた栄光ある実、/すなわち、種なしにあなたを産み出された方だからです。/彼らの祈りによって、キリストなる神よ、私たちの魂を救ってください。

栄光、そして今、コンダク、第6調

人の手による像には拝せず、/むしろ言い表し難き御本質に依り頼み、三度祝福された者たちよ、/火の中での功業によってあなたがたは栄光を得、/耐え難い炎の中に立ちながら、神を呼び求めた:/ 「急いでください、ああ、憐れみ深い方よ、/そして慈悲深い者として、私たちを助けに駆けつけてください、/あなたが望むことは何でも成し遂げられるのですから!」

プロキメン、第4声、教父たちの賛歌

主よ、私たちの先祖の神よ、あなたは祝福され、/あなたの御名は永遠に称えられ、栄光に輝きます。節:あなたが私たちに対してなされたすべてのことは、義なることだからです。

ダニエル書 3:26, 27a

コロサイの信徒への手紙、冒頭257

兄弟たちよ、あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたもまた、キリストとともに栄光のうちに現れるのです。 それゆえ、あなたがたの地上の肢体を死に委ねなさい。すなわち、淫行、不潔、情欲、邪悪な欲望、そして貪欲―― ――これらは偶像礼拝に他ならず、それゆえに神の怒りは不従順の子らに下るのです。あなたがたもかつては、彼らの中にいたとき、これらの中に歩んでいたのです。 しかし今、あなたがたも、怒り、激怒、悪意、ののしり、口からの汚い言葉をすべて捨て去りなさい。 互いに偽りを語ってはなりません。古い人をその行いとともに脱ぎ捨て、創造主の御姿に倣って知識において新しくされ、更新されていく新しい人を着たのです。そこには、ギリシア人もユダヤ人も、割礼のある者も割礼のない者も、野蛮人もスキタイ人も、奴隷も自由人もなく、すべて、あらゆるものにおいて、キリストがすべてなのです。

コロサイ3:4–11

ハレルヤ、第4声

モーセとアロンは、その祭司たちのうちにおり、サムエルは、その御名を呼び求める者たちのうちにおる。節:彼らは主を呼び求め、主は彼らの声に耳を傾けられた。  詩編98:6

ルカによる福音書、第76章

主はこのたとえを語られた。「ある人が盛大な晩餐会を開き、多くの人々を招いた。そして、晩餐の時刻になって、自分のしもべを遣わし、招かれた人々に『さあ、来てください。もうすべて用意ができています』と告げさせた。すると、皆が口々に言い訳をし始めた。最初の人は、『畑を買ったので、それを見に行かなければならない。 どうか、私を許してください」と言った。また別の者は、「私は牛を五頭買ったので、それを試してみに行かなければなりません。 どうかお許しください」と。また、三番目の人は、「私は結婚したので、行けません」と言った。そこで、そのしもべは帰って、主人にそのことを報告した。すると、家の主人は怒って言った。「急いで町の通りや路地に出て、貧しい人、体の不自由な人、盲人、足の不自由な人をここに連れて来なさい」。 すると、しもべは言った。「ご主人様。お命じになったとおりにいたしました。まだ席に余裕があります。」主人はしもべに言った。「道や垣根のそばへ出て行き、人々を無理やり連れてきて、私の家を満員にせよ。あなたがたに言っておくが、招かれた者たちのうち、だれも私の晩餐を味わうことはない。招かれた者は多いが、選ばれた者は少ないからだ。」

ルカ 14:16–24

聖体拝領

天から主を賛美せよ、高き所から主を賛美せよ。また別の箇所には、「義人よ、主を喜び祝え。賛美は義人にふさわしい。」とあります。ハレルヤ。(3)  詩編 148:1; 32:1

 

 

目次へ。

 


クリスマス前の週
キリストの降誕、
聖なる教父たち

大晩課にて

小晩課では、慣例に従い、復活のスティヒラと聖母マリアへのスティヒラを唱える。大晩課では、導入の詩篇の後、「幸いな人よ:」を歌い、カフィズム全体を唱える。

「主よ、私は呼び求めます」の箇所では、12月18日および19日に、復活のスティヒラ3つ、東方教会のスティヒラ3つ、そして教父たちに捧げるスティヒラ4つを歌う。

12月20日から23日までは、復活祭のスティヒラ3、東方教会のスティヒラ1、前祝日のスティヒラ3、教父たちのスティヒラ3を歌う。

12月24日は、教父たちのステヒラ(第6調)と祝祭前日のステヒラ(第4調)を歌う。

祝祭前日のスティヒラ、第6調*
類似の詩:すべてを捨てて:

沈むことのない太陽が/処女の胎内から輝き出で/太陽の下にあるすべてのものを照らす。 /清らかな眼差しと清らかな行いをもって/彼を迎えるべく急ぎ/今、御霊をもって備え、/御自身が御心になさった通り、その驚くべき御降誕を迎えよう。/エデムの生活から遠ざかった私たちを御自身のもとへ導くために、/彼は慈悲深き者として、/ベツレヘムに生まれ給う。

ケルビムたちの肩に担がれ、/御言葉なる神は、位格において肉と結びつき、/汚れなき胎内に宿り、人となられ、/ユダ族から生まれ出るために地上に来られる。 /聖なる洞窟よ、万物の王のために美しく飾られよ、/最も壮麗な宮殿のように、/また飼い葉桶は――炎のような玉座のように、/――そこへ、全被造物の刷新のために、/聖母マリアが/無限なる御子として、あなたを寝かせたのだ。

聖母は、無知な生き物たちの飼い葉桶、あなたを寝かせます、/始まりなき神の御言葉よ、/理性を超えた始まりを得た方よ。/まことに、あなたは来られ、/私の無知を終わらせるため、/私が蛇の嫉妬によって陥ったその無知を; /また、おくるみに包まれることで、/私の罪のぼろきれと束縛を解き放つため、/唯一の善き方、人を愛する方よ。/それゆえ、私はあなたを賛美し、/歌い上げ、喜びに満ちて、あなたの受肉による到来にひれ伏します。/それによって、私は自由を得たのです。

聖なる父たちへのスティヒラ、声調および様式は同じ*

世界の果てに、先祖たちの記憶が現れ、/まことに光に満ち、恵みの暁に輝いている。/なぜなら、キリスト、輝ける太陽は、/遠く上から輝きを放ち、/星の群れを導き、御自身と共に輝かせたからである。/そして、神人(神であり人である方)の降誕が現れ、/ベツレヘムの地で成し遂げられている。 /私たちも皆、その降誕を称える信仰をもって/畏敬の念をもって手を打ち、喜び躍り、/祝祭に先立つ賛美を唱え上げる。(2)

この日、アダムは神性への交わりの栄光に飾られ、/喜びに満ち、/賢き先祖たちの礎であり確証として;/アベルも彼と共に祝賀し、エノクも喜び、/セフとノアも共に歓喜する; /また、すべての称賛に値するアブラハムは、先祖たちと共に歌い、/今やメルキゼデクは、父なき誕生を天上から眺めている。/それゆえ、キリストの先祖たちへの神聖な記念を/私たちも執り行いながら、/私たちの魂の救いを祈る。

神に賢き若者たちの炉の中で、聖堂が / 喜びに満ちて輝き、 / 地上でキリストの降誕を告げ知らせる。 / なぜなら、聖なる露が降り注ぐように、主は / 御自身を産み出された方を焼けぬまま守り、 / 汚れなきまま保ち、 / 神聖な賜物で豊かにしてくださるからである。 /それゆえ、神に愛されたダニエルは/喜びに満ちて喜んでいる。/山から人の手によらず切り出された石をはっきりと予見し、/彼は大胆に/今、私たちの魂のために祈っている。

栄光、第6調:ダニエル、望みの男は、石が/人の手によらず切り出されたのを見て――主よ、あなたを――/種なき御子の誕生を予言した――/処女から受肉された御言葉、/変わることなき神、そして私たちの魂の救い主であるあなたを。

そして今、祭りの前夜、ビザンティン教会の同じ声:洞窟よ、美しく飾れ、/まことに、キリストを胎内に宿して来る小羊が来るからである;/飼い葉桶よ、/地上で生まれた私たちを愚かな行いから解放してくださった御方を、言葉をもって迎え入れよ。 /羊飼いたちよ、笛を吹きながら、/この驚くべき奇跡を証しなさい。/そしてペルシャの三賢者よ、/金と乳香と没薬を王に捧げなさい。/主が聖母マリアから現れたのだから。 /そして御母は、しもべのように身をかがめて御前にひれ伏し、/御母の腕の中に抱かれた御方にこう語りかけた。/「あなたはどのようにして私の内に宿られたのですか?/あるいは、どのようにして私の内で育たれたのですか、/私の贖い主であり、神よ?」

もし12月18日または19日の場合:そして今、神の母に関する現在の声。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 創世記の朗読

アブラムは、甥のロトが捕らえられたと聞き、自分の家来たち――三百十八人――を数え上げ、ダナまで彼らを追いかけた。 そして夜、彼自身と彼に従う若者たちと共に彼らを襲い、打ち破り、ダマスカスの左側にあるホワラまで追撃した。そしてソドムの騎兵隊をすべて連れ戻し、甥のロトも、そのすべての財産、女性たち、民も連れ戻した。 さて、ソドムの王は、ホドル・ロゴモルとその配下の王たちをサヴィの谷――そこは王たちの平野であった――で打ち破り、帰還した彼を迎えに出た。 そこで、サリムの王メルキゼデクは、パンとぶどう酒を差し出した。彼は至高の神の祭司であった。そして、彼を祝福して言った。「天と地を創造された至高の神によって、アブラムは祝福される。また、あなたの敵をあなたの手に渡された至高の神は祝福される。」

創世記 14:14–20

2. 申命記の朗読

その頃、モーセはイスラエルの子らに言った。「見よ、わたしはあなたがたの前にその地を差し出した。入って行き、主があなたがたの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブに、彼らとその後の子孫に与えると誓われたその地を、嗣業として受け取りなさい」。 そのとき、わたしはあなたがたにこう言った。『わたし一人では、あなたがたを導くことはできない。あなたがたの神、主はあなたがたを大いに増やされた。見よ、今日、あなたがたは天の星のように数多い。あなたがたの父祖の神、主が、あなたがたの数を今ある数の千倍に増やし、主があなたがたに告げられたとおりに、あなたがたを祝福してくださいますように。』 そこで、私はあなたがたの中から、知恵があり、知識があり、分別のある人々を選び出し、あなたがたを統率する者として任命した。すなわち、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長、そして書記官たちを、あなたがたの裁判官とした。 そして、そのとき、私はあなたがたの裁判官たちに命じて言った。「あなたがたの兄弟たちの間の争いを聞き、人とその兄弟の間、またその人に住む寄留者の間でも、公正に裁きなさい。裁きにおいて、人の顔色をうかがってはならない。小さい者であろうと大きい者であろうと、等しく裁きなさい。人の顔を恐れてはならない。それは神の裁きだからである。」

申命記 1:8–11; 15–17

3. 申命記の朗読

そのころ、モーセはイスラエルの子らに言った。「見よ、主、あなたの神は、天と天の天、地と地上のすべてのものを所有しておられる。しかし、主はあなたの先祖たちを愛し、彼らを特別に選び、彼らの子孫であるあなたがたを、すべての民の中から、今日に至るまで選ばれたのである。 だから、あなたがたは、その頑なな心を切り捨て、もはや首を硬くしてはならない。 主、あなたがたの神は、神々の神、主たちの主であり、偉大で、力強く、畏れ多い方だからである。主は人を差別せず、賄賂を受け取らず、寄留者、孤児、寡婦のために裁きを行われる。また、寄留者を愛し、彼にパンと衣服を与えてくださる。 あなたがたも、異邦人を愛しなさい。あなたがたもかつてエジプトの地で異邦人であったからである。 主、あなたの神を畏れ、主のみに仕え、主に固くすがり、主の御名によって誓いなさい。主こそは、 、あなたの誉れであり、あなたの目が見たような、あの偉大で栄光に満ちた御業をあなたのために成し遂げられた、あなたの神である。

申命記 10:14–18, 20–21

礼拝における聖堂と教父たちのスティヒラ、第1調

神の啓示の光に照らされ、/その名によって栄光ある預言者たちは、/常に至福なる者と称えられている。/そして、御霊の言葉の実を豊かに実らせ、/彼らはキリスト・神の言い表せない降誕をすべての人に宣べ伝えた。/そして、驚くべき生涯を送り、/定められた死をもってその生涯を締めくくった。*

栄光、第3調、ゲルマノス作:祝宴を愛する者たちよ、来たりて、/先祖たちの群れを詩篇をもって賛美しよう:/先祖アダム、エノク、ノア、メルキゼデク、/アブラハム、イサク、ヤコブ;/律法に従って生きた者たち: モーセとアロン、/イエス、サムエル、ダビデ、/彼らと共にイザヤ、エレミヤ、エゼキエル、/そしてダニエル、十二人の預言者たち; /エリヤ、エリシャ、そして彼ら全員と共に:/ザカリヤ、洗礼者ヨハネ、そしてキリストを宣べ伝えた他の者たち/――わが民の命と復活である!

そして今、祝祭の前夜、その声は同じである。「ベツレヘムよ、美しく飾れ、/エデムが開かれたのだから。」 / 備えよ、エウフラテよ、 / アダムとエバが彼と共に新たにされるからである: / 呪いは終わりを告げ、 / 世界の救いは花開き、 / 義人の魂は飾られ、 / 捧げ物として献げられ、 / 死の代わりに歌を捧げ、 / 魂の救いと朽ちることなき命を受け入れる。 / 見よ、飼い葉桶に横たわる御方は、すでに命じておられる、 / 絶えず呼び求める者たちに霊的な賛美を捧げるよう: / 「主よ、あなたに栄光あれ!」*

もし12月18日または19日であれば

今また、の母よ、第3調:種なしに聖霊より/また父の御心により、あなたは神の御子を宿された。/父より母なしに世の初めから存在される方、/しかし私たちのために、あなたより父なしに生まれ出でられた方を/あなたは肉において胎内に宿し/幼子として乳を与えた。 /それゆえ、私たちの魂を災いから救うよう/絶えず執り成し続けてください。

詩篇台*のステヒラ

『オクトイハ』の復活祭のスティヒラ。

もし12月24日であれば、
祝祭前日のスティヒラ;「神に似たる者」、第2声:

エウフラフォスの家よ、/聖なる都よ、/預言者たちの栄光よ!/神が御生まれになる/その家を飾り立てよ。

詩句:神は南より来たり、/聖なる方は、森を覆う山より来たり。 アヴヴ 3:3a

自唱:ベツレヘムよ、ユダの地よ!/御方にふさわしい、肉による光り輝く住まい、/神聖な洞窟を備えよ。/そこにおいて、神は肉となって、/夫を知らぬ聖なる処女から生まれ、/我らの民を救うためである。

詩句:主よ、私はあなたの御言葉を聞き、恐れおののきました。/あなたの御業を悟り、驚嘆しました。
 アブ 3:2a

皆、集まれ、キリストの降誕を/信仰をもって前祝おう/そして心の中で、星のように賛美を捧げよう;/三賢者と羊飼いたちと共に賛美を唱えよう:/処女の胎から人々に救いが訪れた、/信じる者たちを御自身のもとに招き寄せながら。

栄光、同じ声、キプリアンの自唱:喜びなさい、尊き預言者たちよ、/主の律法を美しく定め、/信仰によって揺るぎなく、動じることのない柱となった者たちよ。/あなたがたは、キリストの/新約の仲介者となったからである。 /そして、天に移り住まれた今、どうか御方に懇願して、/この世を和解させ、私たちの魂を救ってくださいますように。

そして今、祝祭を前にして、キプリアンのその声が再び響く。「見よ、我らの救いの時が近づいた。/洞窟よ、備えよ。/処女が産むために近づいてくる。」 /ベツレヘムよ、ユダの地よ、誇り高ぶれ、喜び祝え、/主があなたの中から輝き出られたからである。/山々よ、丘々よ、/そして ユダヤの周辺の地よ、耳を傾けよ、/キリストが来られるからである、/御自身が創造された人間を救うために、/人を愛する方として。

もし12月18日または19日であれば

そして今、神の母よ、第2声調:ああ、新たな奇跡、あらゆる古の奇跡の中で最も崇高なるものよ!/なぜなら、夫なきままに産み、/全被造物を抱く御方をその腕に抱いた母を、誰が知っていただろうか? /神の御計画とは、この受胎のことである。/しかし、至聖なる御方よ、あなたは御自身の手で御子を幼子として抱き、/御子に対する母としての大胆さを得られた。/どうか、あなたを崇める者たちのために祈り続けてください。/そうすれば、御子が憐れみ深く、私たちの魂を救ってくださいますように。

パンへの祝福の際

徹夜祷が行われる場合:聖母マリアよ、喜びなさい:(2)

また、教父たちへのトロパリオ、第2調

信仰の偉大な成就よ!/炎の泉において、安らぎの水の上のように、/三人の聖なる少年たちは喜びに満ちていた。/そして預言者ダニエルは、羊を飼うかのように獅子たちの前に現れた。/彼らの祈りによって、キリストなる神よ、我らの魂を救いたまえ!

もし12月24日であれば、パンの祝福の際に
トロパールを父たちに二度、第2調

信仰の偉業は偉大なり!/炎の泉において、安らぎの水の上のように、/聖なる三人の少年たちは喜びに満ちていた。/そして預言者ダニエルは、羊のように獅子を牧する姿で現れた。/彼らの祈りによって、キリストなる神よ、我らの魂を救いたまえ!(2)

また、祝祭前日のトロパールを一度、第4調で唱える

かつて、ベツレヘムにて、ダビデの血筋に属する者として、長老ヨセフと共に戸籍に登録されたマリアは、/種なき御子をお腹に宿していた。/出産の時が訪れたが、/泊まる場所がどこにもなかった。/しかし、心地よい宮殿のように、/女王に洞窟が示された。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復させるために、この世に生まれられた。

 

早課にて

「主なる神」:復活日のトロパールを二度、
栄光:教父たちへのトロパリオ、第2声

信仰の偉業は偉大なり!/炎の泉において、あたかも安らぎの水の上のように、/三人の聖なる少年たちは喜びに満ちていた。/そして預言者ダニエルは、羊のように飼われている獅子たちの前に現れた。/彼らの祈りによって、キリストなる神よ、我らの魂を救いたまえ!

12月18日および19日:

そして今、神の母よ、同じ声で:すべては理解を超え、すべては栄光に満ちている/神の母よ、あなたの神秘は:/清らかさに刻まれ、処女性を守り抜いたあなたは、/真の神を産んだ真の母として現れた。/私たちの魂の救いのために、彼に祈ってください。

あるいは、前祝日のトロパリオ、第4調:

備えよ、ベツレヘムよ:/すべての者にとってエデムが開かれた。/飾れ、エフラタよ、/洞窟の中で、処女より命の木が栄えたからである。/そしてまことに、彼女の胎は霊的な楽園として現れ、/その中に―― ――神聖な枝が宿った。 /その実を味わうならば、我らは生き続け、/アダムのように死にさらされることはない。/キリストは、かつて堕落した御自身の姿を我らの中に回復するために、生まれ給う。

そして、通常のカフィズム、復活祭のセダリオンとその聖母賛歌、そして解説付き福音書の朗読が行われる。

もし12月24日であれば、以下のセダルを歌う:

セダルのカフィズムを各1つずつ、第4声*
類似の賛歌:ヨセフは驚嘆した:

神よ、あなたは先祖たちを通して、神秘的に / 地上に現れる神の到来の秘密―― / 処女から生まれたあなたの永遠の御子――を予告されました; /アブラハム、イサク、ヤコブ、ユダ、その他の人々、/イッサイ、ダビデ、そしてすべての預言者たちを通して、/御霊によってベツレヘムに現れるキリストを予告し、/この世に生きるすべての人々を救いへと招いておられます。

栄光、そして今:同じことを繰り返します。

第2カフィズムの後、セダレン、第8調*
「知恵」に倣って:

信徒たちよ、神聖なる先祖たちを喜びをもって祝おう:/アダムアベルを尊び、セフとエノスを称え、/エノク、ノア、シムとヤフェトを讃え、/ 律法以前に信仰によって輝いたアブラハム、/そして神聖なイサク、ヤコブ、ユダ、/レビ、そして貞潔なヨセフを称え、信仰をもってこう叫ぼう:/「神を宿した先祖たちよ、キリストなる神に祈り求めてください、/罪の赦しを授けてくださるよう、/愛をもってあなたの聖なる記念を祝う者たちに!」

栄光、そして今:同じことを繰り返します。

「無原罪の御母」の後に、彼らのトロパリ、イパコイの調、そして先祖たちのセダリを唱える。

先祖たちのセダリ、第8調*  。
「知恵」に倣って:

アブラハムとイサク、そしてヤコブを、皆、歌をもって賛美しよう、/柔和なダビデ、イエス、そして十二人の族長たち、/霊的な力によって炎を消し去った三人の若者たちと共に、/ 「喜びなさい」と彼らに呼びかけ、/「狂気の王の迷いを勇敢に糾した者たちよ、/愛をもってあなたの聖なる記念を祝う者たちに、罪の赦しを授けてくださるよう、キリストに祈ってください!」(2)

栄光は、今も、かつても、その声は変わらず同じである:父なる神の御胸より降りて来られ、/言葉に尽くせぬ謙遜をもって、我らにふさわしい貧しさを受け入れ、/自然を超越した、人を愛する御方よ;/洞窟に住まわれることをお選びになった、主よ、/そして赤子として乳を啜られる、創造主であり主よ。 /それゆえ、星に導かれて、東方の三博士はあなたに贈り物を捧げ、/全被造物の主として、/一方、羊飼いたちと天使たちは驚き、こう叫びます:/「天には神に栄光あれ、地には人として生まれようとしておられる方に!」

もし12月18日または19日であれば、
聖母マリアへの賛美は次の通りです:

感謝の賛美を、 / あの有名な未亡人が捧げた二レプタのように、 / あなたのすべての賜物に対して、主よ、あなたに捧げます。 / あなたは守りであり、同時に助けでもあり、 / 常に私を災いと悲しみから解放してくださるからです。 /それゆえ、燃え盛る炉の中から、/私を追う者たちから救い出され、/私は心からあなたに呼びかけます:/「聖母よ、私を助けてください。キリスト・神に願い、/私の罪の赦しを授けてくださいますように。/私はあなたを唯一の希望として、あなたのしもべです!」

聖歌とプロキメン、復活祭の福音書。

カノン

聖なる教父たちの週が12月18日または19日に当たる場合、オクトイヒの復活日カノンを第4調のイルモスとともに歌い、十字架の復活カノンを第2調で、聖母マリアへのカノンを第2調で、教父たちへのカノン(復活日のトロパリオを除く)を第6調で歌う。

12月20日から23日までは、4調のイルモス付き復活日カノン、4調の前祝日カノン、および6調の聖父たちへのカノン(復活日のトロパリオを除く)を歌う。

12月24日は、教父たちのカノンを第8調で、イルモスを2回ずつ、トロパリ(復活祭のものを含む)を第6調で、祝祭前日のカノンを第6調で歌う。

主日カノン、第6調。
第1歌

イルモス:海の波によって/古の時代に/迫害者たる暴君を/覆い隠し/地中に葬り去ったのは/主によって救われた子らであった。/しかし我らは、若き乙女たちのように/主に歌を捧げよう。/主は栄光に満ちておられるからである。

御前への畏れにより/死の門は開かれ/永遠の閂は打ち砕かれる。/まことに、御身の聖なる降臨の際/古より死んでいた者たちはよみがえり/喜びのうちに、キリストよ、/御身の復活を讃える。

ピラトの法廷の前に、自ら進んで/不当な告発を受けて、被告として立つ審判者、/そして不法な者の手から/顔に打撃を受ける神、/その御前に、大地も/天の御使いたちも震えおののく。

教父たちのカノン

この日神聖なる教父たちの集いは/キリストの降誕を喜びをもって前祝し/その驚くべき恵みを確証する。/なぜなら、律法の模範として/アブラハムと少年たちが現れるからである。

古き時代聖なるアブラハムは/三つの位格において唯一なる神性を歓迎した。/今や、御言葉は、御父および/聖霊と等しい御座にあり、子供たちの元へやって来られ、/栄光のうちに賛美されている。

神の三位一体の御名と/それへの信仰によって不信仰を打ち倒し、/炉の中の少年たちは、世に/将来の神の秘儀を象徴として示した。

かつてアブラハムは/不義の手から救われ、/炉の炎からは/神聖な少年たちが救われ、/預言者ダニエルは獣と穴から救われた。/それゆえ、彼らは今、キリストの降誕を前祝している。

聖母賛歌:恵みに満ち、結婚を知らぬ母よ、/朽ちることなき乙女よ、我らはあなたを至福なる方と呼ぶ:/まことに、アブラハムの家系とダビデの部族より、/あなたは栄え、キリストを産み出された、/預言者たちによってあらかじめ告げ知らされた御方を。

前祝日のカノン、第1声
(12月18日および19日は省略される)。
第1歌

イルモス:キリストが誕生される:

肉において幼子となられたキリスト、/自ら貧しさを選ばれたキリスト、/目に見える姿となられたキリスト、/今、聖母はベツレヘムへ産みに行く、/天と地よ、喜び祝え。

山々よ、丘よ、歓喜せよ、/神の言葉を説く預言者たちよ、喜び躍れ、/諸国民、諸部族よ、拍手を打ち始めよ:/すべての者への救いと啓蒙が近づいた、/ベツレヘムの町で生まれようとしている。

聖母賛歌:富める者は貧しくなり、悪意によって貧しくなった者たちを豊かにする。/結婚を知らぬ処女から生まれた神は、/人間として変わることなく現れる。/皆で賛美の歌を歌おう、/主は栄光を受けられたから。

カタヴァシア:キリストが誕生された――賛美せよ!/天よりキリストが降臨された――迎えよ!/地上のキリスト――喜び躍れ!/全地よ、主に歌え/人よ、喜びをもって歌え、/主は栄光を受けられたから!

第3歌

カノン1。イルモス:水の上に/支えなく全地を懸けられたあなたを、/創造物は、その頭が打ちつけられた場所に懸かっているのを見て、/大きな恐怖に包まれ、こう叫んだ:/「主よ、あなた以外に聖なる者はいない!」

墓に三日間留まられた後、/あなたは、世の初めから死んでいた者たちを、命を与える目覚めによってよみがえらせ、/彼らは裁きから解放され、/喜びに満ちて叫びました:/「見よ、救い主よ、あなたは救いをもたらして来られた!」

わが救い主よ、あなたの復活に栄光あれ、/あなたは全能者として、/私たちを地獄、朽ち果て、そして死から/救い出してくださった。/そして私たちは歌の中でこう叫ぶ:/「主よ、人を愛する方よ、あなた以外に聖なる者はいない!」

 

教父たちへのカノン

神の御姿と御似姿に倣い、 / 黄金の像の炎を聖霊の火によって / 修道士のように消し去った若者たちは、信仰をもってこう歌った: / 「あなた以外に、私たちは主を知りません!」

知恵の卓越さと御霊の力によって、/少年たちはバビロンの賢者たちを恥じ入らせ、彼らを捕虜とし、/大胆に叫びました:/「あなた以外に聖なる方はおられません、人を愛する主よ!」

律法は、 / 若者たちや預言者たちと共に喜び、歓喜し、 / この日、あらかじめ / 主の神聖な到来を祝っている。 / また、アブラハムも喜んでいる。彼は、 / 自分の子孫から受肉される主を目撃したからである。

聖母賛歌:あなたから生まれた御子の受胎は/情欲なしに成し遂げられ、/御子が私たちの性質を受け入れられたことは/言葉や自然の理を超越している。/預言者たちによって告げられた/超自然的な神秘が、私たちに現れたからである。/神の御言葉、まことの主。

 

祝祭前日のカノン。イルモス:世の初めより父より生まれし方へ:

世の初めより父より生まれ、思いをはるかに超える御方、/時の終わりに処女より受肉された、御自身が知っておられるように、/悪意ある蛇の誘惑によって滅ぼされた人類を/新たにしようと望んで。

高き所に座しておられる方/父と聖霊と共に/――始まりなき神の御子/人間の本性が辱められているのをご覧になり、その始まりを見出し/人として、肉において生まれようとなさった。

聖母賛歌:天使たちおよび全被造物の中で最も聖なる方/今や大天使の助言により/種なしに肉体を帯びてお生まれになり/すべての人々を回復するために、絶えず御名に賛美を捧げる者たち:/「主よ、あなたは聖なる方です!」

カタヴァシア:世の初めより父より生まれ、/地上の法則に依らない御子、/そして終わりの時に処女より、/種なしに受肉された、/キリスト・神に、我らは呼びかけよう:/「我らの尊厳を高めてくださった方、/聖なる方よ、主よ!」

イパコイ、第8調

かつて天使は少年たちの焼く炉に露を降らせ、/今や女たちの嘆きを止め、こう叫ぶ:/「何を持って来るのか?/墓の中で誰を探しているのか?/キリスト・神は復活された:/まことに、御方は人類の/命であり、救いである!」

第4歌

カノン1。イルモス:十字架上の御身の神聖なる屈辱を目撃し、/アバクムは驚愕のうちに叫んだ:/「御身は、慈愛に満ちた方よ、支配者たちの権勢を断ち切り、/全能者として、/ハデスにいる者たちと交わられた!」

御身の神聖なる冥界への降臨により/死者に命が現れた、キリストなる神よ:/まことに、御身は、慈愛に満ちた方として、敵を冥界の束縛に閉じ込め/人々に天への道を開かれた。

棺に横たわっていた/贖い主の至聖なる御体は朽ち果てることはなく、/キリストよ、あなたは力強く地獄の門を打ち砕き、/三日目に栄光のうちに復活された。*

 

先祖たちのためのカノン

先祖たちの始まりであるアブラハム、イサク、ヤコブを敬おう。/彼らの子孫から、全能者として処女から受肉されたキリストが輝かれたからである。

キリストの将来の降臨を予表して、/ダニエルは、羊に似た獣たちをすべての人々に明らかに示した。/彼は神の預言者として、来るべきことを予見したからである。

罪という毒に誘われることなく、/子供たちは炎から救われた。/彼らはまことに金よりも尊く、/迷いの炉の中でも溶けることはなかったからである。

聖母賛歌:諸国民の待ち望みが声高らかに宣言され、/世界の救い――超自然的に、/あなた、至聖なる、尊き方から生まれた御子――/今日、先祖たちの群れが彼を讃える。

 

祝祭前日のカノン。イルモス:イッサイの根からの枝:

イェッセの根からの若枝/あなたは、おとめよ、それを育て上げ/枯れることのない花――万物の創造主を/神として、花々で飾り、/全地を、彼に呼び求めるように:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

邪悪な誘惑に奪われ、/理性を失い、/理性を欠く生き物たちに似てしまった私を、再び御自身のもとに取り戻すために、/神の御言葉よ、あなたは幼子となって来られ、/理性を欠く動物たちの飼い葉桶に寝かされた。/主よ、あなたの御力に栄光あれ!

聖母賛歌:陰りのある山――御宿りの処女――から、/アバクムはあなたを見通しました、イエスよ、/悪の山々や丘を打ち砕き、/悪しき者の高慢と/高ぶる悪魔たちを滅ぼされる方。

カタヴァシア:イェッセの根からの枝/そしてその花よ、/あなたは処女から生まれ出でた、キリストよ;/あなたは、称賛に値する方として、/茂みに覆われた山から来られ、/夫を知らぬ者から受肉され、/非物質なる神よ。/主よ、あなたの力に栄光あれ!

第5歌

カノン1。 イルモス:キリストよ、私たちへの御顕現は、/憐れみから生じたものであり、/イザヤは消えることのない光を見て、/夜通し目を覚ましながら叫んだ:/「死者はよみがえり、/墓にいる者たちは立ち上がり、/地に住むすべての者が喜び躍る!」

輝きながら、喜びを公に示し、/光を運ぶ天使が墓に現れ、/婦人たちに復活を告げ知らせた。/婦人たちは泣き止み、キリストが復活されたことを喜び、/使徒たちに「喜びなさい!」と告げた。

慈愛に満ちた御方よ、/私たちと同じ姿をとられ、/かつて私が食を求め、/楽園において御自身の聖なる戒めを拒んだ私のために、/自ら進んで十字架に釘付けにされ、/人間らしく死なれ、/私に命を与えてくださったのです。*

 

教父たちへのカノン

先祖たちの始祖――律法と恵みの始祖である族長アブラハム、/そして神聖なるダニエル――を、この日に集い、信仰をもって崇めましょう。/なぜなら、神の預言者として、彼は処女から生まれるキリストを予告し、/その神聖なる降誕を/誰よりも先に迎えたからです。

主の到来を / はっきりと予表して、 / アブラハムの子らは天使の現れにより炉の火を消し、 / 火を露の雲に喩え、 / その中で黄金の偶像の栄光を / 信仰によって溶かし去った。

ダニエルは御霊の働きによって、堀の中の獣の口を塞ぎ、/アブラハムの子らは、恵みによって/火の力を消し去った。/そして、滅びから救われた彼らは、/処女から生まれるキリストを予告し、/贖い主である御方に、/私たちのための救いを請い求めている。

聖母賛歌:神聖なる御霊において、主よ、/あなたが私たちの自然を無情なく受け入れてくださったことを示し、/イザヤは、恵みの律法に従って目を覚ましながら、こう叫んだ:/「処女が来ます。種なしに、/アブラハムの系譜から、/そしてユダの部族から肉による方をお産みになるのです!」

 

祝祭前日のカノン。イルモス:平和の神、憐れみの父よ:

御本質において主でありながら、あなたは僕たちの仲間に加わられ、/全き神の子よ、/憐れみによって、/「人の子」とも呼ばれることをお許しになった、全き慈悲深き方。/それゆえ、自ら貧しさを受け入れ、至福なる御方よ、/洞窟にて御誕生になろうとしておられます。

本質において計り知れない王、キリストよ、/小さな洞窟が、どうしてあなたを受け入れられるでしょうか?/飼い葉桶が、どうしてあなたを収めることができるでしょうか、/私たちのために、夫を知らぬ母から、/御自身の民のもとへ肉となって来られ、/追放された者たちを救うために、主よ?

聖母賛歌:羊飼いの小羊が、生まれようとしてやって来られた。/聖なる洞窟よ、備えよ。/羊飼いたちよ、急いで、羊飼いと生まれた小羊を仰ぎ見よ。/贈り物を携えた東方の三博士よ、/肉となった王として、御前にひれ伏す備えをせよ。

カタヴァシア:平和の神、憐れみの父よ、/あなたは、平和をもたらす、/あなたの偉大な御計画の使者を私たちに遣わしてくださいました。/それゆえ、神を知る光へと導かれ、/夜の後に夜明けを迎える私たちは、/人を愛する御方よ、あなたを賛美いたします。

第6歌

カノン1。イルモス:試練の波が立ち上る/この世の海を見て、/私はあなたの静かな港に逃げ込み、あなたに叫びます:/「私の命を滅びから救い出してください、/あまねく慈しみ深い方よ!」

死を打ち砕き/あなたは成し遂げられた、善き方よ、/そして地獄の破壊を/三日間の埋葬によって成し遂げられ、/この世に生きる者たちに命を注ぎ、/神にふさわしく復活された、/イエスよ、王よ。(2)

 

先人たちのためのカノン

もてなしの心は温かく、/信仰は先祖アブラハムの高みに達した。/それゆえ、彼は神聖な秘儀を象徴的に受け入れ、喜びに満ち、/キリストに先立って、今や喜びに満ちている。

今や信仰は、御霊の賜物によって、/すべての被造物を若者たちに服従させた。/なぜなら、すべてを焼き尽くす残酷な炎は、/火の創造主であるイエス・キリストを崇める者たちの前で、恥じ入ったからである。

かつて預言者ダニエルは、/堀の中で獅子の口を塞いで、/キリストの到来によって、この世の野蛮さが/神聖な平和へと導かれ、/神にふさわしい姿となることを示した。

聖母賛歌:処女の胎からキリストを産み出された、/夫を知らぬ母マリアよ:/預言者たちは神の御顔において彼を仰ぎ見、/今や教父たちは/彼の誕生の日を前にして歓喜している。

 

祝祭前日のカノン。イルモス:ヨナの胎内から:

新たな天よ、主よ:/あなたは御胎から、まるで雲のように、/栄光の太陽であるキリストを、洞窟において肉となって現すために急ぎ出され、/その御輝きをもって、/地を満たすすべてのものを、/計り知れない憐れみによって、明るく照らされたのです。

あなたは私たちの苦しみと苦難をご覧になり、/憐れみ深いキリストよ、私たちを見捨てず、/御自身を低くされ、御母から離れることなく、/結婚を知らぬ御母の胎内に宿り、/その御母は、洞窟で痛みなく、/あなたを肉体に宿して産み落とすために、外へ出られるのです。

聖母賛歌:山々や丘、平野や渓谷、/諸国民や部族、すべての生きとし生けるものよ、/神の喜びに満たされて叫べ:/「すべての者の贖いが来た、訪れた――/時を超えた神の御言葉が、/憐れみによってこの世に現れた!」

カタヴァシア:海の獣は、イオンの胎内から、赤子として、/受け入れたのと同じ姿で吐き出した。/しかし、御言葉は、聖母に宿り、肉体をまとわれ、/彼女を通過しつつも、彼女を朽ちることのないまま保たれた。/なぜなら、御自身が通常の受胎を経なかったように、/御子を産んだ彼女をも無傷のまま守られたからである。

12月18日または19日の場合、教父たちのコンダク、第6調

人の手による像には拝礼せず、/言葉に尽くせぬ本質によって身を守り、三度祝福された者たちよ、/火の中での功績によってあなたがたは栄光を得、/耐え難い炎の中に立ちながら、神を呼び求めた:/ 「急いでください、憐れみ深い方よ、/そして慈悲深い者として、私たちを助けてください、/あなたが望むことは何でも成し遂げられるのですから!」

イコス:御手を差し伸べてください、/その力を古の時代に/迫害するエジプト人と、迫害されるユダヤ人たちが体験したその御手を。 /私たちを見捨てないでください。私たちを渇望する死や、/私たちを憎むサタンに飲み込まれないように。/どうか私たちに近づき、私たちの魂を憐れんでください。/かつてバビロンにいた御自分の若者たちを憐れまれたように、 /絶えずあなたを賛美し、あなたのために炉に投げ込まれ、/そこからあなたにこう叫んだ者たちを憐れんでくださったように:/「急いでください、ああ、憐れみ深い方よ、/そして慈愛に満ちた方として、私たちを助けてください。/あなたが望まれることは、何でも成し遂げられるのですから!」

12月20日から24日までは、コンダク、第1声。
類似:天使の賛歌:

喜びなさい、ベツレヘムよ、エフラタよ、備えなさい:/見よ、大いなる羊飼いの胎内に子羊を宿す方が、産むために急いでおられる。/彼女を見て、神を宿した先人たちは喜び、/羊飼いたちと共に、乳を与える乙女を賛美する。

イコス:おとめよ、あなたの胎内における御子のお宿り、/その輝きを目にし、/神を愛するアブラハム、栄光あるイサク、/ヤコブ、そして神によって集められた聖徒たちの群れは皆、喜びに満ちている。 /そして彼らは、すべての被造物を、喜びの言葉をもって/あなたをお迎えに導いた。/あなたはすべての人にとって喜びの与え手となられたからである。/かつてバビロンで現れた方を胎内に宿し、/不当に炉に投げ込まれた若者たちを、/あらゆる理解を超えた方法で、焼けずに守られたからである。 / それゆえ、彼らは / 乙女の腕に抱かれた御子 / を賛美し、 / 乳を飲ませる乙女を讃える。

第7歌

カノン1。イルモス:言葉に尽くせぬ奇跡!/炉の中の敬虔な少年たちを炎から救い出された方が、/棺の中で、息絶えた死者のように葬られ、/私たち、歌う者たちの救いのために:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

なんと前代未聞の奇跡!/高き所に玉座に就かれる主は、/御自身、肉体をまとって死を味わわれたが、/神の御力によって復活され、/太古より死んでいた者たちを御自身と共によみがえらせた。

あなたは死の力を打ち砕き、/復活を授けて立ち上がられ、/まことに主であるあなたを賛美し、/正統の信仰をもってあなたに叫ぶ者たちに:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」*

 

先人たちのためのカノン

キリストを肉において産み、/信仰の始祖である父アブラハムよ、/あなたは疑いなく御霊によって諸国民の父となり、/私たちを救うために、私たちはこう歌う:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

無機質な楽器の音は、/むなしく響き渡っていたが、/霊感に満ちた歌声によって弱められた。/燃え盛る炉の炎を肉体を踏みしめて乗り越え、/無傷の若者たちは叫んだ。/「神よ、あなたは祝福された方です!」

霊的な黙想の中で、/古の預言者ダニエルは、/キリストの再臨を描き出し、/それに伴う恐ろしい出来事を予告し、/こう叫んだ。「神よ、あなたは祝福された方です!」

聖母賛歌:前代未聞の奇跡、/古より預言者や教父たちの間で/明確に伝えられてきたもの――/産むべき清き乙女が現れ、/私たちを救うために、私たちは歌う:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

 

祝祭前日のカノン。イルモス:敬虔に育てられた若者たちよ:

神のぶどうの木よ、/汚れなきぶどうの房に熟成をもたらした方よ、/近づき、今まさに産み出そうとしておられる/喜びのぶどう酒を注ぎ出し、/御名を称える私たちを潤してくださる御方を:/「父祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

神聖なる聖母よ、/その内に芳しい聖油を宿し、/ベツレヘムの洞窟へと向かい、それを注ぎ出そうとしておられる。/その神秘的な香りに満たされ、歌う者たちはこう唱える:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

聖母賛歌:預言者イザヤが/古くから予見していた鋏が、/その腹に神の炭――キリスト――を宿してやって来る。/キリストは、あらゆる罪の物質を焼き尽くし、/信者の魂を照らし出す。

カタヴァシア:敬虔に育てられた若者たちは、/不義な命令を無視し、/脅かす炎を恐れず、/炎の中に立ちながら、こう歌った:/「父祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:天よ、畏れおののき、/地の基が揺れ動け。/見よ、高き所におられる生ける御方が、/死者の列に加えられ、/狭い棺に納められようとしている。/御子の若者たちよ、彼を祝福せよ、/司祭たちよ、彼を讃えよ、/民よ、世々限りなく彼を称えよ。

ああ、キリストよ、あなたの言い表せない御慈悲、/私たち卑しい者たちへの御憐れみよ!/見よ、不死の神でありながら死を味わわれ、/御言葉であるあなたは、棺の中に死人のように葬られた。/しかし、復活され、この世の人々を御自身と共に引き上げ、/彼らを世々限りなくあなたを賛美する者とした。

すべての者は、 / 至高なる方が自ら進んで地上に来られ、 / 十字架と埋葬によって地獄の要塞を打ち砕かれたことを聞いて、 / 恐れおののきました。 / そして、主はすべての人を御自身と共に引き上げ、こう叫ばせられました。 / 「若者たちよ、祝福せよ。祭司たちよ、賛美せよ。 / 人々よ、世々限りなく主を賛美せよ!」

 

先人たちのためのカノン

キリストよ、あなたの犠牲を予表して、/主よ、あなたに服従したアブラハムは、/信仰をもって山に登り、/彼に生まれた息子を、/羊のように犠牲として捧げようとした。/しかし、イサクと老人は喜びをもって戻り、/あなたを永遠に賛美した。

抑えがたい炎は完全に消え去った、/あなたの聖なる少年たちが、/まるで衣のように、神の火であるキリストであるあなたを身にまとい、/あなたの降臨による露が、歌う者たちに向かってこう響き渡った:/「祭司たちよ、歌え、/民よ、永遠にあなたを賛美せよ!」

預言者ダニエルは、言い表せない運命により/獅子の餌とされた。/しかし、節制の掟のおかげで、/獣たちは彼と共に/堀の底で敬虔に断食するようになった。/彼の祈りによって、アブラハムと少年たちを/この世で救い出してください、キリストよ、あなたを賛美する者たちを。

聖母賛歌:預言者たちの声が忠実に予告した方――イエス、インマヌエル――、すなわち、神と父の御子として人の姿で来られる方、そして御子と同一の本質を持つ御言葉――を、聖霊によって、処女マリアは夫を知ることなく、ベツレヘムの町で産み出しました。

 

祝祭前日のカノン。イルモス:露で潤す炉よ:

「天に栄光あれ、神に!」――/天使たちと共に喜びのうちに叫ぼう――/「救い主が生まれ、主が来られる。/星が、飼い葉桶で御子に会おうと急ぐ東方の三博士に、/御子の居場所を示している。/主のすべての被造物が祝福され、/世々限りなく賛美されますように!」

主よ、あなたは奴隷たちと共に戸籍に登録され、/カエサルの律法に自発的に従われた、あまねく慈しみ深い方よ、/神として人類を/悪の奴隷状態から解放されるためです。/それゆえ、私たちは喜びをもって歌います:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/世々限りなく主を賛美しますように!」

聖母の歌:「幼き御子を身ごもっています/――あなた、始まりなき御言葉、/しかし夫との交わりは全く知りません」/――と、処女は戸惑いながら叫びました。/――「地上の誰をあなたの父と呼べばよいのか?――私には分かりません。 /それゆえ、すべての人々と共にあなたを賛美します:/主のすべての被造物があなたを祝福し、/世々限りなくあなたを称え讃えますように!」

カタヴァシア:露を振りかける炉は/超自然的な奇跡の姿を現した。/なぜなら、それは自分の中に受け入れた若者たちを焦がさないからである。/それは、処女の胎内に降りてきた/神性の火が、彼女を焦がさないのと同じである。/それゆえ、私たちは歌おう:/「主のすべての被造物が主を祝福し/世々限りなく主を賛美しますように!」

歌第9

カノン1。イルモス:母よ、私のために泣かないでください、/棺の中に横たわる御子を見て、/あなたが種なき胎内で宿したその御子を、/私は復活し、栄光を受けるからです、/そして神として栄光のうちに昇天し、/絶えず信仰と愛をもって/あなたを称える者たちを。

なぜ泣くのか、被造物よ、/十字架と墓の中に/命の主であり神である方を見て?/主は立ち上がり、あなたを喜びをもって新たにし、/三日目に復活して地獄を打ち砕き、/御自身と共に、主を賛美する死者たちをよみがえらせられるからだ。

あなたは、命の与え主でありながら、/死すべき者として墓に下られたが、/キリストよ、あなたは地獄の力を打ち砕き、/地獄に飲み込まれた死者たちを御自身と共に甦らせ、/神として、/信仰と愛をもってあなたを賛美するすべての人々に、復活の恵みを授けられた。

 

先祖たちのためのカノン

律法以前の時代に生きた先祖たちの祝祭を執り行い、/彼らから生まれたイエスを、/神にふさわしい賛美をもって崇めましょう。/なぜなら、アブラハム、そして彼と共にイサク、またヤコブは、/預言者たちと律法の礎となり、/信仰によって、恵みの霊的な源となったからです。

神は、神性を仰ぎ見るモーセに、/茨の茂みの中で、知性を超えた神秘を火によって示され、/また、少年たちのいる火の中へ降りて来られ、/御自身の神性を自然の火によって、/炉の炎を露へと変えられました。

アブラハムと共に集う、すべての聖なる少年たち、/そして神の驚くべき預言者ダニエル、/イサク、ヤコブ、そしてモーセと共にアロンは、/キリストの降誕に先立ち、誠実に喜び祝し、/私たちの救いのために絶えず祈っている。

聖母賛歌:すべての被造物は/御子のご降誕を喜び祝う、おとめよ:/ベツレヘムが私たちのためにエデムを開いてくれたからである。/そして今、信仰をもって命の木を享受しつつ、/私たちは皆、熱心にこう叫ぶ:/「私たちの祈りを、御母よ、叶えてください!」

 

祝祭前日のカノン。イルモス:神秘を見る:

並外れた、/畏敬の念を抱かせる、前代未聞の秘儀:/栄光の主は地上に来られ、/貧しさを身にまとい、肉体を以て洞窟に入られ、/アダムを救いへと招き、/エバを出産の苦しみから解き放とうとされた。

あなたは御自身の布で/堕落の束縛を解き放ち、/偉大なる貧しさをもってすべての人を豊かになさる、慈悲深き方よ。/無知な生き物たちの飼い葉桶に寝かされ、/無知な人々の悪意から人々を解放なさる、/永遠の神の御言葉よ!

ボゴロディチェン:預言者たちの説教は完結した。/なぜなら、彼らが世の終わりに到来すると預言していた御方が、/清き処女から受肉して、来臨し、現れたからである。/その清き御心を、我らは受け入れよう。

カタヴァシア:私は/並外れて驚くべき神秘を見る:/洞窟は天、ケルビムの玉座は聖母、/飼い葉桶は受け皿、/そこに収まりきらないキリスト・神が横たわっておられる、/その御方を私たちは賛美の歌で称える。

復活の聖歌。栄光あれ、教父たちに。
「同様の者たち」:弟子たちと共に:

諸先祖の中から選ばれ/律法以前に生きた父たち――/アブラハム、イサク、ヤコブは、/信仰によって星のように最初に輝いた。/なぜなら、すべての預言者と義人たちは彼らから火を灯され、/光に満ちた灯火のように、/そして、闇に包まれたすべての被造物を/聖なる預言の光線で照らし出したからである。

そして今:(12月18日および19日)汚れを知らぬ小羊は、/終わりの時にふさわしく、/小羊、すなわち永遠の御言葉、/アダムの子孫でありダビデの子を産み出しました。/これは驚くべきことであり、/彼女によるこの言葉に尽くせぬ誕生を、/多くの先人たちがふさわしく前祝しています。*

もし12月24日、日曜日の「光」が歌われないとしても、教父たちは

アブラハムの血統より/そして神なるダビデ、神の父より/永遠の御言葉がこの世に導かれ、/三者一体の御子らに先立ち、/炎の中から天使の降臨によって奇跡的に救われ、/女性の嗚咽を喜びへと変えた。*

栄光: 族長たちの中から選ばれた者たち:(上記参照)

そして今:(12月20日から24日まで)喜びなさい、ベツレヘムよ、そしてエウフラファよ、備えよ:/まことに、神の母が来られ、/洞窟と飼い葉桶において、言葉に尽くせぬほどに神を産み出されるからである。/ああ、畏敬の念を抱かせる神秘よ! /今、その神聖なる降誕を/アブラハムとイサク、ヤコブ、/すべての族長たち、預言者たち、/そして天使たちと共に、人間たちも喜びをもって前祝している。

「賛美せよ」の後に、復活日のステヒラ4、および教父たちのステヒラ4
教父たちのスティヒラ、第5調。
「似て」:断食者たちよ、喜びなさい:

まことに、声を高らかに上げよ、/神のシオン、神聖なる都よ、/そして先祖たちの神聖なる記憶を宣言し、/アブラハム、イサクヤコブと共に、栄光ある方を崇めよ。 /見よ、ユダとレビと共に、/偉大なるモーセ驚くべきアロンを称え、/ダビデと共にイエスとサムエルを賛美する。 /キリストの祭りを前にして、神聖な賛美を/神の霊に導かれた歌声で力強く謳い上げ、/世界へ大いなる憐れみを注がれる御方から、/御身から発せられる慈しみにあずかることを願います。(2)

詩句:主よ、私たちの先祖の神よ、あなたは祝福され、/あなたの御名は永遠に称えられ、栄光に輝きます。  ダニエル書 3:26

かつて/炎の神の戦車に乗られたエリヤよ、/そして神に導かれたエリシャよ、エゼキヤと共に、来てください! /ヨシヤと共に喜び、/神に霊感を受けた尊き十二人の預言者たちよ、/救い主の御降誕を祝って共に喜び、/すべての義人よ、歌をもって賛美せよ! /至福の若者たちよ、/御霊の露をもって炉の炎を消し去った者たちよ、/私たちのために懇願し、キリストに/私たちの魂に偉大な憐れみを授けてくださるよう願い求めてください!

詩句:まことに、あなたがたが私たちに対してなされたことはすべて、義なることだからです。  ダニエル書 3:27

古より地上に現れ、/預言者たちの言葉によって告げ知らされた神の母マリア、/その方について、賢明な総主教たち/と義人の群れが宣べ伝えている;/彼らと共に、女性たちの栄光も祝われている:/サラ、 リベカ、ラケル、そしてアンナ、/そして共に、モーセの姉である栄光あるマリアム。 /世界の果てまでも彼らと共に喜び、/すべての被造物が祝宴を催す。/なぜなら、万物の創造主であり神が、肉となって生まれ、/世界に偉大な恵みをもたらすためである。

栄光:律法の教え:

12月24日、日曜の礼拝が行われない日には、
他のスティヒラは第4声。*  類似の賛歌:天より召された:

イザヤの預言が成就する:/見よ、測り知れぬ御方の御母、/今や肉となって現れた御方を胎内に宿し、/栄光のうちに御子を産み出そうとしている。/神をお迎えする洞窟よ、飾り立てよ、/ベツレヘムよ、備えよ:/王はあなたを御住まいとして選ばれたからである。 /飼い葉桶よ、/包み出されようとしている幼子キリストを受け入れよ、/御自身の慈しみによって/人間の罪の束縛を解き放とうと望まれる御方を。

主よ、あなたは僕たちと共に戸籍に登録されました。/罪の記録を断ち切り、/蛇の欺きによって死に至らされたすべての人々を、/命の書に記そうと望んでおられるのです。 / 処女は、万物を支える御方を身ごもり、/ 死すべき肉体に身を包み、/ 小さな洞窟に宿ることをお選びになった御方を宿しています。/ 御誕生を祝して、天上の天使の軍勢は、/ 神に賢き羊飼いたちと共に御方を賛美し、/ 御方の御力に驚嘆しました。

明るく、命に満ちた雲よ、/天の雨を運ぶその雲は、/今、地の上にそれを注ぎ下ろそうとやって来る、/大地の顔を潤すために。/恵みの春、心の中のツバメよ、/その胎内に彼を宿し、/言葉に尽くせぬ形で彼を産み出し、/不信仰の冬に終止符を打つ。 /汚れを知らぬ清らかな宮殿が、/受肉される王を洞窟へと迎え入れる。

栄光、第8調:律法の教えの集いは、/キリストの神性が肉において降誕したことを示し、/かつて律法以前に恵みの福音を宣べ伝えた者たちに、/彼らは律法を超越し、信仰に留まっていたからである; /それゆえ彼らはハデスに囚われた魂たちに対し、/復活による朽ちるものからの解放への/真の道をあらかじめ告げ知らせていた。/主よ、あなたに栄光あれ。

そして今:あなたはまことに祝福された方です:

大賛美。復活のトロパリオ、エクテニア、および送別。福音のスティヒラを前庭で歌い、その後、第1時課と最終送別を行う。

 

聖体礼儀において

第6調の「祝福された者たち」と、第4調の第3番の「教父たちの歌」。

入堂の後、復活のトロパリオ、
祝祭前日のトロパリ(12月20日から)、第4調

ベツレヘムよ、備えよ:/すべての者のためにエデムが開かれた。/エフラタよ、飾れ、/洞窟の中で、処女より命の木が栄えたからである。/そしてまことに、彼女の胎は霊的な楽園として現れ、/その中には神聖な枝がある。 /その実を味わうならば、我らは生き続け、/アダムのように死にさらされることはない。/キリストは、かつて堕落した御自身の姿を我らの中に回復するために、生まれられる。

そして先祖たちへ、トロパリオ、第2調

信仰の偉業は偉大なり!/炎の泉において、あたかも安らぎの水の上のように、/三人の聖なる少年たちは喜びに満ちていた。/そして預言者ダニエルは、羊のように飼われている獅子たちの前に現れた。/彼らの祈りによって、キリストなる神よ、我らの魂を救いたまえ!

栄光、そして今:
教父たちのコンダク(12月20日から)、第6調

人の手による像にはひれ伏さず、/しかし、言葉に尽くせぬ御本質に守られて、三人の祝福された者よ、/火の中での偉業によってあなたがたは栄光を得、/耐え難い炎の中に立ちながら、神を と呼び求めた:/ 「急いでください、憐れみ深い方よ、/そして慈悲深い者として、私たちを助けてください、/あなたが望むことは何でも成し遂げられるのですから!」

あるいは、祝祭前日のコンダク、第1声調……
類似:天使の御姿:

喜びなさい、ベツレヘムよ、エフラタよ、備えなさい:/見よ、大いなる羊飼いの胎内に子羊を宿す者が、産むために急いでいる。/彼女を見て、神を宿した先人たちは喜び、/羊飼いたちと共に、乳を与える乙女を讃える。

プロキメン、第4調、先人たちの歌

主よ、私たちの先祖の神よ、あなたは祝福され、/あなたの御名は永遠に称えられ、栄光に輝きます。節:あなたは、私たちに対してなされたすべてのことにあって、義なる方だからです。

ダニエル書 3:26, 27a

ヘブライ人への手紙、冒頭328

兄弟たちよ、信仰によって、アブラハムは約束の地を異国の地として、そこに寄留者として住み、同じ約束の共同相続人であるイサクやヤコブと共に天幕に住んだ。彼は、堅固な土台を持つ都、すなわち、神ご自身が設計者であり建設者である都を待ち望んでいたからである。 信仰によって、アブラハムは試みられたとき、イサクをささげ物として捧げました。約束を受けた者が、その一人子、すなわち「イサクによって、あなたの子孫と呼ばれる」と告げられていた者をささげたのです。彼は、神には死者をもよみがえらせる力があると確信していたからです。それゆえ、彼はその子を前兆として取り戻したのです。 信仰によって、イサクはヤコブとエサウを、将来を見据えて祝福した。信仰によって、ヤコブは臨終の際、ヨセフの息子たち一人ひとりを祝福し、杖の先端に寄りかかりながら神にひれ伏した。信仰によって、ヨセフは最期の時、イスラエルの子らの出エジプトを思い起こさせ、自分の遺骨について遺言を残した。 信仰によって、モーセは生まれた後、三ヶ月間、両親によって隠された。彼らはその子が美しいのを見て、王の命令を恐れなかったからである。さらに何を語ろうか。ゲデオン、バラク、サムソン、エフタ、 ダビデやサムエル、そして信仰によって王国を征服し、正義を成し遂げ、約束を成就し、獅子の口を塞ぎ、火の勢いを消し止め、剣の刃を免れ、弱さから力へと導かれ、戦いで強くなり、敵の軍勢を敗走させた預言者たちについて語るには、私には時間が足りない。 死者を復活させて取り戻した女性たちもいた。また、より良い復活を得るために、解放を受け入れずに拷問に耐えた者たちもいた。さらに、侮辱や殴打、さらには束縛や投獄を経験した者たちもいた。石打ちにされ、のこぎりで切り裂かれ、拷問にさらされ、剣で殺されて死んだ者たちもいた。 羊の毛皮や山羊の皮を身にまとい、欠乏や窮屈、苦難に耐えながら放浪した。この世にふさわしくない者たちは、荒野や山々、洞窟や地の裂け目をさまよった。 そして、彼ら全員が信仰によって証しを得たにもかかわらず、約束されたものを相続することはなかった。それは、神が私たちのために、彼らを私たち抜きで完全な状態に至らせないよう、より良いものをあらかじめ備えておられたからである。

ヘブライ人への手紙 11:9–10; 17–23; 32–40

ハレルヤ、第4声

神よ、私たちは耳で聞き、先祖たちが私たちに告げ伝えました。節:あなたは、私たちを苦しめる者たちから救い出し、私たちを憎む者たちを恥じ入らせたからです。 詩編 43:2a, 8

マタイによる福音書、冒頭1

ダビデの子、アブラハムの子であるイエス・キリストの系図。アブラハムはイサクをもうけ、イサクはヤコブをもうけ、ヤコブはユダとその兄弟たちをもうけ、ユダはファマリからペレツとザラをもうけ、ペレツはエシュロンをもうけ、エシュロンはアラムをもうけ、 アラムはアミナダブをもうけた。アミナダブはナアソンをもうけた。ナアソンはサルモンをもうけた。サルモンはラハベとの間にボアズをもうけた。ボアズはルツとの間にオビドをもうけた。オビドはイッサイをもうけた。イッサイはダビデ王をもうけた。ダビデ王はウリヤの妻との間にソロモンをもうけた。 ソロモンはアビヤをもうけた。アビヤはアサをもうけた。アサはヨシャファトをもうけた。ヨシャファトはヨラムをもうけた。 ヨラムはウジヤをもうけた。ウジヤはヨアファムをもうけた。ヨアファムはアハズをもうけた。アハズはヒゼキヤをもうけた。ヒゼキヤはマナセをもうけた。マナセはアモンをもうけた; アモンはヨシヤをもうけた。ヨシヤはバビロンへの移住の際、エホニアとその兄弟たちをもうけた。バビロンへの移住の後、エホニアはサラフィエルをもうけた。サラフィエルはゾロバベルをもうけた。ゾロバベルはアビウデをもうけた。アビウデはエリヤキムをもうけた。エリヤキムはアゾルをもうけた; アゾルはサドクをもうけた。サドクはアヒムをもうけた。アヒムはエリウドをもうけた。エリウドはエレアザルをもうけた。エレアザルはマトファンをもうけた。マトファンはヤコブをもうけた。ヤコブはヨセフをもうけた。ヨセフはマリアの夫であり、マリアからはイエス、すなわちキリストと呼ばれる方が生まれた。 さて、すべての世代を数えると、アブラハムからダビデまで十四世代、ダビデからバビロンへの捕囚まで十四世代、バビロンへの捕囚からキリストまで十四世代である。 イエス・キリストの誕生は、次のようにあった。その母マリアがヨセフと婚約した後、二人が同居する前に、マリアが聖霊によって身ごもっていることが分かった。彼女の夫ヨセフは、義人であり、彼女を恥じさせることを望まなかったため、密かに彼女を離縁しようと決心した。 しかし、彼がそう考えを巡らせていると、見よ、主の御使いが夢の中に現れて、こう言った。「ダビデの子ヨセフよ、恐れることなく、あなたの妻マリアを迎え入れなさい。彼女のお腹に宿っている子は、聖霊によるものだからです。彼女は男の子を産むでしょう。その子を『 イエスと名づけなさい。彼は、自分の民をその罪から救うからである」。これはすべて、主が預言者を通して語られた言葉が成就するためであった。「見よ、処女が身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」と。これは「神は我々と共におられる」という意味である。 ヨセフは眠りから覚めると、主の御使いが命じたとおりにし、妻を迎え入れたが、彼女と関係を持つことはなかった。彼女が長子である息子を産むまでそうしていた。そして、ヨセフはその子にイエスという名を付けた。

マタイによる福音書 1:1–25

聖体拝領

天から主を賛美せよ、高き所から主を賛美せよ。また、「義人よ、主を喜び祝え。義には賛美がふさわしい。」ハレルヤ。(3)  詩編 148:1; 32:1

 

 

目次へ。

 


12月24日

キリストの
キリストの降誕
および聖
聖殉教者
エウゲニア

の晩課において

「主よ、私は叫びました」において、祝祭前日のスティヒラ、第5調。*
「似てはいるが」:「喜びなさい」:

あなたはアダムの姿をとられ、/神の御姿にあって、全き方、/御自身の御力によって万物を御手の中に抱きしめる方が、/人に抱かれることをお許しになる」――/清く汚れなき御方は、こう宣言して告げられた――/「どのようにして、赤子のようにあなたをおくるみに包めばよいのか? /すべてを養う御方を、どのようにして乳で養えばよいのか、/理解を超えた御貧しさを、いかにして驚嘆すればよいのか?/どのようにしてあなたを『わが子』と呼べばよいのか、/今や私自身があなたのしもべとなっているのに?/私はあなたを賛美し、祝福します、/世界に偉大な慈しみを授けてくださるあなたを!」

彼女から受肉された幼子――/永遠の神――を仰ぎ見ながら、無原罪の御方は、/その御手を握り、幾度も口づけをし、/喜びに満ちて、彼にこう語りかけた: / 「至高の神よ、目に見えぬ王よ、/私があなたを目にしながらも、/あなたの計り知れない貧しさの神秘を、どうして理解できましょうか? / この極めて狭い洞窟、それも他人のものであるにもかかわらず、/その中に、生まれながらにして/処女性を損なうことなく、/私の胎を、御降誕前と同様に守り、/偉大な恵みを授けてくださるあなたを、/その中に収めているのです!」

こうして、清き御方は、しもべのように畏れおののきながら語り、/洞窟の前で、共に立ち並ぶ三人の賢者たちの声を聞き、/彼らに向かってこう言った。「あなたがたは誰をお探しですか?/あなたがたは、私の見る限り、遠く離れた異国の地から来られ、/ペルシャ人の風貌と気質をお持ちのようですね。 / あなたがたは並外れた旅路を成し遂げ、/ 天から降りて旅人となられた、/ そして不思議な御業によって、ご自身がご存知の通り、私の中に宿られた方へ、/ 熱心に拝礼に訪れ、/ 世界に偉大な慈しみを授けてくださる方へ!」

聖人の他のスティヒラ、第8調* .
類似の詩:ああ、なんと栄光に満ちた奇跡よ:

世の美しさを捨て、/あなたは心の高潔さを、/至高の高潔さの美しさをもって/輝かせた、万人に称えられるエウゲニアよ、/神の御姿の曇らぬ恵みを/その生涯によって守り抜き、/打ち負かされぬ殉教者よ、/神に似た貞潔の砦、/そして最も高貴なる本性の花よ。

言葉と、生涯と、恵みと、/そして魂の忍耐をもって身を飾り、/あなたは苦難に耐える軍勢と/処女たちの集いを、処女より輝き出でた御方のもとへ導き、/御方についての証しの道をすべての人に明らかに示された、/全知のエウゲニアよ。/彼らと共に、今なお御方に懇願し、/あなたの群れを救ってくださるよう。

真理の築き手は、/清らかな乙女として、/また栄光ある殉教者として、/あなたを二つの冠で麗しく飾り、/光に照らされた美しい宮殿を/あなたに授けられました。/そしてそこに住まわれることで、/今や永遠の至福を明らかに/あなたは、キリストの花嫁として、豊かに恵まれました。

栄光、そして今、祭りの前夜、第2声、キプリアンの歌:見よ、我らの救いの時が近づいた、/洞窟よ、備えよ:/処女が産むために近づいている。 /ベツレヘムよ、ユダの地よ、誇り高ぶれ、喜び祝え、/主があなたから輝き出られたからである。/山々よ、丘よ、/そしてユダヤの周辺の地よ、耳を傾けよ、/キリストが来られるからである、/御自身が創造された人間を救うために、/人を愛する方として。

詩篇唱では、祭前日のスティヒラ、第1声*
類似の賛歌:すべての称賛に値する殉教者たち:

「わが、あなたに捧げる贈り物を、/東方の王たちが、/あなたの誕生を知り、王よ、/乳香と没薬と黄金を携えてやって来ました。/そして今、彼らは門の前に立っています。 /彼らに、わが腕に抱く幼子、/古きアダム、最も年老いた者を、/お目にかからせてください!」

聖句:神は南から来られ、/聖なる方は、森を覆う山から来られる。 アブ 3:3a

「さあ、急いでお入りください」/――かつて聖母は東方の三博士たちにこう言った、/「そして、目に見えぬ御方を仰ぎ見なさい、/目に見える姿で現れ、幼子となられた御方を」。/彼らは熱心に中に入り、/ひれ伏して、贈り物を捧げ、/神の預言を成就させた。

聖句:主よ、私はあなたの御言葉を聞き、恐れおののき、/あなたの御業を理解し、驚嘆しました。
 アブ 3:2a

「私は、全世界を担う幼子のように、あなたを腕に抱き、驚嘆しています」/――処女はこう叫んだ――/「すべてを養うあなたを、私の息子であり、私の創造主であるあなたを、どうして乳で育てることができるのでしょうか? /人々に注がれるあなたの計り知れない寛容を賛美します、/それによってあなたは/滅びゆく世界を救われるのです」。

栄光、そして今、祭りの前夜、第6声調:シオンよ、喜び祝え、エルサレムよ、歓喜せよ、/キリスト・神の都よ、創造主を迎え入れよ、/洞窟と飼い葉桶に身を収める方を! /門を私に向けて開いてください、/そしてそこをくぐれば、私は、/おくるみに包まれながらも、をもってすべての被造物を支えておられる御子、/天使たちが絶え間ない声で賛美する、/命の与え主である主、/私たちの民を救ってくださる御方を、見ることができるでしょう。

トロパリオ、第4調

かつて、ダビデの血筋に属する者として、ベツレヘムでマリヤは、年老いたヨセフと共に戸籍登録に名を連ねていた。/しかし、彼女は胎内に、種なしに宿った御子を宿していた。/出産の時が訪れたが、/泊まる場所はどこにもなかった。/しかし、心地よい宮殿のように、/洞窟が女王に示された。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復させるために、お生まれになった。

聖殉教女へのトロパリオ、第4調
(聖エウゲニアを祝う場合)

イエスよ、あなたの小羊エウゲニアは/大声で叫びます:/ 「わが花婿よ、あなたを愛しています、/あなたを求め、苦しんでいます、/あなたの洗礼において、あなたと共に十字架にかけられ、葬られ、/あなたのために苦しみを受け、あなたの中に王として君臨し、/あなたのために死に、あなたと共に生きるためです; /しかし、私を汚れなきいけにえとして、/愛をもってあなたに捧げられたものとして、受け入れてください!」/彼女の取り成しにより、慈悲深き主よ、私たちの魂を救ってください。

 

晩課にて

カノン、第6声

その頭字詩:「そしてこの日、私は大安息日を讃える」。イルモスを二度歌い、トロパリは第6調で歌う。各歌の終わりに、両聖歌隊が共にイルモスを歌う。

歌1

イルモス:海の波によって/古の時代に/追跡者たる暴君から/飼い葉桶に隠された/幼子殺しを企てたヘロデ;/しかし我らは東方の三博士と共に歌を唱えよう:/「主に歌おう:/まことに、主は栄光に輝かれた!」

わが神よ!/クリスマスの賛歌/そして祝祭前の歌を、あなたに歌い上げましょう。/その神聖な御降誕によって、私に再生を授け/かつての尊厳へと私を導いてくださる方よ。

高きところでは御座に、/そして低きところでは飼い葉桶に、/天上の存在も地上の存在も、/わが救い主であるあなたを仰ぎ見ながら、/あなたの威光に驚嘆した。/なぜなら、あなたは理性を超えて、/神人という二つの本性を帯びて現れたからである。

御自身の栄光をもって/万物を満たすため、/天を傾けて、あなたは地に至られました。/まるで羊毛に降り注ぐ雨のように、処女の胎内に降りてこられたのです。/今、そこから二つの性質をもって生まれ出ようとして、/あなたは来られます、神人よ。

その後、両合唱団が共にイルモスを歌う。

第3歌

イルモス:水の上に/支えなく全地を懸けられたあなたを、/洞窟で生まれつつある御姿を目撃した被造物は、/恐怖に包まれ、こう叫びました:/「主よ、あなた以外に聖なる者はおられません!」

言い表し難き受肉の御姿を/示された、慈悲深き御方よ、/あなたは幻を数多く増し加え、預言者たちに霊感を与えられました。/今、あなたが来られ、ダビデの都にて/清き処女から肉体を帯びてお生まれになることで、/それらの預言を成就されたのです。

大地はその背を伸ばし/創造主を迎え入れる。/創造主は天使たちから栄光を受け、/天からは星を、羊飼いたちからは賛美を、/東方の三博士からは贈り物を、/そして全世界からは知恵を受け取る。

予言者、預言者バラムの/謎は今や成就した。/なぜなら、ヤコブから星が昇り/栄光の太陽へと導いたからである。/贈り物を捧げる東方の三博士――/ペルシャの王たちを。

第4歌

イルモス:処女による御降臨を予見して、/アバクムは驚嘆のうちに叫んだ:/「贖い主よ、あなたはテマンから来られ、受肉して、/追放されたアダムを/再び御自身のもとに招くためである!」

今や主が近づき、到来なさる/――諸国民の待ち望み、世界の救い;/ベツレヘムの町よ、洞窟を準備せよ、/そして東方の三博士と共に羊飼いたちよ、/誰よりも先に駆け寄れ!

神性の力において/人間と不可分の一致をもって交わり/肉の姿をとられた救い主よ、/あなたはアダムに朽ちることなき命を授け/御自身を人として受け入れたことによって、彼を救われる。

御言葉は、肉となって現れ、/言葉に尽くせぬ御計画により、私たちの間に住まわれる。/さあ、信徒たちよ、その栄光を仰ごう、/神であり父である方から生まれた独り子としての栄光を。

第5歌

イルモス:キリストよ、あなたが私たちのもとへ現れた御顕現は、/憐れみから生じたものであり、/イザヤは消えることのない光を見て、/夜通し目を覚ましながら叫んだ:/「見よ、処女は胎内に身ごもり、/受肉される御言葉を産み、/地上で生まれたすべての者が喜び躍るであろう!」

創造主よ、あなたは地上で生まれた者たちを新たになさる、/ご自身が塵から造られた者として現れて:/またいす、おくるみ、そして洞窟は、/あなたの謙遜の象徴である。/そして、あなたの母の婚約者、/またあなたの肉における名目上の父は、/今や、あなたを産んだ父の御計画を体現している。

没薬は死すべき肉体を、/金は王の力を、/そして乳香は神性の至高性を/諸国民の王たちは示し、/ベツレヘムの洞窟で、/夫を知らぬ母から生まれようとしているあなたに、/初穂を捧げます。

処女から生まれ、/父と共におられる御言葉よ、/あなたは肉体をまとって洞窟に宿り、/飼い葉桶を玉座として用いられた。/そして、畏敬の念を抱かせる御計画によって、/東方の三博士や羊飼いたちを驚かせ、/天使たちをも驚嘆させ、「栄光あれ!」と叫ばせた。

第6歌

イルモス:ヨナの腹に飲み込まれたが、そこに留まることはなかった。/なぜなら、肉体に生まれ、現れた御方の姿を宿していたからである。/彼は、まるで宮殿から出るかのように、その獣の中から出てきた。/今や肉体に生まれ、/埋葬と死に近づきつつある御方は、/三日目に復活されるからである。

今や、古くからの敵意の隔ては、/キリストよ、あなたが肉において来臨されたことによって取り除かれ、打ち砕かれた。/そして、炎の剣は逆向きに振り向けられ、/私は信仰によって、命を与えるエデムの木に/与る者となり、/再び、不死の植物を耕す者としての使命を授かった。

罪に満ちた地獄が支配している/アダムからあなたに至るまで、/しかし、その暴政の横暴は終わりを告げる、/あなたが肉において生まれ、贖い主よ、/ダビデの家系から、/その王国の玉座に公然と着座し、/永遠に統治される時。

悪辣なヘロデは、幼児殺しにはなったが、キリスト殺しにはならなかった。/なぜなら、彼は悲しくも幼子たちを草のように踏み潰したものの、/「いのちの穂」を捕らえて殺すことはできなかったからだ。/まことに、いのちの与え主は、神として、/その神聖な力によって迫害者を縛りつけたのである。

第7歌

イルモス:言葉に尽くせぬ奇跡!/炉の炎から敬虔な少年たちを救い出された方が、/貧しい飼い葉桶に幼子として横たわり、/歌う我らを救うために:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

誘惑者たる敵は、/貧しい飼い葉桶に横たわる幼子なる神を見て、/傷つき、神の御手によって滅ぼされ、うめき声を上げ、/私たち、歌う者たちの救いのためにこう叫ぶ:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

なんと豊かな飼い葉桶のことか!/なぜなら、それらは、創造主である幼子を受け入れたことで、/あたかもケルビムの玉座の如く、/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」と歌う私たちを救うものとなるからである。

人の律法に従い、あなたは/幼子として現れ、おくるみに包まれた姿をとられ、/そのおくるみによって私の罪の束縛を解き放ち、/呼び求める者たちに自由を授けてくださる:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

[父と聖霊と一つであった/あなたの神性よ、キリストよ、/始まりなき御降誕においても、/また肉体を帯びての御降誕においても、/私たちを救うために、私たちはこう歌う:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」]

第8歌

イルモス:天よ、畏れおののいて驚け、/地の基が揺れ動こう。/見よ、すべてを御手の中に抱き、/狭い飼い葉桶に身を横たえる御方が、/おくるみに包まれている。/若者たちよ、御方を祝福せよ、/祭司たちよ、賛美を歌え、/民よ、世々限りなく御方を称えよ。

縛られていたアダムは解き放たれ、/すべての信徒に自由が授けられた。/救い主よ、あなたが布に包まれ、/狭い洞窟の中で、/無知な獣たちの飼葉桶に横たえられた時、/それゆえ、私たちは喜びをもって、/あなたの降誕を祝う前祝いの歌を、/信仰をもってあなたに捧げます。

ペルシャの迷いは終わりを告げた。/ 星占い師たち、東方の王たちは、/ 生まれた方――万王の王キリスト――に、/ 金と没薬と乳香を捧げている。/ 若者たちよ、彼を祝福せよ、司祭たちよ、賛美せよ、/ 人々よ、永遠に彼を称えよ。

ああ、驚くべき奇跡よ! ああ、慈しみよ! / ああ、言い表せない忍耐よ! / 見よ、高き所におられる方が/ 幼子と見なされ、/ 神は御自身の御心により、ヘロデから逃れられる。/ その御子たちよ、祝福せよ、祭司たちよ、賛美せよ、/ 民よ、世々限りなく称えよ。

第9歌

イルモス:今、驚かないでください、おお母よ、/幼子としておられる、/明けの明星よりも先に父の御腹から生まれられた方を、/見ても。/なぜなら、明らかに、私は来たのです、/堕ちた人間の性質を/信仰と愛をもって/あなたを賛美する者たちと共に/立て直し、共に栄光を帰すために。

あなたの驚くべき御降誕の際、/超自然的な御業により苦難を免れ、/私は栄光に包まれました、始原なき御子よ。/しかし今、あなたがヘロデから逃れる姿を見て、/私は心の奥底で悲しみの剣に苛まれています。/どうか生き続け、あなたを崇める者たちを救ってください。

私はエジプトの地に入ったが、/母よ、地震によってエジプトの人工の偶像を打ち倒した。/私の魂をむなしく追い求める敵たちを、/唯一の力ある者として地獄へ送り込むが、/あなたを崇める者たちを天に上げ、救い出そう。

被造物は喜びなさい、/創造主が創造されるから、/今や新たに知られる、/初めから存在された神;/東方の三博士は、贈り物を携えて彼を迎えよ;/羊飼いたちは、奇跡を見て、信仰をもって手を打ち鳴らし、/人々は天使たちと共に喜び祝おう!

 

早課にて

「神、主」の箇所:
祝祭前トロパリオを三度、第4調

かつて、ベツレヘムにて、ダビデの血筋に属する者として、長老ヨセフと共に戸籍に登録されたマリアは、/種なき御子をお腹に宿していた。/出産の時が訪れたが、/泊まる場所がどこにもなかった。/しかし、心地よい宮殿のように、/女王である彼女に洞窟が示された。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復させるために、お生まれになった。

第1カフィズマの後、セダレン、第6声。
類似:天使の軍勢:

預言者たちの言葉は今や成就した。/まことに、わが神は明日、理性を超えて聖母マリアから生まれ、/彼女はキリスト降誕前と変わらずおられる。/三人の賢者が贈り物を携えて集い、/羊飼いたちは笛を吹き、私たちも歌う。/「聖母より生まれし主よ、/あなたに栄光あれ!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

第2カフィズマの後、セダレン、第8声

羊飼いたちの笛の歌が途切れると、/天使の軍勢は彼らに向かってこう叫んだ:/「羊の群れを司る者たちよ、演奏をやめよ!/歌をもって、キリスト・主が誕生されたことを告げよ、/神として人類を救うことをお望みになった方!」

栄光、そして今:同じものを繰り返す。

カノン

前祝日のカノン(第8調のイルモスと第4調の聖歌付き)。前祝日のカノン、第2声部:アルファベット順の頭字詩がある。 聖ヨセフの作。第3、第6、第8、第9歌のカタヴァシア――聖殉教女へのカノンのイルモス。

第1歌

カノン第1。イルモス:かつて深淵において/ファラオの全軍を滅ぼした至高の力、/受肉された御言葉は邪悪な罪を根絶やしにした――/大いなる栄光に満ちた主よ;/まことに、主は栄光に輝かれた。

あなたは、/すべての王よ、カエサルの勅令により、/人を命の書に記そうとして、/人口調査に登録された。/旅人として御自身の民のもとに来られ、/楽園の外、異国の地で悲惨に生きる者たちを、/天へと招き寄せられた。

ベツレヘムよ、キリストを受け入れよ、/ 御身は受肉して汝のもとに来られるから、/ 私にエデムを開いてくださる;/ 洞窟よ、収めきれない御方を仰ぐ準備をせよ、/ 驚くべきことに汝の中に収まる御方を、/ 御自身の憐れみの豊かさゆえに/ 今や貧しくなられた御方を。

キリストが生まれようとしている、/驚くべき再生、恵みとして、/アダム以来の人々に与えられるもの。/喜びなさい、子を産まない荒野よ――/すべての死すべき者の本質よ――/主が来られたからである、/あなたを子孫の多い者とするために。

 

聖なるカノン、同じ声調、聖テオファノスの作。その頭字詩:「エウゲニアの偉大なる栄光を、歌の中で熱心に謳う」。

カノン第2。第1歌

イルモスは同じ

エウゲニア、キリストの殉教者よ、/今や天使の軍勢と共に喜びに満ちて歓喜し、/汚れなき乙女として、/また殉教者として、至福の冠を戴く者よ、/愛をもってあなたを讃える者たちに、/恵みが授けられるよう取り成してください。

神聖な賛美歌を耳にして、/キリストの花嫁よ、あなたは高貴な境地へと羽ばたきました。/なぜなら、あなたの心の中で、/聖霊の賛美歌による神学が光のように輝き、/あらゆる不敬虔を追い払ったからです。

女性としての本性を忘れ、/あなたの心は男性的な行いに昇り、/恵みによって強められ、/神へと思慮深く向かい、殉教者エウゲニアよ、/神聖な高貴さと同名の者よ。

知性で捉え得る光に照らされ、/多くの人々をその啓示の仲間とされた、/神に賢き方よ。/今、あなたを讃える者たちをその恵みにあずからせ、/あなたの祈りによって罪から救い出してください、/至福の殉教者エウゲニアよ。

聖母賛歌:知識の草によって死に至らされた私たち、/信仰深い者たちは、命の木によって再び命へと招かれた。/それは、清き聖母よ、あなたから、/思いをはるかに超えて生じたキリスト・神によるものである。/御前で大胆に執り成し、/私たちの魂の救いを願ってください。

第3歌

カノン1。イルモス:主よ、荒野はユリのように花開きました、/――異教の不毛な教会が――御降臨によって;/その中で、私の心は確固たるものとなりました。

主よ、私を悪の束縛から解き放ち、/人愛の主よ、あなたは、/赤子のようにおくるみに包まれるために来られます。/あなたの神聖な降臨に、私はひれ伏します。

時を超え、御父から輝きを放たれたあなたを、/処女が産み出すためにやって来ます。/今、この世に現れ、/私たちの魂の長きにわたる苦悩を終わらせるために。

罪のゆえに迷い歩く私を捜し求め、/あなたは洞窟に、まるで天のように住まわれ、/私にそこでの住まいを用意してくださった、/憐れみ深く慈愛に満ちた方よ!

 

第2カノン。イルモス:信仰の岩の上に私を確固たるものとし、/あなたは私の口を敵たちに対して大きく開かせてくださいました。/なぜなら、私の霊は喜び、こう歌ったからです:/「私たちの神ほど聖なる者はなく、/主よ、あなたほど義なる者はいません!」

汚れなき供え物として主へ/あなたは最も完全な思いをもって捧げられ/儚き富を拒み、全知なる者としてこう宣言した:/「あなたは私たちの神であり、聖なる者は/あなた以上にいない、主よ!」

あなたの清らかさは広く知れ渡り、/あなたの功績の強さが輝きを放った。/あなたは自らの行いを神を仰ぎ見る道とし、/こう叫んだのだ。/「あなたは私たちの神、/あなた以上に聖なる者はいない、主よ!」

貞潔への愛に魅了され、/あなたは清らかさの誉れを守り抜き、/知恵に熟達し、キリストに向かってこう叫びました:/「あなたは私たちの神、/あなた以上に聖なる方はおられません、/主よ!」

聖母賛歌:マリア、全き無原罪の聖母よ、/救いの与え手として現れた御方を、/神に賢き者たちよ、讃え、こう叫ぼう:/「あなたのように無原罪な者はなく、至聖なる方よ、/あなた以外に非の打ち所のない方はおられません、御母よ!」

聖人のコンダク、第2声* .
類似の賛歌:堅固なる者:

高貴な品性をもって/ふさわしい栄光であなたを飾り/あなたに神格を授けられた主は、/しもべの姿をとって聖母より生まれ、私たちと結ばれました。/主はあなたを、灯火を携えた乙女たちの群れに加え/殉教者たちと共に数えられました、エウゲニアよ、/まことに、あなたは/神の栄光の高貴さの冠を勝ち取ったのです。

セダレン、第8調

修道者の労苦に励み、/殉教の闘いによっても栄光を得て、/多くの救われるべき人々をあなたの創造主のもとへと導いた。/神の愛ゆえにこの世のものを捨て、/あなたは男にも劣らぬ偉業を成し遂げた、栄光ある者よ。 /それゆえ、この世を去った後、あなたは永遠の命を得て、/あなたの花婿と共に永遠に留まっておられる、天使に等しいエウゲニアよ。/キリスト・神の御前で執り成し、/あなたの聖なる記念を愛をもって祝う者たちに、/罪の赦しを授けてくださいますように。

栄光、そして今:この日、地は私にとって天の如く現れた、/なぜなら、その地において創造主が生まれ、/ユダヤのベツレヘムで飼い葉桶に横たわるからである。/羊飼いたちは天使たちと共に絶えず歌い上げる:/「天には栄光、地には平和!」 / 彼らは、東方の三博士と共に旅する星を見たからである。/ 彼らは急いで、彼に贈り物を捧げようとしていた。/ 金、没薬、乳香を、すべての真の神、/ 永遠の王、そして全世界の創造主へ、/ 慈悲によって洞窟で生まれられた方へ。*

第4歌

カノン1。イルモス:あなたは処女から、使者でもなく、/天使でもなく、御自身こそが受肉した主として来られ、/私、人間をすべて救ってくださいました。/それゆえ、私はあなたに呼びかけます:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

被造物よ、今やすべての老いを振り払い、/創造主、すなわち自らも創造され、あなたをも新たにしてくださる方を見、/幼子となられ、あなたを原初の美しさへと/引き上げてくださる方を見よ。

この並外れた誕生に驚嘆しつつ、/神聖な星に導かれた東方の三博士たちは立ち尽くし、/処女の雲から昇る太陽を見て、/彼に贈り物を捧げた。

見よ、処女が雌牛のようにやって来る、/その胎には、世の罪を消し去る/肥え太った子牛を宿して:/被造物よ、喜び祝え!

キリストの到来を告げた/預言者たちの説教は、/この日に救いの結末を迎えた。/なぜなら、御方は肉体をまとって、/暗闇の中で苦しむ者たちの前に現れたからである。

 

カノン第2。イルモスは同じ

あなたは、処女から受肉して来られ、/処女たちの群れを御自身と結ばれた、至高なる方よ、/あなただけを愛した者たち、/すべての処女に知られた花婿よ。

肉体の誕生の覆いを/あなたは脱ぎ捨て、栄光に満ちた殉教者よ、/そして再生の朽ちることなき衣を/洗礼において、光のように身にまといました。

光を放つ夜明けがあなたの心に昇り、/広がった欺きの闇を/恵みの輝きで追い払い、/キリストの殉教者エウゲニア、美しい乙女よ。

あなたは謙虚かつ美しく自らの生涯を清め、/まずは禁欲によって肉の情欲を鎮め、/その後、苦難の中で輝かしく輝いた、エウゲニアよ。

聖母賛歌:あなたは天使たちよりも高き存在となられました、万賛すべき方よ、/父なる神の偉大なる御旨の天使を産み、/多くの人々を愛する方、/その深い憐れみによって人となられた方を。

第5歌

カノン1。イルモス:神と人との間の仲介者となられた、キリストなる神よ;/主よ、あなたを通して、私たちは無知の闇の中から、光の源であるあなたの父のもとへ/至ることができたのです。

かつて闇の中に座していた民が、/輝き渡る、決して消えることのない光を見ることができますように。/それは、古の時代に星が示した、/火を崇拝していたペルシャの王たちへの光です。

偉大なる王、至聖なる方よ、/狭い洞窟へと急いで入られ、/卑しい私を高め、/貧しくなった者を計り知れない富で豊かにしてくださる。

今や、バラムが告げたように、/ヤコブからキリストが生まれ、/御方は諸国民を治め、/御恵みによって御国は高まり、/変わることなく存続する。

 

第2カノン。イルモス:闇に横たわる者たちの光、/絶望した者たちの救い、キリストよ、わが救い主よ!/世の王よ、私は夜明けからあなたへと向かう:/あなたの輝きで私を照らしてください、/あなた以外に神を知らないからです。

救いへと向かうあなたの歩みを見て、/魂を滅ぼす大蛇は、/あなたに様々な誘惑を仕掛け、修道女よ、/あなたの熱意を弱めようと企む。/しかし、あなたは、神に賢く、清らかな者として、それを踏み砕いた。

すべての美の与え主であり、恩人であり、/魂の花婿であるキリストの前に、/あなたは現れました。/禁欲によって修道者たちの間で輝き、/殉教の苦しみによって光り輝く、/殉教者エウゲニア、キリストの美しい乙女よ。

あなたの頭には、賜物の冠が授けられた。/あなたは神の知恵を尊び、/父の富と栄光を軽んじ、/全知なる者として、熱心に、/あなたの最愛の花婿に従ったからである。

聖母賛歌:あなた、神の母より/この世に現れた命は、/かつて死に囚われていた者たちを/再び永遠の命の交わりへと招き、/信仰をもってこう叫ばせるのです:/「あなた以外に、神を知りません!」

第6歌

カノン1。イルモス:罪の深淵に沈められ、/あなたの測り知れない憐れみの深淵に呼びかけます:/神よ、私を滅びから救い出してください!

キリストは不思議な御姿で御自身の民のもとに来られる。/罪から離れ、御方を迎え入れよう。/柔和な魂の中に住まわれる御方を。

ベツレヘムよ、あなたは決して/諸都市の中で最も小さなものにはならない。/なぜなら、あなたの中で王であり主なる方が生まれ、/御自身の選ばれた民を牧するためである。

小さな洞窟が、/全世界をも包みきれない、測り知れぬ御方を、/いかにして迎え入れることができようか。/いかにして、御方は、目に見える幼子となり、/父と同一の起源を持つ者として、知性によって観想されることになるのか。

 

第2カノン。イールモスは同じ

あなたは、あらゆる快楽を死滅させ、/自らを創造主にとって/清らかな住まいとするまで、/あなたの魂に安らぎを与えなかった。

エジプトの女の行いに嫉妬し、/行いも名も黒い彼女は、/あなたの尊い生涯を誹謗しようと図る、/全知なる方よ。

堅固な気質を示し、/恵みによる癒やしで豊かになり、/豊かな信仰のおかげで、/修道女たちの群れにとって、あなたは導き手となった。

聖母賛歌:すべての預言者たちは神秘的に教えを受け、/あなた、全き清き方からの言葉に尽くせぬ御降誕を悟り、/来るべきことをすべての人々に霊的に予表し、予告した。

コンダク、第3調。
「同様の歌」:この日、聖母は:

この日、聖母は、永遠の御言葉を/洞窟の中で言葉に尽くせぬほどに産み出すために歩み出される。/宇宙よ、これを聞いて喜び躍れ、/天使たちや羊飼いたちと共に、/私たちのために現れることを望まれた/幼き御子、永遠の神を賛美せよ。

イコス:預言者たちの聖なる言葉は/成就した:/見よ、処女は全き御方を/ベツレヘムの町の洞窟の中で産み落とした。/すべての被造物よ、新たに生まれ変わり、喜び、歓喜せよ:/万物の主は、しもべたちと共に住まわれるために来られ、/朽ち果てへと落とされた私たちを/異質な支配から救い出された。 /そして、彼は飼い葉桶の中の幼子として、/おくるみに包まれて、/幼き御子、永遠の神として、仰ぎ見られている。*

第7歌

カノン1。イルモス:不義の支配者による神に逆らう命令が/激しい炎を燃え上がらせた;/しかし、キリストは敬虔な若者たちの上に、/祝福され、至高に讃えられる御霊の露を注がれた。

雲の上から水が注がれるように:の上で/その聖なる昇天を成し遂げられる御方が、/処女に雲のように抱かれて来られ、/かつて暗闇と苦難の中にあった者たちを/朽ちることのない光で照らすためである。

神聖なる天使の軍勢よ、備えよ/主の言い表せぬ降臨を讃えるために;/東方の三博士よ、急いで来よ、羊飼いたちよ、急げ:/定められた方、キリストが到来された/諸国民の希望であり、贖い主である。

「これは何と偉大で、かつてない奇跡なのか?/万物を御言葉によって支えておられるあなたを、/私はどのように抱きしめればよいのか、/言葉に尽くせぬ御生まれの、私の初めなき御子よ?」/――と、全き清き御母は叫び、/キリストを震えるような思いで腕に抱きしめた。

 

カノン2。イルモスは同じ

あなたは、神に霊感を受けた聖書の真理をすべての人に明らかにし、/女性の性質を男性の性質の中に隠し/その信じがたい御業によって、尊き方よ、すべての人を驚かせました。/そして、あなたは彼らを輝かしく、/キリストへの信仰へと導かれたのです、至福なる方よ。

あなたは、神聖な教えをもって、偶像崇拝の愚かさを賢明に暴き、万人に称賛される方よ、/すべての者たちの上に君臨するキリストに、/数えきれないほどの処女たちを、/殉教の血で輝かせながら、婚約させた。

あなたの神にふさわしい生涯を見て、栄光あるヴァシラは/愛をもってあなたに倣うようになった。/彼女はすべての肉欲の快楽を捨てて/キリストと婚約し、/今や殉教者たちの喜びに与るにふさわしい者とされた。

聖母賛歌:あなたは死の蔓延を食い止め、/種なき胎内に御子なる命を宿し、/全き無原罪の乙女、清き神の母よ。/それゆえ、私たちは喜びをもって、/あなたを不死の源と呼びます。

第8歌

カノン1。イルモス:かつてバビロンにあった火の炉は、/様々な働きを示し、/神の御命令によりカルデア人を焼き尽くし、/「主を賛美せよ、主のすべての被造物よ!」と歌った信者たちには露を注ぎました。

まことに言い表せない神秘の高み、/その御知恵が天を覆う御方の、/清き御母は驚嘆し、こう叫ばれた:/「天の御座は、あなたを抱きしめて燃え盛っている、/私はどうすればあなたを、わが子よ、抱くことができるのか?」

わが子よ、あなたは父の御姿をお持ちです。/どうして、貧しくなって、しもべの姿を受け入れられたのですか?/すべての者を無知から救い出すあなたを、/どうして、理性を持ち合わせない生き物たちの飼い葉桶に寝かせればよいのでしょうか?/あなたの憐れみを讃えます!」

全地よ、喜びなさい。/見よ、ベツレヘムで生まれようとしているキリストが近づいておられる。/海よ、喜びなさい。預言者たちの群れよ、歓喜しなさい。/この日に、あなたがたの言葉が成就するのを見て、/すべての義人よ、喜び躍りなさい!

 

カノン第2。イルモス:火の炉に/ユダヤの若者たちのところへ降りて来られ、/炎を露に変えられた神を、/すべての被造物よ、主として讃え、/世々限りなく称えよ。

川では若々しく、火の中では忍耐強く/あなたは試練に耐え抜いた。/敵対する自然の猛威をしっかりと乗り越え、/キリストを賛美し、信仰をもってこう叫んだ。/「キリストよ、あなたを永遠に賛美します!」

見守られていたあなたに/不思議な形で現れたキリストは、/あなたを豊かに養い、/御自身の降誕に先立ち、/永遠に御名を賛美する天の軍勢に/あなたを加え給う、敬虔なる者よ。

あなたの花婿は、神に賢きエウゲニアよ、/二つの冠をもってあなたを麗しく飾り、義人としてふさわしく、あなたに明るい宮殿を授けてくださる。/私たちは、彼を世々限りなく賛美する。

神の恵みよ、あなたの上に光のように輝き、/今や天の住まいであなたを照らしています。/絶えず祈り、あなたの取り成しによって、/あなたの神を宿した記念を祝う者たちが、/その恵みに満たされますように。

聖母賛歌:不死の透き通った泉として、/私たちは、聖母よ、あなたを認めます。/不死の父の御言葉を産み、/御言葉を永遠に賛美するすべての人々を/死から救い出される方として。

詠む:ケルビムたちの至高の栄光:

第9歌

カノン1。イルモス:始まりなき父の御子、神であり主である方は、/処女から受肉して、私たちのもとに現れ、/闇に覆われた者を照らし、散らされた者を集めてくださいました。/それゆえ、私たちは皆が賛美する聖母を称えます。

全地の王国は喜び歌い、/諸民族の部族は歓喜せよ。/山々、丘、谷、/川、海、そしてすべての被造物よ、/今や生まれ出でられた主を讃えよ。

あなたは預言者たちによって見出されました、/あなたを見るのが可能な限りにおいて;/しかし終わりの時代には、/人間となられ、すべての人々の前に現れました、/ユダヤの町ベツレヘムにて、/星が占星術師たちに/あなた、言い表し難きお方を指し示した時です。

「ああ、最も愛らしい御子よ、/全世界を養うあなたを、私はどのように養えばよいのでしょうか?//御自身の御手振りで万物を支えるあなたを、/私はどのように抱きしめればよいのでしょうか?//全地を霧で包むあなたを、/私はどのようにおくるみに包めばよいのでしょうか?」/――と、私たちが絶えず賛美する、/全き清き御母は叫ばれました。

 

カノン第2。イルモスは同じ

天の住まいに移り住み、栄光に満ちた者よ、/今やあなたは明らかに、天国の至福に与るにふさわしいと認められた。/乙女たちと共に――真の殉教者として、/また殉教者たちと共に――全き無垢の乙女として、/至福のユージニアよ。

あなたは、至高の知性と思考による志を成し遂げ、/あらゆる願いを超越したお方の御前に喜びをもって立ち、/統治する三位一体の輝かしい光線に/はっきりと照らされ、神に賢き、/至福のエウゲニアよ。

貞潔の灯を掲げ、栄光に満ちたお方よ、/あなたは殉教の冠を戴きました。/今なお、祈りを絶やさず、/あなたの執り成しによって、/畏敬と愛をもってあなたを崇める者たちが救われますように、/エウゲニアよ、万人に讃えられるお方よ。

今や神聖なる喜びのもとへ/あなたは去りし、全能なる者よ、/耐え難き苦痛の火と/克服し難き誘惑の水を通り抜けて、殉教者エウゲニアよ。/どうかキリストに、我らの魂を救うよう懇願してください。

聖母賛歌:羊毛のように、全き無原罪の御方よ、/御胎内に天の雨を宿し、/あなたは私たちに不死の糧を与える御方を産み、/その御方を畏敬の念をもって讃える者たち、/そしてあなた、全き無原罪の御方を、/聖母として宣べ伝える者たち。

第9歌の後、「ふさわしい」は歌われない。

祝祭前夜の聖灯。
同調:弟子たちと共に:

近づきがたい光の中に住まわれ、万物を支配される御方は、/言い表せない憐れみにより、処女から生まれ、/赤子のように布に包まれ、/洞窟と家畜の飼葉桶に横たわられる。 / 賢者たちと共に、彼を礼拝するためにベツレヘムへ急ぎましょう、/ 最高の行いの実を、贈り物として捧げながら。

栄光あれ、今こそ:信者たちよ、聖母マリアに賛美を捧げよう:/見よ、今まさに彼女は、/ベツレヘムの町で救い主キリストを産むためにやって来る;/それゆえ、東方の三博士よ、贈り物を携えて星を追って急ぎ、/私たちと共に礼拝しよう; /羊飼いたちよ、天使たちと共に、生まれようとしている御方に急いでこう告げよ:/「洞窟と飼い葉桶に横たわる御方に、栄光あれ!」

「賛美せよ」のステイヒラ、第6調、4節。
類似の詩:天使たちよ、先立って進め:

ヤコブの洞窟から星が輝いた;/私たちもまた、祝祭前の祝宴を執り行うために参りましょう;/東方の三博士と共に急ぎ、羊飼いたちと共に近づき、/おくるみに包まれた神を仰ぎ、乳を与える聖母を見ましょう。/ああ、畏敬の念を抱かせる光景よ! /イスラエルの王、キリストが来られる。*

今、天使の聖歌隊は、あなたを賛美しています、/清らかで、夫を知らぬ母よ。 / 彼らは喜びに満ちて / あなたからキリストが生まれたことを祝う、至聖なる方よ: / 「喜びなさい、正教徒の希望よ、 / 喜びなさい、あなたを讃える者たちの守護者よ!」 / それゆえ、私たちはこう叫びます: / 「来られた私たちの神よ、祝福あれ、あなたに栄光あれ!」*

「イェッセの根から花は咲く」――/神に啓示を受けた預言者によって宣言された;/そして今、私たちは、洞窟において超自然的に/愛すべき「薔薇」を産んだ聖母を目にしている。/その方は天において父と一つの御座に坐しておられる。 /人よ、共に叫ぼう:/「来られた我らの神よ、祝福あれ、あなたに栄光あれ!」*

この日、アダムは誘惑から/そして敵の陰鬱な偽りから救い出される。/なぜなら、キリストは処女から人として受肉されるからである――/彼はアダムを新たにし、処女を通して呪いを無効にした。/人々よ、叫ぼう:/「来られた私たちの神よ、祝福あれ、あなたに栄光あれ!」*

栄光、声、そしてその姿はかつてと同じ:さあ、ベツレヘムよ!/降誕に備えてすべてを整えよ。/行け、ヨセフよ、マリアと共に登録せよ。/至聖なる飼い葉桶、神を宿すおくるみ!/その中に包まれて生まれた命は、死の束縛を断ち切り、/朽ちるべき者たちを朽ちることのないものへと引き寄せる、/――キリスト、我らの神よ!

そして今、同じくこう唱えよ:おお、神に選ばれた乙女の祝福された胎よ、/それは知性にとって、天よりも偉大に現れた! / なぜなら、天さえも包みきれない御方を、/ あなたは御自身の中に宿し、抱きしめておられるからです。/ ああ、聖母の祝福された乳房よ、/ そこから、すべての息づくものを養うキリストが養われておられる、/ 未婚の乙女の胎内で御自身に肉体を造られた、/ その御方よ

詩篇唱では、祭前日のステイヒラ、第2調。
類似の詩:エウフラフォスの家:

万物の創造主の住まいとして/現れたのは、おお、聖母よ!/あなたの中に宿られた栄光の主が/今、誕生のために来られる。

詩句:神は南より来られ、/聖なる方は、森を覆う山より来られる。 アブ 3:3a

幼き御子――永遠の神は、/ベツレヘムにて処女より生まれ出でり;/言葉なき家畜の飼い葉桶に/御身は置かれた――おお、奇跡よ!

詩句:主よ、私はあなたの御言葉を聞き、恐れおののき、/あなたの御業を悟り、驚嘆しました。
 ハバクク書 3:2a

天に広がる無形の天使の軍勢は、/羊飼いたちや東方の三博士と共に、/生まれようとしている神に向かって叫べ:/「あなたに栄光あれ!」

栄光、そのものは同じである:父、子、聖霊よ、あなたに栄光あれ、/人々を再生へと導く/畏敬の念を抱かせる神秘を/成し遂げられた方よ。*

そして今、同様に:喜びなさい、神の母であるおとめよ、/聖霊によって/すべての人の救いのために/世に命をお生みになった方よ。*

そして、通常の早課の締めくくり。早課の第一時課は行わないが、所定の時間に大時課を歌う。

 

 

目次へ。

 


12月25日

の受肉による
主なる神、そして我らの救い主
イエス・キリスト

時課の順序
キリストの降誕
前夜 第一時

司祭:わが神は、常に、今、そして永遠に、世々限りなく、祝福されますように。

朗読者:アーメン。神よ、あなたに栄光あれ、あなたに栄光あれ。

天の王、慰め主、真理の御霊よ、至る所に臨在し、万物を満たす御方よ、恵みの宝庫であり、命の与え主よ、来たりて我らの中に宿り、あらゆる汚れから我らを清め、慈愛に満ちた御方よ、我らの魂を救いたまえ。

聖なる神よ、聖なる力強い方よ、聖なる不死の方よ、私たちを憐れんでください。(3)

栄光は父と子と聖霊に、今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

至聖なる三位一体よ、私たちを憐れんでください。主よ、私たちの罪を清めてください。主よ、私たちの不義を赦してください。聖なる方よ、御名のゆえに、私たちを訪れ、私たちの弱さを癒してください。

主よ、憐れみたまえ。(3)

父と子と聖霊に栄光あれ。今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

天にまします我らの父よ! 御名が聖とされますように。御国が来ますように。御心が天におけるごとく、地にも行われますように。私たちの日ごとの糧を今日お与えください。そして、私たちの罪をお赦しください。私たちも、私たちに罪を犯した者を赦しますように。私たちを誘惑に遭わせず、悪から救い出してください。

司祭:まことに、御国と力と栄光は、父と子と聖霊に属します。今、そして常に、世々限りなく。

朗読者:アーメン。主よ、憐れみたまえ。(12)

父と子と聖霊に、今、常に、そして世々限りなく、栄光がありますように。アーメン。

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、私たちの王であり神であるキリストにひれ伏し、礼拝しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

そして、この呼びかけの後、司祭は定めに従い、聖壇上の福音書、聖像、聖堂全体、そして聖職者たちに香を焚きます。

詩編第5篇

主よ、私の言葉を聞き、私の叫びを理解し、私の祈りの声に耳を傾けてください。わが王、わが神よ。主よ、私はあなたに祈るからです。 早朝、わが声を聞いてください。早朝、あなたの御前に進み出て、あなたを見つめます。あなたは不義を好まれない神であり、悪を行う者はあなたの御許に留まることはできず、不義を行う者もあなたの御目の前にとどまることはありません。あなたは不義を行う者すべてを憎まれます。 あなたは偽りを語る者をすべて滅ぼされます。主は血に飢えた者や陰険な者を憎まれます。しかし、私はあなたの豊かな慈しみのゆえに、あなたの宮に入り、あなたの聖なる神殿の前で、あなたへの畏れをもって礼拝いたします。主よ、私の敵たちのために、あなたの義によって私を導き、私の道をあなたの御前に整えてください。 彼らの口には真実がなく、心は虚しい。彼らの喉は開いた墓のようで、その舌で欺いてきた。神よ、彼らを裁き、その企みから遠ざけてください。 、彼らの不義の多さゆえに彼らを追い払ってください。主よ、彼らはあなたを悲しませたからです。 そして、あなたを待ち望む者たちは皆、喜び、永遠に喜び躍り、あなたは彼らのただ中に住まわれ、あなたの御名を愛する者たちは、あなたをほめたたえるであろう。主よ、あなたは義人を祝福される。あなたは、御好意という武器をもって、私たちを守ってくださったからである。

詩編44

わが心は善き言葉を注ぎ出し、わたしは王にわが行いを告げます。わが舌は、速筆の書記官の葦の筆のようです。人の子らの間で美しさに満ちて咲き誇る方よ! あなたの口から恵みが注がれたゆえに、神は永遠にあなたを祝福されます。 力ある方よ、あなたの腰にあなたの剣を帯び、あなたの完全さと美しさのうちに、強められ、栄え、真理と柔和と正義のために統治し、あなたの右の手があなたを驚くべきように導きますように! あなたの矢は鋭く研がれている、力ある方よ――諸国民はあなたの御前に倒れる――それらは王の敵たちの心臓を貫く。神よ、あなたの御座は世々限りなく、正義の杖はあなたの御国の杖である。 あなたは正義を愛し、不義を憎まれた。それゆえ、神よ、あなたの神は、あなたの仲間の誰よりも、喜びの油をもってあなたを油注がれた。スミルナ、バルサム、カシア――これらはあなたの衣から、象牙の宮殿から、そこからあなたを喜ばせるもの。 王たちの娘たちは御前に栄誉を授かり、王妃は御右の座に現れ、金糸で織られた衣をまとい、美しく飾られています。 娘よ、聞き、見よ。耳を傾け、あなたの民と父の家を忘れよ。王はあなたの美しさを慕うからである。彼はあなたの主だからである。あなたは彼にひれ伏し、ティルスの娘も贈り物を携えてひれ伏す。民の中の富める者たちは、あなたの御顔に懇願するであろう。 王の娘のすべての栄光は内にある。彼女は金の縁取りをまとって、美しく飾られている。彼女の後に処女たちが王のもとに連れて来られ、彼女の友たちはあなたのところへ連れて来られる。喜びと楽しみの中で連れて来られ、王の宮殿へと導かれる。 あなたの父たちの代わりに、あなたの息子たちが立ち、あなたは彼らを全地の君主として立てられる。私はあなたの御名を、代々、世々限りなく記憶にとどめさせる。それゆえ、諸国民は、永遠に、そして世々限りなく、あなたを賛美する。

詩編45

神は私たちの避難所であり、力であり、私たちを激しく襲う苦難における助け手である。それゆえ、地が揺れ動き、海の底で山々が揺らぐときにも、私たちは恐れない。その水は轟き、荒れ狂い、山々は神の御力のゆえに震えた。 川の流れは神の都を喜ばせる――至高者は御自身の住まいを聖別された。神がその真ん中にいるゆえ、それは揺らぐことはない。神は早朝からそれを助けてくださる。諸国民は動揺し、諸王国は屈服した。至高者が御声を上げられると、地は揺れ動いた。力の主は我らと共におられ、我らの守り手は――ヤコブの神である! 来て、神の御業を見よ。主が地上でどのような奇跡を行われたか。地の果てまで戦いを絶たれ、弓を砕き、武器を打ち砕き、盾を火で焼き尽くされる。静まって、わたしが神であることを知れ。わたしは諸国民の間に高らかに立ち、地の上で高らかに立ち上がる。 万軍の主は我らと共におられ、我らの守り手はヤコブの神である。

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつて、ダビデの血筋に属する者として、ベツレヘムでマリヤは、年老いたヨセフと共に戸籍登録に名を連ねていた。/しかし、彼女は胎内に、種なしに宿った御子を宿していた。/出産の時が訪れたが、/泊まる場所はどこにもなかった。/しかし、心地よい宮殿のように、/女王には洞窟が示された。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復させるために、この世に生まれられた。

そして今、神の母よ:私たちはどうあなたを呼べばよいのでしょうか、恵み深い方よ?/天と? あなたを通して、正義の太陽が輝いたからです。/楽園と? あなたは朽ちることのない花を育てたからです。/処女と? あなたは朽ちることなくおられたから。/清き母? あなたは聖なる御腕の中に、全き神である御子を抱かれたから。/御子よ、私たちの魂の救いのために祈ってください。

その後、エルサレム総主教ソフロニオス作のスティヒラを、それぞれ二回ずつ繰り返して歌う。

第一時のスティヒラ、第8調

ベツレヘムよ、備えよ、/飼い葉桶を整えよ;/洞窟よ、迎え入れよ:真理が来られた。 /影は過ぎ去り、神は処女より人として現れ、/私たちに似た姿をとられ、そのとられた姿を命あるものとなさった。/それゆえ、アダムは新たにされ、エバと共にこう叫ぶ:/「地の上に、私たちの種族を救うための御恵みが現れた!」(2)

聖句:神は南から来られ、/聖なる方は、森を覆う山から来られる。 アブ 3:3a

声3

今、神秘的に成就しようとしているのは、/次のように告げる預言の言葉である。/「そして、ベツレヘムよ、ユダの地よ、/君主たちの間で決して劣ることのない者よ、/洞窟を予見する者よ、 / あなたから、処女の御子として、私のために、/ 部族の指導者、キリスト・神が生まれ、/ 御自身の民、新しいイスラエルを牧される」。/ 彼にすべての栄光を捧げよう!

聖句:主よ、私はあなたの御言葉を聞き、恐れおののき、/あなたの御業を悟り、驚嘆しました。
 ハバクク書 3:2a

今、神秘的に成就しようとしている:

栄光、第8声:ヨセフは処女にこう言う:/「マリアよ、一体何が、あなたに起こったのか、私には見える。/私は困惑し、驚き、心底驚いている。/どうか、私から密かに、早く立ち去ってほしい。 /マリアよ、一体何があなたに起きたのか、私には分からない。/名誉の代わりに恥、喜びの代わりに悲しみ、/称賛の代わりに、あなたは私に非難をもたらした!/もはや人々の非難に耐えられない。/私は主の神殿の祭司たちから、あなたを清らかな者として迎え入れたのに、/見よ、これは一体どういう光景なのか?」

そして今、ヨセフが聖母にこう語る:

プロキメン、第4声

主はわたしに言われた:/「あなたはわたしの子、わたしは今日、あなたを産んだ」。

詩篇:わたしに求めよ。そうすれば、わたしは諸国民をあなたの嗣業とし、地の果てをあなたの所有とする。 詩編 2:8b, 9

ミカ書の朗読

主はこう言われる。「ベツレヘムよ、エフラタの家よ、あなたはユダの千の町の中でも小さいが、あなたから、イスラエルの君となるべき者がわたしに生まれる。その起源は太古の昔、永遠の昔からある。」 それゆえ、主は、産む者が産むその時まで、彼らを委ねられる。そしてその時、その兄弟たちの残りの者たちは、イスラエルの子らに立ち返る。主は立ち上がり、見渡し、御自身の群れを力強く牧される。彼らは、彼らの神、主の御名の栄光のうちに住む。主は今や、地の果てに至るまで高められるからである。

ミカ 5:2–4

聖使徒パウロのヘブライ人への手紙の朗読

神は、昔、預言者たちを通して先祖たちに何度も、またさまざまな形で語られたが、この終わりの日には、御子を通して私たちに語られた。神は、この御子を万物の相続人と定め、また、この御子によって世を創造されたのである。 御子は、栄光の輝きであり、神の本質の像であり、御自身の力の言葉によって万物を支えておられ、御自身によって私たちの罪の清めを成し遂げ、高き所にある威厳の御座の右の座に着き、御名において御使いたちよりもはるかに優れたものとなられました。なぜなら、神はいつ、どの御使いたちにこう言われたことがあったでしょうか。 「あなたはわたしの子、わたしは今日、あなたを産んだ」と語られたことがあろうか。また、「わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる」と語られたことがあろうか。さらに、神が長子を宇宙に導き入れる際、こう言われている。「すべての神の天使たちは、彼にひれ伏すように」。 また、御使いたちについては、「御自分の御使いたちを霊として、御自分のしもべたちを燃える火として造られた方」と語られ、御子については、「神よ、あなたの御座は世々限りなく、正義の杖はあなたの御国の杖です。 あなたは真理を愛し、不義を憎まれた。それゆえ、神よ、あなたの神は、あなたの仲間の誰よりも、喜びの油をもってあなたを油注がれた。」そして: 「初めに、主よ、あなたは地を築き、 、あなたの手の業である天を造られました。それらは滅びますが、あなたは永遠に存続し、すべては衣のように古び、あなたはそれらを衣のように巻き上げ、それらは変わりゆくでしょう。しかし、あなたは変わることなく、あなたの年は尽きることがありません」。

冒頭303:ヘブライ人への手紙 1:1–12

マタイによる福音書、冒頭2

イエス・キリストの誕生は、次のようにあった。その母マリアがヨセフと婚約した後、二人が同居する前に、マリアが聖霊によって身ごもっていることが分かった。彼女の夫ヨセフは、義人であり、彼女を恥じさせることを望まなかったため、密かに彼女を離縁しようと決心した。 しかし、彼がそう考えを巡らせていると、見よ、主の御使いが夢の中に現れて、こう言った。「ダビデの子ヨセフよ、恐れることなく、あなたの妻マリアを迎え入れなさい。彼女のお腹に宿っている子は、聖霊によるものだからです。彼女は男の子を産むでしょう。その子を、 イエスと名づけなさい。彼は、自分の民をその罪から救うからである」。これはすべて、主が預言者を通して語られた言葉が成就するためであった。「見よ、処女が身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」と。これは「神は我々と共におられる」という意味である。 ヨセフは眠りから覚めると、主の御使いの命じたとおりにし、妻を迎え入れたが、彼女と関係を持つことはなかった。彼女が長子である息子を産むまでそうしていた。そして、ヨセフはその子にイエスという名をつけた。

マタイによる福音書 1:18–25

主よ、あなたの御言葉に従って私の歩みを導き、いかなる不義も私を支配することのないようにしてください。

人の誹謗から私を救い出してください。そうすれば、私はあなたの戒めを守ります。

あなたの御顔の光をあなたのしもべに現し、あなたの戒めを私に教えてください。 詩篇 118:133–135

主よ、私の口があなたへの賛美で満たされ、一日中、あなたの栄光、あなたの素晴らしさを歌い称えることができますように。 詩編70:8

三聖歌。栄光、そして今:至聖なる三位一体:主よ、憐れみたまえ。(3)栄光、そして今:主の祈り:

司祭:まことに、御国はあなたのものです。朗読者:アーメン。

コンダク、第3調

この日、聖母は、永遠の御言葉を/洞窟にて言葉に尽くせぬほどに産み出すために歩み出される。/この知らせを聞いて、宇宙よ、喜び躍れ、/天使たちや羊飼いたちと共に、/私たちのために現れることを望まれた/幼き御子、永遠の神を賛美せよ。

主よ、憐れみたまえ。(40)

天においても地においても、常に、あらゆる時に、礼拝と賛美を受け入れられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを整え、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光、/そしてセラフィムたちの比類なき栄光、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

司祭:キリストよ、真の光よ、この世にやって来るすべての人を照らし、聖別する方よ!御顔の光を私たちに刻みつけ、その中に、 、近づきがたい光を見出させてください。そして、御母マリアとすべての聖人たちの祈りによって、私たちの歩みを御戒めの成就へと導いてください。アーメン。


 

第三時

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、来て、キリスト、私たちの王であり神である方に、ひれ伏して礼拝しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏しましょう。

詩編66

神よ、私たちを憐れみ、私たちを祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。そうすれば、地上のすべての部族があなたの道を、すべての民があなたの救いを知るようになります。神よ、諸国民があなたを賛美し、すべての民があなたを賛美しますように。 諸部族は喜び、歓喜するでしょう。あなたは真実をもって諸国民を裁き、地上の諸部族を正しい道に導かれるからです。神よ、諸国民はあなたを賛美し、すべての国民はあなたを賛美しますように。 地はその実を結んだ。神よ、私たちの神よ、私たちを祝福してください。神が私たちを祝福し、地の果てに至るまで、すべての人々が神を畏れ敬うように。

詩編86

その御座は聖なる山々にある。主は、ヤコブのすべての町々よりも、シオンの門を愛しておられる。神の都よ、あなたについて栄光あることが語られている。私を知る者たちに、ラアバとバビロンのことを語り伝えよう。 見よ、異邦人、ティルス、エチオピアの民、彼らはそこにいた。「母はシオンだ!」と人は言う。その地で人は生まれ、至高者ご自身がそれを築かれた。主は、そこにいた諸国民と、その地の君主たちの名を、その名簿に記して告げられる。なぜなら、喜び楽しむ者たちの住まいは、すべてあなたの中にあるからである。

詩編50

神よ、あなたの大きな憐れみによって、私を憐れんでください。あなたの豊かな慈しみによって、私の不義を消し去ってください。私の不義を完全に洗い流し、私の罪から私を清めてください。私は自分の不義を知っており、私の罪は常に私の前にあるからです。 私はあなた、ただお一人に対して罪を犯し、あなたの御前で悪を行ないました。どうか、あなたの御言葉によって義とされ、もし誰かがあなたと裁判に臨むなら、あなたが勝利されますように。見よ、私は不義のうちに宿り、罪のうちに母が私を産んだのです。 見よ、あなたは真理を愛し、あなたの知恵の隠されたこと、秘められたことを私に明らかにしてくださいました。あなたはヒソプで私を清め、私は清められます。私を洗ってくだされば、私は雪よりも白くなり、喜びと楽しみを聞かせてくだされば、打ちひしがれた私の骨は喜び踊ります。 どうか、あなたの御顔を私の罪から背け、私のすべての不義を消し去ってください。神よ、私のうちに清い心をお造りください。そして、正しい御霊を私の内に新たにしてください。どうか、私をあなたの御顔から追い出さないでください。また、あなたの聖霊を私から取り去らないでください。 あなたの救いの喜びをわたしに返してください。そして、主の御霊によってわたしを強めてください。わたしは不義な者たちにあなたの道を教え、不敬虔な者たちもあなたに立ち返るでしょう。神よ、わたしの救いの神よ、血の罪からわたしを救い出してください。そうすれば、わたしの舌はあなたの真実を喜び歌います。 主よ、あなたは私の口を開き、私の口はあなたの賛美を告げ知らせるでしょう。もしあなたが犠牲を望まれたなら、私はそれをささげましたが、全焼のいけにえには、あなたは喜ばれません。神へのいけにえは、砕かれた霊であり、砕かれ、へりくだった心を、神は軽んじられません。 主よ、御恵みをもってシオンを恵み、エルサレムの城壁が再建されますように。そうすれば、あなたは義のいけにえ、献げ物、全焼のいけにえを喜んで受け入れ、あなたの祭壇に雄牛が捧げられるでしょう。

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつて、ダビデの血筋に属する者として、長老ヨセフと共にベツレヘムで戸籍登録されたマリアは、/種なしに宿った御子を胎内に宿していた。/出産の時が訪れたが、/泊まる場所がどこにもなかった。/しかし、心地よい宮殿のように、/女王には洞窟が示された。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復させるために、お生まれになった。

そして今、神の母よ:神の母よ、あなたは真のぶどうの木、/私たちのために命の実を育んでくださった方。/あなたに懇願します:主よ、/使徒たちおよびすべての聖人たちと共に、/私たちの魂の赦しを執り成してください。

その後、スティヒラを歌い、それを二度繰り返します。

第三時のスティヒラ、第6調

これこそが私たちの神であり、/他に彼に匹敵する者は誰もおらず、/処女から生まれ、人々と共に暮らされた方である; /独り子なる御方は、/死すべき者と同様に貧しい飼い葉桶に横たわっておられ、/栄光の主は布に包まれている;/そして、星が東方の三博士を御前に導き、/我らは歌う:/「聖なる三位一体よ、我らの魂を救いたまえ」。 (2)

第8声。詩句:神は南より来たり、/聖なる方は、森を覆う山より来たり。 アブ 3:3a

主よ、御降誕の前から、/霊的な軍勢は驚嘆し、/畏敬の念をもってその神秘を仰ぎ見ていた。/あなたは、星々で天の穹蒼を飾られた方でありながら、/新生児の御子に似ることをお選びになったからである。 /そして、言葉を持たぬ獣たちの飼い葉桶に横たわられる/あなたは、地の果てすべてを御手の中に握っておられる。/まことに、このようなあなたの御計画によって/あなたの憐れみが知られたのです、キリストよ。/あなたの慈しみは偉大なり、あなたに栄光あれ!

聖句:主よ、私はあなたの御言葉を聞き、畏れおののき、/あなたの御業を悟り、驚嘆しました。
 アブ 3:2a

主よ、御降誕の前に:

賛美、第3声:「ヨセフよ、私たちに告げよ。/あなたが聖所から連れ出したその処女を、/身ごもっている状態で、どうしてベツレヘムへ連れて行くのか?」 /「私は」と彼は言う、「預言者たちの言葉を調べ、/天使を通して啓示を受け、確信した。/マリアが言葉では言い表せないほどに神を産むこと、/東方の三賢者が彼を礼拝するためにやって来て、/貴重な贈り物を捧げて仕えることを」。/私たちのために受肉された主よ、/あなたに栄光あれ!

そして今、ヨセフよ、私たちに告げよ:

プロキメン、第4調

幼子が我らのために生まれ、/御子が我らに与えられた。

節:その支配は、その肩にかかっている。 イザヤ書 9:6a

バルクの預言の朗読

これこそが私たちの神であり、彼に匹敵する者は他にいない。彼はあらゆる知恵の道を創り出し、それを御自身の若き者ヤコブと、御自身が愛するイスラエルに与えられた。その後、彼は地上に現れ、人々の間に住まわれた。これこそが神の戒めの書であり、永遠に続く律法である。 これに従う者はみな命に入り、これを捨てる者は死ぬ。ヤコブよ、立ち返り、これを取り、その光に導かれて輝きへと歩め。あなたの栄光を他者に譲ってはならない。また、あなたにとって有益なものを異邦の民に与えてはならない。イスラエルよ、私たちは幸いである。神の御心に適うことを知っているのだから。

バルク書 3:36–38; 4:1–4

聖使徒パウロのガラテヤ人への手紙の朗読

兄弟たちよ、信仰に至る以前、私たちは、将来の信仰の啓示を待ち望みながら、律法の下に閉じ込められていた。それゆえ、律法は私たちにとって、キリストへと導く養育者となり、私たちが 信仰によって義と認められるようになったのである。しかし、信仰が到来した今、私たちはもはや養育者の支配下にはない。なぜなら、あなたがたは皆、信仰によって、キリスト・イエスにある神の子たちだからである。 キリストにバプテスマを受けたあなたがたは、みなキリストを身にまとったのです。ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、男も女もありません。あなたがたはみな、キリスト・イエスにおいて一つだからです。もしあなたがたがキリストのものであるなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。

冒頭 208a:ガラテヤ人への手紙 3:23–29

ルカによる福音書、冒頭5

そのころ全宇宙の住民登録を行うよう、カエサル・アウグストゥスから勅令が出された。この住民登録は、クィリニウスがシリア総督であったときに初めて行われたものである。人々は皆、それぞれの町へ行って登録を受けた。 そこで、ガリラヤのナザレという町に住んでいたヨセフも、ダビデの家系に属していたため、ユダヤのダビデの町、すなわちベツレヘムへ、婚約者で身ごもっていたマリアと共に、登録のために上った。 さて、彼らがそこに滞在している間に、マリアの出産の日満ちた。そこで、彼女は長子である息子を産み、布でくるんで飼葉おけに寝かせた。宿屋に彼らの泊まる場所がなかったからである。その地方には、野原で羊の群れの夜番をしていた羊飼いたちがいた。 すると、主の御使いが彼らの前に現れ、主の栄光が彼らを照らしたので、彼らは大きな恐れに襲われた。御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見よ、私はあなたがたに、すべての民にとって大きな喜びとなる福音を告げ知らせるのです。今日、ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。その方は、主キリストです。 『これこそがあなたがたへのしるしです。飼い葉桶に寝かされ、布にくるまれた幼子を見つけるでしょう』」。すると、突然、その天使と共に大勢の天の軍勢が現れ、神を賛美してこう叫んだ。「いと高き所では神に栄光があり、地には平和、人々に神の御好意がある!」 そして、天使たちが彼らから離れて天に帰った後、その羊飼いたちは互いに言った。「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が私たちに告げられたこの出来事が、一体どのようなものか見てみよう。」彼らは急いでそこへ行き、マリアとヨセフ、そして飼い葉桶に寝かされている幼子を見つけた。 それを見て、彼らはこの幼子について告げられた言葉を人々に伝えた。それを聞いた人々は皆、羊飼いたちが語ったことに驚いた。マリアは、これらの言葉をすべて心に留め、反芻していた。羊飼いたちは、告げられたとおりに見聞きしたすべてのことを、神を賛美し、称えながら帰っていった。

ルカ 2:1–20

主なる神は祝福され、主は日々祝福される。私たちの救いの神が、私たちに成功を与えてくださる。私たちの神は、救いの神である。 詩編 67:20, 21

三聖歌。栄光、そして今:至聖なる三位一体:主よ、憐れみたまえ。(3)栄光、そして今:主の祈り:

司祭:まことに、御国はあなたのものであります。朗読者:アーメン。

コンダク、第3調

この日、聖母は、永遠の御言葉を/洞窟にて言葉に尽くせぬほどに産み出すために歩み出される。/この知らせを聞いて、宇宙よ、喜び躍れ、/天使たちや羊飼いたちと共に、/私たちのために現れることを望まれた/幼き御子、永遠の神を賛美せよ。

主よ、憐れみたまえ。(40)

天においても地においても、常に、あらゆる時に、礼拝と賛美を受け入れられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを整え、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光/そしてセラフィムたちの比類なき栄光に勝る、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母――あなたを讃えます。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

聖マルダリウスの祈り

主なる神、全能の父、主、独り子イエス・キリスト、そして聖霊よ!唯一の神性、唯一の力よ、罪深い私を憐れみ、御心に適う方法で、この不適格なしもべを救い給え。まことに、あなたは世々限りなく祝福されます。アーメン。


 

第六時

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストにひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

詩編71

神よ、御自分の裁きを王に、御自分の正義を王の子に与えてください。そうすれば、王は御自分の民を正義をもって裁き、御自分の貧しい者たちを法廷で裁くでしょう。 山々は民のために平和を受け入れ、丘は正義を受け入れよ。彼は民の中の貧しい者を裁き、困窮する者の子らを救い、中傷者を屈服させ、太陽と共にあり、月よりも先に、代々続くであろう。彼は羊毛に降る雨のように、また地に落ちる水滴のように降りてくる。 その日、その人の正義と豊かな平和が輝き、月が消え去るまで続く。そして、その人は海から海へ、川から宇宙の果てまで支配する。エチオピア人はその人の前にひれ伏し、その敵は塵をなめる。 パルシスの王たちや島の民は贈り物を携え、アラブの王たちやサバの王たちは贈り物を捧げ、地のすべての王たちは彼にひれ伏し、すべての民は彼に仕える。彼は、支配者の手からしい者を救い出し、助け手のない困窮者を救ったからである。 主は貧しい者と困窮する者を憐れみ、貧しい者たちの魂を救い、強奪と不正から彼らの魂を解き放たれ、彼らの前で御名は尊ばれる。主は生き続け、アラビアの黄金が主にもたらされ、人々は絶えず主のために祈り、一日中主を祝福する。 主は地の上、山々の頂において確固たるものとなる。その実りはレバノンを超えて高まり、の人々は地の草のように繁栄する。主の御名は永遠に祝福され、その御名は太陽よりも先に存在し、地上のすべての部族は主によって祝福され、すべての民は主を幸いな方と呼ぶ。 イスラエルの神、主は祝福されよ。御独り、不思議を行われる方。その栄光の御名は、永遠に、また世々限りなく祝福され、全地はその栄光で満たされる。そうあれ、そうあれ!

詩編131

主よ、ダビデとそのすべての柔和さを思い出してください。彼が主に誓い、ヤコブの神に誓約を立てたことを。 「主の住まい、ヤコブの神の宮を見つけるまでは、私は自分の家の天幕に入らず、敷かれた寝床にも上がらず、私の目に眠りを与えず、私の生涯にうたた寝を許さず、私のこめかみに安らぎを与えない。」 見よ、私たちはエフラファでそのことを聞き、樫の木の生い茂る平野で見つけた。私たちは主の住まいに入り、主の御足が立たれた場所にひれ伏そう。 主よ、立ち上がってください。あなたの安息の場所へお入りください。あなたと、あなたの聖なる箱とが共に。あなたの祭司たちは正義をまとい、あなたの聖徒たちは喜びに満ちあふれます。あなたのしもべダビデのために、あなたの油注がれた者の顔を背けないでください。 主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはない。「あなたの胎から生まれる者を、あなたの王座に据えよう。もし 、あなたの息子たちがわたしの契約と、わたしが彼らに教えるこれらの証しを守り続けるなら、彼らの息子たちも永遠にあなたの王座に座り続けるであろう」。 主はシオンを選び、御自身の住まいと定められた。「これは、世々限りなくわたしの安息の場所である。わたしはここに住まう。わたしはこれを選んだからである。 その戦利品を祝福をもって祝福し、その貧しい者たちをパンで満たし、その祭司たちを救いで着せ、その聖徒たちは喜びに満ちる。そこで、わたしはダビデの角を再び高め、わたしの油注がれた者に灯台を用意した。その敵を恥で覆い、彼の上にはわたしの聖所が花開く。」

詩編90

至高者の助けに依り頼む者は、天の神の御陰に宿る。主に向かってこう言う。「あなたは私の守り、私の避難所、私の神、私はあなたに信頼を置く」。主はあなたを罠を仕掛ける者の網から、また不安な知らせから救い出される。 主は御自身の背であなたを隠し、その翼の下であなたは安らぎを得る。主の真実が、武器のようにあなたを取り囲む。あなたは、夜の恐怖も、昼に飛ぶ矢も、暗闇をさまよう危険も、災いも、真昼の悪霊も恐れることはない。 あなたのそばで千人が倒れ、あなたの右で一万人が倒れても、あなたには近づかない。ただあなたの目で見て、罪人たちの報いを見るだけである。主よ、あなたは私の希望だから。 あなたは至高者をあなたの避難所とされた。悪はあなたに近づかず、災いはあなたの天幕に及ばない。主は御自身の御使いたちに命じて、あなたのすべての道においてあなたを守らせられるからだ。彼らはあなたをその腕に抱き上げ、あなたの足が石につまずくことのないようにする。 あなたはアスピドやバシリスクを踏みにじり、獅子や竜を踏み砕く。 「彼はわたしを頼みとしたから、わたしは彼を救い、彼を覆う。彼はわたしの御名を知ったからである。彼がわたしを呼び求めれば、わたしは彼に耳を傾ける。彼が苦難にあるとき、わたしは彼と共にいて、彼を救い、彼を栄光に輝かせ、長寿を授け、わたしの救いを彼に示す。」

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつて、ベツレヘムにて、ダビデの血筋に属する者として、長老ヨセフと共に戸籍に登録されたマリアは、/種なき御子をお腹に宿していた。/出産の時が訪れたが、/泊まる場所がどこにもなかった。/しかし、心地よい宮殿のように、/女王である彼女に洞窟が示された。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復させるために、お生まれになった。

そして今、神の母よ:私たちの多くの罪ゆえに、私たちには大胆に祈る勇気はありませんが、/神の母である聖母よ、御自身から生まれた御子に、私たちのために執り成してください! / 母の祈りは、慈愛に満ちた主に対して大いなる力を持つからである。/ 罪深い者たちの嘆願を軽んじないでください、全き清き方よ、/ 私たちのために苦しみを受け入れられた方は、憐れみ深く、救う力をお持ちだからです。

その後、スティヒラを歌い、それを二度繰り返します。

第六時のスティヒラ、第1調

来たりなさい、神に導かれた信徒たちよ、高みへと昇り、/ベツレヘムにおいて、/高みから私たちのもとへ降りてこられる神の御降臨を、はっきりと見ましょう。/そして、心を清め、/芳しい香りの代わりに、生活の中で美徳を捧げ、/信仰をもって心の宝から、/クリスマスのお祝いの到来をあらかじめ備え、こう叫びましょう:/ 「至高の御座にいます三位一体の神に栄光あれ、/御方によって人々の間に恵みが現れ、/アダムの原罪の呪いから贖われた、/まことに、御方は人を愛しておられるからである。(2)

第4の歌。詩句:神は南より来られ、/聖なる方は、森を覆う山より来られる。 アブ 3:3a

天よ、聞きなさい。地よ、耳を傾けなさい。/その土台が揺れ動き、/陰府が戦慄に包まれるように。/神であり創造主が、形作られつつある肉体に宿り、/力強い御手によってすべての被造物を創造された方が、/胎内の産物として見出されるからである。 /ああ、神の富と知恵と知識の深さよ!/その裁きはなんと測り知れず、/その道はなんと探り知れないことか!

聖句:主よ、私はあなたの御言葉を聞いて恐れおののき、/あなたの御業を理解して驚嘆しました。
 ハバクク書 3:2a

天よ、聞きなさい。地よ、耳を傾けなさい。

栄光、第5声:キリストを信じる者たちよ、来なさい、奇跡を見よう、/あらゆる思いを打ち砕き、魅了するその奇跡を、/そして、畏敬の念をもって礼拝し、信仰をもって賛美を歌おう。 /この日、ベツレヘムへ、胎内に主を宿した処女が/主を産むためにやって来る、/天使の合唱団が先導して急ぐ。/これを見て、婚約者ヨセフは叫んだ:/「処女よ、あなたの中に、いったいどのような驚くべき神秘が成されているのか? / そして、あなたは、/ 雌牛の軛を知らぬ身でありながら、/ どうして産み出そうとするのですか?」

そして今:キリストを信じる人々よ、来てください、この奇跡を見ましょう:

プロキメン、第4声

「私は、明けの明星よりも早く、あなたを胎内から生み出した」/――主は誓われ、その誓いを破ることはない。

節:主はわが主に言われた。「わたしの右に座れ」。 詩編109:3b 4a, 1

イザヤ書の預言の朗読

主はアハズとの会話を続け、こう言われた。「あなたの神、主から、深き所か高き所か、しるしを求めよ。」するとアハズは言った。「求めません。主を試すようなことはいたしません。」イザヤは言った。「さあ、ダビデの家よ、よく聞きなさい。 人々に困難をもたらすだけでは足りないのか。しかも、あなたがたは主をも困難に陥れているではないか。それゆえ、主ご自身があなたがたにしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもって、男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。 彼は油と蜜を味わい、善悪を区別し、善を選ぶようになる。この幼子が善悪を知るようになる前に、悪に染まることなく、善を選ぶようになるからだ」。主はわたしにこう言われた。 「新しい、大きな巻物を取り、人の筆で、まもなく戦利品の奪取が行われることを書き記せ。それはすでに到来したからだ。そして、忠実な人々、すなわち祭司ウリヤとバラキインの子ザカリヤを、わたしの証人とせよ。」そこで、わたしは預言者の女のもとへ行き、彼女は身ごもり、男の子を産んだ。 主は私に言われた。「その子を『速やかに奪い、速やかに略奪せよ』と名付けなさい。幼子は、父や母と呼ぶことを学ぶ前に、アッシリアの王の目の前で、ダマスコの勢力を打ち破り、サマリアの戦利品を奪い取るからである。」 神は我々と共におられる――諸国民よ、これを悟り、服従せよ。地の果てまで聞き届けよ。強者たちよ、服従せよ。もし再び力を振るおうとも、再び打ち負かされるだろう。あなたがたがどのような計略を企てようとも、主はそれを打ち砕き、どのような言葉を語ろうとも、それはあなたがたの力にはならない。神は我々と共におられるからだ!

イザヤ書 7:10–16;8:1–4、8–10

聖使徒パウロのヘブライ人への手紙の朗読

主よ、あなたは初めに地を築き、御手のわざは天です。それらは滅びますが、あなたは永遠にいます。すべては衣のように古び、あなたはそれらを衣のように巻き上げ、それらは変わりゆくでしょう。しかし、あなたは変わることなく、あなたの年は尽きることがありません。神はいつ、どの天使にこう言われたのでしょうか。 『わたしの右に座しなさい。わたしがあなたの敵をあなたの足の下に置くまで』と語られたことがあったでしょうか。彼らは皆、救いを相続することになる人々のために奉仕するために遣わされた、奉仕の霊ではないでしょうか。それゆえ、私たちは聞いたことに特に注意を払わなければなりません。そうしなければ、流れにさらされてしまうからです。 なぜなら、もし天使たちを通して語られた言葉が確固たるものであり、あらゆる罪や不従順が正当な報いを受けたのであれば、主ご自身が語られたことに端を発し、主から聞いた私たちの中に確固として確立された、これほど偉大な救いを軽んじてしまったら、どうして私たちは逃れられるでしょうか。

第304章:ヘブライ人への手紙 1:10–2:3

マタイによる福音書、第3章

ヘロデ王の治世の頃、イエスがユダヤのベツレヘムで生まれたとき、東方の国々から賢者たちがエルサレムに来てこう言った。「ユダヤ人の王として生まれた方はどこにおられますか。 私たちは東の空で、 その星を見、彼に拝礼しに来たのです」。これを聞いて、ヘロデ王は動揺し、エルサレム中も彼と共に動揺した。そこで、彼はすべての祭司長や民の律法学者たちを集め、彼らに尋ねた。「キリストはどこで生まれるのか」。 彼らは彼に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう記されているからです。『ベツレヘムよ、ユダの地よ、あなたはユダの支配者たちの中で決して劣ることはない。あなたから、わたしの民イスラエルを牧する指導者が現れるからである』」。 そこでヘロデは、密かに東方の博士たちを呼び寄せ、星が現れた時期を詳しく尋ねた。そして彼らをベツレヘムへ遣わし、こう言った。「行って、その幼子について詳しく調べなさい。見つけ出したら、私に知らせてほしい。私も行って、その子に拝礼したいからだ。」彼らは王の言葉を聞いて、旅立った。 すると、東の方角で彼らが見た星が、彼らの前を導き、幼子がおられる場所の上に来ると、そこで止まった。彼らはその星を見て、非常に大きな喜びに満たされた。 そして家に入ると、幼子と、その母マリアとがそこにいるのを見て、ひれ伏して幼子に礼拝し、宝物箱を開けて、金、乳香、没薬の贈り物を献げた。そして、夢の中でヘロデのもとへ戻ってはならないという啓示を受けたので、別の道を通って自分たちの国へ帰っていった。

マタイによる福音書 2:1–12

主よ、あなたの憐れみが速やかに私たちに臨みますように。私たちは極めて貧しくなってしまいました。

神よ、私たちの救い主よ、御名の栄光のために、私たちを助けてください。主よ、御名のゆえに、私たちを救い、私たちの罪をお赦しください。 詩編 78:8b, 9

三聖歌。「栄光、今や」:至聖なる三位一体:「主よ、憐れみたまえ」。(3)「栄光、今や」:「主の祈り」:

司祭:まことに、御国はあなたのものであり:朗読者:アーメン。

コンダク、第3調

この日、聖母は、永遠の御言葉を/洞窟で言葉に尽くせぬほどに産み出すために歩み出ます。/この知らせを聞いて、宇宙よ、喜び躍れ、/天使たちや羊飼いたちと共に、/私たちのために現れることを望まれた/幼子、永遠の神を賛美せよ。

主よ、憐れみたまえ。(40)

天においても地においても、常に、あらゆる時に、礼拝と賛美を受け入れられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを整え、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光、/そしてセラフィムたちの比類なき栄光、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

聖バシレイオス大主教の祈り

神よ、万軍の主、すべての被造物の創造主よ、あなたの比類なき慈しみの御心により、 御独り子、私たちの主イエス・キリストを、私たちの民の救いのために遣わし、その聖なる十字架によって私たちの罪の証書を破り捨て、それによって闇の支配者たちと権力者たちに対して勝利を収めてくださった方よ! 人愛に満ちた主よ、私たち罪人からのこの感謝と祈りの願いをお受け取りください。そして、 、あらゆる破滅的で暗い罪、また私たちに害をなそうとする目に見える敵も目に見えない敵もすべてから、私たちを救い出してください。 御前への畏れをもって私たちの肉体を釘付けにし、私たちの心が邪悪な言葉や思いへと逸れることのないようお守りください。そして、御前への愛をもって私たちの魂を貫き、私たちが常に御前を見つめ、御前から発せられる光に導かれ、近づきがたく永遠なる光である御前を仰ぎ見ながら、 絶え間ない賛美と感謝を、初めなき父と、御独り子と、全聖なる、善き、命を与える御霊とへ、今、そして常に、世々限りなく捧げることができますように。アーメン。


 

第九時

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストにひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

詩編109

主はわが主にこう言われた。「わたしの右の座に着きなさい。わたしがあなたの敵をあなたの足の下に置くまで。」主はシオンからあなたに力の杖を送り、あなたの敵の中で支配させられる。 あなたの力の日に、あなたの聖なる者たちの輝きの中で、あなたには権威がある。「私は、明けの明星よりも先に、あなたを母の胎から生み出した」と主は誓われ、その誓いを撤回されることはない。「あなたは、メルキゼデクの位に従い、永遠の祭司である」。 主はあなたの右にいて、御自身の怒りの日に王たちを打ち砕かれます。諸国民の間で裁きを行い、倒れた者の数を満たし、地上で多くの者の頭を打ち砕かれます。道にある川から水を飲み、それゆえに頭を上げられるのです。

詩編110

主よ、私は心を尽くして、誠実な者たちの集まりや会合の中で、あなたを賛美します。 主の御業は偉大であり、その御心はすべて成就される。賛美と栄光は主の御業であり、その御義は世々限りなく続く。主は御自身の奇蹟を記憶に残される。主は慈愛深く、憐れみ深い方である。主を畏れる者たちに糧を与え、御自身の契約を永遠に覚えておられる。 主は御自身の御業の力を御自分の民に告げ、彼らに諸部族の嗣業を与えられた。御手の御業は真実と裁きであり、御命令はすべて真実で、永遠に堅く定まり、真実と正義に満ちている。 主は御自分の民に救いを送られ、御自身の契約を永遠に定められた。主の御名は聖く、畏れ多い。知恵の始まりは主を畏れることであり、その戒めを行うすべての人には善き知恵がある。主への賛美は、世々限りなく続く。

詩編85

主よ、あなたの耳を傾けて、私の声を聞いてください。私は貧しく、困窮しているからです。私の魂を守ってください。私は敬虔な者だからです。私の神よ、あなたに信頼を置くあなたのしもべを救ってください。 主よ、私を憐れんでください。私は一日中、あなたに呼び求めているからです。あなたのしもべの魂を喜ばせてください。私はあなたに魂を向けました。主よ、あなたは善であり、柔和であり、あなたを呼び求めるすべての人に対して、あまねく慈しみ深いからです。主よ、私の祈りを聞き、私の嘆きの声に耳を傾けてください。 私の苦難の日に、私はあなたに呼び求めました。あなたは私の声を聞いてくださいました。主よ、神々のうち、あなたに匹敵する者はなく、あなたの御業に等しい者もいません。主よ、あなたが造られたすべての民は、あなたの御前に来て礼拝し、あなたの御名を賛美するでしょう。 あなたは偉大であり、奇跡を行われる方、唯一の神だからです。主よ、私をあなたの道へと導いてください。そうすれば、私はあなたの真理のうちに歩みます。私の心が、あなたの御名の畏れをもって喜び躍りますように。 主よ、わが神よ、私は心を尽くしてあなたに告白し、永遠にあなたの御名を賛美します。あなたの私への慈しみは大きく、あなたは私の魂を最も深い地獄から救い出してくださいました。神よ、律法を破る者たちが私に立ち向かい、強者たちの集団が私の魂をねらいましたが、 、彼らはあなたを心に留めようとはしませんでした。 主よ、わが神よ、寛大で慈愛に満ち、忍耐強く、憐れみ深く、真実な方よ、私を見守り、憐れんでください。あなたの若者に力を与え、あなたのしもべの娘を救ってください。 私に善きしるしをお示しください。そうすれば、私を憎む者たちはそれを見て恥じ入るでしょう。主よ、あなたは私を助け、私を慰めてくださったからです。

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつて、ベツレヘムにて、ダビデの血筋に属する者として、長老ヨセフと共に戸籍に登録されたマリアは、/種なき御子をお腹に宿しておりました。/出産の時が訪れましたが、/泊まる場所がどこにもありませんでした。/しかし、心地よい宮殿のように、/女王である彼女に洞窟が示されました。 /キリストは、かつて堕ちた御自身の姿を/私たちの中に回復するために、この世に生まれられた。

そして今、神の母よ:私たちのために処女から生まれ、十字架の苦難を耐え忍び、/死によって死を打ち破り、神として復活を示された方よ、/あなたの御手によって造られた者たちを、慈愛に満ちた方よ、見捨てないでください; / 汝の愛を現せ、慈悲深き御方よ、/ 汝を産み、我らのために執り成す聖母を受け入れ、/ 我らの救い主よ、絶望した人々を救いたまえ

その後、スティヒラを歌い、それを二度繰り返します。

第九時のスティヒラ、第7調

ヘロデは、/東方の三博士の敬虔さを見て驚いたが、/怒りに打ち勝たれ、/まるで過ぎ去った時を数えているかのようであった;/母たちは子供たちを奪われ、/まだ幼い乳児たちは悲痛に萎れていき、/乳首は乾き、/乳の流れも途絶え、/その恐怖は甚大であった! / われら信徒は、畏敬の念をもって集い、/ キリストの降誕を礼拝しよう。(2)

第2の声。詩句:神は南より来られ、聖なる方は、森を覆う山より来られる。 アブ 3:3a

ヨセフがベツレヘムへ向かう途中、悲しみに打ちひしがれていたとき、/おとめよ、あなたは彼にこう呼びかけた:/「なぜあなたは、私が胎内に宿しているものを見て、/暗澹とし、戸惑うのか。/私の中で成し遂げられようとしている恐るべき神秘を、全く理解していないのか? /この並外れた出来事を悟り、ついにあらゆる恐れを捨てなさい。/今や、神は御慈悲により、わが胎内から地上に降りてきて、肉体をまとわれるのだ。/その御方は、御自身の御心に従って目に見える形で生まれ出でられる。/あなたは喜びに満ちて、その御方をあなたの創造主として拝むことになる。/ 御使いたちが絶えず賛美し、/父と聖霊と共に栄光を称える御方!」

聖句:主よ、私はあなたの御言葉を聞き、恐れおののき、あなたの御業を知り、驚嘆しました。
 ハバクク書 3:2a

ヨセフがベツレヘムへ向かうとき:

その後、カノナルクは聖堂の中央に立ち、力強い声で次のステイヒラ(第6調)を唱える:

この日処女より生まれ出でた / すべての被造物をその手に握る方; / 死すべき者のように粗布に包まれ / 本質において触れることのできない方; / 飼い葉桶に横たわる神、 / 初めに御言葉をもって天を確立された方; / 乳首から乳を飲み / 荒野で民にマナを雨のように注がれた方; /教会の花婿は東方の三博士を呼び寄せ、/処女の御子は彼らの贈り物を受け取られる。/キリストよ、御降誕にひれ伏します。/キリストよ、御降誕にひれ伏します。/キリストよ、御降誕にひれ伏します。/御自身の神現も、私たちにお示しください!

そして、三度頭を垂れて礼拝します 。その後、司祭または助祭が長寿の祈りを唱えます:

正教会の至聖なる総主教たち、すなわちコンスタンティノープル、アレクサンドリア、アンティオキア、エルサレム、グルジア、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、およびその他すべての自治教会の首座主教たちに、長寿を祈ります。

我らの偉大なる主であり父である、モスクワおよび全ルーシの至聖なる総主教(名前)に、長寿を祈ります。

我らの主、至聖なる(名)(管轄地域の名称)の主教様と、神に守られたその信徒の皆様に、長寿をお祈り申し上げます。

尊き大主教、大司教、司教各位、この聖堂の主任司祭、および聖職者一同に、長寿をお祈り申し上げます。

キリスト教の敬虔さを熱心に守り、キリストの教会を守る者たち、そしてすべての正教徒に、主よ、平安と繁栄、そして地上の実りの豊かさ、そして長寿をお与えください。

修道院において:キリストなる神よ、私たちの尊き父である修道院長またはアルヒマンドリト、――名前)と、キリストにある兄弟たち、そしてこの聖なる修道院を平安のうちに守り、この聖なる教会を世々限りなく堅く立ててください。アーメン。

聖歌隊:キリストよ、神よ、救いたまえ。(3)

時課の間、祝祭の「長寿の祈り」は修道院でのみ唱えられる。一方、大聖堂や教区教会では、聖体礼儀の終了後(あるいは、前夜祭が土曜日または日曜日に当たる場合は晩課の後)に唱えられる。

その後、両聖歌隊は同じスティヒラを歌う:

栄光、今や、第6調:この日、処女より生まれ出でた/すべての被造物を御手の中に抱く方:

第九時、助祭が聖堂全体に香を焚く。

プロキメン、第4調

「シオンの母よ!」と人は言う;/そして、その人の中に人が生まれた。

詩句:その御座は聖なる山々にある。 詩編86:5a, 1a

イザヤ書の朗読

幼子が我らのために生まれ、御子が我らに与えられた。その御肩には支配がのしかかり、その御名はこう呼ばれる。「大いなる知恵の御使い、驚くべき助言者、力ある神、支配者、平和の君、来たるべき世の父」。わたしは支配者たちに平和をもたらす。彼に平和と健康あれ! (そして)その支配は偉大であり、ダビデの王座と彼の王国において、その平和には限りがない。それは、今より永遠に、裁きと正義によって、それを正し、支えるためである。万軍の主の熱意がこれを成し遂げる!

イザヤ書 9:6–7

聖使徒パウロのヘブライ人への手紙の朗読

兄弟たちよ、聖別する者も聖別される者も、すべてはひとりから出ている。それゆえ、主は彼らを兄弟と呼ぶことを恥じず、こう言われている。「わたしはあなたの御名をわたしの兄弟たちに告げ、会衆の中であなたを賛美します」。 また、「わたしは彼に望みを置く」とも。さらに、「見よ、わたしと、神がわたしに与えてくださった子供たち」とも。それゆえ、子供たちが血と肉に与るように、彼もまた血と肉に与る者となられた。それは、死によって、死を支配する者、すなわち悪魔を無力化し、死の恐怖のゆえに生涯奴隷とされていたすべての人々を解放するためである。 なぜなら、疑いなく、主は天使の性質を受け継がれたのではなく、アブラハムの子孫を受け継がれたからです。それゆえ、主は、民の罪を贖うために、神の御前で奉仕する、憐れみ深く忠実な大祭司となるために、あらゆる点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。主ご自身が試みに遭って苦しみを味わわれたからこそ、試みに遭っている人々を助けることができるのです。

第306章:ヘブライ人への手紙 2:11–18

マタイによる福音書、第4章

東方の三博士が去った後、見よ、主の御使いが夢の中でヨセフに現れて言った。「起きて、幼子とその母を連れてエジプトへ逃げなさい。私が告げるまで、そこに留まりなさい。ヘロデは幼子を探し出して、殺そうとしているからである。」 そこでヨセフは起き上がり、幼子と その母を夜中に連れてエジプトへ逃げ、ヘロデが死ぬまでそこに留まった。これは、主が預言者を通して「わたしはエジプトからわが子を呼び出した」と語られた言葉が成就するためであった。 そこで、ヘロデは、東方の博士たちにだまされたと知って、大いに怒り、博士たちから聞き出した時期に基づき、ベツレヘムとその周辺一帯の、二歳以下のすべての幼児を殺害するよう命じた。 こうして、預言者エレミヤが言った言葉が成就した。「ラマで声が聞こえた。泣き声、すすり泣き、そして大きな叫び声。 ラケルは自分の子供たちのために泣き、慰めを受けようとしない。子供たちがいないからだ」。ヘロデが死んだとき、見よ、主の御使いがエジプトにいるヨセフの夢に現れて言った。「起きて、幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ行きなさい。幼子の命をねらっていた者たちは皆、死んだからである」。 そこでヨセフは起き上がり、幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ戻った。しかし、父ヘロデに代わってアルケライがユダヤの王となっていると聞き、そこへ行くのを恐れた。そこで、夢の中で啓示を受けた後、ガリラヤの地方へと退いた。 そして、ナザレという町に定住した。これは、預言者たちを通して「彼はナゾレ人と呼ばれる」と告げられていたことが成就するためであった。

マタイによる福音書 2:13–23

御名のゆえに、私たちを最後まで見捨てず、御契約を破棄なさらないでください。

あなたが愛されたアブラハム、あなたのしもべイサク、そしてあなたの聖なる者イスラエルのゆえに、私たちからあなたの恵みを取り去らないでください。 ダニエル書 3:34,35

三聖歌。栄光、そして今:至聖なる三位一体よ、主よ、憐れみたまえ。(3)栄光、そして今:主の祈り:

司祭:まことに、御国はあなたのものであり:朗読者:アーメン。

コンダク、第3調

この日、処女は、永遠の御言葉を/洞窟で言葉に尽くせぬほどに産み出すために歩み出ます。/このことを聞いて、宇宙よ、喜び躍れ、/天使たちや羊飼いたちと共に、/私たちのために現れることを望まれた/幼子、永遠の神を賛美せよ。

主よ、憐れみたまえ。(40)

天と地において、常に、いかなる時にも礼拝と賛美を受けられるキリストなる神よ、忍耐深く、慈愛に満ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをお受け取りになり、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを整え、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光、/そしてセラフィムたちの比類なき栄光、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

聖バシレイオス大主教の祈り

主イエス・キリストよ、私たちの神よ、私たちの罪に対して忍耐深く、今この時までも私たちを導いてくださった方よ。あなたは、命を与える木に架けられ、賢明な強盗に楽園への道を示し、死によって死を滅ぼされました。 私たち、罪深く、不適格な御僕たちに憐れみをお与えください。私たちは罪を犯し、不法を行い、目を上げて天の高みを見るに値しません。私たちは、御 の義の道を離れ、心の欲望のままに歩んでしまったからです。 しかし、御身の比類なき慈愛に懇願いたします。主よ、御身の豊かな憐れみによって私たちを憐れみ、御身の聖なる御名のゆえに私たちを救ってください。私たちの日々は、この世の虚しさの中で枯れ果てているからです。 敵の手から私たちを救い出し、私たちの罪を赦し、私たちの肉的な思いに終止符を打ってください。そうして、古い人を脱ぎ捨て、新しい人をまとい、私たちの主であり恩人であるあなたのために生きる者とならせてください。そして、あなたの御命令に従い、すべての喜びに満ちた者たちの住まいである永遠の安息の地に至ることができますように。 まことに、あなたは、あなたを愛する者たちの真の喜びであり、喜びそのものであります、キリスト、私たちの神よ。私たちは、あなたに、あなたの初めなき父と、至聖なる、善き、命を与える御霊とともに、今、そして常に、世々限りなく、栄光を捧げます。アーメン。


 

図解

詩編102

わが魂よ、主を賛美せよ。わが心のすべてよ、その聖なる御名を賛美せよ。 わが魂よ、主を賛美せよ。主のすべての恵みを忘れるな。主はあなたのすべての罪を赦し、あなたのすべての病を癒やし、あなたの命を滅びから救い出し、恵みと慈しみをもってあなたを冠し、あなたの願いを善きもので満たしてくださる。そうすれば、あなたの若さは、鷲のように新たにされる。 主は、すべての苦しむ者たちに慈しみと裁きを行われる。主はモーセに御自身の道を、イスラエルの子らに御自身の御心を示された。主は寛大で慈しみ深く、忍耐強く、大いなる憐れみをお持ちであり、怒りを最後まで保たず、永遠に憤り続けられることはない。 主は、私たちの不義に応じて私たちに報いられず、私たちの罪に応じて私たちに報いられなかった。天が地から高いように、主は御自身を畏れる者たちへの御慈しみを確かなものとなさった。東が西から離れているほどに、主は私たちの不義を私たちから遠ざけてくださった。 父が子たちを憐れむように、主は御自分を畏れる者たちを憐れんでくださる。主は私たちのありようを知っておられ、私たちが塵であることを覚えておられるからである。人は草のようで、その日々は野の花のようであり、その花は散ってしまう。その息が絶えれば、もはやその人は存在せず、もはや自分の居場所を知ることはない。 しかし、主の慈しみは、主を畏れる者たちの上に、世々限りなくあり、主の真実も、主の契約を守り、その戒めを覚えてそれを行う子孫たちの上にあります。主は天に御座を設けられ、その御国は万物を支配しています。 主を賛美せよ、主のすべての御使いたちよ。力強く、主の御言葉を聞き、その声に従って御言葉を成し遂げる者たちよ。主を賛美せよ、主のすべての軍勢よ。主のしもべたちよ、主の御心を行う者たちよ。主を賛美せよ、主のすべての被造物よ。主の支配が及ぶあらゆる場所で。わが魂よ、主を賛美せよ!

父と子と聖霊に栄光あれ!

詩編145

わが魂よ、主を賛美せよ。わたしは生涯、主を賛美し、生きている限り、わが神に歌をささげる。救いのない君主や人の子らに望みを置いてはならない。その息が去れば、彼は自分の土に帰る。その日、彼のすべての思いは滅びる。 ヤコブの神を助けとし、天と地、海、そしてそれらの中に存在するすべてのものを造り、永遠に真実を守り、虐げられた者に裁きを行い、飢えた者に食物を与える、その主なる神に希望を置く者は、幸いである。 主は囚人を解き放ち、主は盲人に知恵を与え、主は倒れた者を起こし、主は義人を愛される。主は旅人を守り、孤児と未亡人を受け入れ、罪人の道を無に帰される。主は永遠に、あなたの神、シオンよ、代々、統治される。

今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

独り子であり、神の御言葉よ! /不死の御方であり、我らの救いのために/聖なる神の母、永遠の処女マリアより受肉し、/変わることなく人となり、 に十字架につけられた、キリストなる神よ、/死によって死を打ち破り、/聖三位一体の一位であり、/父と聖霊と共に栄光を受ける御方よ、我らを救いたまえ。

賛美なし:

主よ、御国に来られる時、御国において私たちを覚えてください。

霊的に貧しい者は幸いである。天の御国は彼らのものだからである。

泣く者は幸いである。彼らは慰められるからである。

柔和な者は幸いである。彼らは地を受け継ぐからである。

義に飢え渇く者は幸いである。彼らは満たされるからである。

憐れみ深い者は幸いである。彼らは憐れみを受けるからである。

心清き者は幸いである。彼らは神を見るからである。

平和をつくる者は幸いである。彼らは神の子と呼ばれるからである。

義のために迫害される者は幸いである。天の御国は彼らのものだからである。

あなたがたは、わたしのためにののしられ、迫害され、あらゆる不当な悪口を言われるとき、幸いである。

喜び、喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいからである。

栄光は、今、

主よ、あなたが御国に来られるとき、私たちを覚えてください。

主よ、御国に来られる時、私たちを覚えてください。

聖なる方よ、御国に来られる時、私たちを覚えてください。

天の聖なる合唱団はあなたを賛美し、こう叫びます。「聖なる、聖なる、聖なる、万軍の主よ。天も地もあなたの栄光に満ちています。」

聖句:主のもとに来て、光を受けなさい。そうすれば、あなたがたの顔は恥じ入ることはない。

天の聖歌隊はあなたを賛美し、こう叫びます。「聖なる、聖なる、聖なる、万軍の主よ。天も地もあなたの栄光に満ちています。」

栄光:聖なる天使たちと大天使たちの合唱団が、すべての天の軍勢と共にあなたを賛美し、こう叫びます。「聖なる、聖なる、聖なる、サバオテの主よ。天と地はあなたの栄光に満ちています。」

そして今:[もし聖体礼儀が執り行われる場合は、使徒信条は読まず、直ちに次のように唱える:「神よ、私たちの罪を赦し、見過ごし、許してください」:

使徒信条

1. 私は、唯一の神、父、全能者、天と地、目に見えるものも見えないものすべての創造主を信じます。

2. また、唯一の主イエス・キリスト、神の御子、独り子、すべての世より前に御父から生まれ、光より光、まことの神よりまことの神、生まれ、造られず、御父と同質であり、御子によって万物が造られたことを信じます。

3. 私たち人間のために、また私たちの救いのために、天から降りて来られ、聖霊と聖母マリアによって受肉し、人となられたことを。

4. ポンティウス・ピラトの治世下、私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られた方。

5. そして、聖書の言葉どおり、三日目に復活された方。

6. そして天に昇り、御父の右に座しておられる方。

7. 再び栄光のうちに再臨し、生ける者と死んだ者を裁かれる方であり、その御国には終わりがありません。

8. また、聖霊、すなわち、命を与える主を信じます。聖霊は父から出られ、父と子と共に礼拝され、賛美され、預言者たちを通して語られました。

9. 唯一、聖なる、カトリック、使徒的な教会を信じます。

10. 罪の赦しのための唯一の洗礼を認めます。

11. 死者の復活

12. および来世の命を待ち望みます。アーメン。]

 

神よ、私たちの自発的かつ不本意な罪、行いと言葉によって犯した罪、意識的かつ無知のうちに犯した罪、昼も夜も、心と思考の中で犯した罪を、すべて赦し、見過ごし、許してください。慈愛に満ち、人を愛する方として、すべてを赦してください。

天にまします我らの父よ! 御名が聖とされますように。御国が来ますように。御心が天におけるごとく地にも行われますように。私たちの日ごとの糧を今日お与えください。そして、私たちの罪を赦してください。私たちも、私たちに罪を犯した者を赦しますように。私たちを誘惑に遭わせず、悪から救い出してください。

司祭:まことに、御国はあなたのものです。朗読者:アーメン。

コンダク、第3調

この日、聖母は、永遠の御言葉を/洞窟で言葉に尽くせぬほどに産み出すために歩み出される。/この知らせを聞いて、宇宙よ、喜び躍れ、/天使たちや羊飼いたちと共に、/私たちのために現れることを望まれた/幼き御子、永遠の神を賛美せよ。

主よ、憐れみたまえ。(40)

そして祈り:

至聖なる三位一体、同質なる権威、分割されざる御国、 すべての恵みの源よ、どうか罪深い私にも御慈悲を注ぎ、私を堅く立て、私の心を悟らせ、あらゆる汚れを私から取り除き、私の思いを照らしてください。そうして、私が常に賛美し、歌い、礼拝し、こう叫ぶことができますように。「唯一の聖なる方、唯一の主、イエス・キリスト、父なる神の栄光のために。」アーメン。

もし聖体礼儀が執り行われるならば、司祭は「至智」と宣言するそして我らは歌う:

まことにふさわしいことなり/あなたを賛美すること、神の母よ、/永遠に祝福され、汚れなき/私たちの神の母よ。

司祭:「至聖なる神の母よ、私たちを救ってください!」

私たちはこう唱えます:「ケルビムたちの最高の栄光、/セラフィムたちよりも比類なき栄光に満ち、/処女として神の御言葉を産み、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。」

司祭:キリストなる神よ、あなたに栄光あれ。……(以下略)、そして閉会を執り行う。

[聖体礼儀がない場合は、次のように唱える:「主の御名が、今より永遠に祝福されますように。」(3) 栄光、そして今:

詩編33

私は常に主を賛美し、私の口には常に主への賛美がある。私の魂は主を賛美する――柔和な人々がこれを聞いて喜び躍るであろう。私と共に主を賛美し、共に主の御名を称えよう。 わたしは主を求め、主はわたしに耳を傾け、わたしのすべての苦しみからわたしを救い出してくださった。主のもとに来て、光を受けなさい。そうすれば、あなたがたの顔は恥じ入ることはない。この貧しい者が叫ぶと、主は彼に耳を傾け、彼のすべての苦しみから彼を救い出してくださった。 主の御使いは、主を畏れる者たちの周囲に陣を張り、彼らを救い出される。味わって、主がいかに良き方であるかを知れ。主を信頼する人は幸いである。主を畏れよ、主の聖なる者たちよ。主を畏れる者には、何一つ欠けることがないからである。 富める者は貧しくなり、飢えに苦しむが、主を求める者は、いかなる善においても欠けることがない。さあ、子らよ、わたしに耳を傾けよ。主を畏れることを教えよう。生きることを望む者、良い日々を見たいと願う者は誰か。悪から舌を遠ざけ、口から欺きの言葉を遠ざけよ。 悪を避け、善を行い、平和を求め、それに努めよ。主の目は義人に向けられ、その耳は彼らの祈りに傾いている。しかし、主の御顔は悪を行う者に向けられ、彼らを地から根絶やしにするためである。 義人たちは叫び求めた。主は彼らの声を聞き、すべての苦しみから 彼らを救い出された。主は、心を砕かれた者、霊をへりくだった者に近くおられ、彼らを救われる。 義人には多くの苦難があるが、主はそれらすべてから彼らを救い出される。主は彼らのすべての骨を守り、その一つも砕かれることはない。罪人の死は悪であり、義人を憎む者は罪を犯す。主は御自分のしもべたちの魂を救い出され、主に望みを置く者は皆、罪を犯すことはない。]

「ふさわしい」と唱え、閉会。


 

大晩課にて

「主よ、私は叫びました」の箇所において、8音節の自唱式スティヒラ、第2調

ゲルマン総主教:来たりて、主を喜び祝おう、/今この聖礼典を解き明かしながら:/私たちと神とを隔てていた壁は打ち砕かれ、/燃える剣は逆向きに転じ、/ケルビムたちは生命の木から退き、/私は楽園の至福に与る、/そこから不従順のゆえに追放されたあの楽園に。 / なぜなら、変わることなき父の御姿/ そして御父の永遠の御形/ は、しもべの姿をとられ、/ 結婚を知らぬ母から生まれ/ それによって何ら変化を被ることなく。/ なぜなら、御方はかつての御姿――まことの神――のままであり、/ かつて持たなかったものを御自身に受けられ、/ 人への愛ゆえに人となられたからである。 / われらは彼に叫ぼう: / 「処女から生まれた神よ、われらを憐れみ給え!」 (2)

アナトリア:聖なる処女から主イエスが誕生されたことにより、/全世界が照らされた。/羊飼いたちは笛を吹き、東方の三博士は礼拝し、/天使たちは賛美を歌った――しかしヘロデは、/神が肉となって現れ、/私たちの魂の救い主となられたことを恐れおののいた。(2)

キリストなる神よ、あなたの御国は、/すべての世にわたる御国であり、/あなたの支配はあらゆる世代に及ぶ。/聖霊より受胎し、/永遠の処女マリアより人となられたキリストなる神よ、/あなたの来臨によって、あなたは私たちに光を灯してくださった。 /光よりの光、父なる神の輝き、/あなたはすべての被造物を照らされました。/息をするすべてのものがあなたを賛美します、/父なる神の栄光の現れよ。/今なお存在し、かつ初めから存在し、/処女から輝きを放たれた方よ、私たちを憐れんでください!(2)

キリストよ、あなたが私たちのために人としてこの地上に現れてくださったことに対し、/私たちはあなたに何を捧げればよいのでしょうか? / あなたが創造されたすべての被造物は、/ あなたに感謝を捧げます。/ 天使たちは歌を、天は星を、/ 東方の三博士は贈り物を、羊飼いたちは驚きを、/ 大地は洞窟を、荒野は飼い葉桶を、/ そして私たちは聖母マリアを。 / 永遠の神よ、私たちを憐れんでください!(2)

栄光、そして今、カッシウスの同じ声:アウグストゥスが地上で独裁者となったとき、/人々の間の多頭政治は終焉を迎えた;/そして、清き処女による御受肉により、/偶像崇拝の多神教は廃絶された。 /諸国は一つの世俗の王国に従い、/諸部族は神の唯一の支配を信じた。/カエサルの勅令により諸民族が登録され、/私たち信者もまた、神の名――/受肉された私たちの神、あなた――の下に名を記した。/主よ、あなたの慈しみは偉大なり、あなたに栄光あれ!

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読とトロパリおよび詩篇。

もしキリストの降誕前夜が金曜日に当たる場合は、プロキメン「わが神のように偉大な神は誰か」を、その詩句とともに歌い、当日のプロキメンは省略する。

1. 創世記の朗読

初めに、神は天と地を創造された。地は形もなく、空虚で、闇が深淵の上にあり、神の霊が水の上を漂っていた。 神は言われた。「光あれ。」すると、光があった。神はその光を見て、それが良いと認め、光と闇とを分けられた。神は光を「昼」と呼び、闇を「夜」と呼んだ。夕べがあり、朝があった。これが第一の日である。神は言われた。「水の間に大空があり、それが水と水を分け隔てよ。」 そして、そのようになった。神は大空を造り、大空の下の水と、大空の上の水とを分けられた。神は 大空を「天」と名付けられた。神はそれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。これが二日目である。 神は言われた。「天の下にある水が、一か所に集まり、乾いた地が現れるように。」そして、そのようになった。天の下にある水は、それぞれの場所に集まり、乾いた地が現れた。神はその乾いた地を「地」と呼び、水の集まった場所を「海」と呼んだ。神は、それが良いと見られた。 神は言われた。「地は青草、すなわちその種類と姿に応じて種を蒔く草、また、その種類に応じて実を結び、その中に種を持つ実を結ぶ木を生じさせよ。」 そのようになった。こうして、地は草を生じさせた。それはその種類と姿に応じて種を蒔く草であり、また、その実の中にその種を宿し、その種類に応じて地上で実を結ぶ実のなる木であった。神はそれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。

創世記 1:1–13

2. 民数記の朗読

神の御霊がバラムに臨み、彼は預言を始め、こう言った。「ヤコブよ、あなたの住まいはなんと美しいことか。イスラエルよ、あなたの天幕はなんと美しいことか。それは、木陰の谷のようで、川のほとりの園のようで、主が設けられた天幕のようで、水のほとりの杉のようだ。 その子孫から一人の人が現れ、多くの部族を支配し、その王国は[ゴグよりも]高まり、[その王国は]拡大する。 神は彼をエジプトから導き出された。その栄光はユニコーンのようだ。彼は敵の部族を食い尽くし、その豊かさを枯渇させ、矢をもって敵を打ち倒す。彼は獅子や子獅子のように横たわり安らぐ。誰が彼を起こし得ようか。あなたを祝福する者は祝福され、あなたを呪う者は呪われる! ヤコブから星が現れ、イスラエルから人が立ち上がり、モアブの指導者たちを打ち砕き、シフォの子らをすべて滅ぼす。エドムは彼の嗣業となり、敵エサウもまた彼の嗣業となる。イスラエルは力を現した!」

民数記 24:2–3, 5–9, 17–18

3. ミカ書の預言の朗読

その日、主はこう言われる。わたしは、打ち砕かれた者を集め、見捨てられた者を受け入れ、わたしが拒んだ者たちを受け入れる。そして、打ち砕かれた者を残りの者とし、見捨てられた者を力強い民とする。主は、今より永遠に、シオンの山で彼らの上に君臨される。」 主はこう言われる。「ベツレヘムよ、エフラタの家よ、あなたはユダの千の町の中でも小さいが、あなたからわたしのために(指導者である)イスラエルの君となるべき方が現れる。その方の起源は太古の昔、永遠の昔からある。」 それゆえ、主は、産む者が産むその時まで彼らを委ねられる。そしてその時、その兄弟たちの残された者たちは、イスラエルの子らに立ち返る。主は立ち上がり、見守り、御自身の群れを力強く牧される。彼らは、彼らの神、主の御名の栄光のうちに住む。主は今や、地の果てに至るまで高められるからである。

ミカ 4:6–7; 5:2–4

第3のパリアミアの後、朗読者は
トロパリオ(第6調)を朗読する

あなたは洞窟でひそかに生まれられました、/しかし天は、まるで口を通して語るかのように、/星を送り、救い主よ、あなたについてすべての人に告げ知らせました;/そして、信仰をもってあなたに礼拝する東方の三博士を、/あなたの御許へと導きました。/彼らと共に、私たちを憐れんでください!

聖歌隊は同じトロパールを歌う。

朗読者:その御座は聖なる山々にある。主はシオンの門を、ヤコブのすべての町々よりも愛しておられる。神の都よ、あなたについて栄光あることが語られている。私を知る者たちに、ラアバとバビロンのことを語り伝えよう。
 詩編 86:1 – 4a

聖歌隊そして、あなたを信仰をもって礼拝する / 東方の三博士を、あなたの御許へと導かれました。 / 彼らと共に、私たちにも憐れみをお与えください。

朗読者:見よ、異邦 エメン人、ティルス、エチオピアの民、彼らはそこにいた。「シオンの母よ!」と人は言う。そして、その地で人が生まれ、至高者ご自身がそれを築かれた。
 詩編 86:4b – 5

聖歌隊そして、あなたのもとへ東方の三博士を導き、/信仰をもってあなたを礼拝する者たちを。/彼らと共に、私たちにも憐れみをお与えください。

朗読者:主は、諸国民のリストと、その中にいたこれらの君主たちについて、これを告げられる。なぜなら、喜び祝う者たちの住まいは、あなたの中にあるからである。 詩編 86:6 – 7

聖歌隊そして、あなたに導かれた東方の三博士は、/信仰をもってあなたを礼拝しました。/彼らと共に、私たちにも憐れみをお与えください。

朗読者:父と子と聖霊に栄光あれ!

聖歌隊そして、あなたに信仰をもって礼拝する東方の三博士を、あなたの御許へと導かれました。/彼らと共に、私たちにも憐れみをお与えください。

朗読者:今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

聖歌隊そして、あなたのもとへ三人の賢者を導き、/信仰をもってあなたを礼拝する者たちを。/彼らと共に、私たちを憐れんでください。

朗読者:あなたは洞窟でひっそりと生まれられました、/しかし天は、星を送り、救い主よ、/その口を通して、あなたについてすべての人に告げ知らせました;

そして、自らトロパリオの結句を歌う。「そして、あなたのもとへ、信仰をもってあなたを礼拝する三人の賢者を導き、/彼らと共に、私たちにも憐れみをお与えください!」

そして、祝日の朗読を続ける:

4. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「イッサイの根から一本の若枝が伸び、その根から一本の若木が芽生える。神の御霊が彼の上に宿る。知恵と知性の御霊、助言と強さの御霊、知識と敬虔の御霊。 神の畏れという御霊が彼を満たす。彼は外見によって裁くこともなく、噂によって非難することもない。むしろ、謙遜な者を正しい裁きで裁き、地の尊い者たちを正直に非難し、御口の御言葉をもって地を打ち砕き、御口の御霊によって不義な者を滅ぼす。 その腰は正義を帯び、その脇腹は真実をまとう。狼は子羊と共に草を食み、ヒョウは子山羊と共に休む。子牛、雄牛、そして獅子は共に草を食み、幼子たちが彼らを導く。雄牛と熊は共に草を食み、その子らも共にいる。 また、獅子と牛は共にわらを食べる。幼子も、毒蛇の穴や毒蛇の巣に手を伸ばす。彼らは害を及ぼすこともなく、わたしの聖なる山でだれをも滅ぼすこともできない。なぜなら、すべての地は、多くの水が海を覆うように、主の知識で満たされるからである。 その日、イッサイの根、異邦人を治めるために立ち上がる方が現れる。異邦人はその方に望みを置き、その方の平安は栄光となる。

イザヤ書 11:1–10

5. バルクの預言の朗読

これこそが私たちの神であり、彼に匹敵する者は他にいない。彼はあらゆる知恵の道を創り出し、それを御自分の若き者ヤコブと、御自身が愛するイスラエルに与えられた。その後、彼は地上に現れ、人々の間に住まわれた。これこそが神の戒めの書であり、永遠に続く律法である。 これに従う者はみな命に入り、これを捨てる者は死ぬ。ヤコブよ、立ち返り、これを取り、その光に導かれて輝きへと歩め。あなたの栄光を他者に譲ってはならない。また、あなたにとって有益なものを異邦の民に与えてはならない。イスラエルよ、私たちは幸いである。神の御心に適うことを知っているのだから。

バルク書 3:36–38; 4:1–4

6. ダニエルの預言の朗読

ダニエルはネブカドネツァルに言った。「王よ、あなたは見ておられました。見よ、一つの像がありました。その像は大きく、その姿はすばらしいものでした。それはあなたの御前に立っており、その姿は恐ろしいものでした。 その像は、頭は純金、手と胸と太ももは銀、腹と太ももは青銅、すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でできていた。 あなたがそれを見ていると、人の手を借りることなく、山から一つの石が切り出され、その石が像の鉄と粘土の足に当たり、それらを完全に粉々に砕いた。 すると、たちまち粘土、鉄、銅、銀、金は塵となり、夏の脱穀場の塵のようになり、風の力で吹き飛ばされ、その行方は分からなくなった。しかし、像を打ち砕いた石は、大きな山となり、全地を満たした。 これは夢であり、その解釈を王の御前で申し上げましょう。天の神は、永遠に滅びることのない王国を築き上げられ、その王国は他の民に 譲られることはありません。 そして、それはすべての王国を粉々に砕き、散らし、それ自体は永遠に存続するでしょう――まさに、あなたが目にしたように、人の手によらず山から切り出された石が、粘土、鉄、銅、銀、金を砕いたのと同じです。偉大なる神は、この後に起こるべきことを王に知らせておられます。この夢は真実であり、その解釈も正しいのです!

ダニエル書 2:31–36, 44–45

第6パリアミアの後、朗読者は
トロパリオ(第6調)を朗読する

キリストよ、あなたは聖母より輝き出でた、/形なき正義の太陽よ、/星はあなたを指し示し、/測り知れぬ御方でありながら洞窟に収まられたあなたを、/東方の三博士を導いてあなたを礼拝させた。/彼らと共に、私たちはあなたを賛美する:/「命の与え主よ、あなたに栄光あれ!」

聖歌隊が同じトロパールを歌う。

朗読者:主は王座に着き、栄光に身を包まれ、主は力に身を包まれ、帯を締められた。主は宇宙を確固たるものとし、それは揺らぐことがないからである。それ以来、あなたの御座は整えられ、あなたは世の初めから
 詩編92:1, 2

聖歌隊あなたを礼拝するために東方の三博士を導き、/彼らと共に私たちはあなたを賛美します:/「命の与え主よ、あなたに栄光あれ!」

朗読者:川は声を上げ、主よ、川は声を上げ、多くの水の轟きの中で、川はその流れを高く掲げます。 詩編92:3

聖歌隊あなたを礼拝するために東方の博士たちを導き、/彼らと共に私たちはあなたを賛美します:/「いのちの与え主よ、あなたに栄光あれ!」

朗読者:海の波は驚くべきものであり、高き所におられる主は驚くべき方です。あなたの御業はまことに真実です。主よ、あなたの宮には、永遠に聖なるものがふさわしいのです。 詩編92:4b, 5

聖歌隊あなたを礼拝するために東方の三博士を導き、/彼らと共に私たちはあなたを賛美します:/「いのちの与え主よ、あなたに栄光あれ!」

朗読者:父と子と聖霊に栄光あれ!

聖歌隊あなたを礼拝するために東方の三博士を導き、/彼らと共に、私たちはあなたを賛美します:/「命の与え主よ、あなたに栄光あれ!」

朗読者今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

聖歌隊あなたを礼拝するために東方の三博士を導き、/彼らと共に私たちはあなたを賛美します:/「いのちの与え主よ、あなたに栄光あれ!」

朗読者:キリストよ、あなたは聖母より輝き出で、/形なき正義の太陽となり、/星はあなたを指し示しました、/計り知れぬ御方が、洞窟に身を収められたことを。

そして自らトロパリオの結句を歌う:東方の三博士をあなたへの礼拝へと導き、/彼らと共に私たちはあなたを賛美します:/「命の与え主よ、あなたに栄光あれ!」

そして、祝日の朗読を続ける:

7. イザヤの預言の朗読

幼子が我らのために生まれ、御子が我らに与えられた。その御肩には支配がのしかかり、その御名はこう呼ばれる。「大いなる助言者の御使い、驚くべき助言者、力ある神、支配者、平和の君、来るべき世の父」。わたしは諸君に平和をもたらす。彼に平和と健康あれ! (そして)その支配は偉大であり、ダビデの王座と彼の王国において、その平和には限りがない。それは、今より永遠に、裁きと正義をもってそれを正し、支えるためである。万軍の主の熱意がこれを成し遂げる!

イザヤ書 9:6–7

8. イザヤの預言の朗読

主はアハズとの会話を続け、こう言われた。「あなたの神、主から、深き所か高き所か、しるしを求めなさい。」するとアハズは言った。「求めません。主を試すようなことはしません。」イザヤは言った。「さあ、ダビデの家よ、よく聞きなさい。 人々に困難をもたらすだけでは足りないのか。どうしてあなたがたは主をも困難に陥れるのか。それゆえ、主ご自身があなたがたにしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。 彼は油と蜜を味わい、善悪を区別し、善を選ぶようになる。この幼子が善悪を知るようになる前に、悪に染まることなく、善を選ぶようになるからだ」。主はわたしにこう言われた。 「新しい、大きな巻物を取り、人の筆で、まもなく戦利品の奪取が行われることを書き記せ。それはすでに到来したからだ。そして、忠実な人々、すなわち祭司ウリヤとバラキインの子ザカリヤを、わたしの証人としなさい」。そこで、わたしは預言者の女のもとへ行き、彼女は身ごもり、男の子を産んだ。 主は私に言われた。「その子を『速やかに奪い、速やかに略奪せよ』と名付けなさい。幼子は、父や母と呼ぶことを学ぶ前に、アッシリアの王の目の前で、ダマスコの勢力を打ち破り、サマリアの戦利品を奪い取るからである。」 神は我々と共におられる――諸国民よ、これを悟り、服従せよ。地の果てまで聞き届けよ。強者たちよ、服従せよ。もし再び力を振るおうとも、再び打ち負かされるだろう。あなたがたがどのような計略を企てようとも、主はそれを打ち砕き、どのような言葉を語ろうとも、それはあなたがたのとして残らない。神は我々と共におられるからだ!

イザヤ書 7:10–16;8:1–4, 8–10

第8パリアミアの後に小エクテニアを行い、司祭の呼びかけの後に「三聖」を唱える。

プロキメン、第1声

主はわたしに言われた。「あなたはわたしの子、/わたしは今日、あなたを産んだ。」

節:わたしに求めよ。そうすれば、わたしは諸国民をあなたの嗣業とし、地の果てをあなたの所有とする。 詩編 2:8b, 9

聖使徒パウロのヘブライ人への手紙の朗読

神は、昔、預言者たちを通して先祖たちに何度も、また様々な形で語られたが、この終わりの日には、御子を通して私たちに語られた。神は御子を万物の相続人と定め、また御子を通して世を創造されたのである。 御子は、栄光の輝きであり、神の本質の像であり、御自身の力の言葉によって万物を支えておられ、御自身によって私たちの罪の清めを成し遂げ、高き所にある威厳の御座の右の座に着き、御名において御使いたちよりもはるかに優れたものとなられました。なぜなら、神はいつ、どの御使いたちにこう言われたことがあったでしょうか。 「あなたはわたしの子、わたしは今日、あなたを産んだ」と語られたことがあろうか。また、「わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる」と語られたことがあろうか。さらに、神は長子を宇宙に導き入れる際、「神のすべての天使たちは、彼にひれ伏すように」と語っておられる。 また、御使いたちについては、「御自分の御使いたちを霊として、御自分のしもべたちを燃える火として造られた方」と語られ、御子については、「神よ、あなたの御座は世々限りなく、正義の杖はあなたの御国の杖です。 あなたは真理を愛し、不義を憎まれた。それゆえ、神よ、あなたの神は、あなたの仲間の誰よりも、喜びの油をもってあなたを油注がれた。」そして: 「主よ、あなたは初めに地を築き、御手のわざは天です。それらは滅びますが、あなたは永遠に存続されます。すべては衣のように古び、あなたはそれらを衣のように巻き上げ、それらは変わりゆくでしょう。しかし、あなたは変わることなく、あなたの年は尽きることがありません」。

冒頭303:ヘブライ人への手紙 1:1–12

[土曜日の、晩課とは別に執り行われる聖体礼儀では、冒頭207。]

アリルヤ、第5調

詩句:主はわが主に言われた。「わたしの右に座しなさい。わたしがあなたの敵をあなたの足の下に置くまで。」

詩句:主はシオンから力ある杖をあなたに送られる。――そして、あなたの敵の中で支配せよ!

詩句:「『私は、明けの明星よりも先に、あなたを母の胎から生み出した』と、主は誓われ、その誓いを撤回されることはない。」 詩編 109:1, 2, 3b

ルカによる福音書、第5章の冒頭

その頃カエサル・アウグストゥスから、全宇宙の住民登録を行うという勅令が出された。この住民登録は、クィリニウスがシリア総督を務めていた時期に初めて行われたものであった。そこで、人々は皆、それぞれの町へ登録に向かった。 そこで、ガリラヤのナザレという町に住んでいたヨセフも、ダビデの家系に属していたため、ユダヤのダビデの町、すなわちベツレヘムへと、婚約者であり、身ごもっていたマリアと共に、登録のために向かった。 さて、彼らがそこに滞在している間に、マリアの出産の日満ちた。そこで、彼女は長子である息子を産み、布でくるんで飼葉おけに寝かせた。宿屋に彼らの泊まる場所がなかったからである。その地方には、野原で羊の群れの夜番をしていた羊飼いたちがいた。 すると、主の御使いが彼らの前に現れ、主の栄光が彼らを照らしたので、彼らは大きな恐れに襲われた。御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見よ、私はあなたがたに、すべての民にとって大きな喜びとなる福音を告げ知らせるのです。今日、ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。その方は、主キリストです。 『これこそがあなたがたへのしるしです。飼い葉桶に寝かされ、布にくるまれた幼子を見つけるでしょう』」。すると、突然、その天使と共に大勢の天の軍勢が現れ、神を賛美してこう叫んだ。「いと高き所では神に栄光があり、地には平和、人々に神の御好意がある!」 そして、天使たちが彼らから離れて天に帰った後、その羊飼いたちは互いに言った。「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が私たちに告げられたこの出来事が、一体どのようなものか見てみよう。」彼らは急いでそこへ行き、マリアとヨセフ、そして飼い葉桶に寝かされている幼子を見つけた。 それを見て、彼らはこの幼子について告げられた言葉を人々に伝えた。それを聞いた人々は皆、羊飼いたちが語ったことに驚いた。マリアは、これらの言葉をすべて心に留め、反芻していた。羊飼いたちは、告げられたとおりに見聞きしたすべてのことを、神を賛美し、称えながら帰っていった。

ルカ 2:1–20

[土曜日の、晩課とは別に執り行われる聖体礼儀において、マタイによる福音書、第53章の冒頭。]

「ふさわしい」の代わりに

恵み深い方よ、すべての被造物があなたを喜び祝う:/天使の群れと人類のすべて。/あなたは聖別された神殿であり、霊的な楽園、/処女の栄光であり、そこから神は受肉し、幼子となられた/すべての世より前からおられる私たちの神。 / まことに、主はあなたの胎内を御座とされ、/ あなたの胎を天よりも広大にされた。/ 恵み深い方よ、すべての被造物があなたを喜び祝う、/ あなたに栄光あれ!

聖体拝領

天から主を賛美せよ、高き所において主を賛美せよ。ハレルヤ。(3) 詩編148:1

聖体礼儀の閉会後、副司祭は持ち出し用ろうそくに火を灯し、それを教会の真ん中に置く。そして聖職者たちと両聖歌隊が共に、祝日のトロパリオ、「栄光あれ」、そして「今や」を歌い、コンダクと「長寿を」を歌う。

徹夜祷は、大晩課から始まり、「神は我らと共におられる」の詠唱で幕を開ける。通常のトロパリオ「わが目を照らしたまえ」の代わりに、祝日のトロパリオが唱えられる。「主よ、我らを憐れみたまえ、我らを憐れみたまえ」の代わりに、祝日のコンダクが唱えられる。大賛美の後、リティアが行われる。

リティアのスティヒラは自唱式、第1声
聖ヨハネ・ダマスコス

この日預言のとおり、天と地は喜び躍れ。/天使たちよ、人々よ!霊的に喜び祝おう。/なぜなら、神は肉となって、/暗闇と影の中に座していた者たちの前に、処女から生まれ現れたからである。/洞窟と飼い葉桶が、御方を迎え入れた。 /羊飼いたちはこの奇跡を告げ知らせる。/東方の三博士はベツレヘムに贈り物を携えて来る。/われらは、不遜な口をもって、/天使たちのように御方に賛美を捧げよう。/ 「天には神に栄光、地には平和あれ。/諸国民が待ち望んでいた方が来られた。/来られ、敵の奴隷状態からわれらを救われた!」

この日、キリストの御降誕により、天と地は結ばれた。/この日、神は地上に来られ、/人は天に昇られた。/今日、人のために、/本来は目に見えぬ方が、肉体を帯びて現れた。 /それゆえ、私たちも賛美の声を上げて、主に向かってこう叫びます:/「天には神に栄光、地には平和:/あなたの到来が私たちにこれを授けてくださいました;/私たちの救い主よ、あなたに栄光あれ!」

「天には神に栄光あれ」、 / – この日、ベツレヘムで、私は無形の者たちからこう聞く、 / – 「地の上に平和が確立されることを御心に適わせた方よ!」 /今や聖母は天よりも広大なり、/まことに、光は暗き者に輝き、/謙遜な者たちを高く上げ、天使のように歌う者たちを:/「天には神に栄光あれ!」

御自身の姿と似姿に造られた者たちを、/罪のために滅びゆくのをご覧になり、/イエスは天を低くして降りて来られ、/何の変化も受けずに処女の胎内に宿り、/そこで、朽ち果てたアダムを新たにされ、彼はこう叫ぶ:/ 「わが救い主、わが神よ、あなたの御降臨に栄光あれ!」

賛美、第5声、聖ヨハネ・ダマスコス作

東方の三博士、ペルシャの王たちは、/地上で天の王が生まれたことをはっきりと知り、/明るい星に導かれてベツレヘムにたどり着き、/選りすぐりの贈り物――金、乳香、没薬――を携えて、/ひれ伏して礼拝した。彼らは洞窟の中で、/幼子として横たわっている永遠なる御方を見たからである。

そして今、第6声部、総主教ゲルマンの歌

天のすべての天使たちは歓喜し、/人々は今日この日を喜び、/すべての被造物もまた祝賀する、/ベツレヘムに生まれた救い主であり主の御ために:/まことに、偶像崇拝のあらゆる惑わしは終わりを告げ、/キリストは永遠に君臨される!

 

詩篇台での自唱のスティヒラ
ゲルマン総主教、第2声調

この日、偉大で驚くべき奇跡が成し遂げられた:/処女が産み、その胎は傷つけられない。/御言葉は受肉し、父と離れることはない。/天使たちは羊飼いたちと共に賛美し、/私たちも彼らと共に叫ぼう:/「天には神に栄光、地には平和あれ!」

第3声部

聖句:「私は、明けの星が生まれる前から、あなたを産んだ」/――主はそう誓われ、その誓いを破ることはない。 詩編 109:3b 4a

この日聖母は万物の創造主を産み出す。 /エデムは彼に洞窟を捧げ、/星は闇の中にいるキリスト、/太陽を照らし出す。/東方の三博士は、信仰に導かれて贈り物を捧げ、ひれ伏し、/羊飼いたちは奇跡を目撃した:/天使たちが歌い、こう叫んでいたのだ:/「いと高き所に神に栄光あれ!」

聖句:主はわが主に言われた:/「わたしの右に座れ」。 詩編109:1a

アナトリア、同じ声調

主イエスがユダヤのベツレヘムで生まれたとき、/東方から来た東方の三賢者は、/人となられた神にひれ伏し、/宝箱を開いて/貴重な贈り物を捧げた。/純金――永遠の王として、/乳香――全世界の神として; /また、没薬は――三日間死んでいた不死の御方への捧げ物として。/すべての民よ、来たりて、我らの魂の救いのために/お生まれになった御方に拝礼しよう。

栄光、第4調、聖ヨハネ・ダマスコス作

喜びなさい、エルサレムよ、/そして、シオンを愛する者たちよ、皆、祝賀せよ。/この日、アダムの罪による古くからの束縛は解かれ、/私たちのために楽園が開かれた。 /蛇は無力となった。/なぜなら、 彼が最初に惑わしたあの女性が、/今や創造主の母となったのを見たからである。/ああ、神の富と知恵と知識の深さよ!/あらゆる肉体に死をもたらした、罪の道具が、/聖母マリアを通して全世界の救いの始まりとなった。 / まことに、彼女から、全き神である御子が生まれ、 / その御誕生によって処女性を封印し、 / 罪の束縛を産着で解き放ち、 / その幼子としての姿によって、 / エバを産みの苦しみの苦痛から癒やされる。 /それゆえ、すべての被造物は喜び躍り、/キリストが現れてこれを回復し、/私たちの魂を救うためである!

そして今、同じ声が響く:洞窟に宿られたキリストなる神よ、/飼い葉桶があなたを受け入れ、/羊飼いたちも東方の三博士と共にひれ伏した。 /その時こそ、預言者たちの預言が成就し、/天使の軍勢は驚き、叫び、こう讃えた:/「御降臨に栄光あれ、唯一の人を愛する方よ!」

トロパリオ、第4調

キリスト、わが神よ、あなたの降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/なぜなら、それによって星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたに礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったからです。/主よ、あなたに栄光あれ!(3)

 

早課にて

「主なる神」の箇所:
祝日のトロパールを三度、第4調

キリスト、我らの神よ、御降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/その光によって、星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/真理の太陽であるあなたを礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったのです。/主よ、あなたに栄光あれ!(3)

第1節のセダレン、第1声。
類似の賛歌:御棺を守った戦士たちよ:

言葉を持たぬ家畜の飼い葉桶に/私たちのためにあなたは横たわられ、/忍耐深い救い主よ、/御自身の御心により幼子となられた。 /しかし、羊飼いたちはあなたを賛美し、天使たちと共にこう叫びました:/「地上で生まれ、/地上の者たちの性質を再生させた方、/私たちの神、キリストに、栄光と賛美あれ!」*

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

[あるいは別のもの、第4声(ギリシャのミネイアより)

マリアよ、なぜ驚いているのですか?/あなたの中にいる御方に、なぜ驚嘆するのですか?/「なぜなら」と彼女は言います、/「時を超えた御子を産んだからです。/どのようにして御子が宿ったのか、私には分かりません。/私には夫がいません。どうして御子を産むことができるでしょうか? /種なしの誕生を見た者がいるだろうか?」/しかし、神が望まれるところでは、/自然の法則は退く、と書かれている通り。/キリストはユダヤのベツレヘムで、処女から生まれた。]

セダレンの第2詩節に従い、第3声調。
類似:あなたの処女の美しさに:

永遠にして不可解なる方、/見えない父と共に永遠に存在される方を、/あなたは肉において胎内に宿された、神の母よ、/神性において、混じりけのない三位一体から唯一の方を。 /あなたの恵みは世に輝き、すべての人々に讃えられています。/それゆえ、私たちは絶えずこう呼びかけます。/「喜びなさい、清き処女、母よ!」*

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

[あるいは別のもの、第4声(ギリシャのミネイアより)

全世界にも収まりきらない方が、どうして母の胎内に収まったのか?/父の懐におられる方が、どうして母の腕に抱かれて育まれるのか? /まことに、御自身が知っておられる通り、御自身の御心に従い、御好意により 。/なぜなら、御方は無形でありながら、自発的に受肉され、/私たちのために、本来持たなかったものとなられたからである。/そして、御自身の本性を変えることなく、/私たちの本性に参与された。/キリストは二つの本性において生まれ、/天上の世界を満たそうと望まれたのである。]

賛美

われらはあなたを賛美します、/命の与え主、キリストよ、/私たちのために、今や肉において、/夫を知らぬ清きおとめマリアから生まれ出でた方よ。

選定された詩編

1 合唱 全地よ、主に向かって叫べ。2 その御名を歌え、賛美をもって主を称えよ!1 そのすべての御業を語り伝えよ。2 神に告げよ。「あなたの御業はなんと畏れ多いことか!」 1 天は喜び、地は喜び踊れ。2 神に歌え、その御名を讃えよ。1 栄光と威光は、その御業である。2 御自身の民に救いを送られた。1 その御名は聖く、畏れ多い。2 シオンから、その美しさの輝きが放たれる。 1 私たちの神は天におられ、地にあるすべてのものを、御心のままに造られた。2 主よ、あなたの慈しみを、私は永遠に歌い続けよう。1 主は私を呼び、「あなたは私の父である」と言われる。2 そして、私は彼を長子とし、地の王たちのうちで最も高き者とする。1 地のすべての王たちは、彼にひれ伏す。 2 私たちの神ほど偉大な神が、ほかに誰がいようか。あなたは、奇跡を行われる神である。1 あなたは、その力強い御腕をもって、敵を打ち散らされた。2 私は、明けの明星よりも早く、あなたを産み出した。1 主は誓われた。その誓いを悔い改めることはない。 2 あなたは、メルキゼデクの位に従い、永遠の祭司である。1 主はわたしに言われた。「あなたはわたしの子である」。2 わたしは今日、あなたを産んだ。1 わたしに求めよ。そうすれば、諸国民をあなたの嗣業として与えよう。2 地の果てまでも、あなたの支配の下に置こう。 1 書の初めに、わたしについて記されている。 2 神よ、あなたの御座は、世々限りなく続く。 1 正義の杖、それはあなたの御国の杖である。 2 それゆえ、神よ、あなたの神は、喜びの油をもってあなたに油を注がれた。 1 あなたはすべての民の中から分け前を受けるからである。 2 主は世々限りなく祝福される。アーメン、アーメン。

栄光は、今にも:ハレルヤ(3)

詩編 65:1; 65:2; 104:2b; 65:3a; 95:11a; 67:5a; 110:3a; 110:9a; 110:9b; 49:2a; 113:11; 88:2a; 88:27a; 88:28; 71:11a; 76:14b – 15a; 88:11b; 109:3c; 109:4a; 109:4b; 2:8b; 2:9a; 2:8b; 39:8b; 44:7a; 44:7b; 44:8b; 81:8b; 88:53

ポリエレイの後、セダレン、第4声調。
「ポドベン」:ヨセフは驚いた:

さあ、信者たちよ、キリストが生まれた場所を見に行こう。/そして、星が導くところへ、/東方の三賢者たちと共に従おう。 /天使たちはそこで絶え間なく歌い、羊飼いたちは笛を吹き、ふさわしい歌を奏でている:/「天に栄光」と叫びながら、/「ユダヤのベツレヘムにて、聖母マリアから生まれた御子に!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

荘厳歌:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/ あなたがたは、/ 火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清めによって高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

「私は、明けの星が昇るより前に、あなたを胎内から生み出した」――/主は誓われ、その誓いを破ることはない。

詩句主はわが主に言われた。「わが右に座しなさい。わたしがあなたの敵をあなたの足の下に置くまで」。 詩編 109:3b 4a, 1

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

マタイによる福音書、冒頭2

イエス・キリストの誕生は、次のようにあった。その母マリアがヨセフと婚約した後、二人が同居する前に、マリアが聖霊によって身ごもっていることが分かった。彼女の夫ヨセフは、義人であり、彼女を恥じさせることを望まなかったため、密かに彼女を離縁しようと決心した。 しかし、彼がそう考えを巡らせていると、見よ、主の御使いが夢の中に現れて、こう言った。「ダビデの子ヨセフよ、恐れることなく、あなたの妻マリアを迎え入れなさい。彼女のお腹に宿っている子は、聖霊によるものだからです。彼女は男の子を産むでしょう。その子を、 イエスと名づけなさい。彼は、自分の民をその罪から救うからである」。これはすべて、主が預言者を通して語られた言葉が成就するためであった。「見よ、処女が身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」と。これは「神は我々と共におられる」という意味である。 ヨセフは眠りから覚めると、主の御使いの命じたとおりにし、妻を迎え入れたが、彼女と関係を持つことはなかった。彼女が長子である息子を産むまでそうしていた。そして、ヨセフはその子にイエスという名をつけた。

マタイによる福音書 1:18–25

詩編第50篇の後
「聖母マリアの祈りにより」の代わりに、次のように歌います:

栄光:今日、すべてが喜びに満ちている:/キリストは処女から生まれた。

そして今:「今日、すべてが喜びに満ちている。/キリストがベツレヘムで生まれた。」

スティヒラ、第6調:天には神に栄光、地には平和!/この日、ベツレヘムは、父と共に永遠に御座に就かれる御方を迎え入れる。/この日、天使たちは生まれた御子なる神を賛美してこう歌う:/「天には神に栄光、地には平和、/人々に神の御好意!」

カノン

第一は聖コスマス・マイウムス作、第1声調、第二は聖ヨハネス・ダマスコス作、第1声調。両カノンのイルモスは2回ずつ歌われ、トロパリはすべて第12声調で歌われる。

歌1

カノン1。イルモス:キリストが誕生された――賛美せよ!/天よりキリストがお降りになった――迎えよ!/地上のキリスト――喜び躍れ!/全地よ、主に歌え/人よ、喜びをもって歌え、/主は栄光をお受けになったから!

神の御姿に造られた者が、/罪によって朽ち果て、すべてが腐敗にさらされ、/最上の、神聖な命を失った者を、/知恵ある創造主が再び回復してくださる。/主は栄光を受けられたからである。

創造主は、自らの手で造られた人間が滅びゆくのを見て、/天を低くして降りて来られ、/その全存在を受け入れ、/神聖で清らかな処女から真に受肉された。/まことに、御方は栄光を受けられた。

知恵、御言葉、力、/本質において御子であり、父の輝きである、キリスト神は、/この世より高いすべての力、/そして地上のすべての力から隠れて、/人となり、再び私たちを贖われた。/まことに、御方は栄光を受けられた。

 

第2カノン。イルモス:奇跡を行われる主よ、民を救い給う方、/かつて湿った海の波を干上がらせ、/御自身の御心により聖母から生まれ、/私たちのために天へと至る歩みやすい道を切り開いてくださる方:/御本質において父と等しく、かつ人間である御方を、/私たちは賛美します。

聖別された胎は御言葉を産み出しました、/燃え尽きぬ茨の茂みとして明確に表される、/――神であり、死すべき者の姿と結びつき、/エバの不幸な胎を/古くからの苦い呪いから解き放たれる方:/私たち、死すべき者は、御方を賛美します。

星は東方の三博士に、/太陽よりも先に存在した御言葉を、/罪を打ち砕くために来られた御方を、/はっきりと示した――/私たちへの憐れみから、貧しい洞窟で布に包まれておられたあなたを、/彼らは喜びをもって見出した、/人間であり、同時に――主である御方を。

カタヴァシア:第一合唱――第一カノンのイルモス、第二合唱――第二カノンのイルモス。

歌第3

カノン1。イルモス:世の初めより父より生まれ、/地上の法則に縛られない御子、/そして終わりの時に処女より、/種なしに受肉された、/キリストなる神に、我らは呼びかけよう:/「我らの尊厳を高めてくださった方、/あなたは聖なる方、主よ!」

朽ちるべき存在でありながら、至高の息吹に与る者、/しかし妻の誘惑に惑わされ滅びへと導かれたアダムは、/妻から生まれたキリストを見て、こう叫ぶ:/「私のために私と同じ姿となられた方、/聖なる方よ、主よ!」

卑しい土の造りにご自身を合わせ、/最も弱い肉体に参与し、/キリストよ、その肉体に神性をお与えになり、/死すべき者となられながらも神であり続け、/私たちの尊厳を高めてくださった、/主よ、あなたは聖なる方です。

ベツレヘムよ、喜びなさい、/ユダの君主たちの王都よ。/イスラエルの牧者、/ケルビムの肩に乗る御方、キリストは、/明らかにあなたから生まれ、/私たちの尊厳を高め、/万物の上に君臨された。

 

第2カノン。イルモス:御自分の奉仕者たちの賛美に耳を傾けてください、/恵み深い方よ、敵の逆らう眉を謙遜させ、/すべてを見通す方よ、歌い手を罪より高く掲げ、/祝福された方よ、彼らを信仰の土台の上に/揺るぎなく確固たるものとしてください。

笛吹きたちの合唱団は驚嘆した、/並外れた方法で、/理性を超えたものを目撃する栄誉に浴して:/至聖なる花嫁からの至福の御降誕、/そして、種なしに受肉されるキリスト王を讃える/無形の軍勢。

天の高みに君臨する御言葉は、/その憐れみによって私たちのためにすべてを成し遂げられる。/かつては非物質的であった御方が、終わりの日に、/結婚を知らぬ処女から肉体をまとい、/堕落した原初の人間を御自身のもとに引き寄せるためである。

イパコイ、第8声

異邦人の先駆者たちを、天はあなたのもとへ導き、/飼い葉桶に横たわる幼子よ、/星によって東方の三博士を呼び寄せた。/そして彼らを驚かせたのは、笏や玉座ではなく、/極度の貧しさであった。/洞窟よりも貧しいものなどあるだろうか?/おくるみよりも謙虚なものなどあるだろうか? /しかし、その中にあなたの神性の豊かさが輝き出ました。/主よ、あなたに栄光あれ!

第4歌

カノン1。イルモス:イェッセの根からの若枝/そしてその花、/処女からあなたは生まれ出でた、キリストよ; /あなたは、称賛に値する方として、/茂みに覆われた山から来られ、/夫を知らぬ者から受肉され、/非物質なる神となられた。/主よ、あなたの力に栄光あれ!

古くからヤコブが/諸国民の待ち望みとしてあらかじめ定めた御方よ、/ユダの部族から輝きを放たれたキリストよ、/ダマスカスの権勢とサマリアの戦利品を奪い取り、/迷いの代わりに神に喜ばれる信仰をもたらされた。/主よ、御力に栄光あれ!

ヤコブから星のように輝き出られた主よ、/あなたは、古代の預言者バラムの言葉の秘義に /  посвященな者たち、/星を観察する賢者たち、/異教の諸民族の先駆けとしてあなたのもとに導かれた者たちを / 喜びで満たし、/あなたに喜ばれる供え物を捧げる彼らを、/公然と受け入れられました。

あなたは処女の胎内に降りてこられました、/羊毛に降る雨のように、キリストよ、/そして地上に落ちる露の滴のように;/エチオピア人とペルシャ人、そしてアラビアの島々、/サバそして全地を支配するメディア人たちは、/あなたにひれ伏しました、救い主よ:/主よ、あなたの力に栄光あれ!

 

第2カノン。イルモス:死すべき人類の再生を / 預言者アバクムは賛歌の中で予告し、 / 古の時代にその原型を言葉に尽くせぬほどに目撃する栄誉に浴した。 / なぜなら、人々を再生させるために、 / 山から、処女から、幼き御子――御言葉――が生まれたからである。

至高なる御方よ、あなたは死すべき者たちと同等として来られ、/御自身の意志により処女から肉体をまとい、/蛇の頭の毒を滅ぼし、/神の御性質をもってすべての人々を、/太陽の光を失った門から、命を与える光へと導かれた。

かつて朽ち果てに沈んでいた諸国民よ、/邪悪な敵の破滅を完全に免れた今、/賛美の拍手を打ちながら手を挙げ、/唯一のキリストを、/憐れみをもって/私たちと同じ境遇に降りてこられた恩人として、/崇めよ。

イェセの根から生じたおとめよ!/あなたは死すべき者の限界を超え、/永遠の御父の御言葉を産み出された。/御言葉ご自身が、/あなたの封印された胎内を通って、/並外れた自己卑下をもって、/お進みになることをお選びになったのである。

第5歌

カノン1。イルモス:平和の神、憐れみの父よ、/あなたは、平和をもたらす/あなたの偉大な御計画の使者を/私たちに遣わしてくださいました。/それゆえ、神を知る光へと導かれ、/夜の後に夜明けを迎え、/私たちはあなたを賛美します、人を愛する方よ。

カエサルの勅令に従い、/あなたは奴隷の列に加えられ、/私たちを敵と罪の奴隷から解放してくださいました。/また、キリストよ、私たちと同様にすべての点で貧しくなられ、/この一致と交わりによって、/あなたは朽ちゆくアダムをも神格化してくださいました。

見よ、処女は――古の言にあり通り――胎内に宿し、/受肉された神を産み、なお処女のままである。/彼女を通して神と和解した私たち罪人は、/正義に従い、真の神の母を/信仰をもって賛美しよう。

 

カノン第2。イルモス:迷いの行いの夜の後に、闇に覆われた私たちのもとへ/今、恩人であるあなたに歌を力強く捧げる私たちのもとへ/キリストよ、贖いと安らかな道を授けて、おいでください/その道を駆け上がり、私たちが栄光を得ることができますように。

御自身との間の激しい敵意を、御受肉という御現れによって永遠に断ち切り、主よ、/魂を滅ぼす支配者の力を打ち砕き、/霊的な存在たちと平和を結び、/御父を被造物にとって近づきやすい方となさった。

かつては闇に覆われていた民は、ついに/しるし――至高の輝きの光――を仰ぎ見ました。/そして御子は、異教徒たちを神のもとへ導き、/罪が最もはびこっていたその地に、/言い表せない恵みを授けておられます。

第6歌

カノン1。イルモス:海の獣は、イオンの胎内から、赤子として、/受け入れたのと同じ姿のまま吐き出した; /しかし、御言葉は処女に宿り、肉体をまとわれ、/彼女を通過されながらも、彼女を朽ちることのないまま保たれた。/なぜなら、御自身が通常の受胎を経られなかったように、/御子を産んだ彼女をも無傷のまま守られたからである。

キリスト、我らの神は、肉となって来られた。/父は、明けの明星よりも早く、御腹から彼を産み出された。/そして、至聖なる力たちの統治の綱を握る御方は、/言葉を持たない生き物たちの飼い葉桶に横たわり/ぼろ布に包まれるが、それによって/罪の絡み合った束縛を解き放たれる。

アダムの肉から生まれ、/信者たちに与えられた御子、幼き御子、/しかし御自身こそ、来たるべき世の父であり支配者であり、/「大いなる評議会の天使」と呼ばれ、/御方は力強い神であり、/すべての被造物を御自身の権威の下に保たれる。

 

カノン第2。イルモス:海の深みにいたヨナは、/嵐を鎮めてくださるよう祈った。/しかし、私は、苦しみを与える者の矢に傷つけられ、/悪を滅ぼす者、キリストよ、あなたを呼び求める。/この不注意な私のところへ、どうか早く来てくださるよう。

初めに神と共にあった神の御言葉は、/私たちに固有の本性をいかに保つべきかを見極め、/今や、古来より弱かったその本性を強め、/御自身で新たにそれとの交わりに降りて来られ、/再びそれを情欲から解放されたものとして現わしてくださる。

罪の闇に悲惨にも陥った私たちのために、/深く堕ちた先祖の子らを立て直すために、/光の中に住まわれる方がアブラハムの胎から来られ、/御自身の尊厳に反して今や、/死すべき者たちの救いのために飼い葉桶に横たわってくださった。

コンダク、第3声、同型

この日、聖母は超存在なる御方を産み、/大地は近づきがたい御方に洞窟を捧げる。/天使たちは羊飼いたちと共に賛美を唱え、/東方の三博士は星をたどって旅をする。/それは、私たちのために/幼き御子、永遠の神が生まれたからである!

イコス:ベツレヘムはエデムを開いた、/さあ、来てこれを見よう――/ひそかに我らは喜びを見出した。/さあ、洞窟の中で天国の至福を受けよう:/そこには、水を注がれることなく、赦しをもたらす「根源」が現れた; /そこには、掘られることなく見つかった泉があり、そこから飲むことをダビデは古くから望んでいた。/そこでは、幼子をお産みになった聖母が、/たちまちアダムとダビデの渇きを癒やした。/それゆえ、私たちは急いでそこへ向かおう、/幼き御子、永遠の神が生まれたその場所へ。

第7歌

カノン1。イルモス:敬虔に育てられた若者たちは、/不義な命令を無視し、/脅かす炎を恐れず、/炎の中に立ちながら歌った:/「父祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

野原にいた羊飼いたちは、/驚くべき光に満ちた御現れに恵まれた。/主の栄光が彼らを照らし、天使が叫んだ。/「歌え、キリストが生まれたのだ。/父祖たちの神よ、あなたは祝福された方!」

突然、天使の言葉と共に、/天の軍勢が叫び始めた:/「天には神に栄光、地には平和、/人々に御好意:キリストが輝かれた;/先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

「これは一体どういうことか?」と羊飼いたちは言った。/「さあ、何が起きたのか、神なるキリストを見に行こう」。/そしてベツレヘムに着くと、彼らは御母と共に/御子にひれ伏し、こう歌い上げた。/「父祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

 

カノン2。イルモス:万物の王への愛に捉えられた若者たちは、/恐ろしく激怒した暴君の/不敬な悪口を軽んじ、/計り知れない炎も彼らに服従した。彼らは主に向かってこう叫んだ:/「永遠に、あなたは祝福された方です!」

奉仕者たちを激しく焼き尽くすが、/七倍に強められた炎でうごめく炉は、/若者を救い出す――/主の御心により炎に包まれた者たちを、/彼らの敬虔さゆえに、主は豊かに露を注がれたのだ。

キリストよ、守護者よ!あなたは死すべき者たちに対して敵を恥じ入らせ、/御自身の受肉を言い表せないほどの覆いとして持ち、/今や私たちの姿をとられ、私たちに神性の富をもたらしてくださった。/その富を願うがゆえに、かつて私たちは/高みから暗黒の深淵へと降りていったのである。

その眼差しは荒々しく、傲慢さは抑えがたく、/不道徳に暴れ狂う罪を、/傷つけられる世界の毒針のように、/あなたは御自身の全能をもって打ち倒された。/そして、かつてその罪に引きずられていた者たちを、/この日、その罠から救い出される。/自ら進んで受肉された、恵みの主よ。

第8歌

カノン1。イルモス:露を振りかける炉は/超自然的な奇跡の姿を示した。/なぜなら、それは自分の中に受け入れた若者たちを焦がさないからである。/それは、聖母の胎内に降りてこられた/神性の火が、その胎内を焦がさないのと同じである。 /それゆえ、我らは歌おう:/「主のすべての被造物が/主を祝福し、世々限りなく賛美しますように!」

バビロンの娘はシオンから/ダビデの捕らわれの若者たちを自らの元へ引き寄せようとするが、/彼女自身は、贈り物を携えた東方の三博士を/神をその内に受け入れたダビデの娘に懇願させるために遣わす。/それゆえ、我らは歌おう:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/世々限りなく主を賛美せんことを!」

悲しみは歌の楽器を置くように促した、/なぜならシオンの子らは異国の地で歌わなかったからである――/しかし、あらゆる迷いを打ち砕き、/バビロンの音楽の調和をも打ち砕くのは、/ベツレヘムから輝き出たキリストである; /それゆえ、歌おう:/「主のすべての被造物が主を賛美し、/世々限りなく主を称えよ!」

バビロンは戦利品を掌握し、/奪われたシオンの王国の富を手にした。/しかし、キリストはその宝物をシオンへと導き、/星を追い求めた王たちを道しるべの星として導かれる。/それゆえ、我らは歌おう:/「主のすべての被造物が主を賛美し、/世々限りなく主を称えよ!」

 

カノン第2。イルモス:旧約の若者たちは、燃え尽きることのない炎に包まれ、/処女の胎を象徴し、/超自然的に産み出し、封印されたものを表している。/しかし、その両方を一つの驚くべき御業によって成し遂げ、/人々の賛美へと恵みを高めている。

誤りによって神格化されるという破滅を免れ、/若者たちのように、すべての被造物は畏敬の念をもって/絶えず謙遜な御言葉を賛美し、/不遜な祈りを捧げることを恐れつつ、/その性質は移ろいやすいものの、熱意においては賢明である。

あなたは来られます、諸国民の目覚めよ、/迷い出た人間の本性を/荒れ果てた丘から花咲く牧草地へと導き戻し、/御自身の摂理により、人として、かつ神として現れ、/人殺しの暴虐な力を鎮めるためです。

第9歌の「ケルビムたちの至高の栄光」は歌わず、祝日のリフレインを歌います:

わが魂よ、 / 天の軍勢の最も高き栄光と誉れを称えよ、 / 至聖なる乙女、神の母を。

そしてイルモス:「秘儀を見る:」その後、第二の聖歌隊が同じ賛歌とイルモスを歌う。そして、各トロパリオごとに他の賛歌を一度ずつ歌う。

第9歌

カノン1。イルモス:「神秘を見る/並外れて驚くべきものを:/洞窟は天、ケルビムの玉座は聖母、/飼い葉桶は受け皿、/そこに収まりきらないキリスト・神が横たわられた、/我らが歌をもって讃える御方。」

わが魂よ、/聖母より肉体を帯びて生まれた神を讃えよ。

わが魂よ、/洞窟に生まれし王を讃えよ。

東方の三博士は、 / かつてない動きを見せた、 / 突如現れ、 / 天の星々よりも明るく輝いていた未知の新しい星を目にして、 / 私たちの救いのために、 / ベツレヘムでキリスト王が地上に誕生されたことを悟った。

わが魂よ、賛美せよ、/東方の三博士からの礼拝を受け入れた神を。

わが魂よ、/東方の三博士に星によって告げられた御方を、最も尊べ。

「新生児はどこにいるのか」と、東方の三博士たちは尋ねた――/「その星が現れた王は?/私たちは彼に礼拝するために来たのだから」。/その時、狂気の神敵ヘロデは動揺し、/怒りに駆られてキリストを殺そうと企んだ。

わが魂よ、賛美せよ、/清き乙女、唯一の神の母を、/キリスト王を産み出した方を。

三賢者と羊飼いたちは、ベツレヘムの町で生まれたキリストに拝礼するためにやって来た。

ヘロデは星が現れた時を正確に見抜いたが、/その星の導きに従って、/東方の三博士たちは贈り物を携えてベツレヘムでキリストに礼拝を捧げた。/そして、その星に導かれて故郷へと帰った彼らは、/残酷な幼児殺しを嘲笑の的として置き去りにした。

第一合唱団は、第二カノンのリフレインを歌う:

この日聖母は洞窟の中で/主を産み落とされる。

 

カノン2。イルモス:恐怖ゆえに、私たちは沈黙を守る方が容易であり、/それは安全な行いである。/しかし愛ゆえに、聖母よ、/熱意をもって紡がれた賛美歌を歌うことは難しい。/しかし、母よ、あなたは、/天性の召命に応じて、力を与えてください。

第二の合唱団は、次のリフレインを歌う:

この日主は幼子として、/聖母よりお生まれになる。

そして、同じイルモス:恐怖のゆえに、私たちは沈黙を守ったほうが楽だったでしょう:

また、トロパリオに続く他のリフレインも:

この日羊飼いたちは救い主を目にする、/おくるみに包まれ、飼い葉桶に横たわっている。

この日主は粗布に包まれる:/触れることのできない――幼子のように。

この日すべての被造物は喜び、歓喜する、/ キリストが処女マリアから生まれたからである。

過ぎ去った言葉の薄暗い姿や影を目撃し、/閉ざされた扉の向こうから新たに現れた方、/そして真理の光を崇め、清き母よ、/私たちはあなたの胎をふさわしく祝福します。

天の軍勢は、生まれた救い主を、/主であり支配者であるとして、世に告げ知らせています。

「栄光」の代わりに:「わが魂よ、賛美せよ、/三つの位格において不可分なる神性の御力を。」

「今や」の代わりに:「わが魂よ、賛美せよ、/私たちを呪いから救い出された方を。」

望みを叶え、/神の来臨に値する者とされた今、/キリストを愛する民は、/命を与える再生を待ち望んでいる。/どうか、至聖なるおとめよ、/私たちに恵みを与え、/天の栄光にひれ伏すことを許してください!

その後、両合唱団が一つになって、祝日の第一の反復句とイルモスを歌う:「秘儀を見る:」

続いて、第二カノンの副歌とイルモス:「恐れゆえに、沈黙を守るほうが私たちには容易である:」そして、礼拝。

スヴェティレン

高きところから、私たちの救い主が私たちを訪ねてくださった、/太陽よりも先に昇った光よ;/そして、闇と影の中にいた私たちも真理を見出した、/主が聖母から生まれたからである。 (3)

「賛美せよ」のステイヒラ、4音節の自唱、第4声、
エルサレムのアンドレイ

義人よ、天よ、喜びなさい、歓喜しなさい;/山々よ、踊りなさい、キリストが生まれたのだから! / 聖母はケルビムのように座し、/ 御膝に神――受肉した御言葉――を抱いている。/ 羊飼いたちは御子をお祝いし、/ 東方の三博士は主へ贈り物を捧げる。/ 天使たちは賛美を叫ぶ:/ 「測り知れぬ主よ、あなたに栄光あれ!」

御父は御心により――/御言葉は肉となり、/聖母は人となられた神を産み出された。/星が告げ知らせ、東方の三博士は拝礼し、/羊飼いたちは驚き、すべての被造物が喜びに満ちている。

救い主を産み出された聖母マリアよ、/あなたはエバの古き呪いを打ち破られました。/父の御心により母となられ、/御胎に神――受肉された御言葉――を宿されたからです。 /この神秘を探り尽くすことはできません、/ただ信仰によって、私たち皆がこれを賛美し、/あなたと共に叫び、こう宣言します:/「言い表せない主よ、あなたに栄光あれ!」

さあ、救い主の母を讃えましょう、/御子の誕生後も変わらず処女であり続けた方を:/「喜びなさい、生ける王であり神の都よ、/キリストはあなたの中に宿り、救いを成し遂げられた」/ 大天使ガブリエルと共にあなたを讃え、/羊飼いたちと共に、こう叫びながら賛美します:/「神の母よ、あなたから受肉された御方の御前で、/私たちの救いのために執り成してください!」

栄光、第6調、ゲルマン総主教

御降臨の時が地上に訪れたとき、/宇宙の最初の戸籍調査が行われた。/その時、あなたは御自身の降誕を信じる人々の名も/記録しようとされた。/それゆえ、カエサルによって次のような布告がなされた。/まことに、あなたの始まりなき、永遠の御国が新たにされたからである。 それゆえ、私たちも物質的な貢ぎ物に加え、/正統な神学の豊かさを、/私たちの魂の神であり救い主であるあなたに捧げます。

そして今、第2声、聖ヨハネ・ダマスコス

この日、キリストはベツレヘムにて聖母より御生まれになり、/この日、初めなき御方が御現れになり、/御言葉が受肉なさる。/天の諸勢力は喜び、/地も人々と共に歓喜する。 /東方の三博士は贈り物を捧げ、/羊飼いたちはこの奇跡を告げ知らせる。/われらは絶えずこう叫び続ける。「天には神に栄光、地には平和、/人々に神の御好意あれ!」

大いなる賛美。

閉会

洞窟生まれ、飼い葉桶に横たわられた、私たちの救いのために来られたキリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

 

聖体礼儀にて

アンティフォン1、第2調

節1:主よ、私は心を尽くしてあなたを賛美し、/あなたのすべての御業を告げ知らせる。 詩編9:2

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

節2:誠実な者たちの集まりと集会において。/主の御業は偉大なり。 詩編110:1b – 2a

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、私たちを救ってください。

第3節:その御心は、すべてにおいて完全である。 詩編110:2b

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

第4節:賛美と栄光は御業であり、/御義は世々限りなく続く。
 詩編110:3

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2調

第1節:主を畏れる人は幸いである、/主の戒めを深く愛する。 詩編 111:1

神の御子よ、処女から生まれ、あなたを賛美する者たちよ、私たちを救ってください。ハレルヤ。

節2:その子孫は地上で力強く、/義人の家系は祝福される。 詩編111:2

神の子よ、処女から生まれた方よ、私たちを救ってください。あなたを賛美する者たちよ、ハレルヤ。

第3節:その家には栄光と富があり、/その正義は世々限りなく続く。 詩編111:3

神の子よ、処女から生まれた方よ、私たちを救ってください。あなたを賛美する者たちよ、ハレルヤ。

第4節:闇の中に、義人のための光が輝いた。/彼は慈愛に満ち、寛大で、義にかなっている。 詩編111:4

神の御子よ、処女から生まれ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第4調

第1節:主はわが主に言われた。「わたしの右に座れ」。 詩編 109:1a

トロパリオ、第4調

キリスト、我らの神よ、御降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/その光によって、星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたを礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったのです。/主よ、あなたに栄光あれ!

第2節:いつまで、あなたの敵を/あなたの御足の踏み台としないのか。 詩編109:1b

トロパリオ:キリスト、わが神よ、あなたの降誕:

第3節:主はシオンから、あなたに力の杖をお与えになります――/そして、あなたの敵たちの間で支配なさいますように!
 詩編109:2a

トロパリオ:キリスト、我らの神よ、御降誕の日に:

第4節:あなたの力の日に、あなたの聖なる者たちの輝きの中で、あなたと共に権威がありますように。 詩編109:3a

トロパリオ:キリスト、我らの神よ、御降誕:

入場

私は、明けの明星よりも先に、あなたを胎内から生み出した」と、主は誓われ、その誓いを悔い改めることはない。「あなたは、メルキゼデクの位に従い、永遠の祭司である」。 詩編109:3b – 4

トロパリオ、第4調

わが神キリストよ、あなたの降誕は、/知識の光をもって世界を照らし出しました。/なぜなら、それによって星々に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたに礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったからです。/主よ、あなたに栄光あれ!

栄光、そして今、コンダク、第3調

この日、処女は至高なる御方を産み、/大地は不可侵なる御方に洞窟を捧げる。/天使たちは羊飼いたちと共に賛美を捧げ、/東方の三博士は星を頼りに旅をする。/それは、私たちのために、/幼き御子、永遠の神が誕生されたからである!

「三聖歌」の代わりに

キリストに洗礼を受けたあなたがたは、その数にかかわらず、/みなキリストに身を包んだのである。ハレルヤ。(3)

プロキメン、第3調

全地よ、あなたにひれ伏し、あなたを讃えよ、/あなたの御名を讃えよ、至高なる方よ!

節:全地よ、主に向かって叫べ、その御名を歌え、賛美をもって主に栄光を帰せよ! 詩編65:4, 1b – 2

ガラテヤ人への手紙、冒頭209

兄弟たちよ、時が満ちたとき、神は御子(独り子)を遣わされた。御子は女から生まれ、律法に従われた。それは、律法の下にある者たちを贖い出し、私たちが神の子としての地位を得るためである。 あなたがたは子であるから、神は御子の御霊を私たちの心に遣わし、「アッバ、父よ!」と叫ばせておられます。ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。もし子であるならキリストを通して神の相続人でもあります。

ガラテヤ4:4–7

ハレルヤ、第1声

詩篇:天は神の栄光を語り、その御手のわざを大空が告げ知らせる。

詩句:日は日にその言葉を伝え、夜は夜にその知識を告げ知らせる。  詩編 18:2, 3

マタイによる福音書、冒頭3節

ヘロデ王の治世の頃、イエスがユダヤのベツレヘムで生まれたとき、東方の国々から博士たちがエルサレムに来てこう言った。「ユダヤ人の王として生まれた方はどこにおられますか。 私たちは東の方でその星を見て、彼に拝礼しに来たのです」。これを聞いて、ヘロデ王は動揺し、エルサレム中も彼と共に動揺した。そこで、彼はすべての祭司長や民の律法学者たちを集め、彼らに尋ねた。「キリストはどこで生まれるのか」。 彼らは彼に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう記されているからです。『ベツレヘムよ、ユダの地よ、あなたはユダの支配者たちの中で決して劣ることはない。あなたから、わたしの民イスラエルを牧する指導者が現れるからである』」。 そこでヘロデは、密かに東方の博士たちを呼び寄せ、星が現れた時期を詳しく尋ねた。そして彼らをベツレヘムへ遣わし、こう言った。「行って、その幼子について詳しく調べなさい。見つけ出したら、私に知らせてほしい。私も行って、その子に拝礼したいからだ。」彼らは王の言葉を聞いて、旅立った。 すると、東の方角で彼らが見た星が、彼らの前を導き、幼子がおられる場所の上に来ると、そこで止まった。彼らはその星を見て、非常に大きな喜びに満たされた。 そして家に入ると、幼子と、その母マリアとがそこにいるのを見て、ひれ伏して幼子に礼拝し、宝物箱を開けて、金、乳香、没薬の贈り物を献げた。そして、夢の中でヘロデのもとへ戻ってはならないという啓示を受けたので、別の道を通って自分たちの国へ帰っていった。

マタイによる福音書 2:1–12

「ふさわしい」の代わりに

わが魂よ、天の軍勢の最も高き栄光と誉れを称えよ、/清きおとめ、神の母を。

イルモス、第1声:恐怖ゆえに沈黙を守ることは、/安全な行いとして容易であるが、/愛ゆえに、おとめよ、/熱意をもって紡がれた賛美歌を歌うことは難しい。/しかし、母よ、あなたは、/生まれ持った召命に応じて、力を与えてください。

さあ、これを奉納まで歌いましょう。

聖体拝領

主は御自分の民に救いを送られた。ハレルヤ。(3) 詩編 110:9a

 

 

目次へ。

 


12月26日

至聖なる聖母マリアの祝日
およびサルディスの司教、聖殉教者エウフィミオスの記念日

大晩課にて

日曜日のほかは、詩篇の朗読はない。

「主よ、私は呼び求めました」において
祝日のスティヒラ第6調、第2声

ゲルマン総主教:さあ、主を喜び祝おう、/今この聖礼典を解き明かしながら:/私たちと神とを隔てていた壁は打ち砕かれ、/燃える剣は逆向きに翻り、/ケルビムたちは生命の木から退き、/私は、不従順のゆえに追放されたあの楽園の至福に、/再び与るのだ。 / なぜなら、変わることなき父の御姿/ そして御父の永遠の御形/ は、しもべの姿をとられ、/ 結婚を知らぬ母から生まれ/ それによって何ら変化を被ることなく。/ なぜなら、御方はかつての御姿――まことの神――のままであり、/ かつて持たなかったものを御自身に受けられ、/ 人への愛ゆえに人となられたからである。 / われらは彼にこう叫ぼう: / 「処女から生まれた神よ、われらを憐れみ給え!」 (2)

アナトリア:聖なる処女から主イエスが誕生されたことにより、/全世界が照らされた。/羊飼いたちは笛を吹き、東方の三博士は礼拝し、/天使たちは賛美を歌った――しかしヘロデは、/神が肉となって現れ、/私たちの魂の救い主となられたことを恐れおののいた。(2)

キリストなる神よ、あなたの御国は、/すべての世にわたる御国であり、/あなたの支配はあらゆる世代に及ぶ。/聖霊より受胎し、/永遠の処女マリアより人となられたキリストなる神よ、/あなたの来臨によって、あなたは私たちに光を灯してくださった。 /光よりの光、父なる神の輝き、/あなたはすべての被造物を照らされました。/息をするすべてのものがあなたを賛美します、/父なる神の栄光の現れよ。/今なお存在し、かつ初めから存在し、/処女より輝きを放たれた方よ、私たちを憐れんでください!

キリストよ、あなたが私たちのために人間としてこの地上に現れてくださったことに対し、/私たちはあなたに何を捧げればよいのでしょうか? / なぜなら、あなたが創造されたすべての被造物は、 / あなたに感謝を捧げているからです。 / 天使たちは歌を、天は星を、 / 東方の三博士は贈り物を、羊飼いたちは驚きを、 / 大地は洞窟を、荒野は飼い葉桶を、 / そして私たちは聖母マリアを捧げます。 / 永遠の神よ、私たちを憐れんでください!

栄光、今、第6調:天には神に栄光、地には平和!/この日、ベツレヘムは、父と共に永遠に御座に就かれる御方を迎え入れる。/この日、天使たちは、生まれた幼子なる神を賛美してこう歌う:/「天には神に栄光、地には平和、/人々に御好意!」

入場。プロキメン、第7調

わが神のように偉大な神は、他に誰がいようか。/あなたは、奇跡を行われる神である。

節1:あなたは諸国民の間に御力を現し、御腕をもって御自分の民を救い出された。

節2:そして私は言った。「今、私は理解し始めた。この変化は、至高者の御手によるものである。」

節3:私は主の御業を思い起こした。あなたの御奇跡を初めから思い起こすからである。

詩編 76:14b 15a; 76:15b 16a; 76:11; 76:12

土曜日、大晩課では、プロキメン「主は王となられた」とその詩篇を歌う。

詩篇の朗読におけるスティヒラは自唱、第8調

この日、前代未聞の神秘が成し遂げられる:/受肉が更新され、神は人となられる。/神は本来の姿を保ちつつ、/本来持たなかったものを受け入れ、/混ざり合うことも、分かれることもなく。

詩句:「私は、明けの明星よりも先に、あなたを産み出した」/――主は誓われ、その誓いを破られることはない。 詩編 109:3b 4a

主よ、ベツレヘムに到り、/洞窟に身を寄せられました。/天を御座とされ、/飼い葉桶に寝かされました。/天使の軍勢に囲まれた御方は、/羊飼いたちのもとへ降りて来られ、/慈悲深い方として、私たちの民を救うためでした。あなたに栄光あれ!

聖句:主はわが主に言われた。「わたしの右の座に着きなさい」。 詩編109:1a

この偉大な神秘を、いかにして告げ知らせようか。/無形の御方が受肉し、/御言葉が実体となり、/見えない御方が視られ、/触れることのできない御方が触れられ、/始まりなき御方が始まりを告げられる。/神の御子が人の子となられる:/イエス・キリストは、昨日も、今日も、そして永遠に変わることのないお方である!

栄光、今なお、その声は同じ:ベツレヘムに羊飼いたちが集い、/真の羊飼いを告げ知らせる。/ケルビムの上に座し、飼い葉桶に横たわり、/私たちのために幼子の姿をとられた方。/主よ、あなたに栄光あれ!

祝日のトロパリオ、第4調

キリスト、わが神よ、御降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/なぜなら、その光によって、星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたに礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったからです。/主よ、あなたに栄光あれ!

聖母マリアへのトロパリオ、第4調

至聖なる神の母、聖母マリアよ!/あなたの聖なる集いは、多様な美しさで飾られています。/主よ、多くの世の人々があなたに捧げ物を捧げます。/あなたの憐れみをもって、私たちの罪の束縛を解き放ち、/私たちの魂を救ってください。*

別のトロパリオ、第4調

[幼子を抱きしめるように、清き御方よ、/万物を支配する御方、/あなたから肉を受け取られた御方を、/あなたは喜びの与え手として現されました。 /それゆえ、この日、すべての被造物は喜びのうちに讃歌を歌い、/畏敬の念を抱かせる御子、神の母よ、/あなたは世に不死の源を産み出されたからです。(ギリシャ語より)]

聖殉教者エウフィミオスへのカノンは、別の日の晩課で歌われる。

 

早課にて

主なる神に:
祝日のトロパールを3回、第4調

キリスト、わが神よ、御降誕は、/知恵の光をもって世界を照らしました。/その光によって、星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたを礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったのです。/主よ、あなたに栄光あれ!

第1節のセダレン、第1声。
類似の賛歌:たとえ石が封印されていたとしても:

イエスがユダヤのベツレヘムに生まれたとき、/すべての被造物は、その創造主を知り、照らされた。/天使の合唱団は驚嘆した、/地上で、しもべの姿をとられ、/父と切っても切れない関係にある主をご覧になって。/受肉された神に栄光あれ! /地上でお生まれになった方に栄光あれ!/私たちの民を救うことをお望みになった方に栄光あれ!

栄光あれ、今なお:同じ言葉を繰り返します。

そして、キプロスのエピファニオスの言葉、至聖なる神の母への賛美を、三つの部分に分けながら朗読する。

セダレンの詩句2つずつ、第4調。
「同様の」:ヨセフは驚いた:

「マリアよ、なぜ驚いているのか?/ あなたの中にいる御方に、なぜ驚嘆するのか?/ 『それは』――と彼女は言う――/ 『永遠の御子をこの世に産んだからです。/ 生まれる御子がどのようにして宿ったのか、私には分かりません。/ 私には夫がいません。どうして御子を産むことができるでしょうか? /種なしの誕生を見た者がいるだろうか?」/しかし、神が望まれるところでは、/自然の法則は退く、と書かれている通りである。/キリストはユダヤのベツレヘムで、処女から生まれた。

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

祝日のカノン。両カノンのイルモスを2回、トロパリを12回歌う。カタヴァシアは両カノンのイルモス。第3歌の後、祝日のコンダク:「この日、聖母は:」およびイコス、イパコイ。

第6の歌の後に、コンダク(第6声)

明けの明星に先立ち、父より母なしに生まれし御方、/この日、地上で父なしに、あなたから肉体を帯びて現れた。/それゆえ、星は東方の三博士に福音を告げ、/天使たちは羊飼いたちと共に、/あなたの汚れなき御降誕を讃える、恵み深き方よ。

イコス: 未開の房を実らせた/神秘なるぶどうの木よ、/まるで枝の上のように、御子をその腕に抱き、こう宣言した:/「あなたは私の実、/あなたは私の命。/今や私は悟った、/今もなお、かつてのままであることを。 /あなたは私の神です。/私の処女の印が破られていないのを見て、/私はあなたを、肉となった不変の御言葉であると宣言します。 /私は種を知らず、朽ちるものから救い出してくれるあなたを知っています。/なぜなら、あなたは私から生まれたとはいえ、私は清いからです。/あなたは私の胎内に入ったまま、そのまま去って行かれたからです。/それゆえ、すべての被造物が共に喜び、私にこう呼びかけます。/「喜びなさい、恵まれた方よ!」

そして、プロローグを読みます。第9歌の「ケルビムたちの至高の栄光」は歌いませんが、祝祭日と同様にリフレインを歌います。

聖歌

高きところから、私たちの救い主が私たちを訪ねて来られた、/太陽よりも先に昇った光よ、/そして、闇と影の中にいた私たちも真理を見出した、/なぜなら、主は処女から生まれたからである。(3)

「賛美せよ:」のステヒラは4節、第4声、
エルサレムのアンドレイ

義人よ、天よ、喜びなさい、歓喜しなさい;/山々よ、踊りなさい、キリストが生まれたのだから! / 聖母はケルビムのように座し、/ 御膝に神――受肉した御言葉――を抱いている。/ 羊飼いたちは御子をお祝いし、/ 東方の三博士は主へ贈り物を捧げる。/ 天使たちは賛美を叫ぶ:/ 「測り知れぬ主よ、あなたに栄光あれ!」

御父は御心により――/御言葉は肉となり、/聖母は人となられた神を産み出された。/星が告げ知らせ、東方の三博士は拝礼し、/羊飼いたちは驚き、すべての被造物が喜びに満ちている。

救い主を産み出された聖母マリアよ、/あなたはエバの古き呪いを打ち破られました。/父の御心により母となられ、/御胎に神――受肉された御言葉――を宿されたからです。 / この神秘を 探求することは不可能であり、/ただ信仰によってのみ、私たち皆がこれを賛美し、/あなたと共に叫び、こう宣言する:/「言い表せない主よ、あなたに栄光あれ!」

さあ、救い主の母を讃えましょう、/御子の誕生後も変わらず処女であり続けた方を:/「喜びなさい、王であり神である生ける都よ、/キリストはあなたの中に宿り、救いを成し遂げられた」/ 大天使ガブリエルと共にあなたを讃え、/羊飼いたちと共に、こう叫びながら賛美します:/「神の母よ、あなたから受肉された御方の御前で、/私たちの救いのために執り成してください!」

栄光、第6調

この日目に見えぬ御本質は/処女より生まれ、死すべき者たちと結ばれる。 /この日、無限なる御方は/ベツレヘムで布に包まれる。/この日、神は星によって東方の三博士を礼拝へと導き、/金、没薬、乳香をもって/御自身が三日間墓に留まることを予告される。/それゆえ、私たちは歌う:/「聖母より受肉されたキリスト、神よ、私たちの魂を救いたまえ!」

そして今、第2調、聖ヨハネ・ダマスコス

この日、キリストはベツレヘムにて聖母より御生まれになり、/この日、初めなき御方が御現れになり、/御言葉が受肉なさる。/天の諸勢力は喜び、/地も人々と共に歓喜する。 /東方の三博士は贈り物を捧げ、/羊飼いたちはこの奇跡を告げ知らせる。/われらは絶えずこう叫び続ける。「天には神に栄光、地には平和、/人々に神の御好意あれ!」

大賛美。三聖句の後、祝日のトロパール、エクテニア、そして送別。第一時課と最終送別。時課では祝日のトロパール、聖母マリアのコンダク:「明けの明星より先に:」

聖体礼儀において

祝日のカノンから、第3歌と第6歌を歌う。入堂後:「処女から生まれた神の御子よ、あなたに『ハレルヤ』と歌う私たちを救ってください」。この節は祝日の終了まで歌う。

祝日のトロパリオ、第4調

キリスト、わが神よ、あなたの降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/なぜなら、それによって星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたに礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったからです。/主よ、あなたに栄光あれ!

栄光、そして今、コンダク、第6調

明けの明星より先に、父より母なしに生まれ給うた御方は、/この日、地上で父なしに、御身から肉体を帯びて現れ給うた。/それゆえ、星は東方の三博士に福音を告げ、/天使たちは羊飼いたちと共に、/御身の汚れなき御降誕を讃える、恵み豊かな方よ。

続いて「三聖歌」。

プロキメン、第3調、聖母の賛歌

わが魂は主を賛美し、/わが霊はわが救い主なる神を喜び祝う。節:主は御自分のしもべの謙遜に目を留めてくださった。今より後、すべての世代がわたしを幸いな者と呼ぶであろう。

聖使徒パウロのヘブライ人への手紙の朗読

兄弟たちよ、聖別する者も聖別される者も、すべては同じ方から出ている。それゆえ、主は彼らを兄弟と呼ぶことを恥じず、こう言われている。「わたしは、わたしの兄弟たちにあなたの御名を告げ、会衆の中であなたを賛美します」。 また、「わたしは彼に望みを置く」とも。さらに、「見よ、わたしと、神がわたしに与えてくださった子供たち」とも。それゆえ、子供たちが血と肉に与るように、彼もまた血と肉に与る者となられた。それは、死によって、死を支配する者、すなわち悪魔を無力化し、 死の恐怖のゆえに生涯奴隷の状態に置かれていたすべての人々を解放するためである。 なぜなら、疑いなく、主は天使の性質を受け継いだのではなく、アブラハムの子孫を受け継がれたからである。それゆえ、主は、民の罪を贖うために、神の御前で奉仕する慈悲深く忠実な大祭司となるために、あらゆる点で兄弟たちと同じようにならなければならなかった。主ご自身が試みに遭って苦しみを味わわれたからこそ、試みに遭っている者たちを助けることができるのである。

冒頭 306:ヘブライ人への手紙 2:11–18

ハレルヤ、第8調

主よ、立ち上がられ、御自身の安息の場所へお入りください。あなたと、あなたの聖なる箱とが共に。節:主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはない。

マタイによる福音書、第4章

東方の三博士が去った後、見よ、主の御使いが夢の中でヨセフに現れて言った。「起きなさい。幼子とその母を連れてエジプトへ逃げなさい。私が告げるまで、そこに留まりなさい。ヘロデは幼子を探し出し、殺そうとしているからである。」 そこでヨセフは起きて、夜中に幼子とその母を連れてエジプトへ逃げ、ヘロデが死ぬまでそこに留まった。これは、主が預言者を通して、「わたしはエジプトからわが子を呼び出した」と語られた言葉が成就するためであった。 そこで、ヘロデは、東方の博士たちにだまされたと知って、大いに怒り、博士たちから聞き出した時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯の、二歳以下のすべての幼児を殺害するよう命じた。 こうして、預言者エレミヤが言った言葉が成就した。「ラマで声が聞こえた。泣き声、すすり泣き、そして大きな叫び声。 ラケルは自分の子供たちのために泣き、慰めを受けようとしない。彼らはもういないからだ」。ヘロデが死んだとき、見よ、主の御使いがエジプトにいるヨセフの夢に現れて言った。「起きなさい。幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ行きなさい。幼子の命をねらっていた者たちは皆、死んだからである」。 そこでヨセフは起き上がり、幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ戻った。しかし、父ヘロデに代わってアルケライがユダヤの王となっていると聞き、そこへ行くのを恐れた。そこで、夢の中で啓示を受けた後、ガリラヤの地方へと退いた。 そして、ナザレという町に定住した。これは、預言者たちを通して「彼はナゾレ人と呼ばれる」と告げられていたことが成就するためであった。

マタイによる福音書 2:13–23

聖体拝領

主は御自分の民に救いをもたらされた。ハレルヤ。(3)

 

 

目次へ。

 


キリストの降誕後の週
聖なる義人ヨセフ(婚約者)、
ダビデ王、および主の兄弟ヤコブ

大晩課にて

導入の詩篇の後、第1カフィズムをすべて歌う。

「主よ、私は叫びました」の箇所では、復活祭の第3ステヒラ
および祝日の第4ステヒラ

ゲルマン総主教の詩篇:来たりて、主を喜び祝おう、/今この聖礼典を解き明かしながら:/私たちと神とを隔てていた壁は打ち砕かれ、/炎の剣は逆向きに翻り、/ケルビムたちは生命の木から退き、/私は楽園の至福に与る、/そこから不従順のゆえに追放されたあの楽園に。 / なぜなら、変わることなき父の御姿/ そして御父の永遠の御形/ は、しもべの姿をとられ、/ 結婚を知らぬ母から生まれながら/ それによって何ら変化を被ることなく。/ なぜなら、御方はかつておられたまま――まことの神であり続け、/ かつてなかったものを受け入れ、/ 人への愛ゆえに人となられたからである。 / われらは主に向かって叫ぼう: / 「処女から生まれた神よ、われらを憐れみ給え!」

アナトリア:聖なる処女から主イエスが誕生されたことにより、/全世界が照らされた。/羊飼いたちは笛を吹き、東方の三博士は礼拝し、/天使たちは賛美を歌った――しかしヘロデは、/神が肉となって現れ、/私たちの魂の救い主となられたことを恐れおののいた。

キリストなる神よ、あなたの御国は、/すべての世にわたる御国であり、/あなたの支配はあらゆる世代に及ぶ。/聖霊より受胎し、/永遠の処女マリアより人となられたキリストなる神よ、/あなたの来臨によって、あなたは私たちに光を灯してくださった。 /光よりの光、父なる神の輝き、/あなたはすべての被造物を照らされました。/息をするすべてのものがあなたを賛美します、/父なる神の栄光の現れよ。/今なお存在し、かつ初めから存在し、/処女より輝きを放たれた方よ、私たちを憐れんでください!

キリストよ、あなたが私たちのために人間としてこの地上に現れてくださったことに対し、/私たちはあなたに何を捧げればよいのでしょうか? / なぜなら、あなたが創造されたすべての被造物は、 / あなたに感謝を捧げているからです。 / 天使たちは歌を、天は星を、 / 東方の三博士は贈り物を、羊飼いたちは驚きを、 / 大地は洞窟を、荒野は飼い葉桶を、 / そして私たちは聖母マリアを捧げます。 / 永遠の神よ、私たちを憐れんでください!

そして聖人3、第1声。
同様の賛歌:天の軍勢:

皆で神の父とダビデ王を賛美しよう、/ 彼から杖――聖母――が生まれたからである。/ そして彼女から花――キリスト――が咲き、/ アダムとエバを朽ち果てから救い出し、/ 慈悲深い方として、彼らを新たに創造された。

預言者たちの予言が公然と成就していくのを、/老境に至ってヨセフははっきりと見届けた。/くじ引きによって並外れた婚約を授かり、/天使たちを通じて天からの指示を受け、/「神に栄光あれ――と彼らは叫んだ――/神は地上に平和をもたらされたからだ!」

神の兄弟を皆で賛美しよう、/真の聖職者として、/また殉教によって勇ましく輝いた者として。/その祈りによって、イエスよ、わが神よ、/洞窟と飼い葉桶で布に包まれた御方よ、/あなたを賛美するすべての人々を救い給え!

栄光、第6調:敬虔なるダビデとヤコブ、/王であり預言者であり使徒、初代司教を記念します。/彼らの教えによって迷いから救われ、/処女から輝き出で、/私たちの魂を救うために受肉されたキリストを賛美します。

そして今、神の母の賛歌。

入堂。その日のプロキメン。[および朗読]

リチアにおける自唱のスティヒラ、第1調
聖ヨハネ・ダマスコス

この日預言のとおり、天と地は喜び躍れ。/天使たちよ、人々よ!霊的に喜び祝おう、/神が肉となって現れたからである、/闇と影の中に座していた者たちの前に、聖母より生まれ、/洞窟と飼い葉桶が彼を受け入れた。 /羊飼いたちはこの奇跡を告げ知らせる。/東方の三博士はベツレヘムに贈り物を携えて来る。/われらは、不遜な口をもって、/天使たちのように御方に賛美を捧げよう。/「天には神に栄光、地には平和あれ。/諸国民が待ち望んでいた方が来られた。/来られ、敵の奴隷状態からわれらを救われた!」

この日、キリストの御降誕により、 / 天と地は一つとなった。 / この日、神は地上に来られ、 / 人は天に昇られた。 / 今日、人のために、 / 本質において不可視なる方が、肉において御姿を見せられた。 /それゆえ、私たちも賛美の声を上げて、主に向かってこう叫びます:/「天には神に栄光、地には平和:/あなたの到来が私たちにこれを授けてくださいました;/私たちの救い主よ、あなたに栄光あれ!」

「天には神に栄光あれ」、 / – この日、ベツレヘムで、私は無形の者たちからこう聞く、 / – 「地の上に平和が確立されることを御心に適わせた方よ!」 /今や聖母は天よりも広大なり、/まことに、光は暗き者に輝き、/謙遜な者たちを高く上げ、天使のように歌う者たちを:/「天には神に栄光あれ!」

御自身の姿と似姿に造られた者たちを、/罪のために滅びゆくのをご覧になり、/イエスは天を低くして降りて来られ、/変わることなく処女の胎内に宿り、/そこで、朽ち果てたアダムを新たにされ、彼はこう叫ぶ:/ 「わが救い主、わが神よ、あなたの御降臨に栄光あれ!」

栄光あれ、今なお、第5声、
聖ヨハネ・ダマスコス

東方の三博士、ペルシャの王たちは、 / 地上で天の王が生まれたことをはっきりと知り、 / 明るい星に導かれてベツレヘムにたどり着き、 / 選りすぐりの贈り物――金、乳香、没薬――を携えて、 / ひれ伏して礼拝した。彼らは洞窟の中で、 / 幼子として横たわる永遠なる御方を目にしたからである。

 

日曜日の詩篇唱のスティヒラ

栄光、第6調:祭司たちにとっては記憶として、王たちにとっては力と/喜びとなった、あなたの降誕。/彼らを称えつつ、私たちはこう宣言する:/「天にまします我らの父よ、/御名が聖とされますように、人を愛する方よ!」

そして今、同じ声調で:この日、本質において不可視なる御方は/処女より生まれ、人々と結ばれる;/この日、計り知れない御方は/ベツレヘムで布に包まれる;/この日、神は星によって東方の三博士を礼拝へと導き、/御自身の三日間の埋葬を予告し、/金、没薬、乳香をもって。 /我らは彼にこう歌う:/「処女より受肉されたキリストよ、神よ、/我らの魂を救いたまえ!」*

パンの祝福の際
祝日のトロパールを二度、第4調

キリスト、わが神よ、御降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/なぜなら、それによって星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽である御身に礼拝し、/高みから昇る光である御身を知るようになったからです。/主よ、御名に栄光あれ!(2)

そして聖人たちのトロパリオ、第2調

ヨセフよ、神の父ダビデに、/御奇跡を告げよ。/あなたは胎内に御子を宿す聖母を見、/羊飼いたちと共に賛美し、東方の三博士と共に礼拝し、/天使からの知らせを受けた。/キリスト・神に、我らの魂の救いを祈り求めてください!

また、徹夜祷が行われない場所では、復活日のトロパールを唱え、「栄光」は聖人たちに、「今」は祝祭日に捧げる。

晩課では、「三聖」の後、神の父たちのコンダクを唱える。「栄光」と「今」は祝日のものを唱える。

 

早課にて

「主なる神」において:復活のトロパールを二度、
「栄光」と聖人のトロパールを第2調で唱える

ヨセフよ、神の父ダビデに、その奇跡を告げよ。/あなたは胎内に子を宿す聖母を見、/羊飼いたちと共に神を賛美し、東方の三博士と共に礼拝し、/天使を通じてその知らせを受けた。/キリスト・神に、我らの魂の救いを祈り求めてください!

そして今、祝日のトロパリオ、第4調

キリスト、わが神よ、あなたの降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/なぜなら、それによって星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたに礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったからです。/主よ、あなたに栄光あれ!

その後、復活日のセダリ・カフィズムとその聖母賛歌、および解説付き福音書の朗読:マタイによる福音書、キリストの降誕後の週;あるいは、聖三位一体とアブラハムに関するニッサのグリゴリオスの説教――これを二部に分けて行う。そして、「無原罪の御母」とそれに関連するトロパリを歌う。イパコイは第4声調。 ステペンナとプロキメン(同声調)。復活の福音書。「キリストの復活を目撃して:」詩篇50篇の後、復活のスティヒラ。

カノン

復活祭のカノン(イルモス第4調、聖母マリアへの部分第2調、祝祭日への部分第4調[ギリシャ語:聖ヨセフ・婚約者]、および本カノン[聖ダビデと聖ヤコブ]第4調、第4声、聖コスマ・マイウムス作)。

第1歌
[聖ヨセフ・婚約者、第1声。頭字詩:
「キリストの右に立つあなたを讃える。ヨセフ。」

イルモス:キリストの御降誕:

キリストの弟子、祝福された者よ、/受肉されたキリストの奉仕者よ、/キリストの父として崇められる者よ!/大胆に御前に立ち、/あなたを賛美する者たちのために、平和と重い苦難からの救いを/願い求めてください。

神の御言葉に従順で、/驚くべき御業の奉仕者、/神の御子である聖母の婚約者、/すべてにおいて義に満ち、真実なる者として、/あなたは現れた、ヨセフよ、/そして義人の住まいに安らかに眠りについた。

あなたは、/私たちの姿に似た幼子となられたキリストを拝むにふさわしい者とされ、/その父と名付けられました。/あなたの栄光は、まことに最も偉大です!/その尊厳は、すべてにまさるほど偉大です!/それゆえ、私たちはあなたを賛美します。

聖母賛歌:清き御方よ、結婚を知ることなく、/ベツレヘムにて肉なるキリストを産み、/その御身を布で包まれました。/その御降誕に心を打たれ、/ヨセフは畏敬の念をもって/その御力を称え礼拝を捧げます。]

聖ダビデと聖ヤコブへのカノン、第4声

イルモス:主、わが神よ、あなたを讃え歌います。/あなたは民をエジプトの奴隷状態から導き出し、/ファラオの戦車と軍勢を/水で覆われたからです。

[主よ、わが神よ、あなたを讃え歌います。/あなたは、清き処女の胎から/言葉に尽くせぬほどに人の姿をとられ、/慈愛に満ちて、人間を新たに造り直されたからです。]

[この日、羊飼いたちは神を賛美し、/無形の御方々と共に歌を清らかに歌い上げ、/東方の三博士は、/肉体をまとった幼子に、贈り物を捧げます。]

天使の合唱団がベツレヘムで羊飼いたちに現れ、/「天に栄光あれ!」と叫びました。/彼らと共に、/受肉を御許しくださった方を讃えましょう。

私たち皆、私たちのために受肉された方を称えて/クリスマスの祝典を執り行いながら、/喜びをもって神の兄弟ヤコブと、/神の父ダビデを讃え歌おう。

神の父ダビデよ、ハープを奏でて / イッサイの根から受肉される御言葉を讃え、 / 義人ヤコブをも招き入れよ。

聖母賛歌:主よ、わが神よ、あなたを讃えましょう。/あなたは聖なる処女から生まれ、/彼女を通して私たちの魂の希望を現されたからです。*

カタヴァシア:キリストが誕生された――賛美せよ!/天よりキリストが来られた――迎えよ!/地上のキリスト――喜び躍れ!/全地よ、主に歌え/人よ、喜びをもって歌え/主は栄光を受けられたからである!

第3歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:世の初めより父より生まれし方へ:

世の初めより、父より言葉に尽くせぬ光として輝き出でられ、/終わりの時に処女より言葉に尽くせぬ御姿をとられた方/の父と、あなたは呼ばれ、栄光ある者よ、/そして、畏敬の念を抱かせる神秘の証人として/宣言された、幸いな者よ。

天の軍勢が、限りなき神の前で震えるように、/その御方の前で震える御方を、/処女から生まれた御方を、/あなたは自らの手で抱きしめている、賢きヨセフよ、/畏敬の念を抱かせるその触れによって自らを聖別しつつ;/それゆえ、我らはあなたを崇める。

かつての世代には知られざる/神秘の高みは、/清らかな心を示したあなたに/託された。/それによって私たちは皆救われ、/あなたの光に満ちた神聖な御記憶を/信仰をもって祝うのである。

聖母賛歌:神が、あなたの清らかな血から肉を受けられたのを見て、/汚れなき乙女よ、/洞窟で生まれ、飼い葉桶に寝かされ、/私たちと同じように目に見える姿となられた方を、/義人ヨセフは歌をもって賛美した。]

 

聖ダビデと聖ヤコブに。イルモス:キリストなる神よ、あなたに希望を置く者たちを堅くしてください!/正教の信仰において、私たちを堅くしてください、/人を愛する方として。*

肉において種なしに、/聖母マリアから生まれたキリスト・神を、/天使たちと共に皆で歌おう:/「天に栄光あれ!」と叫びながら。

[笛を奏でていた忠実な羊飼いたちは、/天使たちから、/真の羊飼いであるキリストについての/良き知らせを聞き、/「天に栄光あれ!」と叫んだ。]

[天は喜び、/全地も喜び躍り、/「天に栄光あれ!」と歌い上げよう。/この日に生まれた、神であるキリストに。]

私たちのために御自身を低くされた方への/この至高の祝祭を、/ダビデとヤコブと共に、忠実な者たちよ、/賛美の歌をもってふさわしく称えよう。

ダビデはこう語った。「花婿が婚礼の殿堂から出るように、/今や主は母の胎から来られる。/私たちはヤコブと共に、その主を賛美しよう。」

聖母賛歌:結婚を知らぬ/聖母マリアを崇めよう:/彼女を通して、真理の太陽が我らに輝いたからである。*

カタヴァシア:世の初めより父より生まれ/地上の法則に縛られない御子/そして終わりの時に処女より/種なしに受肉された/キリスト・神に、こう呼びかけよう:/「我らの尊厳を高めてくださった/主よ、あなたは聖なる方です!」

祝日のコンダク、第3声

この日、聖母は超越なる御方を産み、/地は近づきがたい御方に洞窟を捧げる。/天使たちは羊飼いたちと共に賛美を唱え、/東方の三博士は星をたどって旅をする。/それは、私たちのために/幼き御子、永遠の神が生まれたからである!

イコス:ベツレヘムはエデムを開いた、/さあ、来てこれを見よう――/ひそかに我らは喜びを見出した。/さあ、洞窟の中で天国の至福を受けよう:/そこには、水を注がれることなく、赦しをもたらす「根源」が現れた; /そこには、掘られることなく、古くからダビデが飲みたいと願った井戸が見つかった。/そこで、幼子をお産みになった聖母は、/たちまちアダムとダビデの渇きを癒やされた。/それゆえ、急いでそこへ行こう、/幼き御子、永遠の神が生まれた場所へ。

セダレン、第3声。
「この日の聖母は、

義人ヨセフ、聖母の婚約者、/そしてダビデと共にヤコブを、ふさわしく讃え歌おう。/彼らは義の道を歩み、/天の住まいに至り、/その功績により天使たちと共に喜び、/我らの罪の赦しを請うからである。*

栄光、声、および「同様の」は同じ

聖母は万物の創造主を産み、/東方の三博士は、その御肉体に拝礼するためにやって来る;/人々は天使たちと共に賛美を捧げる;/洞窟と飼い葉桶は自らを捧げ物とし、/生まれた御方を讃え歌い――/幼き御子、永遠の神。*

そして今、第1声。
同調:天使の賛歌::

預言者たちは、神の霊感に導かれて/あなたの中で成し遂げられた奇跡を祝う、おお、処女よ!/あなたは、地上で受肉された神を産んだのだから。/それゆえ、天使たちは羊飼いたちと共に歌い、/東方の三博士たちはヨセフと共に、信仰をもって/神の父ダビデに、その奇跡を告げ知らせる。

第4歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:イェッセの根から生えた枝:

神の御命令に従順な知恵を持ち、/全身を清め、/女性の中で唯一清く汚れなき方と/婚約された、祝福されたヨセフよ、/清き乙女創造主をお迎えになるまで、/彼女を守り抜くために

天にいます大天使ガブリエルただひとりと、/栄光に満ちたあなたただひとりに、/結婚を知らぬただひとりの女性との間での、/この比類なき畏敬の念を抱かせる唯一の秘儀が、/祝福されたヨセフよ、委ねられ、/唯一の滅びの者、闇の支配者を、/逃亡へと追いやり

生きた、光に満ちた/御自身の創造主の聖殿として、/あなたは、神聖な事柄への熱意により、/祝福されたヨセフよ、聖なる聖殿から/聖なる聖殿――女たちの中で唯一の永遠の処女――を受け入れるにふさわしい者とされた。

聖母賛歌:あなたの心のあらゆる疑いを/はっきりと解き明かし、/見えざる御方が現れて、あなたにこう告げられた:/「恐れるな、ヨセフよ、今や至聖なるマリアを/迎え入れよ。彼女は胎内に、/神の御力によって万物を支える御方を宿しているのだから!」]

 

聖ダビデとヤコブに。イルモス:地上の御降臨を告げ知らせるにあたり、キリストよ、神よ、預言者は喜びをもって叫んだ。「主よ、御力に栄光あれ!」*

[神の御言葉の言い表せない慈しみ/を心の目で見て、アバクムは/「テマから」と叫び、「/神、我らの救い主が来られる!」と]

[あなた、神を受け入れた飼い葉桶の周囲には、/無形の軍勢が取り囲み、/理性を超えたあなたの降誕を、神の子よ、/畏敬と驚嘆をもって賛美する。]

東方の三博士と共に、御降誕された御方にひれ伏し、/天使たちや羊飼いたちと共に喜び躍り、/神にふさわしくこう宣言しよう:/「天に栄光あれ、キリスト・神に!」

すべての王の上に君臨するキリストは、/ダビデの血筋から肉体を帯びて生まれ、/御自身の御心により、選ばれたヤコブ兄弟として迎え入れられた。

処女から肉体を帯びて現れた主は、/それによって、聖なるあなた方の記憶をも栄光に輝かせられました。/使徒たちの中から選ばれたヤコブ、/そして至福のダビデよ。

聖母賛歌:ケルビムの軍勢をも凌ぎ、/神を肉体に抱かれた方、/喜びなさい、聖母よ、結婚を知らぬ方よ。*

カタヴァシア:イェッセの根から生じた枝、/その花よ、/おとめから生まれ出でたキリストよ。/称賛に値する御方よ、/茂みに覆われた山から来られ、/夫を知らぬおとめから受肉された、/非物質なる神よ。/主よ、御力に栄光あれ!

第5歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:平和の神、憐れみの父よ:

柔和さに輝き、賢きヨセフよ、/あなたは地上の柔和な者たちの間に住まわれ、/柔和なる御方――キリスト――の父と名付けられました。/御自身を抱きしめることで、あなたは聖別され、/死すべき肉体をまとわれた御方を仰ぎ見て、/栄光に輝かれました。

神聖な雲のように、/その奥底に太陽を隠すように、/あなたは唯一の清き方を/ダビデの都からエジプトへと導き、/そこで狂気の偶像崇拝の闇を払うため、/ヨセフよ、/至高の奥義を悟る奉仕者よ。

義人として、あなたは/義なる主の義なる道を歩み、/あなたに、至福なる者よ、/言葉に尽くせぬ誕生というこの恐るべき秘儀に/忠実に仕えるよう、義をもって定められた。/その秘儀によって、私たち死すべき者は義とされたのである。

聖母賛歌:預言者イザヤが語った通り、/無限なる神――インマヌエル――を胎内に宿した/処女が現れました。/一方、そのことを理解できなかった神聖なるヨセフは、/夜の眠りの間に天使から教えを受けました、栄光ある方よ。]

 

聖ダビデと聖ヤコブに。イルモス:闇の中にいる私たちに、/御顕現の光をもって輝き給うた方、/栄光あれ、栄光あれ、/イエス、神の子よ。

清き処女より生まれ給うことをお許しになった、/神となり給うた方よ!/栄光あれ、栄光あれ、/イエスよ、神の子よ!

聖母より生まれ、/ダビデとヤコブの記憶を輝かせた方よ!/栄光あれ、栄光あれ、/イエスよ、神の子よ!

預言者ダビデが、神の霊感により、/羊毛の上に降り注ぐ例えて呼び、/ヤコブが宣言したその方――/イエス、神の御子。

[御言葉よ、しもべの姿をまとい/至聖なる胎より現れた!/栄光あれ、栄光あれ、/イエスよ、神の子よ!]

聖母賛歌:天使の声が絶えることなく、/被造物をあなたに捧げます、おとめよ:/「喜びなさい、清き母よ、/神の子イエスの母よ!」

カタヴァシア:平和の神、憐れみの父よ、/あなたは、平和をもたらす、/あなたの偉大な御計画の使者を私たちに遣わしてくださいました。/それゆえ、神を知る光へと導かれ、/夜の後に夜明けを迎える私たちは、/人を愛する御方よ、あなたを賛美します。

第6歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:イオンの胎内より:

驚くべき誕生により/神の処女より/私たち、神にとって異邦人である者たちの元へ来られた/――神、父なる御言葉――/その御方を迎え入れた、至福のヨセフよ、/あなたは神聖な御命令に従い、/御方と共に喜びをもって/エジプトへの驚くべき旅を成し遂げました。

賢きヨセフよ、あなたは天使のように、/肉において幼子となられた神に仕え、/仲介者なしに、あからさまに御方を仰ぎ見、/至福なる者よ、非物質的な光を受け入れ、/魂も心も、最も輝かしい光そのものとなった。

神聖な御触れによって / 魂と肉体のすべてを聖別されたあなたは、万人に称えられる者よ、 / 非物質的な住まいに移り、 / 今、あなたの記念を祝う者たちを聖別し、 / まことに義なる、至聖なるヨセフよ、 / 至聖なる神の母の婚約者よ。

聖母賛歌:あなたは地上で幼き御子をご覧になりました、/――清き処女から生まれ、完全なる御子、/すべての世の初めより父から出られた御子を、/そして御子を賛美する天使たちの声を聞き、/洞窟の中の飼い葉桶に横たわる御子をご覧になりました、/称賛に満ちたヨセフよ。

 

聖ダビデと聖ヤコブに。イルモス:三日間の埋葬を予表して/預言者ヨナは、鯨の腹の中で祈りながら、こう叫んだ:/「私を滅びから救い出してください、/イエスよ、万軍の王よ!」

[天使たちの聖歌隊は、主よ、あなたの畏敬の念を抱かせる御降誕を仰ぎ見ながら、驚くべき声を上げた:/「天にまして神に栄光あれ、/今や神は地上で御降誕された!」]

[あなたは終わりの時に、/処女から人として生まれ出ることをお許しになりました。/世の初めから父より生まれ、神として、/滅びたアダムを再生させるために、/人を愛する方として。]

天の軍勢は洞窟の中で驚嘆のうちに立ち、/その清き御降誕を絶え間なく讃え歌いました:/「天において、御降誕された神に栄光あれ!」

主よ、あなたは御座に着かれた、/あなたの預言者ダビデに誓われたとおり、/その胎から生まれ出でられたキリストよ。/そして教会という御座をヤコブに託された。

ダビデ、あの驚くべき王であり預言者は、/神が受肉された方の先祖として現れ、/最初の司教は、/イエスの弟子であるヤコブであった。

聖母賛歌: 聖母マリアよ、私たちはあなたに願います:/あなたから受肉された御子の僕たちのために、どうか執り成してください。/なぜなら、あなた、そしてあなただけを、/私たちの守護者として知っているからです。

カタヴァシア:海の獣は、イオンの胎内から、赤子として、/受け入れたのと同じ姿で吐き出した。/しかし、御言葉は、聖母の胎内に宿り、肉体をまとわれ、/彼女を通過されながらも、彼女を朽ちることのないまま保たれた。/なぜなら、御自身が通常の受胎を経られなかったように、/御子を産んだ彼女をも無傷のまま守られたからである。

コンダク、第3調。
類似の賛歌:この日の聖母:

この日、神聖なるダビデは喜びに満ち、/ヨセフはヤコブと共に賛美を捧げる。/なぜなら、キリストとの血縁によって栄冠を受けた彼らは喜び、/地上で言葉に尽くせぬ御子のご降誕を/讃え、こう呼び求めるからである:/「憐れみ深い方よ、あなたを崇める者たちを救いたまえ!」

イコス:言い表せない御計画により/無形なる方が肉体に生まれ、/今や無限なる方が肉体によって制限され、/両方の本性を変わることなく保たれる。/始まりなき方、唯一の時間を超えた方が/その性質により始まりを受け入れ、/全き御方が幼子として仰ぎ見られ、/万物を支える方が人々の腕に抱かれる。 /それゆえ、御自身との血縁によって尊ばれる者たちを、/神として御自身の降誕によって冠を授けられる。/彼らを賛美しつつ、私たちは信仰をもって絶え間なく叫ぶ:/「慈悲深き御方よ、あなたを崇める者たちを救いたまえ!」

第7歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:敬虔に育てられた若者たちよ:

神に霊感を受けた預言者たちの / 預言が成就するのを、あなたは目撃した。 / なぜなら、彼らが告げた御方――キリスト、 / 清き処女から来られるべき御方を、 / あなたは触れて感じ、その幼子の中に悟り得た。 / 魂の清きキリストの奉仕者として。

汚れなき生涯を飾り立てた、栄光あるヨセフよ、/あなたはまことに、無原罪の処女の貞操の守護者となり、/生まれゆく御子の父と称され、/この神聖な称号によって崇められました。

御言葉によって天と/地と海を創造された方は、大工の息子と呼ばれ/――あなた、至福に満ち、驚嘆に値する者よ。/始まりなき父は、まことにあなたを栄光に輝かせ、/言葉を超えたお方の/聖なる奉仕者として。

聖なる生涯を全うした、/至高のヨセフよ、/今やあなたは聖徒たちの輝きの中に安息を見出し、/信仰をもって常に/あなたの至聖なる神聖な記念を祝う者たちを聖別しておられる。

聖母賛歌:聖なる像があなたを予表することを知っておられる、/神に恵まれた、清き方よ、/義人ヨセフは、くじ引きと杖の助けにより、/あなたとの聖なる婚約の権利を得て、/かつて芽吹いた/聖なるアロンの杖を思い起こす。]

 

聖ダビデと聖ヤコブに。イルモス:バビロンにおけるアブラハムの子らは/かつて炉の炎を踏み消し、/賛美の歌の中でこう叫んだ:/「先祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

[ベツレヘムにて、聖母の御子を賛美し、/羊飼いたちは、その御子こそが、/人類を救うために/この地上に現れた/救い主であり主であると指し示した。]

理性を超えた御降誕/聖母マリアに驚嘆し、/天使の合唱団は叫んだ:/「天には我らの神に栄光あれ、/地には平和あれ!」

[あなたはケルビムたちよりも高きお方として現れ、おとめよ、/彼らの腕に抱かれた御子を、ご自身の腕に抱いておられた。/私たちの救いのために、/御子に祈り続けることを決してやめないでください。]

ダビデは花婿の案内人となり、/ヤコブは教会の宮殿の/神聖な奉仕者として、こう宣言した:/「私たちのために受肉された/キリストよ、あなたは祝福された方です!」

預言者たちの主よ、/また王たちの間の預言者よ、/神に賢きヤコブと共に、我らに歌え:/「我らのために受肉された、/キリストよ、あなたは祝福された方!」

聖母賛歌:燃え尽きぬ茨の茂みと/露に満ちた炉の中でその姿を示された、汚れなき母よ、/あなたは種なしに受肉された神を宿されました、/清く、祝福された方。

カタヴァシア:敬虔に育てられた若者たちは、/不義な命令を無視し、/脅かす炎を恐れず、/炎の中に立ちながら歌った:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:露を振りかける炉:

まことに尊きあなたの死は/主の御前に現れた、至福のヨセフよ、/あなたは幼子によって完全に清められ、/祝福された方の聖なる守護者となり/彼女と共にこう歌う:/「主のすべての被造物が祝福し、/世々限りなく賛美しますように!」

神であり創造主である御方の御前で、すべての天使の合唱団が畏れおののく中、/義人ヨセフは、大胆かつ畏敬の念をもって/幼子を抱きしめ、口づけし、/理解を超えた光を受け入れ、こう叫ぶ:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/世々限りなく主を賛美しますように!」

至甘き願いに心を動かされ、祝福された者よ、/受肉された御方の御前に天使のように立ち、/神の御命令に従い、/天使を通じての指示を受け、/エジプトから イスラエルの地へ、/御子ご自身とその御母と共に帰還するよう命じられ、/あなたは彼らと共に帰還し、主を賛美した。

聖母賛歌:あなたは、/恵みの輝きによって散らされた律法の影を目にし、/処女を――明るい雲として――見出し、/肉において知覚し得る太陽の昇りを現すその姿を、/そして、星のように、賢きヨセフよ、/絶えずこう呼び求めるすべての人々を照らした:/ 「キリストよ、我らはあなたを永遠に賛美します!」]

 

聖ダビデと聖ヤコブに。イルモス:キリストの王、/捕らわれの少年たちが、/炉の中で大声で叫んで告白した方、/すべての被造物よ、主として賛美せよ!*

[キリストの王よ、/しもべの姿で来られた方、/ベツレヘムで羊飼いたちが告げ知らせ、/星が示したその方を、/すべての被造物よ、賛美し、/永遠に称えよ!]

[御降誕されたキリスト、/東方の三博士が贈り物を捧げて拝んだ方、/天使の軍勢がその神性を讃えた、/すべての被造物よ、賛美せよ、/そして世々限りなく称えよ!]

受肉されたキリストよ、/天の御力によって賛美され、/多くの目を持つ者たちによって絶えず讃えられている方よ、/すべての被造物よ、歌い、/世々限りなく賛美せよ!

受肉されたキリストを、/神の父ダビデが預言し、/ヤコブが諸国民に宣べ伝えた方を、/すべての被造物よ、賛美し、/世々限りなく称えよ!」

処女から生まれられたキリスト、/そして、その友であるダビデとヤコブの聖なる記憶を/称え上げられた方、/すべての被造物よ、賛美し、/世々限りなく讃えよ!*

聖母賛歌:王なるキリストを、/聖母マリアが私たちのために産み、/出産後も清らかな処女のままでおられた方、/すべての被造物よ、賛美せよ、/そして永遠に称えよ。

カタヴァシア:露を振りかける炉は/超自然的な奇跡の姿を示した。/なぜなら、それは自分の中に受け入れた若者たちを焦がさないからである。/それは、処女の胎内に降りてこられた/神性の火が、その胎内を焦がさないのと同じである。/それゆえ、私たちは歌おう:/「主のすべての被造物が/主を祝福し、世々限りなく賛美しますように!」

第9の歌として「ケルビムたちの至高の栄光」を歌おう:

第9歌

[聖ヨセフ・婚約者に。イルモス:神秘を見る:

あなたはすべての天使たち、/預言者たち、殉教者たち、そして祝福された者たちと等しい栄光を得、/賢明な使徒たちの真の語り手となった。/それゆえ、賢きヨセフよ、/彼らと共にあなたを「祝福された者」と呼び、/あなたの聖なる記念を崇める。

王家の血筋に生まれ、/賢きあなたは、清き王妃と婚約し、/その方は言葉に尽くせぬほどに王イエスを産むこととなられ、/地上で、/すべての地上の人々よりも尊ばれた、至福なる方よ。

御霊の力に支えられ、/あなたは美徳に輝き、至福なる者よ、/そして最深の老齢に至り、/あなたの先祖たちの元へ輝かしく旅立った、ヨセフよ、/神なる父より輝きを放たれた方によって、/最も偉大な父として崇められている。

あなたの記憶は地の果てに至るまで/喜びと賛美へと招き集める。/なぜなら、御言葉よ、至福なる者よ、御言葉があなたを栄光に包まれたからである。/常に大胆に御前に立ち、/私たち、あなたを賛美する者たちが誘惑から救われるよう/絶えず執り成しを願ってください。

聖母賛歌:汚れなき処女性を守り、/清き御方を、あなたは守り抜きました。/その御方から、神の御言葉は受肉され、/出産後も、彼女を/言葉に尽くせぬほどに処女として保たれました。/彼女と共に、神を宿したヨセフよ、/私たちを覚えてください。]

 

聖ダビデと聖ヤコブに。イルモス:モーセは山上で/燃え尽きることのない茨の茂みを見、ヨセフ洞窟の中で/言葉に尽くせぬ御降誕の知らせを聞いた。/汚れなき処女、/夫を知らぬ母よ、/私たちはあなた、神の母を、/賛美の歌をもって称えます。(*)

[言葉であり御子、世の初めより言葉に尽くせぬほどに/父から生まれ、/時の終わりに/この日、処女が肉においてを産み、/羊飼いたちは彼を賛美し、/天使たちはこう叫ぶ:/「天に栄光あれ、キリスト・神に!」]

[東方の三博士は、星を見て、/その異例の動きを追い、/生まれた御方を探し求めた。/そして見つけると、贈り物をもって御方を敬った。/金、乳香、没薬をもって、こう叫びながら:/「天に栄光あれ、生まれた神に!」]

ベツレヘムよ、今や喜びなさい、/新たなダビデの都となったのだから、/そしてシオンよ、教会の砦よ、喜びなさい、/今や新たな祝宴をその内に集め、/すべての王とその僕たちを招き入れたのだから。

処女から生まれた御方に、すべての被造物が/畏敬の念をもって仕えた:/天は星を、地は飼い葉桶を、/山は洞窟を、東方の三博士は贈り物を、/羊飼いたちは驚きを、/そして天使たちは御方に賛美の歌を捧げた。

古くは、羊飼いのうちからダビデが王となり、/王家のユダ族からは、/あなた、ヤコブよ、羊飼いとして現れ、/受肉された至高の小羊、/すなわち神の御子の群れを牧した。

聖母賛歌:天使の群れはあなたを賛美します、神の母よ、/そして人類は絶えず歌をもってあなたを崇めます、/なぜなら、あなたは神聖な御降誕によって、/死すべき者たちを天の者たちと結びつけたからです。/それゆえ、私たちはあなたを賛美します。

カタヴァシア:私は、/並外れて驚くべき神秘を見る。/洞窟は天、ケルビムの玉座は聖母、/飼い葉桶は、/計り知れないキリスト・神が横たわられた場所であり、/私たちは歌をもってその御名を讃える。

復活の賛歌。
栄光あれ、聖なる者たちよ。同様の賛歌:弟子たちと共に:

栄光ある神の兄弟ヤコブと共に/神の父ダビデの賛歌を/また、神聖なるヨセフ、聖母の婚約者の賛歌を歌おう。/彼らはベツレヘムの町で、キリストの神聖なる降誕にふさわしく仕え、/天使たち、東方の三博士、羊飼いたちと共に/神であり主である御方に賛歌を捧げた。

そして今、この祝日に

高き所から、私たちの救い主が私たちを訪ねて来られました、/太陽よりも先に昇った光として;/そして、闇と影の中にいた私たちも真理を見出しました、/なぜなら、主は処女から生まれたからです。

「賛美せよ」の復活節第4ステヒラ
および祝日第4の、エルサレムのアンドレイの、第4声

義人よ、天よ、喜びなさい、歓喜しなさい;/山々よ、踊りなさい、キリストが生まれたのだから! / 聖母はケルビムのように座し、/ 御膝に神――受肉した御言葉――を抱いている。/ 羊飼いたちは御子をお祝いし、/ 東方の三博士は主へ贈り物を捧げる。/ 天使たちは賛美を叫ぶ:/ 「測り知れぬ主よ、あなたに栄光あれ!」

御父は御心に従い――/御言葉は肉となり、/聖母は人となられた神を産み出された。/星が告げ知らせ、東方の三博士は拝礼し、/羊飼いたちは驚き、すべての被造物が喜びに満ちている。

聖句:「私は、明けの明星の胎からあなたを産んだ」/――主は誓われ、その誓いを破ることはない。 詩編 109:3b 4a

救い主を産み出された聖母マリアよ、/あなたはエバの古き呪いを打ち消された。/父の御心により母となられ、/御胎に受肉された神、御言葉をお宿しになったからである。 /この神秘を探り尽くすことはできません、/ただ信仰によって、私たち皆がこれを賛美し、/あなたと共に叫び、こう宣言します:/「言い表せない主よ、あなたに栄光あれ!」

聖句:主はわが主に言われた:/「わたしの右に座れ」。 詩編109:1a

さあ、救い主の母を讃えましょう、/御子の誕生後も変わらず処女であり続けた方を:/「喜びなさい、生ける王であり神の都よ、/キリストはあなたの中に宿り、 救いを成し遂げられた」/ ガブリエルと共にあなたを讃え、/羊飼いたちと共に賛美し、こう叫びます:/「神の母よ、あなたから受肉された方の御前で、/私たちの救いのために執り成してください!」

栄光、第8調:血、火、そして煙の立ち上り/――ヨエルが予言した地上の奇跡:/血は受肉、火は神性、/そして煙の立ち上りは聖霊、/処女の上に臨み、世を芳香で満たした。 /主よ、あなたの受肉の神秘は偉大なり、/あなたに栄光あれ!

そして今、あなたはまことに祝福された方、神の母であるおとめよ:

大賛美。復活日のトロパリオと閉会祈祷。福音のスティヒラ、第1時課および最終閉会祈祷。時課では復活日のトロパリオ。栄光の賛歌:祝祭日と聖人のもの、交互に。そして今、神の母への賛歌;「主の祈り」の後:祝祭日と聖人のコンダキ、交互に。

聖体礼儀において

第4調の「祝福された者たち」、第4調の祝日の賛歌、および第6調の第4調による聖人たちの賛歌。

入堂の際、復活のトロパリオ、
祝日のトロパリオ(第4調)

キリスト、我らの神よ、御降誕は、/知識の光をもって世界を照らしました。/なぜなら、それによって星に仕える者たちは、/星によって教えられ、/正義の太陽であるあなたに礼拝し、/高みから昇る光であるあなたを知るようになったからです。/主よ、あなたに栄光あれ!

そして聖人たちのトロパリオ、第2調

ヨセフよ、神の父ダビデの奇跡を宣べ伝えよ。/あなたは胎内に御子を宿す聖母を目撃し、/羊飼いたちと共に神を賛美し、東方の三博士と共に礼拝を捧げた。/天使からの告げを受け、/キリスト・神に、我らの魂の救いを祈り求めてください!

栄光:聖人コンダク、第3調。
類似の賛歌:この日の聖母:

この日、神聖なるダビデは喜びに満ち、/ヨセフはヤコブと共に賛美を捧げる。/なぜなら、キリストとの血縁によって栄冠を受け、彼らは喜び、/地上で生まれし方の言い表せぬ御業を/讃え、こう叫ぶからである:/「憐れみ深い方よ、あなたを崇める者たちを救いたまえ!」

そして今:祝日のコンダク、第3調

この日、聖母は至高なる御方を産み、/地は近づきがたい御方に洞窟を捧げる。/天使たちは羊飼いたちと共に賛美を唱え、/東方の三博士は星を頼りに旅をする。/それは、私たちのために/幼き御子、永遠の神が誕生されたからである!

復活日のプロキメン
および聖人たちのためのプロキメン、第4調

神は御自身の聖徒たちの中に、まことに驚くべき方、イスラエルの神である。

ガラテヤ人への手紙、200節

兄弟たちよ、あなたがたに告げます。私が宣べ伝えた福音は、人間から出たものではありません。なぜなら、私はそれを人から受けたのでもなく、人から教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって受けたからです。 あなたがたは、かつて私がユダヤ教徒としてどのように生活していたか、すなわち、節度を知らずに神の教会を迫害し、荒廃させ、同世代の多くの人々よりもユダヤ教において優れており、先祖の伝統を過度に熱心に守っていたことを、聞いたことがあるでしょう。 しかし、母の胎内から私を選び、御自身の恵みによって御子を私の中に現わし、異邦人の間で御子を宣べ伝えるようにと召してくださった方が、 私は直ちに肉と血の者たちに相談することもなく、また、私より先に使徒となっていた者たちのいるエルサレムへも向かわず、アラビアへ去り、再びダマスカスに戻った。 それから三年後、私はエルサレムへ行き 、ケファと面会し、十五日間彼のもとにとどまりました。他の使徒たちには会わず、主の兄弟ヤコブにだけ会いました。

ガラテヤ人への手紙 1:11–19

聖歌と聖人たちのアリルヤ、第4調

詩句:主よ、ダビデとそのすべての柔和さを思い出してください。 詩編 131:1

マタイによる福音書、第4章の冒頭

東方の三博士が去った後、見よ、主の御使いが夢の中でヨセフに現れて言った。「起きて、幼子とその母を連れてエジプトへ逃げ、私が告げるまでそこに留まりなさい。ヘロデは幼子を探し出して殺そうとしているからである。」 そこでヨセフは起きて、夜中に幼子とその母を連れてエジプトへ逃げ、ヘロデが死ぬまでそこに留まった。これは、主が預言者を通して、「わたしはエジプトからわが子を呼び出した」と語られた言葉が成就するためであった。 そこで、ヘロデは、東方の博士たちにだまされたと知って、大いに怒り、博士たちから聞き出した時期に基づき、ベツレヘムとその周辺一帯の、二歳以下のすべての幼児を殺害するよう命じた。 こうして、預言者エレミヤが言った言葉が成就した。「ラマで声が聞こえた。泣き声、すすり泣き、そして大きな叫び声。 ラケルは自分の子供たちのために泣き、慰めを受けようとしない。彼らはもういないからだ」。ヘロデが死んだとき、見よ、主の御使いがエジプトにいるヨセフの夢に現れて言った。「起きて、幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ行きなさい。幼子の命をねらっていた者たちは皆、死んだからである」。 そこでヨセフは起き上がり、幼子とその母を連れて、イスラエルの地へ戻った。しかし、父ヘロデに代わってアルケライがユダヤの王となっていると聞き、そこへ行くのを恐れた。そこで、夢の中で啓示を受けた後、ガリラヤの地方へと退いた。 そして、ナザレという町に定住した。これは、預言者たちを通して「彼はナゾレ人と呼ばれる」と告げられていたことが成就するためであった。

マタイによる福音書 2:13–23

聖体拝領

天から主を賛美せよ、高き所において主を賛美せよ。また、「義人よ、主を喜び祝え。義には賛美がふさわしい。」ハレルヤ。(3)  詩編 148:1; 32:1

 

 

目次へ。

 


1月1日

肉における割礼
主イエス・キリストの
および聖
私たちの父、バシレイオス大聖人、
カッパドキアのケサリア大司教

小晩課にて

「主よ、私は呼び求めました」にて
第4節のスティヒラ、第3声、自唱

ヘルマヌス作:命の源であるキリストが、あなたの魂に宿り/清らかな生涯を歩んだ、神現のバシレイオスよ、/あなたは宇宙に敬虔な教えの川を注ぎ出し、/その恵みに潤された忠実な教会の民は、/恵みを告白する口の実を、/あなたの記憶を永遠に賛美する方へ捧げます。

あなたに注がれた恵みの油は、/天の御国の福音を執り行うために、あなたを聖別しました、/神に現されたヴァシリーよ。/なぜなら、キリストの芳香となったあなたは、/御知識の香りで全宇宙を満たしたからです。 /それゆえ、あなたの奉仕者たちの声を快く受け入れて、/あなたを崇める私たちに、大いなる憐れみをお与えください。

ビザンティン人:聖職者の衣をまとい、/三位一体の擁護者ヴァシリーよ、/あなたは裁判官の座の前に立ち、/信仰のために危険にさらされた。/そして、修道者らしい抵抗を示し、/不義の力で横暴を振るい、/容赦なき拷問を脅かした総督の怒りを恥じ入らせた。 /あなたは進んでこれを選び、/自らの意志で殉教者となり、/大いなる慈悲をお持ちのキリストから、/勝利の冠を授けられた。

スラヴァ、第2声:存在するすべての本質を究め、/万物に無常を見出し、/ただひとり、揺るぎないお方を見出した。/そのお方は、本質においてあらゆる存在を超越し、万物の創造主である。 / さらに彼へと身を委ね、/ 存在しないものへの渇望を捨て去り、/ 私たちもまた神の愛に到達できるよう、/ 聖なるバシレイオスよ、執り成し給え。

そして今、第8調:救い主よ、人類のもとへ降りて来られ、/おむつに包まれることをお許しになり、/肉体の割礼をも忌み嫌われず――/母によれば八日目の御子、父によれば初めなき御子。/信者たちよ、彼に向かってこう叫ぼう:/「あなたは私たちの神、私たちを憐れんでください!」

詩篇の朗読に際して、第2調*のステイヒラ。
類似の詩:エウフラフォ家の家:

三つの太陽の夜明けの/全宇宙を照らす聖堂として、/あなたは、/あなたの言葉に養われる/魂たちを照らし出しています、ヴァシリーよ。

詩句:わが口は知恵を語り、/わが心の思いは分別である。  詩編48:4

天からのラッパ/――それはあなたの声の音、ヴァシリーよ、/そして、あらゆる異端の教えを/焼き尽くす火である。

聖句:義人の口は知恵を語り、/その舌は裁きを告げ知らせる。  詩編36:30

唯一にして三位一体の光よ、/位格によって区別され、/しかし本質によって結ばれ、/あなたはアリウスも/サベリウスも打ち倒した、バシレイオスよ。

栄光、そして今:受肉された神の御言葉の/肉における割礼を祝い、/聖バシレイオス大主教の記念を称え、/我らは聖母マリアを崇める。

「主の祈り」の後:聖人のトロパリオ。「栄光、そして今」は割礼の賛歌。エクテニアと送別。

大晩課にて

「幸いな人よ」を歌う。第1アンティフォン。

「主よ、私は呼び求めます」の後に、第8調のスティヒラ。
祝日の第4調、第8声、自唱

救い主よ、人類の身となられ 、/おむつに包まれることをお許しになり、/肉体の割礼を嫌うことなく/――母によれば八日目の者、父によれば初めなき者。/信者たちよ、彼に向かって叫ぼう:/「あなたは私たちの神、私たちを憐れんでください!」(2)

全き恵みなる神は、/肉体の割礼を受けることを恥じられず、/すべての人々に御自身を/救いへの模範として示された。/なぜなら、律法の創造主は律法を忠実に守り、/預言者たちによって告げられた御自身に関する預言を成就されるからである。/万物を御手の中に抱き、おくるみに包まれた/主よ、あなたに栄光あれ!(2)

聖バシレイオスの他のスティヒラ 4、第4声。
類似の詩:天より召された:

父よ、王なる司祭であるあなたが、/御国の名をもって呼ばれ、/賢明な分別と技をもって/キリストの聖なる民を牧したとき、/その時、御国はあなたを冠で飾られた、バシレイオスよ、/君臨する者たちの上に君臨し、万物の主である方、/御父と共に知られ、/ 永遠の御子であり、同様に始まりなき御方。/御子に、私たちの魂を救い、照らしてくださるよう祈り求めてください。(2)

聖職の衣に身を包み、/あなたは喜びをもって御国の福音を宣べ伝え、ヴァシリーよ、/正教会の教えを注ぎ出した。 /今やそれらによって照らされ、/全能の父なる神、/独り子なる神の御言葉、/そして聖霊において、私たちは唯一の神性を告白し、賛美します。/三つの位格において不可分なる御方を。/どうか、私たちの魂を救い、照らしてくださるよう、御父に祈ってください。

天の聖歌隊と共にあり、/安らぎを得ておられる、バシレイ神父よ、/あなたがその生涯において、/最も輝かしい清らかさをもって模範を示された方々と共に、/なお肉体にありながら地上の者たちと共に無形の者としておられるあなたよ、/私たちの神、キリストに懇願し、/苦難と無知の闇から救い出し、/ あなたの神に霊感を受けた教えに喜びを見出す者たちのために、/私たちの魂を照らしてください。

栄光、第8調、アナトリア:知恵の擁護者となられた尊者よ、/あらゆる存在よりも神との交わりを優先し、/死の時の備えのために、/あなたは正当にこの世の生活を捨てられました; / なぜなら、節制の労苦によって/ 肉の情欲を自らから遠ざけ、/ 神の律法による教えによって、/ 魂の尊厳を束縛されないまま保ち、/ 徳の豊かさをもって/ あらゆる肉的な思いをご霊に従わせたからである。 /それゆえ、肉と、この世と、この世の支配者を憎み/今やキリストの御前に立ち/私たちの魂のために大いなる憐れみをお求めください。

そして今、同じ声で:救い主よ、人類のもとへ降りて来られ、/おむつに包まれることをお許しになり、/肉体の割礼をも忌み嫌われず――/母によれば八日目の者、父によれば初めなき方。/信者たちよ、彼に向かって叫ぼう:/「あなたは私たちの神、私たちを憐れんでください!」

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 創世記の朗読

主はアブラムの前に現れ、彼に言われた。「わたしはあなたの神である。わたしの御前に正しい行いをし、清くありなさい。そうすれば、わたしとあなたとの間にわたしの契約を結び、あなたを大いに増やす。 あなたは多くの国民の父となり、もはやアブラムという名で呼ばれることはなく、あなたの名はアブラハムとなる。わたしはあなたを多くの国民の父とするからである。 わたしはあなたを大いに、大いに増やし、あなたから多くの民を生み出し、あなたから王たちが現れる。わたしは、わたしとあなたとの間、またあなたの後の子孫の代々の間にも、永遠の契約を立てる。そして、彼らの神となる。」そこで、アブラハムは顔を地に伏せて、主にひれ伏した。

神はアブラハムに言われた。「あなたも、またあなたの後の子孫も、代々にわたって、わたしの契約を守らなければならない。これが、わたしとあなた、そしてあなたの後の子孫との間の、あなたがたが守らなければならない契約である。すなわち、あなたがたのすべての男子は割礼を受けなければならない。 あなたがたの包皮を切り取らなければならない。これが、わたしとあなたがた(およびあなたがたの後の代々の子孫)との間の契約のしるしとなる。あなたがたの代々において、生後八日目に、すべての男子の包皮を切り取らなければならない。 [割礼を受けていない]男子で、八日目に自分の包皮を切らない者は、その者はその氏族から断ち切られる。彼はわたしの契約を破ったからである。」

創世記 17:1–2, 4–7, 3, 9–12, 14

2. 箴言の朗読

主は、御自身の御業のために、わたしを御自身の道の初めに据えられた。世の初めより前に、主はわたしを造られた。地が造られるより前、深淵が造られるより前、水の泉が湧き出るより前、山々が定まるより前、すべての丘が造られるより前に、主はわたしを産み出された。 主は国々を、人の住まない地を、天の下の住むべき地の果てを造られた。 主が天を備えられたとき、私は主と共にいました。主が風の上に御座を据え、高い雲を堅くし、天の下の泉に安定を与え、海にその境界を定め、水がその河口を越えないようにし、地の基を堅くされたとき、私は主のそばにいて、 すべてを整え、私は主が喜ばれるであり、いつの時代も、主の御前で毎日喜びを楽しんでいた。

箴言 8:22–30

3. 箴言の朗読

義人の口は知恵を注ぎ出し、不義の者の舌は滅びる。義人の唇は恵みを注ぎ出し、不義の者の口は邪悪を語る。不正な天秤は主の御前に忌まわしいが、正しい天秤は主の御心にかなう。 傲慢が入るところには不義があり、謙遜な者の口は知恵を学ぶ。正直な者の完全さは彼らを導くが、約束を破る者の狡猾さは彼らを滅ぼす。怒りの日には富は役に立たないが、義は死から救い出す。 義人が死ぬと、人々は彼を悼むが、不義な者の滅びは間近に迫り、喜びとなる。清い者の義は道を確かに定め、不義は偽りに陥る。正直な人々の義は彼らを救い出すが、不義な者はその無分別によって捕らえられる。 義人の死後も希望は失われないが、不義な者の誇りは滅びる。義人は罠から逃れるが、その代わりに不義な者が陥る。不義な者の口には市民に対する罠があるが、義人の心は幸いに満ちている。 義人の美徳によって町は元気づけられ、不義な者の滅びには喜びがある。義人の祝福によって町は高められるが、不義な者の口によって町は滅ぼされる。知恵に乏しい者は同胞を嘲笑するが、賢い人は平穏をもたらす。

箴言 10:31–32; 11:1–2, 4, 3, 5–12

教会の礼拝における聖歌、
また聖バシレイオスのもの、第3調

ゲルマナ:命の源であるキリストを、あなたの魂に宿らせ、/清らかな生涯を送り、神現のバシレイオスよ、/あなたは宇宙に敬虔な教えの川を注ぎ出し、/その川から に潤された忠実な教会の民は、/恵みを告白する口の実を、/永遠にあなたの記憶を賛美する方へ捧げます。

あなたに注がれた恵みの油は、/天の御国の福音が、あなたに聖職を執り行うための油注ぎを与えました、/神に現れたヴァシリーよ。/なぜなら、キリストの芳香となったあなたは、/御知識の香りで全宇宙を満たしたからです。 /それゆえ、あなたの奉仕者たちの声を快く受け入れて、/あなたを崇める私たちに、大いなる憐れみをお与えください。

ビザンティン人:聖職者の衣をまとい、/三位一体の擁護者ヴァシリーよ、/あなたは裁判官の座の前に立ち、/信仰のために危険にさらされた。/そして、修道者らしい抵抗を示し、/不義の力で横暴を振るい、/容赦なき拷問を脅かした総督の怒りを恥じ入らせた。 /あなたは進んでこれを選び、/自らの意志で殉教者となり、/大いなる憐れみを持つキリストから、/勝利の冠を授けられた。

栄光、第6調:尊き父よ、あなたの口から恵みが注がれ、/あなたはキリストの教会の牧者となり、/知恵ある羊たちに、/唯一の神性における同質なる三位一体を/信じるよう教え導かれた。

そして今、第8調:救い主よ、人類のもとへ降りて来られ、/おむつに包まれることをお許しになり、/肉体の割礼をも忌み嫌われず――/母によれば八日目の御子、父によれば初めなき御子。/信者たちよ、彼に向かって叫ぼう:/「あなたは私たちの神、私たちを憐れんでください!」

聖人の詩篇台でのステヒラ、
自唱、第1声

ビザンティン人:おお、キリストの教会の神聖なる蜜蜂よ、/至福のバシレイオスよ! / あなたは、神の愛の刺で自らを武装し、/ 神に忌み嫌われる異端の冒涜を刺し貫き、/ 信徒たちの魂に敬虔の甘美さをもたらした。/ そして今、神聖な牧草地の/ 朽ちることなき牧場を歩みながら、/ 同質なる三位一体の御前に立ち、私たちをも覚えてください。

詩句:わが口は知恵を語り、/わが心の思いは分別である。  詩編48:4

修道士ヴァシリー:あなたはすべての聖人の美徳を一つに結ばれた、/我らの父ヴァシリーよ:/モーセの柔和さ、エリヤの熱意、/ペトロの告白、ヨハネの神学、/そして、パウロのように、絶えずこう叫び続けた:/「誰かが弱り果てているなら、私も彼と共に弱り果てないだろうか? /誰かが誘惑に遭うとき、私もまた燃え上がらないだろうか?」/それゆえ、彼らと共に住まわれるあなたは、/私たちの魂の救いのために祈ってください!

詩篇、第2声:義人の口は知恵を語り、/その舌は裁きを告げ知らせる。  詩編36:30

修道士ヨハネ: 存在するすべての自然を究め、/ あらゆるものに無常を見出し、/ あなたはただひとり、揺るぎないお方を見出した。/ 生まれながらにしてあらゆる自然を超越し、万物の創造主であるお方。 / さらに彼へと身を伸ばし、/ 存在しないものへの渇望を捨て去り、/ 私たちもまた神の愛に到達できるよう、/ 聖なるバシレイオスよ、執り成し給え。

栄光、第6声:天より奇跡の恵みを受け/偶像崇拝の欺瞞を教えをもって暴き/あなたは司教たちの栄光であり支え/至福のバシレイオスよ/そしてすべての教父たちの教えの模範。/キリストへの大胆さをもって/私たちの魂の救いを彼に祈り求めてください。

そして今、第8調:全善なる神は、/肉体の割礼を受けることを恥じられず、/すべての人々に御自身を/救いの模範として与えられました。/なぜなら、律法の創造主は律法を忠実に果たし、/預言者たちによって御自身について告げられたことを成就されたからです。 /万物を手の中に抱き、おくるみに包まれた/主よ、あなたに栄光あれ!

聖人のトロパリオ、第1調

あなたの声は全地を巡り渡り、/地はあなたの御言葉を受け入れた。/あなたはそれによって、信仰の真理を神にふさわしく説き明かし、/存在するすべてのものの本質を明らかにし、/人間の慣習を美しく飾り立てた――/王なる司祭、尊き父よ、/キリスト・神に、私たちの魂の救いを祈り求めてください。

栄光、そして今、祝日の歌、同じ声:火のような御座に/天において、初めなき御父と神聖なる御霊と共に座しておられるあなたは/地上で、夫を知らぬおとめから生まれ出ることをお許しになりました、/あなたの母であるイエスよ; / あなたは人間として、八日目に割礼を受けられました。/ あなたの至善なる御意志に栄光あれ;/ あなたの御摂理に栄光あれ;/ 唯一の人を愛する方よ、あなたの降臨に栄光あれ!

そして、閉会。

晩課では、聖人のコンダクを唱える。 栄光、そして今:祝日のもの。また、慣例に従い、カフィズマを伴って真夜中の祈りを歌う。第1の「三聖」の後、祝日のトロパールを唱える。第2の「三聖」の後、祝日のコンダクを唱える。「主よ、覚えてください」の祈りは唱えず、ただ「主よ、憐れみたまえ」(12回)と、閉会の祈りを行う。

早課にて

「主なる神よ」の箇所で、祝日のトロパールを2回、第1声調

火のような御座に/天において、初めなき御父と御自身の神聖なる御霊と共に座しておられる/あなたは、夫を知らぬおとめ、あなたの母から地上で生まれ出ることをお許しになりました、/イエスよ。/それゆえ、あなたは人間として、八日目に割礼を受けられました。 /あなたの至善なる御意志に栄光あれ;/あなたの御摂理に栄光あれ;/唯一の人を愛する御方よ、あなたの降臨に栄光あれ!(2)

スラヴァ:聖人のトロパール、第1調

あなたの声は全地に響き渡り、/地はあなたの御言葉を受け入れた。/あなたはそれによって、信仰の真理を神にふさわしく説き明かし、万物の本質を明らかにし、/人間の慣習を美しく整えた――/王のような聖職者、尊き父よ、/キリスト・神に、私たちの魂の救いを祈り求めてください。

そして今、祝祭の日、同じ声で:火のような御座に/天において、初めなき御父と神聖なる御霊と共に座しておられるあなたは/地上で、夫を知らぬおとめから生まれ出ることをお許しになりました、/あなたの母であるイエスよ;/それゆえ、あなたは人間として、八日目に割礼を受けられました。 / あなたの至善なる御意志に栄光あれ;/ あなたの摂理に栄光あれ;/ 唯一の人を愛する御方よ、あなたの降臨に栄光あれ!

第1カフィズムの後、セダレン、第5声。
「似たりて:始まりなき御言葉:

キリストの教会の王なる装飾として/皆でバシレイオスを賛美しよう、/尽きることのない教義の宝庫を:/彼はそれらによって私たちを導き/聖なる三位一体を崇めるようにした、/本質において一つであり、位格において区別されるものを。

栄光、第1声。
類似の賛歌:あなたの聖棺よ:

至賢きヴァシレイよ! 三位一体の御前に立ち、/あなたを讃え、/あなたの記念を崇める私たちが、/審判の日に恵みと、/憐れみと、罪の清めを受け、/口と心をもって/唯一の愛人なる方を賛美できますように。

そして今:万物の創造主であり、世界の主よ、/父と聖霊と共に高き所におられる方よ、/地上で幼子として/八日目に割礼を受けられます。/まことに、あなたの御業は神聖で驚くべきものです。/主よ、あなたは私たちのために割礼を受けられるのですから、/それは律法の真の成就として。

そして、福音書の解説において、聖バシレイオス大主教が修道士たちに与えた教訓を読み上げる。

第2カフィズムの後、セダレン、第8声。
「知恵に似て」:

あなたは神聖な / 言い表せない知恵を黙想することで、神秘的な富を汲み取り、 / すべての人に正教の水を注ぎ出し、 / 信者の心を神聖に喜ばせ、 / 不信者の教えをその行いに応じて溺れさせた。 / それゆえ、その両方のために、 / あなたは敬虔な労苦によって、 / 三位一体の無敵の擁護者となった。 /聖バシレイオスよ、キリスト・神の御前で執り成し、/愛をもってあなたの聖なる記念を祝う者たちに、/罪の赦しを授けてください。

栄光、第3声*
類似:神聖な信仰:

あなたは全宇宙を、/水のように、あなたの教え、/集められた敬虔の教義をもって潤した。/まことに、命の泉はあなたの中に宿っていた、ヴァシレイよ。/神に霊感を受けた者として、大胆に彼に願い求め、/私たちに偉大な恵みを授けてくださるよう。

そして今、第4声調:本質において目に見えぬ御方が/今や肉において見える:/創造されざる御言葉が/今や、清き処女より生まれ、創造される。 /それゆえ、律法に従い、私たち人間のために、/生後八日目の赤子として割礼を受けられる。/さあ、私たちの救い主として、彼にひれ伏そう。*

(割礼の賛美

命の与え主であるキリストよ、我らはあなたを賛美し、/あなたの至聖なる肉体の/律法に則った割礼を崇めます。

聖人への総賛歌

聖なる父ヴァシリーよ、/あなたを賛美し、/あなたの聖なる御記憶を崇めます。/あなたは私たちのために、/私たちの神であるキリストに祈ってくださるからです。

あるいは、次のように

われらはあなたを讃える、/キリストの聖人ヴァシレイよ、/敬虔のうちにキリストの教会を守り抜かれた方よ。

選定された詩篇

1 合唱 すべての民よ、これを聞きなさい。宇宙に住むすべての者よ、耳を傾けなさい。2 わたしの口は知恵を語り、わたしの心の思いは分別を語る。1 さあ、子らよ、わたしに耳を傾けなさい。主を畏れることを教えよう。 2 わたしは大いなる集会で真理を宣べ伝えた。1 あなたの真実と、あなたの救いを語った。2 わたしの兄弟たちにあなたの御名を告げ、集会のただ中であなたを賛美する。1 あなたの賛美の声を聞き、あなたのすべての奇蹟を語り伝えるためである。 2 主よ、わたしはあなたの宮の美しさと、あなたの栄光の住まいを愛しています。1 わたしは悪を行う者たちの集まりを憎み、不義な者たちとは共に座りません。2 わたしは主の道を歩み続け、わたしの神から離れて不義に陥ることはありませんでした。 1 義人の口は知恵を語り、その舌は裁きを告げ知らせる。2 その正義は、世々限りなく続く。1 あなたの祭司たちは正義をまとい、あなたの聖徒たちは喜びに満ちあふれる。2 あなたの家に住む者たちは幸いである。彼らは世々限りなく、あなたを賛美する。

栄光、今こそ:ハレルヤ(3)

詩編 48:2; 48:4; 33:12; 39:10a; 39:11b; 21:23; 25:7; 25:8; 25:5; 17:22; 36:30; 110:3b; 131:9; 83:5

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「知恵」の賛歌:

神聖なる言葉の力によって/暗黒の異端を打ち倒し、/アリウスのあらゆる傲慢を打ち砕き、/御霊を神として人々に宣べ伝えた。/また、両手を挙げて敵を滅ぼし、/サベリウスのあらゆる礼拝を追い払い、/ネストリウスのあらゆる虚構を廃した。 /聖バシレイオスよ、 、キリスト・神の御前で執り成し、/あなたの聖なる記念を愛をもって祝う者たちに、/罪の赦しを授けてください。

栄光:あなたの神聖な言葉の恵み/および教義の神秘的な高みは、/私たちにとって神への昇天の梯子となりました。/なぜなら、父よ、あなたは霊的なラッパを手に入れ、/それによって神聖な教えを宣べ伝えたからです。 /それゆえ、あなたは喜びに満ちた場所に住まわれ、/あなたの功績に対して報いを受けられたのです、尊き方よ。/聖ヴァシレイよ、キリストなる神の御前で執り成し、/愛をもってあなたの聖なる記念を祝う者たちに、罪の赦しを授けてください。

そして今、万物の主であり創造主よ、/御自身の至聖なる胎から肉を受け入れ、/あなたを人々の守護者、全き無垢なる方として現されました。 /それゆえ、私たちは皆、あなたにすがり、/私たちの罪の赦しを願い求めます、主よ、/また、永遠の苦しみからの救い、/そして、この世の支配者によるあらゆる苛烈な抑圧からの解放を。 /このゆえに、私たちはあなたにこう呼びかけます:/「あなたの御子であり神である御方の御前で執り成し、/信仰をもって、/あなたから生まれた御子の至聖なる御降誕を崇める者たちに、/罪の赦しを授けてくださいますように!」

そして、聖グリゴリオス・テオロゴスによる聖バシレイオス大帝への追悼の言葉を、四つの部分に分け、朗読します。

ステペンナ:第4声調の第1アンティフォン

若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

わが口は知恵を語り、/わが心の思いは分別である。詩篇:すべての民よ、これを聞きなさい。宇宙に住むすべての者よ、耳を傾けなさい。  詩編 48:4, 2

第二のプロキメン:息のあるものはすべて、/主を賛美せよ。節:その聖なる御業において神を賛美せよ、その力ある御業において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ヨハネによる福音書、36節

主は、御自身のもとにやって来たユダヤ人たちに言われた。「わたしは門である。わたしを通って入る者は救われ、また、出入りし、牧草地を見いだす。盗人は、ただ盗み、殺し、滅ぼすために来る。わたしは、彼らがいのちを持ち、しかも豊かに持つために来た。わたしは良い羊飼いである。 良い羊飼いは、羊のために自分の命を捧げる。しかし、雇い人、すなわち羊飼いでない、つまり羊が自分のものではない者は、狼がやって来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げ去る。すると、狼は羊をさらい去り、羊を散らしてしまう。雇い人が逃げるのは、彼が雇い人であり、羊のことなどどうでもよいからである。 わたしは善き羊飼いであり、わたしの羊を知っており、わたしの羊もわたしを知っている。父がわたしを知っておられるように、わたしも父を知っている。そして、わたしは羊のために自分の命を捨てる。また、わたしには、この囲いにはいない他の羊もいる。それらをわたしが導き入れなければならない。彼らはわたしの声を聞き、一つの群れ、一つの羊飼いとなるであろう。

ヨハネ10:9–16

詩篇50篇の後、自唱のステヒラ、第6調

尊き父よ、あなたの口から恵みが注がれ、/あなたはキリストの教会の牧者となり、/知恵ある羊たちに、/唯一の神性における三位一体を/信じるよう教え導かれました。

祝日のカノン、聖ステファノの作。
イルモスは2回ずつ、トロパリは4回、第2調。
第1歌

イルモス:さあ、人々よ、/キリスト・神に賛歌を歌おう、/海を分け、民を導き、/エジプトの奴隷状態から救い出された方へ、/まことに、御名は栄光に満ちている。

八日目は、/来たるべき世の姿を宿し、/輝き、聖別される、/キリストよ、あなたの自発的な貧しさによって。/この、あなたは律法に従い、/肉において割礼を受けられたからである。

キリストはご自身の誕生から八日目に割礼を受けられ、/この日、影を消し去り、/新しい恵みの光の夜明けを現わされた。

別のカノン、聖バシレイオスによる第8日用。
聖ヨハネ・ダマスコスの作、
声とイルモスは同じ。

バシレイオスよ、あなたを称えようとする者たちは、/あなたの声を聞くべきであった。/しかし、父よ、あなたは寛容に満ちて、/私たちに惜しみなく恵みを与えてください。

厳格な徳の道を歩み、/あなたは平穏で妨げのない/天への昇天を成し遂げ、/すべての人にとっての模範となった、バシレイオスよ。

肉体の独裁的な情欲の反乱を/あなたはの哲学への愛をもって躾け、/それゆえ、朽ちることのない王の宮殿に/お住まいになられるのです、父ヴァシリーよ。

心の情欲、/そして同時に肉体の情欲をも、ヴァシリーよ、/あなたは御霊の剣をもって有益に断ち切り、/ご自身を/主へのいけにえとして捧げられました。

言い表し難き秘儀の奉仕者となり、/あなたは信徒たちを、キリストの御国の/神秘的な聖務へと導き入れ、父ヴァシリーよ、/三位一体の光を私たちに輝かしく示された。

聖母賛歌:誰が、言葉を超えた御受胎を/ふさわしく告げ知らせることができるだろうか?/まことに、あなたは神を肉において産み出された、至聖なる方よ、/私たちに現れた、私たちすべての救い主を。

カタヴァシア:第一の聖歌隊がイルモスを歌う:海の深淵の底を開き/陸地の上を御自分の民を導き/その中で敵を覆い隠し/戦いに強き主よ/まことに、主は栄光を受けられた。

もう一つの聖歌隊、イルモス:イスラエルは波立つ海を渡り、/突然現れた陸地を歩み、/エジプトの騎兵たちは、暗き深淵に/水の墓のように完全に飲み込まれ、/主の右手の強き力によって。

第3歌

祝日のカノン。イルモス:主よ、私たちを御自身に堅く立ててください、/罪を滅ぼした木よ、/そして、御自身を賛美する私たちの心に、/御自身の畏れを植え付けてください。

受肉された御言葉、超本質なる御方は、/律法を終わらせるために割礼を受け、/神の恵みの始まりと/朽ちることのないいのちを、私たちに与えてくださいました。

神に逆らう者としてではなく、/律法の成就者として/受肉されたキリストは現れ、/第八日に自ら進んで/割礼を受けることをお選びになった。

 

聖人へのカノン

あらゆる教えを成就し、/この世の、踏みにじられるものについてだけでなく、/それ以上に、至高のものについて、/あなたは世の光として現れた、ヴァシリーよ。

主への畏れに支えられ、/それは知恵の源であるから、/あなたは至高の知恵への/より優れた愛に翼を得た、/ワシリーよ。

ヴァシリーよ、あなたは賢明に行動に着手し、/その行動をもって、至高の神の御姿を仰ぎ見る道を示し、/存在するすべてのものに対する明晰な認識という秘儀に/導かれたのである。

父よ、あなたの記念日は、キリストの降誕と共に重なり、輝きを放ちました。/その言い表せない神秘を、/あなたは教えによって解き明かしました。

聖母賛歌:あなたは種なしに胎内に宿し、/言葉に尽くせぬ御姿で受肉される神を産み出される――/その御姿を仰ぎ見ることを、/天の諸勢力も敢えてしない、清き永遠の処女よ。

カタヴァシア:わが王たちに強さを与え、/御自身の油注がれた者たちの尊厳を高められる主は、/処女から生まれ、洗礼を受けるために来られます。/それゆえ、われら信徒はこう叫びます:/「わが神のように聖なる者はなく、/主よ、あなた以外に義なる者はいない!」

イナヤ:私たち皆は、古の束縛から解き放たれ、/今や貪欲な獅子の顎を砕かれたので、/喜び、口を大きく開いて、/言葉から歌を紡ぎ出し、/私たちに与えられた賜物の中で最も喜びに満ちたものを讃える。

祝日のコンダク、第3声。
類似の賛歌:この日、聖母は:

主はすべての者の割礼を受け/人間の罪を、慈愛をもって断ち切り/この日、世界に救いを与えられます。/天においては、創造主の聖職者/そしてキリストの秘儀を司る光に満ちた神聖な奉仕者、ヴァシリーもまた喜びます。

また、聖人のセダレン、第8調*
類似の賛歌:知恵の賛歌:

御言葉の知恵を学び/書かれた律法を脇に置き/あなたはすべての人に恵みの教えを宣べ伝え/その語りによって、魂の石板を滑らかに削り出し/そこに神聖な教えを刻み込んだ。 /それゆえ、あなたは体の覆いという雲の下を通り抜け、/御霊によって輝きを放った、聖バシレイオスよ。/キリスト・神に祈り、/あなたの聖なる記念を愛をもって崇める者たちに、/罪の赦しを授けてくださるよう。

栄光、そして今、祝日の第4調。
類似の賛歌:この日にあなたは現れ給うた:

真の人愛の深淵として、/主よ、あなたはしもべの姿をまとい、/肉において割礼を受け、/すべての人々にあなたの偉大な慈悲を授けられました。

第4歌

祝日のカノン。イルモス:主よ、私は/御計画の知らせを聞き、/唯一の人を愛する方であるあなたを/賛美しました。

割礼は終わりを告げた、/キリストが自発的に割礼を受けられて以来、/多くの民を恵みによって救われた。

果てしなき来世を/八日間が象徴しており、/その最終日に/主キリストは割礼を受けられました。

 

聖人へのカノン

花嫁である教会は飾られる――/キリストの降誕によって、/また、至福なるあなたへの追憶によっても。

[「神の子」という称号を誇りつつ、/あなたは敬虔さに従い、ヴァシリーよ、/神性を被造物と同列には置かなかった。]

あなたは屈服することなく、/神のために戦い、ヴァシリーよ、/その御命令のすべてに従った。

教会には神より/防護と堅固な壁が与えられた――/至福のヴァシリーよ。

神に敵対する者たちにとって、あなたは/迷いを根絶する斧と火となり、/父ヴァシリーよ。

聖母賛歌:清き御方よ、/種なき御子を宿された方よ、/どうか常に御自分のしもべたちのために執り成してください。

カタヴァシア: 主よ、私はあなたの御声を聞きました/あなたが「荒野で叫ぶ者の声」と名付けられたその声を/あなたが多くの水の上で轟かれたとき/あなたの御子について証しして/現れた御霊に満たされた彼は、こう叫びました/「あなたはキリスト、神の知恵と力です!」

イナヤ:神秘的な幻の火によって清められた預言者は、/死すべき者たちの再生を謳いながら、/御霊の中で轟く声を高め、/言い表せない御言葉の受肉を明らかにし、/それによって支配者たちの力は打ち砕かれた。

第5歌

祝日のカノン。イルモス:光の与え主、世々の創造主である主よ、/御命令の光の中で私たちを導き給え、/私たちはあなた以外の神を知らないから。

主よ、あなたは処女の母から言い表せないほどに生まれ、/人間の姿をとることさえ、/御自身の尊厳を卑しいとは見なさず/幼子として律法を正しく/全うされました。

夜に喩えられるイスラエルを産み出し、/律法の慈愛に満ちた影の如く(ホセア4:5、LXXに従う)、/しかしそこから、世界に輝きを放つ光として、/キリストが現れた。

 

聖人へのカノン

今日、教会はまことに/二重の祝祭を祝う:/地上に現れた主が/幼子として受割礼を受けたこと、/そして、その主の奉仕者、/賢明で三度祝福された方の記念である。

測り知れない光、キリストは、/尊きあなたの中に宿り、/あなたを世界に輝く灯として現されました。/それゆえ、私たちはあなたの記念を/讃美します、ヴァシリーよ。

律法の制定者モーセも、/律法以前の時代に生きたヨセフも、/食糧を配る点においてあなたに及ばなかった。/なぜなら、あなた自身が、神の御体を糧として供する者として現れたからである、ヴァシリーよ。

万物の起源は、/シナイ山でモーセによって曖昧に記述されていたが、/あなたは自ら、神聖な宝庫から解き明かし、/すべての人々に明らかにした、至福のヴァシリーよ。

聖母賛歌:すべての創造主であるキリストを産み出されたあなたに、/私たちはこう呼びかけます。「喜びなさい、清き方よ、/喜びなさい、私たちに光の夜明けを示された方よ、/喜びなさい、計り知れない神をその懐に収められた方よ!」

カタヴァシア:イエス、命の源よ、/原初のアダムの罪の裁きを解き放つために来られ、/神として清めを必要とされないにもかかわらず、/堕ちた者のためにヨルダン川で身を清め、/そこで敵意を打ち砕き、/あらゆる知性を超えた平和を授けてくださる。

イナヤ:暗く穢れた敵の毒から/御霊の清めによって洗い清められ、/私たちはまっすぐな新しい道に立ち、/手の届かない喜びへと導くその道は、/神と和解した者たちのみが歩むことができる。

第6歌

祝日のカノン。イルモス:罪の深淵に翻弄され、/御慈悲の測り知れぬ深淵に呼びかける:/神よ、滅びから私を救い出してください!

律法は完結した、/キリストが幼子となられ、/律法の成就者として現れ、/割礼を受け、律法の呪いを無効にされた時から。

安息日と割礼/――ユダヤ人の高慢の源であったものが、/キリストの御出現と御手振りで廃止され、/恵みの春が輝き出した。

 

聖人へのカノン

あなたは飢えに苦しむ/貧しい人々の魂を惜しみなく満たし/飢え渇く心を/あらゆる神聖な喜びで満たした、ヴァシリーよ。

あなたは、渇きに苦しむ魂を天の糧で満たした。/ なぜなら、御言葉こそが天使のパンであるから。/ あなたはその卓越した配給者となった、ヴァシリーよ。

あなたは勤勉な蜂のように/あらゆる美徳の花を集め、ヴァシリーよ、/そのことに熟達し、/至福なる者と称される。

あなたは世との別れを急ぎ、神と共に生きることを選び、/それゆえ、移ろいやすく朽ちゆくものの代わりに、/賢者として、永遠のものを得たのです、/父ヴァシリーよ。

聖母賛歌:御母よ、御身のしもべたちを災いから救い給え、/私たちは皆、神に次いで御身のもとに駆け寄り、/揺るぎない防壁であり守護者である御身のもとに頼るのです。*

カタヴァシア:御言葉の声、光の灯、/朝の星――太陽の先駆者/が、荒野ですべての人々に呼びかける:/「悔い改め、あらかじめ身を清めよ、/見よ、キリストが来られる、/世界を滅びから救い出す方が!」

イナヤ:父は喜びに満ちた声で、/御自身の胎から生み出された、待ち望まれた御方を現わされた:/「まことに、この方は、/わたしと同じ本質を持つ御子であり、/光を放つ御方であり、人類の血統から生まれ、/わたしの生ける御言葉であり、かつ――御計画により――死すべき者でもある!」

コンダク、第4調。
同調:この日、あなたは現れた:

あなたは教会の揺るぎない礎として現れ、/すべての人々に侵すことのできない財産を授け、/それをあなたの教えで確固たるものとし、/天の門を開く聖バシレイオスよ。

イコス:貞潔の杯、/知恵の口、そして教義の礎/――バシレイオス大聖人は、すべての者の心に輝きを放つ。/さあ、来て、神の家に立ち、/熱意をもって仰ぎ見、/その奇跡に心を満たされよう; /そして、その光に照らされ、/清めを与える御霊に燃え上がり、/彼の生涯、信仰、/燃え立つ熱意、謙遜に倣おう。/これらのおかげで、/彼は真の神の住まいとなったのだ。/彼に呼びかけながら、私たちは歌う:/「天の扉を開く者――聖ヴァシレイ!」

第7歌

祝日のカノン。イルモス:デイレの野で金の偶像に礼拝が捧げられたとき、/御身の三人の少年たちは不敬虔な命令を無視し、/火の中に投げ込まれながらも、露に潤されながら、こう歌った:/「祝福あれ、我らの父祖の神よ!」

輝かしく至聖なるキリストの降誕、/この日、それは/未来の刷新の秘儀を先取りする:/まことに、救い主は律法に従って割礼を受けられる、/神としてではなく、人間として、/そして律法の成就として

律法を全うする者として、律法の創造主は/この日、御自身の御心により肉において割礼を受け、/罪という冬の割礼を成し遂げ、/すべての人にこう叫ぶ機会を授けてくださる:/「私たちの先祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

 

聖人へのカノン

御子は父の御姿であり、/御子の御姿は御霊である。/そして、バシレイオスよ、あなたは御霊の、/汚れなき鏡であり、全三位一体の住まいである。/あなたの記憶は祝福され、それを称える者たちは/そのゆえに栄光を受ける。

心を神の測り知れない深みに浸し/知識という貴重な真珠を拾い集め、/あなたは世界を英知で豊かにし、こう叫ぶことを教えた:/「私たちの父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

ああ、心を一つにした知性と神聖な結びつきよ、/まるで二つの体に宿る一つの魂のように不可分である:/グリゴリーの中にはヴァシリーが、ヴァシリーの中にはグリゴリーが。/神への憧れによって結ばれたお二人よ!/今、あなたの羊の群れのためにキリストに祈り求めてください。

孤児たちの父、未亡人の守護者、/貧者たちの富、/病める者への慰め、富める者への導き、/老いの杖となり、/若者の師となり、/修道者たちへの徳の規範となった、ヴァシリーよ。

心を泥のようなあらゆる汚れから清め、/御霊に属するものをあなたは探求した、ヴァシリーよ、/あなたが切に慕う御霊ご自身と共に。/それゆえ、三位一体を讃えながら、大胆にこう叫んだ:/「祝福あれ、わが父らの神よ!」

聖母賛歌:清き御方よ、シナイ山においてモーセは/火に焼かれる茨の茂みとしてあなたを目撃し、/焼かれることなく、耐え難い輝きを放ち、/言葉に尽くせぬ御存在――物質的な肉体と結びついた/御内に存在する聖なる位格の一つ――を現した。

カタヴァシア:敬虔な若者たちを、/火の炉の中に留まらせていたが、/騒がしい風と露によって無傷のまま守り、/神の御使の降臨をもたらした。/それゆえ、炎の中にありながら潤され、/彼らは感謝を込めてこう歌った:/「称えられよ、主よ、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方です!」

イナヤ:蛇の頭を水流で焼き払い、/敬虔な若者たちを包み込んだ/炉の高き炎を鎮め、/そして、容易には清められない罪の闇を、/御霊の露をもってすべて洗い清められる。

第8歌

祝日のカノン。イルモス:言い表せない知恵をもって万物を創造し、/無から有へと導かれた神の御言葉/を、被造物よ、主として祝福し、/世々限りなく賛美せよ。

第八の日、主は幼子として割礼を受け、/イエスという御名をお受けになった。/なぜなら、御方は世の救い主であり、主だからである。

キリストの降誕と/八日目はふさわしく結びついた――/聖職者の栄光に満ちた記念を、/信仰をもって崇めつつ、/主を讃え(永遠に称え)よう。

 

聖人へのカノン

言い尽くせぬ御計画によって世界に与えられた/バシレイオス、敬虔の光/そして神学のラッパを、/主の被造物よ、主を祝福せよ。

その御業の豊かさをもって/賢きヴァシレイの中に宿り/彼を通して敬虔に神学を説かれた方を、/主の被造物よ、主を賛美せよ!

あなたの神聖な御言葉に/絶えず喜びを覚え、/あなたの記念の日、ヴァシレイよ、祝賀しつつ、私たちは叫びます:/「主の被造物たちよ、主を賛美せよ!」

バシレイよ、あなたは言葉光を世に送り、/その光によって、/三位一体の唯一の本質を崇めるよう導き、/「主を賛美せよ」と叫びながら、/「被造物よ、主を賛美せよ!」

聖母賛歌:父より出でた/永遠にして時を超えた神の御言葉/そして終わりの時に処女より輝き出でた御方を、/主の被造物よ、主を賛美せよ!

カタヴァシア:驚くべき神秘を現した/露を注ぎ出したバビロンの炉――/すなわち、ヨルダン川がその流れの中に非物質の火を受け入れ/肉体をまとった創造主を包み込むこと、/人々はその方を祝福し/世々限りなく賛美する。

別の歌:被造物は自由によって知られ、/かつては闇に覆われていた者たちは光の子らとなる;/ただ一人の闇の支配者だけが嘆き悲しむ。/今や、かつて不幸であった諸国民のすべてが、/その原因となられた方を熱心に祝福しよう。

第9歌「至高の栄光」は歌わないが、割礼の祝日のリフレインを歌う:わが魂よ、/律法に従い肉において割礼を受けた主を讃えよ。

第9歌

祝日のカノン。イルモス:神よ、太陽に先立って輝き出でた光よ、/肉体を帯びて我らのところに来られた方、/処女の胎内から言葉に尽くせぬほどに受肉させられた、/祝福された、全き清き方よ!/我らはあなたを、神の母よ、賛美します。

また、第二の聖歌隊も同様のリフレインとイルモスを歌う。

わが魂よ、/第八の日、割礼を受けられた方を賛美せよ。(二回)

キリストは、/全人類の本性の限界を超え、/超自然的に処女から生まれ、/律法の文字が命じる通り、/肉において割礼を受け、/律法の成就者となられた。

この日主は律法を全うして、幼子として肉において割礼を受けられた。(一度)

この日主は肉において割礼を受け、/イエスと名付けられました。(一度)

さあ、主キリストの栄光ある祝祭を/聖所で祝おう。/この日、主は神にふさわしくイエスと名付けられたからである。/同時に、私たちは聖人の記念も称える。

同様に、聖人のトロパリオンのための聖歌の副歌:

わが魂よ、偉大なるバシレイオスの聖職者たちの間で、最も偉大なる者となれ。(2回)

キリストの大牧者なる忠実な羊として/あなたは、ヴァシリーよ、その命を与える御足に従った:/なぜなら、あなたは暴君に自らの魂を捧げ、父よ、/教会のために勇敢に危険に身をさらしたからである、/至福なる者よ。

わが魂よ、最も偉大なる者よ、/宇宙の最も輝かしい光よ。(二度)

キリストの教会の至聖なる秩序を目の当たりにし、/賢きあなたの聖職者としての指導によって飾られたその姿に、/万物を滅ぼす暴君は、雷に打たれたかのように倒れた。/なぜなら、彼は、あなたの中に宿っていた聖霊の輝きに耐えられなかったからである、/ヴァシリーよ。

わが魂よ、 / ケサレアから輝きを放った偉大なるヴァシレイを讃えよ。(二回)

使徒の座、/キリストの受難者たちの歓喜、/総主教たちの住まいであり、義人たちの喜び、/そして預言者たちの喜びに、あなたはふさわしい者とされた、ヴァシリーよ。/あなたは、聖母マリアと/三位一体の奥義に奉献された奉仕者となったからである。

「栄光あれ」の代わりに:「わが魂よ、/キリストの教会を飾り立てた偉大なる方よ。」

「今や」の代わりに:わが魂よ、最も偉大なる方よ、/天の軍勢の最高の栄光、/至聖なる乙女、神の母を。

天の宮殿を水で覆う/唯一の主よ、/海を制し、深淵を干上がらせる方よ、/あなたから、清き方よ、肉を受け、/ベツレヘムからヨルダン川へと急ぎ、/肉をもって洗礼を受けるため。

その後、両合唱団が一つになって、祝祭の最初のリフレインを歌う:

わが魂よ、 / 律法に従い肉において割礼を受けた主を、大いに讃えよ。

そしてイルモス:いかなる舌もその尊さを十分に讃えることはできず、/この世で最も高き知性さえも途方に暮れる――/いかにしてあなたを讃えよ、神の母よ。/しかし、慈愛に満ちた方よ、忠誠の証としてこれを受け入れてください。/あなたは私たちの神への愛を知っておられるからです。/あなたはキリスト教徒の守護者であり、/私たちはあなたを讃えます。

また、リフレイン:わが魂よ、/天の軍勢の至高の栄光、/至聖なる乙女、神の母を讃えよ。

そしてイルモス:あなたから生まれた、理性を超える奇跡よ、/全き清き花嫁、祝福された母よ!/あなたを通して完全な救いを受けた私たちは、/恩人としてあなたにふさわしく手を打ち、/感謝の歌を捧げます。

スヴェティレン。
類似の賛歌:聖所における御霊:

真の哲学への愛をもって/父よ、あなたは御自身の魂の覆いを切り取り、/奇跡をもって太陽のように世に現れ、/神に啓発された者として、信者たちの思いを照らし、/三位一体の奉仕者、賢きバシレイオスよ、/聖母マリアの奥義に導かれた方。

栄光、そして今、祝日の歌:律法を全うされた方は、肉において割礼を受け、/八日目の赤子として――世々の創造主、/死すべき者のようにおくるみに包まれ、/乳を飲み、/すべてを神として計り知れない力によって支え、/その御手振りで世界を治め給う。

「賛美せよ」の際、第6調、第5声のスティヒラ。
類似の賛歌:「喜びなさい」:

御父から分離も枯渇もなく、/御肉において割礼を受け、/言葉として、また神として神から生まれ、/不変の神性の中に留まられる。/それゆえ、律法を超越して律法の上に立たれ、/すべての人を律法の呪いから救い出し、/天からの祝福を授けてくださる。 /それゆえ、その至福なる降臨を称え、/私たちは歌い、感謝をもって御方を賛美し、/私たちの魂に偉大な憐れみを授けてくださるよう祈る。(2)

神の子としての養子縁組により、/神聖な洗礼によって新たに生まれ変わり、/あなたは、尊き者よ、神の子であり御言葉であることを告白した。/御父と同一の本質と真理を持ち、/永遠であり、同様に始まりなき御方であることを。/そして、異端者たちの止むことのない口を、/あなたの言葉の明快さによって封じた。 /それゆえ、あなたは至高の御国に宿り、/唯一にして本質において君臨されるキリストと共に統治し、/世界に豊かな大いなる恵みを注ぎ出しておられる。

天の聖殿の内に/あなたは、聖なる司祭として/行いと観想――至高の知恵の源――によって/聖なる衣をまとい、入り込まれた; /そして今、高き祭壇で司祭の務めを果たし、尊き者よ、/神の御前に立ち、霊的な奉仕を執り行うとき、/最も慈悲深き、至福のバシレイオスよ、/あなたの神聖で尊ばれる記念を祝う者たちを覚えてください、/世に偉大な慈しみを注がれるキリストに祈りを捧げながら。

神によって完全に聖別され、/幼少の頃から全身全霊で神に捧げられ、/至高の知恵の輝きに照らされて、/あなたは万物の認識を明らかにし、/輝かしく解き明かし、賢明に語り、/存在の秩序を示し、/――神聖なる知の基礎を築かれました。 /それゆえ、神学に精通し神聖なる師として、/また教会の光を放つ星として、あなたを称え、/世界に大いなる恵みをもたらすキリストを讃える。

神への畏れに堅く立ち、/あなたは知恵の源を悟った、ヴァシレイよ、/しかし、その畏れを知恵と/正しい生き方によって超え、父よ;/そして神への愛に満ち溢れ、/神の最も親しい友となった。 /それゆえ、神聖な戒めと裁きに導かれて、/あなたは人間の慣習をも学び、/信徒たちの心を飾り立て、/霊的な律法によって彼らの群れを照らした。/どうかキリストに祈り、/私たちの魂に偉大な恵みを授けてくださるよう。*

賛美、第6声:尊き父よ、あなたの口から恵みが注がれ、/あなたはキリストの教会の牧者となり、/知恵ある羊たちに、/唯一の神性において同一の本質を持つ三位一体を/信じるよう教え導かれました。

そして今、第8調:救い主よ、人類のもとへ降りて来られ、/おむつに包まれることをお許しになり、/肉体の割礼をも忌み嫌われず――/母によれば八日目の御子、父によれば初めなき御子。/信者たちよ、彼に向かって叫ぼう:/「あなたは私たちの神、私たちを憐れんでください!」

大賛美。三聖句の後、聖人へのトロパリオ。栄光、そして今:祝日のもの。エクテニアと送別。

閉会

私たちの救いのために、生後八日目に肉体の割礼を受けることをお許しになったキリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、聖なる栄光に満ちた、万人に称えられる 使徒たち、そして今日私たちがその記念を捧げる、カッパドキアのケサリアの大司教である私たちの聖なる父バシレイオス大聖人の祈りによって、 聖なる義人である神の父母ヨアキムとアンナ、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する御方として、私たちを憐れみ、救ってくださいますように。

そして、修道院長が許されるならば、兄弟たちは聖人の像の前にあるランプの聖油で塗油を受け、自唱のスティヒルを歌う。第1時課では、祝日のトロパールを唱える。 栄光:聖人に。そして今:「神の母」の時間。三聖句の後、祝日のコンダク。その他、そして最終の送別。各時間には、祝日と聖人のコンダクを交互に朗読する。

 

聖体礼儀において

「幸いな者たち」:祝日のカノン第3歌と聖人の第6歌。

入堂の際、祝日のトロパリオ(第1声調)

火のような御座に/天において、初めなき御父と御聖霊と共に座しておられる方よ/あなたは、夫を知らぬ処女から地上で生まれ出ることをお許しになりました、/あなたの母であるイエスよ;/それゆえ、あなたは人間として、八日目に割礼を受けられました。 / あなたの至善なる御意志に栄光あれ;/ あなたの御摂理に栄光あれ;/ 唯一の人を愛する御方よ、あなたの降臨に栄光あれ!(2)

そして、聖人のトロパリオ、第1調

あなたの声は全地に響き渡り、/地はあなたの御言葉を受け入れた。/あなたはそれによって、信仰の真理を神にふさわしく説き明かし、万物の本質を明らかにし、/人間の慣習を美しく整えた――/王のような聖職者、尊き父よ、/キリスト・神に、私たちの魂の救いを祈ってください。

栄光:聖人のコンダク、第4調。
「この日に現れ給うた」:

あなたは教会の揺るぎない礎として現れ、/すべての人々に侵すことのできない財産を授け、/それをあなたの教えで確固たるものとし、/天の門を開く聖ヴァシレイよ。

そして今:祝日のコンダク、第3調。
類似の賛歌:この日、聖母は:

主はすべての人々の割礼を受け/人間の罪を、慈愛をもって断ち切り/この日に世界に救いを与えられます;/天においては、創造主の聖職者/そしてキリストの秘儀を司る光に満ちた神聖な奉仕者、ヴァシリーが喜び祝っています。

プロキメン、第6調

主よ、あなたの民を救い/あなたの嗣業を祝福してください。節:主よ、私はあなたに呼びかけます。わが神よ、私を見捨てて黙り込まないでください。

そして聖者へ、第1調

わが口は知恵を語り、/わが心の思いは分別を語る。

コロサイの信徒への手紙、冒頭254

兄弟たちよ、だれもが、人間の伝承やこの世の要素に基づく哲学や空しい惑わしによって、キリストではなく、あなた方を惑わさないように気をつけなさい。なぜなら、神性のすべての満ち満ちたものが、キリストのうちに肉体をもって宿っており、あなたがたは、すべての始まりと権威の頭であるキリストのうちに満たされているからです。 あなたがたは、キリストにおいて、 、罪ある肉の体を脱ぎ捨てるという、人の手によらない割礼、すなわちキリストの割礼を受け、キリストと共にバプテスマによって葬られ、また、キリストを死者の中からよみがえらせた神の御業への信仰によって、キリストと共に復活させられたのです。

コロサイ人への手紙 2:8–12

また、聖なる方、
ヘブライ人への手紙、冒頭 318a

兄弟たちよ、私たちにふさわしい大祭司とは、 聖なる方、悪とは無縁で、汚れなく、罪人たちから離れ、天よりも高く上げられた方。その方は、かつての大祭司たちのように、まず自分の罪のために、次に民の罪のために、毎日いけにえをささげる必要はありません。なぜなら、ご自身をひとたびいけにえとしてささげることで、これを永遠に成し遂げられたからです。 なぜなら、律法は弱さを持つ人々を大祭司として任命するが、律法の後に与えられた誓いによる御言葉は、永遠に完全な御子を大祭司として任命したからである。 以上のことにおいて、最も重要な点は、私たちには、天にある栄光の御座の右に座しておられる、そのような大祭司がおられるということです。その方は、主ご自身が設けられた、人ではなく、真の聖所と幕屋の奉仕者なのです。

ヘブライ人への手紙 7:26–8:2

ハレルヤ、第8調

イスラエルの牧者よ、ヨセフの羊の群れを導く方よ、耳を傾けてください。聖句:義人の口は知恵を語り、その舌は裁きを告げ知らせる。

ルカによる福音書、第6章の冒頭

その頃、羊飼いたちは、自分たちが目にして聞いたこと、すなわち告げられたとおりのことがすべて実現したことを、神を賛美し、称えながら帰って来た。そして、幼子に割礼を施す八日目が過ぎたとき、その子に「イエス」という名が付けられた。これは、その子が母の胎内に宿る前から、天使によって与えられていた名であった。 その子は成長し、霊的に強められ、知恵に満ち、神の恵みがその子に注がれていた。 その両親は、毎年、過越の祭りのためにエルサレムへ上っていた。イエスが十二歳になったとき、彼らは祭りの慣習に従ってエルサレムへ上り、定められた日数を終えた。帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っていたが、ヨセフもその母もそれに気づかなかった。 彼らは、イエスが同行者たちと一緒にいるものと思い、一日の道のりを進んだ後、親戚や知人の間でイエスを探し始めた。しかし、見つからなかったので、イエスを探し求めてエルサレムに戻った。すると、三日後、彼らは神殿でイエスを見つけた。イエスは教師たちの間に座り、彼らの話を聞き、また彼らに質問をしておられた。イエスの話を聞いた者たちは皆、その知恵と答えに驚嘆した。 彼らがイエスを見ると、驚いた。すると、母がイエスに言った。「わが子よ、どうして私たちにこんなことをなさったのですか。ご存じのように、あなたのお父様と私は、心配してあなたを探していたのです。」イエスは彼らに言われた。「なぜ、私を探していたのですか。私が父の御心に従って行動すべきであることを、知らなかったのですか。」 しかし、彼らはイエスが言われた言葉を理解できなかった。イエスは彼らと共に去り、ナザレに戻って、両親に従順に過ごされた。母マリアは、これらのことをすべて心に留めていた。イエスは知恵と身長と、神と人との愛において、ますます成長していかれた。

ルカ 2:20–21, 40–52

そして聖なる方、
ルカによる福音書、第24章

その頃、イエスは平らな場所に立たれた。すると、弟子たちの群れと、ユダヤ全土やエルサレム、さらにはティルスやシドンの沿岸地方から集まった大勢の民衆が、イエスの御言葉を聞き、病を癒やしてもらうためにやって来た。また、汚れた霊に苦しめられている者たちもいたが、彼らは皆、癒やされた。 群衆は皆、イエスに触れようと努めた。イエスから力が発して、すべての人を癒していたからである。イエスは目を上げて弟子たちを見渡し、こう言われた。「貧しい人々は幸いである。神の国はあなたがたのものだから。今、飢えている人々は幸いである。あなたがたは満ち足りるから。 今泣いている者は幸いである。やがて笑うことになるからである。人々があなたがたを憎み、あなたがたを排斥し、あなたがたをののしり、 、人の子のゆえに、あなたがたの御名を不名誉なものとして拒むとき、あなたがたは幸いである。その日には喜び、大いに喜べ。見よ、天においてあなたがたの報いは大きいからである。

ルカ 6:17–23

その他。聖バシレイオス大主教の神聖な典礼が執り行われます。

「ふさわしい」の代わりに

恵み深い方よ、すべての被造物があなたを喜び祝う:/天使の群れと人類のすべて。/あなたは聖別された神殿であり、霊的な楽園、/処女の栄光であり、そこから神は受肉し、幼子となられた/すべての世より前から存在される私たちの神。 / まことに、主はあなたの胎内を御座とされ、/ あなたの胎を天よりも広大にされた。/ 恵み深い方よ、すべての被造物があなたを喜び祝う、/ あなたに栄光あれ!

聖体拝領の歌:

天より主を賛美せよ、至高の御座において主を賛美せよ。別の賛美:義人は永遠に記憶され、悪しき噂を恐れることはない。ハレルヤ。(3) 詩編 148:1; 111:6b-7a

 

 

目次へ。

 


1月5日

啓蒙の祭前日、
ならびに聖殉教者テオペンプトスとフェオナ、
および聖シンクリティキア

晩課にて

「主よ、私は叫びました」に、殉教者たちのステヒラ第3番、第4声

賢きフェオナとフェオペンプトを讃えよう:/彼らはキリストの教えに従い、/あらゆる不敬虔な奉仕を公然と廃し、/聖なる尊き御方に畏敬の念をもって仕え、/唯一の主であり神である御方を、暴君たちの面前でも恐れずに告白し、/天より栄冠を授かった。

この世の生活も、贅沢の楽しみも、/儚く過ぎ去る栄光も捨て去り、/讃えられしあなたがたは、キリストに固く結びつき、/その完全なる美しさに/喜びに燃え上がり、/香りのよい薔薇のようにキリストに捧げられ、/朽ちることなき御国の冠によって、/ 神聖な力によって冠を授けられました。

この世を憎み、/世を超越した存在となり、/長子たちの教会と結ばれ、/天使たちと共に朽ちることなき賛歌を歌い、/神の御前に顔を合わせて立っている。/不敬虔な偶像の惑わしを退け、/殉教によって暴君たちの狂気を打ち倒した。

同聖女の他のスティヒラ、第1声

まことに先祖たちの栄光を切望し、/朽ちることなき栄光へと突き進み、/それゆえ、快楽を捨て去り、/自らの体をあらゆる労苦に委ねた。/そして今、その労苦の報いを受け、/キリストと共に御国を治めている。

ヨブに譲り、/あなたをも、金のように火で精錬しようと望み、/あなたの体を悪しき者の暴虐に苦しむままにされた。/それゆえ、あなたは病の忍耐をもって誘惑者を恥じさせ、/勝利の冠を戴いた。

完全なる美しさを持つキリストの花婿を慕い、/その花嫁となることを望んだあなたは、/修道的な労苦を通じて、/あらゆる美徳をもって自らを飾り立てた。/それゆえ、今やあなたはキリストと共に、/その婚礼の殿堂で君臨している。

栄光、そして今、第6声調:ヨルダン川よ、備えよ。/見よ、キリストなる神が、ヨハネから洗礼を受けるために来られる。/その御神性をもって、あなたの水の中で、/目に見えぬ竜の頭たちを打ち砕くためである。 /喜びなさい、ヨルダンの荒野よ、/山々よ、喜び祝え:/まことに、永遠の命が/再びアダムを御自身のもとに招きに来られるからである。/おお、洗礼者ヨハネ――叫ぶ者の声よ、こう叫べ:/「主の道を整えよ、/その道筋をまっすぐにせよ!」

聖歌台でのスティヒラ、第6調

大地よ、そして地の上にあるものよ、/喜び躍れ、喜び祝え。/至福の泉が川へと注ぎ込み、/憎しみの奔流を干上がらせ、/神の赦しを注ぎ出す。

聖句:それゆえ、わたしはヨルダンとヘルモンの地から、あなたを思い起こす。  詩編 41:7b

真の光の与え主イエスよ、/洗礼を必要とされない方、/肉体をまとってヨルダンの流れへと来られ、/闇の中にいる者たちを照らそうと望まれる。/私たちは信仰をもって、熱心に主をお迎えしよう。

聖句:神よ、水はあなたを見た、/水はあなたを見て恐れおののいた。 詩編 76:17a

しもべの姿を身にまとい、/キリストよ、あなたはしもべから洗礼を受けるために出て来られ、/ヨルダンの水の流れの中で、/古き罪の束縛から私たちを解き放ち、/私たちを聖別し、照らしてくださる。

栄光、今、第6声:ヨルダンの荒野は喜び躍り、/ユリのように咲き誇れ。/なぜなら、そこに叫ぶ者の声が聞こえたからである。/「主の道を整えよ!」/山々を垂直に、谷を平らに定めた方、/神として万事を成し遂げられる方が、/しもべから洗礼を受けられる。 / 豊かな賜物を授ける御方が、/ 御自身の貧しさの始まりを定められました。/ エバはこう告げられました。「あなたは苦しみの中で子を産むであろう」。/ しかし今、聖母はこう告げられました。「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます、/ 偉大な憐れみをお持ちの方です!」

トロパリオ、第4調

かつてヨルダン川は、/エリヤの昇天の際、エリセオの慈しみによって逆流した。/水はあちこちに分かれ、/湿った道を彼は乾いたまま歩んだ。/それは洗礼の真の予型であり、/それによって我らは流れゆく人生の道を渡る。/キリストはヨルダン川に現れ、水を聖別された。

晩課にて

カノン、第6声

その頭字詩:「そしてこの日、私は大安息日を讃える」。イルモスを二度歌い、トロパリは第6調で歌う。各歌の終わりに、両聖歌隊が共にイルモスを歌う。

歌1

イルモス:古の昔、/海の波によって/追跡者たる暴君を/覆い隠したヨルダンの水流が、/今や私のすべてを/人間の清めによって清め、/まことに、主は栄光に輝かれた。

わが主、わが神よ!/御名の輝きに満ちた賛歌/および祭前の歌を、あなたに歌い上げましょう。/神聖なる神現によって、私を神秘的に刷新し/神の輝きへと引き上げてくださる方よ。

高きところでは永遠の御姿として、/また地では新たに現れた御姿として、/あなたを仰ぎ見る救い主よ、/天上の存在も地上の存在も、/驚嘆し、理性を超えた/あなたの降臨を讃えた。

御自身の栄光をもって/万物を満たすために、/あなたは御自身を、さらには奴隷の姿にまで低くされた。/今や、奴隷の手の下に、奴隷のように頭を垂れ、/私に再生と清めを授けてくださる。

第3歌

イルモス:水の上で/支えなくして全地を確立されたあなたを、/水に覆われた受肉した御姿を見て、/大いなる恐怖に包まれた被造物は叫んだ:/「主よ、あなた以外に聖なる者はおられません!」

御自身の顕現の御姿を/あなたはあらかじめ預言者たちに示されました。/今や、御業によって秘められた聖なる秘儀を明らかにし、/この日に人々の前に現れ/新たな再生を授けてくださいました。

ヨルダン川は、背骨のように水を広げ、/畏敬の念をもって、創造主を迎え入れ、/肉体をもって洗礼を受け、/「主よ、あなた以外に聖なる者はいない!」と叫ぶすべての人々を聖別する方を、/歓喜のうちに迎えた。

救いへの偉大な助け――/キリストは洗礼を授けられる/御自身の神聖な輝きを感じた者たちに、/喜びのうちに歌う者たちに:「主よ、人を愛する方よ、あなた以外に聖なる者はいない!」

第4歌

イルモス:洗礼への御来臨を予見して、/アバクムは驚嘆のうちに叫んだ:/「主よ、あなたは海の上に御自身の馬たちを導き、/多くの水を撹乱された!」

御方が肉体を帯びて現れたとき、/大地は聖別され、/水は祝福に満ち、/天は輝き、/人間たちは/敵の苛烈な支配から解放された。

神の御言葉に従い、洗礼者ヨハネは/今や荒野からヨルダン川へとやって来て、こう宣言した。/「悔い改めよ、天の御国が近づいた」、/そしてすべての人を神の栄光へと招いた。

かつて海を陸地に変え、/岩から泉を湧き出させた方は、/今やヨルダン川の流水の中で、/御霊の火によって罪の炉を築き上げている。

第5歌

イルモス:キリストよ、汝の御顕現は、/憐れみから生じたものであり、/イザヤは消えることのない光を見て、/夜通し目を覚まし、こう叫んだ:/「啓発された者たちよ、来たりて、身を清めよ、/神聖な水と御霊によって、/魂と体を明らかに清めよ!」

あなたは、この地上に生まれた者たちを新たにされ、/新たなアダムとなられた創造主よ、/火と御霊と水によって、/並外れた再生と/驚くべき再創造を成し遂げ、破壊や苦難なく、/神を礼賛する洗礼によって彼らを新たになさる。

御霊によってあなたは魂を新たにし、/水によって複雑な肉体を聖別し、/生きとし生けるもの――人間――を再創造なさる。/なぜなら、二元的な存在に有益な適切な薬物を、/あなたは賢明な配慮をもって与えてくださるからである。/まさに、肉体と魂の医師として。

処女より生まれ、/世の初めより父より生まれ、/不妊の母より生まれた者のもとへ来られ、/人として洗礼を求められた。/しかし、水から、救い主よ、御霊によって神秘的に、/かつて産むことのなかった多産な教会を造り上げられた。

第6歌

イルモス: 神聖なる洗礼者よ、恐れに包まれながらも、それに囚われることはなかった。/ 彼は、藁のように火に近づくことを恐れたが、/「今、近づけ」という声を聞くと、急いで駆け寄り、/奴隷のように命令に従い、/上より、永遠の御子について証しする神聖な声を聞いた。

あなたは、カエサルの布告に従い、/人口調査に登録されたが、奴隷にはならなかった/――なぜなら、あなたご自身が、奴隷状態にある私たちに安らぎを与えてくださるからである;/あなたは自発的に従い、二ドラクマを納めたが、/かつて罪の律法によって売られていた私たちを/今や解放し、神の子としての地位にふさわしい者とされた。

あなたは統治しておられますが、この世のやり方に従ってではなく、/本質において王であられます。/なぜなら、あなたはダビデの家系から肉によれば生まれ、/救い主として王国の王座を受け継がれましたが、/永遠の権威をお持ちであり、世の初めから父と共に統治し、/常に、そして永遠に、御霊と共に統治しておられるからです。

世と水中に住む者たちの君主は/古来より王と称されてきたが、/あなたの清めによって、彼は打ち砕かれ、/湖の中の軍団のように滅ぼされる。/しかし、救い主よ、あなたの御手によって造られ、彼らに隷属させられていた被造物には、/あなたは御自身の力強い御手によって自由を授けられた。

第7歌

イルモス:言葉に尽くせぬ奇跡!/炉の中の敬虔な若者たちを炎から救い出された方は、/頭を垂れて、洗礼を求めるしもべに懇願し、/叫び求める者たちを清めながら、/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

ヨルダン川の流水は、まず慈しみによって裂かれ、/御あなたの洗礼を予表し、/それによって情欲の衣は引き裂かれ、/朽ちることなき衣が、呼び求める者たちのために自ら備えられ:/[「キリストよ] 神よ、あなたは祝福された方です!」

豊かな水流よ!/洗礼を受ける創造主をその中に迎え入れたゆえに、/それは命を与える水の源として現れ、/歌う我らを救いへと導く:/「神よ、贖い主よ、あなたは祝福された方です!」

神の死を象徴的に表す/水への三度の浸礼によって、/私たちは洗礼においてキリストと共に葬られ、/三日目の復活に与り、/キリストに向かって「あなたは祝福された方です!」と叫ぶ。

父と子と聖霊の恵みは一つであり、/神の洗礼の賜物を信仰をもって求める者を完全なものとし、/神の子としての権利を受け入れた者たちが、こう叫ぶことができるようにする:/「神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

イルモス:天よ、畏れおののき、/地の基が揺れ動け。/見よ、かつて水をもって義人のいけにえを驚くべきように燃え立たせた方が、/今や水に身を包まれる。/その若き者たちよ、彼を祝福せよ、/祭司たちよ、彼を讃えよ、/民よ、世々限りなく彼を称えよ。

キリストは、洗礼を通して/すべての信徒に救いをもたらそうとしておられる。/なぜなら、キリストは彼らを通してアダムを清め、/堕ちた者を高め、/私たちを打ち倒した暴君を恥じさせ、/天を開き、神の御霊を降らせ、/朽ちることのない命への交わりを授けてくださるからである。

敵の惑わしは終わった。/なぜなら、荒野で叫ぶ者の声が/「主の道を整えよ!」と叫んでいるからだ。/――そして、主のすべての道をまっすぐにせよと命じている。/なぜなら、低地――卑しめられた人間の性質――は高まり、/敵の山や丘は低くされるからだ。

ああ、なんと驚くべき賜物であろうか!/ああ、神聖なる恵み/そして言い表せないほどの忍耐よ!/見よ、今や、水をもってわたしを清め、/火をもってわたしを照らし、/神の御霊によってわたしに完全さを与えてくださる/創造主であり主である、今やヨルダン川において/わたしの性質を身にまとい、罪なきお方。

第9歌

イルモス:むなしく嘆き悲しむな、/絶望の罠に窒息しそうになりながら、/悪行を犯した人々よ;/しかし、心を砕いて、/すべてを清める御方のもとへ、/唯一の清き御方、/洗礼によって赦しを授ける御方のもとへ、近づこう。

まず、処女からの御降誕という非凡な出来事において、神の御言葉よ、あなたは超自然的に御自身を驚くべき御姿として現されました。/今や、あなたは偉大な秘跡を高め、聖なる聖餐において、多くの子を持つ洗礼盤を神の御霊によって不思議に満たしておられます。

地は聖なる御降誕によって聖別されました、御言葉よ、/天と星々が/御栄光を告げ知らした時。/今や、水の性質は祝福を受け/御肉における御洗礼の際、/地上の者たちは再び/かつての尊厳へと立ち返りました。

全地よ、喜び躍れ、/天よ、喜び祝え、/世界よ、歓喜せよ、川よ、手を打ち鳴らせ、/泉と湖、深淵、海よ、/共に喜び祝え。/なぜなら、キリストがアダムの汚れを清め、救うために、/神聖な洗礼をもって来られるからである。

 

早課にて

「主なる神」の賛歌:
祝祭前日のトロパールを三度、第4声

かつてヨルダン川は、エリヤの昇天の際、エリセオの慈しみのゆえに流れを逆流し、/水はあちこちに分かれ、/彼にとって水の上の道は乾いたものとなった。/それは、 洗礼の真の予型であり、/それによって我らは流れゆく人生の道を渡るのだ。/キリストはヨルダン川に現れ、水を聖別された。(3)

第1節のセダレン、第1声

喜びよ、ヨルダン川よ、/万物の創造主が御自身の御心により、/憐れみ深い方として、しもべからあなたの中で洗礼を受けられるからである。/喜び、歓喜せよ、アダムとエバの先祖よ:/すべての者の救い主――至福の神がおいでになった!

栄光よ、今なお、その声は同じである。甘美の奔流となられた主は、/川の奔流の中で洗礼を受けるために現れ、/私に朽ちることなき水を飲ませようと望んでおられる。/主を見つめながら、ヨハネは叫ぶ。/「いかにして、私の手を、あなたの御頭に差し伸べようか――/全世界が震えおののく、その御方の御前に?」

セダレンの第2詩調、第3声

アダムの裸を栄光の衣で覆われた、/憐れみ深き御方よ、あなたはヨルダン川で御身を現そうとされます。/ああ、驚くべき奇跡!/水は、どのようにしてあなた、主なる御方を迎え入れるのでしょうか、/聖書に記されているように、天の宮殿を水で覆う御方を?/私たちは皆、恵みの主イエスよ、あなたの御降臨を賛美します!

栄光、そして今:大いなる太陽がヨルダン川に輝きを放ちに来られます、/処女から、まるで雲の中から昇ったかのように――私たちの神、キリスト、/罪の闇を追い払い、世界の果てまで照らし出されます。/その輝きを受けられるよう、畏敬の念をもって祈りましょう、/大いなる憐れみを受けられますようにと願いながら。*

カノン

カノンは三つ:祭前、第1声調(6節のイルモス付き)、殉教者、第7声調(4節付き)、および聖女、第2声調(4節付き)。

第1歌

祝祭前日のカノン。イルモス:苦い奴隷状態から解放されたイスラエルは、/渡ることのできない海を陸地のように渡り、/敵が溺れ死ぬのを見て、/神に恩人として賛歌を捧げる。/その高き御腕をもって奇跡を行われる神に、/まことに、御名は賛美される。

キリストは洗礼の場に臨まれ、/キリストはヨルダン川に近づき、/キリストは今、水の中に、私たちの罪を、救い主として葬り去られる。/歓喜のうちに彼を讃え歌おう、/まことに、御名は栄光に輝かれた。

雲よ、喜びながら、永遠の歓喜を注ぎ出せ:/キリスト・イエスは、ヨルダンの水によって/罪の川を溺れさせ、/すべての人に啓示を授けるために現れる。

見よ、光が現れる、/見よ、贖いが示される、/見よ、救い主が御臨在される、/闇の中にいる者たちを/神聖な光で照らすために。/清らかな心をもって、喜びをもって御迎えしよう。

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:主を讃えよ、/ファラオの全軍を海に沈め、/勝利の歌を、/主は栄光を受けられた。]

さあ、信徒たちよ、心を一つにして/受難の殉教者たちの栄光に満ちた記念を祝い、/霊的な賛美歌をもってキリストを賛美しよう。

キリストの受難の殉教者たち、/信仰の堅固な擁護者たちは、/不義に対してしっかりと武装し、/敵を打ち破った。

不義な迫害者、/キリストの信仰に背き、/殉教者たちに対して猛威を振るった者は、/その信仰によって力を失う、不義なる者よ。

聖母への賛歌:神の母よ、あなたが獲得された羊の群れを、/あらゆる災いから救い出してください、/救い主であり私たちの神に祈り求めて。

 

聖女のカノン。[イルモス:さあ、人々よ、/海を分け、民を導き、/エジプトの奴隷状態から救い出した/キリスト・神に賛美の歌を歌おう。/主は栄光を受けられたからである。]

私は歌をもってあなたの記憶を称えたいと願う、/無知で汚れに満ちた私は、あなたに依り頼んで、/しかし、あなたの祈りによって、/私に知恵と清らかさの言葉を授けてください。

全き心を神聖なる高みへと向け、/恵みの深淵を知り、/数多の喜びを味わい、/あなたは身に起こったすべてのことを耐え抜かれた。

心をもって至高の神へと舞い上がり、/地上のものへと引き寄せられるあなたの体を、/節制と労苦によって軽くし、/完全な栄光を望んだ。

聖母賛歌:ありのままの姿を保たれ、/あなたの胎から受肉された方、/もともと塵から生まれた私たちに、/かつての私たちそのものを授け、/罪から救い出された、神の母よ。

第3歌

祝祭前カノン。イルモス:死すべき者は、その知恵を誇ってはならない/また、その富を誇ってはならない/ただ、主への信仰によって/正しくキリスト・神に呼び求め/絶えずこう讃えるのだ:/「御命令の岩の上に/私を堅く立たせてください、主よ!」

世の初めより父と聖霊と共に座しておられる方が、/今や終わりの時に/御自身もご存知の通り、処女から受肉され、/キリストは洗礼の場に臨まれ、/神聖な洗礼の水によってすべての人に不死を授けられた。

水によって、ヨルダン川の奔流の中で/私たちの罪を葬り去ろうと望み/憐れみ深い慈愛により/キリスト・神は現れ/私たち、滅びた者たちを/洗礼によって新たに創造してくださる。

先祖アダムの最も恥ずべき裸身を覆い隠し、/あなたは自ら身をさらけ出し、/ヨルダン川の奔流をもって御自身を覆われる。/御自身の天の宮殿を水で覆われるキリストよ、/唯一の、あまねく慈しみ深い方。

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:わが心は主において堅く立ち、/わが角はわが神において高揚し、/わが口は敵たちに向かって大きく開き、/私はあなたの救いを喜び祝う。]

敬虔と信仰の擁護者たち、/神聖な殉教者たちを讃えよう――/テオペンプトスと、栄光あるテオンを。

規範であり、模範であり、手本として現れた、/キリストの大殉教者たちよ、/あなたがたは聖徒たちが苦難へと向かう道しるべとなった。

彼らの徳高い生き方に倣い、/裁判の場に群がった殉教者たちは、/「我らは皆、キリスト者である!」と叫んだ。

聖母賛歌:あなたは処女から言い表せないほどに生まれ、/御心のままに、人を愛する方として現れ、/世界を新たになさった、主よ!

 

聖女のカノン。[イルモス:主よ、私たちを御身に堅く立たせてください:]

あなたは、数多くの傷によって耐え難く苦しめられていた肉体を、 / 少しも憐れむことなく、 / 誘惑者を退けるための / 苦行の労苦のために捧げました。

あなたは、朽ちることのない神聖な命をもたらす/狭い道を選び、/広い道を軽んじました。/その広い道ほど、/知性ある者にとって、/まことに悪いものはないのです。

あなたは、消耗と節制の労苦によって、 / 頬の燃えるような赤みを消し去り、 / 涙の泉をもって、 / あなたの瞳の炎を鎮めた。

聖母賛歌:あなたから受肉された御言葉よ、全き無原罪の御方よ、/私たちの汚れた肉体を洗い清めようと望み、/清めの象徴として、御自身に汚れのないまま、/水の中で洗礼を受けられた。

カタヴァシア:主よ、罪を打ち倒した木として、私たちを御身に堅く立ててください。そして、御あなたを賛美する私たちの心に、御あなたの畏れを植え付けてください。

コンダク、第2調

数多の罪からすべての人を解き放ち、/慈愛に満ちたキリストよ、計り知れない憐れみにより、/ヨルダン川の水の中へ、人として洗礼を受けに歩み入られ、/惨めなほどに裸である私を、/古の栄光の衣で覆ってくださるためです。*

殉教者へのセダレン、第1調

テオペムプトスよ、地上の聖職者として知られ、/天の聖職者として苦難のうちに現れた。/暴君の命令に背き、/彼は拷問に耐えつつ、喜びをもってこう叫んだ。/「私は、ヨルダン川の奔流の中に/人間の罪を葬り去った、唯一なる方を崇める!」

聖なる者のセダレン、第5声

汝は、苦難に耐えることにおいて修道者たちを凌駕し、/天において最も優れた住まいを享受し、/最高の輝きに満ちている。/なぜなら、男らしく厳しい道を歩み、/現世を克服して天使たちに倣い、/今や彼らの栄光に与っているからである。

栄光、そして今、祭りの前夜、第1調:大いなる雨が川の奔流へと降り注ぎ、/肉体を帯びて洗礼を受けることを望まれた。/神聖な洗礼者ヨハネは、驚嘆のうちに彼に向かって叫んだ:/「汚れを全く持たないあなたを、どうして私が洗礼を授けることができようか? / すべてのものが震えおののく御方の頭に、/ どうして私の右手を差し伸べられようか?」

第4歌

祝祭前カノン。イルモス:古の昔、アバクムは/キリストよ、あなたに関する驚くべき知らせを聞き、/畏れおののきながら叫んだ:/「南より神が来られ、/聖なる方は、森を覆う山より来られ、/油注がれた者たちを救うためである。/主よ、あなたの力に栄光あれ!」

命の水を汲み取れ:/見よ、今や真に平和の川が現れた、/不信仰の濁った水を干上がらせ、/主を讃える者たちに啓示を注ぎ出すために:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

かつて渇きに苦しんだ荒野よ、喜びなさい/――すべての人間の本性よ:/今や、喜びの川が現れた、/ヨルダンの水によって罪の灼熱を鎮める。/我らは信仰をもって彼に歌い上げる:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

預言者の叫び声が響き渡り、/空虚な思いにこう告げた:/「来るべきキリストのためにまっすぐな道を整えよ、/そうすれば、主は洗礼によって、朽ち果てた私たちを刷新し、/古の判決を覆してくださるだろう。

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:私はあなたの御言葉を聞き恐れおののき、/あなたの御業を悟り、/主よ、戦慄した!]

全宇宙を/神に霊感された言葉をもって/キリストの大殉教者たちは潤し/迷いを打ち消した。

真に奪われることのない富を/殉教者たちは得、/地上の富と栄光の輝きを/軽んじた。

キリストの武器をもって身を守り、殉教者たちは/暴君のあらゆる残虐さを/打ち倒した。

聖母賛歌:汚れなき母、祝福された方、/清き乙女よ! あなたを讃える者たちを/あらゆる災いから救い給え。

 

聖女のカノン。[イルモス:あなたは聖母から、使者でもなく、/天使でもなく、御自身こそが受肉された主として来られ、/私という人間を救ってくださいました。/それゆえ、私はあなたにこう呼びかけます:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」]

あなたは、肉体の美しさに恵まれ、/目には見えない多くのものとの交わりを得られました。/それゆえ、ご自身を隠して、/神聖な完全さに参与されたのです。

あなたはヨブのように肉体の苦しみを受け、/死を招く言葉を発することなく、/時と自然の摂理に従い、/神の住まいへと旅立たれた。

あなたは親族や両親、/そして財産を捨て、ただキリストのみを求め、/奪われることのない、尽きることのない富を求め、/彼と共に至高の栄光の共同者となった。

聖母賛歌:あなたから生まれた御子は/アダムを朽ち果てから救い出された。/なぜなら、死をもたらす堕落を知らず、/人間を超えた受胎が成されたからである。/それゆえ、朽ち果てと悪から/私を救い出してください、聖母よ。

第5歌

祝祭前カノン。イルモス:キリストよ、あなたの沈むことのない光を、/信仰をもってあなたを賛美する者たちの心に灯し、/私たちに、知性を超えた至高の平安をお与えください。/それゆえ、無知の夜から昼へと、/あなたの光に向かって歩みつつ、/私たちはあなたを賛美します、人を愛する方よ。

世の王であられるキリストよ、/あなたは、肉体の姿をとって地上に現れ、/敵意の隔てを打ち砕かれました。/それゆえ、あなたの到来を目撃したヨハネは、/畏れおののきつつ、/あなたに手を置くよう命じられました。

竜の頭を打ち砕こうと急ぎ、/キリストは今、水辺にやって来られ、/震える洗礼者に向かってこう呼びかけられる。/「あなたの手を伸ばし、わが頭に触れよ、/恐れを押し殺し、/命じられたことを成し遂げよ。

かつて預言者は/聖霊による洗礼の恵みを示し、/その慈愛をもってヨルダンの流れを打ち、/それが分かれて、私たちに/神の再生への道を開き、/その中に現れたキリストを現した。

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:夜明けから、御言葉よ、/御栄光と賛美を求めて、/私たちは絶えず御十字架の姿を賛美します。/それは、あなたが私たちに助けとなる武器として与えてくださったものです。]

賢明なる受難者たち、信仰の戦士たちよ、/不義なる敵の苦難を勇敢に打ち破り、/あなたがたは共に栄冠を授かった。

お世辞も、欺瞞も、この世の栄光も/あなたがたの信仰への志を断ち切ることはできませんでした、殉教者たちよ。/それゆえ、あなたがたは喜びに満ちているのです。

主の栄光の御座の前に立ち、/天使たちと共に絶えず執り成し、/罪の赦しの恵みが、/信仰をもってあなた方を讃える者たちに授けられますように。

聖母賛歌:至聖なる処女、恵みに満ちた方、/言葉を超えた御言葉をその時に産み出された方!/御子に、私たちの魂を救ってくださるよう、懇願してください。

 

聖女のカノン。[イルモス:光の与え主、世々の創造主である主よ、/御命令の光の中で私たちを導き給え、/私たちはあなた以外の神を知らないからです。]

賢き者よ、あなたは神殿となった、/清き霊の中に住まわれる御言葉の、/なぜなら、あなたは多くの労苦による修業によって、/あなたの魂の美しさを輝かせたからである、万に讃えられる者よ。

自然の魅惑に燃える肉体を、/あなたは多くの労苦をもって死に至らしめ、/美徳の光によってますます、/明るく輝く魂の姿を照らし出した。

肉体の物質を焼き尽くし、/キリストへの愛をもってあなたの魂を捧げ、/今やあなたは、無形の天使たちと共に、/まことに無形の喜びに満ち、/神を仰ぎ見ている。

聖母賛歌:今や、巣くう竜たちの頭部を/水流の中で打ち砕き、/敬虔なる者たちの頭、全き清き方、/――まことに種なしに御胎より生まれ出でた御方よ!

第6歌

祝祭前カノン。イルモス:私は計り知れない情欲に包まれ、/悪の鯨に深淵へと引きずり込まれている。/しかし、神よ、かつてヨナを救われたように、私を滅びから救い出し、/信仰によって私に無情を授けてください。/そうして、私は賛美の声と救いの霊をもって、/あなたに捧げ物を捧げることができますように。

心の憐れみを示して、キリストは/しもべの姿でしもべのもとに来られ、/変わることなく、洗礼を求め、/人類を奴隷の状態から救い出そうとされた。/しかし、その到来に打ちのめされた者は、恐れ、/恐怖のあまり動揺する。

川の流れは、今や到来した耐え難き火であるあなたを、いかにして受け入れるのか。/天の天使たちは、あなたの裸身を、いかにして目にするのか。/ヨハネは、自らを地から創造された、永遠の神の御言葉であるあなたに、いかにして手を差し伸べるのか。

海は二つに分かれて、/新しい民に神の渡りを示した。/それは、肉となって川に現れ、/岩から驚くべき水を湧き出させた方によるものである。/私たち、打ち砕かれた者を新たに造り直してくださった神として、/彼を賛美しよう。

 

殉教者へのカノン。[イルモス:ヨナは地獄の腹の中から叫んだ:/「滅びからわが命を救い出せ!」/われらはあなたに叫ぶ:/「全能の救い主よ、われらを憐れみ給え!」]

殉教者たちよ、あなたがたは偶像による惑わしを打ち砕き、/闘技場で奮闘し、/その功績によって、地上のあらゆる不義を根絶やしにした。

敵であり信仰の迫害者である者は、/剣を携えた手下たちを送り込み、/あなた方、栄光ある殉教者たちを、/子羊のように残酷に殺そうとした。

聖徒の群れであるあなたがたは、/剣を携えた暴君たちを目にしたとき、/恐れを知らぬ勇気をもってこう叫びました。/「我らはキリストの戦士である、おお、迫害者たちよ!」

聖母賛歌:聖母よ、あなたが産み出された、言葉では言い表せない私たちの神のために、/あなたを賛美する者たちを災いから救うよう、/清き永遠の処女よ、祈りを絶やさないでください。

 

聖女のカノン。[イルモス:罪の深淵に翻弄されながら:]

御霊の輝きに照らされ、/あなたは肉欲によるあらゆる快楽を拒み、/美しいものへの愛に心を奪われた。

この日あなたの光に満ちた記念は、/修道女たちの模範として、/輝きを放ち、/魂の闇を照らし出した。

あなたは清らかさの聖域を守り、/朽ちることのない婚礼の殿堂を愛した。/なぜなら、あなたはキリスト、/あなたの驚くべき花婿への渇望に燃え上がったからである。

聖母賛歌:私たちが栄光に満たされるために、/栄光なき人類のもとへ、栄光の主がおいでになった。/なぜなら、死すべき者として清められ、/あなたの御子は私たち人間を栄光に包んでくださったからである。

カタヴァシア:罪の深淵に翻弄され、/あなたの測り知れない慈悲の深淵に呼びかけます:/神よ、私を滅びから救い出してください!

祝祭前コンダク、第4調

この日、ヨルダン川の奔流の中に立ち、主は/ヨハネにこう告げられた:/「わたしを洗礼に与えることを恐れるな、/わたしは初代のアダムを救うために来たのだ!」

イコス:「洗礼者よ、私はあなたに、限界を越えることを求めはしない。 /『不義な者たちに語り、罪人たちに教えていることを、/わたしに語れ』とは、あなたに言わない。/ただ黙ってわたしに洗礼を授け、洗礼から生じるものを待ち望め。/それゆえ、あなたは、/天使たちでさえ得られなかった栄誉を授かるだろう。/わたしはあなたを、すべての預言者の中で最も偉大な者とするからだ。 / 彼らの中には、 、私をはっきりと見た者は一人もいなかった。 / ただ、像や影、あるいは夢の中で見ただけだ。 / しかし、あなたは、あなたの前に立っている私を、はっきりと見分けた。 / なぜなら、私は初代のアダムを救うために来たからだ!」

第7歌

祝祭前日のカノン。イルモス:かつて宮殿のように過ぎ去った / 信仰のゆえに耐え難い炉の炎の中、 / 聖なる若者たちははっきりと姿を現し、 / 調和して歌いながら、こう謳った: / 「父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

キリスト――救い――が現れ、啓蒙を授け給う。/天は喜び、雲はまことに、/真理を叫ぶ者たちの上に水を注ぎ給え:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

かつてゲデオンが見た羊毛は、/水で満たされた桶を注ぎ出し、/キリストよ、あなたの洗礼を明らかに示していた。/あなたが洗礼を受け、賛美する者たちに授けるその洗礼を:/「父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

不妊をもたらしていた水を/塩で清め、/エリセイは聖なる洗礼槽の多産を予表し、/それは賛美する者たちの上に神秘的に成就される:/「父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:燃え盛る炉に水を注がれた、救い主よ、/そして、歌い、叫んでいた若者たちを救われた:/「主よ、あなたは永遠に祝福された方、/私たちの父たちの神よ!」]

あなたがたは共に殉教の最期を迎え、/妻や子供たちと共に剣によって殺され/キリストに向かって叫びました。「主よ、/私たちの父たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

聖人たちは、/剣によって死にゆく自らの姿を見て喜び、/信仰をもってこう叫びました:/「主よ、私たちの先祖の神よ、あなたは祝福されます!」

不義なる者たちの傲慢は地上から消え去り、/彼らの々は、殉教者たちの告白と神聖な不屈の精神によって、/地に倒れ、打ち砕かれた。

聖母賛歌:御自身の羊の群れを、あらゆる災いから救い出してください、汚れなき、清き方よ、/私たちの民族の唯一の守護者として、/祝福され、万人に称えられる聖母よ。

 

聖女のカノン。[イルモス:不義の支配者による神に背く命令は/激しい炎を燃え上がらせた;/しかしキリストは、敬虔な若者たちの上に、御霊の露を注がれた、/祝福され、大いに賛美される方よ。]

悪を企てた敵は、/病によって汝の魂の不屈の精神を弱めようとしたが、殉教の覚悟を固め、英知に満ちたヨブと対峙し、/その企ては失敗に終わり、/賢き汝の忍耐によって打ち砕かれた。

あなたの魂は、人生の動揺から/今や静かな安息の地へとたどり着き、/最も美しく神聖な恵みに満ち溢れている。/そこでは、多くの苦難に耐え抜いたことへの報いとして、/賢きあなたに安息が用意されている。

あなたは賢明に教え導き、/世俗の生活を送る人々を訪ねては、/決してその場所を変えることはなかった。/なぜなら、苦しみは偉大な報いをもたらすからである。/また、言葉と行いによって修道女たちに益をもたらすことにも、/あなたはまことに躊躇しなかった。

聖母賛歌:水の性質が、罪から私を洗い清めてくれる/あなたが産み出された御子の、理性を超えた御業によって、神の花嫁よ/なぜなら、光の創造主である神の清めが/多くの罪によって汚された者たちを洗い清めるからである、聖母よ。

第8歌

祝祭前日のカノン。イルモス:超自然の奇跡の象徴を/古の時代に、火と露に包まれた炉が示した。/火は幼子たちを焼くことなく、/処女からキリストが/種なしに 神聖な誕生を現したからである。 /それゆえ、賛歌の中でこう叫ぼう:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/世々限りなく主を賛美しますように!」

主への賛美を声高らかに捧げよう:/主は来られ、現れ、水の中に入られ、/天を雲で覆いながらご自身をさらけ出し、/洗礼を受け、私たち賛美する者を清めてくださる:/「主のすべての被造物が主を祝福し、/世々限りなく主を賛美しますように!」

心の中でヨルダン川へと向かいましょう、/そこで偉大な御姿を仰ぎ見ましょう。/なぜなら、イエス――光――が来られ、/しもべの手の下に身を屈め、/そのしもべは畏敬の念をもってこう歌ったのです:/「主のすべての被造物が祝福され、/世々限りなく賛美されますように!」

かつてイザヤが見たその炭は、/ヨルダン川の水の中で燃え上がり、/罪のあらゆる実体を焼き尽くし、/打ち砕かれた者たちに再生をもたらす。/それゆえ、賛美歌の中でこう歌おう:/「主のすべての被造物が主を賛美し、/世々限りなく主を称えよ!」

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:唯一の無始なる方――栄光の王、/天の軍勢が祝福し、/御前にて天使の軍団が震える御方を、/祭司たちよ、讃えよ、/民よ、永遠に御方を称えよ。]

唯一の慈悲深き方――栄光の王――を告白し、/賢明な殉教者たちは/勝利の報いを受け、勇敢に叫んだ:/「民よ、キリストを永遠に賛美せよ!」

暴君たちに断固として立ち向かい、/キリストの殉教者たちは勇敢に奮闘し、/偶像の誘惑に打ち勝ち勇敢に叫んだ:/「人々よ、キリストを永遠に賛美せよ!」

ダイヤモンドのような勇敢な戦士たちは、/暴君の脅威と苦痛に打ち勝ち、喜びのうちにこう叫んだ:/「司祭たちよ、賛美せよ、/人々よ、キリストを永遠に讃えよ!」

聖母賛歌:唯一の慈悲深き方――永遠の御言葉、/終わりの時に処女より生まれ、人類を救われた方、/司祭たちよ、賛美せよ、/人々よ、永遠にキリストを称えよ!」

 

聖女のカノン。[イルモス:火の炉へ:]

あなた、祝福された方よ、地上の柔和な者たちの / 住む場所を真に望まれ、 / そこでは天使たち、聖者たち、苦行者たち、そして処女たちの群れが / 永遠に住まわれ、キリストを永遠に賛美している。

生まれつきの美しさで万物を凌駕しつつ、/あなたは魂を大切にし、/あらゆる心の情欲を理性をもって打ち勝つよう努めた。/それゆえ、肉体の美しさを消し去り、/苦行によって自らの魂に炎を灯した。

神への憧れに目を覚ましている心は、/魂の熱意によって、/誘惑者であり悪の考案者である者の策略を、/最後まで鎮めきった、栄光に満ちた方よ。/そして今、御眠りになられた後も、永遠に生きておられる。

聖母賛歌:死すべき者たちを再生させんと望み、/清き御母よ、御子は人間としてヨルダン川へと急ぎ、/その限りない愛により、/汚れに染まることなく洗礼を受け、/人間の悪のあらゆる汚れを溺れさせようとした。

カタヴァシア:火の炉に/ユダヤの若者たちのところへ降りて来られ、/炎を露へと変えられた神を、/すべての被造物よ、主として讃え、/世々限りなく称えよ。

第9歌

祝祭前カノン。イルモス:聖母の神秘は言葉に尽くせぬ:/彼女は天となり、/ケルビムの玉座となり、/全能の神キリストの/光を放つ宮殿となったからである。/我らは敬虔に、/彼女を神の母として称える。

私は並外れて驚くべき神秘を見る:/イエスは自ら進んで/ヨルダン川へと歩み寄り、ヨハネに呼びかける:/「友よ、あなたの右手を私に貸してくれ、/恐るべき業を成し遂げ、/わが民を救うために!」

ヨルダンの荒野よ、花咲け;/闇の中にいる者たちよ、/偉大なる光があなた方に現れた。/これを見て、喜び躍れ:/キリストはガリラヤから来られ、/肉においてしもべから洗礼を受けられる。

ヨルダンよ、今こそ喜び、歓喜せよ。/ヨハネよ、勝利を祝え。全宇宙よ、喜び躍れ。/見よ、キリストが現れ、服を脱ぎ、洗礼を受け、/朽ちることなき衣を人類にまとわせた。

 

殉教者たちのカノン。[イルモス:超自然的には母、/自然的には処女、/唯一無二、女たちの中で祝福された方、/賛美の歌をもって、信者たちよ、神の母を讃えよう。]

信仰をもってすべての偶像崇拝者を正し、/キリストの受難の殉教者たちは、/敬虔のうちに神聖な道を全うし、/信仰を確固たるものとした。

この世のすべてを信仰によって軽んじ、/キリストの殉教者たちは、/共に熱心に奮闘し、/神から癒しの賜物を受けた。

殉教者たちは、信仰を勇気の糧として、/主の十字架によって敵の軍勢を打ち破り、/栄冠を授かった。

聖母賛歌:胎内に測り知れぬ御言葉を宿し、/種なき御子を我らに産み出された方よ!/我らの魂の救いのために、熱心に祈り給え。

 

聖女のカノン。[イルモス:始まりなき御父の御子:]

処女の美しさを輝かせた、栄光に満ちた方よ、/あなたは自らを、修道生活の冠で飾り立てました;/それゆえ、あなたの驚くべき花婿は、/あなたを二重の冠で戴冠させられます。/あなたは、その花婿への愛に身を委ねたのです。

未来への希望は、/あなたの心に抱いていた、/至聖なるシンクリティキアよ、/あなたを裏切らなかった。/今やあなたは、あらゆる種類の/禁欲を全うしたその労苦に対し、/救い主からの報いに浴している。

あなたは、尊き者よ、キリストという要塞と確固たる支えを身にまとい、/高みから偽りを語った者の高慢を/地にまで打ち砕いた。/それゆえ、勝利を授ける方、イエスは、/勝利の冠をもってあなたを飾られた。

聖母賛歌:先祖の堕落はあなたの上で止まり、/これ以上進む力を失った。/なぜなら、あなたの御子の洗礼によって、/今やすべての悪は打ち沈められたからである。/それゆえ、私たちはあなたを、清めの源として崇める。

カタヴァシア:始原なき父の御子、神であり主である方は、/処女から受肉して、私たちのもとに現れ、/闇に覆われた者を照らし、散らされた者を集めてくださいました。/それゆえ、私たちは、万人が賛美する聖母マリアを称えます。

スヴェティレン

ヨルダン川が、裸の御姿を目にしたとき、/不毛の者から生まれた御方に畏敬の念を抱き、こう叫びました。/「おお、ヨハネよ、主が洗礼を受けられるよう許してください。/火と御霊によってすべての被造物を清められる御方に。/主は、まさにそのために来られたのです――/地上の者たちと水の性質とを聖別するために!」*

栄光、そして今:ベツレヘムの聖母より肉体を帯びて輝かれた御方は、/今やヨルダン川へと急ぎ、地上で生まれた者たちの汚れを洗い流し、/神聖な洗礼によって、闇の中にいる者たちを光へと導かれます。

「賛美せよ」の際、第4調、第6声のスティヒラ

洗礼者よ、なぜあなたは、/私がすべての者の救いのために成し遂げようとしているこの定めについて、戸惑うのか。/古きことは今や捨て去り、新しいことを考えよ。/降臨された神を信じ、/近づいて、私に仕えよ。/なぜなら、私、神は、憐れみによって、/アダムの堕落を清めるために来たのだから!

私たちの罪を肩に担いで、/イエスよ、あなたはヨルダン川のほとりに来られた。/しかし私は、畏怖の念を抱かせるあなたの到来に怯えてしまった。/どうしてあなたは、私にあなたを洗礼せよと命じられるのか。/あなたご自身が私を清めるために来られたのに、/どうして私から洗礼を求めようとするのか、/万物の清め主よ?

その本質において、私は測り知れない御言葉である、/しかし、しもべの姿をまとってヨルダン川へ来られた、/決して私を疑ってはならない!/来なさい、恐れるな、私に近づき、/右の手を私の頭に置きこう叫びなさい:/「現れた方、私たちの神よ、あなたは祝福され、栄光あれ!」

ああ、理性を超え、/計り知れない御貧しさよ、神の御言葉よ! /私は、堕ちた私のために、/憐れみをもってアダムと、/アダムから生まれた者たちを新たにされる御方として現れたあなたを知りました。/そして、あなたの御命令に従い、信仰をもってあなたにこう叫びます:/「現れた方よ、私たちの神よ、あなたは祝福され、栄光あれ!」

栄光、同じ声:主を畏れ敬って仕えるヨハネは、 / 魂を喜びで満たし、歓喜のうちに叫ぶ: / 「先祖の子孫たちよ、皆、私と共に喜びなさい。 / 私たちの待ち望んでいた方が来られた。 / キリストがヨルダン川に渡られた。 / 慈悲深き方として、すべての人をアダムの罪から清めるために!」

そして今、同じ声で: 人よ、処女より生まれ、/ヨルダン川で洗礼を受けられた御方に、/歌い上げよう。そして御方にこう呼びかけよう:/「全被造物の王よ、/私たちを裁きに遭わせることなく、/清い良心と信仰をもって、/三日目に御自身が死から聖なる復活を遂げられるその日を迎えさせてください!」

詩篇台でのスティヒラ、第2調

見よ、王よ、/見よ、イスラエルの待ち望んでいた時が来た。/人々よ、喜びなさい、/光が現れたから!

詩句:それゆえ、わたしはヨルダンとヘルモンの地から、あなたを思い起こす。  詩編41:7b

今や、地上で肉体をまとっている者たちは、/神の御光を仰ぎ見ます。/闇の中にいる者たちの前に御身が現れ、/すべての人々に恵みが降り注ぎました!

節:水はあなたを見た、神よ、/水はあなたを見て恐れおののいた。 詩編 76:17a

灯は光に、/夜明けは太陽に、/先駆者は御言葉に、/友は花婿に、/預言者よ、仕えよ。

栄光、今、第8調、アナトリア: 洗礼者ヨハネよ、/母の胎内でわたし、小羊を知った者よ、/川辺でわたしに仕え、/天使たちと共にわたしへの奉仕を全うせよ。/手を伸ばして、わたしの至聖なる頭に触れ、/山々が震え、/ヨルダン川が逆流するのを見たら、彼らと共にこう叫べ: / 「我らの救いのために処女から受肉された、 / 主よ、あなたに栄光あれ!」

「祝福」の後には「三聖歌」があり、「主の祈り」の後は「トロパリオ」が続く。その後、エクテニアと送別祈祷が行われる。

 

 

目次へ。

 


1月6日

聖なる神現祭。洗礼
私たちの神であり救い主である
イエス・キリスト

啓示の前夜における時課の順序。
第一時

司祭:私たちの神は、今、そして常に、そして世々限りなく、祝福されますように。

朗読者:アーメン。神よ、あなたに栄光あれ、あなたに栄光あれ。

天の王、慰め主、真理の御霊よ、至る所に臨在し、万物を満たす御方よ、恵みの宝庫であり、命の与え主よ、来たりて我らの中に宿り、あらゆる汚れから我らを清め、慈愛に満ちた御方よ、我らの魂を救いたまえ。

聖なる神よ、聖なる力強い方よ、聖なる不死の方よ、私たちを憐れんでください。(3)

栄光は父と子と聖霊に、今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

至聖なる三位一体よ、私たちを憐れんでください。主よ、私たちの罪を清めてください。主よ、私たちの不義を赦してください。聖なる方よ、御名のゆえに、私たちを訪れ、私たちの弱さを癒してください。

主よ、憐れみたまえ。(3)

父と子と聖霊に栄光あれ。今、常に、そして世々限りなく。アーメン。

天にまします我らの父よ! 御名が聖とされますように。御国が来ますように。御心が天におけるごとく、地にも行われますように。私たちの日ごとの糧を今日お与えください。私たちの罪をお赦しください。私たちも、私たちに罪を犯した者を赦しますように。私たちを誘惑に遭わせず、悪から救い出してください。

司祭:まことに、御国と力と栄光は、父と子と聖霊に属します。今、そして常に、世々限りなく。

朗読者:アーメン。主よ、憐れみたまえ。(12)

父と子と聖霊に、今、常に、そして世々限りなく、栄光がありますように。アーメン。

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、私たちの王であり神であるキリストにひれ伏し、礼拝しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

そして、この呼びかけの後、司祭は定めに従い、聖壇上の福音書、聖像、聖堂全体、そして聖職者たちに香を焚きます。

詩編第5篇

主よ、私の言葉を聞き、私の叫びを理解し、私の祈りの声に耳を傾けてください。わが王、わが神よ。主よ、私はあなたに祈るからです。 早朝、わが声を聞いてください。早朝、あなたの御前に進み出て、あなたを見つめます。あなたは不法を好まれない神であり、悪を行う者はあなたの御許に留まることはできず、不法を行う者もあなたの御目の前にとどまることはありません。あなたは不法を行う者すべてを憎まれます。 あなたは偽りを語る者をすべて滅ぼされます。主は血に飢えた者や陰険な者を憎まれます。しかし、私はあなたの豊かな慈しみのゆえに、あなたの宮に入り、あなたの聖なる神殿の前で、あなたへの畏れをもって礼拝いたします。主よ、私の敵たちのために、あなたの義によって私を導き、私の道をあなたの御前に整えてください。 彼らの口には真実がなく、心は虚しい。彼らの喉は開いた墓のようで、その舌で欺いてきた。神よ、彼らを裁き、その企みから遠ざけてください。彼らの不義の多さゆえに彼らを追い払ってください。主よ、彼らはあなたを悲しませたからです。 そして、 、あなたを待ち望む者たちは皆喜び、永遠に喜び躍り、あなたは彼らの間に住まわれ、あなたの御名を愛する者たちはあなたをほめたたえるでしょう。主よ、あなたは義人を祝福されるからです。あなたは御好意という武器をもって、私たちを守ってくださったのです。

詩編22

主はわたしを牧し、何一つ欠けることのないようにしてくださる。緑豊かな場所に、主はわたしを住まわせ、静かな水のほとりでわたしを養い、わたしの魂を生き返らせ、御名のゆえに、わたしを義の道へと導いてくださる。 たとえ私が死の陰の谷を歩むとしても、悪を恐れることはありません。あなたが私と共におられるからです。あなたのむちとあなたの杖、それらが私を勇気づけてくれます。 あなたは、私の敵の前で、私のために食卓を設け、私の頭に油を注ぎ、あなたの杯は私を至福に満たします。あなたの恵みは、私の生涯のすべての日に私を追いかけてきて、私は主の家に長く住むことができます。

詩篇26

主は私の光、私の救い主。誰を恐れることがあろうか。主は私のいのちの守り。誰を恐れることがあろうか。悪者たちが、私の肉を食い尽くそうと、私の迫害者や敵たちが、私に迫ってきたとき、彼ら自身が弱り、倒れた。 たとえ軍勢が私に対して陣を敷こうとも、私の心は恐れない。たとえ戦いが私に対して起ころうとも、それでも私は希望を抱く。私は主からただ一つを願い、これを求める。それは、私の生涯のすべての日に主の家に住み、主の美しさを仰ぎ見、その聖なる宮を訪れることである。 主は、私の苦難の日に御自身の宮に私を隠し、御自身の幕屋に密かに私を守り、岩の上に私を高めてくださった。そして今、見よ、主は私の頭を私の敵たちに対して高く掲げてくださった。私は主の幕屋を巡り、その中で賛美と喜びのいけにえをささげた。私は主を歌い、賛美する! 主よ、私が叫んだ声を聞いてください。私を憐れみ、私の声に耳を傾けてください。私の心はあなたにこう言いました。「主を求めよう」。私の顔はあなたを慕いました。主よ、私はあなたの御顔を求めます。あなたの御顔を私から背けず、怒りをもってあなたのしもべから背を向けないでください。 私の助けとなってください。私を拒まず、私を見捨てないでください、私の神、私の救い主よ。私の父も母も私を見捨てましたが、主は私を受け入れてくださいました。主よ、あなたの道において私に律法をお与えください。私の敵たちのために、私をまっすぐな道へと導いてください。 私を迫害する者たちの手に私を委ねないでください。不義な証人たちが私に立ち向かっていますが、偽りは自らを欺くからです。私は、生ける者の地において、主の恵みを見ることを信じています。主を待ち望みなさい。勇気を出し、心を強くし、主を待ち望みなさい。

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつてヨルダン川は、エリヤの昇天の際、エリセオの慈しみによって流れを逆流し、水はあちこちに分かれ、彼にとって水の上の道は乾いたものとなった。それは、私たちが流れゆく人生の道を渡るための、洗礼の真の予型である。キリストはヨルダン川に現れ、その水を聖別された。

そして今、神の母よ:私たちはどうあなたを呼べばよいのでしょうか、恵み深い方よ?/天と? あなたを通して、正義の太陽が輝いたからです。/楽園と? あなたは朽ちることのない花を育てたからです。/処女と? あなたは朽ちることなくおられたからです。/清き母と? あなたは聖なる御腕の中に、全き神である御子を抱かれたからです。/御子よ、私たちの魂の救いのために祈ってください。

その後、エルサレム総主教ソフロニオス作のスティヒラを歌い、それを二度繰り返す。

第一時のスティヒラ、第8調

この日、水の性質は聖別され、/ヨルダン川は分かれ、/その流れを止め、/主が洗われるのを見る。(2)

詩句:それゆえ、わたしはヨルダンとヘルモンの地から、あなたを思い起こす。 詩編41:7b

人のように川へと来られた、キリスト王よ、/そして、慈愛に満ちた御方よ、/私たちの罪を清めるために、/先駆者の手から、/しもべとしての洗礼を急いで受けられた、人を愛する御方よ。

節:水はあなたを見た、神よ、/水はあなたを見て恐れおののいた。 詩編 76:17a

人の姿をとって川へと来られた、キリストよ、王よ:

栄光:荒野で叫ぶ者の声、「主の道を整えよ」に、/あなたは、しもべの姿をとられた主よ、/罪を知らず、洗礼を求めて来られた。/水はあなたを見て恐れおののき、/洗礼者ヨハネは震えながら近づき、こう叫んで言った:/「灯火が、いかにして光を照らすことができようか? / しもべがどうして主の上に手を置くことができようか?/ 世の罪を取り除かれる救い主よ、私とこの水を聖別してください!

そして今、「荒野で叫ぶ者の声」に:

プロキメン、第4調

主は天より轟き、/至高なる方は御声を響かせられた。

節:主よ、わが砦、わが堅固な要塞である主を、私は愛します。

詩編17:14、2-3a

イザヤ書の朗読

主はこう言われる。「渇きに苦しむ荒野は喜び、荒野は喜び躍り、ユリのように花を咲かせる。ヨルダン川の周辺の荒野も花を咲かせ、皆が喜び、喜び躍る。レバノンの栄光とカルミルの誉れが、そこに与えられる。わたしの民は、主の栄光と神の高さを目にする。」 弱った手よ、力なく垂れた膝よ、強くなれ。臆病な心にこう言い聞かせよ。「強くなれ、恐れるな。見よ、私たちの神は裁きを行われる方であり、[必ず報いてくださる]。御自身が来られ、あなたがたを救ってくださる。」 その時、盲人の目は開かれ、耳の聞こえない者の耳は聞こえるようになる。その時、足の不自由な者は鹿のように跳びはね、言葉の不自由な者の言葉も明瞭になる。なぜなら、荒野に水が湧き出し、渇きに苦しむ地に谷間が現れるからである。水のない荒野は牧草地となり、渇きに苦しむ地には水の泉が湧き出る。 そこには、鳥たちにとっての喜びの場、[葦の茂み、]* そして湿地がある。そこには清い道があり、聖なる道と呼ばれる。(そして)不浄な者はそこを通らず、不浄な者の道もそこにはない。しかし、散らされていた者たちはその道を歩み、迷うことはない。 そこには獅子はおらず、凶暴な獣もそこへ登ることはなく、そこには見当たらない。しかし、贖われ、主によって集められた者たちはそこを歩む。 そして彼らは帰還し、喜びと歓喜をもってシオンにやって来る。彼らの頭上には永遠の喜びがある。[彼らの頭上には]賛美と歓呼があり、喜びが彼らを包み込む。苦しみ、悲しみ、嘆きは去り去った!

*  ギリシャ語およびスラヴ語の『ミネイ』には、[セイレーンの住処、および葦]とある。

イザヤ書 35:1–10

使徒行伝の朗読

ヨハネがその使命を終えようとしていた頃、彼はこう語った。「あなたがたは、わたしを誰だと思っているのか。わたしはそれではない。しかし、わたしより後に来られる方がおられる。その方の足の紐を解くことさえ、わたしにはふさわしくない。」兄弟たち、アブラハムの子孫であり、あなたがたの中にいる神を畏れる人々よ。この救いの御言葉は、あなたがたに送られたのである。 なぜなら、エルサレムに住む者たちとその指導者たちは、彼を認めず、毎週の安息日に読まれている預言者たちの言葉通り、彼を裁いたからである。そして、彼に死に値する罪を見出せなかったにもかかわらず、ピラトに彼を殺すよう懇願した。彼について書かれたことがすべて成就すると、彼らは彼を十字架から降ろし、墓に葬った。 しかし、神は彼を死者の中からよみがえらせた。彼は、ガリラヤからエルサレムへ共にやって来た人々に、何日にもわたって現れ、彼らは今や民の前で彼の証人となっている。そして私たちは、先祖たちに与えられた約束を、神がイエスをよみがえらせることによって、私たち、すなわち彼らの子孫に成就してくださったことを、あなたがたに宣べ伝えている。

冒頭 33:使徒行伝 13:25–32

マタイによる福音書、第5章

そのころ、洗礼者ヨハネが現れ、ユダヤの荒野で宣教し、「悔い改めよ。天の御国が近づいた」と語った。彼は、預言者イザヤを通して語られた、「荒野で叫ぶ者の声。主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ」という者である。 ヨハネ自身は、らくだの毛の衣をまとい、腰には皮の帯を締めており、その食料はイナゴと野の蜂蜜であった。そこで、エルサレムやユダヤ全土、そしてヨルダン川周辺の者たちが、彼のもとへやって来た。 人々はヨルダン川で彼から洗礼を受け、自分の罪を告白した。しかし、多くのパリサイ人やサドカイ人が、彼から洗礼を受けようとやって来るのを見て、ヨハネは彼らに言った。「蛇の子らよ。誰があなたがたに、来るべき怒りから逃れるよう教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ。 『私たちにはアブラハムが父である』と心の中で思うな。神は、これらの石からでもアブラハムの子らを立てることができると、あなたがたに言っておく。すでに斧は木の根元に置かれている。それゆえ、良い実を結ばない木はすべて切り倒され、火に投げ込まれる。 わたしはあなたがたに、悔い改めのために水でバプテスマを授けるが、わたしより後に来られる方は、わたしよりも力強く、その方の履物を運ぶことさえ、わたしにはふさわしくない。その方は、聖霊と火をもってあなたがたにバプテスマを授けてくださる。」

マタイによる福音書 3:1–11

あなたの御言葉に従って私の歩みを導き、いかなる不義も私を支配させないでください。人の誹謗から私を救い出してください。そうすれば、私はあなたの戒めを守ります。あなたのしもべにあなたの御顔の光を現し、あなたの御命令を教えてください。 詩篇 118:133–135

主よ、私の口があなたへの賛美で満たされますように。そうすれば、私は一日中、あなたの栄光を、あなたの素晴らしさを歌い称えることができます。 詩編 70:8

三聖歌。栄光、そして今:至聖なる三位一体:主よ、憐れみたまえ。(3)栄光、そして今:主の祈り:

司祭:まことに、御国はあなたのものです。朗読者:アーメン。

コンダク、第4調

この日、ヨルダン川の奔流の中に立ち、主は/ヨハネにこう告げられる:/「わたしを洗礼に与えることを恐れるな、/わたしは初代のアダムを救うために来たのだ!」

主よ、憐れみたまえ。(40)

天と地において、常に、あらゆる時に礼拝と賛美を受けられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを除き清め、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光、/そしてセラフィムたちの比類なき栄光、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

司祭:キリストよ、真の光よ、この世にやって来るすべての人を照らし、聖別する方よ!御顔の光を私たちに刻みつけ、その中に近づきがたい光を見出させてください。そして、御母マリアとすべての聖人たちの祈りによって、私たちの歩みを御戒めの成就へと導いてください。アーメン。


 

第三時

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、来て、キリスト、私たちの王であり神である方に、ひれ伏して礼拝しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

詩編28

神の子らよ、主に若い雄羊をささげよ。主に栄光と誉れをささげよ、主の御名の栄光をささげよ、主の聖なる宮の庭で主にひれ伏せ。水のうえに主の御声が響く、栄光の神が轟き、主は多くの水のうえにおられる。 主の御声は力に満ち、主の御声は威光に満ち、杉を砕く主の御声――主はレバノンの杉を砕き、それらを塵に打ち砕かれる。レバノンは子牛のようであり、愛する者は若い一角獣のようだ。 主の御声は炎を放ち、主の御声は荒野を震わせ、主はカディスの荒野を震わせられる。主の御声は鹿を力づけ、主は樫の森をむき出しにし、主の宮では、すべての者が栄光を称える。 主は洪水で地を満たし、主は永遠に王として君臨される。主は御自分の民に力を与え、主は御自分の民を平和をもって祝福される。

詩編41

鹿が水の泉を慕うように、わが魂はあなたを慕います、神よ。わが魂は、力強く、生ける神を渇望しています。「いつ、私は神の御前に立つことができるだろうか。」「あなたの神はどこにいるのか」と毎日言われ続けたとき、私の涙は昼も夜も私の糧となりました。 私はこれを思い出し、心の中で魂を注ぎ出した。私は喜びと賛美の声、祝祭の喧騒の中を、素晴らしい聖所の場所、神の宮へと歩んでいくからだ。なぜ、私の魂よ、あなたは悲しむのか。なぜ、私を動揺させるのか。神に信頼せよ。私は神を賛美するからだ。 主こそ、私の救いであり、私の神である! 私の魂は内から高鳴った。それゆえ、私はヨルダンとエルモニムの地、小さな山から、あなたを思い起こす。あなたの滝の轟音の中で、深淵は深淵を呼び交わす。あなたのすべての波とうねりが、私の上を通り過ぎた。 昼には主が御慈悲を示し、夜には御歌が私の中にあり、それは私の命の神への祈りである。私は神にこう言う。「あなたは私の守り手であるのに、なぜ私を忘れられたのですか。敵に苦しめられているのに、なぜ私は嘆きながら歩まなければならないのですか。」 私の骨が砕かれ、敵たちが私を侮り、毎日「お前の神はどこにいるのか」と私に言い放ったとき。なぜ、私の魂よ、あなたは悲しむのか。なぜ、私を動揺させるのか。神に信頼せよ。私は主を賛美する。こそ、私の救いであり、私の神である!

詩編50

神よ、あなたの大きな憐れみによって、私を憐れんでください。あなたの豊かな慈しみによって、私の不義を消し去ってください。私の不義を完全に洗い流し、私の罪から私を清めてください。私は自分の不義を知っており、私の罪は常に私の前にあるからです。 ただあなたに対してのみ、私は罪を犯し、あなたの御前で悪を行った。あなたが御言葉において義とされ、もし誰かがあなたと争うなら、あなたが勝利されるように。見よ、私は不義のうちに宿り、罪のうちに母は私を産んだ。 見よ、あなたは真理を愛し、あなたの知恵の隠されたこと、秘められたことを私に明らかにしてくださいました。あなたはヒソプで私を清め、私は清められます。私を洗ってくだされば、私は雪よりも白くなり、喜びと楽しみを聞かせてくだされば、打ちひしがれた私の骨は喜び踊ります。 どうか、あなたの御顔を私の罪から背け、私のすべての不義を消し去ってください。神よ、私のうちに清い心をお造りください。そして、正しい御霊を私の内に新たにしてください。どうか、私をあなたの御顔から追い出さないでください。また、あなたの聖霊を私から取り去らないでください。 あなたの救いの喜びをわたしに返してください。そして、主の御霊によってわたしを強めてください。わたしは不義な者たちにあなたの道を教え、不敬虔な者たちもあなたに立ち返るでしょう。神よ、わたしの救いの神よ、血の罪からわたしを救い出してください。そうすれば、わたしの舌はあなたの真実を喜び歌います。 主よ、あなたは私の口を開き、私の口はあなたの賛美を告げ知らせるでしょう。もしあなたが犠牲を望まれたなら、私はそれをささげましたが、全焼のいけにえには、あなたは喜ばれません。神へのいけにえは、砕かれた霊であり、砕かれ、へりくだった心を、神は軽んじられません。 主よ、御恵みをもってシオンを恵み、エルサレムの城壁が再建されますように 。そうすれば、あなたは義のいけにえ、献げ物、全焼のいけにえを喜んで受け入れ、あなたの祭壇には子牛が捧げられるでしょう。

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつてヨルダン川は逆流した/エリヤの昇天の際、エリセオの慈しみによって、/水はあちこちに分かれ、/彼にとって水の上の道は乾いたものとなり、/それはバプテスマの真の予型であり、/それによって私たちは流れゆく人生の道を渡る。/キリストはヨルダン川に現れ、水を聖別された。

そして今、聖母への賛歌:聖母よ、あなたは真のぶどうの木、/私たちのために命の実を育んでくださった方。/あなたに懇願します。主の御母よ、/使徒たちおよびすべての聖人たちと共に、/私たちの魂の赦しを執り成してください。

その後、スティヒラを歌い、それを二度繰り返します。

第三時のスティヒラ、第8調

先駆者にして洗礼者、預言者、/すべての預言者よりも高く尊ばれる方、/その右手が今、震えました。/彼が、世の罪を清める神の小羊であるあなたを/見たとき、/そして、葛藤に苛まれながら、彼は叫びました:/ 「御言葉よ、私はあなたの額に触れることを敢えてしません。/憐れみ深い方よ、あなたご自身が私を聖別し、照らしてください。/あなたは命であり、光であり、世の平和だからです!」(2)

第4声。詩句:それゆえ、わたしはあなたを思い起こす/ヨルダンとヘルモンの地から。 詩編41:7b

三位一体、わが神よ、/この日、御自身を私たちに不可分なるものとして現わされた:/父は明らかな証しをもって御自身の御子を迎え入れ、/聖霊は鳩の姿で天から降り、/ 御子は洗礼者ヨハネの前で、その清き御頭を垂れ、/洗礼を受け、人類を奴隷の状態から解放された、/人愛の御方として。

聖句:水はあなたを見た、神よ、/水はあなたを見て恐れおののいた。 詩編76:17a

三位一体、我らの神:

栄光、第5調: 主よ、肉体をまとってヨルダン川へと向かわれ、/命の与え主よ、人の姿で洗礼を受けようとなさったのは、/御自身の憐れみによって、迷い出た私たちを、/あらゆる悪巧みや蛇の罠から救い出し、啓発してくださるためでした。 /その時、あなたは父から証しを受け、/聖霊は鳩の姿であなたに現れました。/しかし、人を愛する方よ、どうか私たちの魂に宿ってください!

そして今、主よ、肉体をまとってヨルダン川へと向かわれるとき:

プロキメン、第6調

水はあなたを見、神よ、/水はあなたを見て恐れおののきました。

節:わが声をもって主を呼び求め、わが声をもって神に呼び求めた――すると、主はわが声に耳を傾けてくださった。

詩編76:17a, 2

イザヤ書の預言の朗読

主はこう言われる。「身を洗い清め、清くなれ。わたしの目の前で、あなたがたの魂から罪を取り除け。あなたがたの罪を避け、善を行うことを学べ。争いを裁き、虐げられた者を救い、孤児のために裁きを行い、未亡人を擁護せよ。そうして、来て、わたしと共に裁きを行おう、と主は言われる。 たとえあなたがたの罪が緋色のように赤くても、雪のように白くする。たとえそれが深紅のように赤くても、羊毛のように白くする。もしあなたがたが望み、わたしに従うなら、地の恵みを味わうことになる。しかし、もし望まず、わたしに従わないなら、剣があなたがたを食い尽くす。主の口がこれを語られたからである。

イザヤ書 1:16–20

使徒言行録の朗読

そのころ、アポロがコリントにいたとき、パウロは山岳地帯を通り抜けてエフェソに着いた。そこで、ある弟子たちを見つけ、彼らに言った。「あなたがたは、信仰を持ったとき、聖霊を受けたか。」すると、彼らはパウロに言った。「聖霊などというものが存在することさえ、聞いたことがありません。」そこでパウロは彼らに言った。 「では、あなたがたは何によってバプテスマを受けたのですか」。すると彼らは、「ヨハネのバプテスマです」と答えた。パウロは言った。「ヨハネは悔い改めのバプテスマを授け、民に、彼に続いて来られる方、すなわちキリスト・イエスを信じるようにと告げていたのです」。これを聞いて、彼らは主イエスの御名によってバプテスマを受けた。 そして、パウロが彼らに手を置くと、聖霊が彼らに臨み、彼らは異言を語り、預言をした。彼らの総数は十二人ほどであった。パウロは会堂に入って、三ヶ月の間、大胆に説教し、神の御国について語り、人々を説得した。

冒頭 42:使徒行伝 19:1–8

マルコによる福音書、第1章

神の子イエス・キリストの福音の始まり。預言者たちの書にこう記されている。「見よ、わたしはあなたの前にわたしの御使いを遣わす。彼はあなたの前にあなたの道を整える。荒野で叫ぶ者の声。『主のために道を整え、その道筋をまっすぐにせよ』」。 ヨハネが荒野でバプテスマを授け、罪の赦しのための悔い改めのバプテスマを宣べ伝えていた。ユダヤ全土とエルサレムの人々が彼のもとへ出て行き、皆、ヨルダン川で彼からバプテスマを受け、自分の罪を告白した。 ヨハネは、らくだの毛皮の衣をまとい、腰には皮の帯を締め、イナゴと野の蜜を食べていた。そして、こう説き続けた。「わたしより力ある方が、わたしの後に来られる。その方の靴のひもを解くことさえ、わたしにはふさわしくない。 私はあなたがたに水で洗礼を授けたが、その方は聖霊によってあなたがたに洗礼を授けてくださる。」

マルコによる福音書 1:1–8

主なる神は祝福され、主は日々祝福される。私たちの救いの神が、私たちに成功を与えてくださる。私たちの神は、救いの神である。 詩編67:20, 21

三聖歌。栄光、そして今:至聖なる三位一体:主よ、憐れみたまえ。(3)栄光、そして今:主の祈り:

司祭:まことに、御国はあなたのものであり:朗読者:アーメン。

コンダク、第4調

この日、ヨルダン川の奔流の中に立ち、主は/ヨハネにこう告げられた:/「わたしを洗礼に与えることを恐れるな、/わたしは初代のアダムを救うために来たのだ!」

主よ、憐れみたまえ。(40)

天と地において、常に、あらゆる時に礼拝と賛美を受けられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを整え、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光、/そしてセラフィムたちの比類なき栄光、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

聖マルダリウスの祈り

主なる神、全能の父、主、独り子イエス・キリスト、そして聖霊よ!唯一の神性、唯一の力よ、罪深い私を憐れみ、御心に適う方法で、この不適格なしもべを救い給え。まことに、あなたは世々限りなく祝福されます。アーメン。


第六時

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストにひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

詩編73

神よ、なぜあなたは、あなたの牧場の羊たちに対して、最後まで見捨て、あなたの怒りを燃やされたのですか。あなたが初めから買い取られたあなたの民の群れを思い起こし、あなたの嗣業の杖、すなわちあなたが住まわれたシオンの山を贖ってください。ついに、彼らの高慢に対して、あなたの御手を上げてください! 敵はあなたの聖所で、どれほどの悪事を働いたことか!あなたを憎む者たちは、あなたの祭りの最中にほくそ笑み、自分たちの印を立て、他の印は認めようとしなかった――まるで神殿の上から出て行く時のように。まるで森の奥深くで、斧でその扉を打ち砕いたかのように、斧とつるはしでそれを破壊した。 彼らは火をもってあなたの聖所を焼き払い、地上であなたの御名の住まいを汚した。彼らの親族は皆、心の中でこう言った。「さあ、地上の神の祭りをすべて終わらせよう」。私たちのしるしは見えず、預言者もいなくなり、主はもはや私たちを知ってくださらない。神よ、敵はいつまであなたを侮り続けるのでしょうか。 敵はいつまであなたの御名を侮り続けるのでしょうか。なぜあなたは、あなたの御腹の中から、あなたの御手と御右手を、いつまで引き離しておられるのですか。しかし、世の初めから私たちの王であられる神は、地の真ん中で救いを成し遂げられました。あなたは御力によって海を堅くし、水の中の蛇たちの頭を打ち砕かれました。 竜の頭を打ち砕き、それをエチオピアの民の糧とされました。あなたは泉と川を開き、水量の多い川を干上がらせられました。あなたの日はあなたの夜であり、あなたは夜明けと太陽を定め、地の果てすべて、夏と春を造られました――あなたがそれらを造られたのです。 これを思い出してください。敵は主を冒涜し、狂った民はあなたの御名を侮辱しました。あなたを告白する魂を獣に引き渡さないでください。あなたの貧しい者たちの魂を、最後まで忘れないでください。あなたの契約に目を向けてください。地の暗い場所は、不義の家々で満たされているからです。 辱められた者が恥をかいて帰ることのないように。貧しい者と困窮する者が、あなたの御名を賛美します。立ち上がってください、神よ。あなたの争いを裁き、狂った者たちが一日中あなたを侮辱していることを思い出してください。あなたに懇願する者の声を忘れないでください。あなたを憎む者たちの高慢は、絶えずあなたのもとへ上っています。

詩編76

わたしは声をあげて主に呼び求め、声をあげて神に叫んだ。すると、主はわたしに耳を傾けてくださった。苦難の日に、わたしは神を求め、夜、主の御前で両手を挙げた。そして、裏切られることはなかった。わたしの魂は慰めを拒んだが、神を思い起こしたとき、喜びに満たされた。 思索にふけり、私の霊は気弱になった。夜の番人たちが私の目を覆い、私は動揺して言葉も出なかった。昔の日々を思い巡らし、永遠の年々を思い起こして深く考えた。 夜、私の心と語り合い、私の霊は試みられた。「主は果たして永遠に私を拒み、もはや恵みを施さないのだろうか。それとも、その慈しみを断ち切り、代々続く御言葉を終わらせてしまうのだろうか。神は憐れみを忘れるのか、あるいは御自身の怒りによって憐れみを抑え込むのか。」 そこで私は言った。「今、私は理解し始めた。この変化は、至高者の御手によるものだ。」私は主の御業を思い起こした。なぜなら、私は初めからあなたの奇蹟を思い起こし、あなたのすべての御業を深く考え、あなたの行いを熟考するからである。 神よ、あなたの道は聖なるものです。私たちの神のように偉大な神が、他に誰がいましょうか。あなたは奇跡を行われる神であり、諸国民の間に御力を現し、御腕をもってあなたの民、ヤコブとヨセフの子らを救い出されました。 水はあなたを見た、神よ、水はあなたを見て恐れおののき、深淵は騒ぎ立ち、水の轟音が響き渡った。雲は遠くから声を上げ、 、あなたの矢が飛び交ったからである。 天の円環にあなたの雷鳴が響き、あなたの稲妻が全宇宙を照らし、地は震え、戦慄に襲われた。海にあなたの道があり、多くの水の中にあなたの道筋があるが、あなたの足跡を知る者はいない。あなたはモーセとアロンの手によって、羊のようにあなたの民を導かれた。

詩編90

至高者の助けに依り頼む者は、天の神の御陰に宿る。主に向かってこう言う。「あなたは私の守り、私の避難所、私の神、私はあなたに信頼を置く」。主はあなたを罠を仕掛ける者の網から、また恐ろしい知らせから救い出される。 主は御自身の背中にあなたを隠し、その翼の下であなたは安らぎを得る。主の真実が、武器のようにあなたを取り囲む。あなたは、夜の恐怖も、昼に飛ぶ矢も、暗闇をさまよう危険も、災いも、真昼の悪霊も恐れることはない。 あなたのそばで千人が倒れ、あなたの右で一万人が倒れても、あなたには近づかない。ただあなたの目で見て、罪人たちの報いを見るだけである。主よ、あなたは私の望みだから。 あなたは至高者をあなたの避難所とされた。悪はあなたに近づかず、災いはあなたの天幕に迫らない。主は御自身の御使いたちに、あなたのすべての道においてあなたを守れと命じられるからだ。彼らはあなたをその腕に抱き上げ、あなたの足が石につまずくことのないようにする。 あなたはアスピドやバシリスクを踏みにじり、獅子や竜を踏み砕く。 「彼はわたしを頼みとしたから、わたしは彼を救い、彼を覆う。彼はわたしの御名を知ったからである。彼がわたしを呼び求めれば、わたしは彼に耳を傾ける。彼が苦難にあるとき、わたしは彼と共にいて、彼を救い、彼を栄光に輝かせ、長寿をもって彼を満たし、わたしの救いを彼に示す。」

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつてヨルダン川は、エリヤの昇天の際、エリセオの慈しみによって流れを逆流し、水はあちこちに分かれ、彼にとって水の上の道は乾いたものとなった。それは、私たちが流れゆく人生の道を渡るための、洗礼の真の予型である。キリストはヨルダン川に現れ、その水を聖別された。

そして今、神の母よ:私たちの多くの罪ゆえに、私たちには大胆さはありません。/しかし、神の母である聖母よ、御自身から生まれた御子に、私たちのために執り成してください! / 母の祈りは、慈愛に満ちた主に対して大いなる力を持つからである。/ 罪深い者たちの嘆願を軽んじないでください、全き清き方よ、/ 私たちのために苦しみを受け入れられた方は、憐れみ深く、救う力をお持ちだからです。

その後、スティヒラを歌い、それを二度繰り返します。

第六時のスティヒラ、第8調

主はヨハネにこう言われる: / 「預言者よ、わたしを速やかに洗礼せよ。わたしこそ、あなたを創造し、 / 恵みをもって照らし、 / すべての人を清める者である。 / わたしの神聖な頭頂に触れ、疑ってはならない。 /預言者よ、今こそ許しなさい、/わたしはあらゆる真理を全うするために来たのだから。/だから、何事も疑ってはならない、/水の中に潜む敵、/闇の君を、わたしは急いで滅ぼそうとしている。/今、この世をその罠から救い出し、/人を愛する者として永遠の命を与えるのだ!」(2)

第6の歌。詩句:それゆえ、わたしはあなたを思い起こす/ヨルダンとヘルモンの地から。 詩編41:7b

この日詩篇の預言は/成就を急いでいる。 / なぜなら、その言葉が告げているように、海はそれを見て逃げ去り、/ ヨルダン川は、/ 主の御顔、ヤコブの神の御顔から、/ しもべのもとに来て洗礼を受けられた方の御前から、/ 逆流したからである。/ それは、私たちが偶像礼拝の汚れから清められ、/ 彼を通して魂が照らされるためである。

聖句:水はあなたを見た、/神よ、水はあなたを見て恐れおののいた。 詩編76:17a

この日の詩篇の預言:

賛歌、第5声:ヨルダンよ、なぜその水をせき止めるのか?/なぜ流れを逆流し、/いつもの流れを続けようとしないのか?/「私には耐えられない」と彼は言う、「/私を焼き尽くすこの炎を。 /極みなる寛容の前に、私は畏れおののく。/なぜなら、私は清き方を洗い清めることに慣れておらず、/罪なき方を拭い清める術も知らず、/ただ汚れた器を清めることしかできないからだ。/罪という茨を焼き尽くすことを、/私の中で洗礼を受けるキリストが教えてくださる。 /ヨハネは、御言葉の声として、私と共に証しし、こう叫ぶ:/「見よ、世の罪を取り除く神の小羊!」/私たち信徒は、彼に向かってこう叫ぶ:/「私たちの救いのために現れた神よ、あなたに栄光あれ!」

そして今:ヨルダンよ、なぜその水を留めているのか:

プロキメン、第4声

あなたの道があり、/多くの水の中にあなたの道がある。

節:あなたの雷の声は天の果てまで響き渡る。 詩編76:20a, 19a

イザヤ書の朗読

主はこう言われる。「救いの泉から、喜びをもって水を汲み上げよ。」その日、あなたはこう告げるであろう。「主を賛美し、その御名を呼び求めよ。諸国民の間に、その栄光ある御業を宣べ伝えよ。その御名が崇められていることを思い起こさせよ。 主の御名を歌え。主は高き御業をなされたのだから。これを全地に告げ知らせよ。シオンの住民よ、喜び、楽しみなさい。イスラエルの聖なる方が、その真ん中で高められたからだ!

イザヤ書 12:3–6

聖使徒パウロのローマ人への手紙 朗読

兄弟たちよ、キリスト・イエスにバプテスマを受けた私たちは皆、その死にバプテスマを受けたのです。ですから、私たちはバプテスマによって、キリストの死と共に葬られ、父の栄光によってキリストが死者の中からよみがえられたように、私たちも新しいいのちを歩むようになるためです。 なぜなら、もし私たちがキリストの死に似た姿によってキリストと結び合わされたのなら、復活に似た姿によっても結び合わされることになるからです。私たちの古い人はキリストと共に十字架につけられ、罪の体が滅ぼされたことを知っています。それは、もはや私たちが罪の奴隷とならないためです。死んだ者は、罪から解放されているからです。 もし私たちがキリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることも信じるのです。キリストは死者の中からよみがえられ、もはや死ぬことはなく、死はもはやキリストを支配しないことを知っているからです。なぜなら、キリストが死なれたのは、罪のために一度きりであり、生きておられるのは、神のために生きておられるからです。 それゆえ、あなたがたも、罪に対しては死んでいるが、私たちの主キリスト・イエスにおいて、神のために生きているのだと、考えてください。

第91章:ローマ人への手紙 6:3–11

マルコによる福音書、冒頭2A

そのころ、ガリラヤのナザレからイエスが来られ、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けられた。すると、水から上がられると、天が開き、鳩のような御霊が御身に降りてくるのをご覧になった。 すると、天から声が聞こえた。「あなたは、わたしの愛する子。わたしはあなたを喜んでいる。」その直後、御霊はイエスを荒野へと導かれた。イエスは荒野で四十日間、サタンに試みられ、野獣たちと共に過ごされたが、御使いたちがイエスに仕えた。 ヨハネが引き渡された後、イエスはガリラヤに来て、神の国の福音を宣べ伝え、こう言われた。「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めよ。そして福音を信じなさい。」

マルコによる福音書 1:9-15

主よ、あなたの憐れみが速やかに私たちに臨みますように。私たちは極めて貧しくなってしまいました。神よ、私たちの救い主よ、あなたの御名の栄光のために、私たちを助けてください。主よ、私たちを救い出し、あなたの御名のために私たちの罪を赦してください。 詩編 78:8b, 9

三聖歌。「栄光、今や:至聖なる三位一体:主よ、憐れみたまえ。」(3)「栄光、今や:主の祈り:」

司祭:まことに、御国はあなたのものであり:朗読者:アーメン。

コンダク、第4調

この日、ヨルダン川の奔流の中に立ち、主は/ヨハネにこう告げられた:/「わたしを洗礼に与えることを恐れるな、/わたしは初代のアダムを救うために来たのだ!」

主よ、憐れみたまえ。(40)

天と地において、常に、あらゆる時に礼拝と賛美を受けられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを除き清め、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光、/そしてセラフィムたちの比類なき栄光、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

聖バシレイオス大主教の祈り

神よ、万物の主、万物の創造主よ、あなたの比類なき慈愛と憐れみにより、 御独り子、我らの主イエス・キリストを、我らの民の救いのために遣わし、その聖なる十字架によって我らの罪の証書を破り捨て、それによって闇の支配者たちや権力者たちに対して勝利を収めてくださった方よ! 人愛に満ちた主よ、私たち罪人からのこの感謝と祈りの願いをお受け取りください。そして、あらゆる破滅的で暗い罪、また私たちに害をなそうとする目に見える敵も目に見えない敵もすべてから、私たちを救い出してください。 御前への畏れをもって私たちの肉体を釘付けにし、私たちの心が邪悪な言葉や思いにそれることのないようお守りください。そして、御前への愛をもって私たちの魂を貫き、私たちが常に御前を見つめ、御前から発せられる光に導かれ、近づきがたく永遠なる光である御前を仰ぎ見ながら、 絶え間ない賛美と感謝を、初めなき父と、御独り子と、全聖なる、善き、命を与える御霊とへ、今、そして常に、世々限りなく捧げることができますように。アーメン。


 

第九時

さあ、私たちの王、神にひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストにひれ伏しましょう。

さあ、来て、私たちの王であり神であるキリストご自身にひれ伏し、礼拝しましょう。

詩編92

主は王座に着き、威光をまとい、主は力をまとい、帯を締められた。主は世界を堅く立てられたからであり、それは揺らぐことはない。 それ以来、あなたの御座は堅く据えられ、あなたは世々限りなくおられます。 川は声を上げ、主よ、川は声を上げ、多くの水の轟きの中で、川はその流れを高く掲げます。海の波は驚くべきものであり、高き所におられる主は驚くべき方です。あなたの御業はまことに真実であり、主よ、あなたの宮には、永遠に聖なるものがふさわしいのです。

詩編113

イスラエルがエジプトから、ヤコブの家系が異邦人の民の中から導き出されたとき、ユダは主の聖所となり、イスラエルは主の所有地となった。 海はそれを見て逃げ去り、ヨルダン川は逆流し、山々は雄羊のように跳ね回り、丘は羊の群れの子羊のように跳ね回った。海よ、なぜ逃げ去ったのか。ヨルダン川よ、なぜ逆流したのか。 山々よ、なぜ雄羊のように跳ね回り、丘々よ、なぜ雌羊の子羊のように跳ね回るのか。主の御顔によって地は震え、岩を水の湖に変え、岩場を水の泉に変えられたヤコブの神の御顔によって。 主よ、私たちではなく、私たちではなく、あなたの御名に栄光を帰してください。あなたの慈しみと真実によって、異邦人が「彼らの神はどこにいるのか」と決して言わないように。私たちの神は天にいます。地上のすべてのものは、神が望まれたとおりに造られました。 異邦人の偶像は、銀や金、人の手による造り物である。口はあるが語らず、目はあるが見えず、耳はあるが聞かず、鼻孔はあるが嗅がず、手はあるが触れることができず、足はあるが歩かず、喉頭からは声も出ない。 それらを作る者たち、そしてそれらに望みを置く者たちは、それらと同じようになるであろう。イスラエルの家は主に望みを置いた。主は彼らの助け手であり、守り手である。アロンの家は主に望みを置いた。主は彼らの助け手であり、守り手である。主を畏れる者たちは主に望みを置いた。主は彼らの助け手であり、守り手である。 主は私たちを思い起こし、私たちを祝福してくださった。イスラエルの家を祝福し、アロンの家を祝福し、主を畏れる者たち、小さい者から大きい者までを祝福してくださった。主があなたがたに、あなたがたとあなたがたの子孫に、さらに祝福を加えてくださいますように。天と地を造られた主のもとで、あなたがたは祝福されています。 天の天は主のものであり、地は主が人の子らに与えられた。主よ、死者はあなたを賛美せず、陰府に下る者たちも皆そうではない。しかし、私たち生きている者は、今より永遠に、主を賛美しよう。

詩編85

主よ、あなたの耳を傾けて、私の声を聞いてください。私は貧しく、困窮しているからです。私の魂を守ってください。私は敬虔な者だからです。私の神よ、あなたに信頼を置くあなたのしもべを救ってください。 主よ、私を憐れんでください。私は一日中、あなたに呼び求めているからです。あなたのしもべの魂を喜ばせてください。私はあなたに魂を向けました。主よ、あなたは善であり、柔和であり、あなたを呼び求めるすべての人に対して、あまねく慈しみ深いからです。主よ、私の祈りを聞き、私の嘆きの声に耳を傾けてください。 私の苦難の日に、私はあなたに呼び求めました。あなたは私の声を聞いてくださいました。主よ、神々のうち、あなたに匹敵する者はなく、あなたの御業に等しい者もいません。主よ、あなたが造られたすべての民は、あなたの御前に来て礼拝し、あなたの御名を賛美するでしょう。 あなたは偉大であり、奇跡を行われる方、唯一の神だからです。主よ、私をあなたの道へと導いてください。そうすれば、私はあなたの真理のうちに歩みます。私の心が、あなたの御名の畏れをもって喜び躍りますように。 主よ、わが神よ、私は心を尽くしてあなたに告白し、永遠にあなたの御名を賛美します。あなたの私への慈しみは大きく、あなたは私の魂を最も深い地獄から救い出してくださいました。神よ、律法を破る者たちが私に立ち向かい、強者たちの集団が私の魂をねらいましたが、彼らはあなたを心に留めませんでした。 主よ、わが神よ、寛大で慈愛に満ち、忍耐強く、憐れみ深く、真実な方よ、私を見守り、憐れんでください。あなたの若者にあなたの力を与え、あなたのしもべの娘を救ってください。 私に幸いのしるしをお示しください。そうすれば、私を憎む者たちはそれを見て恥じ入るでしょう。主よ、あなたは私を助け、私を慰めてくださったからです。

栄光、そして今:ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、神よ、あなたに栄光あれ。(3)主よ、憐れみたまえ。(3)栄光:

トロパリオ、第4調

かつてヨルダン川は逆流した/エリヤの昇天の際、エリセオの慈しみによって、/水はあちこちに分かれ、/湿った道を彼は乾いた道として歩んだ。/それは、 の洗礼の真の予型であり、/それによって私たちは流れゆく人生の道を渡る。/キリストはヨルダン川に現れ、水を聖別された。

そして今、神の母よ:私たちのために処女から生まれ、十字架の苦難を耐え忍び、/死によって死を打ち破り、神として復活を示された方、/慈愛に満ちた御方よ、御手によって創造された者たちを軽んじないでください; /憐れみ深い御方よ、御自身の愛を現し、/御自身を産み、私たちのために執り成してくださる聖母マリアを受け入れ、/私たちの救い主よ、絶望した人々を救ってください

その後、スティヒラを歌い、それを二度繰り返します。

第九時のスティヒラ、第7調

驚くべき光景であった、/天と地の創造主が川の中で裸となり、/僕から洗礼を受け、/私たちの救いのために、まるで僕のように振る舞われたこと。/そして天使たちの合唱団は、/畏れと喜びをもって驚嘆した。/彼らと共に、私たちはあなたに礼拝を捧げる:/「主よ、私たちを救ってください!」(2)

第2声調。詩句:それゆえ、私はあなたを思い起こす/ヨルダンとヘルモンの地から。 詩編41:7b

洗礼者ヨハネは/栄光の主が自分に向かって来られるのを見て、こう叫んだ:/「見よ、世界を朽ち果てから解放する方が現れた。/見よ、主は私たちを悲しみから救い出し、/見よ、地上で罪の赦しを授ける方である。 /清き処女より、御自身の慈しみによって来られ/(奴隷の代わりに神の子らを造り)、/闇の代わりに人類を照らし/御自身の神聖な洗礼の水をもって!」/これからは、父と聖霊と共に/心を一つにして御方を賛美しましょう!

聖句:水はあなたを見た、神よ、水はあなたを見て恐れおののいた。 詩編76:17a

洗礼者ヨハネが、栄光の主が自分に向かって歩んで来られるのを見たとき:

続いて、カノナルクは聖堂の中央に立ち、力強い声で次のスティヒラ(第5調)を唱える:

主の至聖なる頭頂に触れたあなたの手、/その指で主を指し示したその手を、/私たちのために主のもとへ掲げてください、洗礼者よ、/大いなる大胆さを持つ者として、/あなたはすべての預言者の中で最も偉大な者として、/主から証しを受けたのですから。 /また、至聖なる御霊を、/まるで鳩として降りてこられた姿として仰ぎ見たあなたの御目を、/再び御方へと向け、洗礼者よ、/御方を私たちに対して慈悲深い方とならせてください。/そして、来てください、私たちと共に立ち、/まるで封印のように私たちの賛美を確かなものとし、/祝宴の幕開けを告げてください。

そして三度のお辞儀を行う。その後、司祭または助祭が、キリストの降誕前夜と同じ「長寿の祈り」を唱える(131 参照)[時課の時間中、祝祭日の「長寿の祈り」は修道院でのみ唱えられる。大聖堂や教区教会では、大聖水式が終わった後に唱えられる。]

その後、両聖歌隊は同じスティヒラを歌う:

「栄光あれ、今や、第5調:主の至聖なる頭頂に触れた御手よ:

第九時、助祭が聖堂全体に香を焚く。

プロキメン、第3調

主はわが光/わが救い主:誰を恐れることがあろうか?

詩:主はわがいのちの守り手。誰を恐れることがあろうか? 詩編26:1

イザヤ書の朗読

主はこう言われる。「恵みの時に、わたしはあなたに耳を傾け、救いの日にあなたを助けた。そして、あなたを諸部族の契約として立て、地を安らかにし、荒れ果てた地を相続させ、束縛されている者たちに『出て行け』と言い、暗闇にいる者たちに 『開けよ』と告げるためである。彼らはあらゆる道で草を食み、あらゆる小道が彼らの牧場となる。彼らは飢えも渇きも味わわず、灼熱も太陽も彼らを襲うことはない。彼らを憐れむ方が彼らを慰め、水の泉のほとりに彼らを導かれる。 わたしはあらゆる山を道に変え、あらゆる小道を彼らの牧場とする。見よ、彼らは遠くからやって来る。ある者は北と海から、またある者はペルシャの地から。 天は喜び、地は喜び躍り、山々は喜びを叫び、丘々は正義を告げよ。 、神は御自分の民を憐れみ、御自分の民のうちの謙遜な者たちを慰められたからである。 しかし、シオンは言った。「主はわたしを見捨てられた。主はわたしを忘れられた。」果たして、女が自分の子を忘れるだろうか。あるいは、自分の胎の子を憐れまないだろうか。たとえ女が彼らを忘れたとしても、わたしはあなたを忘れない、と主[万軍の主]は言われる!

イザヤ書 49:8–15

聖使徒パウロのテトスへの手紙の朗読

わが子テトスよ、すべての人を救う神の恵みが現れました。それは、私たちが不義と世の欲望を捨て、慎み深く、義にかなった生活を送り、 敬虔にこの世を生き、祝福された希望と、私たちの偉大なる神であり救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むようにと、私たちを導いてくださる。キリストは、私たちをあらゆる不法から贖い出し、御自身のために、善行に熱心な特別な民を清めるために、御自身を私たちのために捧げられたのである。 しかし、私たちの救い主である神の恵みと人愛が現れたとき、それは私たちが成し遂げた義の行いによるのではなく、神の憐れみによって、聖霊による再生と更新の洗礼を通して、私たちを救ってくださったのです。神は、イエス・キリストを通して、 私たちの救い主を通して、私たちに豊かに注がれたのです。こうして、私たちは神の恵みによって義と認められ、永遠のいのちへの希望を持つ相続人となったのです。

冒頭 302A:テトス 2:11–14;3:4–7

マタイによる福音書、冒頭6

そのころ、イエスはガリラヤからヨルダン川へ来て、ヨハネから洗礼を受けようとなさった。しかし、ヨハネはそれを拒んで言った。「私こそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに、あなたが私のところに来られるのですか。」すると、イエスは彼に答えて言われた。「今はそのままにしておきなさい。このようにして、すべての義を全うするのがふさわしいのです。」 そこで、ヨハネはイエスを受け入れた。イエスはバプテスマを受けると、すぐに水から上がられた。すると、天が開き、神の御霊が鳩のように降りてきて、イエスの上に留まるのをご覧になった。そして、天から声がして、「これは、わたしの愛する子、わたしの心に適う者である」と言われた。

マタイ3:13–17

御名のゆえに、私たちを最後まで見捨てず、御契約を破らないでください。あなたが愛されたアブラハム、あなたのしもべイサク、そしてあなたの聖なる者イスラエルのゆえに、私たちからあなたの恵みを取り去らないでください。 ダニエル書 3:34,35

三聖歌。栄光、そして今:至聖なる三位一体よ:主よ、憐れみたまえ。(3)栄光、そして今:主の祈り:

司祭:まことに、御国はあなたのものであり:朗読者:アーメン。

コンダク、第4調

この日、ヨルダン川の奔流の中に立ち、主は/ヨハネにこう告げられる:/「わたしを洗礼に与えることを恐れるな、/わたしは初代のアダムを救うために来たのだ!」

主よ、憐れみたまえ。(40)

天と地において、常に、あらゆる時に礼拝と賛美を受けられるキリストなる神よ、忍耐深く、大いなる慈しみを持ち、最も憐れみ深く、義人を愛し、罪人を憐れみ、来たるべき祝福の約束をもってすべての人を救いへと招かれる方よ! 主よ、今この時、私たちの祈りをも受け入れてください。そして、私たちの生活を御戒めに沿うものへと導いてください。私たちの魂を聖別し、体を清め、心を正し、思いを除き清め、あらゆる悲しみ、災い、苦しみから私たちを救い出してください。 御自身の聖なる天使たちによって私たちを守り、その軍勢に守られ、導かれることによって、信仰における一致と、御身の測り知れない栄光への理解に達することができますように。まことに、御名は世々限りなく祝福されます。アーメン。

主よ、憐れみたまえ。(3)栄光は、今なお:

ケルビムたちの至高の栄光/そしてセラフィムたちの比類なき栄光に勝る、/神の御言葉を処女として産み出された、/真の神の母――あなたを讃えます。

主の御名によって祝福してください、神父様。

司祭:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。御顔の光を私たちに照らし、私たちを憐れんでください。

朗読者:アーメン。

聖バシレイオス大主教の祈り

主イエス・キリストよ、私たちの神よ、あなたは私たちの罪に対して忍耐深く、今この時までも私たちを導いてくださいました。あなたは、命を与える木に架けられ、賢明な強盗に楽園への道を示し、死によって死を滅ぼされました。 私たち、罪深く、不適格な御僕たちに憐れみをお与えください。私たちは罪を犯し、不法を行い、天の高みを見上げるに値しない者です。私たちは御あなたの義の道を離れ、心の欲望のままに歩んできたからです。 しかし、あなたの比類なき慈愛に懇願します。主よ、あなたの豊かな憐れみによって私たちを憐れみ、あなたの聖なる御名のために私たちを救ってください。私たちの日々は、この世の虚しさの中で枯れ果てているからです。 敵の手から私たちを救い出し、私たちの罪を赦し、私たちの肉的な思いに終止符を打ってください。そうして、古い人を脱ぎ捨て、新しい人をまとい、私たちの主であり恩人であるあなたのために生きる者とならせてください。そして、あなたの御命令に従い、すべての喜びに満ちた者たちの住まいである永遠の安息の地に至ることができますように。 まことに、あなたは、あなたを愛する者たちの真の喜びであり、喜びそのものです。私たちの神、キリストよ。私たちは、あなたに、あなたの初めなき父と、至聖なる、善き、命を与える御霊とともに、今、そして常に、世々限りなく、栄光を捧げます。アーメン。

そして、キリストの降誕の前夜と同様に、聖像礼拝を執り行います。


 

図像の祈り

詩編102

わが魂よ、主を賛美せよ。わが心のすべてよ、その聖なる御名を賛美せよ。 わが魂よ、主を賛美せよ。主のすべての恵みを忘れるな。主はあなたのすべての罪を赦し、あなたのすべての病を癒やし、あなたの命を滅びから救い出し、恵みと慈しみをもってあなたを冠し、あなたの願いを善きもので満たしてくださる。そうすれば、あなたの若さは、鷲のように新たにされる。 主は、すべての苦しむ者たちに慈しみと裁きを行われる。主はモーセに御自身の道を、イスラエルの子らに御自身の御心を示された。主は寛大で慈しみ深く、忍耐強く、大いなる憐れみをお持ちであり、怒りを最後まで保たず、永遠に憤り続けられることはない。 主は、私たちの不義に応じて私たちに報いられず、私たちの罪に応じて私たちに報いられなかった。天が地から高いように、主は御自分を畏れる者たちへの御慈しみを確かなものとなさった。東が西から離れているように、主は私たちの不義を私たちから遠ざけてくださった。 父が子たちを憐れむように、主は御自分を畏れる者たちを憐れんでくださる。主は私たちのありようを知っておられ、私たちが塵であることを覚えておられるからである。人は草のようで、その日々は野の花のようであり、その花は散ってしまう。その息が絶えれば、もはやその人は存在せず、もはや自分の居場所を知ることはない。 しかし、主の慈しみは、主を畏れる者たちの上に、世々限りなくあり、主の真実も、主の契約を守り、その戒めを覚えてそれを行う子孫たちの上にあります。主は天に御座を設けられ、その御国は万物を支配しています。 主を賛美せよ、主のすべての御使いたちよ。力強く、主の御言葉を聞き、その声に従って御言葉を成し遂げる者たちよ。主を賛美せよ、主のすべての軍勢よ。主のしもべたちよ、主の御心を行う者たちよ。主を賛美せよ、主のすべての被造物よ。主の支配が及ぶあらゆる場所で。わが魂よ、主を賛美せよ!

父と子と聖霊に栄光あれ!

詩編145

わが魂よ、主を賛美せよ。わたしは生涯、主を賛美し、生きている限り、わが神に歌をささげる。救いのない君主や人の子らに望みを置いてはならない。その息が去れば、彼は自分の土に帰る。その日、彼のすべての思いは滅びる。 ヤコブの神を助けとし、天と地、海、そしてそれらの中に存在するすべてのものを造り、永遠に真実を守り、虐げられた者に裁きを行い、飢えた者に食物を与える、その主なる神に希望を置く者は、幸いである。 主は囚人を解き放ち、主は盲人に知恵を与え、主は倒れた者を起こし、主は義人を愛される。主は旅人を守り、孤児と未亡人を受け入れ、罪人の道を無に帰される。主は永遠に、あなたの神、シオンよ、代々、統治される。

今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

独り子であり、神の御言葉よ! / 私たちの救いのために、聖なる神の母であり、常に処女であるマリアから受肉することを御心に留め、/ 変わることなく人となり、十字架につけられた、キリストなる神よ、/ 死によって死を打ち破り、/ 聖三位一体の一位であり、/ 父と聖霊と共に賛美される方よ、私たちを救ってください。

賛美なしの祝福:

主よ、御国に来られる時、御国において私たちを覚えてください。

霊的に貧しい者は幸いである。天の御国は彼らのものだからである。

泣く者は幸いである。彼らは慰められるからである。

柔和な者は幸いである。彼らは地を受け継ぐからである。

義に飢え渇く者は幸いである。彼らは満たされるからである。

憐れみ深い者は幸いである。彼らは憐れみを受けるからである。

心清き者は幸いである。彼らは神を見るからである。

平和をつくる者は幸いである。彼らは神の子と呼ばれるからである。

義のために迫害される人々は幸いである。天の御国は彼らのものだからである。

あなたがたは、わたしのためにののしられ、迫害され、あらゆる不当な悪口を言われるとき、幸いである。

喜び、喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいからである。

栄光は、今、

主よ、あなたが御国に来られるとき、私たちを覚えてください。

主よ、御国に来られる時、私たちを覚えてください。

聖なる方よ、御国に来られる時、私たちを覚えてください。

天の聖なる御合唱団は、あなたを賛美し、こう叫びます。「聖なる、聖なる、聖なる、万軍の主よ。天も地も、あなたの栄光に満ちています。」

詩句:御許に来てください。そうすれば、あなたがたは光に照らされ、あなたがたの顔は恥じ入ることはありません。

天の聖歌隊はあなたを賛美し、こう叫びます。「聖なる、聖なる、聖なる、万軍の主よ。天も地もあなたの栄光に満ちています。」

栄光:聖なる天使たちと大天使たちの合唱団が、すべての天の軍勢と共にあなたを賛美し、こう叫びます。「聖なる、聖なる、聖なる、サバオットの主よ。天と地はあなたの栄光に満ちています。」

そして今:[もし聖体礼儀が執り行われる場合は、使徒信条は読まず、直ちに次のように唱える:「神よ、私たちの罪を赦し、見過ごし、許してください」:

使徒信条

1. 私は、唯一の神、父、全能者、天と地、目に見えるものも見えないものすべての創造主を信じます。

2. また、唯一の主イエス・キリスト、神の御子、独り子、すべての世の初めより父から生まれ、光より光、まことの神よりまことの神、生まれ、造られず、父と同質であり、この方によって万物が造られたことを信じる。

3. 私たち人間のために、また私たちの救いのために、天から降りて来られ、聖霊と聖母マリアによって受肉し、人となられた方を。

4. ポンティウス・ピラトの治世下、私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られた方。

5. そして、聖書の言葉どおり、三日目に復活された方。

6. そして天に昇り、御父の右に座しておられる方。

7. 再び栄光のうちに再臨し、生ける者と死んだ者を裁かれる方であり、その御国には終わりがありません。

8. また、聖霊、すなわち、命を与える主を信じます。聖霊は父から出られ、父と子と共に礼拝され、賛美され、預言者たちを通して語られました。

9. 唯一、聖なる、カトリック、使徒的な教会を信じます。

10. 罪の赦しのための唯一の洗礼を認めます。

11. 死者の復活

12. および来世の命を待ち望みます。アーメン。]

神よ、私たちの自発的かつ不本意な罪、行いと言葉によって犯した罪、意識的かつ無知のうちに犯した罪、昼も夜も、心と思考の中で犯した罪を、すべて赦し、見過ごし、許してください。慈愛に満ち、人を愛する方として、すべてを赦してください。

天にまします我らの父よ! 御名が聖とされますように。御国が来ますように。御心が天におけるごとく地にも行われますように。私たちの日ごとの糧を今日お与えください。そして、私たちの罪を赦してください。私たちも、私たちに罪を犯した者を赦しますように。私たちを誘惑に遭わせず、悪から救い出してください。

司祭:まことに、御国はあなたのものです。朗読者:アーメン。

祝祭前日のコンダク、第4調

この日、ヨルダン川の奔流の中に立ち、主は/ヨハネにこう告げられた:/「わたしを洗礼に与えることを恐れるな、/わたしは初代のアダムを救うために来たのだ!」

主よ、憐れみたまえ。(40)

そして祈り:

至聖なる三位一体、同質なる権威、分割されざる御国、 すべての恵みの源よ、どうか罪深い私にも御恵みを施し、私を堅く立て、私の心を悟らせ、あらゆる汚れを私から取り除き、私の思いを照らしてください。そうして、私が常に賛美し、歌い、礼拝し、叫ぶことができますように。「唯一の聖なる方、唯一の主、イエス・キリスト、父なる神の栄光のために。」アーメン。

もし聖体礼儀が執り行われるならば、司祭は「至智」と宣言するそして我らは歌う:

まことにふさわしいことなり/あなたを賛美すること、神の母よ、/永遠に祝福され、汚れなき/私たちの神の母よ。

司祭:「至聖なる神の母よ、私たちを救ってください!」

私たちはこう唱えます:「ケルビムたちの最高の栄光、/セラフィムたちよりも比類なき栄光に満ち、/処女として神の御言葉を産み、/真の神の母であるあなたを、私たちは賛美します。」

司祭:キリストなる神よ、あなたに栄光あれ。……(以下略)、そして閉会を執り行う。

[聖体礼儀がない場合は、次のように唱える:「主の御名が、今より永遠に祝福されますように。」(3) 栄光、そして今:

詩編33

わたしは常に主を賛美し、わたしの口には常に主への賛美がある。わたしの魂は主を賛美する――柔和な者たちはこれを聞いて喜び躍るであろう。わたしと共に主を賛美し、共にその御名を称えよう。 わたしは主を求め、主はわたしに耳を傾け、わたしのすべての苦しみからわたしを救い出してくださった。主のもとに来て、光を受けよ。そうすれば、あなたがたの顔は恥じ入ることはない。この貧しい者が叫ぶと、主は彼に耳を傾け、彼のすべての苦しみから彼を救い出してくださった。 主の御使いは、主を畏れる者たちの周囲に陣を張り、彼らを救い出される。味わって、主がいかに良き方であるかを知れ。主を信頼する人は幸いである。主を畏れよ、主の聖なる者たちよ。主を畏れる者には、何一つ欠けることがないからである。 富める者は貧しくなり、飢えに苦しむが、主を求める者は、いかなる善においても欠けることがない。さあ、子らよ、わたしに耳を傾けよ。主を畏れることを教えよう。生きることを望む者、良い日々を見たいと願う者は誰か。悪から舌を遠ざけ、口から欺きの言葉を遠ざけよ。 悪を避け、善を行い、平和を求め、それに努めよ。主の目は義人に向けられ、その耳は彼らの祈りに傾いている。しかし、主の御顔は悪を行う者に向けられ、彼らを地から根絶やしにするためである。 義人たちは叫び求めた。主は彼らの声を聞き、すべての苦しみから彼らを救い出された。主は、心を砕かれた者、霊をへりくだった者に近くおられ、彼らを救われる。 義人には多くの苦難があるが、主はそれらすべてから彼らを救い出される。主は彼らのすべての骨を守り、その一つも砕かれることはない。罪人の死は悪であり、義人を憎む者は罪を犯す。主は御自分のしもべたちの魂を救い出し、主に望みを置く者は皆、罪を犯すことはない。]

「ふさわしい」と唱え、閉会。


 

大晩課にて

「主よ、私は叫びます」の際、第8調、第2声、自唱の
聖ヨハネ・ダマスコス

我らの啓蒙者、/すべての人を照らす方、/洗礼者ヨハネは、洗礼を受けに来る方を見て、/魂を喜び、手を震わせ、/その方を指し示し、人々に叫ぶ:/「見よ、イスラエルの贖い主、/私たちを朽ち果てから解き放つ方!」/罪なきキリスト、我らの神よ、あなたに栄光あれ! (2)

私たちの贖い主が、しもべから洗礼を受け、/聖霊の降臨によって証しされたとき、/これを見た天使の軍勢は畏怖に震え、/天からは父の声が響き渡った:/ 「この方こそ、洗礼者ヨハネが手を置いた方、/わが愛する子、わが心にかなう者である」。/キリスト、わが神よ、あなたに栄光あれ! (2)

ヨルダンの水流はあなたを受け入れました、源よ、/そして鳩の姿をした慰め主が降りてこられました。/天を傾けた方は頭を垂れ、/粘土は造り主に向かって叫び、訴えます:/「私のでは到底及ばないことを、なぜ私に命じられるのですか? /私はあなたからの洗礼を必要としている!」/罪なきキリスト、私たちの神よ、あなたに栄光あれ!(2)

迷える人間を救おうと望み、/あなたはしもべの姿をまとわれることを厭われなかった――/主であり神であるあなたにとって、/私たちのために私たちの本性を受け入れることはふさわしいことだったからである;/贖い主であるあなたは、肉において洗礼を受け、/私たちに赦しを授けてくださった。 /それゆえ、私たちはあなたにこう呼びかけます:/「恵みの主、私たちの神キリストよ、あなたに栄光あれ!」(2)

栄光、今なお、ビザンティウムのその声

あなたは洗礼者ヨハネの手の下に頭を垂れ、/蛇たちの頭を砕かれました;/水の奔流の中に現れ、全世界を照らし、/すべての人々があなたを賛美するように、救い主よ、/私たちの魂の光よ。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読、トロパリオと詩篇を添えて。

1. 創世記の朗読

初めに、神は天と地を創造された。地は形もなく、空虚で、闇が深淵の上にあり、神の御霊が水の上を漂っていた。 神は言われた。「光あれ。」すると、光があった。神はその光を見て、それが良いと認め、光と闇とを分けられた。神は光を「昼」と呼び、闇を「夜」と呼んだ。夕べがあり、朝があった。第一の日。

神は言われた。「水の間に大空を造り、それが水と水を分け隔てよ。」そのようになった。神は大空を造り、大空の下の水と、大空の上の水とを分け隔てられた。神は大空を「天」と名付けられた。神はそれを見て、良しとされた。 夕べがあり、朝があった。これが二日目である。

神は言われた。「天の下にある水が、一か所に集まり、乾いた地が現れよ。」すると、そのようになった。天の下にある水は、それぞれの場所に集まり、乾いた地が現れた。神はその乾いた地を「地」と呼び、水の集まった場所を「海」と呼んだ。神は、それが良いと見られた。

神は言われた。「地は青草、すなわちその種類と姿に応じて種を蒔く草、また、その種類に応じて実を結び、その中に種を持つ実を結ぶ木を生じさせよ。」 そのようになった。こうして、地は草を生じさせた。それはその種類に従って種を蒔く草であり、また、その実の中にその種を宿し、その種類に従って地上で実を結ぶ実のなる木であった。神はそれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。

創世記 1:1–13

2. 出エジプト記の朗読

主はモーセに言われた。「なぜ、わたしに向かって叫んでいるのか。イスラエルの子らに告げて、彼らを行かせなさい。そして、あなたは杖を挙げ、手を海の上に伸ばして、海を分けなさい。そうすれば、イスラエルの子らは海の中を陸地のように歩いて通ることができる。」 見よ、わたしはファラオと、その家来たち、そしてすべてのエジプト人の心を頑なにする。彼らはあなたがたの後を追って入る。そして、わたしはファラオと、その全軍、その戦車、その騎兵たちの上に、わたしの栄光を現す。 わたしがファラオと、その戦車と、その騎兵たちの上にわたしの栄光を現すとき、すべてのエジプト人は、わたしが主であることを知るようになる。」

そこでモーセは海に向かって手を伸ばした。主は一晩中、強い南風を吹かせて海を押し分け、海を陸地に変え、水は両側に分かれた。イスラエルの民は陸地を歩いて海の真ん中へと進んだ。彼らの右にも左にも、水が壁のように立ちはだかった。 エジプト人も追いかけて、彼らの後を追って――ファラオの全騎兵、戦車、騎手たち――海の真ん中へと入った。モーセは海に向かって手を伸ばすと、夜が明けると水は元の場所に戻り、エジプト人は水に向かって逃げ出した。 主はエジプト人を海の真ん中に打ち倒された。水が引き返して、戦車、騎手、および彼らを追って海に入ったファラオの全軍を覆い尽くし、一人も残らなかった。しかし、イスラエルの子らは海の真ん中を陸地の上を歩いて渡った。

出エジプト記 14:15–18, 21–23, 27–29

3. 出エジプト記の朗読

モーセはイスラエルの民を紅海から引き上げ、シュルの荒野へと導いた。彼らは荒野を三日間歩いたが、飲む水を見つけることができなかった。やがてメルラに着いたが、メルラの水を飲むことはできなかった。その水は苦かったからである。それゆえ、その場所は「苦い」という名で呼ばれるようになった。 民はモーセに不平を言い、「私たちは何で飲めばよいのか」と言った。モーセは主に向かって叫び求めた。すると、主は彼に一本の木を示された。モーセがそれを水の中に投げ込むと、水は甘くなった。

そこで(神は)彼に掟と裁きを定め、そこで彼を試み、こう言われた。 「もしあなたが、あなたの神、主の御声に真に従い、主の御目にかなうことを行い、主の戒めに耳を傾け、主のすべての命令を守るなら、わたしがエジプト人に下したような病気は、あなたには下さない。わたしは、あなたを癒やす主だからである。」

そして、彼らはエリムに着いた。そこには十二の泉と七十本のナツメヤシがあり、彼らは水のほとりに宿営した。エリムを出発し、イスラエルの子らの全会衆は、エリムとシナイの間にあるシンの荒野へと向かった。

出エジプト記 15:22–27; 16:1

3番目のパリアミアの後、朗読者は次のように読み上げる:

トロパリオ、第5調

世を創造された御方が、この世に現れ、/闇の中にいる者たちを照らすため。/人を愛する御方よ、御名に栄光あれ!

聖歌隊は同じトロパールを歌う。

朗読者:神よ、私たちを憐れみ、祝福してください、/御顔の光を私たちに示し、私たちを憐れんでください、/地上で御道を、/すべての民族に御救いを知らしめるために。 詩編66:2, 3

聖歌隊: 、暗闇の中にいる者たちを照らしてくださいますように。/人を愛する方よ、あなたに栄光あれ!

朗読者:神よ、諸国民があなたを賛美しますように、/すべての民があなたを賛美しますように。/諸部族が喜び、歓喜しますように、/あなたは諸国民を正義をもって裁き、/地上の諸部族を正しい道に導かれるからです。 詩編 66:4, 5

聖歌隊:暗闇の中に座する者たちを照らすために。/人を愛する方よ、あなたに栄光あれ!

朗読者:神よ、諸国民があなたを賛美しますように、/すべての民があなたを賛美しますように。/大地はその実を結んだ。/神よ、私たちの神よ、私たちを祝福してください。/神が私たちを祝福し、地の果てに至るまで、すべての人々が神を畏れるように。 詩編 66:6 – 8

聖歌隊:暗闇の中に座する者たちを照らすために。/人を愛する方よ、あなたに栄光あれ!

朗読者:父と子と聖霊に栄光あれ!

聖歌隊:暗闇の中に座する者たちを照らすために。/人を愛する方よ、あなたに栄光あれ!

朗読者:今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

聖歌隊:闇の中にいる者たちを照らすために。/人を愛する御方よ、あなたに栄光あれ!

朗読者:世に現れ給うた、世を創造された方よ。

そして自らトロパリオの結句を歌う:闇の中に座する者たちを照らすために。/人を愛する方よ、あなたに栄光あれ!

そして祝日の朗読を続ける:

4. ヨシュアの朗読

主はヨシュアに言われた。「今日、わたしはイスラエルのすべての子らの目の前で、あなたを高く上げ始める。彼らが、わたしがモーセと共におったように、あなたとも共におることを知るためである。 今、契約の箱を運ぶ祭司たちに命じてこう言いなさい。『あなたがたが岸からヨルダン川の水に足を踏み入れた瞬間、ヨルダン川の中で立ち止まることになる。』」

主の契約の箱を運ぶ祭司たちがヨルダン川へと向かい、箱を運ぶ祭司たちの足が川岸からヨルダン川の水に浸かったとき、 ――ヨルダン川は、小麦の収穫の時期のように、川床全体が水で満たされていた――すると、上流から流れてくる水は、アダミの町からカリアフ・ヤリムの境界まで、非常に遠く離れた一か所に集まり、 下流に流れる水はアラバの海、すなわち塩の海へと流れ込み、その先で完全に枯れ果てた。

民はエリコの向かいに立ち、主の契約の箱を運ぶ祭司たちは、ヨルダン川の真ん中の陸地で、準備を整えて立っていた。そして、イスラエルの子らは皆、陸地を歩いて渡り、民全員がヨルダン川を渡り終えるまで続いた。

ヨシュア記 3:7–8, 15–17

5. 列王記第四の朗読

エリヤはエリシャに言った。「ここに留まりなさい。主がわたしをヨルダン川まで遣わされたからです。」エリシャは言った。「主が生きておられる限り、またあなたの命がある限り、どうしてあなたを置き去りにできましょうか。」こうして二人は共に進んだ。預言者の弟子たちの中から五十人がついて行き、遠く離れた場所で向かい合って立ち、二人はヨルダン川のほとりに立った。 エリヤは自分のマントを取り、それを巻き上げて水を打つと、水は左右に分かれ、二人は 乾いた地を歩いて渡った。彼らが渡り終えたとき、エリヤはエリシャに言った。「私があなたから引き離される前に、あなたに何をしてほしいか願いなさい。」 エリシャは言った。「あなたの上にある御霊が、私の上に二倍になって臨みますように。」エリヤは言った。「あなたは難しいことを求めた。しかし、もし私があなたから引き離されるのを見たら、その通りになる。もし見なければ、そうはならない。」

二人が歩きながら話していると、見よ、火の戦車と火の馬が現れ、二人を互いに引き離した。そして、周囲のすべてが揺れ動く中、エリヤはまるで天へと引き上げられたかのようであった。エリシャはそれを見つめながら、「父よ、父よ、イスラエルの戦車とその御者よ!」と叫んだ。 そして、もはや彼を見ることはなかった。エリシャは自分のマントをつかんで二つに引き裂いた。そして、エリシャはエリヤのマントを拾い上げ、それを自分の上に被った。エリシャは引き返し、ヨルダン川の岸辺に立った。エリシャはエリヤのマントを手に取り、水を打ったが、水は割れなかった。 エリシャは言った。「エリヤの神、すなわち神ご自身は、どこにおられるのか。」エリシャは二度目に水を打つと水は分かれ、彼は乾いた地を歩いて渡った。

列王記下 2:6–14

6. 列王記第四の朗読

アッシリア王の将軍ネエマンが、自分の戦車と馬を連れて来て、エリシャの家の門の前に立ち止まった。エリシャは使者を彼のもとに遣わし、こう告げた。「行って、ヨルダン川で七度体を洗いなさい。そうすれば、あなたの体は元通りになり、清められる。」

ネエマンは怒って立ち去り、こう言った。「私は、彼が私のところに出てきて、彼の神、主の御名を呼び、その手を私のらい病の患部に置いて、これを私の肉から取り除いてくれるものと思っていた。 ダマスコの川であるアバナやファルファルの方が、ヨルダン川やイスラエルのすべての水よりも優れているのではないか。私がそこに行って身を洗い、清められるべきではないか。」と言って、彼は背を向け、怒りながら立ち去った。

すると、彼の若者たちが近づいてきて、彼に言った。「父よ、もし預言者があなたに何か重要なことを言われたならあなたはそれを実行しなかったでしょうか。 ましてや彼はただ『身を洗い、清めなさい』と言っただけなのですから。」そこでネエマンは下りて行き、神の人の言葉に従ってヨルダン川に七度身を浸した。すると、彼の肉体は変わり、幼子のようになくなり、彼は清められた。

列王記下 5:9–14

第6パリアミアの後、朗読者は次のように読む:

トロパリオ、第6調

罪人および徴税人たちの前に/御身は現れ給うた、わが救い主よ、/御身の豊かな憐れみによって――/まことに、御身の光が輝くべき場所は、/闇の中に座する者たちのほか、どこにあろうか?/御身に栄光あれ!

聖歌隊は同じトロパールを歌う。

朗読者:主は王座に着き、栄光に身を包まれ、/主は力を身にまとい、帯を締められた。/主は宇宙を確固たるものとし、それは揺らぐことがない。/それ以来、あなたの御座は整えられている。あなたは永遠から存在する方である。 詩編92:1-2

聖歌隊:まことに、あなたの光が輝くべき場所は、/闇の中に座する者たちのほかに、どこにあるでしょうか。/あなたに栄光あれ!

朗読者:主よ、川は声を上げ、川は声を上げ、/多くの水の轟きの中で、川はその流れを高く掲げる。 詩編92:3

聖歌隊:まことに、あなたの光が輝くべき場所は、/暗闇の中に座する者たちのほかに、どこにあるでしょうか。/あなたに栄光あれ!

朗読者:海の波は驚くべきものであり、高き所におられる主は驚くべき方です。/あなたの証しはまことに真実です。/主よ、あなたの宮には、永遠に聖なるものがふさわしいのです。 詩編92:4, 5

聖歌隊:まことに、あなたの光が輝くべき場所は、/暗闇の中に座する者たちのほかに、どこにあるでしょうか。/あなたに栄光あれ!

朗読者:父と子と聖霊に栄光あれ!

聖歌隊:まことに、あなたの光が輝くのは、/暗闇の中に座する者たちのほか、どこにあろうか。/あなたに栄光あれ!

朗読者:今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

聖歌隊:まことに、あなたの光が輝くべき場所は、/闇の中に座している者たちのほかにあるでしょうか?/あなたに栄光あれ!

朗読者:罪人および徴税人たちの前に/あなたは、私たちの救い主よ、/あなたの豊かな憐れみによって現れました。

そして自らトロパリオの結句を歌う:「まことに、あなたの光が輝き出るのは、/闇の中に座する者たちの頭上にほかにどこにあろうか?/あなたに栄光あれ!」

そして、祝日の朗読を続ける:

7. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「身を洗い清めよ。わたしの目の前で、あなたがたの魂から罪を取り除け。あなたがたの罪を捨て、善を行うことを学べ。争いを裁き、虐げられた者を救い、孤児のために裁きを行い、未亡人を擁護せよ。そうすれば、来て、わたしと共に裁きを行おう、と主は言われる。 たとえあなたがたの罪が緋色のように赤くても、雪のように白くする。たとえそれが深紅のように赤くても、羊毛のように白くする。もしあなたがたが望み、わたしに従うなら、地の恵みを味わう。しかし、もし望まず、わたしに従わないなら、剣があなたがたを食い尽くす。主の口がこれを語られたからである。

イザヤ書 1:16–20

8. 創世記の朗読

ヤコブが目を上げると、神の軍勢が整列しているのを見た。そして、神の御使いたちが彼を迎えた。ヤコブは彼らを見て言った。「これは神の軍勢だ。」そして、その場所を「軍勢」と名付けた。

ヤコブは、自分の兄弟エサウのもとへ、セイルの地、エドムの地方へ、使者を先遣し、彼らに命じて言った。「わが主エサウにこう告げよ。『あなたのしもべヤコブはこう言います。私はラバンのもとで寄留者として住み、今日までそこに留まっていました。 こうして、私には羊、牛、ろば、そして男奴隷や女奴隷ができました。そこで、あなたの御前でこのしもべに好意を寄せていただけるよう、私の主エサウにそのことを知らせようと使者を送りました。」

使者たちはヤコブのもとに戻り、こう告げた。「私たちはあなたの兄弟エサウのところへ行きましたが、見よ、彼自身があなたを迎えに出てきており、四百人の者が彼と共にいます。」そこでヤコブはひどく恐れ、動揺した。そして、彼と共にいた人々、牛、羊を二つの陣営に分けました。 ヤコブは言った。「もしエサウが一方の陣営に来て、それを打ち破ったとしても、もう一方の陣営は無事であるだろう。」

ヤコブは言った。「わが父アブラハムの神、わが父イサクの神、主よ。あなたは私に『あなたの生まれ故郷の地へ逃げよ。そうすれば、わたしはあなたに恵みを与える』と仰せになりました。あなたがあなたのしもべに施してくださったすべての恵みと真実とで、私には十分です。私はこの杖一本でヨルダン川を渡ったのですから。」

創世記 32:1–10

9. 出エジプト記の朗読

ファラオの娘が川へ水浴びに下りて行き、侍女たちが彼女に付き添って川沿いを歩いていた。すると、彼女は渦の中に籠があるのを見つけ、侍女を遣わしてそれを取り上げさせた。籠を開けてみると、その中で泣いている赤ん坊がいた。ファラオの娘はそれを憐れみ、「これはヘブライ人の赤ん坊だ」と言った。 すると、ファラオの娘の姉が言った。「もしよければ、ヘブライ人の女の中から乳母を呼んで、その子に乳を飲ませてあげようか。」ファラオの娘は彼女に言った。「行ってきて。」そこでその娘は行って赤ん坊の母親を呼び寄せた。 ファラオの娘は彼女に言った。「この子を私のために育てて、乳を飲ませてくれ。そうすれば、報酬をあげよう。」そこで、その女は子どもを受け取り、育てた。子どもが成長すると、彼女はファラオの娘のもとに連れて行き、その子は彼女にとって実の息子のような存在となった。彼女は彼に「モーセ」という名をつけ、「私は彼を水の中から救い出した」と言った。

出エジプト記 2:5–10

10. 士師記の朗読

ゲデオンは神に言った。「もしあなたが、おっしゃったとおりに、わたしの手によってイスラエルを救われるのなら、見よ、わたしは刈り取った羊毛を打ち場に広げます。もし露が羊毛の上にだけ降り、地面全体が乾いているなら、あなたが、おっしゃったとおりに、わたしの手によってイスラエルを救われることを、わたしは知るでしょう」。 その通りになった。翌朝、夜明けとともにゲデオンが羊毛を絞ると、羊毛から露が流れ出し、水桶一杯の水となった。 そこでゲデオンは神に言った。「どうか、あなたの怒りが私に向かないように。もう一度申し上げ、羊毛で試みをさせてください。羊毛の上だけが乾いていて、地面全体に露があるようにしてください。」神はその夜、そのとおりにされた。羊毛の上だけが乾いていて、地面全体には露があった。

士師記 6:36–40

11. 列王記第三の朗読

エリヤは民に言った。「私のところに来なさい。」すると、民は皆、彼のところへ集まった。エリヤは、イスラエルの十二部族の数に合わせ、十二個の石を取った。主が彼に、「あなたの名はイスラエルとなる」と言われたとおりであった。 彼は[主の名によって]石を積み上げ、崩れ落ちていた主の祭壇を修復し、祭壇の周囲に穀物二メーラの容量がある溝を掘った。そして、造った祭壇の上に薪を積み、全焼のいけにえを細かく切り分け、薪の上に置き、祭壇の上に載せた。 エリヤは言った。「水を四桶持ってきて、全焼のいけにえと薪の上に注ぎなさい。」そして、「もう一度やりなさい」と言った。彼らはもう一度そうした。エリヤは、「三度目も同じようにしなさい」と言った。彼らは三度目もそうした。すると、水が祭壇の周囲を流れ、溝は水で満たされた。

エリヤは天に向かって叫び、言った。「主よ、アブラハム、イサク、ヤコブの神よ! 今日、この火の中で私の声を聞いてください。そして、この民すべてが、あなたが唯一の主、イスラエルの神であり、私があなたのしもべであり、あなたのためにこれらすべてを行ったこと、またあなたがこの民の心をあなたに従うように導いてくださったことを知るようになさってください!」 すると、主から天より火が降り、全焼のいけにえと薪、堀の水、石、そして土までもを焼き尽くした。民は皆、顔を地面につけてひれ伏し、「まことに、主なる神こそ、神である!」と言った。

列王記下 18:30–39

12. 列王記第四の朗読

エリコの人々はエリシャに言った。「ご覧の通り、この町の立地は良いのですが、水は悪く、土地も不毛です。」エリシャは言った。「新しい水瓶を一つ持ってきて、そこに塩を入れてください。」 エリシャはそれを取り、泉へと出て行き、そこに塩を投げ入れ、言った。「主はこう言われる。『わたしは、この水を健全なものとした。これからは、この水によって死ぬ者、不妊に苦しむ者も、もはやいない。』」そして、エリシャが語った言葉どおり、その水は今日に至るまで健全なままである。

列王記下 2:19–22

13. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「わたしは、恵みの時にあなたに耳を傾け、救いの日にあなたを助けた。わたしはあなたを造り、諸部族との契約として与え、地を安らかにし、荒れ果てた地を相続させ、束縛されている者たちに『出て行け』と言い、暗闇の中にいる者たちに 『開けよ』と告げるためである。彼らはあらゆる道で草を食み、あらゆる小道が彼らの牧場となる。彼らは飢えも渇きも味わわず、灼熱も太陽も彼らを襲うことはない。彼らを憐れむ方が彼らを慰め、水の泉のほとりに彼らを導かれる。 わたしはあらゆる山を道に変え、あらゆる小道を彼らの牧場とする。見よ、彼らは遠くからやって来る。ある者は北と海から、またある者はペルシャの地から。 天は喜び、地は喜び躍り、山々は喜びを叫び、丘は正義を告げ知らせる。神は御自分の民を憐れみ、御自分の民のうちの謙遜な者たちを慰められたからである。 しかし、シオンは言った。「主は私を捨てられた 、主は私を忘れられた!」 果たして、女が自分の子を忘れるだろうか。あるいは、自分の胎の子を憐れまないだろうか。たとえ女が彼らを忘れたとしても、わたしはあなたを忘れない――と、万軍の主は言われる!  イザヤ書 49:8–15

第13パラミアの後に、小エクテニア、[三位一体の祈り]を行い、呼びかけの後、三位一体の賛歌を歌う。

プロキメン、第3調

主は私の光、私の救い主。/ 誰を恐れることがあろうか。

節:主は私のいのちの守り手である。誰を恐れることがあろうか?  詩編 26:1

コリントの信徒への手紙、143A節
土曜日と日曜日には第143B

兄弟たちよ、私はすべての人から自由であるにもかかわらず、より多くの人々を勝ち取るために、すべての人に自分を従わせました。ユダヤ人を勝ち取るために、ユダヤ人のように振る舞い、 律法の下にある者たちのためには、自分自身が律法の下にはないにもかかわらず、律法の下にある者のように振る舞い、律法の下にある者たちを勝ち取るためです。また、律法から離れた者たちのためには、神の前では律法から離れてはいないが、キリストの下にある者として、律法から離れた者のように振る舞い、律法から離れた者たちを勝ち取るためです。さらに、弱い者たちのためには、弱い者のように振る舞い、弱い者たちを勝ち取るためです。 すべての人にとって、私はすべての人となった。それは、せめて何人かでも救うためである。そして、私は福音のためにこれを行っている。福音の共同相続人となるためである。競技場に駆け込む者たちは皆走るが、賞を受けるのはただ一人であることを、あなたがたは知らないのか。それゆえ、賞を受けるように走りなさい。 また、競技に励む者は皆、あらゆることを自制します。ある者は朽ちる冠を得るために、しかし私たちは朽ちない冠を得るためにです。ですから、私はむなしく走るのではなく、空を打つように戦うのではなく、自分の体をしつけ、従わせます。それは、他の人々に福音を宣べ伝える私が、自分自身が不適格者とならないためです。

1コリント9:19–27

ハレルヤ、第6声

詩句:わが心は善き言葉を注ぎ出し、わが行いを王に告げ知らせる。

詩句:あなたは人の子らの間で美しさを咲かせている。  詩編44:2a, 3a

ルカによる福音書、第9章の冒頭

ティベリウス・カエサルの治世15年目、ポンティウス・ピラトがユダヤを統治し、ヘロデがガリラヤのテトラルコスであった頃、 また、その兄弟フィリポはイトゥレアとトラコニティダ地方のテトラルコスであり、リサニオスはアビレナのテトラルコスであった。大祭司アンナとカイアファの時代に、ザカリヤの子ヨハネに、荒野で神の言葉が臨んだ。 彼はヨルダン川一帯を巡り歩き、罪の赦しのための悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。それは、預言者イザヤの書に記されているとおりである。「荒野で叫ぶ者の声: 『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。すべての谷は埋められ、すべての山と丘は低くされ、曲がった道はまっすぐになり、でこぼこした道は平らな道となる。そして、すべての肉なる者が神の救いを見るであろう』」。 そこで、彼は、自分のもとで洗礼を受けようとして集まってきた民にこう言った。「蛇の子らよ! 誰があなたがたに、来るべき怒りから逃れるよう教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ。そして、『私たちにはアブラハムが父である』などと心の中で言うな。神は、これらの石からでもアブラハムの子らを立てることができると、あなたがたに言っておく。 すでに斧は木の根元に置かれている。それゆえ、良い実を結ばない木はすべて、切り倒されて火に投げ込まれるのだ」。すると、人々は彼に尋ねて言った。「では、私たちはどうすればよいのですか」。 すると、イエスは彼らに答えて言われた。「二着の服を持っている者は、持たない者と分け合いなさい。食べ物を持っている者も、同じようにしなさい。」また、徴税人たちも洗礼を受けにやって来て、イエスに言った。「先生、私たちはどうすればよいのですか。」イエスは彼らに言われた。「定められた分以上を徴収してはならない。」 兵士たちも彼に尋ねて言った。「では、私たちはどうすればよいのですか。」すると彼は彼らに言った。「誰にも不当な扱いをしてはならない。恐喝してはならない。そして、給料だけで満足しなさい。」 民衆が期待に胸を膨らませ、皆が心の中でヨハネについて「もしかすると、この人がキリストその人ではないか」と考えを巡らせていたとき、 ヨハネは皆にこう答えた。「私はあなたがたに水で洗礼を授けるが、私よりも力ある方が来られる。その方の靴のひもを解くことさえ、私にはふさわしくない。その方は、聖霊と火をもってあなたがたに洗礼を授ける。 その方は手に鍬を持っており、ご自身の脱穀場をきれいにし、麦を倉に集め、もみ殻は消えることのない火で焼き尽くされる」。また、彼は他にも多くのことを説き、民に福音を宣べ伝えた。

ルカ 3:1–18

「ふさわしい」の代わりに

恵まれた方よ、すべての被造物があなたを喜び祝う:/天使の群れと人類のすべて。/あなたは聖別された神殿であり、霊的な楽園、/処女の栄光であり、そこから神は受肉し、幼子となられた/すべての世より前からおられる私たちの神。 / まことに、主はあなたの胎内を御座とされ、/ あなたの胎を天よりも広大にされた。/ 恵み深い方よ、すべての被造物があなたを喜び祝う、/ あなたに栄光あれ!

聖体拝領

天から主を賛美せよ、高き所において主を賛美せよ。ハレルヤ。(3) 詩編 148:1

水の聖別式にて

説教後の祈りが終わると、皆で王の門から出て、聖なる洗礼盤または泉へと向かう。修道院長または司祭の長が、頭に聖なる十字架を載せて先頭に立ち、その前を香炉を持った聖具係と助祭たちが歩く。 そして、聖なる十字架を、水と蝋燭が備えられた美しく飾られた机の上に置きます。修道士たちに蝋燭が配られ、修道院長は蝋燭を持った助祭に付き添われて、机の周囲と教会全体を香で燻し、聖職者たちはトロパリを歌います。

水の聖別におけるトロパリ、第8調

主の御声が水の上で叫び、こう言われる。「来なさい、皆、知恵の御霊、理性の御霊、神を畏れる御霊、現れたキリストを受け入れなさい!」(3)

この日、水の性質は聖別され、/ヨルダン川は分かれ、/その流れを止め、/主が洗礼を受けられるのを見る。(2)

人のように川へと来られた、キリスト王よ、/そして、慈愛に満ちた御方よ、/私たちの罪を清めるために、/先駆者の手から、/しもべとしての洗礼を急いで受けられた、人を愛する御方よ。(2)

栄光、今なお、その声は同じ:荒野で叫ぶ者の声に、「主の道を整えよ」と、/あなたは、しもべの姿をとられた主よ、/罪を知らず、洗礼を求めて来られた。(2) /水はあなたを見て恐れおののき、/洗礼者ヨハネは戦慄して叫び、こう言った:/「灯火が、いかにして光を照らすことができようか?/しもべが、いかにして主の上に手を置くことができようか?/世の罪を取り除かれる救い主よ、私と水を聖別してください!」

イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「渇きに苦しむ荒野は喜び、荒野は喜び躍り、ユリのように花を咲かせよ。ヨルダン川の周辺の荒野は花咲き、皆が喜び、喜び躍る。レバノンの栄光とカルミルの誉れが、そこに与えられる。わが民は主の栄光と神の高さを目にする。」 弱った手よ、力なく垂れた膝よ、強くなれ。臆病な心にこう語りかけよ。「強くなれ、恐れるな。見よ、私たちの神は裁きを行われる方であり、[報いを与えられる]。御自身が来られ、あなたがたを救われる。」

その時、盲人の目は開かれ、耳の聞こえない者の耳は聞こえるようになる。その時、足の不自由な者は鹿のように跳びはね、言葉の不自由な者の言葉も明瞭になる。なぜなら、荒野に水が湧き出し、渇きに苦しむ地に谷間が現れるからである。水のない荒野は牧草地となり、渇きに苦しむ地には水の泉が湧き出る。 そこには、鳥たちにとっての喜び、[葦の茂み、]* そして湿地がある。そこには清い道があり、聖なる道 と呼ばれる。(そして)不浄な者はそこを通らず、不浄な者の道もそこにはない。しかし、散らされていた者たちはその道を歩み、迷うことはない。 そこには獅子はおらず、凶暴な獣もそこへ登ることはなく、そこには存在しない。しかし、贖われ、主によって集められた者たちはそこを歩む。 そして彼らは帰還し、喜びと歓喜をもってシオンにやって来る。彼らの頭上には永遠の喜びがある。[彼らの頭上には]賛美と歓呼があり、喜びが彼らを包み込む。苦しみ、悲しみ、嘆きは去り去ったのだ!

*  ギリシャ語およびスラヴ語の『ミネイ』には、[セイレーンの住処、および葦]とある。

イザヤ書 35:1–10

2. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「渇いている者たちよ。みな、水のもとへ来なさい。銀を持たない者たちよ、みな、近づいて買い、味わい、銀も代価もなしに、ぶどう酒と蜜を飲みなさい。なぜ、あなたがたはパンを銀で買い、労苦しても満腹にならないのか。 わたしに耳を傾け、恵みを味わい、あなたがたの魂は恵みの中で喜びを満喫するであろう。あなたがたの耳を傾け、わたしの道に従い、わたしに聞き従えば、あなたがたの魂は恵みの中で生きるであろう。わたしはあなたがたと永遠の契約を結び、ダビデの揺るぎない聖なる嗣業を与える。 見よ、わたしは彼を諸部族の間の証しとして、諸部族の指導者、支配者として与えた。見よ、あなたを知らない部族があなたを呼び求め、あなたを知らない民が、あなたの神、イスラエルの聖なる方である主のゆえに、あなたのもとに駆け寄る。主はあなたを栄光に輝かせたからである。

主を求めよ。主を見いだしたら、主を呼び求めよ。主があなたがたに近づかれるとき、不義な者はその道を捨て、不法な者はその企てを捨てよ。そして、主(あなたがたの神)に立ち返れ。そうすれば、あなたがたは憐れみを受ける。叫べ。主はまもなくあなたがたの罪を赦してくださるからである。 「わたしの計画は、あなたがたの計画とは異なり、わたしの道は、あなたがたの道とは異なる」と主は言われる。「天が地からどれほど離れているか、それと同じくらい、わたしの道はあなたがたの道から離れ、あなたがたの思いはわたしの思いから離れている。」 天から雨や雪が降って、地を潤し、地が実を結び、芽を出し、種を蒔く者に種を与え、食べるためのパンを与えるまで、そこから引き戻されることはないのと同じように、 ――わたしの言葉も、それと同じように、わたしの口から出たなら、わたしが望むことをすべて成し遂げ、わたしの道と戒めを実現するまでは、むなしくわたしのもとに戻ることはない。 あなたがたは喜びをもって出て行き、喜びのうちに教えを受ける。山々や丘は、あなたがたを喜びをもって迎え、跳ね回り、野のすべての木は、その枝を打ち鳴らして喜ぶからだ。また、ヒースの代わりにヒノキが生え、イラクサの代わりにミルトが生える。これは主の御名によるものであり、永遠のしるしであり、決して枯れることはない。

イザヤ書 55:1–13

3. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「救いの泉から、喜びをもって水を汲み上げよ。」その日、あなたはこう言うだろう。「主を賛美し、その御名を呼び求めよ。諸国民の間に、その栄光の御業を告げ知らしめよ。その御名が崇められていることを思い起こさせよ。 主の御名を歌え。主は偉大な御業をなされたのだから。これを全地に告げ知らせよ。シオンの住民よ、喜び、楽しみなさい。イスラエルの聖なる方が、その真ん中で高められたからだ!

イザヤ書 12:3–6

プロキメン、第3調

主は私の光、私の救い主。/ 誰を恐れることがあろうか。

節:主は私のいのちの守り手である。誰を恐れることがあろうか。  詩篇 26:1

コリントの信徒への手紙、冒頭143B

兄弟たちよ、あなたがたに知っておいていただきたいことがあります。すなわち、私たちの先祖は皆、雲の下を通り、皆、海を渡り、皆、雲と海の中でモーセにあってバプテスマを受け、皆、 同じ霊的な食物を味わい、皆、同じ霊的な飲み物を飲みました。それは、彼らに付き添っていた霊的な岩から飲んだからです。 その岩とは、キリストのことである。

1コリント10:1–4

ハレルヤ、第4声

聖句:主の御声は水の上にある。栄光の神は轟き、主は多くの水の上におられる。  詩編28:3

マルコによる福音書、冒頭2b

そのころガリラヤのナザレからイエスが来られ、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。 すると、水から上がるとすぐに、天が開き、鳩のような御霊が御身に降りてくるのを見た。そして、天から声が聞こえた。「あなたは、わたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」

マルコによる福音書 1:9–11

大エクテニア

助祭:世の平和のために、主にお祈りしましょう。

聖歌隊:主よ、憐れみたまえ。

天からの平和、私たちの魂の救いのために、主にお祈りしましょう。

全世界の平和、神の聖なる教会の堅固な立ち位置、そしてすべての者の一致のために、主にお祈りしましょう。

この聖なる神殿と、信仰と畏敬の念、そして神への畏れをもってここに入るすべての人々のために、主にお祈りしましょう。

我らの至聖なる総主教(名前)、我らの至高なる大主教(あるいは:大司教、あるいは:司教)(名前)、尊ばれる長老たち、キリストにある助祭たち、そしてすべての聖職者および神の民のために、主にお祈りしましょう。

神に守られるわがロシアの国、そのすべての民と権力者たちのために、主にお祈りしましょう。

私たちの町(あるいは:私たちの村、あるいは:この聖なる修道院)、すべての都市と国々、そしてそこに信仰をもって暮らす人々のために、主にお祈りしましょう。

好天、大地の実りの豊かさ、そして平和な時代のために、主にお祈りしましょう。

船旅をする者、旅をする者、病める者、苦しむ者、捕らわれの身にある者、そして彼らの救いのために、主にお祈りしましょう。

この水が、聖霊の力と働きと導きによって聖別されるよう、主にお祈りしましょう。

この水に、超本質的な三位一体の清めの御業が臨むよう、主にお祈りしましょう。

彼らに救いの恵みと、聖霊の力と働きと導きによるヨルダン川の祝福が授けられますように、主にお祈りしましょう。

サタンがまもなく私たちの足の下で打ち砕かれ、私たちに向けられたあらゆる邪悪な企みが打ち砕かれるよう、主にお祈りしましょう。

主なる神が、敵によるあらゆる中傷や誘惑から私たちを救い、約束された恵みにふさわしい者とならせてくださるよう、主に祈りましょう。

聖霊の導きにより、知識と敬虔の光をもって私たちを照らしてくださるよう、主に祈りましょう。

主なる神がヨルダン川の祝福を授け、この水を聖別してくださいますように、主に祈りましょう。

この聖水が、罪からの解放となり、魂と体の癒やしとなり、あらゆる有益な行いにふさわしいものとなるよう、主にお祈りしましょう。

この水が永遠の命へと流れるものとなるよう、主にお祈りしましょう。

この水が、目に見える敵、目に見えない敵のあらゆる狡猾さからの守りとなるよう、主にお祈りしましょう。

家を清めるためにこの水を汲み、受け取る人々のために、主にお祈りしましょう。

信仰をもってこの水を汲み、受け取るすべての人々の魂と体の清めとなるよう、主にお祈りしましょう。

この水を受け入れることによって、目に見えない聖霊の現れを通じ、私たちが完全な聖化に与かることができますように、主にお祈りしましょう。

主なる神が、私たち罪人の祈りの声を聞き、私たちを憐れんでくださいますように、主にお祈りしましょう。

あらゆる悲しみ、怒り、災い、そして困窮から私たちを救い出してくださるよう、主にお祈りしましょう。

神よ、御恵みをもって、私たちを守り、救い、憐れみ、保ってください。

至聖なる、至清き、至福なる、栄光に満ちた私たちの主の母、神の母であり永遠の処女マリアと、すべての聖人たちを記念し、私たち自身と互い、そして私たちの生涯のすべてを、キリスト・神に委ねましょう。

聖歌隊:主よ、あなたに。

この時、司祭は秘祷を唱えます:

主イエス・キリストよ、御父の懐におられる独り子、まことの神、命と不死の源、光より光、この世を照らすために来られた方よ! 御聖霊をもって私たちの思いを照らし、あなたを賛美し、世の初めから続くあなたの驚くべき偉大な御業と、近世に成し遂げられたあなたの救いの御計画に対して感謝を捧げる私たちを受け入れてください。あなたは、私たちの複雑な性質を身にまとい、 弱く貧しいこの性質を身にまとい、奴隷の身まで身を低くされたすべてのものの王よ、あなたはさらに、ヨルダン川で一人の奴隷の手によって洗礼を受けられました。それは、罪なき御方が水の性質を聖別し、水と御霊による再生への道を私たちに切り開き、私たちを本来の自由へと立ち返らせてくださるためでした。 この神聖な秘儀を記念して、人愛に満ちた主よ、私たちは、あなたの神聖な約束に従い、清めの水を、 御慈悲の賜物である清めの水を注いでください。そうして、この水の上で私たち罪人が捧げる祈りが、御慈愛にかなうものとなり、御祝福が私たちと、御名の聖なる、崇拝に値する御名を称えるすべての信徒たちに授けられますように。 まことに、すべての栄光と誉れと礼拝は、始まりなき御父とともに、また、至聖にして善き、命を与える御霊とともに、今、そして常に、世々限りなく、あなたにふさわしいのです。

そして心の中で「アーメン」と唱える

助祭によるエクテニアの終了後
司祭は次の祈りを始めます:

主よ、あなたは偉大であり、あなたの御業は驚くべきものであり、あなたの奇跡を讃えるには、いかなる言葉も足りません!(3)

まことに、あなたは御自身の御意志により、すべてのものを無から有へと導き出し、御自身の力によって被造物を支え、御自身の摂理によって世界を治めておられます。あなたは四つの元素から被造物を築き上げ、四季によって一年の輪を完成させられました。すべての霊的な力はあなたの御前で震え、太陽はあなたを賛美し、 月はあなたを称え、星々はあなたと語り合い、光はあなたに従い、深淵はあなたの御前で震え、泉はあなたに忠実に仕えます。あなたは天を皮の覆いの如く広げ、水を基に地を確立し、砂で海を囲み、呼吸のための空気を注ぎ出されました。 天使の軍勢はあなたに仕え、大天使の合唱団はあなたを礼拝し、多くの目を持つ ケルビムと六つの翼を持つセラフィムは、周囲に立ち、飛び回りながら、あなたの近づきがたい栄光への畏れから身を隠している。

まことに、あなたは、その本質が言葉では言い表せない、初めもなく、言い尽くせない神でありながら、しもべの姿をとって地上に来られ、人のようになられた。あなたは慈悲深い主であり、その憐れみによって、悪魔に苦しめられている人類を見過ごすことができず、来られて私たちを救われたからである。 私たちは恵みを告白し、憐れみを宣べ伝え、善行を隠しません。あなたは私たちの性質を持つ者たちを解放し、御自身の御降誕によって処女の胎を聖別されたからです。すべての被造物は、現れ出られたあなたを賛美します。あなたは、私たちの神として地上に現れ、人々と交わられたからです。 あなたはヨルダンの水流をも聖別し、天から至聖なる御霊を降らせ、そこに巣くう蛇たちの頭を打ち砕かれました。

そして三度、
各節ごとに水を祝福しながら唱えます:

人愛に満ちた王よ、今こそ御聖霊の導きによって来られ、この水を聖別してください!(3)

そして、この水に救いの恵みとヨルダンの祝福を与え、朽ちることのない泉とし、聖化の賜物とし、罪からの解放とし、 病からの守り、悪魔を滅ぼす力、敵対する勢力には手の届かないもの、天使の力に満ちたものとしてください。そうして、この水を汲み、受け取るすべての者が、魂と体の清め、情欲からの癒やし、家の聖別、そしてあらゆる有益な行いに適したものとして用いることができますように。 まことに、わが神よ、あなたは水と御霊によって、罪によって朽ち果てた私たちの性質を新たになさった。わが神よ、あなたはノアの時代に水をもって罪を溺れさせられた。わが神よ、あなたはモーセを通して、海によってファラオの奴隷制からユダヤの民を解放された。 私たちの神よ、あなたは荒野の岩を裂き、水が流れ出し、川は溢れ、渇きに苦しむあなたの民を満ち足りさせられました。私たちの神よ、あなたはエリヤを通して、水と火によってイスラエルをバアルの惑わしから救い出されました。

主よ、今この時も、御自身の聖霊によって、この水を聖別してください。(3)

どうか、この水に触れる者、これに塗られる者、そしてこれを受ける者すべてに、聖化、健康、清め、そして祝福をお与えください。

主よ、あなたのしもべである、私たちの忠実な王たち(名前)を救い、あなたの御庇護の下で平安のうちに守ってください。あらゆる敵や敵対者を彼らの足の下に屈服させ、救いと永遠の命に役立つ、彼らが求めるすべてのものを彼らに与えてください。

主よ、私たちの至聖なる総主教(名前)、そして私たちの至高なる大主教(あるいは:大司教、あるいは:司教)(名前)、ならびにすべての司祭、その他の聖職者たち、 また、周囲に立つすべての人々、そしてやむを得ない事情により離れている私たちの兄弟たちをも、御記憶ください。そして、御自身の偉大なる憐れみによって、彼らと私たちを憐れんでください。そうして、自然界の諸要素、天使たち、人々、そして目に見えるものも見えないものも含むすべての被造物によって、御父と聖霊と共に、今、 また、いつまでも、世々限りなく。

聖歌隊:アーメン。

司祭:すべての人に平安あれ。

聖歌隊:あなたの霊にも。

助祭:主の御前で、頭を垂れましょう。

会衆:主よ、あなたに。

頭を垂れる祈り

主よ、御耳を傾けて、私たちをお聞きください。ヨルダン川で洗礼を受けることをお許しになり、その水を聖別してくださった方よ! そして、頭を垂れてあなたに僕としての従順を示す私たちすべてを祝福し、この水を受け、それに振りかけられることによって、あなたの聖化に満たされるよう私たちを恵んでください。主よ、この水が私たちの魂と体の健康となりますように。

まことに、あなたは私たちの魂と体の聖化そのものであり、私たちは、あなたの初めなき御父と、至聖にして善き、命を与える御霊とともに、今、そして常に、世々限りなく、あなたに栄光と感謝と礼拝を捧げます。

聖歌隊:アーメン。

そして、聖なる十字架を両手で持ち、それをもって十字の形に水を祝福し、次のトロパールを歌いながら、十字架を水に浸します:

トロパリオ、第1声

主よ、ヨルダン川での御洗礼の際、/三位一体への礼拝が明らかにされました。/父なる神の御声があなたを証し、/「愛する御子」と称し、/鳩の姿をとった聖霊が、/その御言葉の不変性を確証されたからです。/現れ給うたキリスト、神よ、/世を照らした方よ、あなたに栄光あれ!

さらに二回、修道院長自らが、共祭する司祭たちおよび聖歌隊と共にトロパールを歌いながら、十字架で水を祝福する。 その後、修道院長は聖水の入った聖杯を手に取り、西を向いて、左手に聖十字架、右手に聖水灑水器を持ち、四方八方に十字架の形を描きながら聖水を振りかけ、続いて十字架の前に集まったすべての修道者たちにも聖水を振りかける。修道者たちが聖水で清められている間、全員でトロパールを歌う。その後、聖堂に入り、スティヒラを歌う:

「栄光、今や、第6調:信者たちよ、/私たちのために成し遂げられた神の御計画の偉大さを讃えよう。/なぜなら、私たちの罪のために人となられた、/唯一の清く汚れなき御方は、/ヨルダン川で私たちの清めによって自らも清められ、/私と水を聖別し、/水の中で蛇の頭を砕かれるからである。」 /さあ、兄弟たちよ、喜びをもって水を汲もう。/信仰をもって汲む者には、/キリストなる神、/そして私たちの魂の救い主から、/御霊の恵みが目に見えぬ形で与えられるからである。

その後:「主の御名が今より永遠に祝福されますように」(3)、および詩編第33篇。聖体礼儀の閉会後、副司祭は持ち出し用ろうそくに火を灯し、教会の真ん中に置く。そして聖職者たちと両聖歌隊が共に、祝日のトロパリオ、「栄光あれ」、そして「今や」のコンダク、そして「長寿を」を歌う。

徹夜祷は、「神は我らと共におられる」の歌唱による大晩課から始まり、通常のトロパリオ「わが目を照らしたまえ」の代わりに、祝日のトロパリオが唱えられる。また、「主よ、我らを憐れみたまえ、我らを憐れみたまえ」の代わりに、祝日のコンダクが唱えられる。その後、大賛美の後にリティアが行われる。

リティアのスティヒラ、第4調、自唱
聖コスマス・マイウムス

光を衣のようにまとい、/私たちのために、私たちと同じ姿となることをお選びになった方。/この日、主はヨルダン川の川の流れに身を沈め、/ご自身は清めを必要とされないにもかかわらず、/ご自身において私たちの再生を成し遂げられる。/ああ、なんと驚くべきことか! / 火を用いずして溶かし直し、/ 破壊することなく新たに造り直し、/ その御によって啓発された者たちを救われる、/ キリスト、神、そして我らの魂の救い主よ。

御霊と火によって世の罪を清めるあなたを、/洗礼者ヨハネは、御自身が自分の方へ歩み寄られるのを見て、/畏怖と戦慄のうちに叫び、こう宣言した:/ 「あなたの至聖なる御頭に触れることなど、私にはできません。/主よ、私を聖別してください、/あなたの(神聖な)御顕現によって、/唯一の人を愛する方よ!」

さあ、賢い乙女たちに倣いましょう、/さあ、現れた主を迎えましょう、/主は花婿として、ヨハネのもとに来られたからです。/ヨルダン川は、あなたを見て恐れおののき、流れを止めた。/ヨハネ叫んだ:/「不死の御方の頭に触れることなど、私にはできません!」 /聖霊は鳩の姿で降りてきて、水を聖別し、/天から声が響いた:/「この方はわが子、/人類を救うためにこの世に来られた方である!」/主よ、あなたに栄光あれ!

キリストは洗礼を受け、水から上がられ、/御自身と共に世界を救いへと導くため;/そして、アダムが自身とその子孫のために閉ざしてしまった、/今や開かれる天を仰ぎ見られ; /そして御霊御方の神性を証しなさる、/御方は御自身と同等の御方のもとに来られるからであり、また天からの声もこう告げる:/まことに、そこから証しを受ける御方は――/我らの魂の救い主である。

洗礼者ヨハネの手は震え、/御身の清き御頭に触れたとき;/ヨルダン川は逆流し、/御身に仕えることを敢えてしなかった。/なぜなら、ヨシュアを恐れたその川が、/ 、どうしてその創造主を恐れないことができようか? /しかし、あなたは、すべてをあらかじめ定められたとおりに成し遂げられました、私たちの救い主よ、/御自身の御降臨によって世界を救うために、/唯一の人を愛する方よ!

栄光、第8調、
聖ヨハネ・ダマスコス

主よ、あなたが世の初めから定められたことを成し遂げようと、/すべての被造物の中から、あなたの秘儀に仕える者たちをお選びになりました。/天使の中からガブリエルを、人間の中から聖母を、/天からは星を、水からはヨルダン川を、/その川において、あなたは世の不義を滅ぼされました。 /わが救い主よ、あなたに栄光あれ!

そして今、同じ声、アナトリアの歌

この日、被造物は照らされ、/この日、万物は喜びに満ち、/天と地が共に、/天使と人が一つとなる。/なぜなら、王の到来があるところには、秩序もまた訪れるからである。/さあ、ヨルダン川へと急ぎ、/ヨハネのすべてを目撃しよう。/彼が、人の手によらず造られ、罪なき御頭を水に浸す様子を。 /それゆえ、使徒の言葉を謳いながら、心を一つにしてこう叫ぼう:/「神の恵みが現れた。それはすべての人を救い、/信者たちを照らし、大いなる憐れみを授けるものである!」

詩篇唱壇でのスティヒラ、第2調、
アナトリアの自作詩

ヨハネは、キリストなる神よ、/ヨルダン川で御自身の方へ歩み寄られる御姿を目にし、こう叫びました:/「主よ、なぜ汚れのないしもべのもとへ現れたのですか? / いったい誰の名によって、あなたを洗礼すべきでしょうか?/ 父の名によって? しかし、あなたは御自身の中に父を宿しておられます。/ 御子の名によって? しかし、それは御自身、受肉されたあなたご自身です。/ 聖霊の名によって?/ そして、あなたは御自身の口によって、聖霊を信徒たちに与えることができます」。/ 現れ給うた神よ、私たちを憐れんでください!

聖句:海はそれを見て逃げ去り、/ヨルダン川は逆流した。 詩編113:3

水はあなたを見た、神よ、/水はあなたを見て恐れおののいた。 / あなたの栄光には、ケルビムも見つめることができず、/ セラフィムも目を向けることができない。/ しかし、畏れおののきながら、/ ある者はあなたを運び、またある者はあなたの力を賛美する。/ 彼らと共に、慈悲深き神よ、私たちはあなたに賛美を捧げ、こう叫びます。/ 「現れ給うた神よ、私たちを憐れんでください!」

詩句:海よ、なぜあなたは逃げ去ったのか、/ヨルダンよ、なぜあなたは流れを逆にしたのか。
 詩編113:5

この日、天と地の創造主は/肉体をまとってヨルダン川に下り、/罪なき御身ながら洗礼を求め、/敵の迷いから世界を清めるため。/そして、万物の主はしもべの手によって洗礼を受け、/水を通して人類に清めを授けられる。/我らは御身に呼びかける:/「現れ給うた神よ、我らを憐れみ給え!」

栄光、今、第6調、
聖テオファン・ナチェルタンヌス、ニカイア主教

不毛の地から灯された輝く灯火は、/処女から輝き出た太陽を仰ぎ、/ヨルダン川での洗礼を請うその姿を目にし、/畏れと喜びをもって彼に叫んだ:/「主よ、/御自身の神聖な御顕現をもって、私を聖別してください!」

トロパリオ、第1声

主よ、あなたがヨルダン川で洗礼を受けられた時、/三位一体への礼拝が明らかにされました。/なぜなら、御父の御声があなたについて証しし、/あなたを「愛する御子」と呼び、/鳩の姿をした聖霊が、/その言葉の不変性を確証されたからです。/現れ給うたキリストなる神よ、/そして世界を照らした方よ、あなたに栄光あれ! (3)

 

早課にて

「主なる神」の賛歌:
祝日のトロパールを三度、第1調

主よ、あなたがヨルダン川で洗礼を受けられたとき、/三位一体への礼拝が明らかにされました。/父なる神の御声があなたについて証しし、/あなたを「愛する子」と呼び、/鳩の姿をとった聖霊が、/その御言葉の不変性を確証されたからです。/現れ給うたキリスト、神よ、/世を照らした方よ、あなたに栄光あれ! (3)

第1節のセダレンの調に従い、第3声。
「あなたの処女の美しさに似て」:

救い主よ、あなたがヨルダン川に現れ、/洗礼者ヨハネによって洗礼を受けられたとき、キリストよ、/あなたは独り子としての証しを受け入れ、/それゆえ、父と同一の本質を持つ者として知られるようになった。 /聖霊はあなたの上に降り、/その御光に照らされた私たちは、こう叫びます:/「三位一体に存する神に栄光あれ!」

栄光、今なお、第4調。
同調:まもなく御前に進み出よ:

あなたはヨルダンの川を聖別し、/罪の力を打ち砕かれました、キリスト、私たちの神よ。/洗礼者ヨハネの手の下に身を屈め、/人類を迷いから救われました。/それゆえ、私たちはあなたに懇願します:/「あなたの世界を救ってください!」

第2節のセダレンに従い、第5声。
類似の賛歌:始まりなき御言葉よ:

栄光に満ちた光に身を包む神の御言葉よ、/あなたはヨルダンの川に身を沈め、/悪しき者の不従順によって打ち砕かれたアダムの本性を、/その水の中で新たにされた。/それゆえ、私たちはあなたを賛美し、/あなたの聖なる御降臨を皆で称える。

栄光、今や、第4調。
類似の賛歌:ヨセフは驚嘆した:

ヨルダン川よ、お前は何を見て恐怖に震えたのか?/「見えない御方を――と彼は言う――私は裸のまますべてを目撃し、身震いした。/なぜなら、どうして私がその御方に恐れを抱かず、身を隠さずにいられようか?」 /天使たちは彼を見て恐れおののき、/天は戦慄し、地は震え、/海と、目に見えるものも見えないものもすべてがひれ伏した。/キリストがヨルダン川に現れ、その水を聖別されたのだ。

賛美

われらはあなたを賛美します、/命の与え主キリストよ、/私たちのために今、ヨハネによって/ヨルダンの水の中で/受洗された方よ。

選定された詩編

1 合唱 神よ、私たちを憐れみ、祝福してください。2 御顔の光を私たちに現し、私たちを憐れんでください。1 御許に来てください。そうすれば、あなたがたは光に照らされるでしょう。 2 そうすれば、あなたがたの顔は恥じ入ることはない。1 川の奔流は神の都を喜ばせる。2 水のうえに主の御声が響く。1 主は多くの水のうえにおられる。2 川は声を高らかに上げ、主よ、川は声を高らかに上げた。 1 多くの水の轟きから。 2 それゆえ、わたしはヨルダンとヘルモンの地から、あなたを思い起こします。 1 あなたにはいのちの泉があり、あなたの光の中で、わたしたちは光を見るからです。 2 海はそれを見て逃げ去り、ヨルダン川は逆流しました。 1 あなたは御力によって海を定めてくださいました。 2 あなたは水中の蛇の頭を打ち砕かれた。1 あなたは泉と川を開かれた。2 水はあなたを見た、神よ、 水はあなたを見て恐れおののいた。1 海にはあなたの道があり、多くの水の中にはあなたの道筋がある。2 主よ、あなたの御業はなんと偉大であることか。あなたはすべてを英知をもって造られた。

栄光、そして今:ハレルヤ(3)

詩編 66:2a; 66:2b; 33:6; 45:5a; 28:3a; 28:3c; 92:3a, 4a; 41:7b; 35:10;113:3;73:13a;73:13b;73:15a;76:17a;76:20a;103:24a

ポリエレイの後、セダレン、第4声*
「ポドベン」:ヨセフは打たれた:

信者たちよ、来なさい。キリストが洗礼を受けた場所を見よう。/そしてさらにヨルダン川へと進み、/荒野で叫ぶ声のもとへ行き、/そこでアダムの創造主を見よう。/その御方に、その言い表せない憐れみによって、/しもべが手を差し伸べる。/そして我らは御方に大声で呼びかける:/ 「あなたはヨルダン川に来られ、現れ、/その水を聖別された!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

聖歌:第4調の第1アンティフォン

若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ:/あなたがたは、/火に焼かれた草のように枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清めによって高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

海はそれを見て逃げ去り、/ヨルダン川は逆流した。節:海よ、なぜ逃げ去ったのか。ヨルダン川よ、なぜ逆流したのか。  詩編113:3, 5

第二プロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

マルコによる福音書、冒頭2b

その頃ガリラヤのナザレからイエスが来られ、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。 すると、水から上がるとすぐに、天が開き、鳩のような御霊が御自身の上に下って来るのをご覧になった。そして、天から声が聞こえた。「あなたは、わたしの愛する子。わたしはあなたを喜んでいる。」

マルコによる福音書 1:9–11

詩篇第50篇の後に、スティヒラ

栄光、第2調:今日、万物は喜び躍れ:/キリストはヨルダン川に現れた。

そして今:同じ言葉を繰り返す。

スティヒラ、第6調、自唱

神の御言葉は、人となるために現れた。/ヨルダン川に立ち、洗礼を受ける準備をなさっていたとき、/洗礼者ヨハネはこう言った。/「どうして私が手を伸ばし、/万物を支える御方の頭頂に触れることができようか? /あなたはマリアから生まれた幼子ではあるが、/私はあなた、永遠の神を知っている。/あなたはセラフィムたちに賛美されながら地を歩まれるが、/私というしもべは、まだ主を洗礼する術を学んでいない」。/測り知れない主よ、あなたに栄光あれ!

カノン

第一カノン――聖コスマス・マイウムス作、第2声調、第二カノン――聖ヨハネス・ダマスコス作、第2声調;両カノンのイルモスは2回ずつ歌われ、トロパリは12回歌われる。カタヴァシア:第一合唱団は第一カノンのイルモスを、第二合唱団は第二カノンのイルモスを歌う。

歌1

カノン1。イルモス:海の深淵の底を開き/陸地へと御自分の民を導き/その中に敵を覆い隠し/戦いに強き主よ/まことに、主は栄光を受けられた。

滅びたアダムを/ヨルダン川の奔流によって/再び生かし出し、/そこに巣くう蛇の頭を砕く/世々の王、主よ、/まことに、主は栄光を受けられた。

非物質的な神性の火を/物質的な肉体にまとい/ヨルダンの水流に身を包む――/処女から受肉された主、/まことに、主は栄光を受けられた。

人々の汚れを洗い流される主は、/ご自身が似ようとなさった者たちのために/ヨルダン川で清めを受け、/なおも本来の姿を保たれつつ、/闇の中にいる者たちを照らされる。/主は栄光を受けられたからである。

 

第2カノン。イルモス:イスラエルは波立つ海を通り過ぎ、/突然現れた陸地を歩み、/エジプトの騎手たちは、暗き深淵に/水の墓のように完全に覆い隠された、/主の右手の強き力によって。

今や、死すべき者たちに、光を放つ朝が / 砂漠のヨルダン川のほとりに現れた。 / 太陽の王よ、あなたは御首を垂れ、 / 私たちの先祖を暗黒の国から救い出し、 / あらゆる汚れから被造物を清めるためである。

初めなき御言葉よ! 迷いによって堕落した者を、/あなたは新たに創造し、御自身と共に流れの中に葬り去り、/父から言い表し難いほどに受け入れた、/この最も力強い御言葉によって:/「この愛すべき者、本質においてわたしと等しい者は、/わたしの子と呼ばれる!」

第3歌

カノン1。イルモス:わが王たちに力を与え/御自身の油注がれた者たちの尊厳を高められる主は、/処女から生まれ、洗礼を受けるために来られる。/それゆえ、われら信徒はこう叫ぶ:/「わが神のように聖なる者はなく、/主よ、あなた以外に義なる者はいない!」

かつては不妊で全く子を持たなかったが、/今や喜びなさい、キリストの教会よ、/水と御霊によって、あなたに子らが生まれたのだから、/彼らは信仰をもってこう叫ぶ:/「私たちの神のように聖なる者はなく、/主よ、あなた以外に義なる者はいない!」

荒野で、洗礼者ヨハネは力強い声で叫ぶ:/「キリストのために道を整えよ/私たちの神の道をまっすぐにせよ、/信仰をもってこう叫びながら:/『私たちの神ほど聖なる者はなく/主よ、あなた以外に義なる者はいない!』」

 

カノン第2。イルモス:私たち皆は、古の束縛から解き放たれ、/今や貪欲な獅子の顎を砕かれたので、/喜び、口を大きく開いて、/言葉から歌を紡ぎ出し、/私たちに与えられた賜物の中で、最も喜びに満ちたものを讃えよう。

創造の初めから被造物に死を植え付けた者は、/邪悪な蛇の姿をとって現れたが、/主の受肉による到来によってその勢いは衰え、/彼と対峙したときまるでその敵対的な頭を砕くために現れた夜明けのように、/主は神によって造られた本性を、/迫害者の胎内に埋もれていたものを、/御自身のもとに引き寄せ、/再び生まれさせ、/地上の種族を回復させ、

主は、神によって創造された本性を、/拷問者の胎内に葬られていたものを、/御自身のもとに引き寄せ、/それを再び生み出し、/地上の種族を回復させることによって、/御自身の最も偉大な業を成し遂げられる。/なぜなら、主はそれを守ろうと望んで来られたからである。

イパコイ、第5声

御自身の御顕現によってすべてを照らされたとき、/不信の塩の海は逃げ去り、/下流へと流れていたヨルダン川は逆流し、/私たちを天へと高めてくださった。/しかし、キリストなる神よ、御自身の神聖な戒めの高みによって、/聖母マリアの執り成しにより、私たちを守り、憐れんでください。

第4歌

カノン1。イルモス: 主よ、私はあなたの声を聞きました、/あなたが「荒野で叫ぶ者の声」と呼んだその声を:/あなたが多くの水の上で轟かれたとき、/あなたの御子について証しし、/現れた御霊に満たされた彼は、こう叫びました:/「あなたはキリスト、神の知恵と力です!」

「誰か見たことがあるだろうか」と、宣教者は叫ぶ、/「本質的に明るい太陽が清められるのを? / どうして私が水であなたを洗い清めることができようか、/ 栄光の輝き、永遠の父の刻印よ?/ そして、私のような草が、/ あなたの神性の炎に触れることなどできようか?/ あなたはキリスト、神の知恵と力だから!」

「モーセは神に霊感された畏敬の念を示し、/あなたとの出会いの際にそれを満たした。/なぜなら、あなたが茨の茂みから声を上げられたと悟ったとき、/彼は即座に目をそらしたからだ。/それなのに、どうして私が公然とあなたを見つめ、/あるいはあなたに手を置くことができようか? / あなたはキリスト、神の知恵であり力だからです!」

理知に富んだ魂を持ち、言葉の才に恵まれた者として、/私は無生物を恐れる。 / もし私があなたを洗礼に浸すならば、私を告発するのは/ 炎から煙を立ち上らせる山、/ 二つに分かれた海、/ そして流れを逆転させたこのヨルダン川であろう。/ あなたはキリスト、神の知恵と力だからである!」

 

カノン第2。イルモス:神秘的な幻視の火によって清められた預言者は、/死すべき者たちの再生を謳い上げ、/御霊の中で轟く声を高め、/言い表せない御言葉の受肉を明らかにし、/それによって支配者たちの力は打ち砕かれる。

父から遣わされた、万物を照らす御言葉よ!/あなたは、夜の破滅的な闇を追い払うために来られ、/死すべき者たちの罪を根こそぎ引き抜き、/そして、あなたの洗礼によって、祝福された方よ、/ヨルダンの水流の中から、光に満ちた子らをあなたと共に導き出された。

最も栄光に満ちた御言葉そのものをご覧になり、/先駆者は創造物に向かって公然と呼びかけます:/「この方、私よりも先に存在しておられ、私の後に肉体をまとわれ/私たちと同じ姿で神の力を輝かせ、/私たちの最も憎むべき罪を根絶やしにするためです!」

私たちを命を与える牧場そのものへと導き、/神である御言葉は狩りを始め、/蛇の巣窟を襲い、/難攻不落の城壁を打ち倒し、/全人類の踵を打ち砕いていた者を、/縛り上げ、御言葉は被造物を救われる。

第5歌

カノン1。イルモス:命の源であるイエスは、/原初のアダムの裁きを解き放つために来られ、/神として清めを必要とされないにもかかわらず、/堕落した者のためにヨルダン川で身を清め、/そこで敵意を打ち砕き、/あらゆる知性を超えた平和を授けてくださる。

数えきれない群衆が/ヨハネのもとへ洗礼を受けに集まったとき、/彼はその真ん中に立ち、集まった人々にこう語りかけた。/「不従順な者たちよ、誰があなた方を/来るべき怒りから逃れるよう教えたのか。/キリストにふさわしい実を捧げよ。/今、現れた御方は、平和を授けてくださるのだ!」

農夫であり創造主である御方は、その真ん中に立ち、/皆の一人として、人々の心の奥底を見透かし、/清めのためにふるいにかける鍬を手に取り、/全世界の脱穀場で英知をもって選別を行い、/実を結ばないものを焼き払い、実を結ぶ者には/永遠の命を授けてくださる。

 

カノン2。イルモス:暗く穢れた敵の毒から/御霊の清めによって洗い清められ、/私たちは新たなまっすぐな道に立ち、/手の届かない喜びへと導く、/神と和解した者だけが歩める道を。

創造主は、罪の闇の中にあり、/その断ち切れない束縛に囚われている者を、/御指で形造り、/持ち上げ、その肩に担ぎ、/今や豊かな水の深みで洗い清め、/古くからの恥であるアダムの病から解き放たれる。

畏敬の念をもって熱心に/救いの流れの清らかな泉に駆け寄り、/無原罪の御母から受肉された御言葉を仰ぎ見ながら、/神聖な渇きを癒やす器を差し出し、/この世の病を慈愛をもって癒やす御方を。

第6歌

カノン1。イルモス:御言葉の声、光の灯、/朝の星――太陽の先駆者/が、荒野ですべての人々に呼びかける:/「悔い改め、あらかじめ清めよ、/見よ、キリストが来られる、/世界を滅びから救い出す方!」

キリストは、御言葉と/御自身が私たちから受け取られたものとの結びつきを帯としておられ、/洗礼者ヨハネが教えるように、それを解くことは不可能である。/神であり父から、この世の法則によらずして生まれ、/汚れなき処女から受肉し、/地上に生まれた者たちを迷いから救い出される。

最終の火の中で、キリストは不従順な者たち/そして御自身を神として認めない者たちを洗礼に与え、/御霊と水によって、御自身の神性を知る者たちを恵み深く刷新し、/彼らの罪から救い出される。

 

カノン2。イルモス:父は喜びに満ちた声で、/御自身の胎から生み出された、待ち望まれた御方を現された:/「まことに、この方は、/わたしと同一の本質を持つ御子であり、/光を放つ御方、人類の血統から生まれ、/わたしの生ける御言葉であり、かつ、御計画により、死すべき者でもある!」

三日目の夕べ、海の獅子の中から/その腹の中に不思議な形で留まっていた預言者は/再び現れ、すべての人々に/終わりの時にある再生によって/人を殺す蛇からの救いを予告した。

天の透き通った天蓋が開かれたとき、/秘められた目を持つ者は、父から発し、/清き御言葉の上に留まる/御霊が、鳩のように不可解な姿で降りてくるのを見て、/群衆に主のもとへ駆け寄るよう指し示した。

コンダク、第4調

この日、あなたは宇宙に現れ、/主よ、あなたの光は、/あなたを賛美する者たちの知識の満ち溢れる中で、/私たちに刻み込まれました。/「あなたは来られ、現れました、/近づきがたい光よ!」

イコス:異教のガリラヤ、ザヴロンの地、ネフィリムの地において、/預言者が語った通り、偉大なる光――キリスト――が輝き渡った。/暗闇の中に明るい輝きが現れ、/ベツレヘムから、いや、むしろマリアから、まばゆい光を放ち:/主、正義の太陽は、全宇宙に光線を注がれる。 /それゆえ、アダムの子孫である裸の者たちよ、/皆、ここに来て、暖を取るために御身に身を包もう。/御身こそ、裸の者たちの覆いであり、暗闇に包まれた者たちの輝きだからである。/あなたは来られ、現れた、/近づきがたい光よ!

第7歌

カノン1。イルモス:敬虔な若者たちは、/火の炉の中にいたが、/激しい風と露によって無傷で守られ、/神の御使の降臨によって救われた。/それゆえ、炎の中にありながら潤された彼らは、/感謝の念をもってこう歌った。/「称えられよ、主よ、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方です!」

天において、畏敬と驚嘆の念をもって、/ヨルダン川に天使の軍勢が立ち会い、/神のこの驚くべき御慈悲を仰ぎ見ていた――/天上の水を御手の中に抱き、/肉体をまとった方の中に立ち、/私たちの先祖の神が。

かつて雲と海は/神聖な洗礼の奇跡を象徴していた:/それらを通じ、古代の民は/旅の途中で、律法者への洗礼を受けた;/海は水を、雲は聖霊を象徴していた;/それらによって聖別を受けた私たちは、こう叫ぶ:/「神よ、私たちの先祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

私たち信徒は皆、神学を論じながら/完全さを与えられた御方について/天使たちと共に絶え間なく賛美を捧げよう/ 父と子と聖霊を絶え間なく賛美し続けよう。/ なぜなら、これは同一の本質を持つ三位一体であり、/ しかし唯一の神であるから、我らはその御方にこう讃える:/ 「先祖たちの主であり神よ、あなたは祝福された方です!」

 

カノン2。イルモス:蛇の頭を水流で焼き尽くし/敬虔な若者たちを包み込んだ/炉の高き炎を鎮められた方。/そして、容易には清められない罪の闇を/御霊の露をもってすべて洗い清められる。

あなたを象徴していたアッシリアの恐ろしい炎を、/あなたは露へと変え、鎮められました。/今、キリストよ、あなたは水に身を包み、/私たちを滑りやすい道へとそらそうとする、/最も邪悪な隠れた捕食者を焼き尽くされます。

古き時代、ヨルダン川が割れたとき、/イスラエルの民は陸地を歩いて渡り、/最も強き御方を予表し、/今や、御方は水の流れの中で被造物を/揺るぎない、より良い道へと力強く導き出しておられます。

かつて、あなたはすべてを滅ぼす大洪水をもって/悲痛な形で万物を滅ぼされたことを、私たちは知っています。/偉大かつ驚くべき御業を成し遂げられる方よ。/今や、キリストよ、あなたは慈悲により/死すべき者たちの救いのために、罪を水底に沈められました。

第8歌

カノン1。イルモス:驚くべき神秘を現したのは/露を注ぎ出したバビロンの炉――/すなわち、ヨルダン川がその流れの中に非物質の火を受け入れ/肉体をまとった創造主を洗礼によって迎え入れること、/人々はその方を祝福し/世々限りなく賛美する。

「あらゆる恐れを捨てよ」と、贖い主は洗礼者ヨハネに言われた。「/しかし、わたしに従え、/キリストとしてわたしに近づけ、/なぜなら、わたしは本質においてその方だからである。/わたしの命令に従い、降りてきたわたしに洗礼を授けよ。/人々は、その方を祝福し、/世々限りなく賛美するのだ!」

洗礼者は主の御言葉を聞くと、/畏敬の念を抱きながら手を差し伸べ、/それでもなお、その創造主の頭頂に触れながら、/洗礼を受ける方に向かって叫んだ。/「私を聖別してください。あなたは私の神であり、/人々が祝福し、/世々限りなく称え讃える方だからです!」

ヨルダン川における三位一体の顕現は、/御方が超神的な本質であるゆえに起こった。/父は宣言された。「この洗礼を受ける者は、わが愛する子である」、/御霊御自身と同等の御方に共におられ、/人々は御方を祝福し、/世々限りなく賛美する。

 

第2カノン。イルモス:被造物は自由によって知られ、/かつて暗闇に覆われていた者たちは光の子らと認められる。/ただ一人の闇の支配者だけが嘆き悲しむ。/今や、かつて不幸であった諸国民のすべてが、/その原因を熱心に祝福せん。

火に洗われた三人の神に等しい方々は、/至高の御本質を明らかに示し、/三位一体の聖なる御名によってまばゆい光を放ち、/死すべき自然との結びつきによって/あたかものように、あらゆる破滅的な迷いを/熱望して焼き尽くされる。

地上のすべての自然が白き衣をまとい、/今や堕落から天へと高められ、/万物を支える御言葉によって、/流れ出る清流に清められ、/かつての罪を逃れ、まばゆい光に洗われた。

第9歌「ケルビムたちの至高の栄光」は歌わず、祝日のリフレインを歌う:

わが魂よ、/天の軍勢の至高の栄光を、/至聖なる乙女、神の母を讃えよ。

そしてイルモス:「いかなる言葉も称えることはできない:」その後、第二の聖歌隊が同じ賛歌とイルモスを歌う。そして、各トロパリオごとに他の賛歌を一度ずつ歌う。

第9歌

カノン1。 イルモス:いかなる言葉も、その尊さを十分に称えることはできず、/この世で最も優れた知性さえも途方に暮れる――/いかにしてあなたを讃えればよいのか、神の母よ;/しかし、慈愛に満ちた方よ、忠誠の証としてこれを受け入れてください、/あなたは私たちの神への愛を知っておられるからです、/あなたはキリスト教徒の守護者であり、/私たちはあなたを讃えます。

わが魂よ、/洗礼を求めて来られた方を、賛美せよ。

わが魂よ、/ヨルダン川に洗礼を受けに来られた方を、賛美せよ。

ダビデよ、霊をもって啓発される者たちのところへ来て、こう歌え:/「今こそ信仰をもって神に近づき、啓発されよ。/この貧しい者――堕落したアダム――が叫んだ。/見よ、主は来てその声を聞き、/ヨルダンの水流の中で滅びかけていた者を新たにされた!」

わが魂よ、賛美せよ、/父なる神の御声によって証しされた方を。

わが魂よ、賛美せよ、/三位一体の一方であり、頭を垂れ、/洗礼を受けた方を。

「洗われ、清められよ」とイザヤは宣言する――/「主の御前で偽りを捨てよ。/渇く者よ、生ける水へと歩み出よ。/キリストは、御自身を信じる者たちに/刷新の水を注ぎ、/聖霊によって朽ちることのない命へと洗礼を授けるからである」。

預言者よ、わたしのところに来なさい、/手を伸ばして、速やかにわたしに洗礼を授けてください。

預言者よ、今こそその務めを置き、これを望むわたしに洗礼を授けよ、/わたしはあらゆる義を全うするために来たのだから。

私たち信者たちを、/恵みと御霊の印が守ってくださいますように。/かつて、戸口に血が塗られたとき、/ユダヤ人たちが滅びを免れたように、/私たちにとっても、この神聖な再生の洗礼盤が救いの道となり、/その時、私たちは三位一体の秘められた光を見るでしょう。

第一合唱団が第二カノンのリフレインを歌う:

この日主は/洗礼者ヨハネの手の下に頭を垂れる。

そしてイルモス:「ああ、御身からの御降誕の、理性を超える奇跡よ:」続いて第二の聖歌隊が同じリフレインとイルモスを歌う。そして、各トロパリオごとに他のリフレインを一度ずつ歌う。

 

カノン2。イルモス:「ああ、御身から生まれた、理性を超える奇跡よ、/全き清き花嫁、祝福された母よ!/御身を通して完全な救いを受けた私たちは、/恩人である御身にふさわしく手を打ち、/感謝の歌を捧げます。」

この日ヨハネは主を/ヨルダン川の奔流の中で洗礼を授ける。

この日主は/水によって人間の罪を洗い流される。

私たちは、いばらの茂みの中でモーセに示されたことが、/ここにおいて前代未聞の法則によって成就したのを目にします。/まことに、火を宿した聖母が守られ、/恩人である、光を放つ御方を産み、/ヨルダンの水の流れの中に現れたのです。

この日主は天より証しを受けられる、/愛する御子よ。

この日主は/水の性質を聖別するために来られた。

この日主は/洗礼者ヨハネの手によって洗礼を受けられる。

あなたは御霊の交わりによって/死すべき性質に油を注ぎ、完全へと高め、/清らかな水の流れでそれを清め、始原なき王よ、/そして、高慢な闇の力に勝利して、/今や、彼に尽きることのない命を与え給う。

その後、両聖歌隊が一つになって、祝日の第一の反復句とイルモスを歌う。「いかなる言葉もこれを称えることはできない:」

続いて、第二カノンの副歌とイルモスを歌う:「あなたからの誕生の、理性を超える奇跡よ:」そして、礼拝を行う。

スヴェティレン。
同調:私たちを訪れ給うた:

救い主が現れた――ヨルダン川の奔流における恵み真理、/闇と影の中で眠る者たちを照らした。/なぜなら、近づきがたい光が来られ、現れたからである。(3)

「賛美せよ」の際、第4調、第1声のスティヒラ
ゲルマン総主教

光より光として世界に輝かれた/私たちの救い主キリスト、現れた神。/人々よ、彼にひれ伏そう!

主よ、私たちしもべは、/いかにしてあなたをふさわしく崇め奉ればよいのでしょうか。/まことに、キリストよ、/あなたは水によって私たちすべてを新しくしてくださったのです。

ヨルダン川で洗礼を受けられた、私たちの救い主よ、/その水を聖別し、/しもべの手の按手を受け入れ、/世の苦しみを癒やされた。/あなたの家造りの秘儀はなんと偉大であることか!/人を愛する方よ、あなたに栄光あれ!

まことの光が現れ、/すべての人に啓蒙を授けてくださる。/キリストは私たちと共に洗礼を受けられる、/あらゆる清さよりも高きお方。 /水に聖化をもたらし、/それが魂の聖化となる。/地上の現れ――/そして天よりも高く、知性によって理解されるもの。/水による清めを通して救いが、水を通して御霊が与えられる。/水に浸されることによって、/私たちの神への昇りが成し遂げられる。/主よ、あなたの御業は驚くべきものです! あなたに栄光あれ!

天を雲で覆われる方は、/この日、ヨルダンの水流を身にまとい、/私にふさわしい清めによって清められ、/世の罪を背負い上げられる。 /そして、御自身と一体である御霊から天よりの証しを受けられる/至高の父の独り子。/御方にこう呼びかけよう:/「現れ、私たちを救われた/私たちの神、キリストよ、あなたに栄光あれ!」

栄光、第6声、アナトリア:ヨルダンの水に身を包まれた救い主よ、/光を衣のように身にまとい、/先駆者の前に頭を垂れ、/一掌で天を測り、/世界を迷いから立ち返らせ、/私たちの魂を救うため。

そして今、第2調、同作:この日、キリストはヨルダン川に来て洗礼を受け、/この日、ヨハネは主の頭頂に触れた。/天の勢力は、この驚くべき秘儀を見て戦慄した。 /海はそれを見て逃げ去り、/ヨルダン川はそれを見て引き返した。/われらは啓蒙され、こう叫ぶ:/「現れた神に栄光あれ、/地上で御姿を見せた方に、/そして世界を啓蒙された方に!」

大いなる賛美。

閉会祈祷

ヨルダン川で、私たちの救いのために、私たちのヨハネによって洗礼を受けることをお許しになったキリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

聖体礼儀にて

アンティフォン1、第1声

節1:イスラエルがエジプトから、/ヤコブの家系が異邦人の民の中から、導き出されたとき。 詩編113:1

聖母の祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

節2:ユダヤは御自身の聖所となり、/イスラエルは御自身の所有地となった。 詩編113:2

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

第3節:海はそれを見て逃げ去り、/ヨルダン川は逆流した。 詩編113:3

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、私たちを救ってください。

第4節:海よ、なぜ逃げ去ったのか、/ヨルダンよ、なぜ引き返したのか。 詩編113:5

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りにより、救い主よ、私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2調

第1節:主が/私の祈りの声を聞いてくださることを、私は喜びました。 詩編 114:1

神の子よ、ヨルダン川で洗礼を受けられた方よ、/あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

節2:主はわたしに御耳を傾けてくださった。/わたしは生涯、主を呼び求める。 詩編114:2

神の子よ、ヨルダン川で洗礼を受けられた方よ、/あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

第3節:死の苦しみは私を包み込み、地獄の災いは私を襲った。/私は悲しみと苦しみに出会い、主の御名を呼び求めた。 詩編 114:3 – 4a

神の子よ、ヨルダン川で洗礼を受けられた方よ、私たちを救ってください。/あなたを賛美する者たちよ、ハレルヤ。

第4節:主は慈しみ深く、義に満ちておられ、/私たちの神は憐れみ深くあられる。 詩編 114:5

ヨルダン川で洗礼を受けた神の御子よ、私たちを救ってください。/あなたに賛美を歌う者たちよ、ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第1声

第1節:主を賛美せよ、主は善き方だから、/その慈しみは永遠に続くから! 詩編 117:1

トロパリオ、第1調

主よ、あなたがヨルダン川で洗礼を受けられたとき、/三位一体への礼拝が明らかにされました。/父なる神の御声があなたについて証しし、/あなたを「愛する御子」と呼び、/鳩の姿をとった聖霊が、/その言葉の不変性を確証されたからです。/現れ給うたキリストなる神、/世を照らした方よ、あなたに栄光あれ!

節2: それゆえ、イスラエルの家はこう告げよ、/主は善き方であり、その慈しみは永遠に続く、と。 詩編117:2

トロパリオ:主よ、あなたがヨルダン川で洗礼を受けられたとき:

第3節:アーロンの家よ、 / 主は善き方であり、その慈しみは永遠であると告げよ。 詩編117:3

トロパリオ:主よ、あなたがヨルダン川で洗礼を受けられたとき:

第4節:主を畏れる者たちは皆、こう告げよ、/主は善き方であり、その慈しみは永遠に続く、と。
 詩編117:4

トロパリオ:主よ、あなたがヨルダン川で洗礼を受けられたとき:

入場

主の御名によって来られる方は祝福されよ、/私たちは主の宮からあなた方を祝福した。/神は主であり、御自身が私たちに現れた! 詩編117:26 – 27a

トロパリオ、第1声

主よ、ヨルダン川での御洗礼の際、/三位一体への礼拝が明らかにされました。/まことに、御父の御声はあなたを証し、/あなたを「愛する御子」と呼び、/鳩の姿をとった聖霊は、/御父の御言葉の不変性を確証されました。/現れ給うたキリストなる神よ、/世を照らした方よ、あなたに栄光あれ!

栄光、そして今、コンダク、第4調

この日、あなたは宇宙に現れ、/主よ、あなたの光は、/あなたを賛美する者たちの知恵の満ち溢れる心に刻み込まれました。/「あなたは来られ、現れました、/近づきがたい光よ!」

「三聖歌」の代わりに

キリストの名によって洗礼を受けたあなたがたは、その数にかかわらず、/みなキリストに身を包んだのである。ハレルヤ。(3)

プロキメン、第4調

主の御名によって来られる方は祝福され、/神は主であり、御自身を私たちに現された。

詩句:主を賛美せよ、主は善き方だから、/その慈しみは永遠に続くから。 詩編117:26a、27a、1

聖使徒パウロのテトスへの手紙の朗読

わが子テトスよ、すべての人を救う神の恵みが現れました。それは、私たちが不義と世の欲望を捨て、慎み深く、義にかなった生活を送り、 敬虔にこの世を生き、祝福された希望と、偉大なる神であり私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むようにと、私たちを導いてくださる。キリストは、私たちをあらゆる不法から贖い出し、御自身のために、善行に熱心な特別な民を清めるために、御自身を私たちのために捧げられたのである。 しかし、私たちの救い主である神の恵みと人愛が現れたとき、それは私たちが成し遂げた義の行いによるのではなく、神の憐れみによって、聖霊による再生と更新の洗礼を通して、私たちを救ってくださったのです。神は、イエス・キリストを通して、 私たちの救い主を通して、私たちに豊かに注がれたのです。こうして、私たちは神の恵みによって義と認められ、永遠のいのちへの希望を持つ相続人となったのです。

冒頭 302A:テトス 2:11–14;3:4–7

ハレルヤ、第4声

詩篇:神の子らよ、主に捧げよ、主に若い雄羊を捧げよ。

詩句:水のうえに主の御声が響き、栄光の神が轟き、主は多くの水のうえにおられる。  詩編28:1, 3

マタイによる福音書、第6章

そのころ、イエスはガリラヤからヨルダン川へ来て、ヨハネから洗礼を受けようとなさった。しかし、ヨハネはそれを拒んで言った。「私こそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに、あなたが私のところに来られるのですか。」すると、イエスは彼に答えて言われた。「今はそのままにしておきなさい。このようにして、すべての義を全うするのがふさわしいのです。」 そこで、ヨハネはイエスを受け入れた。イエスはバプテスマを受けると、すぐに水から上がられた。すると、天が開き、神の御霊が鳩のように降りてきて、イエスの上に留まるのをご覧になった。そして、天から声がして、「これは、わたしの愛する子、わたしの心に適う者である」と言われた。

マタイ3:13–17

「ふさわしい」の代わりに

わが魂よ、天の軍勢の最も高き栄光である、/聖なるおとめ、神の母を讃えよ。

イルモス、第2調:いかなる舌もその価値を十分に称えることはできず、/この世で最も高き知性さえも途方に暮れる――いかにしてあなたを讃え歌えばよいのか、神の母よ; /しかし、慈愛に満ちた方よ、忠実さの証としてこれを受け入れてください、/あなたは私たちの神聖な愛をもご存知ですから、/あなたはキリスト教徒の守護者、私たちはあなたを讃えます。

そして、奉献まで。

聖体拝領

すべての人々を救う神の恵みが現れました。ハレルヤ。(3) テトスへの手紙 2:11

 

 

目次へ。

 


2月2日

主の奉献 神の御前
および私たちの救い主イエス・キリストの

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」の箇所で、第4調、第1声のスティヒラ。
「天の軍勢に似て:」

限りなく、実体を超越した御言葉/天の御座に栄光をもって担がれ/シメオンはそれを懐に抱き、こう叫ぶ:/「今こそ、御言葉どおり、私を去らせてください、救い主よ、/信者たちの救いと喜びよ!」(2)

幼子としてあなたを仰ぎ見て、/世の初めより父より生まれし御言葉よ、/驚くべきシメオンはこう叫んだ:/「主よ、あなたを抱きしめることを恐れ、戦慄しております。/しかし、あなたのしもべを安らかに去らせてください――私はそれを求めています――/今、慈悲深き御方よ、平安のうちに!」

今、天の門が開かれますように:/時を超え父より生まれし神なる御言葉は、/処女より肉体を帯びて生まれ、/慈愛に満ちた方として、死すべき性質を御自身のもとに招き入れ、/父の右の座に据えようと望まれたのです。

栄光、今、第4声、自唱
聖アンドレイ・クリテウスによる

この日、聖なる母/そして至高の聖所/は聖所へと到来し、世に/世界の創造主であり、律法の授け主を現された。/そして、彼を腕に抱きしめた老シメオンは/喜びのうちに叫んだ:/「今、あなたはあなたのしもべを安らかに去らせてくださいます。/私はあなた、私たちの魂の救い主を拝見したからです!」

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇唱壇でのスティヒラ、第2調。
「同様の賛歌」:エウフラフォスの家:

この日、救い主は幼子として/主の神殿に連れて来られ、/老人の手によって/彼を受け入れた。

詩句:今、主よ、あなたは御言葉に従い、あなたのしもべを平安のうちに解き放たれます。 ルカ 2:29

かつて神聖なるイザヤに示された炭――キリスト――が、/聖母マリアのピンセットのような御手によって、/今や長老に授けられる。

詩句:異邦人への啓示の光、/そしてあなたの民イスラエルの栄光。 ルカ 2:32

畏れと喜びをもって/主を腕に抱きしめながら、/シメオンは地上の命からの解放を願い、/聖母を賛美した。

栄光あれ、今なお、聖母の御子よ、
その声はかつてと同じ

「受け入れてください、シメオンよ」/――全き清き御母は呼びかけた――/「御腕の中に、幼子として/栄光と平和の主、救い主を!」

トロパリオ、第1声

喜びなさい、恵み深い神の母、聖母よ、/あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出で、/闇の中にいる者たちを照らしてくださるからです。/あなたも喜びなさい、義なる長老よ、/私たちの魂の解放者、/私たちに復活を授けてくださる方を、その腕に抱きしめた者よ。

また、エクテニアと送別祈祷。

大晩課にて

「主よ、私は叫びます」において、8音節の自唱式スティヒラ、第1声
ゲルマン総主教

シメオンよ、告げよ、/あなたは神殿で誰を抱きしめ、喜び祝っているのか? / あなたは誰に向かって叫び、こう訴えているのか:/ 「今、私は解放された。私の救い主を見たからだ!」/ –「その方は、聖母から生まれた方、/ 神から出た神の御言葉、/ 私たちのために受肉し、人類を救われた方!」/ その方にひれ伏そう!(3)

シメオンよ、律法の制定者をその腕に抱きしめよ、/シナイ山の闇の中でモーセが予見した方、/幼子となり、律法に従うお方。/御方は律法を通して語られ、/預言者たちによって告げ知らされ、/私たちのために受肉し、人類を救われた。/御方にひれ伏そう!(3)

私たちもまた、神に霊感を受けた賛美の歌をもって/キリストを迎え、/シメオンがその救いを見た御方を迎え入れましょう。/ダビデが告げ知らせたのはこの御方であり、/預言者たちを通して語られたのはこの御方であり、/私たちのために受肉し、律法を通して語られたのはこの御方です。/この御方にひれ伏しましょう!(2)

栄光、そして今、第6調、
聖ヨハネ・ダマスコス

この日、天の門が開かれますように、/なぜなら、父なる神の始まりなき御言葉は、/時の中で始まりを受け入れつつも/その神性を失うことなく、/聖母マリアによって生後四十日の幼子として/自発的に律法に則った神殿に捧げられ、/長老がその御腕に抱きしめ、/ 「お許しください」と、しもべが主に向かって叫ぶように――/「わが目はあなたの救いを見たからです!」/人類を救うためにこの世に来られた、/主よ、あなたに栄光あれ!

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 出エジプト記の朗読

主は、イスラエルの子らをエジプトの地から導き出されたその日、モーセにこう言われた。「イスラエルの子らのうち、人から家畜に至るまで、母の胎を開くすべての初子、すべての長子を、わたしのために聖別せよ。 モーセは民に言った。「あなたがたがエジプト、すなわち奴隷の家から出たこの日を覚えておきなさい。主は力強い御手をもって、そこからあなたがたを導き出されたからである。 この律法を守りなさい。主、あなたの神が、あなたとあなたの先祖たちに誓われたとおり、あなたをカナン人の地へ導き入れ、それをあなたに与えられたとき、あなたは、母の胎を開くすべての雄のものを主にささげなければならない。 その後、もしあなたの息子があなたに尋ねて、「これは何ですか」と言うなら、あなたは彼にこう告げなさい。『主は力強い御手をもって、私たちをエジプトの地、すなわち奴隷の家から導き出されたのだ』と。 しかし、ファラオが心を硬くして、私たちを去らせようとしなかったとき、主はエジプトの地にあるすべての初子、人の初子から家畜の初子に至るまでを死なせられた。それゆえ、私は母の胎から出るすべての雄の子を主にささげ、私の息子たちの初子はすべて贖う。 これは、あなたの腕のしるしとなり、あなたの目の前で揺るぎない証となる。万軍の主はこう言われる。『あなたの息子たちの長子は、わたしにささげなければならない。』 また、男子を産んだ者は、生後八日目にその包皮を切り取らなければならない。その妻は、 日間の清めの期間が満了するまで、三十三日間、神の聖所にある祭司のもとへ行ってはならない。 その後、彼は一歳の無疵な子羊を全焼のいけにえとして、また若い鳩か鳩雛を罪のいけにえとして、証の幕屋の門で祭司のもとに携えてくるか、あるいはその代わりに若い鳩二羽か鳩雛二羽を携えてくる。 祭司は彼のために贖罪の儀式を行う。それらはイスラエルのすべての子らの中から、わたしへのささげ物として献げられたからである。わたしはそれらを受け入れ、エジプトの初子たちの代わりに、エジプトの地にあるすべての初子、人から家畜に至るまでを撃ち殺したその日に、それらをわたしのために聖別した――と、イスラエルの聖なる方、至高の主は言われる。

出エジプト記 12:51; 13:1–3, 10–12, 14–16; 22:28; レビ記 12:2–4, 6, 8; 民数記 8:16–17

2. イザヤの預言の朗読

ウジヤ王が亡くなったその年、わたしは主が、高く、崇高な御座に座しておられるのを見た。主の栄光の宮は、その御栄光で満ちていた。セラフィムたちが主の周囲に立っていた。ある者は六つの翼を持ち、ある者は六つの翼を持っていた。彼らは二つの翼で顔を覆い、二つの翼で足を覆い、残りの二つの翼で飛んでいた。 彼らは互いに呼びかけ合い、こう言っていた。「聖なる、聖なる、聖なる主、万軍の主よ。全地は主の栄光に満ちている。」彼らの叫び声によって、戸のまぐさが揺れ動き、神殿は煙で満たされた。 そこで、私は言った。「ああ、私は滅びる者だ。私は打ち砕かれている。私は人間であり、汚れた口を持っている。汚れた口を持つ民の中に住んでいるのに、私の目が万軍の主なる王をご覧になったのだ。」 すると、セラフィムの一人が私のところに遣わされてきた。その手には、火のついた炭があり、それは彼が火箸で祭壇から取り出したものだった。彼は私の口に触れて言った。「見よ、これがあなたの唇に触れた。これであなたの不義は取り除かれ、あなたの罪は清められる。」 すると、主の声が聞こえてきた。「誰を遣わそうか。この民のもとへ行く者は誰か。」私は言った。「ここに私がいます。私を遣わしてください。」主は言われた。「行って、この民にこう告げよ。『耳で聞いても悟らず、目で見ても見えない。 この民の心は鈍り、耳は聞き取りにくく、目は閉ざして、目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、立ち返ってわたしに癒やされることもないからだ」。そこで、私は言った。「主よ、いつまでですか」。 主は言われた。「町々が荒れ果てて人が住まなくなり、家々が人がいなくなり、占領された地が荒れ果てるまでだ。その後、神は人々を遠ざけ、地に残された者たちは増え続ける。」

イザヤ書 6:1–12

3. イザヤの預言の朗読

見よ、主は軽やかな雲に乗って座し、エジプトに来られる。エジプトの人々が造った偶像は、主の御顔の前に震え、彼らの心は彼らの中で弱り果てる。 彼らの心は彼らの中で動揺し、彼らの計略を打ち砕き、エジプトを残酷な支配者たちの手に渡す。万軍の主はこう言われる。エジプト人は海辺の水を飲むが、川は枯れ果て、干上がる。主はこう言われる。「今、あなたの賢者たちはどこにいるのか。 彼らに告げさせ、万軍の主がエジプトについて定められたことを語らせよ。その日、エジプト人は女のようになり、万軍の主が彼らに下される御手の業を恐れ、おののく。エジプトの地に主への祭壇が設けられ、その境に主への記念碑が建てられる。 それはエジプトの地において、主に関する永遠のしるしとなる。彼らは主に叫び求め、主は彼らを救う方を遣わされるからである。主はエジプト人に知られ、その日、エジプト人は主を知るようになる。そして、彼らは犠牲と供え物をささげ、主に誓いを立て、それを果たすであろう。

イザヤ書 19:1, 3–5, 12, 16, 19–21

リチアにおける自唱のスティヒラ
アナトリア、第1声

古よりおられ、/昔、シナイ山でモーセに律法を与えられた方、/今や幼子として私たちに現れ、/律法の制定者として律法を全うし、/律法に従って神殿に運ばれ、/長老の手に委ねられる。 /そして、彼を腕に抱きしめた義人シメオンは、/肉体の束縛からの解放が成し遂げられるのを見て、/喜びのうちにこう叫んだ:/ 「わが目は、世の初めから秘められていた神秘を、/この終わりの日に現れたものを、/不信仰な異教徒たちの暗い狂気を追い払う光、/ 、そして新たに選ばれたイスラエルの栄光を、/見ることができた。 /それゆえあなたのしもべをこの肉の束縛から解き放ち、/朽ちることのない、驚くべき、果てしない命へと導き、/世界に偉大な恵みを授けてください!」

聖ヨハネス・ダマスコス

古くシナイ山でモーセに律法を授けられた方/この日、御自身も律法の規定に従われ、/私たちのために、憐れみによって私たちと同じようなお方となられた。 /今や、清き神は、聖なる御子として、/至聖なる胎を開き、/神として御自身を捧げられ、/律法の呪いから解き放ち、/私たちの魂を照らしてくださる。

アンドレイの祝宴、第2声

天の奉仕者たちが畏敬の念をもって祈りを捧げる御方を、/今や地上で肉体の手をもって迎え入れ、/シメオンは神と人との結びつきを宣言する。 /そして、天の神人の姿をとっているのを見て、/地上の者たちと別れを告げながら、喜びのうちにこう叫んだ。/「闇の中に消えることのない光を開く者たちに、/主よ、あなたに栄光あれ!」

総主教ゲルマン

この日、シメオンは栄光の主の懐に迎え入れ、/かつてモーセが闇の中で仰ぎ見た、/シナイ山で十戒の石板を彼に授けた御方である。/この御方こそ、預言者たちを通して語られ、律法の制定者である。/この御方こそ、ダビデが告げ知らせた方――すべての人にとって恐るべき方でありながら、/偉大で豊かな憐れみをお持ちの方である。

聖なる御子と聖なる処女は/聖所に祭司のもとに連れて行き、/シメオンは両腕を広げて喜びながら御子を受け入れ、こう叫んだ。/「今、主よ、御言葉どおり、/御使いを安らかに去らせてください!」

天と地の創造主は/この日、聖なる長老シメオンに/抱かれておられた。/そして彼は聖霊によってこう叫んだ。/「今、私は解放された。/わが救い主を仰ぎ見たからである!」

アナトリア

この日長老シメオンは/心躍らせて神殿に入り、/モーセに律法を授けた方と、その律法を全うされた方を、その腕に抱きしめるためであった。 /ある者は、闇と不明瞭な声の中で、神を仰ぐ栄光に与かり、/その隠された御顔をもって、/ユダヤ人たちの不信仰な心を暴いた。/またある者は、父なる神の永遠の御言葉が受肉された御子を腕に抱き、/諸国民に光、すなわち十字架と復活を明らかにした。 / また、アンナは預言者として現れ、 / イスラエルの救い主であり贖い主について宣べ伝えた。 / さあ、我らは彼に向かって叫ぼう。「我らの神、キリストよ、 / 聖母マリアの祈りによって、我らを憐れんでください!」

[第4声、クレタのアンデレ

この日、聖なる母/そして聖所の中で最も尊きお方は/聖所に現れ、世界に平和の創造主/そして律法の授け主を現された。/年老いたシメオンは彼を腕に抱きしめ、/喜びのうちに叫んだ:/「今、あなたはあなたのしもべを安らかに去らせてくださいます。/私はあなた、私たちの魂の救い主を拝見したからです!」]

栄光、第5声、同上

聖書を調べなさい、/私たちの神キリストが福音書で言われたように、/なぜなら、その中に私たちは、/御方が生まれ、おくるみに包まれ、/慈しみに包まれ、乳を飲ませられ、/割礼を受け、シメオンに抱かれたことを見出すからである。/それは架空でも幻でもなく、真にこの世に現れたのである。 /さあ、主に向かってこう叫ぼう:/「永遠の神よ、あなたに栄光あれ!」

そして今、同じ声、総主教ゲルマノスの

古よりおられる方が、肉において幼子となられ、/聖母マリアによって神殿に捧げられ、/御自身の律法の定めを果たされた。 /シメオンは御子を腕に抱き、こう叫んだ:/「今、御言葉どおり、御自分のしもべを平安のうちに送り出してください。/主よ、私の目はあなたの救いを見たからです!」

聖歌台でのスティヒラ、第7調、
聖コスマ・マイウムス

シオンよ、汝の婚礼の宮を飾り、/王であるキリストを迎え入れよ。/天の門であるマリアを歓迎せよ、/彼女はケルビムの玉座として現れ、/栄光の王を抱いているからである。/光の雲として現れる乙女は、/朝星よりも先に生まれた御子を/その腕に抱いている。 /彼をその腕に抱きしめ、/シメオンは諸国民に宣言した、/彼が命と死の主であり、/世界の救い主であると。

聖句:今、主よ、あなたは御言葉どおり、/御自分のしもべを平安のうちに送り出されます。 ルカ 2:29

世の初めより父から輝きを放ち、/終わりの時には処女の胎から生まれ、/ シナイ山で律法を定め、/律法の戒めに従う方、/未婚の母が神殿に連れて行き、/長老であり祭司であり義人である者に捧げた。/その者は、主キリストを見るという啓示を受けていた。 /彼を腕に抱きしめ、/シメオンは喜び、こう叫んだ。/「この方は、父と同様に永遠なる神、/そして我らの魂の贖い主である!」

聖句:異邦人への啓示の光、/そしてあなたの民イスラエルの栄光。 ルカ 2:32

ケルビムの戦車に乗せられ、/セラフィムの歌に讃えられ、/律法を定め、律法の規定を全うされる方を、/聖母マリアが腕に抱き、/彼女から罪のない御子として御身を受け、/年老いた祭司の手に委ねた。 /そして彼は、命を抱きしめながら、/この世の命からの解放を願い、こう叫んだ。/「主よ、今、私を解き放ち、アダムに告げさせてください。/私が、変わることのない幼子、/永遠の神であり、世界の救い主である方を見たことを!」

栄光、そして今、第8調、アンドレイ・クリツキー

ケルビムに運ばれ、/セラフィムに賛美され、/この日、律法に従って神聖な聖所へ捧げられ、/長老の腕の上に玉座に着き、/ヨセフから、神にふさわしい贈り物を受け取る: /鳩のつがいのように――汚れなき教会/および異教徒の中から新たに選ばれた民、/また二羽の鳩の雛のように――/旧約と新約の創設者として。 /シメオンは、かつて彼に与えられた預言が成就したことを受け入れ、/聖母マリアを祝福しつつ、/彼女から生まれた御子の受難の姿を予告し、/御子に解放を願い求め、こう叫んだ:/ 「今、主よ、あなたは私を解き放たれます、/かつて私に告げられたとおりです。/私はあなた、永遠の光、/救い主であり主である、/キリストの名を冠する民を、見ましたから!」

トロパリオ、第1声

喜びなさい、恵み深い神の母、聖母よ、/あなたから、義の太陽、私たちの神キリストが輝き出で、/闇の中にいる者たちを照らしてくださるからです。/あなたも喜びなさい、義なる長老よ、/私たちの魂の解放者、/私たちに復活を授けてくださる方を、その腕に抱きしめた者よ。(3)

 

早課にて

「主なる神」の箇所:
祝日のトロパールを三度、第1声

喜びなさい、恵み深い神の母、聖母よ、/まことに、あなたから、正義の太陽、私たちの神キリストが輝き出で、/闇の中にいる者たちを照らしてくださるからです。/あなたもまた、喜びなさい、義なる長老よ、/私たちの魂の解放者、/私たちに復活を授けてくださる方を、その腕に抱きしめた者よ。(3)

第1節のセダレンに従い、第1声
神に等しい

天使の合唱団は、この奇跡に驚嘆するだろう。/しかし、私たち凡人は、言葉に尽くせぬ神の慈愛を目の当たりにして、/自らの声で賛美の歌を歌おう。/天の諸勢力が震えおののく御方を、/今や老人の手がその腕の中に迎え入れているのだ。/――唯一の、人を愛する御方!

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

セダレンの第2節に従い、第1声。
「天使の如く」:

父と共に聖なる御座に永遠に留まられる御方は、/地に来られ、処女から生まれ、幼子となられた、/その本質において時を超越しておられる。シメオン、御方を腕に抱きしめ、喜びのうちにこう叫んだ:/「今、憐れみ深い御方よ、/御使いを解き放たれ、それによって御自分のしもべを喜ばせてください!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

賛美

われらはあなたを賛美します、/命の与え主キリストよ、/また、あなたの至聖なる母を崇めます、/その方によって、あなたは律法の成就として、/今、主の神殿に捧げられました。

選定された詩編

1 合唱 わが心は善き言葉を注ぎ出した。2 わが行いを王に告げよう。1 わが舌は、速筆の書記の葦の棒のようだ。2 人の子らの間で美しさを咲かせる方よ!1 力ある方よ、あなたの腰にあなたの剣を帯びよ。2 強められ、栄え、統治せよ。 1 真理と、柔和と、正義のために。2 あなたは正義を愛し、不義を憎まれた。1 娘よ、聞き、見よ、そしてあなたの耳を傾けよ。2 そして、あなたの民と、あなたの父の家を忘れよ。1 なぜなら、王はあなたの美しさを望まれたからである。 2 主こそあなたの主。あなたは主にひれ伏す。1 民の中の富める者たちは、あなたの御顔を仰ぎ求める。2 主は御自身の聖なる宮におられ、主の御座は天にある。1 神よ、あなたの行進が私の目に現れた。 2 聖所におられる、わが神、王の御行列。1 あなたの神殿は聖く、真実において驚くべきものです。2 主よ、あなたの家には、永遠に聖なるものがふさわしいのです。1 私は、代々、あなたの御名を記念として残します。2 それは、あなたの聖徒たちの前で、その御名が尊ばれるからです。

栄光、今こそ:ハレルヤ(3)

詩編 44:2a; 44:2b; 44:2c; 44:3a; 44:4a; 44:5a; 44:8a; 44:11;44:12–13a;44:13b;10:4;67:25;64:5b;92:5b;44:18a;51:11c

ポリエレウスの後、セダレン、第4声調。
類似の聖歌:ヨセフは驚嘆した:

古よりおられる方が、私のために幼子となられ、/最も清き神が清めの儀式に与られ、/御自身が私と同じように、処女から肉を受けられたことを証しされるためである。 /そして、これらの秘儀に参列したシメオンは、/御肉となって現れた神を彼の中に認め、/その御命を「命」として歓迎し、/喜びながら、老人のようにこう叫んだ。/「私を去らせてください。私はあなた、/すべての者の命であるあなたを見たのですから!」

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ、/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

あなたの御名を/あらゆる世代、代々にわたって記憶にとどめましょう。節:わが心は善き言葉を注ぎ出し、わが行いを王に告げます。 詩編44:18a; 2a

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御前で神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ルカによる福音書、第8章の冒頭

そのころ、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は義人で敬虔な人であり、イスラエルの慰めを待ち望んでおり、聖霊が彼の上に臨んでいた。 そして、聖霊によって、主のキリストを見るまでは死なないことが彼に啓示されていた。彼は聖霊に導かれて神殿に入り、幼子イエスの両親が、律法の定めに従って幼子に儀式を行うために連れて来たとき、彼は幼子を抱き上げ、神を賛美してこう言った。 「主よ、今、あなたは御言葉どおり、あなたのしもべを平安のうちに去らせてくださいます。私の目は、あなたがすべての民の目の前で備えてくださったあなたの救い、すなわち異邦人への啓示の光、そしてあなたの民イスラエルの栄光を見たからです。」

ルカ 2:25–32

詩篇50篇の後、ステヒラ、第6調

この日、天の門が開かれますように、/ なぜなら、父なる神の無始の御言葉は、/ 時の中で始まりを受け入れながらも、/ その神性を失うことなく、/ 処女の母から生まれた生後四十日の幼子として、/ 律法に従って自発的に神殿に捧げられ、/ 老人がその御子を腕に抱き、/ 「お許しください」と、しもべが主に向かって叫ぶように――/「わが目はあなたの救いを見たからです!」/人類を救うためにこの世に来られた方、/主よ、あなたに栄光あれ!

聖コスマス・マイウムスのカノン、第3声。
カノンのイルモスは二度歌われ、
トロパリはすべて第12調で歌う。
第1歌

イルモス:深淵から生まれた乾いた大地の上に、/かつて太陽が昇った:/なぜなら、両側に壁のように水が固まり、/海を渡る徒歩の民のために、/神に喜ばれる歌を歌ったからである:/「主を賛美しよう、/主は栄光に満ちておられる!」

雲よ、水を注ぎ出せ;/太陽、すなわちキリストは、/軽やかな雲に運ばれ、清らかな御手によって、/神殿に幼子として現れた;/それゆえ、われら信徒はこう叫ぼう:/「主を賛美しよう、/主はまことに栄光に満ちておられる!」

シメオンの手よ、 / 老いによって弱ったその手を強めよ、 / 老人の衰えた足よ、 / キリストに向かって力強く歩み出よ; / 霊なる者たちと輪になって、主を賛美しよう、 / 主は栄光に満ちて現れたから!

知恵をもって広げられた天よ、喜びなさい、/地よ、喜びなさい。/最も神聖なる御腹から生まれ出でた創造主キリストが、/聖母マリアによって、幼子として神なる父に捧げられる。/万物の先におられる御方、/まことに、御方は栄光に満ちておられる。

カタヴァシア――同じイルモス。

第3歌

イルモス:あなたに希望を置く者たちの確かな支えよ!/主よ、あなたが/尊い御血をもって/贖われた教会を/強めてください。

世の初めより父より生まれた長子、/無垢な処女の胎内に/長子たる幼子として現れ、/アダムに救いの手を差し伸べた。

誘惑によって幼子のように理性を失った/原初の被造物を/かつての状態に回復させるため、/神である御言葉は幼子として現れた。

地から生まれた性質は、再び地へと帰ったが、創造主は、御子となられながらも変わることなく、神性にふさわしい姿を示された。

セダレン、第4声。
類似:ヨセフは驚いた:

昔、シナイ山でモーセは神の後ろ姿を仰ぎ見、/暗闇と嵐の中で神の御声をかすかに聞く栄誉に浴した。/今やシメオンは、/私たちのために変わることなく受肉された神をその腕に抱きしめ、/喜びに満ちて、この世から永遠の命へと向かった。 /それゆえ、彼はこう叫んだ。/「今、あなたはあなたのしもべを解き放たれます、主よ!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

第4歌

イルモス:キリストよ、あなたの栄光は天を覆いました。/ あなたの聖なる箱――/ 汚れなき母――から出て、/ あなたは御自身の栄光の神殿に、/ 腕に抱かれた幼子として現れ、/ すべてがあなたへの賛美に満ち溢れました。

「シメオンよ、言い表し難き秘儀の奉仕者よ」――/聖母は呼びかけた――/「聖霊によって古くから告げ知らされていた御方、/幼子となられた御言葉――キリストを、/喜びをもって腕に抱きしめ、/御方にこう呼びかけなさい:/すべてがあなたへの賛美に満ちた!」

シメオンよ、あなたが待ち望んでいた方を、喜びをもって迎え入れなさい――/幼子となられたキリスト、/神に選ばれたイスラエルの慰め、/律法の制定者であり主、/律法の定めを全うされる方――/彼に向かってこう叫びなさい:/「すべてがあなたへの賛美で満たされました!」

シメオンよ、始まりなき御言葉が、/肉体をまとって、まるでケルビムの玉座のように、処女によって抱かれているのを見て、/万物の源である御方を――幼子として――/驚嘆のうちに御方に呼びかけました:/「すべてがあなたへの賛美で満たされました!」

第5歌

イルモス:イザヤが、栄光の御座に上げられ、栄光の天使たちに囲まれた神の予型を目にしたとき、彼はこう叫んだ。「ああ、私は不幸な者だ! 私は、肉となる神、消えることのない光であり、世界を支配する御方を予見してしまったのだから」。

神聖な長老は、/古くから預言者に示された栄光を悟り、/母の御手に抱かれた御言葉を見て、/「喜びなさい、おお、尊き方よ」と叫び、/「あなたは玉座のように、/消えることのない光であり、世界を支配する神を支えているからです」。

長老は、ひれ伏して畏敬の念を込めて/結婚を知らぬ処女であり神の母である方の足元に手を触れ、/こう叫んだ。「あなたは火を携えておられます、清き方よ。/私は、幼子である神――/消えることのない光であり、世界を支配する平和――を/腕に抱くことを恐れます」。

「イザヤは、/セラフィムから炭を受け取って清められた」――/長老は聖母にこう呼びかけた――/「あなたこそが私を照らしてくださる。/あなたの手が、まるで鉗子のように、あなたが抱く御子を私に差し出し、/消えることのない光であり、世界を支配する平和である」。

第6歌

イルモス:長老は、/神から諸国民にもたらされた救いを/自らの目で見て、/あなたに向かって叫んだ。「キリストよ、あなたは私の神です!」

シオンにおいて、あなたは石として据えられ、/不従順な者たちにとってはつまずきと誘惑の岩であり、/信者たちにとっては、打ち砕かれることのない救いである。

まことに、世の初めよりあなたを産み出された方の御姿をとられ、/今や慈悲により、/死すべき者の弱さを身にまといました。

あなたにひれ伏した者を、/至高者の御子、処女の御子、/幼子となられた神よ、/今、平安のうちに送り出してください。

コンダク、第1声

御自身の御降誕によって聖母の胎を聖別し、/シメオンの手を祝福し、/あらかじめ、あるべきように、/今、あなたは私たちを救ってくださいました、キリストなる神よ。/しかし、戦いの只中であなたの民を平安で守り、/あなたが愛された者たちを強めてください、/唯一の人を愛する方よ。

イコス:聖母のもとへ駆け寄ろう/私たちは、彼女の御子を見たいと願う者として、/シメオンに抱かれて運ばれる御子へ、/天からその御子を見つめ、/霊的な存在たちは驚嘆しこう叫ぶ:/ 「今、私たちは驚くべき、並外れた、/計り知れず、言葉に尽くせない光景を目の当たりにしている。/なぜなら、アダムの創造主が赤子として抱かれているからだ。/ 老人の腕には収まりきらない方がそこに収まり、/御父の果てしない深みにおられる方が、/自ら進んで――神性ではなく、肉体によって――/自らを制限しておられる――唯一の人を愛する方!」

* ギリシャ語:王たち、すなわち

第7歌

イルモス:火の中で / 神学を論じた若者たちを潤し、 / 汚れなき処女の中に宿られた、 / あなた、神の御言葉よ、 / 私たちは畏敬の念をもって賛美し、こう歌う: / 「私たちの先祖の神は祝福された!」

「私は去って、地獄に留まるアダムに告げ、/エバに福音を伝えるために」――/シメオンは預言者たちと共に喜び祝って叫んだ、/――「私たちの先祖の神は祝福された!」

儚き人類を救うために、/神は地獄にまで降りてこられ、/すべての囚人に解放を与え、盲人に視力を与え、/また、口がきけない者には叫ぶ力を与え、/「私たちの先祖の神は祝福された方です!」

「そして、汚れなき御方よ、あなたの心も剣に貫かれるでしょう」/――シメオンは聖母マリアに予告した――/「あなたが十字架上の御子をご覧になる、/私たちがこう叫ぶその御子に:/『私たちの先祖の神は祝福された方です!』」

第8歌

イルモス:耐え難い炎に包まれながら/敬虔の先導者たる若者たちは、/しかし炎による害を受けることなく、/神聖な賛歌を歌った:/「主のすべての被造物よ、主を賛美し、/世々限りなく主を称えよ!」

イスラエルの民よ! 自らの栄光――/処女から生まれた幼子エマヌエル――を目の当たりにして、/今、神聖な聖櫃の御前で喜び祝え:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ、/そして永遠に主を称えよ!」

「見よ」とシメオンは叫んだ、/「この方こそ、まことの神であり、幼子である。/この方は、論争の的となるしるしとなるであろう」。/私たち信者は、この方にこう歌おう:/「主のすべての被造物よ、主を賛美し、/世々限りなく主を称えよ!」

この御方は、本質において命であり、/御言葉なる神、幼子となられた方、/不従順な者たちにとっては破滅となり、/また、信仰をもって次のように歌うすべての人々にとっては、/反逆となるであろう:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ、/そして、世々限りなく主を称えよ!」

第9歌

聖母マリアよ、/キリスト教徒の希望よ、/あなたに希望を置く者たちを守り、護り、守り抜いてください。

聖母マリアよ、/世の慈悲深い守護者よ、/あらゆる災いと悲しみから私たちを守り、保ってください。

イルモス:律法の影と文字の中に/われら信徒は、その姿を認める:/母の胎を切り開いて生まれるすべての男子は、/神に捧げられる;/それゆえ、初子なる御言葉、/始原なき父の御子、/夫を知らぬ母によって初子として生まれた御方を、/われらは賛美する。

神を宿したシメオンよ、/来て、キリストを腕に抱きしめてください、/清き処女マリアが産み落としたその方を。

長老シメオンは、/律法の制定者であり、/全世界の主である御方を、/その腕に抱きしめる。

私を抱いているのは長老ではなく、/私が彼を抱いているのだ。/彼は私から赦しを請うているからである。

神秘の鉗子よ、/いかにしてあなたは炭を運ぶのか、/いかにして万物を養う方を養うのか?

古の時代新生児と共に捧げられていたのは/一対の鳩か、あるいは二羽の雛であったが、/その代わりに、神聖な長老と/貞潔な預言者アンナは、/聖母から生まれた/父の唯一の御子に奉仕し、/神殿に連れて来られた御方を/賛美した。

おお、ファヌイルの娘よ、/来てください、私たちと共に立ち、/救い主キリスト、神の御子に感謝を捧げましょう。

貞潔なアンナは/驚くべきことを告げ知らせ、/キリストを天と地の創造主として告白する。

天使にも人にも計り知れない / あなたの上に成し遂げられたこと、 / 母よ、清き乙女よ。

清き鳩よ、/汚れを知らぬ小羊よ、/小羊であり羊飼いであられる方を神殿へと捧げる。

「あなたは私に」――シメオンは叫んだ――/「キリストよ、あなたの救いの喜びを授けてくださいました。/あなたのしもべを受け入れてください。/律法の重荷に疲れ果てた者、/恵みの新たな聖なる説教者、/そして秘められた御姿を見る者として、/あなたを賛美する者として!」

おお、キリストよ――万物の王よ!/敵に対する勝利を、/あなたの忠実な僕たちに授けてください。

おお、万物の王、キリストよ!/私に熱い涙を授けてください、/私が悲惨にも滅ぼしてしまった私の魂を嘆き悲しむことができますように。

「栄光」の代わりに:三つの光に輝き/三つの御姿に一つなる神性を/畏敬の念をもって賛美しましょう。

「今なお」の代わりに:おお、聖母マリアよ!/この世の快楽によって深く曇らされた/私の魂を照らしてください。

神聖な畏敬の念をもって預言し、/貞潔で義なる老女アンナは、/神殿において主を明確に告白し、/また、聖母マリアについては、そこにいたすべての人々に/その御名を宣べ伝え、称え讃えた。

リフレイン:聖母マリアよ、/キリスト教徒の希望よ、/あなたを頼る者たちを守り、護り、守り抜いてください。

カタヴァシア:律法の影と文字の中に/われら信徒は、ある姿を認める:/母の胎を切り開くすべての男子は、/神に捧げられる;/それゆえ、初子なる御言葉、/始原なき父の御子、/夫を知らぬ母によって初子として生み出された御方を、/われらは賛美する。

御自身に似た光

聖所において御霊に現れたとき、/長老は律法の主を腕に抱きしめ、こう叫んだ:/「今、御言葉の通り、平和のうちに、/私を肉の束縛から解き放ってください。/私はこの目で、/異邦人への啓示とイスラエルの救いを見たからです!」(3)

「賛美せよ」のステイヒラ、第4節、第4声。
類似の賛歌:あなたはしるしを与えられた:

聖書に与えられた律法を成就して、人を愛する御方よ、/今や神殿に捧げられ、/シメオン老人はその老いた手で御方を受け入れ、/ 「今、私を御許へお送りください」と叫び、あの世の至福へと向かう:/「まことに、私はこの日、/死すべき肉体をまとわれながらも、/生を支配し、/死をも制する御方を、この目で見たのです!」(2)

主よ、あなたは異邦人への啓示の光として現れました。/軽やかな雲に運ばれる正義の太陽よ、/律法の影に隠れてその務めを果たしつつ、/新たな恵みの始まりをほのめかされました。 /それゆえ、あなたを仰ぎ見て、シメオンはこう叫びました:/「私を朽ちる身から解き放ってください、/今日、私はあなたを拝見したのですから!」

御父の懐から離れることのない神性であり、/御自身の御心に従って受肉され、/永遠の処女に抱かれた御方、/あなたは、万物を御手の中に抱く神を受け入れる者シメオンの手に委ねられました。 /それゆえ、彼は感嘆のうちにこう叫びました:/「今、あなたはあなたのしもべを平安のうちに去らせてくださいます。/主よ、私はあなたを拝見したからです!」

栄光、今、第6調、ゲルマン総主教

この日、老人の腕の上に/ケルビムの戦車のように横たわってくださった、キリストなる神よ、/あなたを賛美する私たちを、/情欲の支配から、私たちがあなたを呼び求める時、救い出し、/私たちの魂を救ってください!

大賛美。

閉会

私たちの救いのために、義人シメオンの腕に抱かれることをお許しくださったキリスト、私たちの真の神よ、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってください。

聖体礼儀にて

図像的賛歌;「幸いな者たち」:祝日のカノンより、第3歌および第6歌。

修道院長が許されるならば、祝日のアンティフォンを歌う。

アンティフォン1、第2調

節1:わが心は/善き言葉を注ぎ出した。 詩編44:2a

聖母の祈りにより、救い主よ、/私たちを救いたまえ。

第2節:わが舌は/速記する書記の葦の筆のようだ。 詩編44:2b

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第3節:恵みが/あなたの口から注がれた。 詩編44:3b

聖母の祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第4節:それゆえ、神は/あなたを永遠に祝福された。 詩編44:3c

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2調

第1節:力ある方よ、/御腰に御剣を帯びておられます。 詩編 44:4a

神の子よ、私たちを救い給え、/義人シメオンの腕に抱かれて、/あなたに「ハレルヤ」と歌う私たちを。

節2:強められ、栄え、/そして統治なさってください。 詩編44:5a

神の子よ、私たちを救ってください。/義人シメオンの腕に抱かれて、/あなたに「ハレルヤ」と歌う私たちを。

第3節:あなたの矢は鋭く研がれている、力ある方よ、/諸国民はあなたの御前に倒れる。 詩編44:6a

神の子よ、私たちを救ってください。/義人シメオンの腕に抱かれて、/あなたに「ハレルヤ」と歌う私たちを。

第4節:正義の杖――/それはあなたの御国の杖です。 詩編44:7b

神の子よ、私たちを救ってください、/義人シメオンの腕に抱かれて、/あなたに「ハレルヤ」と歌う私たちを。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第1声

第1節:娘よ、聞いて、見よ、/そして、あなたの耳を傾けてください。 詩編44:11a

トロパリオ、第1調

喜びなさい、恵み深い神の母、聖母よ、/あなたから、義の太陽、私たちの神キリストが輝き出で、/闇の中にいる者たちを照らしてくださるからです。/あなたもまた喜びなさい、義なる長老よ、/私たちの魂の解放者、/私たちに復活を授けてくださる方を、その腕に抱きしめた者よ。

第2節:民の中の富める者たちは、/あなたの御顔を仰ぎ見て懇願するであろう。 詩編44:13b

トロパリオ:喜びなさい、恵みに満ちた神の母、聖母よ:

第3節:あなたの御名を/あらゆる世代、代々にわたり、記憶に残るものとする。 詩編44:18a

トロパリオ:「喜びなさい、恵みに満ちた神の母、聖母よ」:

入場

主は御自身の救いを現し、諸国民の前で御自身の義を明らかにされた。 詩編97:2

トロパリオ、第1調

喜びなさい、恵みに満ちた神の母、おとめよ、/あなたから、義の太陽、私たちの神キリストが輝き出で、/闇の中にいる者たちを照らしてくださるから。/あなたも喜びなさい、義なる長老よ、/私たちの魂の解放者、/私たちに復活を授けてくださる方を、その腕に抱きしめた者よ。

栄光、そして今、コンダク、第1調

御自身の御降誕によって聖母の胎を聖別し、/シメオンの両手を祝福し、/あらかじめ、あるべきように、/今なお、私たちを救ってくださった、キリストなる神よ。/しかし、戦いの只中で御自分の民を平和で守り、/御自身が愛された者たちを強めてください、/唯一の人を愛する方よ。

三聖歌。

プロキメン、第3調、聖母の賛歌

わが魂は主を賛美し、/わが霊はわが救い主なる神を喜び祝う。

節:主は御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださった。今より後、すべての世代が、わたしを幸いな者と呼ぶであろう。 ルカによる福音書 1:46 – 48

ヘブライ人への手紙、冒頭316

兄弟たちよ、異論の余地なく、小さい者は大きい者によって祝福される。ここでは、死すべき人々が十分の一を徴収しているが、あちらでは、ご自身が生きているという証しをお持ちの方がおられる。また、 、十分の一を徴収するレビも、アブラハムを通じて十分の一を納めたと言える。なぜなら、彼が父の胎内にいた時に、メルキゼデクと出会ったからである。 さて、もし完全さがレビ人の祭司職によって達成されるのであれば――それは民にとって律法の基礎であるのだから――なぜ、別の祭司が立ち上がり、アロンの系譜ではなくメルキゼデクの系譜に属する者として名乗る必要があったのだろうか。なぜなら、祭司職が変われば、律法も変わらなければならないからである。 というのも、ここで語られている方は、他の部族に属しておられ、その部族からは誰も祭壇に近づく者はいなかったからである。私たちの主はユダ族から現れたことが知られているが、モーセはその部族について、祭司職に関して何一つ語っていないのである。 そして、このことは、メルキゼデクに倣って、別の祭司が現れたことからも、さらに明確に見て取れる。その祭司は、肉的な戒めの律法によってではなく、朽ちることのないいのちの力によって、祭司となったのである。なぜなら、「あなたは、メルキゼデクの位に従って、永遠の祭司である」と証しされているからである。  ヘブライ人への手紙 7:7–17

ハレルヤ、第8調

詩句:主よ、今、御言葉に従い、御自分のしもべを平安のうちに去らせてください。

聖句:異邦人への啓示の光、そしてあなたの民イスラエルの栄光。 ルカによる福音書 2:29, 32

ルカによる福音書、第7章の冒頭

その頃、幼子イエスの両親は、主の律法に「母の胎を開いて生まれるすべての男子は、主の聖なるものとされる」と書かれているとおり、主の前に幼子を捧げるため、また主の律法に定められているとおり、鳩一対か鳩の雛二羽をささげるために、エルサレムへ連れて行った。 さて、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は義人で敬虔な人であり、イスラエルの慰めを待ち望んでおり、聖霊が彼の上に臨んでいた。 聖霊によって、彼は、主のキリストを見るまでは死を見ないことが明らかにされていた。そこで、彼は聖霊に導かれて神殿へ行った。幼子イエスの両親が、律法の定めに従って幼子に関する儀式を行うために連れて来たとき、彼は幼子を抱き上げ、神を賛美して言った。「主よ、今、あなたは御言葉どおり、あなたのしもべを平安のうちに去らせてくださいます。私の目は、あなたがすべての民の目の前で備えてくださったあなたの救い、すなわち異邦人への啓示の光、そしてあなたの民イスラエルの栄光を見たからです」。ヨセフと御母マリアは、御子について語られたことに驚いた。 シメオンは彼らを祝福し、その母マリアに言った。「見よ、この子は、イスラエルの多くの人々の倒れる原因となり、また立ち上がる原因となる者であり、また、論争の的となるしるしとなる。そして、あなた自身の魂も剣が貫くであろう。それは、多くの人の心にある思いが明らかにされるためである」。 そこには、アシロの部族に属するファヌエルの娘、預言者アンナがいた。彼女は非常に高齢に達しており、処女の頃から夫と七年間を過ごし、その後、未亡人として八十四歳まで生きていた。彼女は神殿を離れることなく、断食と祈りをもって昼も夜もに仕えていた。 その時、彼女は近づいて主を賛美し、エルサレムで救いを待ち望んでいたすべての人々に主について語った。そして、彼らが主の律法に従ってすべてのことを果たすと、ガリラヤの自分たちの町ナザレに戻った。その子は成長し、霊的に強められ、知恵に満ち、神の恵みが彼の上にあった。

ルカ 2:22–40

「尊く」の代わりに

聖母マリアよ、/キリスト教徒の希望よ、/あなたに信頼を寄せる者たちを守り、護り、守り抜いてください。

イルモス、第3声:律法の影と文字の中に/私たち信徒は、その姿を認めます:/母の胎を切り開くすべての男子は、/神に捧げられるもの。/それゆえ、初子なる御言葉、/始原なき父の御子、/夫を知らぬ母によって初子として生み出された御方を、/私たちは賛美します。

そして、奉献まで。

聖体拝領

救いの杯を受け、主の御名を呼び求めます。ハレルヤ。(3) 詩編 115:4

 

 

目次へ。

 


2月24日。

受胎告知
至聖なる我らの主の御母
聖母マリア

小晩課にて

祝日の前日が土曜日または日曜日に当たる場合、

「主よ、私は呼び求めました」の箇所では、第4調の第4節のスティヒラを唱える。
類似の詩句:天より召され:

御自身の被造物に憐れみを示し、創造主は/自らの慈愛に満ちて身をかがめ、/処女、神の御子宿りの胎内に宿ることを急がれる。/彼女のもとへ大天使がやって来て、こう宣言した:/「喜びなさい、神に恵まれた者よ! /私を恐れるな、王の最高司令官よ、/あなたは恵みを得たのだから、/かつてあなたの先祖であるエバが失ったその恵みを、/そしてあなたは、父と同質なる御子を、/身ごもり、産み出すのだ!」(2)

「あなたの言葉も姿も驚くべきものであり、/あなたの語りも知らせも驚くべきものです」/――マリアは天使に向かって叫んだ――/「私を惑わさないでください。/私は処女であり、結婚の秘儀にはまだ入っていません。/それなのに、あなたは私が限りなきお方を身ごもるとおっしゃいます。 /天の果てさえも包みきれない御方を、/どうして私の胎が宿しうるというのですか?」/「かつて神を宿したアブラハムの天幕が、/処女よ、あなたに教えてくれるでしょう。/神を予表するあなたの胎が、神を受け入れたのです!」

今やナザレの町にたどり着き、/キリスト王の生ける都であるあなたを、/大天使ガブリエルがこう呼びかけ、歓迎する。/「喜びなさい、祝福された者よ、神に恵まれた者よ! /あなたは御腹に、受肉される神をお迎えになり、/あなたを通して、人類を/御慈悲により、かつての(至福)へと再び招き寄せる方。/あなたの御腹の神聖で不死の御子は祝福され、/あなたを通して世界に偉大な恵みをもたらす!」

栄光、そして今、第1声

第六の月に、大天使長が/あなた、処女にして清き方のもとへ遣わされ、/救いの言葉を告げ知らせるため、/そして同時にあなたにこう呼びかけました:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!/あなたは、父から永遠の昔から生まれ出た御子を産み、/その御子は御自分の民を彼らの罪から救われるでしょう!」

「喜びの光:」およびその日のプロキメン

詩篇唱壇でのスティヒラ、第8調。
「同様の賛歌」:ああ、驚くべき奇跡よ:

天の軍勢の長/ガブリエルは、(天から)降りてきて、/処女に挨拶し、こう宣言する:/「喜びなさい、神性の清き御車よ:/神は古よりあなたを愛し、住まいとして選ばれた! /私はここにしもべとして立ち、/あなたの主の到来を告げ知らせる。/見よ、あなたは主を産み、/なおも汚れなきままである!」

聖句:日々、 / 私たちの神の救いを宣べ伝えよ。 詩編95:2A

「なぜあなたの姿は炎のように燃えているのですか?」――/聖母は驚きの表情でガブリエルに尋ねた――/「あなたの身分は何か、/そしてあなたの言葉にはどのような力があるのですか?/あなたは私に子授かりを告げようとしていますが、/私には夫との交わりの経験 がありません。 /遠くへ去りなさい、私を惑わさないで、人間よ、/かつてエバの母を惑わした欺瞞の蛇のように!」

聖句:主に向かって新しい歌を歌え、/全地よ、主に向かって歌え! 詩編 95:1

「至聖なる神の御霊があなたの上に臨み、/清き、神を宿す御母よ、/至高者の力があなたを覆い、/あなたは処女の身を守りつつ御子を産み出される。/御子は系図を持たない方、/御現れになり、御自分の民を/その罪から救われる!」

栄光、今、神の母よ、第4調

第六の月に、大天使は清き乙女のもとへ遣わされ、/「喜びなさい!」 と彼女に呼びかけ、/救い主が彼女から生まれるという/吉報を告げた。/それゆえ、彼女は信仰をもってその挨拶を受け入れ、/私たちの魂を救うために/人となることを計り知れないほど御心に適った/永遠の神であるあなたを/身ごもった。

トロパリオ、第4調

この日私たちの救いの始まり/そして永遠の神秘の顕現:/神の御子が聖母の御子となり/ガブリエルが恵みを告げ知らせる。/それゆえ、私たちも彼と共に聖母にこう叫ぶ:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

また、エクテニアと送別。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」に、第10調のスティヒラ。
トリオディからその日の自唱を二度歌い、
さらにトリオディから類似の詩篇を三つ、
祝日のもの3つを、そのうち2つを繰り返して歌う。
第6調。類似の詩篇:すべてのことを後回しにして:

永遠の御計画をあなたに明かして、おとめよ、/ガブリエルはあなたの前に現れ、あなたを歓迎し、こう叫んだ:/「喜びなさい、種を蒔かれていない大地よ;/喜びなさい、燃え尽きることのない茨の茂みよ;/喜びなさい、視線では測り知れない深みよ; /天へと続く橋よ、喜びなさい/ヤコブが見たあの高い梯子よ、喜びなさい;/マナを宿す神聖な器よ、喜びなさい;/呪いからの解放よ、喜びなさい;/アダムを救いへと招く者よ、喜びなさい、/主はあなたと共におられる!」(2)

「あなたは私の御前で、人の姿をしている」/――と、無原罪の処女は総大天使に語りかける/――「それなのに、どうして人間の理性を超える言葉を/宣言することができるのか?/あなたは、『神が私と共にいて/私の胎内に宿られる』と語ったのだから。 / では、私はどうすれば、広大な住処となり、/ ケルビムに担がれる聖なる場所となれるのか、教えてくれ。/ 欺きで私を惑わさないで。/ 私は肉体の甘美さを知らないのだから。/ 私は結婚の秘儀に与されていないのに、/ どうして子を産むことができるというのか?」(2)

「神が望まれるところでは、/自然の法則は退く」と、無形の御方は言われる、/「そして、人間を超えたことが成し遂げられる。 /私の真実の言葉を信じなさい、至聖なる方、無原罪なる方よ!」/すると彼女は叫んだ。「今、あなたの言葉どおりになりますように。/そして私は、私から肉を受けられた無肉なる方を産み、/その方が、唯一の力ある者として、/人間を、ご自身との結合を通じて、/本来の尊厳へと高めてくださいますように!」

栄光、今、その声は変わらず、自発的に響く
聖ヨハネ・ダマスコスによる

大天使ガブリエルは天から遣わされ、/処女への受胎を予告し、/ナザレにやって来て、/その奇跡について心の中で思索し、驚嘆した。/いかにして、測り知れない至高者が、処女から生まれるのかと? /天を御座とし、地を御座の足台とする方が/妻の胎内に収まるのか?/六つの翼と多くの目を持つ者たちでさえ その御姿を直視することのできない方が/ただ一言によって、彼女から受肉することをお許しになった。/神の御言葉――ここに現れたのは、まさにその方である! / それなのに、なぜ私はここに立ち尽くし、聖母にこう宣言しないのか:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます;/喜びなさい、清き乙女よ;/喜びなさい、結婚を知らぬ花嫁よ;/喜びなさい、命の母よ、/あなたの胎内の御子は祝福されています!」

入堂。プロキメンと、その日の二つの朗読、そして祝日の三つの朗読。

1. 創世記の朗読

ヤコブは「誓いの井戸」を後にし、ハランへと向かった。ある場所にたどり着くと、日が沈んでいたので、そこで横になって眠った。彼はその場所にある石の一つを取り、それを枕にして、その場所で眠りについた。 すると、夢の中で次のような光景を見た。見よ、地上に梯子が立てられており、その頂は天にまで達していた。そして、神の御使いたちがその梯子を昇り降りしていた。主はその上に立っておられ、こう言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神であり、イサクの神である。恐れるな。 あなたが眠っているこの地を、わたしはあなたとあなたの子孫に与える。あなたの子孫は、地の砂のように多くなり、海の方へ、南へ、北へ、東へと広がっていく。地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福を受ける。見よ、 わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ行くにせよ、あらゆる道であなたを守り、またあなたをこの地へ連れ戻す。わたしがあなたに告げたことを成し遂げるまで、あなたを見捨てはしない。」ヤコブは眠りから覚めて言った。「主はこの場所に臨在しておられるのに、私は知らなかった!」 そして恐れおののき、言った。「なんと恐ろしい場所だろう。ここはまさに神の家であり、天の門である。」

創世記 28:10–17

2. エゼキエルの預言の朗読

主はこう言われる。「第八日以降、祭司たちはあなたがたの全焼のいけにえと、あなたがたの贖いのいけにえを、いけにえの台にささげる。そして、わたし(アドナイ)主は、あなたがたを喜んで受け入れよう。」そして、主はわたしを、東を向いた聖所の外門へと導き戻されたが、その門は閉ざされていた。 主は私に言われた。「この門は閉ざされたままであり、開かれることはない。誰もそこを通ることはない。イスラエルの神、主がそこを通られるからであり、門は閉ざされたままである。それゆえ、統治者は、主の御前でパンを食べるために、この門の中に座し、この門の玄関を通って入り、同じ道を通って出て行く。」 そして、主は私を聖所の門へ通じる道、すなわち神殿の北側にある道へと導かれた。すると、見よ、主の宮は栄光に満ちていた。

エゼキエル43:27; 44:1–4

3. 箴言の朗読

知恵は自分の家を建て、七本の柱を据え、犠牲を屠り、自分の杯にぶどう酒を注ぎ、食事を用意した。そして、自分のしもべたちを送り出し、高らかに宣べ伝えて杯に招いた。「愚かな者は、私の方へ向き直れ!」 そして、愚かな者たちにこう言った。「さあ、来て、私のパンを味わい、私があなたたちのために用意したぶどう酒を飲みなさい。愚かさを捨てれば、あなたは生き延びる。知恵を求めよ。そうすれば、生き延び、知識において分別を得ることができる。」 悪人を戒める者は自ら不名誉を招き、不義な者を非難する者は自らを辱める。悪人を非難してはならない。彼らがあなたを憎むことのないように。賢者を非難せよ。そうすれば彼はあなたを愛するだろう。賢者に機会を与えよ。そうすれば彼はさらに賢くなる。義人に伝えよ。そうすれば彼は耳を傾けるだろう。 知恵の始まりは主を畏れることであり、聖徒たちの助言は分別である。律法を知ることは、善き心の特質である。そうすれば、あなたは長く生き、命の年数が加わるからである。

箴言 9:1–11

リチアのためのスティヒラ、第1声、自唱

ビザンティン人:第六の月に、大天使長が遣わされ/あなた、処女にして清き方のもとへ、/救いの言葉を告げ知らせるため、/そして同時にあなたにこう呼びかけた:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主は あなたと共におられます! /あなたは、父より永遠に生まれし御子を産み、/御子は御自身の民をその罪から救われる!」

アナトリア:第六の月に、大天使ガブリエルは天から/ガリラヤの町ナザレへと遣わされ、/おとめ様に喜びの福音を告げ知らせるためでした。/そして彼女の元へやって来ると、彼はこう宣言しました:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます; /喜びなさい、計り知れない本質を宿す方よ、/天さえも包みきれない御方を、/あなたの胎は宿したのです、祝福された方よ;/喜びなさい、聖なる方よ、アダムの回復、エバの救い、/そして世界の喜び、/そして私たちの子孫の喜びよ!」

大天使ガブリエルは、天より神から遣わされ、/ガリラヤの町ナザレにいる汚れなき乙女のもとへ、/驚くべき御受胎の福音を告げ知らせるためであった。/この無形のしもべは、/生ける都と知恵の門へと遣わされ、/我らの元へ降りて来られた主の到来を告げ知らせるためであった。 /天の戦士は、生ける栄光の宮殿へと遣わされ、/創造主のために恒久の住まいを整え、/彼女の元へ来て、こう叫んだ。/「喜びなさい、炎のような御座よ、/四つの顔を持つケルビムの中で最も栄光に満ちた御座よ; /喜びなさい、天の王の座よ;/喜びなさい、切り裂くことのできない山、最も聖なる住まいよ、/なぜなら、永遠の父の御心により、/全聖なる御霊の助けによって、/神性の全き満ち溢れが、肉体をもってあなたの中に宿ったからである;/喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられる!」

土曜日または日曜日であれば、次のように歌う:
栄光、第8調、聖ヨハネ・ダマスコス作

天は喜び、地は歓喜せよ、/ なぜなら御子は、 父と同様に永遠にして初めなき御子、/父と共に一つの御座に着座しておられる御子が、/憐れみと人間を愛する慈しみに満ちて、/御父の御心と御計画により、/御自身を低くされ、/聖霊によってあらかじめ清められた処女の胎内に宿られた。/ああ、何と驚くべきことか! 人々の間に現れた神、/母の胎には収まりきらない方、/時を超えた永遠なる方;/そして何よりも栄光に満ちているのは、その受胎が種なきものであり、/その謙遜が言葉に尽くせず、その神秘がこれほどまでに偉大であるということだ! / なぜなら、神ご自身が自らを低くし、受肉し、創造されるからである。/ 天使が清き御方に受胎を告げたとき、こう叫んだ:/ 「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます。/ 主は大きな憐れみをお持ちです!」

そして今、第2の歌:ガブリエルはこの日、恵まれた者に福音を告げる:/「喜びなさい、未婚の乙女よ、夫を知らぬ者よ! /私の異様な姿に驚かず、恐れるな、/私は大天使だからである。/かつて蛇はエバを惑わしたが、今、私はあなたに喜びを告げ知らせる、/あなたは汚れなきままであり、/主を産むであろう、至聖なる方よ!」

詩篇の詩節は自音節、第4声

第六の月に、大天使は清き乙女のもとへ遣わされ、/「喜びなさい!」 と彼女に呼びかけ、/彼女から救い主が生まれるという/良き知らせを告げた。/それゆえ、彼女は信仰をもってその挨拶を受け入れ、/あなた、永遠の神を身ごもった。/あなたは、私たちの魂を救うために、/言葉に尽くせぬほど御心を傾けて、人となられたのである。

聖句:日々、/私たちの神の救いを宣べ伝えよ。 詩編95:2a

聖母は、彼女にとって未知の言葉を/聞き取った。/大天使が彼女に福音の言葉を告げたからである。 /それゆえ、彼女は信仰をもってその挨拶を受け入れ、/永遠の神であるあなたを身ごもった。/それゆえ、私たちも喜びをもってあなたに呼びかけよう:/「神よ、彼女から変わることなく受肉された方よ、/世界に平和を授け、/私たちの魂に偉大な憐れみを!」

聖句:主に向かって新しい歌を歌え、/全地よ、主に向かって歌え! 詩編95:1

見よ、今や救いの招きが私たちに現れた:/神は理性を超えて人々と結ばれ、/大天使の声によって迷いが追い払われる。/まことに、処女は喜びを受け入れ、/地は天となり、/世界は古の呪いから解放された。 /被造物は喜び、あらゆる声をもって歌い上げよ:/「我らの創造主、贖い主よ、/主よ、あなたに栄光あれ!」

栄光あれ、今なお、その声は変わらず、
エルサレムのアンドレイ

この喜びの日、福音の宣教、処女の祝典、/地上のものと天上のものが結び合わされる。/アダムは新たにされ、/エバはかつての悲しみから解放され、/そして、私たちの本性の幕屋は、/受肉した御身の神化によって、/神の神殿となった。/ああ、神秘よ! /受胎の姿は知れず、/受胎の様相は言い表せぬ:/天使は奇跡に仕え、/聖母の胎は御子を受け入れ、/聖霊が降り注ぎ、/天の父は御心を傾け、/共通の意志による和解が成し遂げられる。 /御子を受け入れ、御子によって救われた私たちは、/ガブリエルと共に聖母にこう呼びかけよう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます。/あなたから救い、すなわち私たちの神キリストが生まれました。/私たちの性質を受け入れ、御自身へと高めてくださいました。/私たちの魂の救いのために、御子に祈ってください!」

トロパリオ、第4調

この日、私たちの救いの始まり/そして永遠の神秘の顕現:/神の御子が聖母の御子となり/ガブリエルは恵みを告げ知らせる。/それゆえ、私たちも彼と共に聖母にこう叫ぼう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」(3)

早課にて

「神、主よ」の後に:
祝日のトロパールを三度、第4調

この日、私たちの救いの始まり/そして永遠の神秘の顕現:/神の御子が聖母の御子となり/大天使ガブリエルが恵みを告げ知らせる。/それゆえ、私たちも彼と共に聖母マリアにこう叫ぼう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」(3)

第1節の後、エクトエニアなしでトリオディのセダレンを両方唱え、その日の朗読を行う。

第2詩調のセダレン、第1声。
類似の賛歌:御棺を守っていた戦士たちよ:

「無形の軍団の/偉大なる総司令官が、/ナザレの都に現れ、/至聖なる御方よ、/永遠の王にして主について/あなたに告げ知らせ、/こう叫びます。『喜びなさい、祝福されたマリアよ、/測り知れず、言い表せない奇跡よ、/死すべき者たちを神へと招く者よ!』」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

第3節のセダレンに従い、第3声調。
「あなたの処女の美しさに似て」:

この日、すべての被造物は喜びに満ち、/大天使があなたに「喜びなさい!」と叫ぶからである:/「あなたは祝福され、聖く、清く、永遠に無垢な方!」/この日、蛇の傲慢は暗く覆われ、/先祖の呪いの束縛が解かれたからである。 /それゆえ、私たちもあらゆる方法であなたに呼びかけます:/「喜びなさい、恵まれた方よ!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

賛美

大天使の言葉をもって / 清き御方よ、あなたにこう宣言します: / 「喜びなさい、恵まれた方よ、 / 主はあなたと共におられます!」

選定された詩編

1 神よ、王に御裁きを、/王の子に御正義をお与えください。 2 御自分の民を正義をもって裁き、/御自分の貧しい者たちを法廷で裁くためです。 1 彼は民の中の貧しい者を裁き、貧しい者たちの子らを救われる。2 日々、私たちの神の救いを宣べ伝えよ。1 主は、宣べ伝える者たちに力強い御言葉を授けてくださる。2 主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはない。1 あなたの胎から生まれた者を、あなたの王座に据える。 2 主は、羊毛に降り注ぐ雨のように下って来られる。1 また、地に落ちる水滴のようである。2 主は天を低くして下って来られ、御足の下には闇がある。1 主はシオンを選び、御自身の住まいとして定められたからである。2 至高者は御自身の住まいを聖別された。 1 神がその中にいるゆえ、それは揺らぐことはない。 2 主は貧しい者と困窮する者を憐れみ、貧しい者の魂を救われる。 1 すべての民は主に仕える。 2 彼らは一日中、主を賛美する。 1 主は地の上、山々の頂において、確かな支えとなられる。 2 主の御名が永遠に祝福されますように。 1 そして、地上のすべての部族は、主によって祝福される。2 イスラエルの神、主は祝福されよ。御独り、不思議を行われる方。1 主の栄光の御名は、永遠に、また世々限りなく祝福されよ。2 そして、全地は主の栄光で満たされる。そうあり、そうあり。

栄光、今この時も:ハレルヤ(3)

詩編 71:1; 71:2; 71:4a; 95:2b; 67:12; 131:11a; 131:11b; 71:6a; 71:6b; 17:10; 131:13; 45:5b; 45:6a; 71:13;71:11b;71:15c;71:16a;71:17a;71:17c;71:18;71:19a;71:19b;71:19c

ポリエレウスの後、セダレン、第4声。
「次のように歌われる:ヨセフは驚いた。

ガブリエルは天より呼びかける:「喜びなさい!」聖なる方よ、/あなたは、世界の果てを御言葉によって創造された、永遠の神を胎内に宿すことになるのだから!」/これに対し、マリアは答えた:/「私には夫がいません。どうして私が御子を産むことができるでしょうか? /種なき誕生を、誰が見たことがあろうか?」/そして、天使は聖母マリアに説明してこう言った:/「聖霊があなたの上に臨み、/至高者の力があなたを覆うであろう!」

栄光あれ、今なお、その声は同じである。大天使ガブリエルは、聖なる処女のもとへ遣わされ、/彼女に言い表せない喜びを告げた。/すなわち、彼女は種なしに身ごもり、なおも処女の身を守り続けるということである。/「あなたは、永遠の御子、神を産むであろう。/そして、御子は御自分の民をその罪から救われる。」 /そして、そのことを証しするのは、/私を遣わしてあなたに告げさせた方、祝福された方です。「喜びなさい!/おとめよ、あなたは子を産み、/出産後もなおおとめであり続けるのです!」

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ:/あなたがたは、/火に焼かれた草のように枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

日々、わが神の救いを宣べ伝えよ。節:主に向かって新しい歌を歌え、全地よ、主に向かって歌え! 詩編95:2a, 1

第二プロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ルカによる福音書、冒頭4節

そのころ、マリアは立ち上がって、急いで山間の地、ユダの町へ行き、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 すると、エリサベトがマリアの挨拶を聞いたとき、その胎内の赤子が跳ね上がった。エリサベトは聖霊に満たされ、大声で叫んで言った。「あなたは女のうちで祝福され、あなたの胎内の子も祝福されています。 どうして、私の主の母が私のところに来られるようなことが、私にあり得るのでしょうか。見よ、あなたの挨拶の声が 私の耳に響いたとき、私の胎内の赤ん坊は喜びのあまり跳ね回りました。主から告げられたことが成就すると信じた彼女は、幸いな人です。」 マリアは言った。「私の魂は主を賛美し、私の霊は私の救い主である神を喜び祝います。主は、御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださったからです。見よ、これから後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶでしょう。全能者が私に偉大なことを成し遂げてくださったからです。その御名は聖なるものです。」 マリアは彼女のもとで約三ヶ月間過ごした後、自分の家へ戻った。

ルカ 1:39–49, 56

詩篇50篇の後、自唱のステヒラ、第2調

この日ガブリエルは恵まれた御方に福音を告げた:/「喜びなさい、未婚の乙女よ、夫を知らぬ者よ! /私の異様な姿に驚かないでください、/恐れることはありません。私は大天使です。/かつて蛇はエバを惑わしましたが、/今、私はあなたに喜びの知らせを告げます。/あなたは汚れなきままであり、/主を産むことになるでしょう、至聖なる方よ!」

カノン

聖ヨハネ・ダマスコスのカノン、第4声;カノンのイルモスは2回歌われ、トロパリは第12声で歌われる。祝日のカタヴァシア、両合唱団が共に歌う。トリペスネツがある歌においては、祝日のイルモスを第6声で、トリペスネツを第8声で歌う。トリオディのカタヴァシア、両合唱団が共に歌う。

第1歌

イルモス:わが口を開けば、/それは御霊に満たされる。/そして、女王なる母に言葉を捧げ、/輝かしく祝賀する者として現れ、/その受胎を喜び歌おう。

主よ、あなたの先祖ダビデが、/霊の竪琴を奏でながら、/あなたにこう歌います:/「娘よ、天使の喜びの声を聞きなさい。/彼はあなたに、/言葉に尽くせぬ喜びを告げているのです!」

天使は叫んだ。「喜びのうちに、あなたに呼びかけます。/『御耳を傾け、私の言葉に耳を傾けてください。/種なき神の受胎を告げる私に。/まことに、全き清き方よ、あなたは主の御前で、/いかなる女もかつて得たことのないような恵みを得られたのです!』」

聖母は言った。「天使よ、私はあなたの言葉の力を知りたいのです。/あなたが言ったことが、どのようにして起こるのでしょうか。/最も明快に語ってください。/私は、汚れなき処女として、どのようにして身ごもるのでしょうか。/そして、どうして私が/私の創造主の母となることができるのでしょうか。」

天使は叫んだ。「あなたは、/私の言葉が狡猾だとお考えのようですね。/あなたの慎重さを見て、私は喜びます。/勇気を出してください、御母よ。/神の御心ならば、/並外れたことさえも容易に成し遂げられるのですから。」

第3歌

イルモス:聖母よ、あなたの賛美者たちは、/生き生きとした豊かな泉であり、/霊的な祝宴を催した者たちを、/あなたの聖なる受胎において確固たるものとし、/栄光の冠にふさわしい者とさせてください。

聖母は言われた。「ユダの族長はいなくなった。/今や、/諸国民の希望であるキリストが現れる時が来た。/では、私が処女でありながら、/どうして彼を産むことができるのか、説明してほしい。」

天使は叫んだ。「乙女よ、あなたは私から/あなたの受胎のあり方を知りたがっているのか?/しかし、それは言葉では言い表せない。/聖霊が、創造の力をあなたに注ぎ/これを成し遂げられるのだ。」

聖母は言った。「私の先祖である母よ、蛇の誘惑を受け入れ、/神の喜びの場所から追放されたのです。/それゆえ、私もまた、つまずくことを恐れ、/あなたのこの異例の挨拶を恐れているのです。」

天使はこう叫んだ。「神の御前に立つ私は、/神の御心をあなたに告げるために遣わされた。/全き無垢なる方よ、/あなたをさらに畏れる私を、なぜ恐れるのか。/女王よ、/あなたを敬虔に崇める私を、なぜ恐れるのか。」

セダレン、第8声。
類似:羊飼いの笛:

今や神の御言葉が地上に降りた。/天使が現れ、乙女に呼びかけた。/「喜びなさい、祝福された方よ、/処女の印をただ一人守り抜き、/永遠の御言葉であり主である方を胎内に受け入れた方よ、/神として、/人類を迷いから救うために!」

栄光、そして今、その声は同じである。
同様の賛歌:神秘なる御命令:

天より神の御使いガブリエルが遣わされ、/まもなく生ける都に現れ、/彼女に明瞭に告げた:/「おとめよ、あなたは御腹に創造主をお迎えになり、/変わることなく肉体をまとわれた御方を産み出される。 /それゆえ、私はあなたに/この並外れた誕生を告げ知らせるために遣わされたのだ、清き方よ、/そして今、あなたに呼びかけながら立っている:/『喜びなさい、花嫁よ、結婚を知らぬ者よ!』」*

第4歌

イルモス:栄光のうちに/神性の御座に坐し、/軽やかな雲の上から、/至聖なるイエスが来られ、/汚れなき御手に抱かれて、/呼び求める者たちを救われた:/「栄光あれ、キリストよ、汝の力に!」

聖母は言った。「私は、かつて預言者が、ある聖なる処女がインマヌエルを産むと予言したことを聞いた。しかし知りたいのは、神性との結合を、死すべき者の肉体がいかにして耐えうるのか、ということである。」

天使は叫んだ。「炎に包まれながら、/燃え尽きることのない茨の茂みが、/あなたの上に成し遂げられる驚くべき神秘を/示しています、/恵まれた方、結婚を知らぬ方よ。/なぜなら、あなたは出産の後も、清き方よ、/永遠に処女であり続けるからです。」

聖母は言った。「ガブリエルよ、真理の伝達者よ、/全能の神の輝きに照らされた者よ!/真実を語ってください。/どうして私が、肉体に宿る無形の御言葉をお産し、/私の清さを損なうことなく保つことができるというのですか?」

天使は叫んだ。「主の御前に立つしもべのように、畏れおののきながら、/私はあなたの御前に立っています。/敬虔な心をもって、おとめよ、/今、あなたについて考えることさえも、私は敢えてできません。/なぜなら、羊毛に降り注ぐ雨のように、/御父の御言葉が、/御自身の御心により、あなたの上に降り注ぐからです。」

第5歌

イルモス:全世界は/あなたの神聖な栄光に驚嘆した。/なぜなら、あなたは、結婚を知らぬ処女でありながら、/あなたの胎内に至高の神を宿し、/永遠の御子を産み、/あなたを賛美するすべての人々に救いを与えてくださるからである。

聖母は言った。「あなたの言葉の意味を/完全には理解できません。/神の力によってなされた奇跡は/何度も起こり、/しるしや律法の象徴もありましたが、/夫を知らぬ処女が/子を産んだことは、かつて一度もありませんでした。」

天使は叫んだ。「あなたは驚いている、汚れなき方よ。/まことに、あなたの奇跡は並外れたものである。/なぜなら、あなただけが、/すべての王として受肉される方を胎内に迎え入れるのだから。/そして、預言者たちの言葉や予言、/律法の象徴が、あなたを予表しているのだ。」

聖母は言った。「全世界をも包みきれない、/誰にも見ることのできない方が、/ご自身が創造された処女の胎内に、/どうして宿ることができるというのでしょうか?/そして、父と聖霊と同様に、始まりを持たない神の御言葉である方を、/私はどうして身ごもることができるというのでしょうか?」

天使は叫んだ。「あなたの先祖ダビデに、/あなたの胎の子をその王国の王座に就かせると約束された方は、/ヤコブの美しさであるあなたを、/御自身の知恵ある住まいとして、ただ一人選ばれたのです。」

第6歌

イルモス:三日間の埋葬を予表して/預言者ヨナは、鯨の腹の中で祈りながら叫んだ:/「私を滅びから救い出してください、/イエスよ、万軍の王よ!」

聖母は言われた。「ガブリエルよ、あなたの言葉の喜びの響きを受け、/私は神聖な歓喜に満たされた。/あなたは喜びを伝え、/果てしない喜びを告げ知らせるからである。

天使は叫んだ。「聖母よ、あなたに神聖な喜びが与えられました。/神の花嫁であるあなたに、すべての被造物が『喜びなさい』と叫んでいます。/なぜなら、清きあなただけが、/神の御子の母となるよう定められているからです。」

聖母は言われた。「エバの呪いは今、私を通して取り除かれよう。/この日、私を通して彼女の負債が償われよう。/私を通して、この古くからの負債が/余りあるほどに返済されよう。」

天使は叫んだ。「神は、清き方よ、先祖アブラハムに、/彼の子孫によってすべての民が祝福されると約束されました。/あなたを通して、この約束は/この日、成就するのです。」

コンダク、第8調

を守り給う軍司令官よ/恐ろしい災いから救い出されたことに感謝し/勝利の祝典を/あなたに捧げます、聖母マリアよ、あなたの都よ!/しかし、あなたは打ち破ることのできない権威をお持ちですから/あらゆる危険から私を解放し給え/私はあなたにこう呼びかけます:/「喜びなさい、花嫁よ、結婚を知らぬ方よ!」*

* スラヴ語版:私たちを守ってくださる軍司令官よ/恐ろしい災いから救ってくださったことに対し/勝利の祝典を感謝の印として捧げます/私たち、あなたのしもべたちは、聖母マリアよ! /しかし、打ち破ることのできない御力を持ち給う御方よ、/あらゆる危険から私たちを救い出してください、/そうして私たちはあなたにこう呼びかけます:/「喜びなさい、結婚を知らぬ花嫁よ!」

イコス:天から先導する天使が遣わされ/聖母に「喜びなさい!」と告げた/そして、主よ、あなたを仰ぎ見ながら/この無形の叫びが受肉するのを目の当たりにして驚嘆し/立ち止まり、彼女に向かってこう叫んだ:

喜びなさい、あなたを通して喜びが輝き出すから;/喜びなさい、あなたを通して呪いが消え去るから

喜びなさい、堕落したアダムを救いへと招く方よ/喜びなさい、エバの涙から救い出す方よ。

喜びなさい、人間の思考には及ばぬ高みよ;/喜びなさい、天使の眼さえも透き通ることのできぬ深みよ。

喜びなさい、あなたは王の御座だから;/喜びなさい、あなたは万物を支える方を宿しているから。

喜びなさい、太陽を現す星よ;/喜びなさい、神の受肉の胎よ。

喜びなさい、あなたによって被造物が新たにされるから;/喜びなさい、あなたの中で創造主が幼子となられるから

喜びなさい、花嫁よ、結婚を知らぬ花嫁よ!

第7歌

イルモス:神に賢き者たちは、/被造物を創造主よりも尊ぶことはなかったが、/彼らを脅かした火を勇敢に打ち破り、/喜びをもってこう歌った:/「称えられざる主、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方です!」

聖母は言われた。「非物質的な光が/大いなる憐れみによって物質的な肉と結ばれることを告げ知らせる/喜びに満ちた福音を、神聖な説教を/あなたは今、私に宣言している:/『全き清き方よ、あなたの胎の御子は祝福された!』」

天使は叫んだ。「喜びなさい、主の御母であるおとめよ。/喜びなさい、全き清き方よ。/喜びなさい、神の宿り所よ。/喜びなさい、光の灯台よ、/アダムの救いへの招き、/エバの贖い、聖なる山、/至聖なる聖所、そして不死の宮殿よ。」

聖母はこう言われた。「至聖なる御霊の導きが、私の魂を清め、体を聖別し、/私を神を宿す神殿とし、/神に飾られた幕屋、生ける聖所、/そして清き命の母とされた。」

天使は叫んだ。「まことに、今、私はあなたを、 / 多くの光を放つ燭台、 / 神によって造られた宮殿として見ます。 / 黄金の聖櫃のように、全き無垢なる方よ、 / 律法の授け主が、 / あなたを通して、 / 朽ちゆく人間の性質を救うことをお許しになったのです。」

第8歌

イルモス:聞き入れよ、清き処女よ――/ガブリエルが、/至高なる御方の初めからの真の御計画を告げよう:/「神をお迎えする準備をせよ。/あなたを通して、計り知れない御方が、死すべき者たちと共に住まわれるからである。 /それゆえ、私は喜びのうちに叫びます:/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

聖母は言われた。「すべての人の心は戸惑う」/――と聖母は答えた/――「あなたが私に告げる、その驚くべき御業を思索するとき、 /私はあなたの言葉を受け入れたが、驚きとともに恐れている、/あなたがエバのように、私を惑わして神から遠ざけるのではないかと;/しかし、それと同時に、あなたはこう叫んでいる:『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

天使は叫んだ。「見よ、あなたの困惑はすでに解き明かされた」/――とガブリエルは言った; – / 「あなたが口にした言葉の通り、 / そのことは理解しがたいことである。 / これからは従順に、それを空想のように疑うことなく、 / 現実として信じなさい。 / 見よ、私は喜びをもって叫ぶ。 / 『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

聖母は言った。「神から人間への掟とは、」/――無原罪の御方は即座にこう言った――/「互いの愛から誕生がもたらされることである。/しかし、私は夫との交わりの喜びを全く知らないのに、/どうして私に産むべきと言うのか? /もしかすると、あなたは嘘を言っているのではないかと恐れます;/しかし、その一方で、あなたはこう叫んでいます:/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

天使は叫んだ。「尊き方よ、あなたが私に告げられる言葉は」/――天使は再び言う――/「それは、死すべき人間たちの通常の誕生に関するものです。 /しかし、私はあなたに告げます。真の神は、/言葉も思考をも超えて、/ご自身のみぞ知る通り、あなたから受肉されるのです。/それゆえ、私は喜びをもって叫びます。/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

聖母はこう言った。「あなたは私にとって真理を告げる者です」――と聖母は締めくくった――/「あなたは、万人の喜びの使者としてやって来たからです; /それゆえ、私は魂も体も清められているのだから、/あなたの言葉どおり、私に成し遂げられますように。/神が私の内に宿られますように。/私はあなたと共に、こう叫びます。/『主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!』」

第9の歌「ケルビムたちの至高の栄光」は歌わず、祝祭の合唱を歌う:

「地よ、大いなる喜びを告げよ、/天よ、神の栄光を賛美せよ。」

そしてイルモス:「神の生ける聖櫃が」:その後、第二合唱団が同じ賛歌とイルモスを歌う。三歌のトロパリには賛歌:「栄光あれ、わが神よ、栄光あれ」。聖母マリアのトロパリには祝日の賛歌。

第9歌

イルモス:神の生ける聖櫃に/決して未受洗者の手が触れることのないように、/しかし、信者たちの口は絶えることなく、/天使の叫びを歌い上げ、/喜びのうちに聖母にこう呼びかけよ:/「まことに、あなたはすべての人よりも高き、清き乙女よ!」

思いを超え、神を宿されたあなたは、/自然の法則を超越された、おとめよ。/なぜなら、出産の際、母に特有の苦しみは味わわれなかったからであり、/本来、変化に支配される身でありながら。/それゆえ、あなたはふさわしくこう呼ばれるのです。/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

清き乙女よ、いかにしてあなたは乳を注ぎ出すのか?/ 死すべき者の舌ではそれを言い表すことはできない。/ あなたは、自然にはあり得ない業を現し、/ 通常の出産の限界を超えているからである。/ それゆえ、あなたはふさわしくこう呼ばれる:/ 「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられる!」

聖書には、至高者の母であるあなたについて、神秘的に語られています。/ かつてヤコブは、あなたを予表する梯子を見て、/「これは神の御座である」と言いました。/ それゆえ、あなたはふさわしくこう告げられるのです。/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

神の御使いモーセには、/茨の茂みと炎という驚くべきしるしが示されました。/その後、その成就待ち望んでいた彼は、/こう言いました。「私はこれを清き乙女の中に見るでしょう。/その乙女には、神の母として、こう告げられるでしょう。/『喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!』」

ダニエルはあなたを「心の山」と呼び、/イザヤは「神の母」と呼び、/ゲデオンはあなたを「羊毛」として見、/ダビデは「聖なる方」と呼び、/ある者は「門」と呼び、/ガブリエルはあなたに向かって叫ぶ:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

続いて、トリオディのイルモス、祝日のリフレインとイルモス――両合唱団が共に歌う。

スヴェティレン。
同調:弟子たちと共に:

天使の軍勢の司令官は/全能の神より、清き処女のもとへ遣わされ/並外れて言い表せない奇跡を告げ知らせた:/すなわち、神が人の姿をとって、彼女から種なきまま幼子となり/全人類を新たに創造されたこと。/人よ、世界の再生を告げよ!

栄光、そして今:別の聖灯。
同様の賛歌:妻たちよ、聞きなさい:

太古より秘められていた神秘が/今日、明らかにされる:/神――神の御言葉――が、聖母マリアの子として/御慈悲により生まれ、/ガブリエルが喜びの福音を告げ知らせる。/彼と共に皆で叫ぼう:/「喜びなさい、主の母よ!」

「賛美せよ」のステヒラ、第4節、第1声。
類似の詩:天の軍勢:

天の穹蒼からナザレに降りて、/ガブリエルは聖母マリアの前に現れ、/彼女にこう呼びかけた。「喜びなさい!/あなたは、アダムよりも古く、/万物の創造主であり、あなたに呼び求める者たちの贖い主である御子を身ごもるのです。/喜びなさい、清き方よ!」

永遠の父の御子、/天の御座から離れることなく、/今や、限りない憐れみにより、/この世に現れ、/私たちの罪に対する深い憐れみに満ち、/アダムの貧しさを受け入れ、/御自身とは異質な姿をとられた。

大天使ガブリエルは、天からの福音を聖母に伝え、こう呼びかけました。/「喜びなさい! あなたは御腹の中に、/あなたには収まるが、この世には収まりきらないお方を宿し、/父より朝の星よりも先に輝かれたお方を、/御自身の中に宿す者として現れるのです!」

超本質なる御言葉は、/父の御計画により、あなたの中に肉となって宿り、/神の母である聖母よ、/古の呪いによって堕ちた私たちの人類を/新たに創造された。/それゆえ、「喜びなさい!」――キリストの母よ、/私たちは皆、天使と共に、信仰をもってあなたに呼びかける。*

栄光、今、第2調、
テオファン・ナチェルタンヌス、ニカイア主教

世の初めから隠されていた神秘が今日明らかにされ、/神の御子が人の子となられる。/最悪のものを受け入れ、私に最善を授けるためである。/かつてアダムは欺かれ、/神になろうと望みながら、神にはなれなかった。/神が人となられるのは、/アダムを神とするためである。 /被造物は喜び、自然は歓喜せよ、/大天使が聖母の前に畏敬の念をもって立ち、/「喜びなさい!」という挨拶を、彼女の悲しみの代わりに捧げるからである。/その憐れみ深い慈しみによって受肉された、/わが神よ、あなたに栄光あれ!

土曜日または日曜日であれば、大賛美、エクテニア、および送別賛が歌われる。断食日であれば、聖歌台でトリオディからその日の母音のみのステイヒラを二度、および殉教者へのステイヒラを歌う。

栄光、そして今、祝日の第8調:天は喜び、地は歓喜せよ、/なぜなら、御子は、 永遠にして初めなき御方、御父と同様に、/御父と同じ御座に坐しておられる御方が、/憐れみと人間を愛する慈しみに満ちて、/御父の御心と御計画により、/御自身を低くされ、/聖霊によって清められた処女の胎内に宿られた。/ああ、なんと驚くべきことか! な人々のただ中にいる神、/母の胎には収まりきらない方、/時を超えた永遠なる方;/そして何よりも栄光に満ちているのは、その受胎が種なきものであり、/その謙遜が言葉に尽くせず、その神秘がこれほどまでに偉大であるということだ! / なぜなら、神ご自身が自らを低くし、受肉し、創造されるからである。/ 天使が清き御方に受胎を告げたとき、こう叫んだのだ。/ 「喜びなさい、恵まれた方よ。主はあなたと共におられます。/ 主は大きな恵みをお与えになります!」

閉会の祈り

キリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、聖なる義人である神の父ヨアキムとアンナ、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

あるいは、ギリシャの伝統に従って:私たち人間のために、また私たちの救いのために、聖霊と聖母マリアによって受肉することをお許しになった、キリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、聖なる栄光に満ちた、万人に称えられる使徒たち、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

 

第3時課および第6時課は、カフィズムを唱え、礼拝は行わない。祝日のトロパリオとコンダクを唱える。第6時課では、トリオディからパリミアを朗読する。 第9時課ではカフィズム(定められている場合)。その後、歌と礼拝なしの「祝福された者たち」:主よ、私たちを覚えてください:天の聖歌隊が歌う:「栄光」:聖なる天使たちと大天使たちの聖歌隊:「今なお」:使徒信条。「赦し、見過ごし、許し給え」:「主の祈り」:祝日のコンダク。 主よ、憐れみたまえ(40回)。栄光、そして今:「ケルビムたちの至高の栄光」:聖エフレム・シリンの祈りを伴う三回の大礼拝、および祈り:「至聖なる三位一体、同質なる支配」:そして閉会。そして、カフィズマと礼拝なしに晩課を歌う。

晩課および聖体礼儀において

「主よ、私は呼び求めます」において、トリオディからその日の自唱を2回、殉教者のものは除き、トリオディから類似のものを3つ、祝日のものを3つ、大天使へのものを3つ歌う。

祝日のスティヒラ、第4調

第六の月に、大天使は清き聖母のもとへ遣わされ/「喜びなさい!」 と彼女に告げ、/「救い主が彼女から生まれる」という/良き知らせを伝えた。/それゆえ、彼女は信仰をもってその挨拶を受け入れ、/あなた、永遠の神を身ごもった。/あなたは、私たちの魂を救うために、/言葉に尽くせぬほど御心を傾けて、人となられたのである。

聖母は、彼女にとって聞き慣れない言葉を/耳にしました。/大天使が彼女に福音の言葉を告げていたからです。 /それゆえ、彼女は信仰をもってその挨拶を受け入れ、/あなた、永遠の神を身ごもった。/それゆえ、私たちも喜びをもってあなたに呼びかける:/「神よ、彼女から変わることなく受肉された方よ、/世界に平和を授け、/私たちの魂に偉大な憐れみを!」

見よ、今や救いへの招きが私たちに現れた:/神は理性を超えて人々と結ばれ、/大天使の声によって迷いが追い払われる。/まことに、処女は喜びを受け入れ、/地上のものは天のものとなり、/世界は古の呪いから解放された。 /被造物は喜び、すべての声をもって歌い上げよ:/「私たちの創造主であり贖い主よ、/主よ、あなたに栄光あれ!」

大天使へのスティヒラ、第1調。
類似:すべての称賛に値する殉教者たち:

ガブリエル、至高の知恵、/神に最も似た、光輝に満ちた天上の御方、/三つの太陽の光を見、/天の軍勢と共に御方を仰ぎ見る者、/神聖にして畏敬の念を抱かせる神秘を、/聖母のもとを訪れて告げ知らせ、/今や我らの魂のために執り成しておられる。

偉大なる神秘、/かつて天使たちにも知られず、/世の初めから秘められていたものを、/ただあなた、ガブリエルにのみ託され、/あなたはナザレに赴き、清きお方だけにそれを告げ知らせた。/どうか彼女と共に祈り、/私たちの魂に/平安と偉大な憐れみが授けられますように。

第11ステフィラへのリフレイン:あなたは御自身の天使たちを霊として、/御自身の僕たちを炎として造られます。 詩編103:4

常に光に満ち、/全能者の御心を成し遂げ、御命令を遂行する、/天使たちの長、/至高のガブリエルよ、/あなたを愛をもって崇める者たちを救い、/常に願い求めて、/私たちの魂に/平安と偉大な憐れみが授けられますように。

栄光、今、第6声、自唱
聖ヨハネ・ダマスコス作

大天使ガブリエルは天から遣わされ、/聖母に受胎を告げ知らせるため、/ナザレにやって来て、/その奇跡について心の中で思索し、驚嘆した。/いかにして、測り知れない至高者が、聖母から生まれ得るのか? /天を御座とし、地を御座の台とする方が/妻の胎内に収まるというのか?/六つの翼を持ち、多くの目を持つ者たちでさえ見ることのできない御方が/ただ一言によって、彼女から受肉することをお許しになった。/神の御言葉――ここに現れたのは、まさにその御方である! / それなのに、なぜ私はここに立ち尽くし、聖母にこう宣言しないのか:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます;/喜びなさい、清き処女よ;/喜びなさい、結婚を知らぬ花嫁よ;/喜びなさい、命の母よ、/あなたの胎内の御子は祝福されています!」

司祭は、スティヒル(賛歌)の朗読中にプロスコミディア(聖体準備)を行う。

入場。プロキメンとトリオディの朗読。そして、祝日の二つの朗読:

1. 出エジプト記の朗読

モーセは神の山ホリブにやって来ると、いばらの茂みの中から炎の中に主の御使いが現れた。モーセは、そのいばらの茂みが火に包まれているのに、燃え尽きないのを見た。そこでモーセは言った。「行ってこの驚くべき光景を見てみよう。なぜこの茂みが燃え尽きないのか。」 主は、モーセが見ようと近づいてくるのをご覧になり、荊の茂みの中から彼を呼びかけ、こう言われた。「モーセよ、モーセよ。」モーセは、「はい、主よ」と答えた。主は言われた。「ここに近づいてはならない。あなたの足から履物を脱ぎなさい。あなたが立っている場所は聖なる地だからである。」 そして彼に言われた。「わたしは、あなたの父の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」モーセは、神の御前に目を向けるのを恐れて、顔を背けた。 主はモーセに言われた。「わたしはエジプトにいるわたしの民の苦しみを見、監督たちに対する彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの苦しみをよく知っている。だから、彼らをエジプト人の手から救い出し、その地から導き出し、乳と蜜の流れる、豊かで広大な良い地へ導き入れるために、ここに来たのだ。」

出エジプト記 3:1–8

2. 箴言の朗読

主は、御自身の御業のために、わたしを御自身の道の先駆けとされた。世の初めより前に、主はわたしを築き上げられた。地の創造より前、深淵の創造より前、水の泉が湧き出るより前、山々が定まるより前、すべての丘が形作られるより前に、主はわたしを造られた。 主は国々を、人の住まない地を、天の下の住むべき地の果てを造られた。 主が天を備えられたとき、私は主と共にいました。主が風の上に御座を据え、高い雲を堅くし、天の下の泉に安定を与え、海にその境界を定め、水がその河口を越えないようにし、地の基を堅くされたとき、私は主のそばにいて、 すべてを整え、私は主が喜ばれるであり、いつの時代も、主の御前で毎日喜びを楽しんでいた。

箴言 8:22–30

小エケテニア。三聖歌。そして、続いて聖体礼儀を執り行う。

土曜日または日曜日、晩課の後ではなく聖体礼儀が執り行われる際には、描写的賛歌を歌う。「幸いな者たち」:祝日のカノンより、第3歌および第6歌。

修道院長が許せば、祝日のアンティフォンを歌う。

アンティフォン1、第2調

第1節:神よ、王に御裁きを、/王の子に御正義をお与えください。 詩編71:1

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、私たちを救ってください。

節2:山々が民のために平和を受け入れ、/丘が正義を受け入れますように。 詩編71:3

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

第3節:日ごとに/私たちの神の救いを宣べ伝えよ。 参照:詩編95:2b

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

第4節:主はダビデに真実をもって誓われた/その誓いを破ることはない。 詩編131:11

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2調

第1節:主は、羊毛に降り注ぐ雨のように、/また、地に落ちる水滴のように、降りて来られる。 詩編71:6

神の子よ、私たちのために受肉された方よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

節2:至高なる方は/御自身の住まいを聖別された。 詩編45:5b

神の子よ、私たちのために受肉された方よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

第3節:神は明らかに来られ、/私たちの神は、沈黙されることはない。 詩編49:2b 3a

神の子よ、私たちのために受肉された方よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

第4節:その日、その義は輝き、/平和が満ちあふれる。 詩編71:7

私たちのために受肉された神の御子よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第4調

第1節:その御名が/永遠に祝福されますように。 詩編71:17a

トロパリオ、第4調

この日我らの救いの始まり/そして永遠の神秘の顕現:/神の御子が処女の御子となり/ガブリエルが恵みを告げ知らせる。/それゆえ、我々も彼と共に聖母マリアにこう叫ぼう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

第2節:イスラエルの神、主は祝福されよ、/ただひとり奇跡を行われる方。 詩編71:18

トロパリオ:この日こそ、私たちの救いの始まり:

第3節:その栄光の御名は祝福されよ/世々限りなく。 詩編71:19a

トロパリオ:この日こそ、私たちの救いの始まりである:

入堂

節:日ごとに、私たちの神の救いを宣べ伝えよ。 参照:詩編95:2b

聖歌隊:さあ、来て、キリストにひれ伏し、礼拝しよう。/私たちのために受肉された神の御子よ、/あなたを賛美する私たちを救ってください。/ハレルヤ。

トロパリオ、第4調

この日こそ、我らの救いの始まり/そして永遠の神秘の顕現:/神の御子が処女の御子となり/ガブリエルが恵みを告げ知らせる。/それゆえ、我々も彼と共に聖母マリアに叫ぼう:/「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられます!」

栄光、そして今、コンダク、第8調

私たちを守ってくださる軍司令官よ/恐ろしい災いからの救いに対し/感謝の勝利の祝典をあなたに捧げます/私たちはあなたのしもべです、聖母よ!/しかし、あなたは に打ち破ることのできない権威をお持ちですから/あらゆる危険から私たちを解放してください/そうして私たちはあなたにこう呼びかけます/「喜びなさい、花嫁よ、結婚を知らぬ方よ!*

プロキメン、第4調

日々、/私たちの神の救いを宣べ伝えよ。

節:主に向かって新しい歌を歌え、全地よ、主に向かって歌え!  詩編95:2b, 1

ヘブライ人への手紙、冒頭306

兄弟たちよ、聖別する者も聖別される者も、すべては唯一の御方から出ている。それゆえ、主は彼らを兄弟と呼ぶことを恥じず、こう言われている。「わたしはあなたの御名をわたしの兄弟たちに告げ、会衆の真ん中であなたを賛美します」。 また、「わたしは彼に望みを置く」とも。さらに、「見よ、わたしと、神がわたしに与えてくださった子供たち」とも。 そして、子らは肉と血に属しているから御自身もまさに同じようにそれらに与り、死によって、死を支配する者、すなわち悪魔の力を無力化し、死の恐怖のゆえに生涯奴隷の状態に置かれていた人々を解放されたのである。なぜなら、御方はもちろん天使の性質を受け継ぐのではなく、アブラハムの子孫を受け継がれたからである。 それゆえ、彼は、民の罪を贖うために、神の御前で奉仕する、憐れみ深く忠実な大祭司となるために、あらゆる点で兄弟たちに似る必要があった。なぜなら、彼自身が試練に遭って耐え抜いたからこそ、試練に遭っている人々を助けることができるからである

ヘブライ人への手紙 2:11–18

ハレルヤ、第1声

節:主は、羊毛に降り注ぐ雨のように、また地に落ちる露のように、降りて来られる。節:その御名が永遠に祝福されますように。その御名は太陽よりも先に存在します。 詩編 71:6, 17a

ルカによる福音書、第3

そのころ、ザカリアの妻エリサベトは身ごもり、五か月間、人々の目から身を隠して、「主は、このころ、私を人々の間の恥から救い出してくださることをお望みになったのです」と言っていた。 六ヶ月目になると、神から天使ガブリエルが、ガリラヤのナザレという町に遣わされた。そこには、ダビデの家系に属するヨセフという男と婚約していた処女がいた。その処女の名はマリアであった。天使は彼女のところに入り、こう言った。「喜びなさい、恵まれた方よ。主はあなたと共におられます。 女たちの中であなたは祝福されています!」彼女は天使を見てその言葉に戸惑い、このような挨拶は一体どういう意味なのかと考え込んだ。すると天使は彼女に言った。「マリアよ、恐れることはありません。あなたは神の恵みを受けたのです。見よ、あなたは身ごもって、男の子を産み、その名を イエスと名付ける。その子は偉大となり、至高者の御子と呼ばれ、主なる神は、その父ダビデの王座を彼に与え、彼はヤコブの家を永遠に治め、その王国には終わりがありません。」すると、マリアは御使いに言った。「私はまだ夫を知りません。どうしてそのようなことがあり得るのでしょうか。」 すると、御使いは彼女に答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたを覆う。それゆえ、生まれる聖なる子は、神の子と呼ばれる。見よ、あなたの親族エリサベトも、年老いてから男の子を身ごもり、かつて不妊と言われていた彼女も、今や六ヶ月目に入っている。 神の御言葉には、不可能なことは何一つないからです」。するとマリアは言った。「私は主のしもべです。あなたの言葉どおりになりますように」。そして、御使いは彼女のもとを去った。

ルカ 1:24–38

「ふさわしい」の代わりに

地よ、大いなる喜びを告げよ、/天よ、神の栄光を賛美せよ。

イルモス、第4調: 神の生ける聖櫃に/決して不敬虔な者の手が触れることのないように、/しかし、信者たちの口は絶えることなく、/天使の叫びを歌い上げ、/喜びのうちに聖母にこう呼びかけよ:/「まことに、あなたはすべての人よりも高く、清きおとめよ!」

聖体拝領

主はシオンを選ばれ、/御自身の住まいとして選ばれた。/ハレルヤ。(3) 詩編 131:13

 

 

目次へ。

 


6月24日

聖なる栄光ある預言者、先駆者、洗礼者ヨハネの誕生

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」:第4調のスティヒラ、第4声。
類似の賛歌:「天より召された者」:

不毛の胎から生まれし者よ、/我らの心の不毛を終わらせ、/信仰と真理における敬虔――御言葉――を、/不毛の魂に授ける者よ、/キリストの到来を告げる栄光ある先駆者よ。 /御言葉の恵み深い声として、/悔い改めの轟くような先駆者として、/旧約と新約の神聖な仲介者として、/その誕生を/私たちが愛を込めて喜びをもって祝うその方は、はっきりと知られています。

今や、節制によって育まれた子牛は/不毛の母から生まれ、/私たちに、処女の乙女から生まれ/世界の罪を取り除く小羊を示している。 /荒野を愛する鳩がはっきりと姿を現し、/神聖な春を告げ、/それによって、最も過酷な不信仰の冬は終わりを告げた。/そして、花婿の誠実な友、/ヨハネが公然と現れ、/私たちの魂の救いを請い求めた。

神の御約束により、/至高にして神聖なる大天使が、/あなたの神殿で祈りを捧げていたあなたの父に、/あなたの誕生を告げ知らせたとき。 /その時、聖書に記されている通り、信じず異議を唱えた祭司に対し、/ガブリエルは、あなたの誕生の日まで、沈黙と耳の聞こえなさを下した。/そして、あなた、先駆者よ、生まれて、/父を舌の束縛から解き放ち、祝福された方よ、/私たちすべてのために執り成してくださる。

栄光、第8調。独唱:ヨハネには芳香がふさわしく、/洗礼者には歌の美しさがふさわしい、/彼は私たちの救いの始まりを告げたからである。 /彼は母胎の中で躍り、/荒野で「悔い改めよ」と叫んだ、/王の戦士、恵みの先駆者、/小羊について告げ、/救い主の御前で私たちの魂のために執り成してくださる方。

そして今、神の母よ:主よ、御自分のしもべたちの祈りをお受けください、/そして、あらゆる不幸と悲しみから私たちを救い出してください。

詩篇の朗読に続いて、第2調のステイヒラ。
類似の賛歌:エウフラフォ家の家:

ザカリアよ、その言葉をはっきりさせよ、/公然とこう宣言せよ:/「この子は至高者の預言者となり、/神の御言葉の先駆者となるであろう。

詩句:イスラエルの神、主は祝福されよ、/御自分の民を顧み、贖いを成し遂げられた。

ヨハネよ、あなたは母の胎内から/神に聖別されて現れた。/なぜなら、死すべき者の中で、あなたより偉大な者は/かつて誰も現れなかったからである。

詩句:そして、あなた、幼子よ、/至高者の預言者と名付けられるであろう。

至福なる者よ、あなたは/父の無子状態を終わらせ、/神の恵みによって生まれ、/母の不妊の鎖を断ち切った。

栄光、今、第8調:エリサベトが聖母マリアと語り合う様子を見よ:/「なぜ、私の主の母よ、私のところに来られたのですか? /あなたは王を宿し、私は戦士を宿す。/あなたは律法者であり、私は律法を導く者。/あなたは御言葉であり、私は/天の御国を告げる声である!」

トロパリオ、第4調

キリストの到来の預言者であり先駆者よ、/私たちはあなたをふさわしく賛美することはできませんが、/愛をもってあなたを崇めます。/なぜなら、母の不妊と父の無言は、/あなたの栄光に満ちた聖なる誕生によって終わりを告げ、/神の御子の受肉が世界に告げ知らされたからです。

栄光、そして今、神の母よ: 世の初めから秘められ、/天使たちにも知られぬ神秘が、/あなたを通して、神の母よ、地上の者たちに現された。/――二つの本性が混じり合うことなく一つとなる中で受肉された神、/そして私たちのために自ら十字架を受け入れられた方――/その御方によって原初のアダムはよみがえらされ/私たちの魂は死から救われた。

大晩課にて

通常の詩篇の後、「幸いな人」を歌う:第1アンティフォン。

「主よ、私は叫びました」の後に、第8調、第4声、自唱のスティヒラを歌う

修道士ヨハネ:ザカリアの沈黙は終わる/生まれたヨハネよ、/声があった時、父が沈黙を保つのはふさわしくなかったからである; /しかし、かつて不信仰のゆえにその舌を縛ったように、/今や父に解放をもたらすために現れた――/福音の宣教を聞き、/御言葉の御声と、/私たちの魂のために執り成す光の先駆者を生み出したその父に。

この日、御言葉の声、/不信仰のために封じられていた父の声は解かれ、/母の不妊の束縛を解き放ち、/教会に多くの子孫をもたらす。/光の灯台が到来し、/その輝きは、すべての者を新たに創造し、/私たちの魂を救うために、/正義の太陽の到来を告げ知らせる。

アナトリア:神の御言葉が処女から生まれようとしたとき、/使者が老人の胎から現れ、/女から生まれた者の中で偉大であり、/預言者よりも偉大である。/なぜなら、神の御業には/並外れた始まりがあるべきであったからである。/年齢にふさわしくない出産、/そして種なき受胎。 /私たちの救いのために奇跡を行われる方、/あなたに栄光あれ!

アンドレイ・クリツキー: この日、偉大なる洗礼者ヨハネが現れ、/エリサベトの不妊の胎内から生まれ、/すべての預言者の中で最も偉大な預言者、/彼に匹敵する者はなく、また彼のような者も現れなかった。/なぜなら、灯台である洗礼者の後には、まばゆい光が続き、/声の後には御言葉が、/そして婚礼の執り行い人の後には、花婿がおられるからである。 /彼は主のために特別な民を備え、/聖霊のために水をもって彼らを清め、/ザカリアの子、荒野の最も美しい養子、/悔い改めの先駆者、/罪からの清め、/陰府に留まる者たちに死人からの復活を宣べ伝え、/私たちの魂のために執り成してくださる方。

預言者であり、キリストの先駆者として/母の胎内から現れたヨハネよ、/母の胎内で跳ね回り、喜びながら/しもべのもとに来られた女王を見、/時を超えた方、父から母なしに生まれた方を/あなたのもとへ運んで来られた、/不妊の女と老人の間に、約束に従って輝きを放った方。 /彼に、私たちの魂の赦しを祈り求めてください。

ああ、なんと驚くべき奇跡でしょう!/エリサベトが身ごもって息子を産むと告げた天使の言葉を信じなかった者、/「 「彼女はどうして子を産むのか。/私も年老いたし、彼女の胎も枯れ果てているのに」/と語った者、/その不信仰ゆえに沈黙を強いられていた者が、/この日、約束された御子の誕生を目の当たりにし、/沈黙から解き放たれて喜びに満ち、/「祝福あれ」と叫びながら、 「主、イスラエルの神よ、/御自分の民を顧み、贖いを成し遂げ、/世界に大いなる憐れみを授けてくださる方よ!」

賛美に満ちたヨハネ、/全宇宙の使徒、/大天使ガブリエルの福音を告げる者、/不毛の枝、/荒野の最も美しい子、/そしてキリストの花婿の真の友よ!/私たちの魂の赦しを、主にお祈りください。

栄光、第6調。ビザンティン派:この日、光の灯台は/明るい星のように、神の御言葉の到来への道を整える。/この日、ザカリアの舌は明瞭さを取り戻し、/天使の命じるところに従って沈黙を学んだ。 / なぜなら、御声の父は、/ 不妊の胎から御子が生まれたとき、/ もはや沈黙を守るべきではなく、/ 多くの者に対して大胆に、/ 全世界の贖いについて福音を宣べ伝えるべきであったからである。

そして今、その声は同じである。エリサベトは恵みの先駆者を身ごもり、/処女は栄光の主を身ごもった。/二人の母は口づけを交わし、/幼子は喜び躍った。/それは、胎内のしもべが主を賛美していたからである。 /驚いた洗礼者の母は、こう叫び始めた:/「どうして私に、/私の主の母が私のところに来られたのでしょうか?/――絶望した人々を救うためです!」/大いなる憐れみをお持ちの方よ、あなたに栄光あれ!

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 創世記の朗読

主なる神はアブラハムに言われた。「あなたの妻サラは、もはやサラという名で呼ばれることはない。彼女の名はサラとなる。わたしは彼女を祝福し、彼女からあなたに子を授ける。また、その子を祝福し、彼は諸国民の父となり、諸国民の王たちは彼から生まれるであろう。」 そこでアブラハムは顔を地面につけて伏し、[笑って]、心の中でこう言った。「百歳の者に息子が生まれるだろうか。また、九十歳のサラが産むだろうか。」すると、神はアブラハムに言われた。「そうだ。 見よ、あなたの妻サラはあなたに息子を産む。あなたは彼をイサクと名付けなさい。わたしは彼と永遠の契約を結ぶ。」アブラハムもサラも年老いており、高齢であった。 サラは心の中で笑いながら言った。「今まで私にそんなことは一度もありませんでした。しかも、私の主人は年老いています。」主なる神はアブラハムに言われた。「サラが心の中で笑い、『私が年老いているのに、本当に子を産むことができるでしょうか』と言ったのはなぜなのか。神の言葉に不可能なことはない。」

、その言葉どおり、サラに御目を留められた。そしてサラは身ごもり、主(神)がアブラハムに告げられたとおり、彼の老齢のときに息子を産んだ。 そして、主なる神が命じられたとおり、八日目に彼に割礼を施した。アブラハムが息子イサクを授かったとき、彼は百歳であった。サラは言った。「主(神)が私に笑いをもたらしてくださった。これを聞く者はだれでも、私と共に喜ぶでしょう。」 また彼女は言った。「誰がアブラハムに、サラが乳飲み子を育てていると告げようか。私は年老いてから息子を産んだのだから。」その子は成長し、断乳した。アブラハムは、息子のイサクが断乳したその日に、盛大な祝宴を開いた。

創世記 17:15–17,19; 18:11–14; 21:1–2, 4–8

2. 士師記の朗読

そのころ、ダンの部族にマノという男がいた。その妻は不妊で、子を産んだことがなかった。すると、主の御使いがその妻に現れて言った。「見よ、あなたは不妊で、子を産んでいないが、今や子を身ごもって産むことになる。」 今からは、注意して、ぶどう酒や麦酒を飲んではならず、不浄なものを食べてはならない。見よ、あなたは身ごもって男の子を産む。その子の頭には剃刀が触れてはならない。その子は胎内から神の(聖別された)ナゾレ人となるからである。」

そこで、妻は帰って、夫にこう言った。「神の人が私のところに来て、その姿は神の御使いのようで、実に栄光に満ちていた。そして彼は[私に]言った。『見よ、あなたは身ごもって男の子を産む。 今からは、[用心して] ぶどう酒やシケルを飲んではならず、不浄なものを食べてはならない。その子は、胎内にいる時から死ぬその日まで、神のナゾレ人となるからである。」 そこでマノアは主に祈り、こう言った。「主よ、どうか、あなたが私たちのもとに遣わされた神の御使いを、もう一度私のところに来させてください。そして、生まれるべきこの赤ん坊をどうすべきか、私たちに教えてください。」 すると、[神の]御使いがマノアのもとに来て言った。「私があなたの妻に告げたことすべてに、彼は注意を払わなければならない。ぶどうの木から作られるものは一切口にしてはならず、ワインもシケルも飲んでしてはならない。」 マノアは主の御使いに言った。「あなたの名は何か。 、あなたの言葉が成就したとき、私たちがあなたを賛美できるように。」すると、主の御使いは彼に言った。「なぜ私の名を尋ねるのか。それは不思議な名だからだ。」それ以来、主の御使いはマノアとその妻のもとに現れることはなかった。

士師記 13:2–8, 13–14, 17–18, 21

3. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「わたしの民を慰めよ、慰めよ、と神は言われる。祭司たちよ、エルサレムの心に語りかけよ。それを慰めよ。その屈辱は終わった。その罪は消し去られた。主の手から、その罪の二倍の罰を受けたからである。 荒野で叫ぶ者の声。「主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ!」[すべての谷は埋められ、すべての山と丘は低くされ、曲がった道はまっすぐになり、でこぼこした小道は平らな道となる。そして、すべての肉なる者は神の救いを見るであろう。]

シオンに福音を告げる者よ、高い山に登れ。エルサレムに福音を告げる者よ、力強く声を上げよ。 声を高らかに上げよ、恐れるな。わたしは主、神、イスラエルの神である。わたしは彼らの声を聞き、彼らを見捨てない。山々には川を、平野には泉を湧き出させ、荒野を牧草地に変え、渇いた地を水の泉に変える。

天は上より喜び、雲は義を注ぎ出せ。地は実を結び、恵みを育み、それとともに義を育め。 喜びの声を上げよ。それを地の果てまで聞かせよ。主が御自分のしもべヤコブを救われたと告げよ。彼らが荒野で渇きを覚えるとき、主は岩から水を湧き出させてくださる。

不妊の女よ、子を産まない女よ、喜びなさい。産みの苦しみを味わわなかった女よ、声を上げて喜び叫びなさい。見捨てられた女には多くの子がおり、夫のある女よりも多いからである。

イザヤ書 40:1–3, 9; 41:17–18; 45:8; 48:20–21; 54:1

リチアにおける自唱のスティヒラ、第1声

山々よ、甘美な滴を注ぎ出せ、/小高い丘よ、子羊のように跳ねよ、/エリサベトから生まれたのは、/やがて私たちと共に住まわれる方――主の先駆者であり、/その誕生によって/自らの父の沈黙を打ち破った方だからである。 /それゆえ、私たちも彼にこう叫びます:/「キリストの洗礼者よ、/私たちの魂の救いのために執り成してください!」

神に選ばれた御声、/光の灯台、主の先駆者よ、/キリストから証しを受け、/預言者たちの筆頭として、/世のために執り成しをなし、/とりわけ、/あなたの群れが無傷で守られるよう祈ってください。

あなたは神の小羊であり御言葉の先駆者となり、/預言者ヨハネ、また先駆者よ、/来るべきことを預言し、地の果てにまで告げ知らせる:/「見よ、神の小羊。世の罪を取り除き、/すべての人に大いなる憐れみを授ける方!」

栄光、第5調。クレタのアンドレイ: 預言者たちの頂点であり使徒たちの始まり、/地上の天使であり天の人、/御言葉の声、戦士でありキリストの先駆者、/彼に与えられた約束に従い、あらかじめ喜び躍り、/自らの誕生以前に「義の太陽」を宣べ伝えた者、/この日、エリサベトは子を産み喜び、/ザカリアは驚嘆する、 長老会のひとりとして、/かつて沈黙という枷に縛られていた者。/そして今、その声の父として、彼は最も明瞭に預言する:/「見よ、子よ、あなたは至高者の預言者と名付けられ、/御前に進み出て、御方の道を整えるであろう!」 /それゆえ、天使、預言者、使徒、戦士、/先駆者、洗礼者、そして悔い改めの宣教者、/光への導き手として、御言葉の声のように、/絶えず私たちのために執り成してください、/信仰をもってあなたの記念を捧げる私たちのために。

そして今、その声はこう告げる。「王の神殿であり門、宮殿であり玉座である――/尊きおとめよ、あなたこそがそれである。/あなたを通して、わが贖い主、主キリストは、/闇の中で眠る者たちの前に、正義の太陽として現れ、/御自身の御手によって御自身の姿に似せて創造された者たちを/照らそうと望まれた。」 /それゆえ、万人に称えられし方よ、/御子への母なる大胆さを獲得された方よ、/絶えず執り成し、/我らの魂の救いを願われよ。

詩篇の朗読に際して、自唱のステイヒラ、第2調

預言者から生まれた預言者、/不妊の女から生まれた枝、/女から生まれた者の中で最も高き方、/荒野の住人、栄光あるヨハネを、/詩篇と賛歌と霊的な歌をもって賛美し、/彼に向かってこう叫びましょう: /「救い主の洗礼者であり先駆者よ、/大胆に、/あなたの聖なる誕生の日に、/キリストに、世界に平和を、/そして私たちの魂に偉大な憐れみを授けてくださるよう、/懇願してください!」

詩句:イスラエルの神、主は祝福されよ、/御自身の民を顧み、贖いを成し遂げられた。

恵みの御言葉の御声が到来し、/太陽の先駆者として、/この日、不妊子なき女性から、/約束に従って生まれた――洗礼者ヨハネ。 /人よ、喜びなさい。/彼は、私たちに救いの道を備えるために来た。/彼は、まだ母の胎内にいた/「世の罪を取り除き、/私たちに大きな憐れみを与えてくださる小羊」に、/喜び踊りながらひれ伏したのだ。

詩句:そして、あなたよ、幼子よ、/あなたは至高者の預言者と名付けられるであろう。

母の胎内から聖別され、/預言の完全さを受け、/この日、不妊の女から生まれ、/主の到来をはっきりと告げ知らせる:/「悔い改めよ、天の御国は近づいた!」

栄光、第8調。修道女カッシヤの歌:今や、預言者イザヤの言葉が成就した/この日、預言者たちの中で最も偉大なヨハネの誕生において:/「見よ」と語られている、「わたしはあなたの前にわたしの御使いを遣わし、/彼があなたの前にあなたの道を整えるであろう」。 /そしてこの人は、まるで戦士のように、天の王の先頭に急ぎ立ち、/まことに、私たちの神のために正しい道を整えた。 / 彼は本質においては人間であり、その生き方においては天使であった。 / なぜなら、完全な清さと貞潔を愛し、 / 本質にかなうものを持ち、 / 本質に反するものを避け、 / 本質を超えて奮闘したからである。 /すべての信徒よ、彼の美徳に倣い、/私たちの魂の救いのために、/彼が私たちのために執り成してくださるよう祈りましょう。

そして今、その声は変わらずこう告げる。「エリサベトを見よ、彼女は聖母マリアと語り合っている。/『なぜ、私の主の母よ、私のところに来られたのですか? /あなたは王を身ごもっておられ、私は戦士を身ごもっている。/あなたは律法の制定者であり、私は律法を施行する者。/あなたは御言葉であり、私は/天の御国を告げ知らせる声である!」

パンの祝福の際、トロパールを第4調で二度唱え、「聖母マリア」を一度唱える。

トロパリオ、第4調

キリストの到来の預言者であり先駆者よ、/私たちはあなたをふさわしく賛美することはできませんが、/愛をもってあなたを崇めます。/なぜなら、母の不妊と父の無言は、/あなたの栄光に満ちた聖なる誕生によって終わりを告げ、/神の御子の受肉が世界に告げ知らされたからです。

 

早課にて

「主なる神」の後に:
先駆者のトロパリオ、二回、第4調

キリストの到来の預言者であり先駆者よ、/私たちはあなたをふさわしく賛美することはできませんが、/愛をもってあなたを崇めます。/なぜなら、母の不妊と父の無言は、/あなたの栄光に満ちた聖なる誕生によって終わりを告げ、/神の御子の受肉が世界に告げ知らされたからです。(2)

栄光、そして今、神の母よ: 世の初めから秘められ、/天使たちにも知られぬ神秘が、/あなたを通して、神の母よ、地上の者たちに現された。/――二つの本性が混じり合うことなく一つとなる中で受肉された神、/そして私たちのために自ら進んで十字架を受け入れられた方――/その方によって、原初のアダムはよみがえらされ/私たちの魂は死から救われた。

第一カフィスマの後、セダレン、第4声。
「次のように:ヨセフは驚嘆した:

今やザカリアの子が我らのために育ち、/信者たちの思索を賢明に喜ばせ、/荒野の装飾であり、預言者たちの礎である。/それゆえ彼はキリストの先駆者として現れ、/偽りを排した御降臨の証人となった。 /それゆえ、霊的な歌をもって洗礼者に共に呼びかけよう:/「預言者であり、真理の告げ知らせる者よ、/我らの救いのために祈り給え!」

栄光あれ、今なお、神の母よ:ヨセフは超自然的な光景を目の当たりにして驚嘆し、/神の母よ、あなたが種なしに身ごもったことを理性の力で悟り、/羊毛に降り注いだ雨、火の中でも燃え尽きなかった茨の茂み、/そして花開いたアロンの杖を悟った。 /そして、あなたの婚約者であり守護者である彼は、/祭司たちの前で証しして、こう叫んだ。/「処女が子を産み、出産後もなお処女のままである!」

第二カフィズマの後、セダレン、第8調。
「知恵」に倣って:

キリストの到来の始まりとして/まことに驚くべき御生まれを遂げられた、/万人に称えられるヨハネ、預言者たちの長よ、/そして、御言葉の声として、こう叫ばれた:/「悔い改めよ、天の御国が近づいた!」/それゆえ、主に道を整え、/恵みの先駆者として、地の果てにまで現れた /洗礼者にして使徒よ、キリスト・神に祈り、/あなたの聖なる記念を愛をもって祝う者たちに、/罪の赦しを授けてくださいますように。

栄光、今、神の母よ:至聖なる処女、神の母よ、/私の魂の重い情欲を癒してください、お願いいたします、/そして、私が狂気の中で犯した罪を赦してください、/魂と体を汚してしまった、この不幸な者を。 /ああ、私はなんと哀れな者か。あの時、/天使たちが私の魂を、情欲に満ちたこの肉体から引き離す時、私はどうすればよいのか。/その時、御母よ、私の最も温かい助け手となり、守り手となってください。/なぜなら、私はあなたを唯一の希望としているからです。/私は、あなたにふさわしくないしもべです。

賛美

われらはあなたを賛美します、/救い主の先駆者、ヨハネよ、/そして、不毛の地から生まれた/あなたの栄光に満ちた誕生を称えます。

選定された詩編

1 合唱 イスラエルの神、主は祝福されます。主は御自分の民を顧み、贖いを成し遂げられたからです。2 また、御自分の若き者、ダビデの家に、私たちのための救いの角を立てられました。1 主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはありません。 2 そこで、わたしはダビデに角を興し、わたしの油注がれた者に灯台を備えた。1 その子孫は地上で力強い者となる。2 義人の子孫は祝福される。1 わたしたちの生涯のすべての日に、聖さと真実をもって、主の御前で主に仕えるためである。2 そして、あなたよ、幼子よ、あなたは至高者の預言者と名付けられる。 1 あなたは主の御前に進み、その道を整える者となるからだ。2 主の民に救いを知らせるためである。1 彼らの罪の赦しにおいて、私たちの神の深い憐れみによって。2 私たちの足を平和の道へと導くためである。

栄光、今こそ:ハレルヤ(3)

ルカ 1:68;1:69;131:11;131:17;111:2;1:75;1:76a;1:76b;1:77-78;1:79

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「似たり」:神秘なる御命令:

父よ、母よ、喜びなさい、 / あなたがこの日、地上で預言者を産んだことを、 / 神に召された約束の先駆者を。 /不妊であった母が洗礼者イエスを乳房で育て、/ザカリアは喜び、生まれた子に向かってこう叫ぶ:/「あなたのこの世への到来によって、わが舌は解かれた、/大いなる光の灯台よ。/まことに、前代未聞の奇跡だ!」

栄光あれ、今この時も、神の母よ:私たちは常にあなたに感謝し、神の母よ、/清き方よ、あなたを称え、礼拝し、/恵み深き方よ、あなたからキリストが生まれたことを讃え、/絶えずこう叫びます:/ 「慈悲深きおとめよ、慈愛に満ちた方よ、私たちを救い、/試練の時に悪魔との恐ろしい争いから救い出してください、/そうして、私たち、あなたのしもべたちが恥をかくことのないように!」*

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、わが救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ、/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

そして、あなたよ、幼子よ、/至高者の預言者と名付けられるであろう。節:イスラエルの神、主は祝福される。主は御自分の民を顧み、贖いを成し遂げられたからである。 ルカ 1:68, 76

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ルカによる福音書、冒頭3b

そのころ、ザカリアの妻エリサベトは身ごもり、五か月間、人々の目から身を隠して、「主は、この数日間、私を人々の間の恥辱から取り除いてくださることをお望みになったのです」と言っていた。やがてエリサベトの出産の時期が来て、彼女は男の子を産んだ。 近所の人々や親族は、主が彼女に大きな恵みを施されたことを聞き、彼女と共に喜んだ。そして、八日目に、その子を割礼に連れて行き、父の名にちなんでザカリヤと名付けようとした。しかし、その母は言った。「いいえ、彼はヨハネと名付けられるのです。」 人々は彼女に言った。「あなたの親族の中に、その名を持つ者は一人もいない。」そこで、彼らは身振りで、父に、どのような名をつけたいのか尋ねた。すると、彼は板を求め、こう書いた。「ヨハネ、これがその名である。」皆は驚いた。すると、たちまち彼の口と舌が開き、神を賛美して語り始めた。 その周囲に住む者たちすべてに恐れが臨み、ユダヤの山地一帯で、これらすべての出来事が語り伝えられた。これを聞いた者たちは皆、心に留めて、「この子は将来、どのような者になるのだろうか」と言った。主の御手が彼と共におられたからである。そして、その父ザカリアは聖霊に満たされ、預言してこう言った。 「イスラエルの神、主をほめたたえよう。主は御自分の民を顧み、贖いを成し遂げてくださった。そして、子よ、あなたは至高者の預言者と名付けられる。あなたは主の御前に先立って行き、主の道を整えるからである。」その子は成長し、霊において強められていった。そして、イスラエルの民の前に現れるその日まで、荒野に身を置いていた。

ルカ 1:24–25, 57–68, 76, 80

詩篇50篇の後、ステヒラ、第2調

母の胎内から聖別され/預言の全き恵みを受けた方は、/この日、不妊の女から生まれ、/主の到来をはっきりと告げ知らせる。「悔い改めよ。天の御国は近づいた!」

カノン

カノン2つ:1つ目は、聖ヨハネ・ダマスコスによる作で、8拍子のイルモス付き、第4声。もう1つのカノンは、聖アンドレイ・クリテスによる作で、6拍子、声調は同じ。

第1歌

カノン1。イルモス:力強い御使いのように、/聖母より生まれし方よ、/無情の深みの中に/私の三つの部分からなる魂を沈めてください、と願います。/そうすれば、私はあなたに、まるでティンパニのように、/肉体を滅ぼした後、/勝利の賛歌を歌い上げることができますように。

太陽に先立つ/美しい朝のように、/不妊の母の子は、/今や全宇宙において、/処女の胎内に宿る御方を/はっきりと告げ知らせる。/そうして、地の果てに至るまで、/敬虔と恵みの光が輝き渡るように。

「あなたはまことに至高者の預言者と称されるであろう、/なぜなら、あなたはキリストの御前に先立って、/創造主の道を整えるためである!」――/と、賛美に満ちたヨハネは、/聖霊に導かれたザカリアよ、その子であるあなたに呼びかける。

ガブリエルから神の御告げの言葉を / 聞いたザカリアは、 / 反抗的な態度を示し、 / 沈黙の罰に処されたが、 / 突然その罰は解かれた。 / なぜなら、「御言葉」の御声―― / 洗礼者ヨハネ――が生まれたからである。

聖母賛歌:神の都、聖なる宝、/万王の王である神を受け入れた、/無原罪の聖母よ、あなたの遺産を守り給え、/常にあなたを賛美し、/あなたから生まれた方を信仰をもって崇める者たちを。

 

第2カノン(スラブ語から翻訳:ギリシャ語の『ミネイ』には別のカノンが収録されている)

イルモス:古き日にイスラエルを導き、/ファラオの奴隷制から逃れさせ、/荒野で彼らを養ってくださった/救い主、我らの神に、/賛美を捧げよう。/主は栄光をお受けになったからである。

長老の沈黙は、/書かれた律法の奥義を体現している。/なぜなら、恵みが到来するとモーセは沈黙するからである。/知恵の宝が現れたとき、/すべての者は沈黙すべきであったのだ。

神殿で祭司が香を焚いていたとき、/天使が上から現れてこう叫んだ。/「私は、長老よ、/あなたに並外れた誕生の福音を伝えに参りました。/あなたは、不妊の母から生まれた実、/すなわちキリストの洗礼者を受け入れることになるからです!」

なぜ驚いているのか、長老よ?/なぜ、あなたにこれを告げる者を信じずに立ち尽くしているのか?/告げ知らせる者は天使なのだから、/たとえ人の姿をとっていても。/だから、しばらくの間は黙っていなさい、/御言葉の声が生まれるまでは。

ザカリアの沈黙を/書かれた律法の沈黙の象徴とし/それによって私に、/悔い改めを呼びかける説教者を示された方は、/不妊の女に息子――/荒野で叫ぶ声――を授けてくださる。

キリストの先駆者の、なんと栄光に満ちた御業であろうか!/彼は、まだおむつを身に着ける前から、/私たちの束縛を解き放ち、諸国民を聖別された方であり、/この日、エリサベトから生まれ、/その声を父に返される。

聖母賛歌:あなた、神の御宿り、/そして神が降りてこられた/心の梯子、/人間の姿をとられ、/私たちの性質を天へと引き上げられた方、/私たちは皆、救いの仲介者としてあなたを賛美します。

カタヴァシア:わが口を開けば、/それは御霊に満たされ、/王妃である母に言葉を捧げ、/輝かしく祝賀のうちに現れ、/その御業を喜びをもって謳い上げよう。

第3歌

カノン1。イルモス:知恵でも、力も、富でも誇らない、/ただあなたを、父なる御自身そのものの知恵、キリストよ、/あなた以外にこれほど聖なる者はいない、/人を愛する方よ。

主の御降誕は処女からなされるが、/愛するしもべの誕生は、老いた不妊の母からなされる。/なぜなら、奇跡は、当然のことながら、別の奇跡に先立つからである。

年老いて不妊であった/聖母に口づけを捧げる/神の御心により、その御子によって/不妊の束縛が解かれたことを/間違いなく知ったからである。

聖母賛歌:結婚を知らず、御腹に受肉された神を宿された方よ!/情欲の攻撃に揺れ動く私を、強めてください:/何しろ、至聖なる方よ、あなた以外に、これほどの助け手はいないのですから!

 

カノン第2。イルモス:雷を確固たるものとし、霊を創造される方よ、/主よ、私を確固たるものとしてください、/私が真にあなたを賛美し、/あなたの御心を行うことができるように、/なぜなら、私たちの神よ、あなたのように聖なる方はいないからです。

かつて不妊であったエリサベトは、/キリストよ、あらゆる民族から召されたあなたの教会を/先取りして示しました。/そして、栄光のうちに子を産み、かつて不妊であった彼女が、/今や多くの子を持つ者として再び現れています。

主のために道を整え、/主のために道を備え、/あなたは人々に悔い改めの実を示し、/彼らの生きる道を教え、/キリストの預言者であり、先駆者である。

この日、エリサベトは喜びながら、/あなた、先駆者を、老いた腕の中に抱き、/こう叫び、称え讃える:/「主よ、私たちの神よ、あなたほど聖なる方はおられません!」

聖母賛歌:あなたは先祖たちの悲しみを和らげ、/私たちに喜びをもたらし――命の与え主であり贖い主を産み出されました。/聖母マリアよ、あなたの羊の群れの救いのために、/彼に熱心に祈ってください。

カタヴァシア:聖母よ、あなたの賛美者たち――/生ける豊かな泉であり、/霊的な祝宴を催した者たちを、/あなたの神聖な栄光の中に確固たるものとし、/栄光の冠にふさわしい者とさせてください。

セダレン、第8調。
類似の賛歌:神秘なる御命令:

ザカリアの声が明らかに解き明かし、/生まれし御言葉の声――洗礼者ヨハネは、/律法の不毛さをすべての人々に示し、こう叫んだ:/「地に住む者たちよ、悔い改めよ、/まことに、イエスが来られ、現れたからである、/すべての人を古の呪いから救い出し、洗礼によって照らすために。 /まことに、栄光に満ちた奇跡である!*

栄光、第4声。
類似:ヨセフは驚嘆した:

明るい太陽のように、エリサベトの胎内から/ザカリアの息子が我らに輝き出でた。/彼は父の沈黙を解き、/すべての人々に大いなる大胆さをもって呼びかける:/「主の道を整えよ。主は来られ、/御自身に立ち返る者を救われるからだ!」 /ヨハネよ、あなたが予告された方よ、/私たちの救いのために祈ってください!

そして今、神の母よ:清き御方よ、あなたは御自身からの神聖な御降誕によって、/この地で生まれた者たちの、情欲によって朽ち果てた死すべき性質を/新たにされ、すべての人を死から朽ちることのない命へと引き上げられました。/それゆえ、私たちは皆、当然のこととして、あなたを「祝福された方」と呼びます、/「最も賛美されるおとめ」よ、あなたが予告されたとおりです!」*

第4歌

カノン1。イルモス:栄光のうちに/神性の御座に坐し、/軽やかな雲の上で、/至聖なるイエスが、/汚れなき御手に抱かれて来られ、/呼び求める者たちを救われた:/「栄光あれ、キリストよ、御力に!」

言い表し難き秘儀に先立って、一つの秘儀がある。/自然界に与えられた法則の刷新、/その病からの解放を予告し、/その是正、キリストよ、そして神化である。

イザヤは父より、/まもなく受肉される御子に向けられた預言を語った:/「見よ、私は、死すべき者でありながら天使に等しい使者を、/あなたの御前に遣わす。彼はこう叫ぶ:/『栄光あれ、キリストよ、あなたの力に!』」

主のしもべとして仕えるために、私は生まれた。/それこそが私の来た目的だからである――/主の到来を告げ知らせるため、/そして、処女からの誕生をあらかじめ証しするために、/不妊であった老女が、奇跡的に子を産んだのである。

聖母賛歌:聖なる神の母よ、/御父の至聖なる御言葉が、/香りのよい家のように、あなたの中に宿ることをお選びになった。/あなたは胎内の損傷も、出産の苦しみも味わうことなく、/まことに、神人エマヌエルを産み出された。

 

第2カノン。イルモス:キリストなる神よ、あなたの栄光に満ちた御計画について、私は聞きました。/あなたが処女から生まれ、/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」と叫ぶ者たちを惑わしから救うためでした。

あなたの誕生によって悔い改めの道が開かれた、/先駆者であり、福音を告げる者よ。/あなたはただ一人、こう叫びながら宣べ伝えた:/「悔い改めよ、天の御国は近づいた!」

処女性が高められ、貞潔が勝利を収め、/荒野は喜び、世界は祝宴を催す、/あなたの誕生に際して、先駆者よ。

エリサベトは喜び、ザカリアは再び告げ知らせる:/見よ、二人はヨハネの声によって/老齢にして突然、新たにされ、啓発される。

聖母賛歌:古の律法制定者は、燃え尽きることのない茨の茂みのように/あなたを見ました。/ダニエルは聖なる山としてあなたを仰ぎ見ました、/唯一の聖母、主の御母よ。

カタヴァシア:栄光のうちに/神性の御座に坐し、/軽やかな雲の上、/至聖なるイエスが到来し、/汚れなき御手に抱かれて、/呼び求める者たちを救われた:/「栄光あれ、キリストよ、御力に!」

第5歌

カノン1。イルモス:今、私は立ち上がる、と神は預言的に言われた、/今、私は昇り、今、私は栄光を受ける、/堕ちた者の本質を聖母から受け入れ、/それを私の神性の/驚くべき光へと高めてゆく。

地は、あらゆる点において真の先駆者を育み、/御霊の舌をもってすべての人に宣教する声を、/処女の御子、真理について、天から私たちに身を屈め、/物質的な御体をもって現れた方について。

主はあなたを、あらゆる点において真の/キリストの灯として造り、万物を照らし、/ただ主と敵対する者たちのみを/恥を衣としてまとわせ、/神の御言葉、すなわち御子について真に宣べ伝える者となされた。

すべての被造物は、神の霊感に導かれて/あなたの誕生を喜び祝う。/あなたは、地上の天使であり、天の御人として/現れ、私たちに/天の神の受肉を予告されたからである、先駆者よ。

聖母賛歌:あなたから、父なる神より、御子なる御方が生まれ出でます。/永遠の御言葉であり、常にあなたと不可分なる、独り子として、/そして御子ご自身が、最後に聖霊の導きにより、/処女から受肉なさいます。*

 

カノン第2。イルモス:主よ、御命令の光が私に輝きますように。/ 暁とともに、私の霊はあなたへと向かい、あなたを賛美するからです。/ あなたは私たちの神であり、/ 私は世界の王であるあなたに逃げ込みます。

あなたは星をあらかじめ備えられました、正義の太陽よ、/――あなたの洗礼者ヨハネを、/この日に約束どおり生まれ、/その父の声を解き放った者を。

語らず、反論せず、聖なる老人よ、/ ガブリエルがあなたに語りかけているのだから、/ 大天使たちの筆頭であり、/ 神の神秘と、私たちへの御降臨を明らかにする者。

長老よ、不信仰者となってはならない、/神は約束をなさっているのだから、/あなたが老いて息子を産むこと、/その誕生に多くの者が喜び、/彼はエリヤの力を持って来るのだ。

預言者、先駆者、洗礼者ヨハネよ、/不妊の母から生まれた者、悔い改めの説教者、/荒野の羊、光の灯台よ、/信仰をもってあなたを崇めるすべての人々のために祈ってください。

聖母賛歌:通り抜けられない門のように、/燃え尽きることのない茨の茂みのように、/切り裂くことのできない山のように、/そこから岩が切り出された――あなたから受肉された方、/私たちはあなたを讃えます、主よ、/すべての創造主の母よ。

カタヴァシア:全世界は/あなたの神聖な栄光に驚嘆しました。/なぜなら、あなたは、結婚を知らぬ処女でありながら、/あなたの胎内に至高の神を宿し、/永遠の御子を産み、/あなたを賛美するすべての人に平和をもたらす方だからです。

第6歌

カノン1。イルモス:私は海の深みに入り、/多くの罪の嵐に飲み込まれました。/しかし、神よ、その深みから/私の命を救い出してください、あまねく慈しみ深い方よ。

あなたは預言者として、母の胎内で神の御言葉を知り、/その母の口を通して、/暗き宮殿にて神学を論じ、/近づきがたい光を仰ぎ見ている。

叫ぶ者の声のように絶えることなく、/――世界の贖い主に対し、/あなたの誕生を讃える者たちの魂の不毛を/終わらせてくださるよう、/絶えず祈り続けよ、洗礼者よ。

聖母賛歌:近づきがたい神性を宿す器として/あなたの清らかな胎が現れました、おお聖母よ、/その胎を、天の軍勢は/恐れずに見つめることさえできません。

 

カノン第2。イルモス:思いの嵐が私を襲い、/計り知れない罪の深みへと引きずり込もうとするが、/善き舵取りよ、速やかに現れ、/預言者のように私を導き、救い給え。

この日、荒野の住人ヨハネが誕生した、/悔い改めの説教者であり、恵みの真の証人、/御言葉の先駆者であり、/御光の現れに先立って輝く星。

この日鍛え上げられた斧が/魂たちに不毛を切り払うよう促し/美徳の実を植え付ける:/見よ、それはあなたの誕生とともに、/前駆者よ、着実に近づいてくる。

ヨルダン川は栄光のうちに喜び、/起こった出来事を悟り、/不毛の胎から生まれたヨハネの知らせを聞いて祝賀し、/海もまた、水しぶきを上げて歓喜している。

光の到来に先立って現れた灯は、/地の上に光を灯し、/全被造物の中から/霊的に犠牲として定められた、/神の小羊、救い主について告げ知らせた。

聖母賛歌:深淵なる慈しみを産み出された方よ!/私の情念の深淵を、あなたの憐れみの深淵で溺れさせ、/心の底から涙の雨を私に注いでください、/神の母、全き無原罪の御方よ。

カタヴァシア:この神聖にして万人に崇められる/聖母の祭りを祝うにあたり、/神に賢き者たちよ、来てください、/拍手を始めましょう、/彼女から生まれた神を賛美して。

コンダク、第3調。
類似の詩:この日の聖母:

かつて不妊であった者が、この日、キリストの先駆者を産み、/彼はあらゆる預言の成就である。/なぜなら、預言者たちが予告した御方に対し、/彼はヨルダン川で手を置いて、/神の言葉の預言者、/告げ知らせる者、そして同時に先駆者として現れたからである。

イコス:今、主の先駆者を賛美しよう、/エリサベトが、不妊の胎内から、しかし種なしではなく、司祭として彼を産んだのだ。/なぜなら、キリストだけが、誰も通ったことのない道――種なしの道――歩まれたからである。/不妊のヨハネを産んだが、/夫なしに産んだわけではない。 /イエス様は、父と聖霊の御加護により、/清き処女によってお生まれになった。/しかし、種なき者から生まれた御方に、/不妊の女から預言者が現れ、/前触れであり、同時に先駆者となった。

第7歌

カノン1。イルモス:バビロンの三人の若者たちは、/暴君の命令を空言と見なし、/炎の只中で叫んだ:/「主よ、あなたは祝福された方、/私たちの先祖の神よ!」

かつては闇の中に、/地上で生まれたすべての被造物がいた、よき先駆者よ。/しかし、あなたは朝のように現れ、こう宣言した:/「主よ、私たちの父たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

あなたの、洗礼者よ、不妊の母からの栄光ある誕生は、/すべての病む自然を癒やし、/すべての人々にこう讃えることを教えた:/「主よ、私たちの父祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

あなたは、洗礼者よ、不妊の母から生まれ、/見よ、律法の不毛ゆえに、/まことに恵みが訪れ、キリストを讃えてこう歌った:/「主よ、私たちの父たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

聖母賛歌:清き、祝福されたおとめよ、/あなたに祈る私たちのために執り成してください。/私たちは皆、あなたに希望を置き、あなたに呼びかけます:/「御母よ、あなたのしもべたちを軽んじないでください!」

 

第2カノン。イルモス:ペルシャの炉の中にいたアブラハムの子らは、/敬虔への愛によって炎以上に燃え上がり、こう叫んだ:/「主よ、あなたの栄光の宮において、あなたは祝福されます!」

一時沈黙していたザカリアは、/書き記すことによって沈黙を破り、/そして、あなたの誕生とともに再び語り始めた、先駆者よ、/御霊の恵みを栄光のうちに告げ知らせる。

不妊子に恵まれなかった尊きエリサベトは、/かつては犠牲とその子らによって曇らされていた教会に喩えられ、/今や、天からの美しさと誕生を誇りとしている。

この日洗礼者ヨハネの誕生によって、/霊的な斧が研ぎ澄まされ、/それによって情欲のあらゆる反逆が断ち切られ、/悔い改めの実が神秘的に実る。

旧約と新約の奉仕者であり、/キリストへとまっすぐな道を切り開き、/霊的な鍬で罪の穀倉を清めるあなたを、/私たちは崇めます、洗礼者ヨハネよ。

太陽――/私たちの神、キリスト――に先立って急いで現れた星のように、/栄光あるヨハネ、/悔い改めの先駆者であり宣教者であるあなたを、/不毛の身から生まれた者として、私たちは皆、賛美します。

聖母賛歌:おとめよ、あなたの胎内に、種なき御方が宿り、/言い表し難く、極みなる謙遜によって生まれ、/私たちのために貧しくなられた御方を、/すべての者のために祈り続けてください、聖母よ、決してやめないでください。

カタヴァシア:神に賢き者たちは、/被造物を創造主よりも尊ぶことはなかったが、/彼らを脅かす火を勇敢に打ち破り、/喜びをもってこう歌った:/「称えられよ、主よ、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:恵みの与え主、全能のキリストよ、/炎の中にあって敬虔さを示した者たちの真ん中に、/降りて来られ、彼らを潤し、こう歌うよう教えられました:/「すべての被造物よ、主を賛美し、/主を讃えよ!」

律法の制定者モーセはしもべであったが、/イエスは新約の神である。/今や、洗礼者ヨハネは、その両者の間の仲介者として歌う:/「すべての被造物よ、主を賛美し、主を讃えよ!」

人里離れた胎内から鳩が飛来した――洗礼者ヨハネ:/今や、神によって植えられたその木立は、/キリストの教会にもたらされ、こう讃えている:/「すべての被造物よ、主を賛美し、主を讃えよ!」

神に愛される人々よ、聖なる民よ、/キリストの鳩に倣い、/貞潔のうちに生きながら、蜜のように甘美な歌声を響かせて歌え:/「すべての被造物よ、主を賛美し、主を讃えよ!」

三位一体の賛歌:三つの光に照らされ、/被造物ではない唯一の神性を/正教の教えに従って崇め、絶えることのない口で叫びましょう:/「すべての被造物よ、主を賛美し、主を讃えよ!」*

 

カノン2。イルモス:主よ、あなたは御自身の英知をもって万物を創造され、/また、ご自身がご存知の通り、/地の底をも、水の上にその土台を据えて確立されました。/それゆえ、私たちは皆、歌の中でこう叫びます:/「絶えず祝福せよ、/主のすべての被造物よ、主を!」

あなたは、先駆者よ、その方を知り、/誕生する前から、/またおむつを巻かれる前から、/命の与え主であるキリストにひれ伏しました。/そして、胎内で跳ね回ることでその方を指し示し、/御主と称し、/母の口を通して、/私たちの神であるキリストを賛美しました。

この日、宇宙の果てまでが祝いの前夜を祝い、/天使たちと義人の霊たちは喜び、/生きている者たちはヨハネの誕生を喜び、/また、彼からすべての救い主である主についての説教を受け入れた/死者たちもまた喜んでいる。

この日、ヨハネに倣って、/ヨルダン川は湿った水流を美しく躍らせ、/不妊の老女から生まれた者、/天使に等しい生涯を送り、/主への道と小径をまっすぐに整え、/世に洗礼を授けた者について聞いたのである。

この日、ザカリアは板に/神によって定められた預言者であり先駆者の名を書き記し/黙してこう宣言した:/「私の老齢の頃に生まれる子はヨハネと名付けられよう。/約束に従って生まれた者には/並外れた名がふさわしいのだ!」

聖母賛歌:力強い慰めであり、恥じることのない希望、/揺るぎない防壁であり、神の御加護として、/あなたの民はあなたを頼りにしています――/あなたを賛美する者たち、おとめよ、そして救われる者たちは熱心に呼びかけます:/「絶えず祝福せよ、/主のすべての被造物よ、主を!」

カタヴァシア:炉の中にいた敬虔な少年たちを/聖母の御子が救われた:/当時は予型として、今や現実として;/御子は全宇宙を招き、あなたに賛美を捧げさせる。/被造物よ、主を讃えよ、/そして永遠に主を称えよ!

第9歌

カノン1。イルモス:神の言葉の言い表せない神秘が/あなたの中で明らかに成し遂げられる、至聖なるおとめよ、/神は憐れみによってあなたから受肉されたからである。/それゆえ、私たちはあなたを、神の母として称える。

見よ、声――洗礼者ヨハネが実を結ばず空虚な心を持つ者たちに/語りかけこう宣言する:/「今こそキリストの道を整えよ、/まことに、御方は栄光のうちに来られる!」/彼に従い、我らは主を賛美する。

古の昔、聖霊によって/あなた、洗礼者ヨハネよ、御子、/世の罪を取り除く神の小羊について公に宣べ伝えたように、/今、あなたの群れのために/罪からの解放を願い求めてください。

三位一体の賛歌:数としては三でありながら一つである方、/同一の本質を持つ三位一体を、/正教の教えに従って讃え、信徒たちよ、栄光を捧げよう。/神の御業によって私たちを照らし、/秘められた光の輝きをもって/私たちの魂を満たしてくださる方よ。*

聖母賛歌:すべての被造物を支配される方よ!/御民に勝利の戦利品を授け、/教会の敵を友好的にさせ、/私たちがあなたを聖母として称えることができますように。

 

カノン第2。イルモス:まことに、全能なる方は私に偉大な御業をなされ、/その御名は聖なるものであり、/その慈しみは、/御自身を畏れる者たちの代から代へと続く。

見よ、神はあなたの上に、偉大で栄光に満ちたしるしをなされた、司祭よ。/老齢に至り、肉体の肢体が衰え果てた後も、/あなたは息子、すなわち先駆者を産むからである。

不妊の者たちはこれを聞いて、神を賛美せよ、/見よ、エリサベトはこう叫んでいる:/「老いて、体の肢体が衰えた後も、/私は洗礼者ヨハネを産む!」

ザカリアよ、喜び、今、神において喜び祝え。/見よ、エリサベトは老いてなお乳で息子を養い、/肉体の肢体が衰えた後も、/洗礼者ヨハネを産んでいる。

老いて不妊であった者に実を授け、/また、老人であり預言者である者に、/御自身の民を完全に整える/神の先駆者を授けた方に、栄光あれ。

聖母賛歌:あなたの中に宿られたのは、/御父の懐に留まり、/情欲なく、朽ちることのない御身として生まれ、/その憐れみによって私たちを/御父と聖霊のもとへと導かれた方です。

カタヴァシア:地上で生まれたすべての者は、/御霊に照らされて喜び躍り、/無形の知性の本質もまた、/聖母の神聖な祝祭を称え、/次のように叫びましょう:/「喜びなさい、至福なる方、/清き神の母、永遠の処女よ!」

スヴェティレン。
同調歌:妻たちよ、聞きなさい:

この日喜びをもたらす洗礼者ヨハネの誕生は/父の沈黙による悲しみと/産み出せなかった母の不毛を終わらせ、/来るべき喜びと歓びを告げ知らせる。/それゆえ、すべての被造物も/これを喜び祝う。

聖母賛歌、同様の賛歌:預言者たちは宣べ伝え、/使徒たちは教え、/そして殉教者たちは神の知恵をもって/あなたの御子を、万物の神として/はっきりと告白しました、/全き清き方よ。/彼らと共に、私たちもあなたを賛美します、/あなたによって、古き裁きから救われた者として。

「ハヴリテ」では、第4調、第8声のスティヒラを歌う。
類似の詩篇:ああ、なんと栄光に満ちた奇跡よ:

ああ、この並外れた奇跡よ!/年老いた母より/神の御言葉の先駆者、/ヨハネはこの日に生まれ出でようとしている;/言葉に縛られた者たちに最も明瞭な形で/彼は自らの誕生によってそれを示す。/ああ、主よ、あなたの言い表せない御計画よ!/キリストよ、唯一の慈悲深き方として、/私たちの魂を救い給え。

ああ、なんと驚くべき奇跡! / 女たちから生まれた者たちすべて、/ そして預言者たちの中で最も高き者、/ 母の不妊による非難を終わらせ、/ エリヤの霊と力をもって来られ、/ 主の道を備えるため。/ ああ、主よ、あなたの言い表せない憐れみよ!/ キリストよ、それによって、私たちの魂を救い給え、/ 唯一の慈悲深き方として。

ああ、なんと驚くべき奇跡でしょう!/人々にキリストの到来と屈辱を告げ知らせた彼は、/御声によって万物の至高者として示され、/神の力によって、/不妊であったザカリアの舌を解き放ちました。/ああ、主よ、あなたの偉大なる奇跡よ! /キリストよ、それらによって、/あなたの偉大なる先駆者を崇める者たちを救い給え。

おお、驚くべき奇跡よ!/女たちから生まれた者たちのうち/預言者であり先駆者である彼は、最も優れた存在であり、/預言者たちの中でも最高であり、/キリストの到来を告げる先駆者であり、/母の胎内で最初に喜びの声を上げた者である。/おお、人愛する主よ、あなたの最も偉大な賜物よ!/キリストよ、これらによって、全能なる方として/私たちの魂を救い給え。

栄光、第6調。アナトリーの賛歌:星の中の星――洗礼者/この日、地上の不妊の胎から生まれ出でる、/神に愛されたヨハネ、/キリストの輝きを現し、/高みから昇る光、/正しい道を歩む者たちの導き手

そして今、聖母賛歌:聖母よ、あなたは真のぶどうの木、/私たちのために命の実を育まれた方。/あなたに懇願します。主の御母よ、/使徒たちおよびすべての聖人たちと共に、/私たちの魂の赦しを執り成してください。

大賛美、エクテニア、および送別。

 

聖体礼儀にて

福者ヨハネ:第一カノンより第3歌(4拍子)、第二カノンより第6歌(4拍子)。

トロパリオ、第4調

キリストの到来の預言者であり先駆者よ、/私たちはあなたをふさわしく賛美することはできませんが、/愛をもってあなたを崇めます。/なぜなら、母の不妊と父の口がきけない状態は、/あなたの栄光に満ちた聖なる誕生によって終わりを告げ、/神の御子の受肉が世界に告げ知らされたからです。

コンダク、第3調。
類似の賛歌:この日の聖母:

かつて不妊であった者が、この日、キリストの先駆者を産み、/彼はあらゆる預言の成就である。/預言者たちが予告した御方に対し、/彼はヨルダン川で手を置いて、/神の言葉の預言者、/告げ知らせる者、そして同時に先駆者として現れた。

プロキメン、第7調

義人は主を喜び、/主に望みを置く。節:神よ、私があなたに祈るとき、私の声を聞いてください。 編63:11a, 2a

ローマの信徒への手紙、112

兄弟たちよ、今や、私たちが信仰を持った時よりも、救いは私たちに近づいています。夜は過ぎ去り、日は近づいています。 それゆえ、闇の行いを捨て去り、光の武具を身に着けよう。昼のように品位ある生活を送ろう。放蕩や酩酊、淫乱や不品行、争いや嫉妬などをしてはならない。むしろ、主イエス・キリストを身に着け、肉の欲望を情欲に変えてはならない。 また、信仰において弱い者に対しては、意見の相違について論争することなく、受け入れてください。ある人は、何でも食べてもよいと信じていますが、弱い者は野菜だけを食べています。 食べる者は、食べない者を軽んじてはならない。また、食べない者は、食べる者を非難してはならない。神はその人を認められたからである。他人のしもべを非難する者よ、あなたは誰なのか。その人は、自分の主の御前で立つか、倒れるかである。そして、その人は立て直される。神には、その人を立て直す力があるからである。

ローマ13:11b–14:4

ハレルヤ、第1声

イスラエルの神、主は祝福されます。主は御自分の民を顧み、贖いを成し遂げられたからです。節:そして、あなた、幼子よ、あなたは至高者の預言者と名付けられるでしょう。 ルカによる福音書 1:76, 68

ルカによる福音書、冒頭1

私たちの間に起こった出来事について、当初から目撃者であり、御言葉の奉仕者であった人々から伝えられた通り、多くの人がその記述に取り組んできたため、私もまた、最初からすべてを綿密に調査した上で、最も尊いテオフィロスよ、あなたが教えられたその教義の真実性を確信できるよう、順を追って書き記そうと考えたのである。 ユダヤの王ヘロデの時代に、アビヤの組に属するザカリヤという名の祭司がおり、その妻はアロンの娘たちの一人で、エリサベトという名であった。 この二人は神の前で義人であり、主のすべての戒めと命令を非の打ち所なく守っていた。しかし、エリサベトは不妊であったため、彼らには子がなく、二人ともすでに高齢であった。 ある日、ザカリアが自分の組の順番に従って、神の御前で祭司の務めを果たしていたとき、祭儀の慣例に従い、主の宮に入って香を焚く役がくじで彼に当たった。その間、大勢の民は外で祈りを捧げていた。すると、主の御使いが、香の祭壇の右側に立って、彼の前に現れた。 ザカリアはそれを見て驚き、恐れに襲われた。すると、天使は彼に言った。「ザカリア、恐れることはない。あなたの祈りは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトはあなたに息子を産む。その子をヨハネと名付けなさい。 あなたには喜びと歓喜があり、多くの人々が彼の誕生を喜ぶであろう。彼は主の御前で偉大な者となり、ぶどう酒も強い酒も飲まず、母の胎内からすでに聖霊に満たされ、イスラエルの子らの多くを彼らの神、主のもとへ立ち返らせるであろう。 彼はエリヤの霊と力に満たされて、主の先駆けとして歩み、父の心を子らに向けさせ、不従順な者たちを義人の考えへと立ち返らせ、主のために備えられた民を献げるであろう」。ザカリアは天使に言った。「それをどうすれば知ることができるでしょうか。私は年老いており、妻も年を重ねているのですから」。 すると、御使いは彼に答えて言った。「わたしは、神の御前に立つガブリエルである。あなたに語りかけ、この福音を告げるために遣わされた。見よ、あなたは、このことが成就するその日まで、口を閉ざし、話すことができない。それは、時が来れば成就するわたしの言葉を信じなかったからである。 民はザカリヤを待ちわびており、彼が 神殿に長く留まっていることに不思議に思っていた。彼が外に出てきたとき、彼らに話すことができなかったので、彼らは彼が神殿で幻を見たのだと悟った。彼は身振りで合図を送るだけで、黙ったままだった。そして、奉仕の日数が満ちると、彼は自分の家へ帰った。 その後、彼の妻エリサベトは身ごもり、五ヶ月の間、人々の目から身を隠して、「主は、この数日間、私を人々の間の恥辱から取り除いてくださることをお望みになったのです」と言っていた。やがてエリサベトの出産の時期が訪れ、彼女は男の子を産んだ。 近所の人々や親族は、主が彼女に大きな恵みを施されたことを聞き、彼女と共に喜んだ。そして、八日目に、その子を割礼に連れて行き、父の名にちなんでザカリヤと名付けようとした。しかし、その母は言った。「いいえ、彼はヨハネと名付けられるのです。」 人々は彼女に言った。「あなたの親族の中に、その名を持つ者は一人もいない。」そこで、彼らは身振りで、父に、どのような名をつけたいのか尋ねた。すると、彼は板を求め、こう書いた。「ヨハネ、これがその名である。」皆は驚いた。すると、たちまち彼の口と舌が開き、神を賛美して語り始めた。 その周囲に住む者たちすべてに恐れが臨み、ユダヤの山地一帯で、これらすべての出来事が語り伝えられた。これを聞いた者たちは皆、心に留めて、「この子は将来、どのような者になるのだろうか」と言った。主の御手が彼と共におられたからである。そして、その父ザカリアは聖霊に満たされ、預言してこう言った。 「イスラエルの神、主をほめたたえよう。主は御自分の民を顧み、贖いを成し遂げてくださった。そして、子よ、あなたは至高者の預言者と名付けられる。あなたは主の御前に先立って行き、主の道を整えるからである。」その子は成長し、霊において強められていった。そして、イスラエルの民の前に現れるその日まで、荒野に身を置いていた。

ルカ 1:5–25, 57–68, 76, 80

聖体拝領

義人は永遠に記憶され、悪しき噂を恐れることはない。ハレルヤ。(3) 詩編 111:6b–7a

また、使徒書と福音書はあらかじめ読み上げておく。もし洗礼者ヨハネの祝日が日曜日に当たる場合は、日曜日のすべての行事に先立って行われることを知っておくべきである。

祈り

キリストの洗礼者、悔い改めの宣教者よ! 悔い改める私を見捨てず、天の軍勢と共に、主なる神に、この不適格で、気落ちし、弱く、悲しみに満ち、多くの災いに陥り、心の荒れ狂う思いに苛まれている私のために祈ってください。 なぜなら、私は悪行の巣窟であり、この罪深い習慣に終わりが来るとは全く思えないからです。私の心は、この世の事柄に釘付けになっているのです。 どうすればよいのか、私の魂が救われるために誰に頼ればよいのか、聖ヨハネ、恵みの同名者であるあなた以外に、私には分かりません。なぜなら、私はあなたが、聖母マリアに次いで、主の御前で生まれた者の中で最も尊い方であることを知っているからです。あなたは、世界の罪を取り除く神の小羊であるキリスト王の御頭に触れる栄誉に浴されたのですから。 どうか、私の罪深い魂のために御方に祈ってください。せめて今から、十一時になって、私は善き重荷を背負い、最後の者たちと共に報いを受けられますように。そう、キリストの洗礼者、聖なる先駆者、最後の預言者、恵みにおいて最初の殉教者、断食者や隠遁者の導き手、清らかさの教師、そしてキリストの最も親しい友よ! あなたに祈り、あなたにすがります。あなたの取り成しを私から奪わず、多くの罪に陥った私を立ち上がらせてください。あなたが洗礼と悔い改めの両方の指導者であるゆえに、悔い改めを第二の洗礼として、私の魂を新たにしてください。洗礼によって罪を洗い流し、悔い改めを説いて、一人ひとりを邪悪な行いから清めるのです。 どうか、罪によって汚された私を清め、いかなる不浄なものも入り込むことのできない場所――天の御国――へと導いてください。アーメン。

 

 

目次へ。


6月29日

聖なる、栄光に満ち、称賛すべき、至高の使徒ペトロとパウロ

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」の箇所で、第4調の第4節のスティヒラ。
類似の詩篇:あなたはしるしを与えられました:

人愛の主よ、あなたは御自身の教会に賛美を与えられました、/――御自身の聖なる使徒たちを。 / 彼らはその中に、無形の光として輝き、/――ペトロとパウロは、知恵ある星の如く、/全宇宙を照らし出している。/ 彼らによって、あなたは西方の闇を照らし出された、/全能のイエスよ、/我らの魂の救い主よ。

主よ、あなたは御自身の教会の礎を授けられました、/――ペトロとパウロの堅固な精神、/輝かしい知恵、/そして両者の真に神聖な説教を、/不敬虔の欺瞞を追い払うものを。 /それゆえ、私たち二人は、彼らによって秘跡へと導かれ、/全能のイエスよ、/私たちの魂の救い主よ、あなたを賛美します。

あなたは、罪を犯した者たちへの接し方の模範を/あなたの二人の使徒を通して示されました:/一人は、あなたの受難の時にあなたを否認しながらも悔い改めた者、/もう一人は、あなたの説教に反対し、信者たちを迫害した者です。 /そして、その二人は――あなたの友の群れの中で第一の座に立つ者たち、/全能のイエスよ、/私たちの魂の救い主よ。

栄光、第8調。修道士ヨハネの歌:教会の破壊者であり迫害者であった/あなたは、至福のパウロよ;/しかし、天から召され、/その教会を輝かしく守り抜いた。/今、教会を災いから救い出し、/私たちの魂を救うよう、祈ってください。*

そして今、聖母よ:聖母マリアよ、あなたの庇護は、/霊的な癒やしの源です。/なぜなら、私たちがそれに頼ることで、/心の病から解放されるからです。

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調。
「次のように:木から降りたとき、死んだ者であった:

使徒たちの礎であるペトロよ、/キリストの教会の岩よ、/キリスト教徒の始まりよ! / あなたの庭の羊たちを栄光のうちに牧し給え:/ あなたの小羊たちを狡猾な狼から守り給え、/ あなたの群れを重い災いから救い給え、/ なぜなら、私たちはあなたの中に、神の御前で絶えることのない執り成し手を見出したからであり、/ あなたを誇りとして、私たちは皆、救われるのである。*

聖句:彼らの声は全地に響き渡り、/その言葉は宇宙の果てにまで届いた。 詩編 18:5

パウロよ、異邦人の捕らえ手、/キリスト者の擁護者、/宇宙の灯火、/キリストの絶え間ない口、/神の信仰の説教をもって、/太陽のように世界の果てまで巡り歩いた者よ!/あなたを称え、あなたによって栄光を受けるすべての人々を、/あなたの祈りによって罪の束縛から解き放ってください。(*)

聖句:天は神の栄光を語り、/その御手のわざを大空が告げ知らせる。
 詩編 18:2

ペトロ、首席の弟子、/パウロ、使徒たちの模範、/宣教者たちの先駆者たちよ! /今、大胆に神に熱心に祈り/速やかな助けと苦難からの救いを/共に、嘆き悲しむ私たちに授けてください。/私たちが信仰をもって誇りを持てるよう/今、あなた方の庇護の下で/御業によってあなた方の守護を示してください!*

栄光、第8調。修道士ヨハネの歌:万物の主キリストは、あなたを最初に選び、/信仰の礎であるペトロを、/あなたを戴冠させあなたにこう予告された:/ 「シモン、ヨナの子よ、あなたは幸いである。/なぜなら、これをあなたに示したのは肉と血ではなく、/あなたをわたしの聖なる宣教者とした、/天におられるわたしの父であるからだ!」/神に祝福された使徒よ、/私たちに偉大な恵みを授けてくださるよう、彼に祈ってください。*

そして今、神の母よ:私たちを災いから救い出してください、/キリスト・神の母よ、/すべての創造主を産み出された方よ、/私たち皆があなたにこう呼びかけますように:/「喜びなさい、私たちの魂の唯一の守り手よ!」

トロパリオ、第4調

使徒たちの筆頭者たち/そして全宇宙の教師たちよ、/万物の主なる神に祈り求めて、/宇宙の平和と/私たちの魂への大いなる恵みをお与えください。

栄光、そして今、神の母よ: 世の初めから秘められ、/天使たちにも知られぬ神秘が、/あなた、神の母を通して、地上の者たちに現されました。/――二つの本性が混じり合うことなく一つとなる中で受肉された神、/私たちのために自ら十字架を受け入れられた方――/その御方によって、原初のアダムを復活させ/私たちの魂を死から救ってくださいました。

特別のエクテニアと閉会祈祷。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」にて
第8調、第2声、自己類似のスティヒラ、アンドレイ・ピラ作

どのような栄光の冠をもって/ペトロとパウロを飾ろうか、/肉体は分かれていながらも/御霊によって結ばれ、/神の宣教者たちの筆頭に立つ二人を。/一人は使徒たちの指導者として、/もう一人は他者よりも多く労苦した者として。 / まことに、彼らにふさわしく、/ 不死の栄光の冠を授けるのは、/ 偉大なる憐れみを持つ、我らの神キリストである。

どのような美しい賛美歌をもって/ペトロとパウロを讃えようか? /神を知る翼は、世界の果てを飛び越え/天へと昇り、/恵みの福音の手、/真理の説教の足、/知恵の川、十字架の果て;/これらをもって、キリストは悪魔の傲慢を打ち砕かれた、/大いなる憐れみをお持ちの御方。

どのような霊的な歌をもって/ペトロとパウロを賛美しようか?/不敬虔を打ち砕き、鈍ることのない/聖霊の恐るべき剣の刃を、/ローマの栄光の装飾、/全宇宙の喜び、/神によって書かれた新約の無形の石板、/キリストがシオンで宣言されたもの、/大いなる憐れみを持つ方。

栄光、第4調。修道士ヨハネの歌:三度の問いかけ:/「ペトロよ、あなたはわたしを愛しているか?」/キリストは三度の否認を正された。 /それゆえ、奥義をご存知のシモンは:/「主よ、あなたはすべてをご存知で、すべてをご存じです。/私があなたを愛していることは、あなたには分かっています!」 /その時、救い主は彼に言われた:/「わたしの羊を牧し、わたしの選ばれた者たちを牧し、/わたしの小羊たちを牧しなさい。わたしは、救いのために、わたしの血をもって彼らを贖ったのだ!」/神に祝福された使徒よ、/私たちに偉大な恵みを授けてくださるよう、彼に祈りなさい。

そして今、神の母よ:あなたを通して、神の母よ、/神の先祖となった預言者ダビデは、/あなたを創造された方の御前で、/あなたについて美しくこう宣言しました:/「女王があなたの右に立っておられます」。 / 神はあなたを、命の担い手である母とされた。/ 父なしに、あなたから受肉することを御心に適わせ、/ 情欲によって損なわれた御自身の御姿を、私たちの中に新たにするため、/ そして、山で迷い出た羊を見つけ出し、 /その羊を肩に担いで父のもとへ連れ帰り、/御自身の御心により天の御力と結びつけ、世界を救うために――/偉大で豊かな憐れみを持つキリスト。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読:

1. 聖使徒ペトロの共同書簡の朗読

兄弟たちよ、私たちの主イエス・キリストの父なる神は、その大きな憐れみによって、イエス・キリストの死者からの復活を通して、私たちを生ける希望へと新たに生み出してくださった。 朽ちることなく、汚れなく、衰えることのない、天にあなたがたのために備えられている御業へと、神の力によって信仰を通して救いへと守られているのです。その救いは、終わりの時に明らかにされるのです。 このことについて、もし必要ならば、さまざまな試練の中で、今は少しの間、悲しみに沈むことがあっても、喜びなさい。そうすれば、火で試される朽ちる金よりも尊い、あなたがたの信仰の試練が、イエス・キリストの現れにおいて、称賛と栄光と誉れとなるでしょう。あなたがたは、その方を見たことがないのに愛し、 また今はまだ御姿を見てはいませんが、御方を信じて、言葉に尽くせない、栄光に満ちた喜びに満ち、信仰の目標である魂の救いに至っているのです。

ペトロの手紙一 1:3–9

2. 聖使徒ペトロの一般書簡の朗読

愛する者たちよ、心の腰に帯を締め、自制を保ち、イエス・キリストの啓示によってあなたがたに与えられている恵みに、完全な希望を置きましょう。 従順な子らとして、かつて無知の中にあった時の欲望に従ってはなりません。むしろ、あなたがたを召された聖なる方のように、あなたがたもすべての行いにおいて聖なる者となりなさい。なぜなら、「わたしは聖なる者であるから、あなたがたも聖なる者となりなさい」と書かれているからです。 また、行いに応じて誰に対しても偏りなく裁かれる方を「父」として呼び求めているのであれば、あなたがたの旅路の期間を畏れをもって過ごしてください。あなたがたは、先祖から受け継いだむなしい生活から、朽ちる銀や金によってではなく、傷のない、清らかな小羊であるキリストの尊い血によって贖われたことを知っているからです。

ペトロの手紙一 1:13–19

3. 聖使徒ペトロの一般書簡の朗読

愛する者たちよ、あなたがたは旅人であり、寄留者であるゆえに、魂と戦いを繰り広げる肉の欲望から離れ、異邦人の間で善き生活を送りなさい。そうすれば、彼らは今、あなたがたを悪を行う者として中傷しているとしても、あなたがたの善行を見て、神の訪れの日には神を賛美するようになるでしょう。ですから、主のために、あらゆる人間の制度に従いなさい。 王であれば、最高権威として。役人であれば、王から遣わされ、悪を行う者を罰し、善を行う者を称える者として。なぜなら、神の御心は、あなたがたが善を行い、無知で愚かな人々の口を封じるように、自由な者として、悪を隠すために自由を用いるのではなく、神のしもべとしてそうすることにあるからです。 すべての人を敬い、兄弟を愛し、神を畏れ、王を尊びなさい。しもべたちは、あらゆる恐れをもって主人に従いなさい。善良で寛大な主人だけでなく、厳しい主人に対してもです。なぜなら、良心に従って神のために、不当に苦しみを耐え忍ぶことは、恵みだからです。 もしあなたがたが、過ちを犯して打たれても耐えるなら、それが何の栄光であろうか。しかし、善を行いながら苦しみを受け、耐え忍ぶなら、それは神の御前で恵みである。あなたがたは、そのために召されたのである。キリストもまた、あなたがたのために苦しみを受け、あなたがたがキリストの足跡に従うよう、模範を残してくださったからである。 キリストは罪を犯されたことがなく、その口には偽りがありませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても脅すことはなく、ただ義なる裁き主に身を委ねられました。キリストは、ご自身の体をもって私たちの罪を十字架に担い、私たちが罪から解放され、義のために生きるようになるためでした。

ペトロの手紙一 2:11–24

リチアのためのスティヒラ、自唱、第2声

エルサレムのアンドレイ:さあ、この日にわたしのところへ来なさい、/信仰深い者たちの美しい集いよ、/共に喜びの合唱を奏で、/恵み深い選ばれた織工たち――ペトロとパウロ――を、/ふさわしい賛美で称えよう。/彼らは、すべての人に惜しみなく御言葉を蒔き、/それによって御霊の恵みを豊かにしたからである。 /そして、真のぶどうの木の枝として、/私たちのために熟した房を実らせ、/私たちの心を喜ばせてくださった。/さあ、彼らに向かって、/率直な顔と清らかな良心をもってこう叫ぼう:/「喜びなさい、愚かな行いから救い出してくれる者たちよ、/そして、知恵をもって成し遂げられる御業に仕える者たちよ! /喜びなさい、万物の創造主であり摂理者である、愛すべき選ばれた者たちよ!/喜びなさい、恵みの与え手であり、狡猾な企みを追い払う者たちよ!」/彼らに懇願しよう、常に/彼らの創造主であり師である御方の御前で執り成し、/この世に堅固な平和を授け、/私たちの魂に偉大な憐れみを授けてくださるよう。

アルセニイ:キリストの弟子たち、教会の礎、/真の柱であり土台、/神の霊感を受けたキリストの教えと受難のラッパ、/最高位のペトロとパウロを、/私たちと全世界は、自らの守護者として称えましょう: / 彼らは、地の果てまで巡り、/ まるで鋤のように信仰を蒔き、/ すべての人々に神への認識を注ぎ、/ 三位一体の教えを明らかにしたからである。/ おお、ペトロよ、岩であり礎よ、/ そしてパウロよ、選ばれた器よ! /あなたがたは、共にキリストの軛に結ばれた牛として、/すべての人々を神への認識へと導き、/諸民族、都市、島々を、/またユダヤ人を再びキリストのもとへと導き上げ、/私たちの魂の救いを執り成してくださいます。

ヘルマン:ペトロよ、栄光ある使徒たちの長、信仰の岩よ、/そして驚くべきパウロよ、聖なる教会の説教者であり、光よ!/神の御座の前に立ち、/キリストの御前で私たちのために執り成してください。

パウロよ、主の御口、教義の礎、/かつては救い主イエスを迫害した者であったが、/今や使徒たちの筆頭となった、祝福された方よ。 /それゆえ、賢き者よ、あなたは言い表せないものを目撃し、/第三の天にまで昇り、こう叫ばれた:/「私と共に来なさい。そうすれば、私たちは恵みを失うことはない!」

第3の声。 修道士ヨハネ:天のエルサレムの市民たちよ:/信仰の礎、キリストの教会の説教者、/三位一体の二位、世の救い主たち/この日、地上のものを捨てて、/苦行の末に神のもとへ去り、/大胆に神に執り成し、/我らの魂の救いを願っている。

栄光、第5声。ビザンティン人: 称賛に値する使徒たちよ、/あなたがたは、福音書において神の知恵が予告した通り、/父なる神の御言葉、永遠に御父と共にあり、/実り豊かな若枝として、その枝に/熟した美しいぶどうの房を結び、/私たち信徒はそれを味わうことで、/喜びへの味覚を甘美なものとしている。 /信仰の岩であるペトロよ、そして全宇宙の誉れであるパウロよ、/あなたがたの教えによって獲得した群れを/確固たるものにしてください!

そして今、神の母よ:私たちはあなたを「祝福された方」と呼びます、神の母である聖母よ、/そして私たち信徒は、ふさわしいようにあなたを賛美します――/揺るぎない要塞、乗り越えられない壁、/堅固な守護者、/そして私たちの魂の避難所として。

詩篇の朗読に際して、自唱のスティヒラ、第1声

アンドレイ・クリツキー:あらゆる都市におけるあなたの束縛と苦難について/誰が語るだろうか、栄光ある使徒パウロよ? /労苦、闘い、徹夜、/飢えと渇き、寒さと裸身の中での苦しみ、/籠に閉じ込められ、棍棒で打たれ、/石打ちや旅路、/深海、難破? /あなたは天使たちや人々の目の前の光景となった。/それでもなお、あなたを強めてくださるキリストにおいて、/あなたの主であるキリスト・イエスにおいて、平和を得るために、すべてを耐え忍んだ。/それゆえ、私たちは信仰をもってあなたの記念を捧げながら、/あなたにこう祈る。「私たちの魂の救いのために、絶えず祈ってください!」

聖句:彼らの声は全地に行き渡り、/その言葉は宇宙の果てにまで届いた。 詩編18:5

すべての町々におけるあなたの束縛と苦難を、/誰が語り得ようか、栄光ある使徒パウロよ?/あるいは、キリストの福音を宣べ伝えるためにあなたが費やした、/すべての者を獲得し、教会をキリストのもとに導くための、/あなたの偉業と労苦を、誰が描き出せようか? /しかし、教会が/あなたの正しい信仰告白を/最期の息を引き取るその瞬間まで/守り続けるよう、/使徒パウロ、教会の教師よ、祈り求めてください!

聖句:天は神の栄光を語り、/その御手のわざを大空が告げ知らせる。
 詩編18:2

教会の偉大な光、/ペトロとパウロを賛美しよう。/彼らは信仰の大空に太陽よりも明るく輝き、/宣教の光線で諸国民を無知から救い出した。 /一人は十字架に釘付けにされ、/天へと旅立ち、/そこでキリストから御国の鍵を受け取った。/もう一人は、剣によって首を刎ねられ、/救い主のもとへ去り、/その功績により「至福なる者」と称されている。 / そして両者ともイスラエルに告げ知らせる、/彼らが主ご自身に対して不当に手を伸ばしたことを。/それゆえ、彼らの祈りによって、キリスト、わが神よ、/私たちに反逆する者たちを打ち倒し、/正統の信仰を確固たるものとしてください、/人を愛する方として。

栄光、第6調。エフレム・カリアス作:今日、喜びの祝日が地の果てまで輝きを放った。/最も賢明にして至高の使徒ペトロとパウロの至聖なる記念日。/それゆえ、ローマもまた喜び、祝賀に沸いている。 / 兄弟たちよ、私たちも賛美歌と賛歌をもって、/ この尊ばれる日を祝い、彼らに向かってこう叫ぼう:/ 「喜びなさい、使徒ペトロよ、/ あなたの師、/ 私たちの神キリストの真の友よ! /喜びなさい、パウロよ、万人に愛される者、/信仰の宣教者、そして全宇宙の教師よ!/大胆に祈る/選ばれた聖なる二人よ、/私たちの神、キリストに/私たちの魂の救いを祈ってください!」

そして今、神の母よ:私の創造主であり贖い主である、全き清き方、/主キリストは、/あなたの胎から生まれ、/私という人間に身を包み、/アダムを古の呪いから解放されました。 /それゆえ、全き清き方よ、/神の母であり真の処女であるあなたに、/天使と共に絶えることなく「喜びなさい」と叫びます。/「喜びなさい、主よ、私たちの守り、覆い、/そして魂の救いよ!」

パンへの祝福の際、使徒たちへのトロパールを二度、そして「聖母マリア」を一度唱え、朗読を行う。

トロパリオ、第4調

使徒たちの筆頭者たち/そして全宇宙の教師たちよ、/万物の主なる神に祈り求めて、/全宇宙に平和を授け、/私たちの魂に偉大な憐れみを授けてくださいますように。

 

早課にて

「主なる神」の後に:
使徒たちへのトロパールを2回、第4調

使徒たちの筆頭者たち/そして全宇宙の導き手たちよ、/万物の主なる神に祈り求めてください/全宇宙に平和を授け、/私たちの魂に大いなる憐れみを。 (2)

栄光、そして今、聖母マリアの賛歌: 世の初めから秘められ、/天使たちにも知られぬ神秘が、/あなた、神の母を通して、地上の者たちに現されました。/――二つの本性が混じり合うことなく一つとなる御姿をとられた神、/私たちのために自ら十字架を受け入れられた方――/その御方によって、原初のアダムを復活させ/私たちの魂を死から救ってくださいました。

第1節の後に、セダレン、第8調。
「知恵」に倣って:

海の深みでの漁を捨て、/天より父から/御言葉の受肉に関する神聖な啓示を受け、/大胆に信仰をもって御自身の創造主に叫びました:/「私はあなたを知っています、神と同一の本質を持つ御子よ!」 /それゆえ、あなたはまことにふさわしく、信仰の礎/そして恵みの鍵の守護者、使徒ペトロとして現れた。/キリスト・神の御前で執り成し、/あなたの聖なる記念を愛をもって祝う者たちに、/罪の赦しが与えられるよう祈り求めてください。

栄光、第1声。
同調:その石は封印されていたが:

教会の礎、万人に称えられるペトロ、/そしてその守護者パウロ、世の網を、/信徒たちよ、天の鍵を持つ者として、/ふさわしく賛美しよう。/なぜなら、彼らによって、全宇宙は三位一体への信仰によって照らされたからである。 / あなた方を栄光に輝かせた御方に栄光あれ;/ あなた方を強めた御方に栄光あれ;/ あなた方のために永遠の命をお与えになった御方に栄光あれ。*

そして今、神の母よ: あなたの神聖な御手、/それをもって、至聖なるおとめよ、/ご自身の慈しみによって受肉された創造主を宿されたその御手を広げ、/愛をもってあなたを賛美し、こう叫ぶ私たちを、/誘惑や情欲、そして災いから救ってくださるよう、彼に懇願してください。/「 、あなたの中に宿られた方に栄光あれ; /あなたから出られた方に栄光あれ;/あなたからの御誕生によって私たちを解放してくださった方に栄光あれ。*

セダレンの第2詩篇の後、第8声調。
「知恵」の詩に倣って:

天よりキリストの召命を受け、/あなたは光の先駆者として現れ、/すべての者を恵みの教えで照らした。/律法の文字による奉仕を消し去り、/あなたは信徒たちに御霊の知恵を輝かしく啓示した。 /それゆえ、第三の天へと高く上げられるにふさわしく、/楽園に到達した、使徒パウロよ。/キリストなる神の御前で執り成し、/愛をもってあなたの聖なる記念を祝う者たちに、/罪の赦しを授けてくださるようお祈りください。

栄光、第4調。
類似の賛歌:この日、あなたは現れました:

光り輝く輝きをもって/星のように地の果てを照らし/聖なる説教の教えにより、/天の奥義に奉仕する、主の使徒たちよ。*

そして今、神の母よ:苦難にある者たちへの熱心な執り成し、/そして私たちの助け手、神との和解、/その御方のおかげで私たちは滅びから救われた、/神の母を、信者たちは賛美します。*

賛美

われらはあなた方を讃えます、/キリストの使徒ペトロとパウロよ、/その教えをもって全世界を照らし、/地の果てに至るまですべての人々をキリストのもとへ導かれた方たちよ。

選定された詩編

1 合唱 天は神の栄光を語り、御手の御業を大空が告げ知らせる。 2 天は主よ、あなたの御業を告げ知らせる。 1 あなたの父たちの代わりに、あなたの息子たちが立ち上がった。 2 あなたは彼らを全地の君主として立てられる。1 神々の神、主は語られ、地を呼び集められた。2 太陽の昇る東から沈む西まで、主の御名は栄光に満ちている。1 御雷が全宇宙を照らし出した。2 天は御義を告げ知らせる。1 すべての民は御栄光を見た。 2 ユダの君たち――彼らの指導者たち。 1 神は諸国民の上に王として君臨された。 2 聖徒の集いにおいて賛美される神。 1 御身の周囲にいるすべての人々にとって、神は偉大で畏れ多い方である。 2 諸国民の間に告げよ。「主は王として君臨された」と。 1 諸国民の間に御栄光を、すべての部族の間に御奇跡を宣べ伝えよ。 2 彼らの声は全地に行き渡り、1 彼らの言葉は宇宙の果てにまで届く。2 主は諸国民を私たちに服従させ、諸部族を私たちの足の下に置かれた。1 私たちの主は偉大であり、その力は偉大である。2 主は御自分の民に力と威力を与えてくださる。神は祝福される。

栄光、そして今:ハレルヤ(3)

詩編 18:2; 88:6a; 44:17a; 44:17b; 49:1a; 112:3; 96:4; 96:6; 67:28b; 46:9a; 88:8;95:10a;95:3;18:5;46:4;146:5a;67:36

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「知恵に倣って」:

弟子たちのうちで最も高き者となり、/偉大で輝かしい光たる、/ペトロと賢明なるパウロを賛美しよう。/なぜなら、神の御霊の炎に照らされ、/彼らは迷いの闇をすべて焼き尽くしたからである。/それゆえ、彼らは天の御国の市民としてふさわしく現れ、恵みの御座の傍らに立つ者となった。 /それゆえ、私たちはこう呼びかけます:/「キリスト・神の使徒たちよ、/愛をもって聖なる御記憶を祝う者たちのために、/罪の赦しをお祈りください!」

栄光あれ、今この時も、神の母よ:創造主の汚れなき花嫁として、/夫を知らぬ贖い主の母として、/真の慰め主の宿り所として、 万賛すべき方よ、/自ら進んで真に/不義の汚れた住処となり、悪魔たちの遊び道具となってしまった私を、/彼らの悪行から速やかに救い出し、/美徳の明るい住まいとしてください、光に満ちた方よ、 朽ちることなき方よ、/情欲の雲を追い払い、至高の聖体拝領に与らせ、/あなたの祈りによって、消えることのない光を与えてください。*

荘厳歌:第4声調の第1アンティフォン

若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、あなたご自身が/私を守り、救ってください、わが救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

彼らの声は全地に行き渡り、/その言葉は宇宙の果てにまで届く。節:天は神の栄光を語り、/その御手の御業を大空が告げ知らせる。 詩編 18:2, 5

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御業において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ヨハネによる福音書、67節

その頃、イエスは死からよみがえられ、ご自分の弟子たちに御姿を現して、シモン・ペトロに言われた。「ヨナの子シモンよ、あなたは彼らよりもわたしを愛しているか。」彼は答えた。「はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を養いなさい。」 イエスは再び、二度目に彼に言われた。「ヨナの子シモン、あなたはわたしを愛していますか。」彼は答えた。「はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊の牧者になりなさい。」そして三度目に彼に言われた。 『ヨナの子シモンよ、あなたはわたしを愛しているか。』ペトロは、三度も「あなたはわたしを愛しているか」と言われたので、悲しんで、主に向かって言った。「主よ、あなたはすべてをご存じです。私があなたを愛していることを、あなたはご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を牧しなさい。 まことに、まことに、あなたに告げます。あなたが若かったときは、自分で帯を締め、行きたいところへ行っていましたが、年老いたときは、手を伸ばし、他の人があなたに帯を締め、行きたくないところへ連れて行くでしょう」。これは、ペトロがどのような死によって神を栄光に帰すかを示すため、イエスが言われたのである。そう言ってから、イエスは彼に言われた。「わたしに従いなさい」。 ペテロが振り返ると、イエスが愛しておられた弟子が後からついてくるのが見えた。その弟子は、晩餐の席でイエスの胸に寄りかかり、「主よ、あなたを裏切る者は誰ですか」と尋ねた者であった。ペテロは彼を見て、イエスに言った。「主よ、あの人はどうなりますか」。イエスは彼に言われた。 「もしわたしが、わたしが来るまで彼を生かしておきたいと望むなら、それはあなたには何の関係があるか。あなたはわたしに従いなさい」。こうして、その弟子は死なないという噂が兄弟たちの間に広まった。しかし、イエスは彼に「彼は死なない」とはおっしゃらなかった。ただ、「もしわたしが、わたしが来るまで彼を生かしておきたいと望むなら、それはあなたには何の関係があるか」とおっしゃったのである。 この人こそ、このことを証しし、これを書き記した弟子である。そして、私たちは、彼の証しが真実であることを知っている。イエスがなされたことは、他にもたくさんあるがもしそれらをすべて詳しく書き記そうものなら、この世界そのものでも、その書物を収めきれないだろう。アーメン。

ヨハネ21:14–25

詩篇第50篇に基づくステヒラ、
第6声、自唱

真の説教者たちの敬虔さ/および教会の輝ける星たちを/賛美の歌をもって称えよう:/信仰の礎であるペトロ、/そしてキリストの秘儀の真の教師であり奉仕者であるパウロ。 / 彼らは信徒の心に、すべての人に実りをもたらす真の御言葉を植え付け、/ キリスト・神に、/ 私たちの魂の救いを祈ってくださるからである。*

二つのカノン、聖ヨハネ・ダマスコスによる作品。一つは聖使徒ペトロのもので、第4声調、8拍子のイルモス付き:イルモスを2回、6拍子のトロパリ。もう一つは聖使徒パウロのもので、6拍子のトロパリ、第8声調。

聖ヨハネス・ダマスキノスによるカノン
聖使徒ペトロに捧げる、第4声。
第1歌

イルモス:あなたに匹敵する者はいない、/栄光ある主よ、/あなたは力強い御手をもって、/あなたが贖われた民を救われたからである、/人を愛する御方よ。

使徒たちの筆頭であり、/最初に召された兄弟アンデレを、/神に霊感を受けた賛歌をもって、/この日にふさわしく讃え歌おう。

永遠の御方は、あなたをあらかじめ知られ、/すべてに祝福されたペトロよ、/(御自身の)教会の守護者および指導者として、あらかじめ定められました。

肉でも血でもなく、ただ父なる神が/あなたを啓発された、使徒よ、/キリストについて/至高の神の真の子として神学を説くように。

聖母賛歌:聖なる山を讃えよう、/思念の頂点にある戦車、/神の母であり、真に処女である方/出産後もなお

聖使徒パウロへのカノン、
同上、第8調。第1歌

イルモス:切り裂かれた者が、切り裂くことのできないものを切り裂き、/太陽は、かつて見たことのない大地を照らし、/獰猛な敵は水に沈められ、/イスラエルは渡ることのできない海を渡り、/そして歌が歌われた:/「主を讃えよう、/主は栄光に満ちておられるから!」*

存在する者として、存在しない者を非難する者、/神の知恵であるキリスト、至福のパウロよ、/母の胎内からあなたを自ら選び、/諸国民の前に/神の御名、/あらゆる名にまさる御名を/掲げさせるためであった。/まことに、御名は栄光に満ちている。

パウロよ、あなたに/将来の敬虔の輝きと/迷いからの清めを告げ知らせるため、/キリストは山の上で稲妻のようにあなたに現れ、/肉体の視界を曇らせつつも、/御霊の知識によって魂を啓発された。/まことに、御方は栄光に満ちて称えられ給うた。

生後八日目に割礼を受け、/先祖の伝統を熱心に守る者、/あなた、パウロよ、ユダヤ人の子孫、ベニヤミン族の出身であり、/律法によればパリサイ人であったが、/これらすべてを糞土と見なし、キリストを得た。/まことに、御名は栄光に輝かれた。

聖母賛歌:全能の神の清き母よ、/王家の系譜に由来する御支配者よ、/万物を治める唯一の神を、/超自然的に肉において産み出された方よ、/御子に賛美を捧げる私を、苦難から救い出してください、/まことに、御子は栄光に輝かれたからです。

カタヴァシア:わが口を開けば、/それは御霊に満たされる。/そして、女王である母に言葉を捧げ、/輝かしく祝賀する者として現れ、/その御業を喜びをもって讃える。

第3歌

カノン1。イルモス:知恵や力、富を誇るのではなく、/御父なる御自身そのものの知恵、キリストよ、あなたを称える。/あなた以外に、これほど聖なる方はおられないからである、/人を愛する方よ。

キリスト・神の最も甘美な御口は、/あなたを至福なる者と宣言し、/御国の忠実な管理者となさった。/それゆえ、私たちはあなたを讃える、使徒ペトロよ。

あなたの神学という岩の上に/主イエスは揺るぎない教会を築き上げられ、/その教会において、私たちはあなた、/使徒ペトロを賛美します。

天使たちよりもいかに高き存在か/肉体に生きたペトロよ!/まことに、キリスト・神は、彼が裁き人となり/御自身の栄光ある再臨の際、/御自身と共に座すると仰せられた。

聖母賛歌:結婚を知らず、/受肉された神を胎内に宿された方よ、/情欲の攻撃に揺らぐ私を堅く支えてください。/まことに、至聖なる方よ、あなた以外に、これほどの助け手はいないのです。

 

カノン第2。イルモス:主よ、あなたは/あなたに逃げ込む者たちの支えであり、/あなたは暗闇に包まれた者たちの光であり、/私の霊はあなたを賛美します。

あなたは、 / 信仰深い者たちの魂の礎として、 / 尊く、隅の石を据えられました―― / 救い主であり、主である方を。

至福のパウロよ、取り成し給え、/あなたの礎の上に、/敬虔なる者たちの美徳の/輝きが築かれるように。

常にイエスの死を/あなたの御体に汚れなく宿し、/あなたは、パウロよ、/真の命に与かりました。

聖母賛歌:あなたこそが私たちの避難所であり、守りの壁であり、/私たちキリスト教徒は皆、あなたを見出しました。/あなたを絶え間なく賛美します、/汚れを知らぬ方よ!*

カタヴァシア:聖母よ、あなたの賛美者たちは、/生ける豊かな泉であり、/霊的な祝宴を催した者たちを、/あなたの神聖な栄光の中に確固たるものとし、/栄光の冠を授けてください。

イパコイ、第8調

どの牢獄が、あなたを囚人として迎えなかったというのか?/そして、どの教会が、あなたを説教者として迎えていないというのか? /ダマスカスはあなたを誇りに思う、パウロよ、/あなたが光によって立ち止まらされたことを知ったからである;/ローマはあなたの血を受け入れ、それを誇りとしているが、/タルソスはさらに大いに喜び、/愛をもってあなたの布を崇めている。/信仰の岩であるペトロよ、宇宙の誉れであるパウロよ、/ローマから降りてきて、私たちを強めてください。

第4歌

カノン1。イルモス:これこそは、処女より受肉し/我らの本性を神性へと変えた我らの神である。/彼を讃えつつ、我らは叫ぶ:/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

キリストは、約束どおり、あなたを神聖な人の漁師とされ、/あなたに真っ先に/御自身の教会の舵を委ねられました。

あなたに懇願される命の与え主イエスよ、/縛り、また解く権能をペトロに与えられた方よ、/私にも憐れみをお与えください。

ペトロよ、熱心に祈りなさい、/疑いのない信仰をもって/あなたの神聖な記念を敬う者たちのために、/キリストの御国の門が開かれますように。

聖母賛歌:万人に讃えられる御母、神の母よ、/あなたの執り成しによって私の思いを清め、/私を実り豊かな者とならせてください、すべての神の母よ。

 

カノン第2。イルモス:主よ、あなたは御使徒たちという馬にまたがり、/その手綱を御手に取り、/信仰をもって歌う者たちにとって、/あなたの騎行は救いとなりました。/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

かつてサウロは、まるで獅子のように襲いかかり、/キリストの教会を激しく荒らし尽くしたが、/神の子羊の御声によってなだめられ、/彼が追い立てていた群れは、/彼に、羊飼いとして委ねられた。

宇宙を照らすこととなっていたその人は、暗雲に覆われていたが、/アナニアが彼のもとへ遣わされ、/神の御現れによって、彼が神に選ばれた器であることを悟り、彼に魂と肉体の啓示をもたらした。

ダマスカスはパウロをその価値にふさわしく誇りに思っている。/なぜなら、かつて楽園からそうであったように、/この地から神の泉の最も偉大な源が湧き出し、/全地を神の知識で豊かに潤したからである。

聖母賛歌:主は支配者たちを玉座から引きずり下ろし、/おっしゃった通り、処女にして母よ、/神の恵みを渇望する者たちを満たし、信仰をもって歌う者たちを:「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

カタヴァシア:栄光のうちに/神性の玉座に座し、/軽やかな雲の上、/至聖なるイエスが到来し、/汚れなき御手に抱かれて、/呼び求める者たちを救われた:/「栄光あれ、キリストよ、御力に!」

第5歌

カノン1。イルモス:主よ、御自身の血によって/私たちを贖い、選ばれた民となさった方よ、/御自身の平和を私たちに授け、/心を一つにして御自身の群れを守り導いてください。

愛ゆえに神の御前で大胆さを得た/漁師であり無学な彼は、/恵みによって前代未聞の奇跡を成し遂げ、/まさに驚嘆に値する存在であった。

キリストよ、あなたから得たのは金でもなく、銀でもなく、徳であり、/あなたの神聖な使徒は、/奇跡の力によって豊かになった。

足の不自由な者たちの足と足首は、/あなたの力ある言葉によって強められました。/なぜなら、神聖な御霊によって、/前代未聞の業が成し遂げられたからです。

聖母賛歌:神はあなたから受肉され、清き方よ、/御自身の位格を肉と結び合わせつつ、/しかし神性においては、/決してその無形性を損なうことなく留まられました。

 

カノン第2。イルモス:主よ、御命令をもって私たちを照らし、/御手を高く掲げ、/人愛する御方よ、御平和を私たちに授けてください。

パウロよ、あなたは真の賛美を選び、/勝利のしるしとして、常にキリスト王の十字架を背負い、/使徒よ。

あなたにとって、生はキリストであり、/死は最上の獲得である。/なぜなら、あなたは私たちのために十字架につけられた方と共に、愛をもって共に十字架につけられたからである、/栄光あるパウロよ。

まことに、主において喜びなさい、尊きパウロよ、/肉体を離れ、キリストと共に住まわれる、/命を与える神と共に。

聖母賛歌:常に御子であり、我らの神である御方に、/結婚を知らぬ清きマリアよ、/我ら信徒に御慈悲を授けてくださるよう、祈り給え。*

カタヴァシア:全世界は驚嘆した/あなたの神聖な栄光に:/まことに、あなたは、結婚を知らぬ処女として、/あなたの胎内に至高の神を宿し、/永遠の御子を産み、/あなたを賛美するすべての人々に平和をもたらされた。

第6歌

カノン1。イルモス:鯨の腹の中で三日間過ごしたヨナは、キリストよ、不死なるあなたを、地底で自発的に三日間死者のように過ごされた姿として、あらかじめ表したのです。

古の昔、キリストよ、御右の手をもって/水の上を歩んだペトロを救われたように、/激しい試練の波に飲み込まれようとしている私をも、/(憐れみ深い方として)そこから救い出してください。

ペトロよ、あなたは存在しないものを捨て、/真に存在するものに達し、/ある商人のように、明らかにキリスト――/尊い真珠――を手に入れました。

至福のペトロよ、あなたは、聖霊を狂おしく試みようとした者たちを死に追いやりました。あなたは、聖霊について最初に神学を説き、その方をはっきりと神であると告白したのです。

聖母賛歌:あらゆる被造物の中で最も高き神の御言葉/あなたは私たちのために受肉して生み出された/それゆえ、私たちはあなたを聖母として/口と魂をもって宣言する。

 

カノン第2。イルモス:私は主に向かって祈りを捧げ/私の悲しみを主にお告げします。/私の魂は悪に満ち溢れ/私の命は地獄に近づきました。/私はヨナのように祈ります:/「神よ、滅びから私を救い出してください!」

あなたは、主への愛と/全人類の救いへの願いに突き動かされ、/すべての快楽を軽んじ、/主を証しする道を歩まれた。/今、全宇宙のために祈ってください、/祝福されたパウロよ!

最も尊き主の模範として、/真に主を身にまとい、/パウロよ、あなたはすべての人にとってすべてとなり、/すべての人を勝ち取り、救うためでした。/そしてあなたは、キリストのために世界の果てまで手を伸ばし、/彼らを真に救い出しました。

キリストは、その御心にかなって、/天の市民権をあなたに授けられました、使徒パウロよ、/なぜなら、この地上にある都を、/あなたは、祝福された方よ、望まず、/御自身の秘跡の忠実な奉仕者/そして管理者となられたからです。

聖母賛歌:主はあなたに目を留め、/力ある方として私の本質を新たにし、/偉大な御業を成し遂げられた、神の母よ、/あなたが、全き無原罪の御方として語られたように、/そしてあなたを通して、/私の神、慈悲深き方は、私を朽ち果てるものから救ってくださいました。

カタヴァシア:この神聖にして万人に崇められる方/聖母の祭りを祝うにあたり/神の知恵ある者たちよ、集いましょう/手を打ち鳴らして/聖母から生まれた神を賛美しましょう。

コンダク、第2調

揺るぎなく、神の御声を伝える説教者たち、/主よ、あなたの弟子たちの中でも最も優れた者たちを、/あなたは御自身の恵みの喜びと安息の中に迎え入れられました。/彼らの労苦と死を、あらゆる犠牲よりも尊いものと認められたからです。/心の中を知っておられる唯一の御方よ。

イコス:わが救い主よ、わが舌を明瞭にしてください、/わが口を開き、それを満たしてください、/わが心を柔らかくしてください、/そうして、私が語ることに従い、/また、私が教えることを、まず自ら実践できるようにしてください。/「行う者、教える者は皆、偉大である」と、あなたは言われたからです。 / もし私が語りながら行わなければ、/ 鳴り響く銅のようになってしまうからです。/ それゆえ、ふさわしい言葉を語り、/ 有益な行いができるよう、私に与えてください、/ 心の中を知っておられる唯一の方よ。

第7歌

カノン1。イルモス:初めに存在した、始まりなき御言葉/父と御霊と共に、独り子よ!/あなたは祝福され、賛美されます、/私たちの父なる神よ!

キリストの憐れみに / あなた、ペトロよ、倣うことを学ぶため、 / 神の御計画により、あなたには / キリストの受難に先立ち、 / 背教の嵐に耐えることが許される。

キリストは、最初に召され、/深く愛したあなたに、/使徒たちの栄えある長として、/復活、墓から最初に現れた。

キリストの受難の前にあった/あなたの三度の否認を赦し、/神が語られた三度の問いかけによって、/主はあなたへの御愛を確証なさった。

キリストへのあなたの愛を、/ペトロは証人として、/神のようにすべてを知り尽くす御言葉に/捧げた。それゆえ、主は/最も愛する御自身の群れを/あなたに託される。

聖母賛歌:胎内に神の御言葉を肉として宿し、/世の初めより父から輝きを放たれた方を、/私たちは皆、すべての者の母なる神として、/祝福された方と呼ぼう。

 

カノン第2。イルモス:かつてデイレの野で/暴君は神を敬う者たちを拷問するための炉を設置した。/その中で三人の少年は歌をもって唯一の神を賛美し、/三人で歌い、こう叫んだ。「我らの父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

終わりの時に召されたキリストよ、/あなたは御使徒たちの印となり、冠となられた。/しかし、その熱意はすべての人を凌駕した。/彼と共に、教会の民はあなたにこう歌う。/「我らの父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

最初は迫害にさらされたとはいえ、/あなたの教会を、囚人パウロは、/しかし、その後、あなたへの熱意が/かつての傲慢さを凌駕した。/なぜなら、彼は、キリストよ、次のように叫ぶ民を集めたからである:/「私たちの父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

あなたは、エルサレムからすべての人に福音を宣べ伝え、/周囲の全地を包み込み、パウロよ、/イリュリカの果てに至るまで教えを広めながら、こう叫んだ:/「私たちの父なる神よ、あなたは祝福された方です!」

歓喜のうちに天に上げられ、/第三の天に至り、至福の御方よ、/そして、言い表せない御言葉を聞き、こう叫ばれる:/「至高の父に栄光あれ、/御座を共にする輝きである御子に、/そして、神の深みを確かに見通す聖霊に!」

聖母賛歌:羊毛に降り注ぐ雨のように/キリスト・神はあなた、おとめの上に降り、/あなたから肉体を帯びて生まれ、/かつて分かれていたものを結び合わせ、/地と天に平和を授け、/私たちの父なる神、祝福された方よ!

カタヴァシア:神に賢き者たちは、/被造物を創造主よりも尊ぶことはなかったが、/彼らを脅かす火を勇敢に打ち破り、/喜びをもってこう歌った:/「称えられざる主、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:キリストよ、御自身の御力によって万物を支えておられるあなたは、/「主の被造物よ、主を賛美せよ!」と叫んでいた聖なる若者たちを、炎の中で潤してくださった。

「あなたの両手は広げられ、/十字架に縛り付けられるであろう」――/主よ、ペトロはこれをあなたに予言しつつ、/彼に従いこう叫ぶよう命じます:/「主の被造物たちよ、主を賛美せよ!」

恵みの御言葉によって奇跡を行われ、/重く痙攣していたエネアと、/死んでいたタヴィフをよみがえらせ、彼らは叫びました:/「主の被造物よ、主を賛美せよ!」

ペトロに異邦人の清めを啓示された方よ、/御霊の輝きをもって、/「主の被造物よ、主を賛美せよ!」と叫ぶ私をも、キリストよ、清めてください。

聖母賛歌:全聖なるおとめよ、神の御言葉を肉において産み出された方よ、/あなたの祈りによってわが魂の闇を追い払い、/「主の被造物よ、主を賛美せよ!」*と叫ぶ私を照らしてください。

 

カノン第2。イルモス:聖なる山で栄光を現し、/いばらの茂みの中の火によってモーセに、/永遠の処女の神秘を現された――/主を歌い、世々限りなく賛美せよ。

パウロは御自身の愛と結ばれ、/見事な変容を遂げた。/なぜなら、この栄光ある者は、/自らのために生きるのではなく、/憐れみ深き御方を、/永遠に御自身の中に宿して生きていたからである。

あなたは教会を花嫁として婚約させ、/花婿であるキリストのもとに導いた。/なぜなら、あなたは、神を宿したパウロとして、/彼女の花婿の仲介者となったからである。/それゆえ、彼女は永遠にあなたを賛美する。

あなたは最も美しい功績を成し遂げ、/その道を正しく全うし、/喜びながらキリストのもとへ至りました。/それゆえ、万人に称えられるパウロよ、/あなたは義の冠にふさわしい者とされました。

聖母賛歌:喜びなさい、火のような主の御座よ!/喜びなさい、結婚を知らぬ花嫁よ!/喜びなさい、処女よ、雲よ、そこから正義の太陽が輝き出でた、/その太陽を、我らは世々限りなく讃える。

カタヴァシア:炉の中にいた敬虔な少年たちを/聖母の御子が救われた:/当時は予型として、今は実体として;/御子は全宇宙を招き、あなたに賛美を歌わせる。/被造物よ、主を賛美せよ、/そして永遠に讃えよ!

第9歌

カノン1。イルモス:あなた、栄光に満ちた花嫁であり、至聖なる神の母よ、/目に見えるもの、目に見えないものを問わず、/万物の創造主を産み出されたあなたを、/私たちは賛美の歌をもって称えます。

あなたのあふれんばかりの恵みは/すべての人にふさわしく告げ知らされている。/なぜなら、ペトロよ、あなたの影さえも/弱き者たちの苦しみを追い払ったからである。/それゆえ、私たちはあなたを称える。

神に敵対した魔術師シモンを、/空想によって天の高みへと引き上げられた者を、/言い表せない神の力によって打ち倒したペトロは、/至福なる者と称される。

罪からの解放/心の啓発と霊の喜びを/あなたの祈りによって授けてください/あなたの記憶を讃える者たちに、使徒よ。

ペトロよ、あなたのすべては、栄光と、聖化と、奇跡に満ちている。/言葉、聖遺物、遺灰、そして神聖な鎖、/これらを人々は信仰と愛をもって崇めている。*

聖母賛歌:御腹に神を宿し、/あなたは主の母と称されます;/それゆえ、私たち信徒は、その尊厳にふさわしく、/心を一つにしてあなたを賛美し、/歌をもってあなたを称えます。

 

カノン第2。イルモス:あなたは自然の法則を超越し、/創造主であり主である方を胎内に宿し、/世にとって救いの門となられました。/それゆえ、私たちはあなた、神の母よ、/絶えず賛美いたします。

私たちは、あなたがキリストのために、悪人のように身に着けていた鎖を崇拝し、また、パウロよ、あなたがその栄光に満ち、勝利に輝く御身に負っている傷を抱きしめます。

今や、使徒よ、あなたは解放され、/常にあなたにとって切望されていた御方の元へと去り、/御方と共に、その僕として留まりながら、/絶え間ない祈りによって、/あなたに祈る者たちを御自身のもとに引き寄せてください。

今やキリストはもはや謎の中にも、/鏡の中にも現れるのではなく、/それどころか、顔と顔を合わせて仰ぎ見られ、/あなたに神性の完全な/認識を明らかにしておられる。

聖母賛歌:あなた、至聖なる神の母よ、/キリストの使徒たちにとっては称賛の的であり、/殉教者たちにとっては栄光、預言者たちにとっては支えでした。/それゆえ、私たち信徒は、/皆、あなたをふさわしいように讃えます。*

カタヴァシア:地上で生まれたすべての者は、/御霊に照らされて喜び躍り、/無形の知性たちの本質もまた、/聖母の神聖な祝祭を称え、/次のように叫びましょう:/「喜びなさい、至福なる方よ、/清き神の母、永遠の処女よ!」

スヴェティレン。
同調歌:妻たちよ、聞きなさい:

使徒たちの栄光を共に讃えよう――ペトロとパウロ、/宇宙の神聖な光、/信仰の宣教者、神学のラッパ、/教義の解説者、教会の柱、/そして迷いの退治者たち。

栄光、そして今、聖母への賛歌:あなたからキリストが誕生されたという、偉大で前代未聞の神秘、/神に恵まれた/処女であり聖母であるお方、/預言者たちはこれを宣言し、使徒たちはこれを解き明かし、殉教者たちはこれを告白し、/天使たちはこれを讃え、/人々はこれに礼拝を捧げる。

「賛美せよ」の後に、第4調の第4節のスティヒラ。
「同様の者」:天より召された者:

救い主が問いかけておられたとき/十二人の使徒の群れに:/「人々はわたしを誰だと言っているか?」/その時、使徒たちの筆頭であるペトロは、/天から恵みを受け、/神学的に論じて宣言しはっきりと叫んだ:/「あなたはキリスト、生ける神の御子です!」 /それゆえ、彼は天から啓示を受け、罰を縛り、また解き放つ権能を授かった者として、/「祝福された者」と称されるにふさわしいのである。

父から現れた神の御言葉――キリスト――/「あなたがたは、わたしを誰だと思っているのか」と問われた。/「あなたは、生ける父の御子です」と、/皆の口が神の霊に導かれて/あなたは即座に宣言した。 /それゆえ、「シモン、ヨナの子よ、あなたは幸いである」/という言葉を報いとして授かった。/神は、御自身を真に賛美する者を称え、/報いを受けるよう惜しみなく招き、/あなたを確かな岩として、/教会の支えと礎として据えられた。*

人々からではなく、天から召された者よ! / 地上の闇があなたの肉眼を覆い、 / 不義の絶望を暴いたとき、 / その時、天の光があなたの心の目を照らし、 / 敬虔の美しさを明らかにした。 / それゆえ、あなたは闇から光をもたらす方、 / 私たちの神キリストを知った。 / 彼に、私たちの魂を救い、照らしてくださるよう祈りなさい。

キリストの先駆者よ、/十字架の栄光を掲げる者よ、/あなたは、愛する者たちを慕い求める方と結びつける、/切望される神の愛を、/心から何よりも優先した。 /それゆえ、あなたはキリストの囚人と呼ばれ、/試練の重荷を、あらゆる の至甘き喜びとして選び、/尊い解放に値し、/あなたの主と共に留まることを許された。/彼に祈り、/私たちの魂を救い、照らしてくださるよう。

栄光、第6調。修道士コスマス:至聖なる使徒たちの祝日/がキリストの教会に訪れ、/私たちすべてに救いをもたらします。/さあ、神秘的に手を打ち鳴らし始め、彼らに向かってこう叫びましょう:/「喜びなさい、暗闇の中にいる者たちの光よ、/心の中の太陽の光線として現れる者たちよ! /喜びなさい、ペトロとパウロよ、/神の教義の揺るぎない礎、/キリストの友、尊き器よ!/目に見えぬまま我らの真ん中に現れ、/あなたの祝日を賛美歌で讃える者たちに、/非物質的な賜物を授けてください。

そして今、聖母マリアよ:聖母マリアよ、あなたは真のぶどうの木、/私たちのために命の実を育んでくださった方。/あなたに懇願します:主の御母よ、/使徒たちおよびすべての聖人たちと共に、/私たちの魂の赦しを執り成してください。

大賛美、エクテニア、および閉会。

聖体礼儀にて

「幸いな者たち」:使徒ペトロのカノン第3歌(4拍子)、および使徒パウロのカノン第6歌(4拍子)。

トロパリオ、第4調

使徒たちの筆頭者たち/そして全宇宙の教師たちよ、/万物の主なる神に祈り求めてください/全宇宙に平和を授け/私たちの魂に大いなる憐れみを。

コンダク、第2調

揺るぎなく、神の御声を伝える説教者たち、/主よ、あなたの弟子たちの中でも最も優れた者たちを、/あなたは御自身の恵みの喜びと安息の中に迎え入れられました。/彼らの労苦と死を、あらゆる犠牲よりも尊いものと認められたからです。/心の中を知っておられる唯一の御方よ。

プロキメン、第8調

彼らの声は全地に行き渡り、/その言葉は宇宙の果てにまで届いた。節:天は神の栄光を宣べ伝え、/御手の御業を大空が告げ知らせる。 詩編 18:2, 5

コリントの信徒への手紙、冒頭193

兄弟たちよ、もし誰かが何かを誇るなら、私は愚かにもこう言おう。私も誇る。彼らはユダヤ人か。私もそうだ。イスラエル人か。私もそうだ。アブラハムの子孫か。私もそうだ。キリストの僕か。 愚かなことを言うようですが、私はそれ以上に、労苦においてははるかに多く、鞭打ちにおいては計り知れないほど、投獄においてははるかに多く、死の淵に立たされたことも度々ありました。ユダヤ人から五回、四十打に一打足りないほどの鞭打ちを受け、三回は棒で打たれ、一度は石で打たれました。三度、難破に遭い、昼夜を問わず海の深淵に漂いました。 数え切れないほどの旅路、川での危険、強盗からの危険、同族からの危険、異教徒からの危険、町での危険、荒野での危険、海での危険、偽兄弟たちとの危険にさらされ、労苦と疲労、しばしば眠れぬ夜、飢えと渇きに耐え、 しばしば断食し、寒さに震え、裸同然の状態に置かれています。これらすべてに加え、毎日多くの人々が私のところに集まり、すべての教会への配慮も求められています。誰かが疲れ果てているのに、私だけが疲れ果てないはずがありません。誰かが誘惑に駆られているのに、私だけが心を燃やさないはずがありません。もし誇るべきことがあるとすれば、私は自分の弱さを誇ります。 私たちの主イエス・キリストの父なる神――永遠に祝福される方――は、私が嘘をついていないことをご存じです。ダマスカスでは、アレタ王の総督が私を捕らえようとダマスカスの街を厳重に警備していましたが、私は籠に入れられ、窓から壁を伝って下ろされ、その手から逃れることができました。 自慢することなど、私にとって何の益にもなりません。なぜなら、私は主の幻や啓示の話に及んでしまうからです。私はキリストにあるある人物を知っています。その人は十四年前――肉体の中にいたのか、それとも肉体から離れていたのかは分かりません。神のみがご存知です――第三の天にまで引き上げられました。 また、その人については――肉体の中に いたのか、それとも肉体から離れていたのかは分からない。神のみがご存知だ――彼が楽園へと引き上げられ、人が語り尽くすことのできない言葉、言い表せない言葉を聞いたことを知っている。そのような人については誇るが、自分自身については、ただ私の弱さについてのみ誇る。 なぜなら、もし私が自慢したとしても、無分別になることはない。真実を語っているのだから。しかし、私が、私について、私の中に目に見えるものや、私から聞くこと以上のことを、誰にも思わせないように、私は自制している。また、啓示の非凡さによって高ぶらないように、私の肉体に「とげ」、すなわちサタンの使者が与えられ、私を苦しめて、私が高ぶらないようにしているのだ。 私は三度、主に対して、これを私から取り除いてくださるよう願った。すると主は私に言われた。「私の恵みは、あなたにとって十分である。私の力は、弱さの中でこそ完全に発揮されるからだ。」それゆえ、私はむしろ自分の弱さを誇りとする。そうすれば、キリストの力が私のうちに宿るからである。

コリントの信徒への手紙二 11:22–12:9

ハレルヤ、第1声

天は、主よ、あなたの御業を告げ知らせる。節:聖徒たちの集いにおいて、神を賛美する。 詩編 88:6a; 8a

マタイによる福音書、67a

その頃、イエスはケサレア・フィリッポの地方に来られ、弟子たちに尋ねて言われた。「人々は、わたし、すなわち人の子を、誰だと言っているのか。」 すると、彼らは言った。「ある者はバプテスマのヨハネだと言い、ある者はエリヤだと言い、またある者はエレミヤか、あるいは預言者の一人だと言っています。」イエスは彼らに言われた。「では、あなたがたはわたしを誰だと思っているのか。」 すると、シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子、キリストです。」イエスは彼に答えて言われた。「シモン・ヨナの子よ、あなたは幸いである。これは、肉と血とがあなたにこれを明らかにしたのではなく、天におられるわたしの父が明らかにされたのである。 また、わたしはあなたに言います。あなたはペトロです。この岩の上に、わたしはわたしの教会を建てます。地獄の門も、それを打ち破ることはできません。そして、天の御国の鍵をあなたに与えます。あなたが地上で縛るものは、天でも縛られ、あなたが地上で解くものは、天でも解かれるのです」。

マタイによる福音書 16:13–19

関与している

彼らの声は全地に行き渡り、/その言葉は宇宙の果てにまで届いた。ハレルヤ。(3) 詩編 18:2

通常の使徒書と福音書はあらかじめ読み上げる。食事の席では、兄弟たちの慰めは大きい。もしこの聖使徒たちの祝日が水曜日または金曜日に当たる場合は、魚を食べ、ワインを飲む。

知っておくべきこと:聖使徒たちの祝日が日曜日に当たる場合は、通常の日曜日の儀式が先行する。

祈り

栄光に満ちた使徒ペトロとパウロ、キリストのために魂を捧げ、その血をもって主の畑を肥やした者たちよ! 今、心を砕いて捧げられる、あなた方の子らの祈りと嘆きを聞き入れてください。私たちは不義によって曇らされ、それゆえに災いが雲のように私たちを取り囲んでおり、徳ある生活の油はすっかり枯渇してしまいました。力あるお方よ! 私たちの弱さを担い、御霊をもって私たちから離れないでください。そうすれば、私たちは最後まで神の愛から切り離されることはありません。どうか、あなたの力強い執り成しによって私たちを守り、主があなたの祈りのゆえに私たちすべてを憐れんでくださいますように。 また、私たちの計り知れない罪の記録を消し去り、すべての聖徒たちと共に、御自身の小羊の至福の御国と婚礼に私たちをふさわしい者とさせてください。御小羊には、栄光と誉れと感謝と礼拝が、世々限りなくありますように。アーメン。

 

 

目次へ。

 


7月16日に最も近い日曜日

尊き聖なる
聖なる命を与える十字架の移送、
および七人の聖殉教者
マカベオの七聖殉教者、その母ソロモニア、
および彼らの師エレアザル

晩課にて

通常のカフィズマ。

「主よ、私は叫びました」において
第6調のスティヒラ:十字架への賛歌3つ、聖人への賛歌3つ。
十字架のスティヒラ、第4調*
「同様の者」:天より召された者:

この日多くの信徒たちは神聖な喜びに満ちている:/天の十字架が地の果てにまで現れ、/堅き地を近づきがたい光で照らし、/空を輝かせ、/大地の面を飾るからである。 /キリストの教会は神聖な賛美歌を歌い、/礼拝を執り行い、/天より彼女を守り給う十字架、/神聖にして驚くべき御十字架を崇め奉る。/その力によって強められ、/我らは主のもとへ進み出て、こう呼び求める:/「世を和解させ、我らの魂を照らしたまえ!」

すべての被造物が喜び、祝賀せよ:/今日、十字架は天より宇宙の果てまで輝き、/地上のものを照らし、/散らされていた者たちを一つに結び合わせたからである。 /この日、人々は天使たちの合唱と共に歓喜する:/彼らを隔てていた隔壁が十字架によって打ち砕かれたからである/――十字架はすべてを明らかに一つに結び合わせた。/それゆえ、太陽よりも明るく我々の前に輝き、/十字架はすべての被造物を恵みで照らし、/信仰をもってそれを崇める者たちを/飾り、救うのである。

太陽の輝きよりも明るく/神の十字架は、世の終わりをも示さねばならない、/キリスト王の聖なる笏として:/見よ、それは今、私たちの眼前で、四方八方に明るく輝いている。/彼は人類を地獄から救い上げ、/地獄を断固として打ち負かし、敵を打ち倒し、/悪魔たちの高慢を完全に滅ぼした。 /今や、救い主の復活は/呼び求める者たちを現し、救う:/「世を和解させ、我らの魂を照らしたまえ!」

聖人たちのスティヒラ、第1声。
類似:万人に称えられる殉教者たち:

律法の屋根、七本の柱によって高められたものを、/暴君の権勢は揺るがすことはできなかった。/なぜなら、迫害者の最も無謀な激怒を、/勇敢に耐え抜き、体を切り裂く者たちに身を委ねたからである。/最も高潔な若者たち、兄弟たちよ、/モーセの掟の守護者たちよ。

目に見えるものを超えて真に精神を高め、/肉体の四肢が切り落とされるのを耐え忍んだ、/最も敬虔で勇敢な若者たちは、/神の知恵に満ちた母と共に、/最大の希望に支えられ、/今やその希望に到達し、/先祖アブラハムの懐に安らぎを得た。

若き頃から魂を堅く武装し、/あたかも怒りに燃えるかのように、/敬虔さと/父祖の律法の遵守のために、/敵に対して断固として立ち向かった、/至聖なるエレアザルと、賢明な若者たち、/そして神に導かれた母と共に。

栄光、第8声、
聖ヨハネ・ダマスコス

聖マカベオたちは暴君に向かってこう宣言した。/「アンティオコよ、私たちにとって唯一の王は神である。/私たちは神から生まれ、/神に身を委ねているのだ。 / 私たちを待っているのは、この世とは異なる世界、/ 目に見える世界よりも高く、より堅固な世界である。/ 私たちの祖国は、堅固で滅びることのないエルサレムであり、/ 私たちの喜びは、天使たちと共に過ごすことである!」/ 主よ、彼らの取り成しによって、/ 私たちを憐れみ、救ってください!

そして今、第8声、
聖ヨハネ・ダマスコス

かつてモーセが自らの姿をもって予表し/アマレクを打ち倒して逃亡させたもの、/また、歌人ダビデが、それを御足の台と呼び、礼拝するよう命じたもの、/あなたの尊き十字架よ、キリストなる神よ、 /今日、私たち罪人はこれにひれ伏し、/不遜な口であなたを賛美しつつ、/その上に釘付けになることをお許しくださったあなたに、こう呼びかけます:/「主よ、私たちを、あの強盗と共にあなたの御国に受け入れてください!」

詩篇唱壇にて、オクトイヒのステヒラを唱える。

栄光、第8調。修道士コスマス作:主の御手には、義人の魂、/アブラハム、イサク、ヤコブのような者たち、/律法以前の時代に生きた先祖たち、/そして今、私たちが賛美するマカベオ家の先祖たちがいます。 / 彼らは魂が強く、/ アブラハムの子孫であり、/ 先祖アブラハムの信仰に倣い、/ 死に至るまで敬虔のために戦った。/ 敬虔のうちに育てられ、/ 共に律法に従って奮闘した彼らは、/ 呪われたアンティオコスの不義を糾弾した。 / そして、現世の恵みを何一つ惜しまず、 / 永遠の御国のためにすべてを神に捧げた: / 魂、勇気、情愛、 / 若き肉体、そして清らかに育てられた者たちに与えられる報いを。 / ああ、敬虔なる根よ、 / その根からあなたがた、マカベオたちは生え出た! / ああ、聖なる母よ、 / 七人もの息子を産んだ方よ! / しかし、マカベオたちよ、 / あなたがたの母ソロモニアと、 / 賢明な祭司エレアザルと共に、 / キリスト・神の御前に立つ者として、 / あなたがたがその御名のために労苦したその方のために、 / どうか私たちのために祈ってください! /御前であなたがたの苦難の果実を享受しつつ、/人類のために熱心に祈りを捧げてください。/主は御心のままに御業をなされ、/主を畏れるあなたがたの願いを叶えてくださるからです。

そして今、第8声:神よ、あなたの預言者モーセの告げた言葉が成就しました。「あなたがたの命が、あなたがたの目の前でぶら下がっているのを見るであろう」。 /この日、十字架が掲げられ――/世界は迷いから解放される。/この日、キリストの復活が新たになり、/地の果てまでも喜び、/ダビデの歌に倣い、シンバルを鳴らしてあなたに賛美を捧げ、こう叫ぶ。/ 「神よ、あなたは地の上に救いを成し遂げられました――/十字架と復活によって、/慈愛に満ち、人を愛する御方よ、私たちを救ってくださいました。/全能の主よ、あなたに栄光あれ!」

トロパリオ、第1声

聖人たちが/あなたのために耐え忍んだ苦難によって、/主よ、憐れみをお示しください、/そして私たちのすべての病を癒してください、/人を愛する方よ、私たちはあなたに祈ります。

栄光、そして今、第1調:主よ、御自分の民を救い、/御自分の嗣業を祝福し、/正教のキリスト教徒に異邦人に対する勝利を授け、/御自分の十字架をもって御自分の民を守り給え。

知っておくべきこととして、晩課の鐘が鳴る前に、司祭は聖器室に入り、聖なる十字架を祭壇に安置する。そして、晩課の閉会後、司祭と助祭は聖衣を身にまとう。助祭は聖なる十字架に香を焚き、「主よ、祝福してください」と宣言する司祭:「我らの神は祝福されよ。」続いて「三聖歌」。「主の祈り」の後、十字架へのトロパールを唱える。「栄光」と「今や」の後、コンダクを唱える。そして司祭は十字架を載せた皿を頭上に掲げ、それを祭壇へと運び込む。その前を、ランプを持った二人の聖具係が先導する。 そして、聖十字架を祭壇の福音書の置かれる場所に安置し、福音書はより高い場所に置く。そして、聖十字架の前で一晩中灯し続けるろうそくに火を灯す。

 

早課にて

「主なる神」の賛歌に続いて:
十字架のトロパールを2回、第1調

主よ、あなたの民を救い給え/あなたの嗣業を祝福し給え/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け/あなたの十字架をもってあなたの民を守り給え。(2)

栄光、殉教者へのトロパリオ、第1調

聖人たちが/あなたのために耐え忍んだ苦難によって、/主よ、憐れみをお示しください、/そして私たちのすべての病を癒してください、/人を愛する方よ、私たちはあなたに祈ります。

そして今、十字架、第1調:主よ、御民を救い、/御自分の嗣業を祝福し、/正教徒のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け、/御自身の十字架をもって御民を守り給え。

そして、通常のカフィズムと、オクトイハのセダリオン。そして朗読。 オクトイハのカノンは、第4調で1つ、十字架のカノンは第6調で1つ、殉教者のカノンは第8調で1つ。もしこの祝日が土曜日に当たり、かつその教会がキリストまたは聖母マリアに捧げられている場合は、第4調のイルモスを伴う教会のカノン、第6調の十字架のカノン、および第4調の聖人たちのカノンを歌う。

十字架のカノン、
そのアクロスティヒ:「十字架に礼拝を捧げ、救いに忠実なる者たち」
第6声* 。第1歌

イルモス:イスラエルが陸地を歩んだように/深淵の上を足跡で進み、/追手であるファラオが溺れ死ぬのを見て叫んだ:/「神に勝利の歌を歌おう!」

救いに忠実な十字架に拝礼し、/温かい信仰をもってその額に口づけし、/抱きしめながらこう叫ぶ:/「至福のキリストの御木よ、/わが魂と心を照らしてください、お願いいたします!」

情欲や悪魔に対して勝利を収める/十字架のしるしが、この日に現れた。/それゆえ、信徒たちよ、/皆、心の喜びに満たされ、/今、その十字架に口づけを捧げよう。

輝かしい光に包まれて/聖なる十字架は輝き、/この日、信仰をもってそれに礼拝する者たちを照らし、/私たちの魂と体を聖別してくださる。

命を与える十字架は、/私たちの目の前に横たわり、見える形で、/光のような恵みの輝きを送り出しています。/近づき、喜びに満ちた啓示と、/救いと赦しを受け取り、/主を賛美しましょう。**

聖母賛歌:至聖なるおとめよ、/肉においてキリストを産み、/十字架の上で私たちのために自ら苦難を受けられた方!/あなたを畏敬の念をもって賛美する者たちを、/あなたの祈りによって救い給え。

殉教者たちのための別のカノン、第8調。
第1歌

イルモス:水の上を陸地のように渡り、/エジプトの堕落を避け、/イスラエルの民は叫んだ:/「私たちの救い主、私たちの神を讃えよう!」

七人の殉教者たちの群れは、/重苦しき苦難の中にあっても心を一つにし、/父祖の律法を確固たるものとするために、/死を拒むことはなかった。

地上の栄光を軽んじ、/神の御国への愛ゆえに、/あらゆる苦難に耐え抜いた神聖なるマカベオたち。/それゆえ、今や彼らはふさわしく崇められている。

モーセの律法の守護者たち、/まことに勇敢なマカベオたちは、/アンティオコスの不敬虔を打ち砕いたとき、/互いに魂の兄弟となった。

聖母賛歌:天使と人々の軍勢は、/結婚を知らぬ母であるあなたを、/絶えず賛美しています。/あなたは、すべての創造主を、幼子として、/御自身の腕に抱いておられたからです。

カタヴァシア:十字架を描きながら、モーセは/杖で紅海を真っ二つに切り裂き/徒歩で進むイスラエルの民のために、/そしてその同じ海を横一撃で/ファラオの戦車のために再び結び合わせ、 /それによって無敵の武器を示した; /それゆえ、我らの神キリストに歌おう:/まことに、御方は栄光を受けられた。

第3歌

イルモス:聖なる方は、/あなたほどにはいません、わが主なる神よ、/御自分に忠実な者たちの尊厳を高め、善き方よ、/そして私たちを、/あなたの信仰告白という岩の上に確固たるものとしてくださいました。

太古の昔ケルビムたちには、/原初のアダムの不従順ゆえに、/祝福された生命の木を守るための武器が/授けられた。/しかし、この十字架こそが彼に道を切り開いた。

目と口と魂、/顔と心をもって、/私たちは皆、命の与え主キリストの/至聖なる十字架にひれ伏しましょう。/それによって全世界が聖別されるのです。

預言のとおり、神の宮となり、/また神の相続人となった私たちは、/この日、至聖なる十字架の木にひれ伏し、/皆、畏敬の念をもってそれを口づけします。

歌をもってあなたを賛美します、十字架よ、/信仰をもってひれ伏し、/あなたの御力願い求めます:/敵の罠から私たちを救い出し、/あなたを賛美する私たちすべてを、/救いの港へと導いてください。**

聖母賛歌:あなたは処女として御子を産み、/あなたより先に、母なしに/世の初めから神なる父より生まれ/肉において十字架につけられ、/先に罪を犯した者たちを救うためでした。

 

別のカノン。イルモス:天の穹蒼の創造主、主よ、/そして教会の建設者よ、/私をあなたへの愛に堅く立たせてください、/望みの極み、信者たちの確かな支え、/唯一の人を愛する方よ。

父なる神の正しき掟に従い、/キリストの祝福された殉教者たちよ、/あなたがたは、その血によって、/朽ちることのない命を勝ち取った、/称賛に値する者たちよ。

火も剣も、少しも/あなたがたの気高き品性を変えることはできなかった、祝福された者たちよ、/その信仰によって、あなたがたは/暴君たちの攻撃を無力化したのである。

キリスト・神のために苦難に耐え抜いた/称賛に値する殉教者たちは、/天より勝利の栄誉を受け、/絶えず私たちの魂の救いを祈り続けている。

聖母賛歌:あなたは、男を知らずに子を産み、/なおも処女のままであり、未婚の母、/聖母マリアよ。私たちの救いのために、/私たちの神キリストに祈ってください。

カタヴァシア:杖は秘跡の象徴として用いられる。/それは、その成長によって司祭を象徴するからである。/かつて実を結ばなかった教会のために、今や/十字架の木が、その力と確立のために花開いた。

聖人コンダク、第2調。
「天の御国を求める者」に倣って:

神の知恵の七つの柱、/そして神の光が輝く七つの燭台、/賢きマカベオたちよ、かつての殉教者たちの中でも最も偉大な殉教者たちよ!/彼らと共に、全世界の神に、/あなた方を崇める者たちの救いを祈り求めよ。

イコス:シオンよ、熱意をもってあなたの神を賛美せよ、/主はまことにあなたの門の閂を強固にし、/あなたの息子たちを祝福されたからである。/彼らは、勝利に満ちた軍勢として、/まことに勇敢で精神強靭な部隊として、/不義なる者たちの陰謀に立ち向かい、神の知恵をもって立ち向かった。 /しかし、天のシオンにおいて勝利の冠を戴き、/神の御座に近づき、/絶えずすべての人々のために祈りつつ、/あなた方を賛美する者たちの救いを求めてください!

聖人たちのセダレン、第8調。
類似:知恵:

敬虔に育てられた賢明な若者たちよ!/汝らは殉教的な勇気で暴君の脅威を打ち砕き、/律法の擁護者となり、/父の同志として、聖なる者たちよ、/神の知恵に満ちた母と共に喜んで苦難に耐えた。 /それゆえ、真に天の命を、死によって 買い取り、/永遠に喜びに満ちておられる、マカベオたちよ、魂の堅固な者たちよ。/キリスト・神の御前で執り成し、/愛をもって聖なる御記憶を崇める者たちに、/罪の赦しを授けてくださるようお祈りください。

栄光、今、十字架の座、第8調

主よ、あなたの十字架は聖別されています。/ なぜなら、そこから、/ 罪の弱さの中にいる者たちへの癒しがもたらされるからです。/ それを通して、私たちはあなたにすがります。/ 私たちを憐れんでください!

第4歌

イルモス:「キリストはわが力、/神であり主である」、/――聖なる教会は畏敬の念をもって歌い、/清らかな知性から声を上げ、/主において喜び祝う。

全地が喜びに満ち溢れ、/樫の森の木々が喜び踊らんことを。/この日、至聖なる十字架によって/神性が現され、/地の果てまで輝きを放つ。

世に御自身を現わされた――死をもたらす道具――/命を与える、勝利をもたらす、/無敵の武器、/栄光に満ちた十字架よ!/我らの心を照らしたまえ!

あなたは神聖なる勝利、/あなたは私たちの救いの成就、/あなたは戦いに臨む信者たちの助け、/そして神聖なる犠牲!/おお、至聖なる十字架よ、/あなたを賛美する者たちを聖別してください!

天も地も共に喜び、/殉教者たち、苦難に耐えた者たち、使徒たち、義人の魂たちは、/今や喜びに満ちて輝き、/すべての人を救う、/私たちの目の前に横たわる、/命を与える木、/そして信者たちを恵みをもって聖別するその木を仰ぎ見ている。**

聖母賛歌:まことに、あなたは聖母として現れ、/まことに、至高なる御子を産み、/十字架の上で両手を広げ、処女の母マリアよ、/世界を御自身のもとに招かれた。

 

別のカノン。イルモス:受肉を望まれる御言葉よ、/陰りある山――唯一の聖母――から、/神に啓示された眼差しをもって預言者はあなたを仰ぎ見、/畏れつつあなたの御力を賛美した。

律法を、古のモーセのように、/御自身の心の石板に書き記した、祝福された者たちよ、/あなたがたは死ぬまでそれを破ることなく、/むしろ、そのために堅く奮闘した。

神に律法に則った犠牲を捧げ、/モーセが遺した生き方に熱心に従い、/暴君のあらゆる法令を無視したのは、/キリストの殉教者たちであった。

岩が荒れ狂う波に耐えるように、/マカベオの殉教者たちは/多くの苦難を/勇敢な精神をもって/死に至るまで耐え抜いた。

三位一体の神よ:始まりなき三位一体よ、唯一者として崇められますように!/同座する唯一者よ、三位一体として讃えられますように!/殉教者たちの祈りによって、/あなたを讃える私たちを、災いと苦難から救い出してください。

聖母賛歌:「『喜びなさい!』と、私たちからその声を聞いてください、/聖なる聖母よ!/世界に喜びをもたらした方よ、喜びなさい!/人々の唯一の守護者よ、/祝福された清き聖母よ、喜びなさい!」

カタヴァシア:主よ、私は/御計画の神秘を聞き、/御業を理解し、/御神性を賛美しました。

第5歌

イルモス:御自身の神聖なる光をもって、慈愛に満ちた方よ、/夜明けからあなたへと向かう魂たちを/愛の光で照らしてください――私は祈ります――/あなた、神の御言葉、まことの神を知ることができるように、/罪の闇から/御自身のもとへと招いてくださる方よ。

教会や町々で、口づけのために差し出される、至福の十字架を、喜びをもって受け入れ、/それにひれ伏し、/罪の赦しを得ましょう。

今や、狡猾な蛇、闇の支配者は滅ぼされ、/命を与える十字架が放つ輝きに耐えられず、/それは神の王の聖なる笏である。

まばゆい星のように、/そして美しい真珠のように、/また明るく輝く太陽のように、/地の果てまで照らし出す/主の十字架、我らが口づけするその十字架。

諸国民よ、声を上げよ、/歌え、喜び祝え、諸部族よ、/そして、揺るぎない礎である十字架を与えてくださった神に賛美を捧げよ。/今、それが掲げられるにあたり、/私たち信徒は皆、歓喜し、/それを通して恵みを享受している。**

聖母賛歌:あなたが救いの源であることを知っているので、/私たち信徒は皆、あなたを「至福なる方」と呼びます、清き方よ。/あなたは、御肉において、初めから存在される方を産み、/御自身の御心により、十字架に釘付けにされたからです。

 

別のカノン。イルモス:無知の夜の後/神の認識によって世界の果てを照らし出された方よ、/主よ、あなたの慈愛の朝光をもって、私をも照らしてください。

父の律法を破ることなく、/聖なる殉教者たちよ、/キリストご自身が義の冠を授けられました。

エレアザルと知恵において等しいことを示し、/幸いな少年たちは、/彼と共にキリストのもとに捧げられ、/霊的な全焼のいけにえとなった。

あらゆる惑わしから/この世を解放する聖なる方よ!/主よ、憐れみ深い御方として、/彼らの祈りによって私たちを救い給え。

聖母賛歌:ケルビムたちよりも高い栄光を示された、/万々に讃えられるおとめよ!/あなたを賛美する者たちの魂の救いのために、/御子に祈り給え。

カタヴァシア:ああ、三度も祝福された木よ、/その上に、王であり主であるキリストが十字架につけられ、/その木によって、木を用いて人を惑わした者は倒れ、/神ご自身に捕らえられ、/あなたの上に肉となって釘付けにされ、/私たちの魂に平安を授けてくださる方よ!

第6歌

イルモス:試練の波が立ち上る/この世の海を見て、/私はあなたの静かな港に逃げ込み、あなたに叫びます:/「私の命を滅びから救い出してください、/あまねく慈しみ深い方よ!」

神聖な器のように、/明るい灯火のように、/この日、教会や聖堂、そして町々で、/私たちの前に横たわる十字架を見て、/それを光り輝くものとして造られた方を賛美しましょう。

死は打ち砕かれ、/朽ち果ては滅ぼされ、/悪魔の軍勢は逃げ去る。/この日、私たちの前に横たわる/勝利に満ちた恐るべきキリストの十字架を見て、/それに触れることさえ恐れて。

神よ、王よ、主よ、あなたを讃えましょう。/あなたは私たちに、破ることのできない城壁として十字架授けてくださったからです。/今、私たちは喜びをもってその十字架に口づけし、/恐ろしい災いから逃れられます。

聖母賛歌:エデムでの禁断の実の摂取により、/先祖は蛇の毒に汚された。/しかし、命の源を産んだ聖母は、/世界に朽ちることなき命と復活をもたらされた。

 

別のカノン。イルモス:私に明るい衣を授けてください、/光を衣のようにまとう/慈悲深きキリスト、私たちの神よ。

殉教の衣を身にまとい、聖なる者たちよ、/あなたがたは、その苦難の労苦によって、/その衣を多彩なものとした。

キリストと共にありたいと願って、万に讃えられる殉教者たちよ、/揺るぎない志をもって/苦難の道を歩み通した。

モーセがあなた方に伝えた律法を守り、/聖なる者たちよ、あなた方は律法に従って苦難を受け、/暴君アンティオコスを恥じ入らせた。

聖母賛歌:ただ一つの御言葉によって/肉において御言葉を産み出された方よ!/敵の罠から/私たちの魂を救い出してください、と祈ります。

カタヴァシア:海の獣の腹の中で/ヨナは十字架のように両手を広げ、/救いの苦しみをはっきりと予表した。そして三日後にそこから出て、/肉において釘付けにされ、/三日目に復活によって世界を照らした/キリスト・神の超自然的な復活を/あらかじめ示した。

コンダク、第4調

自ら進んで十字架に上げられた方よ、/御名と同じ新しい民に/御慈悲を授け給え、キリストなる神よ;/御力によって御自身の忠実な民を喜ばせ、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御前から助けを得、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを得んことを。

イコス:第三の天へと天に上げられ、/人間の言葉では語り尽くすことのできない、/言い表し難き神聖な御言葉を聞き、/――彼がガラテヤ人への手紙に何を書いているか、/聖書を愛するあなたがたは、読んで知ったでしょうか? / 「私が誇るべきことは、と彼は言う、/ただ主の十字架のみである。/その十字架上で苦しみを受け、主は情欲を打ち砕かれた」。/そうして私たちも皆、/主の十字架を誇りとしてしっかりと掲げよう。/なぜなら、私たちにとってこの救いの木は、/平和の武器であり、無敵の勝利のしるしだからである。

第7歌

イルモス:天使は敬虔な少年たちのために、 / 露に満ちた炉を造り、 / カルデア人を焼き尽くした神の御命令は、 / 拷問者をこう叫ばせた: / 「わが先祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

救いの木――至聖なる十字架に、/すべての天使の軍勢が仕えるその十字架に、/私たちの前に横たわり、/私たちに聖化と命を注ぎ出しているのを見て、信者たちよ、ひれ伏そう。

勝利を収めたのは、命の与え主キリストの至聖なる十字架であり、/天上のあらゆる悪霊の群れを追い払い、/野蛮人の驕りを打ち砕き、/私たちの王を勝利者として現した。

まるで生き物であるかのようにあなたにすがりつき、私は叫びます:/「わが至聖なる十字架よ! 私の魂、心、耳、口、/舌、息、そして目を照らし、/私をキリストの御国の道へと導いてください!」

私たちは讃え、称え、/礼拝し、賛美します、/キリストよ、あなたの御力を、/あなたは私たち、あなたのしもべたちに、神聖な十字架を授けてくださったからです、/――尽きることのない喜び、/そして私たちの魂と肉体の守護者として。(**)

聖母賛歌:三人の若者は炉に焼かれることなく、/あなたからの誕生を予表しました。/神聖な火はあなたを焼くことなく、/あなたの中に宿り、すべての人にこう歌うことを教えたからです。/「私たちの先祖の神は祝福されますように!」

 

別のカノン。イルモス:初めに地を創り、/御言葉をもって天を確立された方よ!/主よ、あなたは永遠に祝福されます、/私たちの父祖の神よ。

殉教者にふさわしい苦難に耐え、/暴君たちの脅威にも怯むことなく、/キリストに向かって叫びました:/「私たちの父祖の神は祝福された方です!」

苦難に耐え抜き、/敵の狡猾な策略に打ち勝ち、/キリストに向かってこう叫びました:/「私たちの先祖の神は祝福された方です!」

聖母賛歌:処女の胎内に宿り/彼女を通してアダムを再生させた/祝福あれ――我らの父祖の神よ!

カタヴァシア:不義な暴君の狂気の命令は、/脅威と神を冒涜する悪口に満ち、/民を混乱に陥れた。 /しかし、三人の少年たちは、/残忍な怒りも、轟く炎も恐れず、/炎の中にありながら、/その炎を冷やし、露を運ぶ風が吹く中、彼らは歌った:/「父祖たちの、そして私たちの、最も称賛すべき神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

イルモス:天よ、畏れおののき、/地の基が揺れ動け;/見よ、高き所におられる生ける御方が/死者の列に加えられ、/狭い棺に納められようとしている;/御子の若者たちよ、御方を祝福せよ、/祭司たちよ、御方を讃えよ、/民よ、世々限りなく御方を称えよ。

かつて御あなたの十字架を予表して、/ヤコブは孫たちに逆の順序で手を置き、/彼らを祝福し、/すべての民の間に現れる恵みを教えた。/若者たちよ、祝福せよ、/司祭たちよ、賛美せよ、/民よ、御方を永遠に称えよ。

キリストよ、あなたの言葉に尽くせぬ降臨、/そして言い尽くせぬ恵みよ!/あなたは受肉し、十字架にかけられ、死を受け入れ、/人々を呪いから解放し、/三度祝福された木の上で朽ちることなき命を注ぎ出された。/これこそ、永遠に賛美される十字架である!

至聖なる十字架――神の勝利、/命の始まり、迷いの滅ぼし手、/この日、我らはこれを賛美しよう。/主の至聖なる十字架――/悪魔の滅ぼし手、異教徒の追い払い手、/王たちに勝利を与え、/彼らの守護者である。

聖母の賛歌:釘で打ち付けられたキリスト、/朽ちることなき肋骨を槍で貫かれ、/頭には葦の棒で打たれ、/苦い胆汁を味わう御姿を見て、聖母は叫ばれた:/「あなたの美しさはどこへ行ってしまったのか、美しい御言葉よ、/人の子らよりもなお尊ばれる方よ?」

 

別のカノン。イルモス:唯一の無始なる方――栄光の王、/天の軍勢が祝福し、/御前にて天使の軍団が戦慄する御方を、/祭司たちよ、賛美せよ、/民よ、永遠に御方を称えよ。

真理の崇拝者となり/律法の忠実な守護者となった、/あなた方、称賛に値する殉教者たちよ、/キリストを永遠に讃えよ。

七つの実、/まことに聖なる根から生じたもの、/七人のマカベオ、主の殉教者たちを、/ふさわしく崇めよう。

律法の熱心な擁護者たち、/心を一つにして苦難に耐えた者たち、/七人のマカベオと彼らを産んだ母を、/忠実なる者たちとして、ふさわしく崇めよう。

三位一体の賛歌:三位一体、分割されざる唯一なる御方!/神性において唯一なる御方を賛美し、/三つの御姿において/唯一の主権を讃え歌います!

聖母賛歌:終わりの時に/私たちのために聖母より受肉された神を、/司祭たちよ、讃え/永遠に彼を称えよ!

カタヴァシア:若者たちよ、/三位一体と同数の/神、父なる創造主を祝福せよ。/降りてきて/露を火に変えた御言葉を讃え、/すべてに命を与える/聖霊を永遠に称えよ!

第9歌

イルモス:人々が神を見ることは不可能である、/天使の軍勢でさえその御顔を見ることを敢えてしない御方を;/しかし、あなたを通して、全き清き方よ、/受肉された御言葉は、死すべき者たちにも見えるようになった。/御言葉を称えつつ、/私たちは天の軍勢と共に、/あなたを賛美する。

私たちは不従順のゆえに朽ちる者となり、/神の戒めを破る罪人となってしまい、/それゆえに死が人々に訪れた。/しかし、キリストの勝利の十字架は不死をもたらし、/私たちは今日、その十字架に口づけをする。

見よ、至聖なる木が現れた/信者たちへの確かな希望として、/呪いからの救いとして。/人々の喜びであるその木は、私たちの前に横たわり、/闇の支配者を打ち破る。/信者たちよ、喜びをもって、その木にひれ伏そう。

祝福の始まり、/キリスト教徒の確固たる支え、/城壁であり、強固な守り、/そして呪いからの救いとして、/私たちに現れたのは――/切望された木、無敵の武器!/あなたを礼拝する私たちを、/照らし、聖別してください。

聖母よ:聖堂であり、聖化の門であり、神の御座であり、/雲であり、最も輝かしい灯火であり、/恵みの箱である、全き無原罪の御方よ!/御子の一人子である聖なる御像に/畏敬の念をもって礼拝する者たちを、/御加護し、守り給え!

 

別のカノン。イルモス:私たちはあなたを称え、神の母よ、/そしてあなたを賛美します、聖母マリアよ、/私たちの魂の救い主を産み出された方として。

神の賜物の宝として/まことに現れ出でられ、/奪われることのない富として、/万人に称えられる殉教者たちよ!

勇猛なる祈りの者たちよ、/万物の創造主のもとへ!/私たちの魂に、/安らかな生涯を授けてください。

神聖な熱意をもって/そして魂の情熱をもって/あなた方の記憶を称える者たちを/悪しき者による蝕みから守ってください。

三位一体の賛歌:御子と共に御父に/そして聖霊に、正しく礼拝を捧げ、/天使たちと共に叫びましょう:/「天にまして神に栄光あれ!」

聖母賛歌:喜びなさい、聖なる門よ、/唯一の英知ある神へと開かれた門よ、/――聖霊に覆われた/御方よ!

カタヴァシア:聖母よ、あなたは神秘の楽園、/キリストを自然に育み、/その御方によって地上に/命をもたらす十字架の木が植えられました。/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/それにひれ伏しつつ、私たちはあなたを賛美します。

オクトイハの聖歌。
栄光あれ、

驚くべきマカベオたちの栄光を謳おう:/エレアザル、少年たち、そしてソロモニオス:/彼らは、悪の首領である/蛇の驕りを打ち砕き、/律法への奉仕によって/冠を戴く者となった。

そして今、十字架に:十字架は全宇宙の守護者、/十字架は教会の美、/十字架は王たちの力、/十字架は信者たちの確かな支え、/十字架は天使たちの栄光、/そして悪魔たちの破滅である。

「賛美せよ」の後に、第6調のスティヒラ。
十字架へのスティヒラ、第1声*
「天の軍勢に似て」:

天への旅路を/聖なる十字架は、疑いを排した信仰をもってそれに礼拝するすべての人々に備えてくださる。/そして、無形の勢力の合唱と共に/十字架に釘付けられた御方は、/愛をもって御自身を賛美する者たちと結び合わせてくださる。

信仰をもって聖なる十字架に礼拝しつつ、/その上に十字架につけられた主を讃え歌おう、/主の御導きにより、/口と魂を共に清めながら;/そしてその精神的な輝きに照らされ、/主を賛美しよう。

古の苦みを甘みへと変え、/モーセはイスラエルを救い出し、/十字架の姿を描き示した。/私たちすべての信徒は、/心の中にその姿を神秘的かつ神聖に描き出し、/常にその力によって救われている。

聖人への自唱式スティヒラ、第1調

多くの苦難に耐えた母は、/子らを偉業へと招き寄せ、こう叫んだ:/「アブラハムの白髪に倣い、/イサクの犠牲に与れ!」/彼らもまた、苦難を目の当たりにして、/教え導く母に先んじ、/諭す母を励まし、/互いに励まし合った。/彼らの祈りによって、神よ、私たちを憐れんでください!

第4声:七人の選ばれた柱たちよ、/一つの知恵の岩から彫り出され、/律法の揺るぎない砦を示した。/彼らのために、救い主よ、/私たちの魂をこの世に保ってくださるよう、お恵みください。

第5声:律法の守護者たち、ソロモンの子らよ、/その苦難のさなかに、アンティオコスに向かって叫んだ:/ 「われら、おおアンティオコスよ、父祖の律法を堅く守り、/火も、剣も、/獣も、鞭も、/われらをその律法から引き離すことはできない。/しかし、老いた母と/師である父と共に死に、/彼らと共に生き、喜びを分かち合うために、/果てしない永遠の世に至るまで!」

栄光、第4声:マカベオたちに対して集結した軍勢を/信者たちよ、その勇気を共に仰ぎ見よう。/なぜなら、すべての民を打ち負かした暴君である王は、/自ら、一人の老人と/七人の少年たち、そして一人の妻によって打ち負かされたからである。/それゆえ、彼らの祈りによって、神よ、/私たちを憐れんでください!

そして今、十字架、第4声調:主よ、あなたは最も柔和なダビデが/異邦人を打ち負かすのを助けられました。/私たちの忠実な王が戦いで勝利するよう助けてください。/そして十字架の武器をもって、私たちの敵を打ち倒してください。 /慈悲深き主よ、私たちに御自身の古来からの慈しみを示し、/彼らが真に、あなたが神であることを悟らせ、/私たちがあなたに希望を置いて勝利を得られるよう、/御母マリアの恒常的な執り成しにより、/私たちに偉大な慈しみを授けてください。

そして、静かな声で偉大な賛美を歌います。

司祭は、完全な祭服を身にまとい、蝋燭を持った助祭に先導されて香炉を携えて聖なる食卓へと近づき、聖なる食卓と聖なる十字架に香を焚く。その後、それを皿と共に頭上に掲げ、二人の祭司と香炉を持った助祭に先導されて、祭壇の北の門から外へ出る。 王の門にたどり着くと、その前に立ち、三聖唱の終わりを待つ。そして、「知恵よ!」と宣言する。 畏敬の念をもって立ちましょう!」と宣言する。そして聖歌隊はトロパールを歌う。「主よ、御民を救いたまえ」を三度。その間、司祭は頭に聖十字架を載せて、王の門の前にある装飾されたアナロイへと進み、そこに聖十字架を置く。そして、静かな声で次のように歌いながら、聖十字架に三度礼拝を行う。 「主よ、あなたの聖なる十字架に拝礼し、/あなたの聖なる復活を賛美します。」そして、両方の聖歌隊が同じ言葉を三度、力強い声で歌う。そして、皆が聖なる十字架に口づけをし、再び一度拝礼を行い、自唱のスティヒラを歌う。

自唱のスティヒラ、第2調

信者たちよ、来なさい。/命を与える木に礼拝を捧げよう。/その木の上で、栄光の王キリストは、/自ら進んで両手を広げ/かつての至福へと、/私たちを高めてくださった。敵は、喜びを奪い去り、/私たちを神から追放したのだ。 / 信徒たちよ、来なさい、その木に礼拝を捧げよう、/ そのおかげで、私たちは/ 目に見えぬ敵の頭を打ち砕くにふさわしい者とされたのだ。/ 諸国民のすべての部族よ、来なさい、/ 主の十字架を賛美の歌で称えよう。/ 喜びなさい、十字架よ、堕落したアダムの完全な贖いよ! / あなたによって、我らの最も忠実な王たちは誇りとする、/ 彼らはあなたの力によって、/ イシュマエル人の民を力強く征服するからである。 /今、畏敬の念をもってあなたに口づけしながら、/私たちキリスト教徒は、/あなたに釘付けにされた神を賛美し、こう叫びます。/「この十字架に釘付けにされた主よ、私たちを憐れんでください、/慈愛に満ち、人を愛する方として!」

第5声:すべての被造物は、裸で十字架に架けられた御姿を見て、 / あなた、万物の創造主であり造り主であるあなたを、/恐れに震え、泣き叫んだ。/太陽はその光を暗くし、/大地は揺れ動き、/岩は崩れ落ち、/神殿の明るい幕は裂け、/死者は墓から蘇り、/天使の軍勢は恐怖に震え、こう叫んだ。/「おお、奇跡! 裁き主ご自身が裁かれ、/ご自身の御心により、/世界の救いと刷新のために苦しんでおられる!」*

第8の歌:この日、被造物の主であり栄光の主は/十字架に釘付けにされ/脇腹を刺し貫かれ; /教会の喜びは、胆汁と酢を味わう;/いばらの冠が、/雲で天を覆う御方に戴かされる;/嘲りの衣をまとわされ、/御手によって人を創造された方が、/土から造られた御顔に、/その手で打たれる;/背を鞭打たれる、/雲で天を覆う御方が; /唾を吐きかけられ、傷を負い、/侮辱と打撃を受け、/そして、私という罪人のためにすべてを耐え忍ばれる、/私の贖い主であり神よ、/慈悲深き方として、世界を迷いから救い出してください。

栄光、そして今、その声は同じである:この日、本質において近づきがたいお方が/私にとって近づきやすいお方となり/苦しみを受け入れられる/私を情欲から解放してくださるお方;/盲人に光を与えるお方が/不法な口によって唾を吐きかけられ/捕らわれ人のために背中を傷にさらされる。 /十字架上の御姿を見て、/清き処女であり母である方は、痛ましくこう叫ばれた:/「ああ、わが子よ、なぜこのようなことをなさったのか? /すべての人々の中で最も美しさに満ちていた方が、/息絶え、見すぼらしい姿となり、/姿も美しさも失われてしまった。 / ああ、わが光よ、 / あなたが眠っている姿を見ることはできず、 / 私は内から苛まれ、恐ろしい剣が私の心を貫く。 / あなたの苦難を讃え、 / あなたの慈悲にひれ伏す。 / 忍耐深き主よ、あなたに栄光あれ!」

続いてエクテニア:「神よ、私たちを憐れんでください」。そして朝の祈りを捧げる。助祭:「至智」。司祭が祝福の言葉を述べ、第一時課が読まれる。そこでは、十字架へのトロパール、聖人たちの「栄光あれ」、そして「今や」の聖母マリアへの時課が唱えられる。「主の祈り」の後、十字架へのコンダクと最終的な祝福が行われる。

聖体礼儀において

「イゾブラジテルニ」を歌う;聖十字架のカノンからの「祝福された者たち」、第3歌(4声)、および聖人への第6歌(4声)。

入堂の際、十字架へのトロパール(第1声)

主よ、御自分の民を救い給え/御自分の嗣業を祝福し給え/正教のキリスト教徒に異民族に対する勝利を授け/御自分の十字架をもって御自分の民を守り給え。

また、殉教者へのトロパリオ、第1声

聖人たちが/あなたのために耐え忍んだ苦難によって、/主よ、憐れみをお示しください、/そして私たちのすべての病を癒してください、/人を愛する方よ、私たちはあなたに祈ります。

栄光、聖人たちのコンダク、第2調。
「天を仰ぎ求める者」に倣って:

神の知恵の七つの柱、/神の光の七つの輝く燭台、/賢きマカベオたちよ、殉教者たちの中でも最も偉大な殉教者たちよ!/彼らと共に、全世界の神に、/あなた方を崇める者たちの救いを祈り求めてください。

そして今、聖十字架のコンダク、第4声

自ら進んで十字架に上げられた方よ、/御名と同じ新しい民に/御慈悲を授け給え、キリストなる神よ;/御力によって御自身の忠実な民を喜ばせ、/敵に対する勝利を彼らに与え、/――彼らが御前から助けを得、/平和の武器、無敵の勝利のしるしを得んことを。

プロキメン、第6調

主よ、あなたの民を救い、/あなたの嗣業を祝福してください。

節:主よ、私はあなたに叫びます。わが神よ、私を軽んじて黙り込まないでください。 詩編27:9, 1a

また殉教者たちへ、第4調

主は、御自身の地にいる聖徒たちの間に、御自身のすべての御心を驚くべきように現された。 詩編15:3

コリントの信徒への第一の手紙、冒頭125a

兄弟たちよ、十字架のことは、滅びゆく者たちにとっては愚かさに過ぎませんが、救われる私たちにとっては、神の力です。なぜなら、「知者の知恵を滅ぼし、賢者の知恵を無に帰す」と書いてあるからです。知者はどこにいるのか。 どこに律法学者がいるのか。どこにこの世の論客がいるのか。神は、この世の知恵を愚かさに変えてしまわれたのではないのか。なぜなら、この世は、その知恵によって、神の深遠な知恵の中に神を知ることができなかったからである。それゆえ、神は、宣教の愚かさによって、信じる者たちを救うことを喜ばれたのである。 なぜなら、ユダヤ人はしるしを求め、ギリシャ人は知恵を追い求めるが、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるからである。ユダヤ人にとってはつまずき、ギリシャ人にとっては愚かさに過ぎないが、召された者たち、すなわちユダヤ人もギリシャ人も、キリストを神の力、神の知恵として受け入れているのである。

1コリント1:18–24

また、聖徒たちへ、
ヘブライ人への手紙、冒頭330

兄弟たちよ、すべての聖徒たちは、信仰によって王国を征服し、義を成し遂げ、約束を成就し、獅子の口を封じ、火の勢いを消し止め、剣の刃を免れ、弱さの中から力を得て、戦いで強くなり、敵の軍勢を敗走させた。 死んだ者たちを復活して取り戻した女性たちもいた。また、より良い復活に到達するために、解放を受け入れずに拷問の末に殉教した者たちもいた。さらに、侮辱や殴打、さらには束縛や投獄を経験した者たちもいた。石打ちに遭い、鋸で切り裂かれ、拷問にさらされ、剣で殺されて死んだ者たちもいた。 羊の毛皮や山羊の皮を身にまとい、欠乏や窮屈、苦難に耐えながら放浪した。この世にふさわしくない者たちは、荒野や山々、洞窟や地の裂け目をさまよった。 そして、彼ら全員が信仰によって証しを得たにもかかわらず、約束されたものを相続することはなかった。それは、神が私たちのために、彼らを私たち抜きで完全な境地に至らせないよう、より良いものをあらかじめ備えておられたからである。 それゆえ、私たちも、このように多くの証人たちの雲に囲まれている以上、あらゆる重荷と、私たちを容易に絡めとる罪を捨て去り、信仰の創始者であり完成者であるイエスを見つめながら、忍耐をもって、私たちの前にある競技場を走り抜いていこうではありませんか。

ヘブライ人への手紙 11:33–12:2

ハレルヤ、第4声部

詩句:あなたが初めから獲得された御自分の民の群れを思い出してください。

詩句:世の初めから私たちの王であられる神は、地の上で救いを成し遂げられた。 詩編 73:2a, 12

節:義人たちは叫び求めた。主は彼らの声を聞き、すべての苦しみから彼らを救い出された。

詩編33:18

ヨハネによる福音書、第60章の冒頭

その頃、祭司長たちと長老たちは、イエスを滅ぼそうとして、イエスに対する評議会を開いた。そして、ピラトのもとへ行き、「この人を十字架につけよ、十字架につけよ」と叫んだ。ピラトは彼らに言った。「あなたがたが彼を連れて行って、十字架につけなさい。私は、この人に罪を見いださない。」ユダヤ人たちは彼に答えて言った。 「私たちには律法があり、その律法によれば、彼は死ななければならない。なぜなら、彼は自分を神の子だと名乗ったからだ」。ピラトはこの言葉を聞くと、さらに恐れを覚え、再び総督官邸に入り、イエスに言った。「あなたはどこから来たのか」。しかし、イエスは彼に答えなかった。 そこでピラトはイエスに言った。「わたしに答えないのか。わたしには、あなたを十字架につける権威も、釈放する権威もあることを知らないのか。」イエスは答えて言われた。「もし上から与えられていなければ、あなたはわたしに対して何の権威も持たなかっただろう。」 そこで、ピラトはこの言葉を聞くと、イエスを外へ連れ出し、「石の敷き場」、ヘブライ語でガヴァファと呼ばれる場所にある裁判の座に着いた。その日は過越の祭りの前の金曜日で、時刻は六時頃であった。ピラトはユダヤ人たちに言った。「見よ、あなたがたの王だ。」 すると、彼らは叫んで言った。「引き取れ、引き取れ、この者を十字架につけよ!」ピラトは彼らに言った。「あなたがたの王を十字架につけるのか。」大祭司たちは答えた。「私たちには、カエサル以外の王はいない。」そこで、ピラトはイエスを彼らに引き渡し、十字架につけることにした。人々はイエスを捕らえて連れ去った。 イエスはご自身の十字架を背負って、ヘブライ語でゴルゴタと呼ばれる「顎の丘」という場所へ出られた。そこで、イエスと、その左右に二人の犯罪者が、イエスを真ん中にして十字架につけられた。ピラトはまた、銘板を書いて十字架の上に掲げた。 そこには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書かれていた。さて、イエスが十字架につけられた場所は町から近かったため、多くのユダヤ人がこの銘を読み、それはヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語で書かれていた。 イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹であるマリア・クレオパ、そしてマリア・マグダレナが立っていた。イエスは、母と、そばに立っていた、ご自身が愛しておられた弟子を見て、母に言われた。「婦人よ、見なさい。あなたの息子です。」 それから、その弟子に、「見よ、あなたの母です」と言われた。その時から、その弟子は彼女を自分の家に引き取った。その後、イエスは、すべてがすでに成し遂げられたことを知られ、頭を垂れて息を引き取られた。 その日は金曜日であったので、ユダヤ人たちは、安息日に死体が十字架に残らないように――その安息日は大安息日であったから――ピラトに、彼らのすねの骨を砕いて、遺体を降ろすよう求めた。そこで兵士たちが来て、最初に十字架にかけられていた人のすねの骨を砕き、次にイエスと共に十字架にかけられていたもう一人の人のすねの骨も砕いた。 そして、イエスのところに来て、彼が すでに死んでいるのを見ると、彼らはイエスのすねの骨を打ち砕かなかった。しかし、兵士の一人が槍でイエスの脇腹を刺すと、たちまち血と水が出てきた。これを見た者が証言しており、その証言は真実である。

マタイ27:1–2;ヨハネ19:6b-11a, 13–20, 25–28a, 30b-35a

そして聖なる者たち、
マタイによる福音書 冒頭 38b

主は弟子たちに言われた。「だれでも、人の前でわたしを公に認めるなら、わたしも天におられるわたしの父の前で、その人を公に認める。しかし、人の前でわたしを否むなら、わたしも天におられるわたしの父の前で、その人を否む。わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うな。 わたしは平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのである。わたしは、人をその父と、娘をその母と、嫁をその姑と、引き裂くために来たからである。人の敵は、その家の者たちである。こうして、イエスは十二人の弟子たちへの教えを終えると、そこから立ち去り、彼らの町々で教え、宣教された。

マタイ 10:32–36; 11:1

関与

主よ、御顔の光が私たちを照らしてくださいました。

義人よ、主を喜び祝え。義には賛美がふさわしい。ハレルヤ。(3)  詩編 4:7b; 32:1

水の聖別式にて

プロキメン、第3調

主は私の光、私の救い主。/ 誰を恐れることがあろうか。

節:主はわがいのちの守り手。誰を恐れることがあろうか。

詩編 26:1a, 1b

ヘブライ人への手紙、冒頭306

兄弟たちよ、聖別する者も聖別される者も、すべては唯一なる方から出ている。それゆえ、主は彼らを兄弟と呼ぶことを恥じず、こう言われている。「わたしはあなたの御名をわたしの兄弟たちに告げ、会衆の中であなたを賛美します」。 また、「わたしは彼に望みを置く」とも。さらに、「見よ、わたしと、神がわたしに与えてくださった子供たち」とも。 そして、子らは肉と血に属しているから御自身もまさに同じようにそれらに与り、死によって、死を支配する者、すなわち悪魔の力を無力化し、死の恐怖のゆえに生涯奴隷の状態に置かれていた人々を解放されたのである。なぜなら、御方はもちろん天使の性質を受け継ぐのではなく、アブラハムの子孫を受け継がれたからである。 それゆえ、彼は、民の罪を贖うために、神の御前で奉仕する、憐れみ深く忠実な大祭司となるために、あらゆる点で兄弟たちに似る必要があった。なぜなら、彼自身が試練に遭って耐え抜いたからこそ、試練に遭っている人々を助けることができるからである

ヘブライ人への手紙 2:11–18

ハレルヤ、第6調

詩句:わが心は善き言葉を注ぎ出した。

詩句:わたしは自分の行いを王に告げます。 詩編 44:2a

ヨハネによる福音書 14章b節

そのころ、イエスはエルサレムにお入りになった。エルサレムには、羊の門のそばに、ヘブライ語でベテズダと呼ばれる浴場があり、そこには五つの屋根付きの通路があった。そこには、盲人や足の不自由な人、体の萎えた人など、大勢の病人が横たわり、水が動くのを待っていた。 というのも、主の御使いが時折その水場へ降りてきて水を撹拌し、水が撹拌された後に最初に入った者は、どんな病に冒されていようとも、癒やされたからである。

ヨハネによる福音書 5:1–4

 

 

目次へ。

 


8月6日

主なる神の変容
および私たちの救い主イエス・キリストの

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」の箇所で、第4調、第1声のスティヒラ。
「天の軍勢に似て:」

古き時代にモーセと語り交わされた方/シナイ山にて御姿を通じて、「わたしは永遠に存在される神である」と告げられた/その御方が、この日、ファヴォル山にて変容され/私たちの本来の姿を現し光輝を放たれた。/それゆえ、キリストよ、私はあなたの御力を讃える。(2)

キリストよ、あなたは特に弟子たち――/ペトロ、ヤコブ、ヨハネ――を/御心により山へと導き上げ、/畏れ多い奇跡を示し、/遠くからあなたの神聖な来臨の/耐え難い永遠の栄光を現された

キリストよ、あなたの測り知れない御降臨に/かつて畏怖の念に打たれた使徒たちは、/地にひれ伏し、/あなたが太陽よりも明るく輝かれたとき、/あなたの言い表せない御力に驚嘆しました。

栄光、今や、第8調

律法の闇に代わって/変容の明るい雲が現れ:/その中に身を置いたモーセとエリヤは、/至高の栄光に浴し、神に向かって叫んだ:/「あなたは私たちの神、世々の王です!」

「喜びの光:」およびその日のプロキメン

詩篇の朗読におけるスティヒラ、第2調。
「エウフラフォスの家」に倣って:

この日、キリストはファヴォル山にて、/アダムの黒ずんだ本性を変え、/彼に輝きを与え、神聖なものとなさった。

詩篇:天はあなたのもの、/地もまたあなたのものです。 詩編88:12a

美徳の輝きに照らされ、私たちは叫びます、/聖なる山において/主の神聖な変容を仰ぎ見ながら。

聖句:ファヴォルとエルモン/御名に喜び歌う。 詩編 88:13b

大地を照らす太陽は、再び沈む。/しかし、キリストは山上で栄光を放ち、/世界を照らし出した。

栄光は今も変わらず、その声もかつてと同じである

ファヴォル山でモーセとエリヤは/処女から受肉し/死すべき者たちを救うために来られた神を/見出した。

トロパリオ、第7調

キリストなる神よ、あなたは山上で変容され、/弟子たちに、彼らにとって可能な限り、/あなたの栄光を示されました。/聖母マリアの祈りによって、/私たち罪人にも、/あなたの永遠の光が輝きますように。/光の与え主よ、あなたに栄光あれ!

また、エクテニアと送別。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」の際、第8調のスティヒラ(自唱)、第4声、
聖コスマ・マイウムスによる

主よ、御十字架の以前、/山は天の如く/雲は天幕のように広がっていました。/あなたが変容され、/御父から証しを受けられた時、/ペトロとヤコブとヨハネがそこにいました。/彼らは、あなたが死に渡されるその時にも、/あなたと共にいることになっていたからです。 /御身の驚くべき御業を目撃し、/御身の苦難を恐れることのないよう、/御身の偉大なる憐れみにより、/この世においてその御苦難を崇める恵みを、私たちに与えてください。(2)

主よ、御十字架の前に、/弟子たちを高い山に連れて行かれ、/彼らの前で御姿を現され、/力の光線で彼らを照らし、/人愛と力とによって、/復活の輝きを示そうとされたのです。/神よ、憐れみ深く、人を愛する方として、/私たちにもこの世において、その恵みを授けてください。 (2)

かつては闇と煙に覆われていた山が、/今や尊ばれ、聖なるものとなり、/主よ、その上に御足が立たれました。/世の初めから秘められていた神秘が、/ついに明らかにされ、/ペトロ、ヨハネ、ヤコブに、/御身の畏れ多い変容が示されたのです。 /彼らは、御顔の輝きと/御衣の光に耐えかねて、/顔を地面に伏せ、/驚きに包まれながら、/モーセとエリヤが、あなたと共に、/あなたに起こるべきことについて語り合っているのを見て、/驚嘆した。 / そして、父なる神から声が響き、こう証しされた。 / 「これは、わが愛する子、 / わが心にかなう者である。彼に聞き従え。 / 彼こそが、世に大きな恵みをもたらす者である!」 (2)

高い山の上で、/主要な弟子たちの目の前で変容され、/あなたは栄光に満ちて輝かれた、救い主よ、/美徳の高みで輝く者たちが/神の栄光に与ることを示された。 /キリストと語り合っていたモーセとエリヤは、/御方が生ける者と死せる者の上に君臨し、/古くから律法と預言者たちを通して語られた神その方であることを明らかにし、/その御方について、明るい雲の中から/父の御声がこう証しされました:/ 「十字架によって地獄を打ち負かし、/死者に永遠の命を与える御方に耳を傾けよ!」(2)

栄光、そして今、第6声部、アナトリア

御自身の復活を予表して、キリストなる神よ、/そのとき、御自身の三人の弟子、/ペトロ、ヤコブ、そしてヨハネを伴い、/ファヴォル山に登られました。/そして、救い主よ、御変容の際、/ファヴォル山は光に包まれました。 /御言葉よ、御弟子たちは、/地の上にひれ伏し、/目には捉えがたい御姿を見つめることに耐えられず、/天使たちは畏れと戦慄をもって御あなたに仕え、/天は震え、地は揺れ動いた、/主の栄光が地上に現れたのを見て。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読。

1. 出エジプト記の朗読

主はモーセに言われた。「わたしのもとへ山に登り、そこに立ちなさい。そうすれば、わたしが彼らに定めた掟として書き記した、石の板と律法と戒めを、あなたに授けよう。」そこで、モーセと彼の補佐であるイェシュアは立ち上がり、神の山に登り、長老たちに言った。 『私たちがあなたがたのところに戻るまで、ここで静かに待っていてください。見よ、アロンとオルがあなたがたと共にいます。もし誰かに争いが生じたら、彼らのもとに来させなさい。』そこでモーセは山に登ると、雲が山を覆い、神の栄光がシナイ山に降りた。 雲は六日間その山を覆い、七日目に主は雲の中からモーセを呼び出された。主の栄光の姿は、イスラエルの子らの目の前で、山の頂上で燃え盛る火のようであった。モーセは雲の中に入り、山に登り、そこで四十日四十夜を過ごした。

出エジプト記 24:12–18

2. 出エジプト記の朗読

そのころ、主はモーセと顔を合わせて語られた。まるで友人と語るように。モーセは陣営に戻ったが、彼の従者であるナヴィンの子イエシュアという若者は、幕屋から離れなかった。 モーセは主に向かって言った。「見よ、あなたは私に『この民を導き出せ』とおっしゃいますが、私と共に誰を遣わされるのか、あなたは私に明らかにされませんでした。しかし、あなたは私に『わたしはあなたを誰よりもよく知っており、あなたはわたしの目にかなっている』とおっしゃいました。 ですから、もし私があなたの目にかなう者であるなら、どうかご自身を私にお示しください。私があなたをこの目で見て、あなたの目にかなう者となり、また、あなたの民が、この[偉大な]民であることを知ることができますように。」

主は彼に言われた。「わたし自身があなたの先頭に立ち、あなたを安らかに導く。」彼は主に向かって言った。「もしあなたがご自身で私たちと共に行かれないのなら、私をここから連れ出さないでください。あなたと私、そしてあなたの民が、あなたの御心に適っていることが、あなたが私たちと共に行かれること以外、どうして真に分かるでしょうか。 そうして、私とあなたの民は、地上のあらゆる部族の中で最も栄光を受けることになるでしょう」。主はモーセに言われた。「あなたが言ったこの言葉を、わたしはあなたに果たそう。あなたはわたしの目に好意を得ており、わたしはあなたを誰よりもよく知っているからだ」。モーセは言った。「あなたの栄光を私に示してください」。 主は言われた。「わたしは、わたしの栄光のうちにあなたの前を通り過ぎ、あなたの前で『主』という名を告げよう。そして、わたしが憐れむ者を憐れみ、慈しむ者を慈しむ。」また言われた。「あなたはわたしの顔を見ることはできない。人はわたしの顔を見て生きていられるものではないからだ。」主は言われた。 「わたしにはある場所がある。その岩の上に立ちなさい。わたしの栄光が通り過ぎるとき、わたしはあなたを岩の裂け目に置き、わたしの手であなたを覆い、それが通り過ぎるまでそうする。そして、わたしの手を退けると、あなたはわたしの後ろ姿を見るが、わたしの顔はあなたには見えない。」

モーセは夜明けに起き上がり、主が命じられたとおり、早朝にシナイ山に登った。すると、主は雲の中に下りてきて、そこに(モーセの)前に現れ、主の御名を呼び求めた。 主はモーセの目の前を通り過ぎ、こう宣言された。「主は、憐れみ深く、恵みに富み、忍耐強く、慈愛に満ち、真実な神である。」モーセは急いで地にひれ伏し主に礼拝した。

出エジプト記 33:11–23; 34:4–6, 8

3. 列王記第三の朗読

そのころ、エリヤはユダの地にあるベエル・シェバに来て、そこで自分の少年を置き去りにした。そして、彼は荒野を一日分の道のりを歩き、ある場所にたどり着くと、ジュニパーの木の下に座った。そして、その木の下で横になり、眠りについた。すると、ある者が彼に触れて言った。「起きなさい。食べて、飲みなさい。」 エリヤが目を向けると、見よ、彼の頭のそばに、スペルト小麦のパンと水の瓶があった。彼は起き上がり、食べて飲み、そして横になって眠りについた。

すると、主の御使いが再び戻ってきて、彼に触れ、「起きなさい。食べて、飲んでください。あなたの前には長い道のりが待っているからです」と言った。 そこで彼は起き上がり、食べて飲み、その食物で力を得て、ホリバの山まで四十日四十夜を旅した。そして彼はそこに洞窟に入り、そこに留まった。 すると、主の言葉が彼に臨み、主は彼に言われた。「出て行き、山の上で主の御前に立ちなさい。見よ、主が通り過ぎられる。主の前には、山を裂き、岩を砕く大いなる激しい風があるが、主はその風の中にはおられない。風の後には地震があるが、主はその地震の中にはおられない。 (地震の後は火があったが、主はその火の中にいなかった。)火の後は、そよ風の音がし、そこに主がおられた。」

エリヤはこれを聞くと、自分の顔をベールで覆い、外に出て洞窟の入り口に立った。主は彼に言われた。「行って、自分の道に戻りなさい。ダマスコへの荒野の道に着いたら、サファトの子エリシャに油を注ぎ、自分の後を継ぐ預言者として任命しなさい。」

列王記下 19:3–9, 11–13, 15–16

リチアのためのスティヒラ、第2調、自唱

御自身の光をもって全宇宙を聖別された方、/高い山の上で、あなたは変容なさった、慈愛に満ちた方よ、/御弟子たちに御自身の威力を示され、/あなたは世を罪から救われる。/それゆえ、私たちはあなたに呼びかけます:/「憐れみ深い主よ、私たちの魂を救ってください!」

ファヴォルの山で栄光のうちに変容され、キリストなる神よ、/御弟子たちに御自身の神性の栄光を示された方よ、/御自身の知恵の光をもって私たちをも照らし、/御自身の戒めの道へと導いてください、/唯一の慈愛に満ちた、人を愛する方よ!

太陽よりも先に存在した光、キリストよ、/地上で肉体を帯びて生き、/十字架の前に、御自身の畏敬の念を抱かせる御計画に関わるすべてのことを、/神にふさわしい方法で成し遂げられ、/この日、ファヴォル山において、/神秘的に三位一体の姿を、/弟子たちの中でも最も完全な三人、/ ペトロ、ヤコブ、ヨハネの三人を/ご自身と共に、その山へ一人きりで導き上げられた。 /そして、受肉した姿を部分的に隠して、/彼らの前で変容され、/本来の美の完全さを現わされた。/それは完全な姿ではなかったが、/彼らを確信させると同時に、彼らを慈しみ、/視力と命の両方を失うことのないよう、/彼らが受け止められる範囲内で、/彼らの肉眼が耐えうる限りにおいて、/ / そして、預言者たちの中でも最も偉大な者たち、モーセとエリヤを連れて来られ、 / 彼らが、御自身の神性を証し、 / 御自身が父の本質の真の輝きであり、 / 生ける者と死せる者の両方を支配しておられることを証しした。 /それゆえ、雲が天幕のように彼らを覆い、/上空から父の声が響き渡り、/雲の中から雷のような声で証しし、こう語った。/ 「この方は、私が地上の法に従わず、/明けの明星よりも先に胎内から生み出した者、/私の愛する御子であり、/父と子と聖霊の御名によって、/洗礼を受け、/神性の唯一の権威が不可分であることを信仰をもって告白する者たちを救うために、/私が遣わした者である。/この方の言葉に聞き従え!」 / 人愛するキリスト、神よ、/ あなたご自身も、/ 私たちをあなたの近づきがたい栄光の光で照らし、/ 至福なる方として、/ あなたの果てしない御国のふさわしい相続人として示してください!

栄光、第5声:さあ、主の山へ登り、/私たちの神の御殿へ入り、/御変容の栄光、/父から独り子として生まれた方の栄光を仰ぎ見よう。/光をもって光を受け入れ、/霊が高められる中で、/同質なる三位一体を永遠に賛美しよう。

そして今、同じ調で:キリストよ、/律法と預言者たちの創造者であり成就者であるあなたについて、/あなたの変容の際、雲の中にいるあなたを見て証ししたのは、/神を見たモーセと、/燃える戦車に乗って焼けずに天に昇ったエリヤでした。 /彼らと共に、私たちもあなたの啓蒙に与ることをお許しください、主よ、/そうして私たちが永遠にあなたを賛美できるよう。

聖歌台でのスティヒラ、第1声、自唱

かつて、シナイ山においてモーセと象徴を通じて語り合い、/「わたしは永遠に存在する者である」と告げられた方、 /この日、ファヴォル山で弟子たちの前で変容され、/御自身に受け入れた人間の性質の中に/の御姿の本来の美しさを示され、/その恵みの証人としてモーセとエリヤを立て、/彼らを喜びの仲間とし、/十字架による御奉仕の完結と/救いをもたらす復活を予言させた方。

聖句:天はあなたのもの、/地もあなたのものです。 詩編88:12a

御子、独り子なる御方の/人々に肉をもって来られることを御霊によって予見し、/神の父ダビデは遠くからすべての被造物を喜びへと招き集め、/預言的にこう叫びます。/「ファヴォルとヘルモンは、御名のゆえに喜び躍る」。/ まことに、御弟子たちと共にこの山に登られ、/救い主よ、あなたは、暗く曇ったアダムの本性を、/変容させて再び輝きあるものとし、/御自身の神性の栄光と輝きへと変えられました。/それゆえ、私たちはあなたに呼びかけます:/「万物の創造主、主よ、あなたに栄光あれ!」

聖句:ファヴォルとヘルモンは、/御名に喜び歌う。 詩編88:13b

耐え難いほどに注がれる御光と/近づきがたい神性、 初めなきキリストよ、/変容の山を仰ぎ見ながら、/使徒たちの中から選ばれた者たちは、神聖な歓喜に満たされ、/明るい雲に包まれ、/御父の声を聞き、/御受肉という神秘を確証し、/あなたが受肉後も唯一であり、/独り子であり、世界の救い主であることを。

栄光、そして今、第6調:ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、/主よ、あなたの選ばれた弟子たちに、/この日、ファヴォレの山で、/あなたはあなたの神聖な御姿の栄光を現されました。/彼らは、光のように輝いたあなたの衣と、/太陽よりも明るいあなたの御顔を見たからです。 /そして、あなたの耐え難いほどの輝きを直視することができず、/地面に倒れ込み、もはや見ることもできなくなった。/しかし、彼らは天から と証しする声を聞いた。/「これは、私の愛する子、/人を救うためにこの世に来られた方である!」

トロパリオ、第7調

キリストなる神よ、あなたは山上で変容され、/弟子たちに、彼らに可能な限り、/あなたの栄光を示されました。/聖母マリアの祈りによって、/私たち罪人にも、/あなたの永遠の光が輝きますように。/光の与え主よ、あなたに栄光あれ!(3)

早課にて

「主なる神」の賛歌:
祝日のトロパールを三度唱える 、第7調

キリストなる神よ、あなたは山上で変容され、/弟子たちにあなたの栄光を、/彼らに理解できる限り示されました。/私たち罪人にも、/聖母マリアの祈りによって、/あなたの永遠の光が輝きますように。/光の与え主よ、あなたに栄光あれ!(3)

第1節のセダレンに従い、第4調。
類似の賛歌:ヨセフは驚嘆した:

あなたの栄光の御姿に倣い、/あなたの第二の、恐るべき再臨の際、/ファヴォル山で、あなたは変容された、救い主よ。 /エリヤとモーセはそこであなたと語り合った;/あなたは弟子たちのうち三人をそこに招き、/彼らはあなたの栄光を見て、主よ、/その輝きに驚嘆した。/その時、あなたの光で彼らを照らされた方よ、/私たちの魂をも照らしてください!

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

第2節のセダレンの詩調に従い、声調および様式は同じ

ファヴォル山で、あなたは変容されました、イエスよ、/そして、天幕のように広がった明るい雲が、使徒たちをあなたの栄光で覆いました――/それゆえ、彼らは目を地に向け、/あなたの御顔の、近づきがたい栄光の輝きを見ることを耐えられませんでした、/初めなき救い主、キリストなる神よ。 /そのとき御自身の光で彼らを照らされた方よ、/私たちの魂をも照らしてください!

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

賛美

われらはあなたを賛美します、/命の与え主キリストよ、/そしてあなたの至聖なる御体の/栄光に満ちた変容を崇めます。

選定された詩篇

1 合唱 主は偉大であり、私たちの神の都、その聖なる山において、まことに称賛に値する。2 主は柔和な者を受け入れ、へりくだった者を高く上げられる。1 だれが主の山に登り、だれが主の聖なる場所に立つことができるだろうか。 2 主よ、だれがあなたの住まいにとどまることができるでしょうか。1 あるいは、だれがあなたの聖なる山に住むことができるでしょうか。2 あなたの光とあなたの真実をお遣わしください。1 あなたは永遠の山々から驚くべき光を放たれます。2 あなたは宇宙と、それを満たすすべてのものを造られました。1 ファヴォルとヘルモンは、あなたの御名を喜び祝います。 2 主よ、彼らはあなたの御顔の光の中を歩みます。1 そして、一日中、あなたの御名を喜び祝います。2 私たちの神、主の輝きが、今より永遠に私たちの上にありますように。

栄光、今この時も:ハレルヤ(3)

詩編 47:2; 146:6; 23:3; 14:1; 42:3a; 75:5; 88:12b; 88:13b; 88:16b – 17; 89:17a; 88:30a

ポリエレウスの後、セダレン、第4声。
類似の賛歌:十字架に掲げられた方:

弟子たちと共に山に登り/父の栄光に輝かれた方よ!/エリヤとモーセはあなたの御前に立ち/律法と預言者たちは、神であるあなたに仕えるからである;/そして、あなたの生来の子としての身分を宣言し/父あなたを御子と呼んだ。/私たちは、あなたと御霊と共に、彼を賛美する!

栄光、今、第8調。
類似:神秘なる御命令:

キリストよ、あなたの人の肉体の下に隠された稲妻、/そして神聖な栄光を、/あなたは、恵みの主よ、聖なる山の上で、/あなたと共にいた弟子たちの前で輝かせられました。/そして、彼らはあなたの栄光がいかに耐え難いものであるかを悟り、こう叫びました:/ 「あなたは聖なる方です。なぜなら、近づきがたい方でありながら、/肉体にあってこの世に現れ、/唯一の人を愛する方だからです!」*

聖歌:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ:/あなたがたは、/火に焼かれた草のように枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ、/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

ファヴォルとヘルモンは、/御名のゆえに喜び躍る。節:天はあなたのもの、地もまたあなたのもの。

詩編88:13b, 12a

第二プロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御業において神を賛美せよ、御力の堅固な御座において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ルカによる福音書 第45章

そのころ、イエスはペトロとヨハネとヤコブを連れて、祈るために山に登られた。イエスが祈っておられると、その御顔の様相が変わり、御衣はまばゆいばかりの白さになった。 すると、二人の人がイエスと語り合っていた。それはモーセとエリヤであった。彼らは栄光のうちに現れ、イエスがエルサレムで成し遂げようとしておられる御業について語っていた。ペトロと彼と共にいた者たちは、眠気に襲われていたが、目を覚ますと、イエスの栄光と、イエスのそばに立っている二人の人を見た。 そして、彼らがイエスと別れるとき、ペテロはイエスに言った。「先生、ここにいるのは素晴らしいことです。三つの天幕を建てましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、もう一つはエリヤのために。」彼は自分が何を言っているのか分かっていなかった。彼がそう言っている間に、雲が現れて彼らを覆った。そして、彼らが雲の中に入ったとき、恐れおののいた。 すると、雲の中から声がして、「これは、わたしの愛する子である。彼に聞き従え」と言った。声が聞こえたとき、イエスだけがそこに残っていた。彼らは黙り込み、その頃、自分たちが見たことを誰にも話さなかった。

ルカ 9:28–36

詩篇50篇の後のステヒラ

栄光、第2調:この日、すべての喜びが満たされた:/キリストは弟子たちの前で変容された!

そして今、同じことを繰り返します。

自唱のスティヒラ、第5調

御自身の神性の輝きを部分的に現わし/あなたと共に山に登った者たちを、/救い主よ、あなたは/あなたの永遠の栄光の擁護者となさった。 /それゆえ、彼らは感嘆のうちに叫びました:/「ここにいるのは、なんと素晴らしいことか!」/彼らと共に、私たちもまた、変容された救い主キリストを、/永遠に賛美します。*

カノン

第一は聖コスマス・マイウムス作、第4調、第二は聖ヨハネス・ダマスコス作、第8調。両カノンのイルモスは2回ずつ唱えられ、トロパリは12回唱えられる。

第1歌

カノン1。イルモス:イスラエルの民の群れは、/足を濡らすことなく、/紅海とその湿った深淵を渡り、/敵の戦車に乗っていた者たちが/その中に溺れ死んでいるのを見て、/喜びのうちにこう歌った:/「わが神を讃えよう。主は栄光をお示しになったからだ!」

命の言葉と神の御国についての教えを/御自身の友たちに告げ知らせて、キリストは言われた:/「あなたがたは、わたしの中に父を知るであろう、/わたしが近づきがたい光で輝き、/喜びのうちにこう歌い上げる時、/『わが神を賛美しよう。主は栄光をお示しになったからだ!』」

異教徒たちの力を滅ぼしなさい、友である弟子たちよ、/そして彼らの富によって驚くほど高められるであろう。/なぜなら、私が太陽よりも明るく輝いて現れるとき、/喜びのうちにこう歌いながら、/「私たちの神を賛美しよう。主は栄光をお受けになったからだ!」と。

この日、キリストはファヴォレの山で、/完全には輝き出さなかったものの、/約束どおり弟子たちに、/神の輝きの姿を現された。/弟子たちは、光を放つ神聖な輝きに満たされ、/喜びのうちにこう歌った。/「わが神を賛美しよう。主は栄光をお示しになったからだ!」

 

カノン第2。イルモス:水の上を陸地のように渡り、/エジプトの堕落を免れたイスラエルの民は、/こう叫んだ:/「私たちの救い主、私たちの神に歌おう!」

古のモーセは預言者として、/海の中に雲と火の柱の中に現れた主の栄光を見て、/こう叫んだ:/「私たちの救い主であり神に、賛美を捧げよう!」

岩の陰から、神の御姿を仰ぎ見ながら、/まるで神格化された御体の覆いの下にあるかのように、/神を見たモーセは叫んだ:/「私たちの救い主であり、神である方に、賛美を捧げよう!」

あなたは律法の山において/またファヴォル山においても、モーセに御姿を現されました:/古の時代には闇の中に、/今や神性の近づきがたい光の中に。

第3歌

カノン1。イルモス:強き者の弓は弱まり、/弱き者たちは力に帯を締め;/それゆえ、主において/わが心は確固たるものとなった。

全人類のアダムを身にまとい、キリストよ、/古くから曇らされていた本性を新たにし、/御自身の姿の変化によって、/それを照らし、神聖なものとなさった。

かつてイスラエルを荒野に導かれたキリストよ、/火の柱と雲をもって、/この日、ファヴォル山において、/言葉に尽くせぬ光をもって輝かれた。

 

第2カノン。イルモス:天の穹蒼の創造主、主よ、/そして教会の建設者よ、/私をあなたへの愛に堅く立たせてください、/願いの極み、信者たちの確かな支え、/唯一の人を愛する方よ。

かつて幕屋を覆い、/御使いモーセに現れた栄光は、/ファヴォール山で言葉に尽くせぬほど輝いた/御変容の予型となりました、主よ。

至高の独り子なる御言葉よ、/使徒たちの長たちと共にファヴォルの山に登り、/モーセとエリヤもまた、/神の僕として共に現れました。唯一の人を愛する方よ。

全き神であられながら、/あなたは完全な人間となられ、/完全なる神性と共に/人間性を御自身の御姿に結び合わせられました。/その二つの本性を、/モーセとエリヤはファヴォルの山で目撃したのです。

セダレン、第4声。
類似:ヨセフは驚嘆した:

ファヴォル山で、神よ、あなたは変容なさった、/賢者エリヤとモーセの間に、/ヤコブ、ペトロ、そしてヨハネと共に。 /ペトロは、あなたと共にいて、こう叫びました。/「ここに三つの天幕を張るのは良いことです。/一つはモーセのために、一つはエリヤのために、/そして一つはあなた、主キリストのために!」/その時、あなたの光で彼らを照らされた方よ、/私たちの魂をも照らしてください!

栄光、今なお:同じことを繰り返します。

第4歌

カノン1。イルモス:キリストなる神よ、あなたの栄光に満ちた御計画について、私は聞きました。/――あなたが処女から生まれ、/「主よ、あなたの力に栄光あれ!」と叫ぶ者たちを迷いから救うためでした。

シナイ山で律法を記され/キリスト、神よ、/あなたは雲と、/火と、闇と、旋風を伴って現れられました:/主よ、あなたの力に栄光あれ!

あなたの栄光に満ちた御計画を示されるため、キリストなる神よ、/あなたは世の初めから存在し、/御自身も雲に乗って昇られる方として、/ファヴォール山で言葉に尽くせぬほどに輝かれました。

火の煙、闇、そして微かな風の中で、/あなたが交わりを交わされた人々は、/しもべとして、主キリストであるあなたと語り合いながら、/あなたの御前に立っていました。/主よ、あなたの力に栄光あれ!

十字架上の御死について、/ファヴォール山に居合わせた者たち――/かつて火と茨の茂みの中で、/キリストよ、あなたを予見したモーセ、/そして火の戦車に乗って天に上げられたエリヤ――が、/告げ知らせた。

 

第2カノン。イルモス:あなたの御肉から神性の稲妻が放たれた;/それゆえ、預言者や使徒たちの中から選ばれた者たちは、/賛美の歌を歌いながら叫んだ:/「主よ、あなたの御力に栄光あれ!」

主よ、炎に包まれた茨の茂みを / 無傷のまま守られたあなたは、 / 神の光に輝いて御自身の肉体を / 歌い上げたモーセに示されました。 / 「主よ、あなたの力に栄光あれ!」

あなたの神性の光の中に/感覚的な太陽は姿を隠しました。/ファヴォル山で変容されるあなたを/見たとき、わがイエスよ。/主よ、あなたの力に栄光あれ!

物質的な肉体を焦がすことのない、非物質的な炎が、/主よ、あなたがモーセや使徒たち、/そしてエリヤの前に現れたとき、/二つの完全な本性の中にあって、/二つの本性の一つとして、/見えたのです。

第5歌

カノン1。イルモス:光によって原初の混沌を分け隔てられた御方よ、/被造物たちが光の中で、創造主であるキリストであるあなたを賛美するように、/あなたの光の中で、私たちの道を導いてください。

時代は御前にひれ伏しました。/なぜなら、光と高みを行く輝きは、/あなたが、キリストよ、/この地上の御姿を変化させようと御心になられたとき、/太陽が即座に放ったからです。

「見よ、救い主だ」と、モーセとエリヤは/聖なるファヴォレの山で弟子たちの耳に聞こえるように叫んだ――/「キリスト、すなわち、古くから/私たちが真の神として予告していた方だ!」

不変の本質が/死すべき者と結びつき、/非物質的な神性に固有の光を現わし、/使徒たちの前で言葉に尽くせぬほどに輝き出された。

あなた、永遠の輝き、キリストよ、/父の栄光のうちに輝いておられるあなたを目にして、/弟子たちはあなたにこう叫びました。/「あなたの光によって、私たちの道を導いてください!」

 

カノン2。イルモス:なぜあなたは、消えることのない光よ、/御顔から私を拒み、/私という不幸な者を、異質な闇が覆ったのですか?/しかし、私を御言葉の光へと立ち返らせ、/私の道を導いてください、と願います。

雄弁な言葉も/御身の偉大さを表現することはできません。/なぜなら、御身は命を支配し/死をも制する方であり、/ファヴォルの山でモーセとエリヤを/御自身の神性の証人としてお示しになったからです。

見えない御手をもって、御自身の姿に似せて人を創造されたキリストよ、/今や、この被造物の中に、/御自身の原初の美しさを現わされました。/もはや像としてではなく、御自身が本質においておられるままに、/神であり、かつ人であられる御姿として。

御自身の中に二つの本性を混ざり合うことなく結び合わせ、/あなたはファヴォルの山で私たちに、/神性の燃える炭を示されました。/それは罪を焼き尽くしつつ、魂を照らすものであり、/それによってモーセとエリヤ、/そして弟子たちの指導者たちを驚かせられました。

第6歌

カノン1。イルモス:私の苦しみの中で/私は主に呼びかけ、/私の救い主である神は私の声に耳を傾けてくださった。

ファヴォル山で/太陽の輝きよりもさらに明るい光をもって/キリストは私たちを照らされた。

ファヴォルの山に登り、/あなたは変容された、キリストよ、/あらゆる迷いを打ち消し、/私たちに光を放たれた。

キリストよ、あなたの中に、/ファヴォル山で栄光ある使徒たちは/神を認め、/驚嘆のうちにひざまずいた。

 

カノン第2。イルモス:救い主よ、私を憐れんでください――/私の罪は数え切れないほど多いからです――/悪の深みから私を救い出してください、お願いいたします;/私はあなたに呼びかけました――どうか私の声を聞いてください、/私の救いの神よ!

なんと偉大で、なんと恐ろしい/幻が、この日に現れたことか!/天からは有形の、地からは無形の/比類なき「正義の太陽」が/ファヴォレの山に輝き渡った。

「力尽きた律法の影は過ぎ去り、/真理――キリスト――が明らかに現れた!」――/モーセはファヴォレの山で、/あなたの神性を見て、そう叫んだ。

火の柱は変容されるキリストを、/雲は明らかに、ファヴォレ山に降り注いだ/聖霊の恵みを、/最も明白な形でモーセに示していた。

自唱コンダク、第7調

山の上であなたは変容され、/あなたの弟子たちは、その理解力の及ぶ限り、/キリストなる神よ、あなたの栄光を仰ぎ見ました。/それは、あなたが十字架にかけられるのを見たとき、/あなたの受難が自発的なものであることを悟り、/あなたがまことに父の輝きであることを、/世に告げ知らせるためでした。

イコス:怠惰な者たちよ、目を覚ませ、/いつまでも下で這いずり回ってはならない!/私の魂を地に引きずり下ろす思いよ、立ち上がり、/神聖な昇天の高みへと登りなさい! /ペトロとゼベダイの子たちの元へ急ぎ、/彼らと共にファヴォル山に到達し、/彼らと共に我らの神の栄光を見、その声を聞くため、/彼らが上より聞いて/父なる神の輝きについて宣べ伝えたあの声を。

第7歌

カノン1。イルモス:バビロンにいたアブラハムの子らは/かつて炉の炎を踏み消し、/賛美の歌を歌いながら叫んだ:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

近づきがたい栄光の光に照らされ、/ファヴォル山にて使徒たちは/キリストに向かって叫んだ:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

神聖な御声の嵐、/露を帯びた雲、そして御自身の輝きを享受しつつ、キリストよ、/使徒たちは歌い上げた:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

ペトロがファヴォル山で、/近づきがたい光の中に輝いておられるキリストを目にしたとき、/彼は叫んだ:/「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

命の源であるキリストと共にあり、/ゼベダイの子らは、/御顔が放たれた光に照らされて、/こう叫びました。「先祖たちの神よ、あなたは祝福された方です!」

 

第2カノン。イルモス:炉の中にいたユダヤ人の若者たちは/大胆にも炎を踏みつけ、/火を露へと変えながら、こう叫んだ:/「主なる神よ、あなたは永遠に祝福された方です!」

今や使徒たちの前に、かつてない光景が現れた、/――ファヴォル山で輝きを放つ、受肉した神性、/そして彼らは叫んだ:/「主なる神よ、あなたは永遠に祝福された方です!」

畏れに打たれた使徒たちは、/ファヴォル山における神の御国の栄光に驚嘆し、/こう叫んだ。「主なる神よ、あなたは永遠に祝福されます!」

今や、かつてないことが聞かれた:/ 父なしに処女から生まれた御子は、/ 父なる神の御声によって、/ 神として、また人として、永遠に栄光をもって証しされている。

養子としてではなく、/初めからその本質において/至高者の愛する御子として現れ、/変わることなく、私たちと交わり、私たちはこう叫びます:/「神よ、あなたは永遠に祝福されます!」

第8歌

カノン1。イルモス:バビロンの若者たちは、/神聖な熱意に燃え、/拷問者の脅しと炎を勇敢に踏みつけ、/火の中に投げ込まれ水をかぶせられながらも、こう歌った:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

手のしぐさで万物を支える御方は/清らかな足跡をファヴォル山に刻み/その山上で、太陽の輝きよりも明るい御顔を現し/律法と恵みの選ばれた奉仕者たちを/歌へと奮い立たせられた:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

耐え難く、決して沈むことのない光、父なる神の輝きは、/ファヴォル山において、言葉に尽くせぬほどに、/近づきがたい栄光のうちに現れ、/被造物を喜びで満たし、賛美を歌う人々を神聖な存在へと変えた:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

聖なる畏敬の念をもって/ファヴォルの山に現れたモーセとエリヤは、/神の御姿をはっきりと仰ぎ見ながら――/父の栄光のうちに輝かれたキリストを讃えて歌った:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

暗闇の中で神の御声により/かつてモーセの顔は栄光に包まれたが、/キリストは、まるで衣のように、光と栄光に身を包まれる。/なぜなら、御自身こそが光の創造主であり、/賛美する者たちを照らされるからである。/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

弟子たちは、ファヴォレの山で/光に満ちた雲に包まれたキリストを目撃し、/地にひれ伏して、心照らされ、/父と御霊と共に彼を賛美した:/「主のすべての被造物よ、主を賛美せよ!」

 

カノン第2。イルモス:カルデアの支配者は、/神を崇める者たちのために、/七度も炉を激しく燃え上がらせた。/しかし、彼らが高き力によって救われたのを見て、/創造主であり救い主である方に向かって叫んだ:/「若者たちよ、賛美せよ。祭司たちよ、歌え。/民よ、世々限りなく讃えよ!」

主よ、あなたの弟子たちは、/父からの証しを聞き、/人間の目には耐え難いほどに、/あなたの御顔の輝きを見つめることすらできず、/地にひれ伏し、畏れつつこう歌った:/「祭司たちよ、祝福せよ、/民よ、キリストを永遠に賛美せよ!」

あなたは本質において、王たちの王の中で最も麗しく、/至る所に君臨する主、/至福の主であり、近づきがたい光の中に住まわれる方――/ あなたに、動揺した弟子たち、/(モーセとエリヤも)叫び求めた:/「若者たちよ、祝福せよ、祭司たちよ、賛美せよ、/民よ、キリストを永遠に賛美せよ!」

天を支配し、/地を治め、/黄泉の権威をも握られる方、/あなた、キリストのもとへ、地からは使徒たちが、/まるで天から来たかのようにテスベのエリヤが、/そして死者の世界からはモーセが、声を一つにして歌い上げました:/ 「人々よ、キリストを永遠に賛美せよ!」

怠惰が生む憂いを/地上の使徒たちの中から選ばれた者たちは捨て去り、/人愛の主よ、あなたに従って/地上の最高なる、神聖な生活へと向かったのです。/それゆえ、あなたの神現にふさわしく恵まれた彼らは、こう讃えたのです:/「人々よ、キリストを永遠に讃えよ!」

第9歌「ケルビムたちの至高の栄光」は、たとえ日曜日であっても歌わず、代わりに祝日のリフレインを歌う:

わが魂よ、/ファヴォル山で変容された主を讃えよ。

そしてイルモス:「あなたから生まれた:」続いて、第二の聖歌隊が同じレフレインとイルモスを歌う。そして第二のカノンにおいても、同じレフレインを歌う。

第9歌

カノン1。イルモス:「あなたからの御降誕は汚れなきものでした:/あなたの胎内から、肉体をまとって神が現れ、/この地上に現れ、/人々と共に生きられました;/それゆえ、聖母よ、/私たちは皆、あなたを賛美します。」

畏敬の念に打たれた弟子たちは、突如として/並外れた光の奔流に照らされ、/互いに顔を見合わせ、/驚愕のあまり地にひれ伏し、/全世界の主であるあなたに、ひれ伏した。

雲の中から、この奇跡を裏付ける/雷のような神の御声が響き渡った。/光の父が使徒たちにこう呼びかけたのである。「これは、わが愛する子である。/彼に聞き従え!」

この並外れて驚くべき光景を目にし、/ファヴォレ山で父の声を聞き、/御言葉の奉仕者たちは叫んだ:/「この方こそ、我らの救い主であり、/原型の写しである!」

御存在の御姿、すべてにおいて等しい、/揺るぎない印、不変なる御方、/御子、御言葉、至知、そして力、/至高者の御右の手、御力よ!/私たちは、御父と聖霊と共に、あなたを賛美します。

 

第2カノン。イルモス:神の言い表せない降臨を聞き、/誰もが畏れおののく。/至高なる御方が御自身の御心により、/受肉に至るまで降りて来られ、/処女の胎から人となられたからである。/それゆえ、私たち信徒は、/聖母マリアを称える。

あなたの第二の言い表せない来臨を/はっきりと示すために、/至高の神よ、/あなたが神々の真ん中に立たれる姿を、/あなたはファヴォル山で、/使徒たちとモーセ、エリヤの前で/言い表せないほどに輝かれました。/それゆえ、キリストよ、/私たちは皆、あなたを賛美します。

諸国民よ、わたしのもとに来て、信じなさい!/聖なる山、天の山に登り、/生ける神の都に霊的に立ち、/御子において輝きを放つ/父と聖霊の非物質的な神性を、/心で仰ぎ見ましょう。

キリストよ、あなたは愛をもって私を引き寄せ、/神への渇望へと私を変えられました。/しかし、無形の火をもって私の罪を焼き尽くし、/あなたにあって喜びに満たされるようお許しください。/そうして、私が喜び勇んで、/あなたの二つの来臨を賛美することができますように、善き方よ。

賛歌

御言葉よ、変わらぬ光よ、/生れざる父の光よ!/今日ファヴォール山で現された御光の中に、/私たちは父の光、御霊の光を仰ぎ見ました、/すべての被造物を光をもって導く御光を。(3)

「賛美せよ」の後に、第4調の第4節のスティヒラ。
「同様の者」:天より召された方:

御自身の聖なる十字架と受難に先立ち、/聖なる弟子たちの中から選ばれた者たちを連れ、/ファヴォルの山に登られた、主よ、/彼らに御自身の栄光を示そうと望まれたのです。 /そして彼らは、変容され、/太陽よりも明るく輝かれる御姿を目撃し、/ひれ伏して、御力の偉大さに驚嘆し、こう叫びました:/「あなたは、時を超えた光、キリストよ、/父の輝き、/御自身の御心により/肉体に現れてもなお、変わることなきお方!」(2)

世の初めから存在される神なる御言葉よ、/光を衣のようにまとい、/御弟子たちの前で姿を変え、/太陽よりも明るく、御言葉よ、あなたは輝かれた。 /モーセとエリヤはあなたの御前に現れ、/あなたを死者と生ける者の主であると宣言し、/あなたの言い表せない御計画と慈しみ、/そして偉大な寛容を賛美した。/それによってあなたは、/罪によって滅びゆく世界を救われたのである。

処女の雲より生まれ、/肉となり、/ファヴォル山で変容され、主よ、/明るい雲に包まれ、/御父の御声が御弟子たちの前で、/御父に愛される御子であることを公に示し、/御父と同一の本質を持ち、御父と同じ御座に着いておられることを。 /それゆえ、ペトロは驚き、/自分が何を語っているのか知らずにこう言った:/「ここにいるのは良いことです、/慈悲深き恩人よ!」

栄光、今、第8調、ビザンティン

キリストはペトロとヤコブとヨハネを/高い山へ、ただ三人だけで連れて行かれ、/彼らの前で変容され、/御顔は太陽のように輝き、/御衣は光のように白く輝きました。 /モーセとエリヤが現れ、キリストと語り合い、/明るい雲が彼らを覆い、/見よ、雲の中から声がして言った:/「これはわが愛する子、/わが心にかなう者である。/彼に聞き従え!」

大賛美。

閉会

ファヴォル山において、御自身の聖なる弟子たちと使徒たちの前で栄光のうちに変容された、私たちの真の神であるキリストは、御自身の至聖なる母、聖なる栄光に満ちた使徒たち、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

聖体礼儀にて

アンティフォン1、第2調

節1:主に向かって叫べ、/全地よ。 詩編65:1B

聖母の祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

節2:全地よ、主を賛美せよ、/その御名を歌い、賛美をもって御栄えを捧げよ! 詩編65:1B – 2

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

第3節:天の円環にあなたの雷鳴が響き、あなたの稲妻が全宇宙を照らし、/地は震え、戦慄に襲われた。 詩編76:19

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

第4節:あなたは賛美と栄光に身を包み、/光を衣のようにまといました。
 詩編103:1b – 2a

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

アンティフォン2

第1節:シオンの山々、北の斜面――/大いなる王の都。 詩編 47:3b

山上で変容された神の子よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

節2:そして彼らを御自身の聖所の境へと導き入れ、/御右の手が勝ち取ったこの山へと。
 詩編77:54

山上で変容された神の子よ、私たちを救ってください。あなたを賛美する者たちよ、ハレルヤ。

第3節:主が愛されたシオンの山。/そして、一角獣のように、御自身の聖所を築かれた。
 詩編 77:68b – 69a

山の上で変容された神の子よ、私たちを救ってください。あなたを賛美する者たちよ、ハレルヤ。

第4節:あなたは驚くべき光で輝いておられます/永遠の山々から。  詩編75:5

山上で変容された神の御子よ、あなたを賛美する私たちを救ってください。ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第7調

第1節:主を待ち望む者は、/シオンの山のように、永遠に揺らぐことはない。 詩編 124:1a

トロパリオ、第7調

キリストなる神よ、あなたは山上で変容され、/弟子たちに、彼らに理解できる限り、/あなたの栄光を現されました。/聖母マリアの祈りによって、/私たち罪人にも、/あなたの永遠の光が輝きますように。/光の与え主よ、あなたに栄光あれ!

第2節:その周囲には山々があり、/主は今より永遠に、御自分の民を取り囲んでおられる。 詩編124:2

トロパリオ:あなたは山の上で変容されました:

第3節:主よ、誰があなたの住まいにとどまるのか、/あるいは、誰があなたの聖なる山に住むのか。 詩編14:1

トロパリオ:あなたは山の上で変容された:

第4節誰が主の山に登り、/あるいは誰が主の聖なる場所に立つことができるでしょうか。 詩編23:3

トロパリオ:あなたは山の上で変容されました:

入場

主よ、あなたの光とあなたの真理をお遣わしください/それらが私を導き、あなたの聖なる山へと私を連れて行ってください。 詩編42:3a

トロパリオ、第7調

キリストなる神よ、あなたは山上で変容され、/弟子たちに、彼らに理解できる限り、/あなたの栄光を示されました。/聖母マリアの祈りによって、/私たち罪人にも、/あなたの永遠の光が輝きますように。/光の与え主よ、あなたに栄光あれ!

栄光、そして今、コンダク、第7調

山の上であなたは変容され、/あなたの弟子たちが受け止めうる限り、/彼らはあなたの栄光を、キリストなる神よ、仰ぎ見ました。/それは、彼らがあなたが十字架につけられるのを見たとき、/あなたの苦しみは自発的なものであることを悟り、/あなたがまことに父の輝きであることを、/世に告げ知らせるためでした。

三聖歌。

プロキメン、第4調

主よ、あなたの御業はなんと荘厳なことか、/あなたはすべてを英知をもって造られた。

節:わが魂よ、主を賛美せよ!主よ、わが神よ、あなたはまことに尊ばれます。

詩編 103:24, 1

使徒ペトロの第二公同書簡、第65節

兄弟たちよ、あなたがたの召命と選びを確かなものにするよう努めなさい。そうすれば、決してつまずくことはない。そうすれば、私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの永遠の御国への入り口が、あなたがたに惜しみなく与えられるからである。 それゆえ、あなたがたはすでにそれを知っており、まことの真理に堅く立っているとはいえ、私は絶えずこれをあなたがたに思い起こさせることをやめない。私がこの天幕にいる間は、主イエス・キリストが私に告げられたように、まもなく私の天幕が取り去られることを知っているので、あなたがたを戒めによって奮い立たせるのが正しいことだと考えるからである。 ですから、私がこの世を去った後も、あなたがたがいつでもこれを思い起こせるよう、努めてまいります。なぜなら、私たちは、巧妙に編み出された神話に従うのではなく、主イエス・キリストの偉大さをこの目で目撃した者として、主イエス・キリストの力と再臨についてあなたがたに伝えたからです。 なぜなら、主は父なる神から栄光と誉れを受けられたからです。そのとき、威厳に満ちた栄光の中から、次のような声が父なる神のもとから響き渡りました。「これは、わたしの愛する子、わたしの心に適う者である。」 そして、この天から響き渡った声を、私たちは聖なる山で主と共にいたときに耳にしました。また、私たちには最も確かな預言の言葉もあります。あなたがたは、日が明け、明けの星があなたがたの心の中に昇るまで、暗闇の中で輝く灯火のように、この言葉に目を向けるのは、正しいことです。

ペトロの手紙第二 1:10–19

ハレルヤ、第8調

詩篇:天はあなたのもの、地もあなたのものです。

詩句:勝利の叫びを知る民は幸いである。主よ、彼らはあなたの御顔の光の中を歩む。

詩編 88:12a, 16

マタイによる福音書、第70章の冒頭

その頃、イエスはペトロとヤコブ、そしてその兄弟ヨハネを連れて、他の者たちとは別に高い山に登られた。そして、彼らの前で姿を変えられた。その御顔は太陽のように輝き、その衣は光のように白くなった。すると、モーセとエリヤが現れ、イエスと語り合っていた。 すると、ペトロはイエスに言った。「主よ、私たちがここにいるのは、なんと良いことでしょう。もしお望みなら、ここに三つの天幕を建てましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、もう一つはエリヤのために。」彼がまだ話しているうちに、見よ、明るい雲が彼らを覆い、雲の中から声がして言った。 「これは、わたしの愛する子、わたしの心に適う者である。彼に聞き従え。」弟子たちはこれを聞いて、顔を地面につけてひれ伏し、ひどくおののいた。イエスは近づいて彼らに触れ、「起きなさい。恐れることはない」と言われた。 彼らが目を上げると、イエスお一人以外には誰も見えなかった。そして、彼らが山を下りていくとき、イエスは彼らに命じて言われた。「人の子が死者の中からよみがえるまでは、この幻について誰にも話してはならない。」

マタイによる福音書 17:1–9

「ふさわしい」の代わりに

わが魂よ、ファヴォル山で変容された主を賛美せよ。

イルモス、第4声:あなたから生まれた御子は汚れなき御子でした。/あなたの胎内から、肉体をまとって現れた神、/この地上に現れ、/人々と共に生きた御方。/それゆえ、神の母よ、/私たちは皆、あなたを賛美します。

そして、奉献まで。

聖体拝領

主よ、私たちは御顔の光の中を歩み、/御名に永遠に喜びます。ハレルヤ。(3) 詩編 88:16b – 17

ぶどうの祝福の祈り

神よ、私たちの救い主よ、御独り子、主なる神、私たちの救い主イエス・キリストを「ぶどう」と名付け、御子を通して私たちに不死の果実を授けてくださった方よ! 今、このぶどうの実を御自身で祝福し、それを味わう御自分のしもべである私たちを、真のぶどうの木に与る者となさってください。私たちの命を安全に守り、常に私たちに平安をお与えください。 また、御母マリア、永遠の処女であり、私たちの聖なる御母である聖母マリア、および世の初めから御心にかなったすべての聖人たちの祈りによって、御自身の永遠の揺るぎない賜物をもって、私たちの生涯を飾ってください。 まことに、あなたは慈愛に満ち、人を愛する神であられます。私たちは、初めなき父なる神に、御独り子と、至聖にして慈愛に満ち、命を与える御霊と共に、今、そして常に、世々限りなく、栄光を捧げます。アーメン。

別の祈り

主よ、この新しいぶどうの実を祝福してください。晴れ渡る空の下、空気の調和と雨の滴によって、御心のままにこの時までに熟したこの実と、その果汁が、これを味わう私たちに、 喜びとなり、また、私たちの罪の赦しのためにあなたに捧げられる供え物となりますように。聖別され、聖なるあなたのキリストの御体とともに、あなたが祝福されるその御体とともに、至聖なる、善き、命を与えるあなたの御霊とともに、今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

あらゆる実に対する祈り

主よ、私たちの神よ、あなたを信じる者たちがあなたの被造物を享受することを定められた方よ、 御言葉をもって、これらの実をも御自身で祝福してください。御独り子、御子と共に祝福された御霊、至聖なる、善き、命を与える御霊の御慈悲と人間愛によって、今、常に、そして世々限りなく、あなたに祈ります。アーメン。

別の祈り

主よ、私たちの神よ、すべての人に、自らのものの中からあなたに自発的に捧げるよう命じ、その報いとしてあなたの永遠の恵みをお与えになる方よ! あなたが未亡人の力の及ぶ限りの捧げ物を好意をもって受け入れてくださったように、今、あなたのしもべ(名前)があなたに捧げたものを受け入れてください。そして、それがあなたの永遠の恵みの宝庫にふさわしく納められますように。また、彼自身には、彼にとって有益なすべてのものと共に、あなたからこの世の恵みを豊かに受け取らせてください。 まことに、御名は祝福され、御国は賛美されます。父と子と聖霊の御名において、今、そして常に、世々限りなく。アーメン。

 

 

目次へ。

 


8月15日

 の栄光
栄光ある主の御母
聖母マリア、永遠の処女

小晩課にて

「主よ、私は呼び求めました」において、第4調、第1声のスティヒラ。
類似:天の軍勢は:*

神の母の不死の眠りについて/天使の群れは喜び祝う:/そして御方は、この世を去り、/永遠の住まいに入られ、/天の喜びへと移り、/神聖な喜びの中に入り、/永遠の至福へと至られる。(2)

より高き生を望み、/この地上の生を捨てられた、神の母、処女よ、/貞潔の花、/万人の命であるキリストを産み出された方よ;/そして使徒たちの群れは、/神の花嫁であるあなたの聖なる埋葬に、畏敬の念をもって立ち会った。

あなたの出立の賛歌と墓前の歌によって/空気が聖別された/あなたの昇天の際、人を愛する神の母よ。/驚くべき奇跡、神の母よ、夫を知らぬ方よ!/それゆえ、私たち信徒は、献身的にあなたを礼拝する/神の母よ、結婚を知らぬ方よ。

栄光、今、第6調

さあ、全世界よ、来てください/無原罪の聖母マリアの永眠を祝おう、/この日、天使たちは/聖母マリアの聖なる御逝去を祝って歓喜し、/私たち地上の者たちを祝宴へと招き、/絶え間ない声でこう叫んでいる:/「喜びなさい、この地を去り/天の住まいへと移られた方よ! /喜びなさい、弟子たちの群れを/軽やかな雲のように一つに集められた方よ!/喜びなさい、私たちの希望であり守りである方よ、/なぜなら、私たちキリスト教徒は/絶えずあなたを至福なる方と呼んでいるからです!

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調。
類似:エウフラフォスの家:*

弟子たちと神聖なる使徒たちの群れよ!/集まって、神を受け入れた/唯一の聖母の御体を/葬り送れ。

詩:立ち上がれ、主よ、御自身の安息の場所へ入られよ、/あなたは御自身の聖なる箱そのものである。 詩編131:8

御子にふさわしく、/御母より言い表せぬほどに輝き出でた御方よ、/御手をもって、/全き清き神の母の霊を受け入れてください、主よ!*

詩句:主はダビデに真実をもって誓われた/そして、その誓いを破ることはない。 詩編131:11a

御子に生まれし御方の元へ/移り住まわれたとき、おとめよ、/あなたの御体を葬るために/使徒たちは共に雲に乗ってやって来た。

栄光、そして今:天の門よ、開けよ、/至高者の御門が、/栄光のうちに/御子であり神である方のもとへ歩み行くのを見て。

トロパリオ、第1調

キリストの御降誕の際、あなたは処女性を守り/世を去ってもなお、私たちを見捨てなかった、神の母よ:/あなたは「いのちの母」として、いのちへと移り/あなたの祈りによって、私たちの魂を死から救い出される。

また、エクテニアと送別祈祷。

大晩課にて

「主よ、私は呼び求めます」の際、第8調、第1声のスティヒラ

なんと驚くべき奇跡でしょう!/命の源が墓に葬られ、/その墓は天へと続く階段となります。/喜びなさい、ゲッセマネよ、/聖なる神の母の聖なる地よ! / 信徒たちよ、/ ガブリエルを先導者として、こう叫ぼう:/ 「恵み深い方よ、喜びなさい。主はあなたと共におられ、/ あなたを通して世界に大いなる憐れみを授けてくださる!」(3)

あなたの神秘は驚くべきものです、清きお方よ!/あなたは至高者の御座となられ、女王よ、/この日、地から天へと移り住まれました。/あなたの栄光は美しく、/神の恵み深い賜物の光に輝いています。/乙女たちよ、王の母と共に、/高みへと昇りなさい。 /恵み深い方よ、喜びなさい。主はあなたと共におられ、/あなたを通して世界に偉大な慈しみを授けておられます。(3)

御あなたの眠りを賛美するのは、/権威玉座、支配と主権、/力とケルビム、そして畏れ多いセラフィムたちです。 / 地上の生ける者たちは喜び、 / あなたの神聖な栄光を誇り、 / 王たちは大天使や天使たちと共にひれ伏し、こう讃える: / 「恵み深い方よ、喜びなさい。主はあなたと共にいます。 / 主はあなたを通して、世界に偉大な慈しみを授けておられます!」 (2)

栄光、そして今:(第1声)神の御力の導きにより/四方から神を宿した使徒たちは、/雲に高く掲げられ、/(第5声)あなたの汚れなき、命の源である御体に達すると、/熱心にその御体に口づけを捧げた; /(第2声)そして、天の軍勢の最も偉大な者たちは、/その主と共に到来し、/(第6声)神を受け入れた至聖なる御体を、/畏怖に包まれながら見送った;/そして、世界の彼方へと進み、/目に見えぬまま、彼らの最高位の軍団にこう呼びかけた:/ 「見よ、すべての王の母、神の御子を抱くお方が来られた;/(第3声)門を開き、この永遠に存在する光の母を、/この世を超越して迎え入れよ; /(第7声) なぜなら、彼女を通して/すべての世代の死すべき者たちの救いが成し遂げられたからである;/私たちは彼女を直視することすらできず、/彼女にふさわしい敬意を捧げることもできない、/(第4声) なぜなら、彼女の卓越性はあらゆる思考を超えているからだ!」 /(第8調)それゆえ、至聖なる神の母よ、/命を与える王であり御子である御方と共に常に生き、/あらゆる敵の攻撃から、/あなたの新しい民が守られ、救われるよう、/絶えず執り成しください; / 私たちはあなたの庇護を得たのですから、/(第1声) 永遠にあなたを輝かしく賛美します!

入堂。その日のプロキメンと祝日の三つの朗読。

1. 創世記の朗読

ヤコブは誓いの井戸を後にし、ハランへと向かった。ある場所にたどり着くと、日が沈んだので、そこで眠りについた。彼はその場所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で眠りについた。 すると、夢の中で次のような光景を見た。見よ、地上に梯子が立てられており、その頂は天にまで達していた。そして、神の御使いたちがその梯子を昇り降りしていた。主はその上に立っておられ、こう言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神であり、イサクの神である。恐れるな。 あなたが眠っているこの地を、わたしはあなたとあなたの子孫に与える。あなたの子孫は、地の砂のように多くなり、海の方へ、南へ、北へ、東へと広がっていく。地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福を受ける。見よ、 わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ行くにせよ、あらゆる道であなたを守り、またあなたをこの地へ連れ戻す。わたしがあなたに告げたことを成し遂げるまで、あなたを見捨てはしない。」ヤコブは 眠りから覚めて言った。「主はこの場所に臨在しておられるのに、私は知らなかった!」 彼は恐れおののき、言った。「なんと恐ろしい場所だろう! ここはまさに神の家であり、天の門に他ならない!」

創世記 28:10–17

2. エゼキエルの預言の朗読

主はこう言われる。「第八日以降、祭司たちはあなたがたの全焼のいけにえと、あなたがたの救いのいけにえを、祭壇の上でささげる。そして、わたし(アドナイ)主は、あなたがたを好意をもって受け入れる。」そして、主はわたしを、東を向いた聖所の外門への道へと連れ戻されたが、その門は閉ざされていた。 主は私に言われた。「この門は閉ざされたままであり、開かれることはない。誰もそこを通ることはない。イスラエルの神、主がそこを通られるからであり、門は閉ざされたままである。それゆえ、統治者は、主の御前でパンを食べるために、この門の中に座し、この門の玄関を通って入り、同じ道を通って出て行く。」 そして、主は私を聖所の門へ通された。それは神殿の北側、正面にある門であった。私が見ると、見よ、主の宮は栄光に満ちていた。

エゼキエル43:27; 44:1–4

3. 箴言の朗読

知恵は自ら家を建て、七本の柱を据え、犠牲を屠り、杯にぶどう酒を注ぎ、食卓を整えた。そして、しもべたちを遣わし、高らかに宣べ伝えて杯に招いた。「愚かな者は、私のもとに来なさい。」 そして、愚かな者たちにこう言った。「さあ、来て、私のパンを味わい、私があなたたちのために用意したぶどう酒を飲みなさい。愚かさを捨てれば、あなたは生き延びる。知恵を求めよ。そうすれば、生き延び、知識において分別を得ることができる。」 悪人を戒める者は自ら不名誉を招き、不義な者を非難する者は自らを辱める。悪人を非難してはならない。彼らがあなたを憎むことのないように。賢者を非難せよ。そうすれば彼はあなたを愛するだろう。賢者に機会を与えよ。そうすれば彼はさらに賢くなる。義人に伝えよ。そうすれば彼は耳を傾けるだろう。 知恵の始まりは主を畏れることであり、聖徒たちの助言は分別である。律法を知ることは、善き心の特質である。そうすれば、あなたは長く生き、命の年数が加わるからである。

箴言 9:1–11

リチアのためのスティヒラ
自唱、第1声

御言葉の目撃者たちと奉仕者たちは、/御母の肉における御眠りを目撃すべきであった。/それは、御母の上に成し遂げられた最後の秘跡であったからである。/そうして彼らは、救い主が地から昇天されるのを目撃するだけでなく、/御母の御眠りについても証しをしたのである。 /それゆえ、至高のケルビムである御母が天へと昇られるのを見送るため、/神の御力によって四方からシオンへと集められた彼らは、/天へと向かう御母を見送った。/私たちも彼らと共に、/私たちの魂のために執り成してくださる御母に、/ひれ伏して礼拝する。

アナトリア、第2声部

天の至高なる方、ケルビムたちの中で最も栄光に満ちた方、/すべての被造物を栄光において凌駕する方、/永遠なる御方の至高の清らかさの/住まいとなられた方は、/この日、御子の御手に至聖なる御魂を委ねられ、/彼女と共にすべてが喜びに満たされ、/私たちにも偉大な恵みが与えられます。

聖ヨハネ・ダマスコス、
同じ声

汚れなき花嫁/そして父なる神の御好意の母、/神が人間の性質と混じり合うことなく結ばれる際に、/神ご自身の住まいとなるよう定められた方は、/この日、その至聖なる魂を創造主であり神であるお方に捧げ、 /その魂は、神にふさわしい栄光をもって無形の力たちによって迎えられ、/真の「いのちの母」、/近づきがたい光の灯火、/信者たちの救い、そして私たちの魂の希望が、/いのちへと移りゆく。

ゲルマン総主教、第3調

地上のあらゆる境よ、来たりて、/聖母の神聖なる御帰天を賛美しよう、/彼女は御子の御手に汚れなき魂を委ねたからである;/それゆえ、彼女の聖なる御帰天によって世界は生気を取り戻し、/詩篇と賛歌と霊的な歌をもって、/無形の御使いたちや使徒たちと共に、輝かしく祝う!

栄光、第5調、テオファン・ナチェルタンヌス、
ニカイアの司教

さあ、祝祭を愛する者たちの集いよ、/さあ、来て合唱を組み立てよう、/さあ、神の箱が安息されるこの日に、/賛美の歌で教会を飾り立てよう; / なぜなら、この日、天は両腕を広げ、/ 全世界に収まりきらない御方を産み出された方を迎え入れ、/ 地もまた、命の源を捧げ、/ 祝福と栄光に彩られるからである。 /天使たちは使徒たちと共に合唱を組み、/「命の源」を産み、この世から永遠の命へと移りゆく御方を、/畏敬の念をもって見つめている。/皆で彼女にひれ伏し、こう祈ろう:/「主よ、信仰をもって/あなたの至聖なる御眠りを祝う私たちとの/最も親しい絆、どうかお忘れにならないでください!」

そして今、同じ声で:人よ、わが神の母を讃えよ、讃えよ、/なぜなら、彼女はこの日、その全き光に満ちた魂を、/彼女から種なき御身をもって受肉された方の、清き御手に委ねるからである。/彼女は絶えず、その方に祈り求めている、/全宇宙に平和と/偉大な慈悲を授けてくださるよう。

詩篇台での自唱のスティヒラ、第4調

さあ、人よ、共に歌おう、/全聖なる清き乙女を、/その御身から言葉に尽くせぬほどに/父なる神の御言葉が受肉して出でた、/共に歌い、叫び、高らかに唱えよう:/「あなたは女たちの中で祝福され、/キリストを宿した胎は幸いである!」 /その聖なる御手に魂を委ねて、/取り成し給え、至聖なる方よ、/我らの魂の救いのために。

詩篇:主よ、立ち上がられ、あなたの安息の場所へお入りください。あなたこそ、あなたの聖なる箱です。 詩編131:8

この日、ダビデの歌を/歌おう、人々よ、キリスト・神に:/「王よ、乙女たちは彼女の後に従って連れて来られる、/喜びと歓びのうちに連れて来られる」と彼は言った。 / ダビデの血統に属する御方、/ 御方のおかげで我らは神に似た者となり、/ 御子であり主である方の御手によって、/ 言葉では言い表せないほど栄光のうちに移り住まわれる。 / 彼女を神の母として賛美しつつ、/ 私たちは叫び、宣言する:/ 「あなたを神の母と告白する私たちを、あらゆる不義から救い、/ 私たちの魂を災いから解き放ってください!」

聖句:主はダビデに真実をもって誓われ、/その誓いを破られることはない。 詩編131:11a

あなたの至聖なる眠り、/至聖なる清きおとめよ、/天の多くの天使たち、/そして地上の私たち人類も、これを賛美します。/あなたは万物の創造主、キリスト・神の母となられたからです。 /どうか、私たちのために御方に祈り続けてください、/神に次いであなたに希望を託した私たちのために、/称賛に満ちた、結婚を知らぬ神の母よ!

栄光、そして今、同じ声で:あなたが、神の母である聖母よ、/あなたから生まれ出でた御子のもとへ去られたとき/神の兄弟であり最初の教父であるヤコブ、/そして最も尊ばれる指導者であり、神学者たちの頂点であるペトロ、 /そして、神聖なる使徒たちの全群は、/最も明瞭な形で神学を論じ、/神であり畏るべき秘儀である/キリスト・神の「家づくり」を讃歌した。/そして、あなたの命の源であり、神を受け入れた御体を埋葬した後、/彼らは喜びに満ちていた、万に称えられる方よ; /そして天上では、至聖なる、最も高き天使の軍勢が、この奇跡に驚嘆し、/頭を垂れて互いにこう叫び合いました。/「門を開き、/天と地の創造主を産み出された方を迎え入れよ。/私たちのために、目に見えぬ主を宿された、神聖で聖なる御体を、/賛美の歌で讃えよう!」 / それゆえ、私たちも、あなたの記念を祝うにあたり、 / 万に称えられる方よ、あなたに呼びかけます: / 「キリスト教徒の角を高め、 / 私たちの魂を救ってください!」

トロパリオ、第1声

キリストの御降誕の際、あなたは処女性を守り/世の死後も私たちを見捨てなかった、神の母よ。/あなたは「いのちの母」として、いのちへと移り、/あなたの祈りによって、私たちの魂を死から救い出してくださる。(3)

早課にて

「主なる神」の箇所:
祝日のトロパールを三度、第1声

キリストの御降誕の際、あなたは処女の身を守り/世の死の後も私たちを見捨てなかった、神の母よ:/「いのちの母」として、あなたはいのちへと移り/あなたの祈りによって、私たちの魂を死から救い出してください。(3)

第1節のセダレン、第1声。
「似たり」:御棺を守った戦士たちよ:

最も尊き賢明な使徒たちの群れは、/あなたの至聖なる御体を尊厳をもって埋葬するために、奇跡的に集められました、万人に称えられる聖母よ;/彼らと共に、数多の天使たちも賛美の歌を歌い、/あなたの御逝去を畏敬の念をもって称え、/私たちは信仰をもってこれを祝います。

栄光、そして今:同じことを繰り返します。

セダレンの第2節に従い、第3調。
「あなたの処女の美しさに似て:

キリストがあなたから生まれたとき/受胎は種なきものであり、/あなたの永眠の際/――朽ちることなき死であった;/奇跡が奇跡と結びつき/二重の奇跡となった、神の母よ。/なぜなら、夫を知ることなく、/あなたは清らかなまま、幼子に乳を与えているのか? /また、神の母よ、/いかにしてあなたは死のを負いながら、命の香りを放つのですか?/それゆえ、私たちは天使と共にあなたに呼びかけます:/「喜びなさい、恵まれた方よ!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返します。

賛美

われらはあなたを讃え、/汚れなき我らの神キリストの母よ、/そして、その栄光に満ちた/あなたの眠りを称えます。

選定された詩編

1 合唱 全地よ、主に向かって叫べ。2 その御名を歌え。1 王、主の御前で声を上げよ。2 主を賛美し、その御名を称えよ。1 主の力の都、わが神の都において。2 その御所は平和に満ち、その住まいはシオンにある。1 神の都よ、あなたについて栄光あることが語られている。 2 神はそれを永遠に築かれた。1 至高者は御自身の住まいを聖別された。2 聖所には聖さと栄光がある。1 わたしは、わたしの栄光のうちに歌い、賛美しよう。2 救いの杯を受け取り、主の御名を呼び求めよう。1 平安のうちに横たわり、すぐに眠りにつく。 2 わが魂よ、あなたの安息の場所へ戻れ。主はあなたに恵みを施されたからである。1 義なる主は、罪人たちの首を切り裂かれた。2 主よ、立ち上がって、あなたの安息の場所へ入られよ。あなたと、あなたの聖なる箱とが共に。1 主よ、あなたの家には、長く続く聖所がふさわしい。 2 わたしは、あらゆる世代、代々にわたり、あなたの御名を記念として残す。

栄光、今こそ:ハレルヤ(3)

詩編 65:2a; 65:2b; 97:6b; 99:4c; 47:9b; 75:3; 86:3; 47:9d; 45:5; 95:6b; 107:2b; 115:4; 4:9a; 114:7;128:4;131:8;92:5b;44:18a

ポリエレウスの後、セダレン、第4声部。
「ヨセフは驚いた」に倣って:

ダビデよ、今この祝日は何のためか告げよ。/――それは、私が『詩篇』の中で謳った御方のためであると彼は言う。/神の御娘、処女、聖母として。/キリストは、彼女から種なしに生まれ、 /彼女をあの世の住まいに移された。 /それゆえ、母と娘たち、/そしてキリストの花嫁たちは喜び、こう叫ぶ:/「喜びなさい、天の御国へ移られた方よ!」

栄光、そして今:同じ言葉を繰り返す。

ステペンナ:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情欲が私と戦っている;/しかし、主よ、あなたご自身が/私を守り、救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ:/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、そして今:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清めによって高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

あなたの御名を/すべての世代、代々にわたって記憶に残す。節:娘よ、聞き、見よ、そしてあなたの耳を傾けてください。 詩編44:18a, 11a

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:聖なる御座において神を賛美せよ、御力の天の穹蒼において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

ルカによる福音書、冒頭4節

そのころ、マリアは立ち上がって、急いで山間の地、ユダの町へ行き、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 すると、エリサベトがマリアの挨拶を聞いたとき、その胎内の赤子が跳ね上がった。エリサベトは聖霊に満たされ、大声で叫んで言った。「あなたは女のうちで祝福され、あなたの胎内の子も祝福されています。 どうして、私の主の母が私のところに来られるようなことが、私にあり得るのでしょうか。見よ、あなたの挨拶の声が私の耳に届いたとき、私の胎内の赤ん坊も喜びで跳ね回りました。主から告げられたことが成就すると信じた彼女は、幸いな人です。」 マリアは言った。「私の魂は主を賛美し、私の霊は私の救い主である神を喜び祝います。主は、御自分のしもべのへりくだりに目を留めてくださったからです。見よ、これから後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶでしょう。全能者が私に偉大なことを成し遂げてくださったからです。その御名は聖なるものです。」 マリアは彼女のもとで約三ヶ月間過ごした後、自分の家へ戻った。

ルカ 1:39–49, 56

詩篇50篇の後、ステヒラ、第6調

あなたの至聖なる御体の移送が準備されていた時、/使徒たちは御床を取り囲み、/畏敬の念をもってあなたを見つめ、/ある者は御体をじっと見つめ、/驚嘆に包まれ、/ペトロは涙を流してあなたにこう叫んだ。/ 「おお、おとめよ、あなたが仰向けに横たわっておられる姿をはっきりと見ます、/万人の命よ、そして私は驚嘆します、/来世の喜びが宿られたお方よ!」/しかし、おお、至聖なるお方よ、あなたの御子であり神であるお方に、/あなたの都が無傷で守られるよう、熱心に祈ってください。

カノン

第一は聖コスマス・マイウムスによるもの、第1声調、第二は聖ヨハネス・ダマスコスによるもの、第4声調;両カノンのイルモスは2回ずつ歌われ、トロパリはすべて第12声調で歌われる。カタヴァシア:各聖歌隊はそれぞれのイルモスを歌う。

歌1

カノン1。イルモス:神の栄光に彩られ/聖なる、栄光に満ちたおとめよ、あなたの記念は/すべての信徒を喜びの集いに集め/マリアの導きのもと、円舞とティンパヌスと共に/あなたの独り子に賛美を捧げるため/まことに、彼は栄光に輝かれた。

無形の天の住人たちの軍勢が/シオンにおいてあなたの神聖な御体を囲み/また、多くの使徒たちが/地の果てから突然集まり/たちまちあなたの御前に現れました、神の母よ/彼らと共に、私たちもまた、清き方よ/あなたの聖なる記念を賛美します。

清き方よ、あなたは胎内に神を宿すことによって、/自然に対する勝利の栄光を勝ち取られました。/しかしそれでもなお、あなたの創造主であり御子である方に倣い、/あなたは超自然的に自然の法則に従われます。/それゆえ、死んでも、/御子と共に永遠の命のためによみがえるのです。

 

カノン第2。イルモス:わが口を開けば、/それは御霊に満たされる。/そして、女王にして母なる御方に言葉を捧げ、/輝かしく祝賀する者として現れ、/その御眠りを喜びをもって謳い上げる。

乙女たちよ、/預言者マリアと共に、/今、葬送の歌を歌い上げよ、/まことに、処女にして唯一の神の母は、/御自身の天の住処へと移り行くからである。

至聖なる御方よ、/天が息吹を宿すかのように、/天の神聖な住まいは、/その御威光にふさわしくあなたを受け入れ、/全き無垢の花嫁のように輝かしく飾られ、/あなたは王であり神である御前に現れた。

第3歌

カノン1。イルモス:万物を創造し包み込む/神の知恵と力よ、/堅固で揺るぎない教会を確立してください、キリストよ、/まことに、あなただけが聖なる方であり、/聖徒たちの中に安らぐ方だからです。

死すべき女性として、/また超自然的な存在として――神の母として、/あなたを知り、全き無垢なる方よ、栄光ある使徒たちは、/震える手で、栄光に輝くあなたに触れ、/神を受け入れた幕屋として、あなたを見つめた。

傲慢な者の厚かましい手を追いつめ、/それらを切り落としたのは/神の正義である。神は、/神性の栄光のために、/「生ける聖櫃」の尊厳を守り抜かれた。/その聖櫃の中で、御言葉は肉となったのである。

 

第2カノン。イルモス:聖母よ、/生ける豊かな泉であるあなたを讃える者たち、/霊的な祝宴を執り行った者たちを、/あなたの神聖な御記憶の中に確固たるものとし、/栄光の冠にふさわしい者とせよ。

清き御方よ、あなたは死すべき者の胎から生まれ、/自然の摂理に従って死を迎えられました。/しかし、真の命を産み出された後、/神聖かつ位格ある命へと移り住まれました。

地の果てから集まった神学者たちの群れ、/そして天からは数多の天使たちが、/全能者の招きに応じてシオンへと急ぎ、/主よ、あなたの埋葬の際、/ふさわしい形で奉仕するためでした。

イパコイ、第8調

「祝福された方」と、/私たち、すべての世代は、神の母である聖母よ、/あなたを称えます。/なぜなら、限りなき私たちの神、キリストは、/あなたの中に宿ることをお選びになったからです。 / あなたを盾として持つ私たちもまた幸いである。/ あなたは昼も夜も私たちのために執り成してくださるからであり、/ 王国の笏はあなたの祈りによって強められている。/ それゆえ、賛美の歌を歌いながら、あなたにこう呼びかける。/ 「喜びなさい、恵まれた方よ、主はあなたと共におられる!」

第4歌

カノン1。イルモス:預言者たちの言葉と謎は、/キリストよ、おとめからの御受肉をほのめかしました。/「あなたの稲妻の輝きは、/異邦人を照らすために現れ、/深淵は喜びをもってあなたに叫びます。/あなたの力に栄光あれ、人を愛する方よ!」

見よ、諸国民よ、驚け、/聖なる、最も栄光に満ちた神の山が、/天の丘々よりも高く聳え立つからである。/地上の天は、/朽ちることのない天上の地に宿る。

永遠にしてより良き命への移行として、/あなたの死は、清き方よ、/あなたを、汚れなき方よ、この世の命から/真に神聖で不変の命へと移し、/喜びのうちに、/あなたの御子であり主である方を、あなたに仰ぎ見させるためであった。

天の門が開かれ、/天使たちは賛美を歌い、/キリストは御母の処女性の宝を/受け入れられました。/ケルビムたちは喜びをもって御前にひれ伏し、/セラフィムたちは喜びながら御方を賛美します。

 

カノン第2。イルモス:至高なる御方よ、処女からの御受肉に関する/測り知れない神の御計画を仰ぎ見ながら、/預言者アバククは叫びました:/「主よ、御力に栄光あれ!」

すべての王なる御方が、 / 地の深淵を通り過ぎられるのを、 / 生き生きとした天が眺める様は、実に驚くべきものでした。 / あなたの御業はなんと不思議でしょう! / 主よ、あなたの御力に栄光あれ!

もし彼女の不可解な御子、/天を創造された御方が、/自ら進んで死すべき者として埋葬を受け入れられたのなら、/独身で御子を産まれた方は、/どうして埋葬を免れることができようか

御母よ、あなたが息を引き取られた時、/天使の軍勢は畏れと喜びをもって、/最も神聖な翼で、/広大にして神を宿したあなたの御体を覆いました。

第5歌

カノン1。イルモス:キリストよ、あなたの完全さにおける/神聖で言葉に尽くせぬ美しさを、私は語り告げよう。/あなたは、永遠の栄光から/同じく永遠かつ位格的な輝きとして輝き出で、/処女の胎から受肉し、暗闇と影の中にいる者たちの上に/太陽のように昇られたからである。

あたかも雲に乗せられるかのように、使徒たちの群れは、/地の果てからシオンへと集められ、/あなたに仕えるためでした。おとめよ、その軽やかな雲から、/至高の神は、正義の太陽として、/闇と影の中にいる者たちの上に昇られたのです。

神に霊感を受けた神学者たちの舌は、神々のラッパよりも響き渡り、/聖母に向かって呼びかけ、/御霊によって葬送の歌を唱えた:/「喜びなさい、朽ちることなき泉よ、/すべての者にとって命の源であり、救いとなる/神の受肉よ!」

 

カノン第2。イルモス:全世界は/あなたの聖なる御眠りに驚嘆した。/なぜなら、あなたは、結婚を知らぬ処女として、/この地から永遠の住まいへと移り住み、/終わりのない命へと至り、/あなたを讃えるすべての人々に/救いを授けてくださったからである。

この日、神学者たちのラッパが鳴り響き、/人々の雄弁な舌が/今、賛美を告げ知らせるように。/計り知れない光に輝きながら空気が満ち溢れ、/天使たちが/至聖なる処女の永眠を讃えるように。

選ばれし器である乙女よ、あなたにはふさわしいこと、/あなたの旅立ちの、あなたを称える賛美歌をもって万人を驚嘆させ、/神のために完全に聖別され、/すべての人にとって神に霊感を受けた存在であり、/まさにそのようにあり、その姿を示されること、/万人に称えられる神の母よ。

第6歌

カノン1。イルモス:深海に生まれた鯨の腹の中の炎は、/あなたの三日間の埋葬の予型であり、/その解釈者はヨナである。/なぜなら、飲み込まれる前と同じように無傷で守られた彼は、/こう叫んだからである。「主よ、私は賛美の声を上げて、あなたに捧げ物を捧げます!」

万物の王、神よ、/御身に超自然的な御業を示されます。/御生誕の際、御身が処女のうちに守られたように、/墓の中においても御体を朽ちることなく保たれ、/同時に、神聖な移住によって栄光を与え、/母の御子として、御身に栄光を捧げられます。

おとめよ、あなたはまことに、無形の炎の明るい灯火、神聖な炭の黄金の香炉、マナの入った器と杖、神によって書かれた石板、聖なる箱、命のパンの食卓として、あなたの御子が至聖所にお住まいになった。

 

カノン第2。イルモス:この神聖にして万人に崇められる/聖母の祭りを祝うにあたり、/神に賢き者たちよ、さあ、拍手を始めよう、/彼女から生まれた神を賛美して。

あなたから命が輝き出で、/処女の秘め事を損なうことなく。/どうして、その至清にして命の源であるあなたの御体は、/死という試練にさらされることになったのでしょうか。

命の聖殿となられ、/あなたは永遠の命に至られました。/なぜなら、あなたは死を通して命へと移り、/位格なる命をお生みになったからです

コンダク、第2調

祈りにおいて休むことのない聖母を/また、執り成しにおける揺るぎない希望を/墓も死も留めることはできなかった。/なぜなら、命の母である彼女を、命へと移し変えたのは/彼女の永遠に処女の胎内に宿られた方だからである。

イコス:わが救い主よ、わが思いを守り給え、/私は世界の壁、すなわちあなたの至聖なる母を讃えることを敢えてするからである。/言葉の塔において私に力を与え、/思考の宮殿において私を強めてください。/あなたは、信仰をもって願う者の願いを叶えてくださると宣言しておられるからである。 /どうか私に、/非の打ち所のない舌と、言葉と、知恵をお与えください。/あらゆる知恵の賜物は、光の与え主であるあなたから注がれるものであり、/永遠の処女の胎内に宿られた方よ。

第7歌

カノン1。 イルモス:神聖なる愛は、/恥知らぬ激怒と炎に抗い、/炎を潤し、/激怒を嘲り、/神に霊感を受けた義人たちの知恵ある三弦の竪琴をもって、/炎の中で奏でられる楽器たちにこう応えた:/「父祖たちの、そして私たちの、至高に賛美される神よ、/あなたは祝福された方です!」

神によって造られ、/神の御霊によって記された石板を、/モーセは怒りに任せて打ち砕いた。/しかし、その主は、御自身の母を無傷のまま守り、/今や彼女を天の住まいへと迎え入れられた。 /彼女と共に喜び祝う私たちは、キリストにこう呼びかけよう:/「父祖たちの、そして私たちの、至高に賛美される神よ、/あなたは祝福された方です!」

清らかな口元のシンバルと/心の音楽的な竪琴、/高邁な思索の響き渡るラッパをもって/聖母マリアの御帰天という/記念すべき選ばれた日に、/熱心な手で拍手を打ちながら、こう叫ぼう:/「父祖たちの、そして私たちの、至聖なる神よ、/あなたは祝福された方です!」

神に賢明な民が集まった。/なぜなら、神の栄光の住まいが/シオンから天の住まいへと移り行くからである。/そこでは、祝う者たちの清らかな声、/言葉に尽くせぬ喜びの声、/そして喜びのうちにキリストに呼びかける声が響く:/「父祖たちの神、私たちの神よ、あなたはまことに賛美される方、/あなたは祝福された方!」

 

第2カノン。イルモス:神に賢き者たちは、/被造物を創造主よりも尊ぶことはせず、/彼らを脅かした火を勇敢に打ち破り、/喜びをもって歌った:/「称えられし主、先祖たちの神よ、/あなたは祝福された方です!」

若者たちと乙女たち、長老たちと君主たち、/そして王たちと裁判官たちよ、歌い上げよ、/聖母マリアの御記憶を称えて:/「父祖たちの主であり神よ、あなたは祝福された方です!」

天の山々が御霊のラッパを吹き鳴らし、/丘々が喜び、/神聖な使徒たちが祝賀せよ:/女王は御子のもとへ移り住み、/御子と共に永遠に統治される。

あなたの神聖にして朽ちることなき母の/至聖なる御帰天は、/天上の諸勢力の超自然的な軍勢を、/地上の者たちと共通の喜びで結び合わせ、/あなたに賛美を捧げる者たちと共に歌わせた:/「神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:全能の神の御使いは/若者たちに炎を示した/義人を潤し、不義な者を焼き尽くす炎を; /また、聖母を命の源とされ、/滅びである死を注ぎ出し、命である歌を注ぎ出される方:/「救われた者として、唯一の創造主を讃え、/世々限りなく賛美しましょう!」

シオンにおいて、数多の神学者たちが/聖櫃を見送りながら、/こう叫んだ:/「今、あなたはどこへ行くのか、生ける神の幕屋よ?/信仰をもって賛美する者たちから目を離さないでください:/救われた者として、唯一の創造主を讃え、/世々限りなく称えましょう!」

去りゆく際、まるで両手を天に掲げるかのように、汚れなき御方よ、/かつて肉体をもって神を抱きしめたその両手で、/あなたは母として、生まれた御子に大胆にこう告げられた:/「あなたが私に託された者たちを、永遠に守り、 あなたに呼び求める者たちを:/「救われた者として、唯一の創造主を讃え、/世々限りなく称えましょう!」

 

カノン第2。イルモス:炉の中にいた敬虔な少年たちを/神の母の御子が救われた:/当時は予型として、今は実体として;/御方は全宇宙を招き、あなたを讃えさせられる。/被造物よ、主を讃えよ、/そして永遠に賛美せよ!

清き乙女よ、あなたの御記憶を、/主権者たちも、また権威者たちと力ある者たちも、/天使たち、大天使たち、座者たち、主権者たち、/ケルビムと畏れ多いセラフィムたちも、/そして私たち人類もまた、歌い、/永遠に賛美します!

神の母よ、受肉の時、/あなたの清らかな胎内に驚くべき御降臨をなされ、/あなた自身の至聖なる御霊を受け入れ、/御子としてその御霊を御自身のもとに安息させ、/その義務を果たされた。/それゆえ、私たちはあなたを讃え、/永遠にあなたを称え讃える。

ああ、理解を超えた奇跡よ/永遠の処女、神の母よ!/彼女は棺の中に身を委ね、/それを楽園と変えたのだ!/今日、その前に立ち、私たちは喜びのうちに歌う:/「被造物よ、主を賛美せよ、/そして永遠に主を称えよ!」

第9歌「ケルビムたちの至高の栄光」は、たとえ日曜日であっても歌わず、代わりに祝日のリフレインを歌います:

私たち、すべての民は、あなたを賛美します、/唯一の聖母よ。

あるいは:天使たちは、聖母の御眠りを見届け、/処女が地から天へと昇っていく様子に驚嘆した。

そしてイルモス:「自然の法則は打ち破られた:」その後、第二の聖歌隊が同じリフレインとイルモスを歌う。そして各トロパリオごとに、同じリフレインを一度ずつ歌う。

第9歌

カノン1。イルモス:自然の法則は打ち破られた/清き乙女よ、あなたにおいて:/出産の際も処女性は保たれ/死は生と結ばれる;/出産後も乙女であり、死後も生き続ける/神の母よ、常にあなたの御子孫を救い給え!

天使の軍勢は驚嘆した、/シオンにおいて、自らの主が/女性の魂を御腕に抱き取られるのを仰ぎ見て;/なぜなら、御子は、至聖なる御母を、/御子にふさわしいように、こう呼びかけられたからである:/「来なさい、聖なる方よ、/御子と神と共に栄光を受けなさい!」

使徒たちの群れは、/神を受け入れたあなたの御体を埋葬の準備を整え、/畏敬の念をもってそれを見つめ、/力強い声で叫びました。/「天の宮殿へ御子のもとへ去りゆくとき、/聖母よ、どうか常にあなたの御子孫を救い給え!」

その後、第一合唱団が第二カノンのリフレインを歌う:

わが魂よ、 / 地から天へと移り行く、神の母の聖なる御昇天を讃えよ。

そしてイルモス:「地上で生まれたすべての者は:」続いて第二の聖歌隊が同じ副歌とイルモスを歌う。そして各トロパールのたびに、同じ副歌を一度ずつ歌う。

 

第2カノン。イルモス:「地上で生まれたすべての者は、/御霊に照らされて喜び躍れ。/無形の知性の本質もまた、/聖母の神聖な昇天を称え、/次のように叫べ:/『喜びなさい、至福なる方よ、/清き神の母、永遠の処女よ!

さあ、シオンに集い、喜びましょう、/生ける神の神聖で豊かな山において、/聖母を見つめながら;/なぜなら、キリストは彼女を、母として、/はるかに優れた、最も神聖な幕屋、/至聖所へと移してくださるからです。

さあ、信徒たちよ、/聖母の御棺に近づき、/心を込めて、口と目と額で触れ合いながら、/その御棺を抱きしめよう。/そして、尽きることのない泉から溢れ出る/豊かな癒やしの恵みを汲み取ろう。

生ける神の母よ、/私たちからの墓前の賛歌をお受けください、/そして、あなたの光に満ちた神聖な恵みで私たちを覆い、/勝利の王に、キリストを愛する民に平和を授け、/罪の赦しと/魂の救いを歌う者たちに与えてください。

その後、両聖歌隊が共に第一カノンのリフレインとイルモスを歌う:「自然の法則は打ち破られた」。そして第二カノンのリフレインとイルモスを歌う:「地上で生まれたすべての者」。そして、礼拝を行う。

スヴェティレン。
「天に星があるように」:

地の果てからここに集められた使徒たちよ、/ゲツセマネの村にわが肉体を葬り、/わが子、わが神よ、/わが霊を受け入れてください!(3)

「賛美せよ」の際、第4調の第4節のスティヒラ。
「~の如く」:勇猛な者のように:

あなたの栄光ある御眠りに/天は喜び、/天使の軍勢も喜び、/全地は歓喜し、/あなたに葬送の歌を捧げます、/万物の主の母よ、/結婚を知らぬ全聖なる処女よ、/人類を/原罪の裁きから救い出された方よ!(2)

地の果てから/使徒たちの中から選ばれた者たちが、/神の御力の導きにより/あなたの埋葬に集い、/地から高みへと昇っていかれるあなたを見つめながら、/ガブリエルの声に倣い、喜びのうちにあなたにこう呼びかけました:/「喜びなさい、全神性の担い手よ! / 喜びなさい、あなたからキリストが生まれ、/ 地上のものと天上のものを結び合わせた唯一の方よ!

胎内に命を宿されたあなたは、/聖なる眠りの中で、/不死の命へと移り行かれました。/そのとき、槍を携えた天使たち、/ 支配者たちと力ある者たち、/使徒たち、預言者たち、そしてすべての被造物があなたを見送る中、/あなたの御子は朽ちることのない御手をもって/あなたの汚れなき魂を受け入れられました、/処女の母、神の花嫁よ。

栄光、今、第6調:あなたの不死の御眠りの際、/神の母、命の母よ、/使徒たちの群れは空へと舞い上がり、/世界中に散らばっていた者たちを一か所に集め、/あなたの至聖なる御遺体の前に立たせました; /そして彼らは、その御体を敬虔に葬り、/ガブリエルの叫びを歌いながら、こう叫びました。/「喜びなさい、恵まれたおとめよ、/結婚を知らぬ母よ、主はあなたと共におられます!」/彼らと共に、御子を、また私たちの神として、/私たちの魂の救いのために、御子に祈ってください。

大賛美。

閉会祈祷

キリスト、私たちの真の神は、御自身の至聖なる母、栄光に満ちた称賛すべき使徒たち、聖なる義人である神の父母ヨアキムとアンナ、そしてすべての聖人たちの祈りによって、慈愛に満ち、人を愛する方として、私たちを憐れみ、救ってくださいます。

聖体礼儀において

叙事詩を歌う;「幸いな者たち」:第1カノンの第3歌(4声)、および第2カノンの第6歌(4声)。修道院長が許せば、祝日のアンティフォンを歌う。

アンティフォン1、第2調

第1節:主に向かって叫べ、/全地よ。 詩編65:2a

聖母マリアの祈りにより、救い主よ、/私たちを救ってください。

第2節:主を賛美せよ、/その御名をほめたたえよ。 詩編99:4b

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第3節:主の力の都において、/私たちの神の都において。 詩編47:9b

聖母の祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

第4節:その御住まいは平安に満ち、その住まいはシオンにある。 詩編75:3

聖母マリアの祈りによって、救い主よ、/私たちを救ってください。

栄光、そして今:聖母マリアの祈りによって、救い主よ、私たちを救ってください。

アンティフォン2、第2声

第1節:主はシオンの門を/ヤコブのすべての町々よりも愛しておられる。 詩編 86:2

神の子よ、私たちを救ってください、/聖徒たちの中で驚くべき方、あなたを賛美する者たちよ、/ハレルヤ。

節2:あなたについて、栄光あることが語られている、/神の都よ。 詩編86:3

神の子よ、私たちを救ってください。/聖徒たちの中で、あなたを賛美する者たちの中で、驚くべき方よ。ハレルヤ。

第3節:神は/それを永遠に築かれた。 詩編47:9g

神の子よ、私たちを救ってください、/聖徒たちの中で驚くべき方、あなたを賛美する者たちよ:ハレルヤ。

第4節:至高なる方は/御自身の住まいを聖別された。 詩編45:5

神の子よ、聖徒たちの中で驚くべき方よ、あなたを賛美する者たちよ、私たちを救ってください。ハレルヤ。

栄光、そして今:独り子:

アンティフォン3、第1声

第1節:わが心は整っております、神よ、/わが心は整っております。 詩編 107:2a

トロパリオ、第1調

キリストの御降誕の際、あなたは処女性を守り/世の死後も去ることなく、神の母よ:/命の母として、あなたは命へと移り/あなたの祈りによって、私たちの魂を死から救い出されます。

第2節:主が私に与えてくださったすべてのものに対し、/私は主に何をお返しすればよいのでしょうか。 詩編115:3

トロパリオ:キリストの御降誕の際、あなたは処女性を守り:

第3節:私は救いの杯を受け取り/主の御名を呼び求めよう。 詩編115:4

トロパリオ:キリストの御降誕の際、あなたは処女性を守り抜かれました:

入場

さあ、来て、キリストにひれ伏し、礼拝しましょう。

神の子よ、私たちを救い給え、/聖母マリアの祈りによって、/あなたに「ハレルヤ」と歌う者たちのために。

トロパリオ、第1調

キリストの御降誕の際、あなたは処女性を守り/世を去った後も私たちを見捨てなかった、聖母よ。/あなたは「いのちの母」として、いのちの世界へと移り、/あなたの祈りによって、私たちの魂を死から救い出してくださる。

栄光、そして今、コンダク、第2調

祈りに倦むことのない聖母を/そして執り成しにおける揺るぎない希望を/墓も死も留めることはできなかった。/なぜなら、永遠に処女の御胎に宿られた方が/彼女を「命の母」として、命へと移されたからである。

三聖歌。

プロキメン、第3調、聖母の賛歌

わが魂は主を賛美し/わが霊はわが救い主なる神を喜び祝う。

節:主は御自分のしもべの謙遜に目を留めてくださった。今より後、すべての世代が私を幸いな者と呼ぶであろう。  ルカによる福音書 1:46 – 48

フィリピの信徒への手紙、240節

兄弟たちよ、キリスト・イエスにあるのと同じ心構えを、あなたがたの中にも持ちなさい。キリストは、神の御姿であられたにもかかわらず、神と等しい者であることを強奪すべきものとは見なさず、むしろ御自身を無にされ、しもべの姿をとり、人の姿になられ、外見も人のようになった。 そして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であり、自らを低くされました。 それゆえ、神は彼を高く上げ、すべての名にまさる名を彼に与えられました。それは、イエスの名によって、天にある者、地にある者、地下にある者のすべてのひざが屈し、すべての口が「イエス・キリストは主である」と告白し、父なる神の栄光となるためです。

フィリピ2:5–11

ハレルヤ、第2調

詩篇:主よ、立ち上がってください。あなたとあなたの聖なる箱とが、あなたの安息の場所に入られますように。

詩句:主はダビデに真実をもって誓われ、その誓いを破られることはない。  詩編 131:8, 11a

ルカによる福音書、54節の冒頭

その頃、イエスはある村に入られた。マルタという名の女性が、イエスを自分の家に迎え入れた。彼女にはマリアという名の妹がいて、主の足もとに座って、その御言葉を聞いていた。一方、マルタは盛大なもてなしの準備に追われており、近づいてこう言った。 「主よ、私の姉が私一人に奉仕を任せてしまったことを、お気になさらないのですか。彼女に、私を手伝うようにおっしゃってください。」すると、イエスは彼女にこう言われた。「マルタ、マルタ。あなたは多くのことで心配し、あちこちと奔走しているが、必要なことはただ一つだけだ。マリアは良い分け前を選んだ。それは彼女から奪われることはない。」 イエスがこうおっしゃっているとき、群衆の中からある女性が声を上げて、イエスに言った。「あなたを身ごもった胎と、あなたを育てた乳房とは、なんと幸いなことでしょう!」すると、イエスは言われた。「まことに、神の御言葉を聞いて、それを守る者たちは幸いである。」

ルカ 10:38–42; 11:27–28

「ふさわしい」の代わりに

天使たちは、聖母の御眠りを見届け、/処女が地から天へと昇っていく様子に驚嘆した。

イルモス、第1声: 自然の法則は打ち破られた/あなたにおいて、清き乙女よ:/出産の際も処女性は保たれ/死は生と結ばれる;/出産後も乙女であり、死後も生ける者、/常に御自身の民を救い給え、神の母よ!

そして、奉献まで。

聖体拝領

救いの杯を受け、主の御名を呼び求めます。ハレルヤ。(3) 詩編 115:4

 

 

目次へ。

 


8月29日

聖預言者、主の先駆者の
聖なる預言者、主の先駆者
主の洗礼者ヨハネの

小晩課にて

「主よ、私は叫びました」の箇所で、第4調、第1声のスティヒラ。
「天の軍勢に似て」*

キリストの先駆者であり洗礼者ヨハネを、/信徒の皆さん、共に心を一つにして、/その尊厳にふさわしく熱心に崇めましょう。/彼は預言者として未来を予言し、/神に喜ばれる奉仕者かつ参与者として、/キリストの言葉に尽くせぬ神秘と奇跡に与っているからです。(2)

狂気のヘロデは、その極悪非道な性情を糾弾したあなたの首を、容赦なく切り落とした。しかし、キリストは、三度も祝福されたあなたを、洗礼者ヨハネと同様に教会の頭として立てられた。主、万物の創造主であり、贖い主である。

不法なヘロデは命じ、/あなたの首を厚かましく切り落とし、/その首を皿に乗せて、邪悪なヘロディアに差し出すよう命じた。/ああ、恐ろしい奇跡、そして信じがたい知らせよ!/しかし、キリストの教会は喜びをもって/あなたの受難を祝う。

栄光、第8調:*  救い主の先駆者よ!/ヘロデは殺害によって、/真理の宣教者であるあなたを排除したが、/あなたの口から放たれる光り輝く灯火は、/ハデスに留まる者たちを呼び寄せ、信仰の輝きで照らした。/それゆえ、/私たちの魂の赦しを祈り求めてください。

そして今、神の母よ、同じ調で:*  主よ、あなたのしもべたちの願いをお受け取りください、/そして、あらゆる不幸と悲しみから私たちを救い出してください。

「喜びの光:」およびその日のプロキメン。

詩篇台でのスティヒラ、第2調*
「似たり」:エウフラフォスの家:

女より生まれた者たちのうちで最も偉大なる者として/現れたあなたは、祝福された方、/万物の主を洗礼に導いた/預言者ヨハネ、/福音を告げ知らせる者、また先駆者。

詩句:主の御前において尊いのは/その聖徒たちの死である。 詩編115:6

ヘロディアが/不法なヘロデを/酩酊と淫行に溺れているのを見て、/彼を殺害へと誘い込んだ。

聖句:義人は/永遠に記憶される。  詩編111:6b

神聖なる/神の御子ヨハネ・バプテスマの/記念を、私たちは愛をもって執り行い、/至聖なる三位一体を讃美する。

栄光、今なお、その声はかつてと同じ

キリスト教徒の唯一の希望、そして守護者よ!/聖ヨハネと共に、御子に、清き御母よ、/御自分のしもべたちのために祈ってください。

トロパリオ、第2調

義人の記念は賛美をもって称えられますが、/あなたには主の証しだけで十分です、先駆者よ、/あなたはまことに預言者たちの中で最も栄光ある方として現れたのですから、/宣べ伝えられた方を水の川で洗礼を授けるにふさわしい者とされたのです。 /それゆえ、真理のために喜んで苦難を受け、/あなたはハデスにいる者たちにも、肉となって現れた神を宣べ伝え、/世の罪を取り除き、/私たちに偉大な憐れみを授けてくださる方を告げ知らせたのです。

そして今、神の母よ、その声は変わらずこう告げます。「すべては理解を超え、すべては極めて栄光に満ちております/神の母よ、あなたの神秘は。/清らかさに刻印され、処女性を守り抜かれたあなたは、/真の神を産み出した真の母として現れました。/私たちの魂の救いのために、彼に祈ってください。」

また、エクテニアと閉会祈祷。

大晩課にて

第1カフィズマの第1アンティフォンを歌う:「幸いな人よ:」

「主よ、私は呼び求めます」において
8音節の自唱式スティヒラ、第6声、修道士ヨハネ作

最も恥知らずなヘロデの誕生日の祝宴において/踊っていた放蕩な女に与えられた/誓いの条件が果たされた。/なぜなら、洗礼者ヨハネの首は/料理のように皿に乗せられ、宴席に横たわる者たちの前に運ばれたからである。/ああ、忌まわしき宴よ、/罪と流血に満ちた宴よ! /しかし、我らは洗礼者ヨハネを、女から生まれた者の中で最も偉大な者として、/ふさわしく崇め、賛美する。(二度)

悪意に満ちた悪魔の弟子は踊り狂い、/あなたの首、洗礼者よ、報酬として奪い取った。/ああ、血にまみれた宴よ!/ああ、もしあなたが誓わなければよかったのに、不法なヘロデよ、偽りの産物よ! / しかし、たとえ誓ったとしても、 / その誓いを果たすことはなかっただろう。 / なぜなら、嘘をついて命を全うする方が、 / 約束通り洗礼者ヨハネの首を切り落とすよりも、ましだったからだ。 / しかし、私たちは、女から生まれた者の中で最も偉大な方である洗礼者ヨハネを、 / ふさわしく崇め、賛美する。(二度)

ヘロデよ、お前は、 / 姦淫を糾弾する者を、 / 悪魔的な欲望と / 狂おしいほどの女好きの衝動ゆえに、 / 死に処すなどすべきではなかった。 / お前は、その至聖なる首を、 / 不義の妻への誓いのために、 / 気まぐれな踊りの代償として差し出すなど、 / すべきではなかった。 /ああ、なんと大胆にも、お前はこのような殺人を犯したのか!/そして、その放蕩な踊り子は、/宴の最中に皿に乗せられて運ばれる際、なぜ火傷を負わなかったのか?/しかし、我らは洗礼者ヨハネを、/女から生まれた者の中で最も偉大な者として、/ふさわしく崇め、賛美する。(二度)

再びヘロディアは狂乱し、/再び彼女は動揺している。/ああ、狡猾な踊りと、狡猾な酒!/洗礼者ヨハネのは切り落とされ、ヘロデは動揺した。/主よ、あなたの先駆者の取り成しにより、/私たちの魂に平安をお与えください。(二度)

栄光、同じ声:最も恥知らずなヘロデの誕生日が祝われる際:

そして今、神の母よ:誰があなた、至聖なるおとめを賛美しないというのか?/誰があなたから生まれた処女の御子について歌わないというのか?/なぜなら、時を超え、父から輝きを放った独り子こそ、/あなた、清きおとめから生まれ、言葉では言い表せないほどに受肉されたからである。 /御子は本質において神であり、/私たちのために本質において人となられ、/二つの位格に分かれることなく、/二つの混じり合わない本質において知られます。/聖なる、至福なる方よ、/御子に、私たちの魂の赦しを祈り求めてください。

入堂。その日のプロキメン。そして祝日の朗読。

1. イザヤの預言の朗読

主はこう言われる。「わが民を慰めよ、慰めよ、と神は言われる。祭司たちよ、エルサレムの心に語りかけよ。それを慰めよ。その屈辱は終わった。その罪は消し去られた。主の御手から、その罪の二倍の報いを受けたからである。」 荒野で叫ぶ者の声 :「主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ!」[すべての谷は埋められ、すべての山と丘は低くされ、曲がった道はまっすぐになり、でこぼこした小道は平らな道となる。そして、すべての肉なる者は神の救いを見るであろう。]

高い山に登れ、シオンに福音を告げる者よ。エルサレムに福音を告げる者よ、力強く声を上げよ。 声を高らかに上げよ、恐れるな。わたしは主、神、イスラエルの神である。わたしは彼らの声を聞き、彼らを見捨てない。山々には川を、平野には泉を湧き出させ、荒野を牧草地に変え、渇いた地を水の泉に変える。

天は上より喜び、雲は義を注ぎ出せ。地は実を結び、恵みを育み、それとともに義を育め。 喜びの声を上げよ。それを地の果てまで聞かせよ。主が御自分のしもべヤコブを救われたと告げよ。彼らが荒野で渇きを覚えるとき、主は岩から水を湧き出させてくださる。

不妊の女よ、子を産まない女よ、喜びなさい。産みの苦しみを味わわなかった女よ、声を上げて喜び叫びなさい。見捨てられた女には多くの子がおり、夫のある女よりも多いからである。

イザヤ書 40:1–3, 9; 41:17–18; 45:8; 48:20–21; 54:1

2. マラキの預言の朗読

万軍の主はこう言われる。「見よ、わたしはあなたの前にわたしの御使いを遣わす。その御使いは、あなたの前に道を整える。そして、あなたがたが求めている主が、ご自身の宮に来られる。 その到来の日を、だれが耐えうるだろうか。[あるいは、その現れに、だれが立ち向かえるだろうか。] なぜなら、主は、るつぼの火のように、また、刈り取り人の草のように、入って来られるからだ。そして、座して、銀や金を溶かし、精錬するように、私たちを精錬される。 主は裁きをもって私たちのもとに来られ、悪者たち、姦淫を行う者たち、主の御名を偽って誓う者たち(また、雇い人の賃金を奪う者、未亡人を虐げる者、孤児を殴る者、旅人を不当に裁く者)、そして主を恐れない者たちに対して、速やかに証人となられる、と万軍の主は言われる。 わたしはあなたがたの神、主であり、変わることのない者である。しかし、あなたがた、ヤコブの子らよ、律法から逸れ、それを守らなかった。それゆえ、わたしに立ち返れ。そうすれば、わたしもあなたがたに立ち返る、と万軍の主は言われる。 そうすれば、すべての国々はあなたがたを「幸いな者」と呼ぶようになり、わたしが、わたしを愛する者たちを所有するために定めたその日に、義人も不義人も見守る主であることを、あなたがたは知るようになる。 さあ、わたしのしもべモーセの律法を悟り、思い起こせ。わたしがホリブで、イスラエルのすべての人々のために、彼に戒めと命令を授けたことを。 見よ、主の大いなる、栄光に満ちた日が来る前に、わたしはテスビ人エリヤをあなたがたのもとに遣わす。彼は、父の心を子に向けさせ、人の心をその隣人に向けさせる者である。そうすれば、わたしが来たとき、地を完全に滅ぼすことはない――と、万軍の主、イスラエルの聖なる神は言われる。

マラキ 3:1–3, 5–7, 12, 18, 17; 4:4–6

3. ソロモンの知恵の書 朗読

義人は、たとえ早すぎる死を迎えたとしても、安らかに眠る。義人は、死に臨んで、生きている不義な者たちを裁く。彼らは義人の死を目にするが、自分たちが彼に対して企てたことを悟らないからである。 主は不義な者たちを声なき者たちとして打ち倒し、その土台から揺るがし、彼らは苦しみの中でついに衰え果て、その記憶も消え去る。彼らは恐れをもって自らの罪を自覚し、その不法が彼らを直接に告発するからである。 その時、義人は、自分を虐げ、その労苦を拒んだ者たちの面前で、大いなる大胆さをもって立ち上がる。それを見た者たちは、大きな恐怖に打ちのめされ、その前代未聞の救いに驚嘆するだろう。 彼らは悔い改め、心の中で呟き、苦悩のあまり嘆き、こう言うだろう。「この人は、かつて私たちが嘲笑し、侮辱の材料としていた者だ。愚か者め、私たちは彼の生涯を狂気とし、その死を不名誉なものだと見なしていたのだ! どうして彼が神の子らに加えられ、聖徒たちと共にその分け前を得たのか。それゆえ、私たちは真理の道から迷い出てしまい、正義の光は私たちを照らさず、太陽も私たちのために昇らなかった。私たちは不法と滅びの道を飽きるほど歩み、通れない小道を歩んだが、主の道を知ることはなかった」。

箴言 4:7, 16–17, 19–20; 5:1–7

礼拝の式において、自唱のスティヒラ、
ゲルマン総主教、第1声

預言者よ、あなたを何と呼べばよいのか?/天使か、使徒か、それとも殉教者か?/天使、あなたは肉体を離して生きたから;/使徒、あなたは諸国民を教えたから;/殉教者、あなたの頭はキリストのために切り落とされたから。/主が私たちの魂を憐れんでくださるよう、彼に祈ってください。

先駆者の切り落とされた首を/我らは記念する:/かつては皿の上で血を流していたが、/今や地の果てで/癒やしを注ぎ出している。

この日、邪悪な気性の母は、/不法な結びつきから生まれたその最も恥知らずな娘を、/神の御選びによりすべての預言者の中で最も偉大な方に対して、/殺意に満ちた企みで狡猾に利用した。 /というのも、最も憎むべきヘロデが/その不法な誕生の日に宴を開いた際、/彼女は娘を唆して誓いを立てさせ、/奇跡を注ぎ出す神の先駆者の聖なる首を/求めさせたからである。/そして、その狂人は/集まりでの踊りの報酬として、誓いのゆえに/それを与えてしまった。/ しかし、キリストの到来の秘義を奉じる者は、/彼らの死後もなお、その神に忌み嫌われる関係を恥として暴露し続けた。/そして彼は、非難して叫びこう言った。/「お前は、/兄弟フィリッポの妻と姦淫を犯してはならない!」/預言者を殺した誕生日よ、/血にまみれた宴よ! / 私たちは、洗礼者ヨハネの斬首を敬虔な思いで思い起こし、/白い衣を身にまとい、/この記念すべき日を喜び祝うとともに、/聖三位一体に懇願して、/不名誉な情欲から私たちを救い出し、/私たちの魂を救ってくださるよう願おう。

声4:不道徳な誕生日/そして、ヘロデは最も恥知らずな宴を催した。/女たちの放蕩に耽り/女たちへの不義な情欲に駆られて、/彼は洗礼者ヨハネの首を切り落としたが、/その狂気を糾弾した預言者の舌は/切り落とすことはできなかった。 /彼は、不法な罪を隠そうとして/無実の血を流したが、/それによっても、すべての人に悔い改めを告げ知らせる/その声を隠すことはできなかった。/彼は喜びながら殺人を犯したが、/私たちは愛をもって/洗礼者ヨハネの祝福された殉教を祝おう。 / 彼は、暗闇と死の影の中に留まっていた者たちに、/ 命について告げ知らせるために、/ 最初に黄泉へと下ったのだ――天より昇る光、私たちの神キリスト、/ 唯一の、あまねく慈しみ深い御方。*

預言者であり、殉教者であり、救い主を洗礼した方、/さあ、人々よ、賛美しよう。/彼は、肉体の天使として、/ヘロデを糾弾し、/その最も不法な姦淫を犯したことを非難したからである。 /そして、不法な踊りのために/聖なる首は切り落とされ/ハデスに留まっていた者たちに死からの復活を宣べ伝えたその方は/主に向かって熱心に祈り/私たちの魂の救いを願っておられる。*

預言者であり、殉教者であり、洗礼を授けた救い主を、/さあ、人々よ、共に賛美しよう。/彼は世を避けて荒野に身を置き、/野生の蜂蜜やバッタを食し、/不法を行っていた王を糾弾し、 /また、私たちの臆病さを慰め、「悔い改めよ、天の御国が近づいたから!」と叫ばれた。*

栄光、第5声、修道士ヨハネ:不法な行いの非難を/逃れようと企てたヘロデは、/あなたの首、先駆者よ、/その気まぐれにより、不法な妻に差し出した。/なぜなら、その不幸な者は、/彼女を皿に乗せて運ばせることを許すことで、/自らを恥さらしにしていることに/気づかなかったからである。 /しかし、清らかさの熱心な教師/そして悔い改めの救いの導き手として、/キリストの洗礼者よ、/私たちを不名誉な情欲から救い出してくれるよう、執り成してください。

そして今、同じ声で:人よ、わが神の母を讃えよ、讃えよ、/なぜなら、彼女はこの日、その全き光に満ちた魂を、/彼女から種なき御身をもって受肉された方の至聖なる御手に委ねるからである。/その御方に、絶えず祈り求めて、/全宇宙に平和と/大いなる憐れみをお与えくださるよう。

詩篇の間に、自唱のステイヒラ、第2調

悔い改めの説教者、洗礼者ヨハネよ、/あなたの首が切り落とされたことによって、/あなたは地を聖別した。/あなたは神の律法を信者たちに明らかにし、/不法を根絶したからである。/天の王キリストの御座の前に立つ者として、/私たちの魂を憐れんでくださるよう、彼に祈り求めてください。

詩句:義人はヤシの木のように花開き、/レバノンの杉のように繁栄する。

詩編91:13

主の律法のために/あなたは首を刎ねられた、/全聖なるヨハネよ!/あなたは、不義を犯した不義の王を/汚れなき大胆さをもって糾弾した。/それゆえ、天使の軍勢はあなたに驚嘆し、/使徒たちと殉教者たちの群れはあなたを賛美する。 /私たちもまた、毎年あなたの記念日を尊び、/あなたを栄光に包まれた聖三位一体を賛美します、/祝福された先駆者よ。

聖句:義人は主を喜び、/主に望みを置く。

詩編63:11

預言者から生まれた預言者、/すべての預言者の中で最も偉大となられた方、/母の胎内から主への奉仕のために聖別され、/この日、不法な王によって首を刎ねられ、/不品行に踊っていた乙女を、/首を刎ねられる前も後もはっきりと非難し、/罪の群れを恥じ入らせた。 /それゆえ、私たちはこう呼びかけます。「洗礼者ヨハネよ、/大胆に祈る者として、/私たちの魂のために熱心に祈ってください!」

栄光、第8調:救い主の先駆者よ! あなたは王を非難し、/不義を行わないよう説得した。/それゆえ、不義な妻の戯れが、/ヘロデにあなたの首を刎ねさせるきっかけとなった。/しかし、そのおかげで、太陽の昇る東から沈む西まで、/あなたの御名は賛美されている。/主の御前で大胆不敵な者よ、/私たちの魂の救いのために熱心に祈ってください!

そして今、神の母よ:結婚を知らぬ処女よ、/言葉に尽くせぬほどに神を肉体に宿した方、/――至高の神の母よ!/あなたのしもべたちの嘆願を聞き入れてください、全き無原罪の御方よ、/すべての人に罪の清めを与えてくださる方よ;/今、私たちの祈りを受け入れて、/私たちすべての救いのために祈ってください。

パンの祝福の際、洗礼者ヨハネのトロパールを二度、「聖母マリア」を一度唱え、朗読を行う。

トロパリオ、第2調

義人の記憶は賛美をもって称えられますが、/あなたには主の証しだけで十分です、洗礼者よ、/あなたはまことに預言者たちの中で最も栄光ある方として現れたのですから、/宣べ伝えられた方を水の川で洗礼を授けるにふさわしい者とされたのです。 /それゆえ、真理のために喜んで苦難を受け、/あなたはハデスにいる者たちにも、肉となって現れた神を宣べ伝え、/世の罪を取り除き、/私たちに偉大な憐れみを授けてくださる方を告げ知らせた。

 

早課にて

「主なる神」の賛歌:
洗礼者ヨハネのトロパリオ、二回、第2調

義人の記念は賛美をもって称えられますが、/あなたには主の証しだけで十分です、洗礼者よ、/あなたはまことに預言者たちの中で最も栄光ある方として現れたのですから、/宣教された方を水の流れの中で洗礼を授ける栄誉に浴したのです。 /それゆえ、真理のために喜んで苦難を受け、/あなたはハデスにいる者たちにも、肉となって現れた神、/世の罪を取り除き、/私たちに偉大な憐れみを与えてくださる方を宣べ伝えました。

栄光、そして今、神の母よ、同じ声で:すべては理解を超え、すべては極めて栄光に満ちた/あなたの、神の母よ、神秘:/清らかさに刻印され、処女性を守り抜いたあなたは、/真の神を産んだ真の母として現れた。/私たちの魂の救いのために、彼に祈ってください。

第1節の後に、セダレン、第5調。
類似の賛歌:初めなき御言葉:

法と恵みの間の仲介者/私たち信徒は集い、心を一つにして賛美しよう。/彼は私たちに悔い改めを宣べ伝え、/ヘロデを公然と大胆に非難し、/首を斬られる苦難に耐えた。/そして今、天使たちと共に生き、/キリストの御前で私たちの救いのために執り成している。

栄光、第4調。
類似の賛歌:この日にあなたは現れ給うた:

この日、あなたの輝かしい記念を祝うにあたり、/私たちはあなた、先駆者よ、/救い主であり主である方に熱心に執り成してくださるよう願い、/主がすべての人に罪の赦しを授けてくださいますように。*

そして今、神の母への賛歌:苦難の中にいる者たちの熱心な執り成し手、/私たちの助け手、そして神との和解、/その御方のおかげで私たちは滅びから救われた、/神の母を、信者たちは賛美します。*

第2節の後に、セダレン、第5調。
「同様の者」:始まりなき御言葉:

母の胎から私たちに現れた預言者、/不妊の身から生まれた宇宙の光、/歌をもって喜びをもって、キリストの洗礼者、/勝利に満ちた修道士、先駆者ヨハネを賛美しましょう。/彼は主の御前で、/私たちの魂の赦しを執り成してくださるからです。

栄光、第4調。
類似の賛歌:ヨセフは打ちのめされた:

今や、救い主の洗礼者が我らの前に現れ、/信者たちの心と思いを喜ばせ、/荒野の美であり、預言者たちの印である。/それゆえ、彼はキリストの先駆者となり、/偽りを排した御降臨の証人となった。 /さあ、霊的な歌をもって/ヨハネに倣い、声を合わせて唱えよう:/「真理の預言者であり、その到来を告げる者よ、/私たちの救いのために祈ってください!」*

そして今、神の母よ:清き方よ、すべての天使の群れは、/あなたの胎内における神秘に畏敬の念を抱き、/万物を一振りの御手によって支える方が、/人間としてあなたの懐に収まり、/永遠の御方がその源をなし、乳を飲み、/言い表せない慈愛をもってすべての息づくものを養うとは、いかに驚くべきことでしょうか? /そして彼らは、あなたを真の神の母として、/賛美をもって称え讃えています。

賛美

われらはあなたを讃え、/救い主の洗礼者ヨハネよ、/また、あなたの聖なる首の切断を/すべての人々が尊びます。

選定された詩編

1 合唱 主を畏れる人は幸いである。2 彼は主の戒めを深く愛する。1 彼の家には栄光と富がある。2 そして、彼の正義は世々限りなく続く。1 義人は永遠に記憶される。2 義人はヤシの木のように花開き、レバノンの杉のように繁栄する。 1 義人は主を喜び、主に望みを置く。2 見よ、主よ、わたしは自分の口を閉ざしません。1 あなたはわたしの正義と真実とをご存知です。2 わたしの舌は、一日中、あなたの正義を宣べ伝え、あなたの栄光を讃えるでしょう。 1 光は義人に輝き、心正しき者には喜びがある。2 義人の子孫は祝福される。1 主は彼を栄光と誉れで飾られた。2 主よ、あなたは義人を祝福されるからである。1 あなたは恵みの盾をもって、私たちを守ってくださる。 2 高き所から、昇る光が私たちを訪れてくださる。1 暗闇と死の陰に座する者たちを照らすため。2 私たちの足を平和の道へと導くため。

栄光、そして今:ハレルヤ(3)

詩編 111:1; 111:1a; 111:3b; 111:6b; 91:13; 63:11a; 39:10b; 34:28; 96:11; 111:2b; 8:6b; 5:13a; 5:13b. ルカ 1:78; 1:79a; 1:79b

ポリエレイの後、セダレン、第8調。
「羊飼いの笛」に倣って:

先駆者、洗礼者、そして万人の贖い主の使者よ、/ヘロデとヘロディアとの不法を糾弾し、/首を刎ねられて亡くなられた、信徒たちよ、/ハデスに留まる者たちにも大胆に福音を宣べ伝えるため、/神がそこへ下りて死を打ち負かされることを。*

栄光、そして今、聖母賛歌:父なる神の御言葉が地上に降り、/光り輝く天使が聖母に告げた:/「喜びなさい、祝福された方よ、/処女の宮殿をただ一人守り抜き、/永遠の神であり主を胎内に受け入れた方よ、/神として、/人類を迷いから救い出されますように!」*

ステペンナ:第4声調の第1アンティフォン

私の若き日から/多くの情念が私と戦ってきた;/しかし、主よ、どうか私を守り/救ってください、私の救い主よ。

シオンを憎む者たちよ、主を畏れよ。/あなたがたは、/火に焼かれた草のように、枯れ果てるであろう。

栄光、今なお:聖霊によってあらゆる魂は生かされ/清められて高められ/聖なる秘儀において/三位一体の統一によって照らされる。

プロキメン、第4調

主の御前において尊いのは、/その聖徒たちの死である。節:主が私に与えてくださったすべての恵みに、私は主に対して何をお返しすればよいのか。 詩編115:6, 3

第二のプロキメン:息をするすべてのものは、/主を賛美せよ。節:その聖なる御業において神を賛美せよ、その力ある御業において神を賛美せよ。 詩編150:6, 1

マタイによる福音書、57節

その頃、テトラルコスであるヘロデの耳に、イエスについての噂が届いた。彼は家来たちに言った。「これは洗礼者ヨハネだ。彼は死者の中からよみがえり、それゆえ、彼の中には力が働いているのだ。」 というのも、ヘロデはヨハネを捕らえて、鎖で縛り、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアのために牢屋に閉じ込めておいたからである。ヨハネはヘロデに、「彼女を妻にしてはならない」と言っていたからである。ヘロデはヨハネを殺そうとしたが、民衆が彼を預言者と崇めていたため、恐れて手を出せなかった。 しかし、ヘロデの誕生日の祝宴の際、ヘロディアの娘が客たちの前で踊り、ヘロデを喜ばせた。そこでヘロデは、彼女が何を願っても叶えてやると誓って約束した。すると彼女は、母のそそのかしに従って、「今すぐ、洗礼者ヨハネの首を皿に乗せて私にお与えください」と言った。 王は悲しんだが、誓いを立てたこと、また共に食卓を囲んでいた者たちの顔を立てるために、与えるよう命じた。そして、牢獄にいるヨハネを斬首させ、その首を皿に乗せて少女に渡し、少女はそれを母のもとに持ち帰った。 そこで、弟子たちが来て、その遺体を引き取り、葬った。そして、行ってイエスにそのことを告げた。イエスはそれを聞くと、舟に乗ってそこから一人、人里離れた場所へ退かれた。民衆はそれを聞いて、町々から徒歩でイエスに従った。

マタイによる福音書 14:1–13

詩篇50篇の後、ステヒラ、第6調

悪意に満ちた悪魔の女弟子が踊り狂い/あなたの首、洗礼者よ、それを報酬として奪い取った。/ああ、血にまみれた宴よ!/ああ、もしあなたが誓わなければよかったのに、不法なヘロデよ、偽りの産物よ! /しかし、たとえ誓ったとしても、/その誓いを果たすことはできなかっただろう。/なぜなら、嘘をついて命を保つ方が、/約束通り洗礼者ヨハネの首を切り落とすよりも、ずっと良かったのだから。/しかし、私たちは、女から生まれた者の中で最も偉大な方である洗礼者ヨハネを、/ふさわしく崇め、賛美する。

第8調のイルモス付きカノン、
修道士ヨハネの作、第8声。
第1歌

イルモス:水の上を陸地のように渡り、/エジプトの堕落を免れて、/イスラエルの民は叫んだ:/「私たちの救い主、私たちの神に歌おう!」

処女の胎内に言葉に尽くせぬほどに宿り、/不妊の胎から現れた/聖なる先駆者を、私たちは賛美しよう。

自然の限界を超え、/あなたは真理の律法を遵守し、/不法な結びつきを糾弾し、/王の横暴を恐れなかった。

律法の乳に育まれ、/合法的な結合に関する律法の定めを、/律法の印として確証し、/あなたは恥ずべき放蕩に立ち向かった。

聖母賛歌:天使と人間の群れは/結婚を知らぬ母であるあなたを絶えず賛美する。/なぜなら、あなたは彼らの創造主を幼子として/その腕に抱いていたからである。

別の第6カノン、
聖アンドレイ・クリツキーの作、第8声
(スラブ語から翻訳:ギリシャ語の『ミネイ』には別のカノンが収録されている)。
第1歌

イルモス:海においてファラオの専制を打ち砕き、/陸路でイスラエルを導かれた/キリストに歌おう、/まことに、彼は永遠に栄光を受けられるから。

荒野の美しい羊、/ザカリアの実であり、エリサベタから期待を超えて生まれた御子、/あらかじめ信徒たちに命じておられる、/その聖なる記念を厳かに祝うよう。

ああ、血にまみれた誕生日よ!/ああ、忌まわしき饗宴よ!/ヘロデは酩酊と殺戮を混ぜ合わせ、/その食卓は苦い流血で満たされた。

ヘロデの不法糾弾し、/首を斬り落とされた/洗礼者ヨハネを、信徒たちよ、/神への熱意ゆえに殺された者として、讃え歌おう。

聖母賛歌:限りなき神、御言葉、/あなたの中に完全に宿られた方を、/あなたは産み出されました、清き神の母よ、/二つの本性を持ちながら、真に唯一の御子として、/あなたから言葉に尽くせぬほどに受肉された方を。

カタヴァシア:十字架を描きながら、モーセは/杖で紅海を真っ二つに切り分け/徒歩で進むイスラエルの民のために、/そしてその同じ海を横一撃で/ファラオの戦車のために再び結び合わせ、/それによって無敵の武器を示した; /それゆえ、我らの神キリストに歌おう:/まことに、御方は栄光を受けられた。

第3歌*

カノン第1。イルモス:天の穹蒼の創造主、主よ、/そして教会の築き手よ、/どうか私をあなたへの愛に堅く立たせてください、/望みの極み、信者たちの支え、/唯一の人を愛する方よ。

古きものと/新しいもの――福音の――戒めの奉仕者として/あなたは、先駆者よ、現れ、/暴君の不法な結びつきを糾弾し、/栄光ある死を喜びをもって受け入れた。

不法な母にそそのかされた乙女は、/酒に溺れて正気を失ったヘロデにこう告げる:/「ヨハネの首を皿に乗せてくれ、/そうすれば、母に切望していた贈り物を手渡せるから!」

恥知らずな暴君は、/あなたの神を宿した舌による糾弾に耐えかね、/栄光ある洗礼者よ、/その乙女の女らしい踊りの代償として、/あなたの、驚くべき、神聖で苦難に満ちた首を彼女に差し出した。

聖母賛歌:御身は処女の胎内に肉体をもって宿り、主よ、/人々があなたを見るにふさわしい姿で現れ、/彼女を真の聖母として示し、/信者たちの助け、唯一の人を愛する方として現された。

 

第2カノン。イルモス:主ほど聖なる者はなく、/私たちの神ほど義なる者もいない。/すべての被造物がこう讃える:「主よ、あなたほど義なる者はいない!」

「女から生まれた者の中で、ヨハネより偉大な者は現れなかった」と、真理なるキリストは叫ばれた。/ なぜなら、彼は被造物でありながら、母胎の中で創造主を知り、/ そのことを母に声高らかに告げたからである。

まず指で小羊を指し示し、/次に言葉をもってヘロデを糾弾し、/そして第三に、あなたのご頭を通じて、人の手で作られた器から/私たちに奇跡を注ぎ出しておられる。

あなたの誕生は栄光に満ち、キリストの洗礼者よ、/あなたの生涯は汚れなく、/主の御前で宣教に立ち上がったことは称賛に値し、/主を指し示したことは並外れており、/死は神聖であり、埋葬は栄光に満ちている。

聖母賛歌:神であられながら、御自身を低くされた、独り子よ、/御自身が創造された者たちを救うために。/彼らのために、あなたは人となり、処女から受肉され、/私の全存在を変え、/私を御母のもとへと導いてくださった。

カタヴァシア:杖は秘儀の象徴として用いられる。/それは、その成長によって司祭を示すからである。/かつて不毛であった教会のために、今や/十字架の木が、その力と確立のために花開いた。

セダレン、第8調。
「知恵に似て」:

実を結ばぬ者から、神の裁きによって輝きを放ち、/父の舌の束縛を解き放ち、/あなたは、明けの星に光を与える太陽を示し、/荒野の人々に、世の罪を取り除く小羊である創造主を宣べ伝えた。 /それゆえ、あなたは熱心に王を糾弾し、/そのために、あなたの栄光ある頭は切り落とされた、永遠に記憶される者よ。/称賛に値するヨハネよ、キリスト・神の御前で執り成し、/あなたの聖なる記念を愛をもって祝う者たちに、/罪の赦しを授けてください。

栄光、今、神の母よ:あなたを、処女として、また女性の中で唯一、/種なしに神を肉において産み出された方として、/私たちすべて、人類の諸部族は、至福なる方と呼びます。/なぜなら、神性の炎があなたの中に宿り、/あなたは幼子として、創造主であり主である方を乳で養っているからです。 /それゆえ、天使の群れと私たち人類は、/あなたの至聖なる御生をふさわしく賛美し、/心を一つにしてあなたにこう呼びかけます:/「信仰をもって、あなたから生まれたキリストの至聖なる御降誕を礼拝する者たちに、/罪の赦しを授けてくださるよう、キリスト・神に祈ってください!」

第4歌

カノン1。イルモス:主よ、あなたは私の砦、/あなたは私の力、/あなたは私の神、あなたは私の喜び、/父なる神の懐を離れず、/私たちの貧しさを訪ねてくださった方。 /それゆえ、預言者アバクムと共に、あなたにこう叫びます:/「あなたの力に栄光あれ、人を愛する方よ!」

律法により罰を受けるべき者、/放蕩の快楽に溺れ、/厳しい非難にも、/敬虔な者の大胆さにも耐えられず、/あの者を縛り、牢獄に閉じ込めた。/その者は、死を迎える前から、/目に見えぬ天上の聖歌隊と交わっていたのだ。

魂を滅ぼす酩酊と/奔放な情欲に病み、不運な彼は、/踊る足音の喧騒に囚われ、/預言者の殺害者となってしまった。/彼は酩酊――放蕩の母――を始め、/恐ろしい不法を生み出したからである。

まことに偽りに無縁なるものとして/あなたの中に神の御声が現れた:/あなたはすべての預言者の中で最も優れた者であり、/母の胎内から預言の恵みを授かり、/まだ未熟な肉体の中にありながら、/あなたが予言した「神の御言葉」を/この世で目撃し、その御身に洗礼を授けたからである。

聖母への賛歌:あなたは信者たちの誉れであり、/汚れを知らぬ方。 /あなたは守護者、/あなたはまたキリスト教徒の避難所、防壁、そして安息の地:/まことに、あなたは御子に の願いを捧げ、全き無原罪の御方、/信仰と愛をもってあなたを知る者たちを災いから救い出される、/清き聖母よ。

 

カノン第2。イルモス:受肉を望まれた御言葉よ、/陰りある山――唯一の聖母――から、/神に啓示された眼差しをもって預言者はあなたを仰ぎ見、/畏れつつあなたの御力を賛美した。

あなたは私たちにキリストの御国を明らかにし、/人々に悔い改めの道を示し、/不法を行っていたヘロデを糾弾した、/偉大なる説教者、賢きヨハネよ。

非難に耐えかねたヘロデは、/怒りと嫉妬と悪意に打ち負かされ、/自らの誕生の日を待ちわびて、/キリストの先駆者である洗礼者ヨハネの/首を切り落とした。

喜びなさい、洗礼者よ、あなたの霊は歓喜せよ。/なぜなら、そこでも不敬虔なヘロデを糾弾しつつ、/あなたはハデスに留まる魂たちにも宣教し、こう叫んでいるからだ。/「私たちの救いは近づいた!」

地はあなたの生涯に驚嘆し、ヨハネよ、/天はあなたの不当な殺害を告げ、/教会は賛美歌の中で/あなたの数多くの美徳を謳い上げている。

聖母賛歌:無原罪の処女である母から生まれ、/あなたは出産後も彼女を清く保たれ、/私の本性に完全に身を包みながらも、/罪には染まらなかった。

カタヴァシア:主よ、私は/御計画の神秘を聞き、/御業を理解し、/御神性を賛美いたしました。

第5歌

カノン1。イルモス:なぜあなたは、消えることのない光よ、/御顔から私を拒まれたのか、/そして、私という不幸な者を、異質な闇が覆ったのか?/しかし、私を御戒めの光へと立ち返らせ、/私の道を導いてください、と願います。

母の唆しにより/不運な踊りの報いとして/残酷な雌ライオンは、最も凶悪な産物を求めた――/洗礼者ヨハネ、すなわち前駆者の首を、/それは砂漠のすべての獣たちでさえも崇めていたものである。

ああ私たちには理解しがたく/計り知れない御裁きよ、人を愛する御方よ!/母の胎内から現れた/聖霊の宿り場であり/貞潔と清らかさの中で育てられた者を/放蕩な乙女が踊りによって滅ぼしてしまったのだ

愛すべき者にとってふさわしいこととして、誕生の日に酩酊にふける者に、/預言者の殺害を結びつけ、/預言者であり聖なる者の血で満たされた杯を、/快楽への渇望で薄めることである。

聖母賛歌:御子に対する母としての大胆さを持ち、全き清き方よ、親しい慈しみをもって私たちを見捨てないでください、と祈ります。なぜなら、私たちキリスト教徒は、あなた、そしてあなただけを、主への好意ある贖罪として捧げているからです。

 

カノン第2。イルモス:無知の夜の後/神の認識によって世界の果てを照らし出された方よ、/主よ、あなたの慈愛の朝光をもって、私を照らしてください。

荒野の羊であり、宇宙の宝である洗礼者ヨハネは、/この日、私たちに霊的な食卓を用意してくださる。

快楽に溺れる奴隷であり、律法を犯す者――ヘロデを/あなたは、ヨハネよ、/ヘロディアの残酷な愛人として糾弾した。

ヘロディアは踊り、ヨハネは縛られ、犠牲に捧げられる。/ああ、ヘロデの酩酊よ!/ああ、その魂の無分別よ!

聖母賛歌:喜びなさい、神聖なる山よ、/そこから手を使わずに石が切り出された、至聖なる方よ、/神であり御言葉である方が肉体をまとわれたとき、全き無原罪なる方よ。

カタヴァシア:ああ、三度も祝福された木よ、/その上に、王にして主であるキリストが十字架につけられ、/その木によって、木を用いて人を惑わした者が倒れ、/神ご自身に捕らえられ、/あなたの上に、肉となって釘付けにされ、/私たちの魂に平安を授けてくださる方よ!

第6歌

カノン1。イルモス:救い主よ、私を憐れんでください――/私の不義は数え切れないほどです――/悪の深みから私を救い出してください、お願いします;/私はあなたに呼びかけました――どうか私の声を聞いてください、/私の救いの神よ!

律法の戒めに従って苦難に遭いながらも、祝福された方よ、/あなたは、不義を犯した者を戒めをもって導かれます。/あなたは、敵対的な風の吹き荒れる中で揺らぐ葦のようではなかったからです。

犠牲の血の一滴を/流すあなたの頭は、/不義の行いに対する報いとして捧げられ、/死の床においてヘロデを、/その本性を濁した者として非難した。

荒野をさまよい、/ラクダの毛皮に身を包み、/あなたはそこを光り輝く宮殿のように住み、/毛皮の衣を王の装いとして身にまとい、/自らの情欲に打ち勝った。

聖母賛歌:どうか、あなたの祈りによって、重き罪から救われ、/神の母、清き方よ、/そして、至聖なる方よ、あなたから言葉に尽くせぬほどに受肉された神の御子による/神聖な啓示に到達できますように!

 

カノン第2。イルモス:預言者を/最も深い深淵から救い出されたキリストなる神よ、/人を愛する御方として、私をも私の罪から救い出し、/私の生涯を正しい道へと導いてください、お願いいたします!

キリストの先駆者よ、あなたの聖なる、称賛に値する首の切断を崇めつつ、/私たちは、常に称賛に値する、/全世界に知られるあなたの記憶を讃えます、至福なる方よ。

ああ、なんと忌まわしい宴か!/ああ、なんと苦い誕生日か!/ああ、放蕩で不法なヘロデの酩酊よ!/不法に固執し、その罪を暴かれた彼は、/預言者を殺害しようと企てた。

宴の席で下品に踊り狂った後、/あるエジプトの女は、/彼女の母であり、/ヘロデの愛人であった者を非難したその首を求めました。

聖母マリアの賛歌:今や処女の御子となられた方は/その以前には父の御子として現れ、/目に見える御子とは異なるものとして認識されることはなかった。/なぜなら、御方は唯一であり、/二つの本性において完全であられたからである。

カタヴァシア:海の獣の腹の中で/ヨナは両手を十字に広げ、/救いをもたらす受難を明確に予表した。そして三日後にそこから出て、/肉体に釘付けにされた/キリスト・神の超自然的な復活を予示し、/三日目に復活して世界を照らした。

コンダク、第5調

洗礼者ヨハネの栄光ある斬首は、/ある神の御計画によって成し遂げられたものであり、/それによって彼は、ハデスに留まっていた者たちにも、/救い主の到来を告げ知らせたのである。/それゆえ、不法な殺害を企てたヘロディアは、/嘆き悲しむべきである。/彼女は神の律法も、永遠の命も愛さず、/ただ欺瞞に満ちた一時的なものを愛したのだから。

イコス:ヘロデの誕生日は、すべての者に不義の行いを明らかにした。/豪華な宴の最中、/断食していた者の首が、料理として供されたからだ。/喜びに悲しみが混じり、/笑い声に苦い嗚咽が交じった。/洗礼者ヨハネの首を載せた皿を携え、/少女と称する者が、皆の前に入ってきたからである。 /そしてその痛ましい光景に、/当時王と共に食卓を囲んでいた者たち全員に嘆きが襲いかかった。/何しろ、この出来事に喜んだ者は、/彼らの中にもヘロデ自身でさえも、一人もいなかったのだ。/なぜなら、こう記されている。「彼は悲しんだ」と。/もっとも、その悲しみは真実のものではなく、/見せかけの一時的なものだった。

第7歌

カノン1。イルモス:神の降臨を前に、/かつてバビロンの火は恥じ入った。/それゆえ、炉の中の若者たちは、喜びに満ちた足取りで、/まるで草原で踊るかのように歌った。/「私たちの先祖の神よ、あなたは祝福された方です!」

放埓な欲望と/度を越えた酩酊を武器に、/あなたは打ち砕かれた、不法なヘロデよ、/節制の揺るぎない要塞と/貞潔の破れぬ城壁――/キリストの洗礼者――に襲いかかったのだ。

悪魔に教え込まれた彼女は、/震えることも、恥じることも、/呆然とすることもなく、/恥じることなく皿に載せて/あなたの聖なる首を捧げた、先駆者よ、/母の誘惑に/心を惑わされたのだ

あなたは灯火のように輝き、/天使として遣わされ、/預言者として神の小羊――現れたキリスト――を宣べ伝え、/殉教者として剣で首を刎ねられ、あなたが彼を/ハデスに留まる死者たちにも告げ知らせるためであった。

聖母賛歌:キリストを産み、/古の堕落による裁きから私たちを救い、/私たちにとっての自由の源となられた/聖母マリアよ、/私たちのために贖いとして御自身を捧げられた御子と共に、/私たちは絶えずあなたを賛美します。

 

第2カノン。イルモス:初めに地を創り/御言葉によって天を確立された方よ!/主よ、私たちの先祖の神よ、/あなたは永遠に祝福されます。

神の律法を宣べ伝えるヨハネは、/不義なヘロデを恐れることなく、/不法を行う者を戒めた。/なぜなら、彼の中には、/その罪に対する熱意の炎があったからである。

おお、明瞭に法を示し/地の上からヘロデに宣言した者よ:/「不法を行うあなたには、/暴君の衣である紫の衣を身にまとうことはふさわしくない!」

不浄の武器を手に、不法なヘロデは/誓いを立てて不法を遂行し、/そこで酩酊を伴う饗宴を開き、/彼と共に戦った者たちと共に。

聖母賛歌:形なき御方は変わることなく受肉され、/永遠なる御方は時の中で知られ、/処女から生まれ、万物の創造主となられた。/混じり合うことなく、ありのままの御姿のままであり、/かつてなかったものとなられた。

カタヴァシア:不義な暴君の狂気の命令は、/脅威と神を冒涜する悪口に満ち、/民を混乱に陥れた; /しかし、三人の少年たちは、/残忍な怒りも、轟く炎も恐れず、/むしろ、露を運ぶ風が吹き抜ける炎の中にあって、彼らは歌った:/「父祖たちの、そして我らの、至高なる神よ、あなたは祝福された方です!」

第8歌

カノン1。イルモス:カルデアの支配者は、/神を崇める者たちのために、狂乱のうちに七度も炉を燃え上がらせた。/しかし、彼らが高き力によって救われたのを見て、/創造主であり救い主である御方にこう叫んだ。/「若者たちよ、祝福せよ。祭司たちよ、賛美せよ。/民よ、永遠に讃えよ!」

御降誕と/神の受難に先立って現れたヨハネは、/最も深い場所で剣によって/預言者となり、使者となり、また御降臨の知らせを伝え、/御言葉の声としてこう叫んだ: / 「死者は、命の与え主を、 / 盲人は、光を与える方を、 / 囚人たちは、救い主キリストを(永遠に)賛美せよ!」

処女の御降誕に先立ち、不妊の母から生まれたあなたは、/今や、万物を創造された方の/自発的な十字架の死の先駆者となり、/地獄にいる者たちの首を切り落とした後、こう叫びました: / 「死者は、命の与え主を、/盲人は、光の与え主を、/囚人は、救い主キリストを賛美せよ(世々限りなく)!」

あなたの首が身体から切り落とされたとき、洗礼者よ、/あなたの肉体を支配していた魂は、それとは引き離された。/しかし、インマヌエルの神性は、/彼が死を受け入れたときにも、その肉体から引き離されることはなく、/神であり主である方の骨は砕かれることはなかった。/それゆえ、私たちは永遠に彼を賛美する。

聖母賛歌:主の母、至聖なる方よ、/私の魂の傷と患いを、/あなたの慈悲深い執り成しによって、おとめよ、/癒やし、堕ちた者を立ち上がらせてください。 / 私という迷える者を、全き無原罪の御方よ、救いたまえ:/ あなたは私の守護者であり助けであり、/ 唯一の(清き、そして)祝福された方、世々限りなく!

 

カノン第2。イルモス:聖なる山で栄光を受け、/いばらの茂みの中の火によってモーセに、/永遠の処女の神秘を現された――/主を讃え、称えよ、世々限りなく。

キリストの到来を告げ知らせた者は、/地獄にいる者たちに信仰を呼びかけ、/彼らの苦しみを取り除くために、/栄光の主が来られることを告げた。/その主を、我らは世々限りなく賛美する。

ヘロデは、第二のエリヤであるあなた、ヨハネを牢獄に閉じ込め、/鉄の鎖で縛り上げ、殺害した。/悔い改めと御国を説いた忠実な聖なる説教者を。

ああ、血にまみれた食卓よ!/ああ、殺戮と混じり合ったご馳走よ!/ああ、虚しさに満ちた饗宴よ!/ああ、不法なるヘロデの非人道性と流血よ!

聖母賛歌:御言葉よ、あなたは高きところにも、低きところにも、/天の父と御母の懐の中にもおられます。/全き神であり、全き人間であり、/位格においては唯一、本質においては二位なる、慈悲深き方。

カタヴァシア:若者たちよ、祝福せよ、/三位一体と同等の、/創造主なる神、父を;/降りてこられ、/露を火に変えられた御言葉を讃えよ;/そして、すべてに命を与える/聖霊を、永遠に賛美せよ!

第9歌

カノン1。イルモス:神の言い表せない降臨を聞き、/すべての者は畏れおののく。/至高なる御方が御自身の御心により、/受肉に至るまで降りて来られ、/処女の胎から人となられたからである。/それゆえ、私たち信徒は、/聖母マリアを称える。

邪悪な軍勢とその首領である悪魔は、/キリストを宣べ伝えた預言者、/神を説くあなたの言葉に戦慄し、/放蕩な乙女の助けを借りて、/ヘロデはあなたの首を切り落とすという悪行を企てた。/しかし、私たち信徒は、あなたを称える。

渓谷――卑しめられた自然は高められた、/そして丘は低くされた――死の傲慢よ、/なぜなら、叫ぶ者の声が/光のない場所、地獄の住処においてこう宣言したからである:/「門を高めよ、まもなく/力ある王がそこに入られるからだ!」

死すべき者たちの情欲は震え上がり、/悪魔たちは恐怖のうちに逃げ去る、/神からあなたに与えられた恵みの影によって。/しかし、この二つの誘惑からあなたの群れを救い出してください、/主の先駆者よ、/信仰をもって絶えずあなたを賛美する者たちを。

聖母賛歌:強められ、栄え、君臨せよ、聖母の御子よ、/我らに戦いを仕掛けてくるイスマイル人の民を打ち負かし、/あなたを産み出された方の執り成しにより、正教の王に異民族の敵に対する勝利を授けよ、/神の御言葉よ。

 

カノン第2。イルモス:かつて山の上で律法者に現れた、/火と茨の茂みの中の、/永遠の処女によるキリストの降誕を、/私たち信徒の救いのために、/絶え間ない賛美の歌をもって称え奉る。

再びイゼベルはエリヤに敵対し、/再びエジプトの女はヨセフを捜し求める、/――預言者であり、救い主に洗礼を授けた者、/今や現れた忌まわしきヘロディア。

ヨハネよ、ヘロデの命令により/あなたの首が切り落とされたとき、/あなたはハデスに留まっていた魂たちの元へ遣わされ、/来たるべき方を宣べ伝え、/アダム以来、先に亡くなったすべての信者たちを/ハデスから救い出すためであった。

光の灯火、御言葉の声、/神の子羊の宣教者、/荒野の羊、ヨハネ、尊き主の殉教者よ、/あなたを讃える者たちの救いのために祈ってください。

聖母賛歌:女たちの中でただ一人、/あなたは出産後も処女のままでおられました;/女たちの中でただ一人、あなたは神の母として現れました;/ただ一人、エバを苦しみから解放し、/原罪の呪いを無力化されました。

カタヴァシア:聖母よ、あなたは神秘の楽園、/キリストを自然に育んだ方、/その御方によって地上に/命をもたらす十字架の木が植えられました;/それゆえ今、その十字架が掲げられるにあたり、/それにひれ伏しつつ、私たちはあなたを賛美します。

スヴェティレン。
同調:弟子たちと共に:

預言者たちのうちで最も偉大とされ/使徒たちよりも尊ばれた/賛美の歌をもって、恵みの先駆者を称えよう。/主の律法のために、その首は切り落とされたからである。

栄光:清らかさの植え手であるあなたに、/救い主に洗礼を授けたあなたに、/狡猾で放蕩なヘロデは首を切り落としたが、/あなたの舌による非難を/全く断ち切ることはできなかった。

そして今、神の母よ:世界の上に重くのしかかっていた呪いを、/あなた、清き方からの神の御降誕によって取り除き、/信仰をもってあなたに懇願する群れを、/あらゆる災いから、/あなたの執り成しによって救い出してください、おとめよ。

「賛美せよ」の後に、第4調、第8声のスティヒラ。
「同様の賛歌」:おお、栄光に満ちた奇跡よ:

ああ、驚くべき奇跡よ!/天使たちにも崇められる聖なる頭部を、/放蕩で不品行な乙女が抱いていた。/その不義の行いを暴いた者を、/彼女は姦淫の母のもとに連れて行った。/ああ、言葉に尽くせぬ御忍耐よ、人を愛する御方よ! /キリストよ、その忍耐をもって、/唯一の慈悲深き方として、我らの魂を救いたまえ。(二度)

ヘロデの無情さ! /律法の違反によって神を冒涜し、/誓いを守るふりをして狡猾に偽善を働き、/姦淫に加え殺人をも犯し、/悲しんでいるふりをしている。/主よ、あなたの計り知れない憐れみよ!/キリストよ、唯一の慈悲深き方として、/それによって私たちの魂を救い給え。

ああ、知性を超えた驚嘆よ! /預言者の印、地上の天使/が、淫らな踊りの報いとなる;/神学を語る舌はあらかじめ遣わされ/ハデスに留まっていた者たちのもとへ、キリストの先駆者として。/ああ、主よ、あなたの計り知れない御摂理よ!/キリストよ、それによって、唯一の慈悲深き方として、/私たちの魂を救い給え。

栄光、第6調:再びヘロディアは狂乱し、/再び彼女は混乱している。/ああ、狡猾な踊りと、狡猾な酒!/洗礼者ヨハネのは切り落とされ、ヘロデは混乱した。/主よ、あなたの先駆者の取り成しによって、/私たちの魂に平安をお与えください。

そして今、聖母への賛歌、同じ調:聖母よ、あなたは真のぶどうの木、/私たちのために命の実を育まれた方。/あなたに懇願します。主の御母よ、/使徒たちおよびすべての聖人たちと共に、/私たちの魂の赦しを執り成してください。

大賛美。三聖句の後、洗礼者ヨハネのトロパリオ、「栄光」を唱え、続いて「すべては理解を超える」と唱える。エクテニアと送別。そして、聖なる兄弟たちに、聖洗礼者ヨハネのイコンの前にあるランプの聖油が授けられる。第1時課、そこで洗礼者ヨハネのトロパリオとコンダクを唱える。そして最終的な送別。

聖体礼儀において

「祝福された者たち」:第1カノンより第3歌(4拍子)、第2カノンより第6歌(4拍子)。

洗礼者ヨハネのトロパリオ、第2調

義人の記念は賛美をもって称えられ、/主の証しだけで十分である、洗礼者よ、/あなたはまことに預言者たちの中で最も栄光ある者であり、/宣教された御方を水の川で洗礼を授けるにふさわしい者とされたからである。 /それゆえ、真理のために喜んで苦難を受け、/あなたはハデスにいる者たちにも、肉となって現れた神を宣べ伝え、/世の罪を取り除き、/私たちに偉大な憐れみを授けてくださる方を告げ知らせた。

コンダク、第5調

先駆者の栄光ある斬首は、/ある神の御計画によって成し遂げられた。/それは、彼がハデスに留まる者たちにも、/救い主の到来を告げ知らせるためであった。/それゆえ、ヘロディアは嘆き悲しむがよい。/彼女は不法な殺害を求めたのだから。/彼女は神の律法も、永遠の命も愛さなかった。/ただ欺瞞に満ち一時的なものを愛しただけである

プロキメン、第7調

義人は主を喜び、/主に望みを置く。

節:神よ、私があなたに祈るとき、私の声を聞いてください。 詩編63:11a, 2a

使徒言行録、第33

その頃、ヨハネがその務めを終えようとしていたとき、こう言った。「あなたがたは、わたしを誰だと思っているのか。わたしはそれではない。しかし、見よ、わたしの後に来られる方がおられる。その方の足の履物を解くことさえ、わたしにはふさわしくない。」兄弟たち、アブラハムの子孫であり、あなたがたの中にいる神を畏れる人々よ。この救いの御言葉は、あなたがたに送られたのである。 なぜなら、エルサレムに住む者たちとその指導者たちは、彼を認めず、毎週の安息日に読まれている預言者たちの言葉通り、彼を裁いたからである。そして、彼に死に値する罪を見出せなかったにもかかわらず、ピラトに彼を殺すよう懇願した。彼について書かれたことがすべて成就すると、彼らは彼を十字架から降ろし、墓に葬った。 しかし、神はイエスを死者の中からよみがえらせた。イエスは、ガリラヤからエルサレムへ共に上ってきた人々に、何日にもわたって現れ、彼らは今や民の前でイエスの証人となっている。そして、私たちはあなたがたに福音を宣べ伝える。すなわち、先祖たちに与えられた約束を、神はイエスをよみがえらせることによって、彼らの子孫である私たちに成就してくださったのである。

使徒言行録 13:25–32

ハレルヤ、第4調

詩篇:義人はヤシの木のように花開き、レバノンの杉のように繁栄する。

詩句:主の家に植えられ、私たちの神の庭に立つ者は、栄える。 詩編91:13, 14

マルコによる福音書、24章の冒頭

そのころ、ヘロデ王はイエスについての噂を耳にした。イエスの名が知れ渡っていたからである。王は、「洗礼者ヨハネが死者の中からよみがえり、そのために彼の中に力が働いているのだ」と言っていた。また、ある人々は「エリヤだ」と言い、さらに他の人々は「昔の預言者の一人のような預言者だ」と言っていた。 しかし、ヘロデはこれを聞いて、「私が首を刎ねたヨハネこそ、彼その人だ。彼は死からよみがえったのだ」と言った。というのも、このヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアのために、使者を送ってヨハネを捕らえ、鎖で縛って牢屋に閉じ込めていたからである。彼は彼女と結婚していたからである。 というのも、ヨハネはヘロデに、「あなたは兄弟の妻を妻にしてはならない」と言っていたからである。ヘロディアはヨハネに敵意を抱き、彼を殺そうとしたが、できなかった。 ヘロデは、ヨハネが義人であり聖なる者であることを知っていたため、彼を恐れ、また彼を重んじていた。そして、彼の言葉を聞き入れ、多くのことを行い、喜んで彼の教えに従っていた。ある好機が訪れた。ヘロデが自分の誕生日を祝って、高官たちや千人隊長たち、そしてガリラヤの有力者たちを招いて宴会を開いた時である。 その時、ヘロディアの娘が入ってきて踊りを披露した。彼女はヘロデと、彼と共に席に着いていた者たちの心をよく捉えた。王は少女に言った。「望むものを何でも求めなさい。与えよう。」そして彼女に誓って言った。「何を求めても、私の王国の半分までなら、与えよう。」 彼女は外に出て、母の に「何を願えばいい?」と尋ねた。すると母は、「洗礼者ヨハネの首よ!」と言った。彼女はすぐに急いで王のもとへ戻り、こう願った。「今すぐ、洗礼者ヨハネの首を皿に乗せて私にお与えください!」 王は深く悲しんだが、誓いのため、また共に食卓を囲んでいた者たちの面前であったため、彼女を拒むことはできなかった。そこで王は直ちに衛兵を遣わし、その首を持ってくるよう命じた。衛兵は行って、牢獄で彼を斬首し、その首を皿に乗せて少女に渡し、少女はそれを母に渡した。 これを聞いて、弟子たちがやって来て、その遺体を引き取り、墓に葬った。そして、使徒たちはイエスのところへ集まり、自分たちが何をしたか、何を教えたかをすべてイエスに報告した。

マルコ 6:14–30

関与した

義人は永遠に人々の記憶にとどまり、悪意ある噂を恐れることはない。ハレルヤ。(3) 詩編 111:6b–7a

食事は兄弟たちの慰めとなるが、チーズ、卵、魚は避ける。水曜日や金曜日であっても、一日に二回食事をとろう。

なお、この祝日が日曜日に当たる場合は、夕課、早課、そして聖体礼儀に先立って、日曜日の礼拝が行われることを知っておくこと。

 

 

目次へ。